JP4922817B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機に関する。
空気調和機は、設置した室内の空気を熱交換器に循環させて、加熱,冷却,除湿機能等で調和空気にし、送風ファンによって室内に送風することで室内環境を調節する。
また、調和空気を室内ユニットから左右方向へ送風するために、室内ユニットの吹出口の略水平方向には、角度調節自在な複数の左右風向板が所定間隔で設置されている。この左右風向板の角度を制御することで、風向制御された調和空気が、所定の方向へと送風される。
室内ユニットにおける左右風向板と調和空気の流れの関係を、図26にて説明する。図26は、室内ユニットから送風する調和空気(以下、吹出空気)を、左右方向へ風向制御するときの、左右風向板の状態を示す図である。なお、図26における破線矢印は、吹出空気の流れを示す。
図26において、風向制御方向(吹出空気の風向上流から風向下流の方向。図26では上側から下側の方向)にbの長さをもつ左右風向板10が、室内ユニットの吹出口に設置される。左右風向板10は、それぞれピッチpの間隔で吹出口の左右方向に設置され、回転軸13で回動自在に軸支される。図26においては、風向上流側の一部がそれぞれ回動自在に軸支される。また、左右風向板10は、連結部材6によって連動するようにそれぞれ連結される。
この左右風向板10の左右方向への最大回転角度がαのとき、左右風向板10の寸法がそれぞれ等しければ、長さb,ピッチp、及び角度αによって、吹出空気の左右方向へ送風可能な範囲(風向制御角度β)が規定される。すなわち、風向制御角度βが大きいほど、室内ユニットを設置した室内の広範囲へ送風可能となる。
ここで、風向制御角度βを大きくするために、長さbと角度αを大きくして、ピッチpを小さくすることが考えられる。しかし、長さbを大きくすると、吹出空気を正面方向へ送風するとき、通風抵抗が大きくなる。一方、ピッチpを小さくすると、左右風向板10の数が増加するため、如何なる風向制御状態においても通風抵抗が大きくなり、騒音が増加する。また、角度αを大きくすると、吹出空気の風路幅が狭くなるため、通風抵抗が増加し、騒音が増加する。
吹出空気の左右方向への風向制御技術として、従来、特許文献1〜3に記載のものがある。
特許文献1には、室内ユニットの吹出口に設けられた主風向板と、主風向板内に収められ、前方または上方に延出する補助風向板とからなる左右風向板の構成が記載されている。
特許文献2には、室内ファンからの送風を左または右方向へ案内する第一の湾曲部と、第一の湾曲部により案内された送風を元の方向へ戻すように案内する第二の案内部、とを備えた左右風向板の構成が記載されている。
特許文献3には、吹出空気の風向角度を調整する偏向板の風下側端縁に凸部又は湾曲部を設けた構成が記載されている。
特開2004−232943号公報 特開平8−159546号公報 特開平5−71796号公報
前述した従来技術は、風向板の寸法や形状によって、左右方向への送風範囲が規定される。すなわち、風向制御範囲(風向板回転角度)を拡大したり、風向板の数を増やしたり、風向板の寸法を拡大したりすると、通風抵抗や騒音が課題となる。
特許文献1の構成は、主風向板に収められた補助風向板が上下風向板との距離を縮めるように延出して、冷風を下降させることなく遠くまで送風したり、温風を左右方向に送風したりしている。しかし、左右風向板の寸法や数,回転角度によって、吹出空気の左右方向への風向制御範囲は規定されるため、広範な風向制御を行うことは難しい。
特許文献2の構成は、左右風向板同士の湾曲部で送風の際に生じる騒音を反射させて減衰することで、送風騒音を低減している。しかし、正面方向への送風時に、湾曲部が通風抵抗となり、送風効率が低下するおそれがある。
特許文献3の構成は、偏向調整板において凸部や湾曲部のない範囲では、偏向調整板の方向に送風され、凸部や湾曲部のある範囲では、その形状に沿って送風される。しかし、正面方向への送風時に、凸部や湾曲部では正面に送風できないため、送風効率が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するものである。本発明の目的は、室内ユニットからの吹出空気を正面方向へ送風するときの通風抵抗を抑えて、かつ、風向板の寸法,数、及び回転角度で規定される左右方向の風向制御範囲よりも、広範な風向制御が可能な風向板を備えた空気調和機を提供することである。
本発明の空気調和機は、調和空気を吹出す吹出口と、前記吹出口に複数配列されて吹出空気を左右方向へ送風する左右風向板と、前記左右風向板を連結して左右方向に駆動させる連結部材とを備えた空気調和機において、前記左右風向板は弾性体で構成され、前記左右風向板は吹出口に軸支され、前記左右風向板は正面方向送風時よりも左右方向送風時に伸びることを特徴とする。
また、調和空気を吹出す吹出口と、前記吹出口に複数配列されて吹出空気を左右方向へ送風する左右風向板と、前記左右風向板を連結して左右方向に回動させる連結部材とを備えた空気調和機において、前記左右風向板は弾性体で構成され、前記左右風向板の上流部は回動自在に吹出口に軸支され、下流部に前記連結部材が連結され、前記左右風向板は正面方向送風時よりも左右方向送風時に伸びることを特徴とする。
本発明の空気調和機は、調和空気を吹出す吹出口に複数配列されて吹出空気を左右方向へ送風する左右風向板と、前記左右風向板を連結して連動させる連結部材とを備えた空気調和機において、前記左右風向板は弾性体で構成され、前記左右風向板の上流部は吹出口に固着され、下流部に前記連結部材が連結され、前記左右風向板は正面方向送風時よりも左右方向送風時に伸び、かつ、左右方向に湾曲することを特徴とする。
本発明によれば、室内ユニットからの吹出空気を正面方向へ送風するときの通風抵抗を抑えて、かつ、風向板の寸法,数、及び回転角度で規定される左右方向の風向制御範囲よりも、広範な風向制御が可能な風向板を備えた空気調和機を提供することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。まず、空気調和機の全体構成について、図1,図2、及び図27を用いて説明する。図1は、空気調和機の室内ユニット17の正面図である。図2は、室内ユニット17の側断面図である。図27は、空気調和機の全体構成図である。
空気調和機は、室内ユニット17と室外機22を接続配管21でつなぎ、室内を空気調和する。
室内ユニット17は、前方に前面パネル1が設けられ、上方に上面グリル2が設けられる。前面パネル1の上部は、ユニット枠3に着脱自在に取付けられる。また、運転中、前面パネル1の前方の開閉用パネルは、下部を支点にして回動自在である。上面グリル2は、ユニット枠3に着脱可能に取付けられる。室内ユニット17の上方には、室内空気を吸込む吸込口16が設けられ、室内ユニット17の下方には、調和空気を室内ユニット17から室内に吹出す吹出口15が設けられる。
吹出口15は、ケーシング9に取付けられた上下風向板11の回動により、開閉自在である。また、上下風向板11は、室内ユニット17から吹出す気流を上下に風向制御して、室内に送風する。
このように、室内ユニット17の概観は、前面パネル1,上面グリル2,ユニット枠3,上下風向板11,ケーシング9等によって構成される。
室内ユニット17の前面パネル1と上面グリル2との内方には、プレフィルター4が設置される。プレフィルター4は、ユニット枠3に着脱自在に取付けられる。プレフィルター4の内方には、室内ユニット17の前方に位置するように、空清フィルター5が配設される。空清フィルター5は、ユニット枠3に着脱自在に取付けられる。
空清フィルター5の内方には、パイプとフィンで構成された熱交換器7が配設される。熱交換器7は、水平方向の長さが略等しい送風ファン8を囲繞するように配置される。具体的に、熱交換器7は、室内ユニット17上方の一箇所、前方の二箇所の合計三箇所で区切ることで、送風ファン8を囲うように配置する。送風ファン8は、ケーシング9の間に配置され、送風ファン8の回転軸はモータに連結される。
吹出口15には、左右方向に所定間隔で左右風向板10が配設される。具体的に、左右風向板10は、ケーシング9に対して回転軸13で回転自在に軸支される。
冷媒用銅パイプ14は、室内ユニット17の後方に、その周囲が断熱材で覆われるように配管される。
前面パネル1の表示部18の奥には、電気部品ユニットの電装部が設けられる。また、電気部品ユニットの制御基板には、マイコンが設けられており、リモコン20から送られた信号を受光部19で受信して、空気調和機が運転動作する。電装部の電光色を運転モードに合わせて変化させることで、表示部18の表示色で運転モードを判断できる。
運転が開始されると、前面パネル1の開閉用パネルは、下部を支点にして前方へ回動して所定角度傾き、室内ユニット17の上部が開口する。
上下風向板11は、マイコン制御によって回動し、室内ユニット17の吹出口が開く。
室内ユニット17がリモコン20からの運転信号を受信すると、室外機22も作動する。室外機22から送られた冷媒は、冷媒用銅パイプ14を介して熱交換器7を循環する。送風ファン8に連結するモータは、マイコン制御により、運転状態に合わせた駆動をする。
次に、空気の吸込みから吹出しの流れについて説明する。送風ファン8が、図2において右回りに回転すると、前面パネル1の開口部と上面グリル2から、室内空気が吸込まれる(以下、吸込空気)。そして、吸込空気は、プレフィルター4を通過して室内ユニット17の内部に流れる。吸込空気がプレフィルター4を通過するとき、同時に吸込まれた埃等が取り除かれる。プレフィルター4を通過した吸込空気は、プレフィルター4の内方の空清フィルター5を通過するとき、さらに清浄される。この過程を経て、吸込空気は熱交換器7へ流入し、熱交換された後、送風ファン8へ流れていく。送風ファン8へ流れた吹出空気は、送風ファン8の羽根間を通過して外径側から内径側へと流れる。さらに、吹出空気は送風ファン8の羽根間を通過して内径側から外径側へと向かい、ケーシング9側へ流れ出ていく。送風ファン8からの吹出空気は、ケーシング9の下流側に設けられた左右風向板,上下風向板11を通過して、風向制御されて室内に送風される。
一方、運転を停止するときは、送風ファン8の駆動を停止した後に、開閉用パネルと上下風向板を回動させて、開口を閉じるように制御する。
また、熱交換器7の下方には、露受皿が配設されており、冷房運転時や除湿運転時に、熱交換器7に発生する凝縮水を受け止める。これにより集められた凝縮水は、ドレン配管23を通って室外に排出される。
このように、室内空気の流路が形成される。すなわち、送風ファン8を駆動させることで、室内空気が吸込口16から吸込まれ、プレフィルター4,空清フィルター5を通過して、熱交換器7において熱交換された後、吹出口15から室内に吹出される。
このように、本発明は、熱交換を行う熱交換器と、風を送り出す送風ファン8と、左右方向の風向制御を行う左右風向板10とを、室内ユニット17に備えたセパレート型の空気調和機を前提とする。
本発明に係る第1の実施例の空気調和機について、図1から図5にて説明する。
図3と図4は、図2に示すA断面を矢印方向から見た図である。すなわち、室内ユニット17の吹出口15における、左右風向板10の配列を示す図である。図3と図4の破線で囲んだ部分は、左右風向板10のひとつを拡大した図である。また、図3は、吹出空気を室内ユニット17から正面方向へ送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。図4は、吹出空気を室内ユニット17から左方向へ送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。
左右風向板10は、吹出口15の位置に、略水平方向に所定間隔で複数配列している。本実施例の左右風向板10は、吹出空気に対して、上流側左右風向板10aと下流側左右風向板10bとで構成される。また、上下方向へ風向制御を行うとき、上下風向板11は上下に回動する。すなわち、吹出口15からの吹出空気は、上流側左右風向板10aと下流側左右風向板10bから構成される左右風向板10と、上下風向板11とによって風向制御されて、目的とする方向へと送風される。
上流側左右風向板10aの風向上流側の一部は、回転軸13によって背部のケーシング9に回転自在に軸支される。すなわち、上流側左右風向板10aは、回転軸13を基点として左右方向に回動自在である。
上流側左右風向板10aは、風向下流側が開口した中空構造を有し、下流側左右風向板10bの一部は、この中空部に収納される。すなわち、本実施例における左右風向板10は、下流側左右風向板10bが、上流側左右風向板10aの中空部内を、風向上流から下流の方向に、滑動自在に構成される。また、下流側左右風向板10bは、吹出口15の略水平方向に配設される棒状の連結部材6で連結される。これにより、下流側左右風向板10bは、連結部材6の動作に連動する。
次に、正面風向制御(図3)から左右風向制御(図4)に移行するときの、左右風向板10の動作を説明する。左右風向制御を行うとき、連結部材6が左右方向,前後方向へ動くことにより、下流側左右風向板10bが連動する。上流側左右風向板10aは、下流側左右風向板10bに連動して、回転軸13を基点に回動する。そして、上流側左右風向板10aの中空部に収納された下流側左右風向板10bの部分が、風向下流側へと延出する。
このとき、上流側左右風向板10aと下流側左右風向板10bは、完全には離間せず、下流側左右風向板10bの少なくとも一部が、上流側左右風向板10aの中空部に収納された状態を保持可能な範囲で、下流側へと延出する。すなわち、左右風向板10全体は、左右方向への風向制御のときに、風の流れ方向(吹出空気の風向上流から下流の方向。図3,図4においては上側から下側の方向)へ伸長可能な構成である。
次に、左右風向制御(図4)から正面風向制御(図3)へ移行するときの、左右風向板10の動作を説明する。左右風向制御のとき、上述したように、下流側左右風向板10bの少なくとも一部が、上流側左右風向板10aの中空部に収納された状態を保持可能な範囲で、下流側左右風向板10bが風向下流側へと延出している。この状態から、連結部材6が左右風向制御のときとは反対方向に動作することで、左右風向板10が左右風向制御から正面風向制御の状態に移行する。このとき、下流側左右風向板10bにおける下流側へ延出していた部分は、次第に上流側左右風向板10aの中空部に収納される。
図5は、室内ユニットの正面方向と左方向へ風向制御を行うときの、左右風向板10の動作を示した図である。正面方向送風時の左右風向板10を実線で示し、左方向送風時の左右風向板10を破線で示す。左右風向板10が、最大回転角度αの範囲で、正面方向送風時から左方向送風時の状態に移行する。このとき、下流側左右風向板10bが上流側左右風向板10aの中空部に収納された部分が次第に風向下流に延出することにより、左右風向板10全体が風の流れ方向へ伸長する。左右方向へ風向制御される吹出空気は、左右風向板10の流れ方向への長さ寸法が長くなることで、吹出角度を広角にできる。具体的に、左右風向板10の風向上流から下流方向における長さ寸法は、正面方向送風時にbであり、左方向送風時にb′である。そして、b′>bという関係にある。これにより、風向板の形状で規定される風向制御範囲よりも、広い範囲へ送風することができる。
一方、左右風向板10は正面方向送風時に通風抵抗となる。そこで本構成では、左右方向への風向制御を必要としないときは、左右風向板10の寸法bを、左右方向送風時の寸法b′よりも小さくすることにより、通風抵抗を低減できる。また、運転による騒音を最小限に抑えることができる。
以上の構造により、風向板の寸法,数、及び回転角度によって規定される左右方向への風向制御よりも、広範な風向制御が可能となる。さらに、正面方向への送風時には、左右方向への送風時よりも、左右風向板の長さ寸法(吹出空気の上流から下流の方向への長さ寸法)を小さくすることで、通風抵抗を低減することができる。
また、下流側左右風向板10bが、上流側左右風向板10aの中空部から脱落することを防止する為に、ストッパ構造を備えた左右風向板10が考えられる。一例として、下流側左右風向板10bの上流側の端部と、上流側左右風向板10aの下流側の端部に、段部を設ける構造が考えられる。これにより、空気調和機の風向制御時における信頼性を向上できる。
本実施例は、下流側左右風向板10bが上流側左右風向板10aの中空部に収納される構成である。しかし、これに限られるものではなく、別の構成について図6から図9を用いて説明する。
図6は、室内ユニットの側断面図を示す。図7と図8は、図6に示すB断面を矢印方向から見た図である。すなわち、室内ユニット17の吹出口15における、左右風向板10の配列を示す図である。図7と図8の破線で囲んだ部分は、左右風向板10のひとつを拡大した図である。また、図7は、吹出空気を室内ユニット17から正面方向へ送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。図8は、吹出空気を室内ユニット17から左方向へ送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。
図9は、室内ユニットの正面方向と左方向へ風向制御を行うときの、左右風向板10の動作を示した図である。正面方向送風時の左右風向板10を実線で示し、左方向送風時の左右風向板10を破線で示す。
上記の構成と異なる点は、下流側左右風向板10dに風向上流側が開口した中空部が設けられ、この中空部に上流側左右風向板10cが収納される点である。
具体的には、上流側左右風向板10cは、下流側の一部分が下流側左右風向板10dの中空部に滑動自在に収納されている。なお、その他の構成は上記の実施例と同様である。
左右への風向制御の際、下流側左右風向板10dは、連結部材6の動作によって、左右方向へと連動する。これにより、下流側左右風向板10dを収納していた上流側左右風向板10cの中空部が、風向下流側へと延出するように構成される。
このとき、下流側左右風向板10dと上流側左右風向板10cは、完全には離間せず、上流側左右風向板10cの中空部は、下流側左右風向板10dの少なくとも一部を収納した状態を保持可能な範囲で、下流側へと延出する。すなわち、左右風向板10全体は、左右方向への風向制御のときに、風の流れ方向(吹出空気の風向上流から下流の方向)へ左右風向板10を伸長できる構成である。
次に、左右風向制御から正面風向制御へ移行するときの、左右風向板10の動作を説明する。左右風向制御のとき、上述したように、上流側左右風向板10cの少なくとも一部が、下流側左右風向板10dの中空部に収納された状態を保持可能な範囲で、下流側左右風向板10dが下流側へと延出している。この状態から、連結部材6が左右風向制御のときとは反対方向に動作することで、左右風向板10が左右風向制御から正面風向制御の状態に移行する。このとき、下流側左右風向板10dの下流側へ延出していた中空部分は、次第に上流側左右風向板10cを収納していくように構成される。
以上の構造とすることで、風向板の寸法,数、及び回転角度によって規定される左右方向への風向制御よりも、広範な風向制御が可能となる。さらに、正面方向への送風時には、左右風向板の流れ方向への長さ寸法を最小とすることで、通風抵抗を低減することができる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について、図10から図13を用いて説明する。図10は、室内ユニットの側断面図である。図11と図12は、図10に示すC断面を矢印方向から見た図である。すなわち、室内ユニット17の吹出口15における、左右風向板10の配列を示す図である。図11は、吹出空気を室内ユニット17から正面方向へ送風するときの左右風向板10eの位置を示す図である。図12は、吹出空気を室内ユニット17から左方向へ送風するときの左右風向板10eの位置を示す図である。
左右風向板10eは、吹出口15の位置に、略水平方向に所定間隔で複数配列している。
本実施例の左右風向板10eの上流側の一部は、回転軸13によって背面側のケーシング9に回転自在に軸支される。すなわち、左右風向板10eは、回転軸13を基点として左右方向に回動自在である。また、左右風向板10eは、それぞれ連結部材6で連結されて連動する。また、上下方向へ風向制御を行うとき、上下風向板11は上下に回動する。すなわち、吹出空気は、左右風向板10eと、上下風向板11とによって風向制御されることで、目的とする方向へ送風される。
正面風向制御(図11)から左右風向制御(図12)に移行するときの、左右風向板10eの動作を説明する。左右方向へ風向制御を行うとき、連結部材6が左右方向,前後方向へ動くことにより、左右風向板10eが連動して、回転軸13を基点に回動する。
左右風向板10eは、風向上流から風向下流の方向に伸縮自在な弾性体で構成されており、回転軸13から、連結部材6の連接部までの距離において、風の流れ方向(吹出空気の風向上流から下流の方向)へ伸縮自在である。すなわち、本実施例の左右風向板10eは、一軸方向への弾性を有する材料で構成される。これにより、左右風向板10eは、連結部材6の動作に連動して、流れ方向へと伸縮する。
次に、左右風向制御(図12)から正面風向制御(図11)へ移行するときの、左右風向板10eの動作を説明する。左右風向制御のとき、上述したように、左右風向板10eが下流側へと伸長している。この状態から、連結部材6が左右風向制御のときとは反対方向に動作することで、左右風向板10eが左右風向制御から正面風向制御の状態に移行する。このとき、左右風向板10eの下流側へ伸長した分は、次第に収縮していくように構成される。
図13は、室内ユニットの正面側と左側へ風向制御を行うときの、左右風向板10eの動作を示した図である。正面方向送風時の左右風向板10eを実線で示し、左方向送風時の左右風向板10eを破線で示す。左右風向板10eは、最大回転角度αの範囲で、正面方向送風時から左方向送風時の状態に移行する。このとき、左右風向板10eが吹出空気の流れ方向へ伸長する。具体的に、左右風向板10eの風向上流から下流方向における長さ寸法は、正面送風時にbであり、左方向送風時にb′である。そして、b′>bという関係にある。これにより、吹出角度が広角となり、風向板の形状で規定される風向制御範囲よりも、広い範囲へ送風することができる。
一方、左右風向板10eは正面方向送風時に通風抵抗となる。そこで本構成では、左右方向への風向制御を必要としない状態においては、左右風向板10eの寸法bを、左右方向送風時の寸法b′よりも小さくすることにより、通風抵抗を低減できる。さらに、運転による騒音を最小限に抑えることができる。
以上の構造とすることで、風向板の寸法,数、及び回転角度によって規定される左右方向への風向制御よりも、広範な風向制御が可能となる。さらに、正面方向への送風時には、左右風向板10eの流れ方向への長さ寸法を最小とすることで、通風抵抗を低減することができる。
本発明に係る第3の実施例の空気調和機を、図14から図17を用いて説明する。
図14は、室内ユニット17の側断面図である。図15と図16は、図14に示すD断面を矢印方向から見た図である。すなわち、室内ユニット17の吹出口15における、左右風向板10の配列を示す図である。図15と図16における破線で囲んだ部分は、左右風向板10のひとつを拡大した図である。また、図15は、吹出空気を室内ユニット17から正面方向へ送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。図16は、吹出空気を室内ユニット17から左方向へ送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。
左右風向板10は、吹出口15の位置に、略水平方向に複数配列している。本実施例の左右風向板10は、吹出空気に対して、上流側左右風向板10fと下流側左右風向板10gとで構成される。また、上下方向へ風向制御を行うとき、上下風向板11は上下に回動する。すなわち、吹出空気は、上流側左右風向板10fと下流側左右風向板10gから構成される左右風向板10と、上下風向板11とによって風向制御されることで、目的とする方向へ送風する。
上流側左右風向板10fは、背面側のケーシング9に上流側の一部が固定される。
上流側左右風向板10fは、風向下流側が開口した中空構造を有し、下流側左右風向板10gの一部は、この中空部に収納される。すなわち、本実施例における左右風向板10は、下流側左右風向板10gが、上流側左右風向板10fの中空部内を、風向上流から下流の方向に、滑動自在に構成される。また、下流側左右風向板10gは、吹出口15の略水平方向に配設される棒状の連結部材6で連結される。これにより、下流側左右風向板
10gは、連結部材6の動作に連動する。
正面風向制御(図15)から左右風向制御(図16)に移行するときの、左右風向板10の動作を説明する。左右方向へ風向制御を行うとき、連結部材6が左右方向,前後方向へ動くことにより、下流側左右風向板10gがそれぞれ連動する。上流側左右風向板
10fは固定されているので、連動しない構成である。
左右への風向制御の際、下流側左右風向板10gは、連結部材6の動作によって、左右方向へと付勢される。これにより、上流側左右風向板10fの中空部に収納されていた下流側左右風向板10gの上流側の一部が、風向下流側へと延出するように構成される。
このとき、上流側左右風向板10fと下流側左右風向板10gは、完全には離間せず、下流側左右風向板10gの一部は、上流側左右風向板10fの中空部に一部が収納された状態を保持できる範囲で、下流側へと延出する。すなわち、左右風向板10全体は、左右方向への風向制御のときに、風の流れ方向(風向上流から下流の方向)へ伸長できる構成である。また、下流側左右風向板10gは、弾性体で構成されており、左右方向への風向制御のとき、送風方向へ湾曲する。また、上流側左右風向板10fは、特に弾性を有することで湾曲させるものではない。すなわち、上流側左右風向板10fは湾曲せず、下流側左右風向板10gは湾曲する構成である。
次に、左右風向制御(図16)から正面風向制御(図15)へ移行するときの、左右風向板10の動作を説明する。左右風向制御のとき、上述したように、下流側左右風向板10gの少なくとも一部が、上流側左右風向板10fの中空部に収納された状態を保持可能な範囲で、下流側左右風向板10gが風向下流側へと湾曲しながら延出している。この状態から、連結部材6が左右風向制御のときとは反対方向に動作することで、左右風向板10が左右風向制御の状態から正面風向制御の状態に移行する。このとき、下流側左右風向板10gは、湾曲した状態から直線の状態へと戻る。これに伴い、下流側左右風向板10gにおける下流側へ延出した部分は、次第に上流側左右風向板10fの中空部に滑動して収納される。
図17は、室内ユニットの正面方向と左方向へ風向制御を行うときの、左右風向板10の動作を示した図である。正面方向送風時の左右風向板10を実線で示し、左方向送風時の左右風向板10を破線で示す。
左方向への風向制御は、下流側左右風向板10gが上流側左右風向板10fの中空部を滑動することにより、左右風向板10全体が風の流れ方向へ伸長する。
また、下流側左右風向板10gは、弾性を有しているので、左右風向制御のときに湾曲した形状となる。この構成により、送風ファン8から送られた吹出空気は、上流側左右風向板10fの位置では、そのまま略正面方向に送風され、下流側左右風向板10gの位置では、次第に目的とする送風方向へと曲線状に偏向されて送風される。
すなわち、吹出空気は、左右風向板10の上流側から下流側の方向に、曲線状の流線が形成され、スムーズに偏向して送風することができる。
左右方向へ風向制御される吹出空気は、左右風向板10が流れ方向への長さ寸法が長くなることで、吹出角度が広角となる。これにより、風向板の形状で規定される風向制御範囲よりも、広い範囲へ送風することができる。
一方、左右風向板10は正面方向送風時に通風抵抗となる。すなわち、本実施例では、左右方向への風向制御を必要としない状態においては、左右風向板10の流れ方向への長さ寸法を左右風向制御のときよりも小さくすることにより、通風抵抗を低減できる。さらに、運転による騒音を最小限に抑えることができる。
以上の構造とすることで、左右風向板10の寸法,数、及び回転角度によって規定される左右方向への風向制御よりも、広範な風向制御が可能となる。さらに、正面方向への送風時には、左右風向板の流れ方向への長さ寸法を最小とすることで、通風抵抗を低減することができる。さらに、上流側左右風向板10fはケーシング9に固定されているため、左右風向板への風の流入を良好にでき、左右方向へ風向制御を行う場合に、騒音を低減することができる。
本実施例は、下流側左右風向板10gが上流側左右風向板10fの中空部に収納される構成である。しかし、これに限られるものではなく、別の構成について図18から図21を用いて説明する。
図18は、室内ユニット17の側断面図を示している。図19と図20は、図18に示すD断面を、矢印方向から見た図である。すなわち、室内ユニット17の吹出口15における、左右風向板10の配列を示す図である。図19と図20における破線で囲んだ部分は、左右風向板10のひとつを拡大した図である。また、図19は、吹出空気を室内ユニット17から正面方向に送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。図20は、吹出空気を室内ユニット17から左方向へ送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。
図21は、室内ユニット17の正面方向と左方向へ風向制御を行うときの、左右風向板10の動作を示した図である。正面方向送風時の左右風向板10を実線で示し、左方向送風時の左右風向板10を破線で示す。
上記の構成と異なる点は、下流側左右風向板10iに風向上流側が開口した中空部が設けられ、この中空部に上流側左右風向板10hの下流側の一部が収納されている点である。
具体的には、上流側左右風向板10hの下流側の一部分が下流側左右風向板10iの中空部に滑動自在に収納されている。
左右への風向制御の際、下流側左右風向板10iは、連結部材6の動作によって、左右方向へと連動する。これにより、上流側左右風向板10hを収納していた下流側左右風向板10iの中空部が、風向下流側へと延出するように構成される。
このとき、上流側左右風向板10hと下流側左右風向板10iは、完全には離間せず、下流側左右風向板10iの中空部は、上流側左右風向板10hの一部を収納した状態を保持できる範囲で、下流側へと延出する。すなわち、左右風向板10全体は、左右方向への風向制御のときに、風の流れ方向(吹出空気の風向上流から下流の方向)へ左右風向板10を伸長できる構成である。
また、上流側左右風向板10hは、弾性を有しているので、左右風向制御のときに湾曲した形状となる。また、下流側左右風向板10iは、特に弾性を有することで湾曲させるものではない。すなわち、下流側左右風向板10iは湾曲せず、上流側左右風向板10hは湾曲する構成である。この構成により、送風ファン8から送られた正面方向の風向を持つ吹出空気は、上流側左右風向板10hでは、目的とする送風方向へと曲線状に次第に偏向されて送風される。
すなわち、吹出空気は、左右風向板10の上流側から下流側の方向に、曲線状の流線が形成され、スムーズに偏向して送風することができる。
以上の構造とすることで、風向板の寸法,数、及び回転角度によって規定される左右方向への風向制御よりも、広範な風向制御が可能となる。さらに、正面方向への送風時には、左右風向板の流れ方向への長さ寸法を最小とすることで、通風抵抗を低減することができる。さらに、上流側左右風向板10hはケーシング9に固定されているため、左右風向板への風の流入を良好にでき、左右方向へ風向制御を行う場合に、騒音を低減することができる。
本発明に係る第4の実施形態を、図22〜図25を用いて説明する。
図22は、室内ユニットの側断面図である。図23と図24は、図22に示すE断面を矢印方向から見た図である。すなわち、室内ユニット17の吹出口15における、左右風向板10の配列を示す図である。また、図23は、吹出空気を室内ユニット17から正面方向へ送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。図24は、吹出空気を室内ユニット17から左方向へ送風するときの左右風向板10の位置を示す図である。
左右風向板10は、吹出口15の位置に、略水平方向に複数配列している。本実施例の左右風向板10jの上流側の一部は、背面側のケーシング9に固定される。また、左右風向板10jは、それぞれ連結部材6で連結されているので、左右風向板10jは連動できる。また、上下方向へ風向制御を行うとき、上下風向板11は上下に回動する。すなわち、室内ユニット17の吹出口15から吹出される空気は、左右風向板10jと、上下風向板11とによって風向制御されることで、目的とする方向へ送風される。
正面風向制御(図23)から左右風向制御(図24)に移行するときの、左右風向板10の動作を説明する。左右風向制御を行うとき、連結部材6が左右方向,前後方向へ動くことにより、左右風向板10jが連動する。左右風向板10jは、弾性部材から構成されており、上流側の一部が固定されているので、連結部材6に連動して湾曲する。すなわち、左右風向板10jは、固定端から、連結部材6の連接部までの距離において、風の流れ方向(風向上流から下流の方向)へ曲線状の流線を形成する。
次に、左右風向制御(図24)から正面風向制御(図23)に移行するときの、左右風向板10jの動作を説明する。左右風向制御のとき、前述したように、左右風向板10jは、連結部材6に連動して湾曲している。この状態から、連結部材6が左右風向制御のときとは反対方向に動作することで、左右風向板10jが左右風向制御から正面風向制御の状態に移行する。このとき、左右風向板10jの形状は、湾曲した状態から次第に直線状になる。
図25は、室内ユニットの正面方向と左方向へ風向制御を行うときの、左右風向板10jの動作を示した図である。正面方向送風時の左右風向板10jを実線で示し、左方向送風時の左右風向板10jを破線で示す。図25に示すように、左側への風向制御時は、正面送風時に比べて、左右風向板10jが風の流れ方向へ伸長して、曲線状に変形する。
すなわち、吹出空気は、左右風向板10jの上流側から下流側の方向に、曲線状の流線が形成されるので、スムーズに偏向して送風することができる。
左右方向へ風向制御される吹出空気は、左右風向板10jが送風方向への長さ寸法が長くなることで、吹出角度が広角となる。これにより、風向板の形状で規定される風向制御範囲よりも、広い範囲へ送風することができる。
一方、左右風向板10jは正面方向送風時に通風抵抗となる。そこで本構成では、左右風向板10jの送風方向への長さ寸法を、左右方向送風時よりも正面方向送風時に小さくすることにより、通風抵抗を低減できる。さらに、正面方向への送風時は、左右風向板10jの流れ方向への長さ寸法は小さいので、運転による騒音を最小限に抑えることができる。
以上の構成により、左右風向板10jの寸法,数、及び回転角度によって規定される左右方向への風向制御よりも、広範な風向制御が可能となる。さらに、正面方向への送風時には、左右風向板10jの流れ方向への長さ寸法を最小とすることで、通風抵抗を低減することができる。さらに、左右風向板10jは、ケーシング9に固定されているため、左右風向板10jへの風の流入を良好にでき、左右方向へ風向制御を行う場合に、騒音を低減することができる。
以上の実施例は、左右風向板を連動させる連結部材6を駆動装置によって動作させる構成である。この構成に限らず、左右風向板のひとつが駆動装置によって動作するように構成してもよい。この場合、左右風向板同士は連結部材で連結されているので、駆動装置に連結された左右風向板の動作に伴って、左右風向板全体を連動させることができる。
また、連結部材で全ての左右風向板を連結せずに、所定数ごとの左右風向板が連動するように連結する構成であってもよい。一例として、吹出口15の水平方向に対して左側と右側で独立して左右風向板が動作するように連結する構成がある。
上記実施例の左右風向板を備えた空気調和機は、正面方向送風時の通風抵抗を低減し、かつ、左右方向へ広角に調和空気を送風できる。これにより、室内ユニットの設置状況によらず、室内の隅々に調和空気を送風することができる。すなわち、室内ユニットを設置した部屋の間取りによらず、室内の温度むらを低減することができる。
また、送風騒音を低減できるので、設置した室内環境の静穏性を向上できる。
本発明の実施例に関する空気調和機の室内ユニットの全体図。 本発明の第1の実施例に関する空気調和機の室内ユニットの側断面図。 本発明の第1の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第1の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第1の実施例に関する左右風向板の拡大図。 本発明の第1の実施例に関する空気調和機の室内ユニットの側断面図。 本発明の第1の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第1の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第1の実施例に関する左右風向板の拡大図。 本発明の第2の実施例に関する空気調和機の室内ユニットの側断面図。 本発明の第2の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第2の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第2の実施例に関する左右風向板の拡大図。 本発明の第3の実施例に関する空気調和機の室内ユニットの側断面図。 本発明の第3の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第3の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第3の実施例に関する左右風向板の拡大図。 本発明の第3の実施例に関する空気調和機の室内ユニットの側断面図。 本発明の第3の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第3の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第3の実施例に関する左右風向板の拡大図。 本発明の第4の実施例に関する空気調和機の室内ユニットの側断面図。 本発明の第4の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第4の実施例に関する吹出口と左右風向板の概略図。 本発明の第4の実施例に関する左右風向板の拡大図。 一般的な空気調和機の室内ユニットにおける風向板と吹出空気の関係図。 空気調和機の全体構成図。
符号の説明
1 前面パネル
2 上面グリル
3 ユニット枠
4 プレフィルター
5 空清フィルター
6 連結部材
7 熱交換器
8 送風ファン
9 ケーシング
10 左右風向板
10a,10c,10f,10h 上流側左右風向板
10b,10d,10g,10i 下流側左右風向板
10e,10j 左右風向板
11 上下風向板
12 電器品
13 回転軸
14 冷媒用銅パイプ
15 吹出口
16 吸込口
17 室内ユニット
18 表示部
19 受光部
20 リモコン
21 接続配管
22 室外機
23 ドレン配管

Claims (3)

  1. 調和空気を吹出す吹出口と、前記吹出口に複数配列されて吹出空気を左右方向へ送風する左右風向板と、前記左右風向板を連結して左右方向に駆動させる連結部材とを備えた空気調和機において、前記左右風向板は弾性体で構成され、前記左右風向板は吹出口に軸支され、前記左右風向板は正面方向送風時よりも左右方向送風時に伸びることを特徴とする空気調和機。
  2. 調和空気を吹出す吹出口と、前記吹出口に複数配列されて吹出空気を左右方向へ送風する左右風向板と、前記左右風向板を連結して左右方向に回動させる連結部材とを備えた空気調和機において、前記左右風向板は弾性体で構成され、前記左右風向板の上流部は回動自在に吹出口に軸支され、下流部に前記連結部材が連結され、前記左右風向板は正面方向送風時よりも左右方向送風時に伸びることを特徴とする空気調和機。
  3. 調和空気を吹出す吹出口に複数配列されて吹出空気を左右方向へ送風する左右風向板と、前記左右風向板を連結して連動させる連結部材とを備えた空気調和機において、前記左右風向板は弾性体で構成され、前記左右風向板の上流部は吹出口に固着され、下流部に前記連結部材が連結され、前記左右風向板は正面方向送風時よりも左右方向送風時に伸び、かつ、左右方向に湾曲することを特徴とする空気調和機。
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