JP5605881B1 - 起立補助器具 - Google Patents

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Abstract


【課題】
下肢の弱った人を立ち上がらせるためには一般的に抱きかかえ上げるか、機械的な方法や蛇腹式の空気マットや空気室膨張させて臀部を押し上げる椅子や用具がある。機械的な方法では複雑な構造で大型になり重量もありバッテリー電源を使用するため充電コストや作業の増加を招く、また空気マット方式無もバッテリー電源を使用した電動ポンプを使用するため充電コストや作業の増加を招くので使い勝手が悪い。
【解決手段】
座板と底板の間に取り付けられた膨張・収縮する小型の空気室に底板に取り付けられた高圧タンク付手動ポンプで空気を送り込むことにより短時間で楽に介護者や被介護者自らが臀部を持ち上げ起立することができる。また、金属・樹脂・木製の素材からなる座面は臀部の収まりが良い形状に加工することで安定する。また、高圧タンク付手動ポンプと座を一体化したことで被介護者自らの操作が可能になり体に優しい操作が可能になった。
【選択図】 図1

Description

本発明は足の不自由な被介護者が自力で車椅子・椅子からの起立、着座するのを容易にする。また、介護者が被介護者の起立、着座を補助する際にも自身の身体的な負担がなく楽に介護できるための起立補助器具である。
従来、この種の起立補助器具はスプリングを利用したものや、ガス、電動シリンダー、電動モーターを使用して機械的に座面を昇降させるものがある。また、電動のエアーポンプやフットポンプを使用して蛇腹形のエアーマットを膨張させるものもある。(特許文献1・2参照)機械的に座面を昇降させるものは殆どが椅子または車椅子に一体化されており車椅子は折畳みが不可能な構造となっている。また、座面全体を持ち上げる蛇腹構造のエアーマット方式で大量の空気を空気室に送り込み膨張、収縮させてエアーマットの後部を上下させるものもある。機械式座面昇降起立補助機具や電動ポンプ式空気室膨張起立補助機具は高価格であり車椅子と一体化したものが殆どで収納する際も折りたためず広いスペースを確保しなければないため台数を必要とする施設や病院などでは不向きであった。
また、機械式座面昇降起立補助機具単体での使用も車椅子や椅子に装着した場合座面が高くなり使い勝手が悪かった。また、電動シリンダー使用の機械式座面昇降起立補助機や電動ポンプを使用した空気室膨張起立補助機具はバッテリーを頻繁に充電しなければならず、また、バッテリー切れになり途中で操作不能になることも有る。また、病院、介護施設などで使用する場合、ランニングコストも掛かり、充電の手間も掛かり施設職員の作業を増やす原因になるため必要でありながら殆ど使用されていない。また、機械式座面昇降起立補助機は一体化されて装着しており汎用性がないものがほとんどで現在すでに流通し使用されている車椅子には装着することできない。また、蛇腹を設けたクッションタイプは空気タンクが大きく大量の空気注入が必要になり起立させるには時間を要するので使用者のストレスになる。臀部が少し上がるだけで起立可能な人でも、少しが上がらないため必ず介助人が必要になった。
特開2000−288027号公報 特開2001−57927号公報
しかしながら、本発明はかつて発明されたものが殆ど流通して使用されている状況になく相変わらず起立補助の際に介護スタッフの身体を傷め続けておりその状況を見るにつけ使用されない原因を考え、その問題を解決するため考案された発明である。
本発明は
座板と底板と、空気の注入・排出により膨張・収縮する空気室と、空気室に空気を注入する高圧タンク付手動式ポンプと、高圧タンクと空気室とを接続する管、高圧タンクに空気を流入又は排出するためのバルブから構成され、座板と底板とはその人体側前端にて回動可能に少なくとも一部が結合され、空気室の膨張により座板の後端が立ち上がる構造であることを特徴とする起立補助器具であり、手動式ポンプが回動可能である事を特徴とする起立補助器具。
である。
本発明は、バッテリーを用いることなく、コンパクトに収納できる起立補助器具を提供する事である
本発明の空気室を取り付けた前方よりの斜視透視図 本発明の空気室と高圧タンク付手動式のエアーポンプ 本発明の高圧タンクを空気室のしたに取り付けた斜視透視図 本発明の座板と底板を回動可能にした部品の透視図 本発明の高圧タンクを空気室のしたに取り付けた断面図 本発明の高圧タンクを空気室の横に取り付けた断面図 本発明のエアーポンプに取り付けた開閉弁 本発明のエアーポンプに取り付けた開閉弁 本発明のエアーポンプを90度回転収納の斜視図
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。座板1と底板2の2枚の板のそれぞれ一部に回動可能な部品3・14を取り付けて接続し上下が開くようにする。座板と底板の形状は角形・半月形・円形でも良い、材質は金属・樹脂・木等が好ましい。また、座板の上部にクッションを取り付けるのも好ましい。2枚の板の間には膨張、収縮する直径15センチ程度の例えば樹脂・ゴム等の任意の素材でできた小型の空気室4を設ける。空気室は球形・少なくとも上方に膨らむ断面形状が上方膨出する円弧形状の半球形を備える。
空気室は底板中央部分より前部分に設置するのが好ましい。空気室4は細いチューブ5を介して高圧タンク付手動式のエアーポンプ6と接続される。高圧タンクはエアーポンプ直結にして底板に取り付ける。また、小型空気室の下に設置するのも良い。図5空気室は底板部分に設置された凹部分にはめ込む方式で取り付けられる。高圧タンク付手動式のエアーポンプ6は少量の力で20〜30回程度で注入した空気を高圧タンク7・14にためてから圧力がかかった状態で空気室4に送られるので少量の力で重量の掛かった空気室4も簡単に膨張させる事ができる。
人体側の前端を可動可能な形で接続されているので座板1の後方が持ち上げられる。高圧タンク付手動式のエアーポンプ6には空気放出できる開閉弁8・11が取り付けられており膨張するときには開閉弁8・11を締めて空気を注入し座面1後部を持ち上げ、空気室を収縮させるときには開閉弁8・11を開放して空気を抽出して座面1後部を下げる。高圧タンク付手動式のエアーポンプ6は底板2に取り付けられた構造になっている。また、底板2には着脱可能な装置9を有しており汎用の車椅子や椅子に取り付けが可能な構造となっている。
また、高圧タンク付手動式のエアーポンプ6は収納時には回動可能のため図4・図9の矢印方向に90度倒して図9のように収納できる。図5のように高圧タンク7は半球体の空気室4の下に取り付けもでき底板に固定できる。従来下肢の弱い人を立ち上がらせるためには体を抱えあげるか臀部を持ち上げる必要があったが、被介護者が自分自身で操作することが可能のために自らのペースに合わせ昇降でき介護者の介助なしに楽に起立する事が可能になった。これにより介護者の作業負担や身体的な負担が軽減された。機械式の一体化したものでないので折畳みができ収納スペースが少なくてすみ、重量も軽量化されたために取り扱いが楽になり車載が楽になった。
高圧タンク付手動式のエアーポンプを使用することでバッテリーを使用しないので充電の手間がなくまた、使用中のバッテリー切れの心配もなく電気代などの経費もかからなく経済的になった。さらに、座板全体を持ち上げる方式のエアーマット式の蛇腹型大型空気室構造の昇降機の場合、大量に空気を送り込むために時間がかかるが本発明は座板と底板の間に組み込まれた膨張、収縮する小型の空気室構造のために少量の空気を送り込むだけで短時間に昇降できる。また、高圧タンク付手動式のエアーポンプが底板部分に一体化されて装着された構造のため既存の車椅子や椅子に載せて付属の着脱可能な装置で固定するだけで装着でき機械式座板昇降起立補助つきの車椅子を新しく買い換える必要がなく経済的になった。また、簡単に取り外しができ収納が楽になった。
また、小型の空気室を使用することで機具の厚みを抑えることができ座板の高さが大きく変わることがなくなった。また、高圧タンク付手動式のエアーポンプは90度回動可能のため収納の際座板同様に平坦になる。また、施設、病院が導入しやすくするためランニングコストがかからず、充電の手間も要らず、被介護者が介護者の介助を得ることなく高圧タンクつき手動式エアーポンプを自ら操作する事で短時間に、しかも軽い操作で楽に起立でき、現在流通している殆どの車椅子に装着できる形態にした。本発明は、以上のような構造である。
1座板
2底板
3回動式接続部
4小型空気室
5高圧タンクと小型空気室の接続管
690度に回動する手動式エアーポンプ
7高圧タンク
8開閉弁
9車椅子取り付け器具
10高圧タンクから小型空気室への空気注入口
11開閉弁
12バネ
13高圧タンク
14回動式接続部

Claims (1)

  1. 座板(1)と底板(2)と、空気の注入・排出により膨張・収縮し、球形又は少なくとも上方に膨らみ断面形状が半球形に形成された空気室(4)と、空気室(4)に空気を注入する高圧タンク(7)・(13)付手動式ポンプ(6)と、高圧タンク(7)(13)と空気室(4)とを接続する管(5)、高圧タンク(7)・(13)に空気を流入又は排出するためのバルブ(8)・(11)と、から構成され、座板(1)と底板(2)とはその人体側前端にて回動可能に少なくとも一部が結合され、空気室(4)の膨張により座板(1)の後端が立ち上がる構造であり手動式ポンプ(6)が回動可能であることを特徴とする起立補助器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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