JPH10328262A - 椅子式マッサージ機 - Google Patents

椅子式マッサージ機

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Publication number
JPH10328262A
JPH10328262A JP14774097A JP14774097A JPH10328262A JP H10328262 A JPH10328262 A JP H10328262A JP 14774097 A JP14774097 A JP 14774097A JP 14774097 A JP14774097 A JP 14774097A JP H10328262 A JPH10328262 A JP H10328262A
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JP
Japan
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type massage
chair
massage machine
foot receiving
receiving member
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Pending
Application number
JP14774097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ikeda
義雄 池田
Tadaaki Koketsu
忠明 纐纈
Takashi Wakuno
孝 湧野
Genichiro Kono
源一郎 河野
Tetsuyuki Kono
哲之 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14774097A priority Critical patent/JPH10328262A/ja
Publication of JPH10328262A publication Critical patent/JPH10328262A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H1/00Apparatus for passive exercising; Vibrating apparatus; Chiropractic devices, e.g. body impacting devices, external devices for briefly extending or aligning unbroken bones
    • A61H1/02Stretching or bending or torsioning apparatus for exercising
    • A61H1/0237Stretching or bending or torsioning apparatus for exercising for the lower limbs
    • A61H1/0244Hip
    • A61H2001/0251Hip by moving the legs together laterally

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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子式マッサージ機において、上半身はもち
ろん、下半身もマッサージできるようにする。 【解決手段】 背もたれ部7に上下方向に往復移動する
ローラ式マッサージ機構25を設け、足載せ部5に左右
方向に往復移動する足受け部材65を設ける。足受け部
65に両足の足首部分を載せて左右方向に往復移動させ
ると、下半身が腰部分を中心にして左右にひねられるよ
うになり、このひねりによりマッサージ作用を受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背中をマッサージ
できることはもちろん、下半身もマッサージできるよう
にした椅子式マッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】椅子式マッサージ機としては、特公昭6
3−52902号公報および特開平4−138158号
公報に開示されたものがある。これらは、いずれも背も
たれ部と足載せ部の双方にマッサージ機構を設け、背中
と足のふくらはぎとのマッサージを行うことができるよ
うに構成されている。この場合、マッサージ機構として
は、背もたれ部はローラ式マッサージ機構が採用され、
足載せ部のマッサージ機構はローラ式或いは振動式のマ
ッサージ機構が採用されている。
【0003】ここで、背もたれ部のローラ式マッサージ
機構は、マッサージローラを回転させながら上下に移動
させて背中全体をマッサージする構成のものが採用さ
れ、足載せ部のローラ式マッサージ機構は周囲部に複数
個のマッサージローラを設けた回転体を回転させること
により、マッサージローラを足のふくらはぎにこすり付
けるように間欠的に当ててマッサージする構成のものが
採用されている。
【0004】また、足載せ部の振動式マッサージ機構は
偏心錘を有した回転体を回転させることにより振動を発
生させて足のふくらはぎをマッサージするという構成の
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の椅
子式マッサージ機は、上半身(背中)と、足のふくらは
ぎなど、下半身の一部をマッサージするものが主流であ
り、下半身の全体を含めて全身をマッサージする機能は
もっていない。また、特にふくらはぎに振動を与えてマ
ッサージする方式のものでは、マッサージ力が弱く、施
療感に劣るものであった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上半身はもちろんのこと、下半身のほ
ぼ全体をマッサージすることができ、しかも、下半身に
ついても良好なる施療感を得ることができる椅子式マッ
サージ機を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、臀部および足を受けるシート部と、背を
受ける背もたれ部とを備え、前記背もたれ部に叩き、揉
みなどのマッサージ動作を行う施療子を設けた椅子式マ
ッサージ機において、前記シート部に、両足を膝よりも
足首側で受ける足受け部材を左右方向に移動可能に設
け、この足受け部材を駆動装置によって左右に往復移動
させるように構成したことを特徴とするものである。
【0008】この手段によれば、両足の例えば足首近く
の部位を足受け部材に載せ、該足受け部材を左右に往復
移動させる。すると、臀部をシート部に載せて背もたれ
部にもたれている姿勢になっていことから、腰部分はほ
とんど動かず、両足の足首部分が左右方向に往復移動さ
れるので、左右の足がひねられながら、腰から下の部分
が腰を中心にして左右に揺れ動かされるようになる。こ
のため、下半身のほぼ全体がひねりによるマッサージ作
用を受け、これにより下半身の血行が良好となって爽快
なマッサージ感が得られる。
【0009】上記シート部を座部と足載せ部とから構成
し、足載せ部に足受け部材を設けると共に、該足載せ部
を水平よりも前端側が下がった下向き姿勢から水平より
も前端側が上がった上向き姿勢まで角度調節可能に構成
することができる。
【0010】このようにすれば、足載せ部の角度を調節
すると、足受け部材により受けられている例えば足首部
分の高さが変化するので、特に膝の後側が余り緊張して
いないリラックス状態から、膝の後側が強く緊張した状
態まで、様々な状態でマッサージを受けることができ
る。
【0011】本発明では、背もたれ部の施療子を、背中
に沿う方向に往復移動可能な少なくとも左右一対の偏心
ローラから構成し、その一対の偏心ローラを互いに逆方
向に偏心して設けることができる。このような偏心ロー
ラを設けると、その左右一対の偏心ローラが回転するこ
とにより、一対の偏心ローラが交互に背中を突き上げる
ようになる。このため、上半身が背骨付近を中心にして
左右にひねられるようになるので、足受け部材の往復移
動によるひねりマッサージを受ける下半身と共に上半身
もひねりマッサージを受けることができる。
【0012】この場合、一対の偏心ローラの往復移動方
向両側に左右1対のローラの組を複数組設け、偏心ロー
ラが、その回転に伴って往復移動方向両側に配置されて
いる2組の左右一対のローラの外周面のうち、背もたれ
部の表面側の外周面に共通に接する直線に対し出没する
ように構成できる。
【0013】これによれば、頭部まで左右に揺らすよう
な大きな上半身の左右の揺れを防止できる。一対の偏心
ローラは、一方が背中を前方に押し出すように突出する
とき、他方は背中から離れる方向に後退するので、上半
身が大きく左右に振れ、これに伴って頭部までもが左右
に揺れて不快感を覚えるおそれがあるが、偏心ローラの
両側に設けられたローラによって背中が受けられている
ので、頭部まで左右に揺らすような大きな上半身の左右
の揺れを防止できる。
【0014】また、一対の偏心ローラと足受け部とが動
作する場合、左側の偏心ローラが背もたれ部の表面側に
突出するように回転するとき、足受け部は左方に移動
し、右側の偏心ローラが背もたれ部の表面側に突出する
ように回転するとき、足受け部は右方に移動するように
構成することができる。このようにすれば、下半身のひ
ねり方向と上半身のひねり方向とが逆になるのにで、全
身のひねりが大きくなり、より効果的にマッサージでき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図17を参照しながら説明する。図17に示す椅子式マ
ッサージ機の椅子本体1は、左右一対の肘掛け部2を備
えたベースフレーム3に対して、座部4および足載せ部
5からなるシート部6と、背もたれ部7とを設けて成
る。この実施例では、ベースフレーム3に対し、座部4
は固定され、足載せ部5は座部4の前側に前後方向に回
動可能に支持され、また、背もたれ部7は後述するよう
に前後方向に移動しながら上下方向に旋回可能に設けら
れている。
【0016】この椅子本体1の各部と人体との関係につ
いて述べると、図1に示すように、使用者(同図に二点
鎖線で示す)が上半身を背もたれ部7にもたせ掛けるよ
うにして座部4に座ったとき、膝部分が座部4と足載せ
部5との境界部分に位置する。このとき、足載せ部5を
略水平の状態にすると、使用者の足のふくらはぎが足載
せ部5に載るようになっている。
【0017】上記ベースフレーム3は、図16に示すよ
うに、左右一対の縦棒8aを2本の横桟8bによって連
結すると共に、前側の横桟8bの左右両側に一対の支柱
9および左右一対の縦棒8aの後方寄りの部位に一対の
支柱10を固定してなる。左右一対の縦棒8aの前後両
端部にはプラスチック製のカバー部材12が嵌着されて
図示しないねじによって固定されている。これらカバー
部材12は金属製の縦棒8aの前後両端部を隠してベー
スフレーム3を設置する床面が傷付けられることのない
ようにするためのものである。
【0018】また、椅子本体1の移動を楽に行うことが
できるようにするために、上記左右一対の縦棒8aの後
端部のカバー部材12の後側には車輪13が回転自在に
取り付けられている。この場合、車輪13は常には床面
から離れてており、椅子本体1の前部を持ち上げて全体
をやや後に傾けると、車輪13が床面に接するようにな
っている。
【0019】上記座部4、足載せ部5および背もたれ部
7には、クッション体14〜16が設けられ、このクッ
ション体14〜16により人体を柔らかく受け止めるこ
とができるようにしている。これらクッション体14〜
16の配設構成はいずれの部分も似通っているが、座部
4では、そのクッション体14は、フレーム(以下、座
フレーム)17に取り付けられた補強板18上に設けら
れ、足載せ部5ではフレーム(以下、足載せフレーム)
19上に配設されている。また、背もたれ部7にあって
は、フレーム(以下、背フレーム)20に取り付けられ
たプラスチック製の背プレート21の前面部に配設され
ている。そして、クッション体14〜16は,その表面
を耐摩耗性ある布地で形成された表地22〜24により
覆われている。なお、座部4と足の背部5のクッション
体14および15の表地22および23は連続して形成
されている。
【0020】さて、背もたれ部7には、施療手段として
ローラ式マッサージ機構25が背フレーム20に沿って
上下方向に移動可能に配設されている。ここで、ローラ
式マッサージ機構25の具体的構成を説明する。すなわ
ち、背フレーム20は、図11および図12に示すよう
に、左右一対の縦枠26をほぼコ字状に曲成された複数
本の横枠27によって連結して上下方向に長い矩形枠状
に構成されている。このように構成された背フレーム2
0のうち、縦枠26は断面コ字形をなしている。そし
て、背フレーム20の下部には、左右一対の支持軸28
が取り付けられており、この支持軸28が前記ベースフ
レーム3の一対の支柱10に回動可能に支持されている
ものである。
【0021】一方、ローラ式マッサージ機構26は、図
13に示すような移動基枠29を備えており、この移動
基枠29の上下の左右両側にはローラ30が枢設されて
いる。そして、これらローラ30は背フレーム20の断
面コ字形をなす縦枠26の内側に配設されており、これ
により移動基枠29が縦枠26をガイドレールとして上
下方向に移動可能に支持されることとなる。
【0022】移動基枠29には、図14に示すホルダ3
1が固定されており、このホルダ31にナット部材32
が回転を拘束された状態で収納保持されている。そし
て、ナット部材32には、両端部を背フレーム20の2
本の横枠27間に回転可能に支持されたねじ棒33が螺
合されている。このねじ棒33の一端側は、背フレーム
20側に固定された駆動モータ34にベルト伝動機構3
5を介して連結されている。従って、駆動モータ34に
よってねじ棒33が正逆回転されると、ナット部材32
ひいては移動基枠29がねじ棒33の回転方向に応じて
上方或いは下方に移動するようになっている。
【0023】上記移動基枠29には、揺動部材としての
ローラ支持台36が揺動軸37を介して背もたれ部7の
表裏方向に揺動可能に支持されている。上記揺動軸37
には、両端部を移動基枠29とローラ支持台36とに係
合させたねじりコイルばね38が設けられており、この
ねじりコイルばね38はローラ支持台36を図11に矢
印Aで示す方向、すなわち揺動軸37の上下両側のうち
上側が背もたれ部7の表側に向かって揺動する方向に付
勢している。
【0024】ローラ支持台36には、移動基体29の移
動方向に離間するようにして2本のローラ軸39,40
が設けられており、このローラ軸39,40の左右両端
部には施療子として2組の左右一対のローラ41,42
が回転自在に取り付けられている。
【0025】また、ローラ支持台36には、ギヤケース
43が取り付けられており、このギヤケース43には、
偏心ローラ軸44が支持されている。そして、この偏心
ローラ軸44の左右両端部には、互いに逆方向に偏心し
た偏心軸44aが一体に設けられており、その偏心軸4
4aに施療子として1組の左右一対の偏心ローラ45が
回転自在に取り付けられている。なお、前記揺動軸37
は、下側のローラ41と偏心ローラ45との間に位置さ
れている。
【0026】そして、ギヤケース43には、偏心ローラ
駆動モータ46が取り付けられている。このモータ46
の回転軸46aの先端部分には、ウォーム47が形成さ
れている。このウォーム47は、ギヤケース43内に挿
入されて偏心ローラ軸44に設けられたウォームギャ4
8に噛合されている。
【0027】ここで、偏心ローラ駆動モータ46が起動
すると、その回転はウォーム47およびウォームギャ4
8により減速されて偏心ローラ軸44に伝達され、左右
一対の偏心ローラ45が偏心ローラ軸44の1回転ごと
に背もたれ部7の表面側に向かって突出する状態と、裏
面側に没する状態とを繰り返すようになる。
【0028】このとき、偏心ローラ45が背もたれ部7
の表面側に向かって突出した状態では、図11に実線お
よび破線で示すように、偏心ローラ45は、その上下両
側に位置するローラ41,42の外周面のうち背もたれ
部7の表面側の外周面に共通に接する直線Lよりも表側
に突出し、裏面側に没した状態ではその直線Lより裏側
に没した状態となる。なお、ローラ式マッサージ機構3
5により背中をマッサージするとき、強すぎると感じる
場合には、表地24にマッサージ感を和らげるために図
17に示す背クッション49を付け加えることができる
なっている。
【0029】さて、前記足載せ部5は、その姿勢が水平
以下から水平以上までに角度調節可能に連結されてい
る。すなわち、図9に示すように、ベースフレーム3の
前側の一対の支柱9間には、操作軸50が回動可能に支
持されており、この操作軸50の一端側はL字形に折り
曲げられて操作部50aとして構成されている。そし
て、この操作部50aには、握り51が固着されてい
る。
【0030】操作軸50の左右両側には、短尺な第1リ
ンク52が固着されている共に、一対の支柱9の上端部
には長尺な第2リンク53が回動可能に支持されてい
る。上記第1リンク52には第2リンク53と略同じ長
さの第3リンク54が回動可能に連結され、この第3リ
ンク54と第2リンク53とは第4リンク55および第
5リンク56とパンタグラフを構成するように回動可能
に連結されている。
【0031】そして、第4リンク55は第6リンク57
に回動可能に連結されており、この第6リンク57は第
5リンク56と共に足載せ部5に回動可能に連結されて
いる。このようにして連結された第1リンク52〜第6
リンク57からなるリンク機構は押上げ機構58を構成
するもので、操作軸50を矢印B方向に回動操作する
と、それら第1リンク52〜第6リンク57は図8に示
す縮小状態から図7に示す中伸張状態を経て図6に示す
伸張状態まで変化する。
【0032】図8の縮小状態では、足載せ部5は、水平
よりも前端側が下向きとなる姿勢、例えば略垂直下向き
となる垂れ下がり姿勢になる。この垂れ下がり姿勢は、
足載せ部5を使用しない状態である。図7の中伸張状態
では、足載せ部5は、略水平の姿勢となる。
【0033】図6の伸張状態では、足載せ部5は、前端
側が水平よりも上向きとなる上向き姿勢となり、足首を
無理に延ばすようにせずとも足裏を足載せ部5に載せる
ことができる状態となる。このとき、図8の垂れ下がり
状態から図6の上向き姿勢となるまでの間、押上げ機構
58は足載せ部5を座部4から前方に次第に離れるよう
に押上げて行くようになっている。なお、座部4と足載
せ部5のクッション体14および表地18とは連なって
いることから、足載せ部5が座部4から離れても両者間
に隙間が生じないようにしている。
【0034】上述のように足載せ部5は、垂れ下がり姿
勢から上向き姿勢まで角度調節可能になっているが、本
実施例では、足載せ部5は垂れ下がり姿勢、水平姿勢、
上向き姿勢の3姿勢を保持できるようになっている。そ
のうち垂れ下がり姿勢は、足載せ部5の自重が押上げ機
構58の第1リンク52〜第6リンク57を縮めるよう
に作用することから、特別にロックされるようにはなっ
ていない。
【0035】水平姿勢は、支柱9に固定されたロック部
材59のロック溝59aに操作軸50に設けられたロッ
クピン60が嵌入して操作軸50がロックされることに
よって保持される。上記ロックピン60は図9に示すよ
うに、操作軸50の握り51に上下動可能に支持され、
圧縮コイルばね61により上方に附勢されている。そし
て、操作軸50を足載せ部5が水平姿勢となるように回
動操作してゆくと、ロックピン60がロック部材59の
両側の傾斜面59bを乗り上げ、足載せ部5が水平姿勢
になったところでロックピン60が圧縮コイルばね61
のばね力でロック溝59aに嵌入するようになってい
る。なお、足載せ部5の水平姿勢のロックを解除するに
は、押釦62によりロックピン60を押し下げてロック
溝59aから外せば良い。
【0036】また、上向き姿勢の保持は、第2リンク5
3の先端部下側に折曲形成されたストッパ63によって
行われる。足載せ部5が上向き姿勢になると、第1リン
ク52と第3リンク54との連結部分は上向きに「く」
字形に屈曲する状態となるので、第2リンク53の先端
部の下側に設けられたストッパ63が第3リンク54に
当接することによって押上げ機構58は伸張状態にロッ
クされ、この結果、足載せ部5が上向き姿勢に保持され
るものである。
【0037】しかして、下半身を載せるシート部6のう
ち、膝から下の部分を載せる足載せ部5には、図3に示
すような、下半身をマッサージするための揺動式マッサ
ージ機構64が設けられている。この揺動式マッサージ
機構64は、両足の例えば足首部分を受ける足受け部材
65を駆動装置66によって左右方向に往復移動させ、
これにより両足を左右に揺らして下半身をマッサージす
るためのものである。
【0038】この揺動式マッサージ機構64につき説明
するに、図3〜図5において、足載せフレーム20に
は、ほぼコ字形の横断面形状を有する取付板67が取り
付けられており、この取付板67の内側には上下2本の
ガイド棒68が取り付けられている。そして、ガイド棒
68に、スライダ69が左右方向にスライド可能に支持
されている。
【0039】上記取付板67には、駆動源としてモータ
70が配設されている。このモータ70の回転軸70a
は、取付板67の内側に突出しており、その回転軸70
aの先端部には、クランク71が取着されている。上記
スライダ69には縦溝72が形成されており、この縦溝
72にクランク71のクランクピン71aが挿入されて
いる。以上により足受け部材65を左右に往復移動させ
る駆動装置66が構成される。
【0040】一方、足受け部材65は、プラスチック製
で、その上面には両足の足首部分を受けるほぼ半円状の
凹部73が2個形成され、また、下面の中央には、着脱
可能な取付部としての嵌合筒部74が突設されている。
このように足受け部材65の表面には、感触をソフトに
するための布地75が装着されてる。
【0041】しかして、足載せ部5の表地23およびク
ッション体15には、横長の挿入孔76が形成されてお
り、この挿入孔76内に上記スライダ69の上端部分が
左右に動き得るように左右に隙間を存して位置されてい
る。そして、足受け部材65の嵌合筒部74を挿入孔7
6内に挿入するようにしてスライダ69の上端部に嵌合
することにより、足受け部材65がスライダ69に着脱
可能に取着される。
【0042】この足受け部材65を取り外すには、引っ
張り上げて嵌合筒部74をスライダ69から抜き外せば
良い。この足受け部材65をスライダ69から取り外し
た状態では、足載せ部5は、その上面に突出物が何もな
い状態になる。このため、椅子として使用する際、突出
物が体に触れて不快感を感じたりするなどの不具合を生
ずるおそれがない。
【0043】以上のように本実施例のマッサージ機で
は、ローラ式マッサージ機構25と揺動式マッサージ機
構64を備えているが、それら両マッサージ機構25,
64は、図15に示すリモートコントロールボックス
(以下、リモコン)77の操作内容に応じて図示しない
制御装置によって制御される。
【0044】上記リモコン77には、全身コース、上半
身コース、脚スイングコースを選択するスイッチ77a
〜77cが設けられ、全身コースを選択すると、ローラ
式マッサージ機構25と揺動式マッサージ機構64の双
方が所定のモードで所定時間マッサージ動作を行い、全
身をマッサージする。また、上半身コース或いは脚スイ
ングコースを選択すると、ローラ式マッサージ機構25
或いは揺動式マッサージ機構64だけがマッサージ動作
を行う。
【0045】ローラ式マッサージ機構25によってマッ
サージする際、ローラ41,42,45が背中に沿って
上下に往復移動するが、このとき、肩位置合わせスイッ
チ77dを操作すると、使用者の身長に応じて上方への
移動から下方への移動へと転ずる位置を合わせることが
できる。なお、左右一対のローラ41,42,45は、
背骨の左右両側に沿って移動する。
【0046】また、叩き、もみ選択スイッチ77eを操
作すると、偏心ローラ駆動モータ46の回転速度が高低
変化し、高速回転時には偏心ローラ45が早く円運動し
て背中を叩くようになり、低速回転時には偏心ローラ4
5がゆっくり円運動して背中をもむようになる。
【0047】更に、お好みコースでは、背すじローラス
イッチ77fを操作することにより、ローラ式マッサー
ジ機構25を上下に往復移動させて背中全体をマッサー
ジする場合と、好みの範囲で往復移動させたり、好みの
位置に止めてマッサージすることのいずれかを選択する
ことができる。このとき、上下調節スイッチ77g,7
7hを操作すると、ローラ式マッサージ機構25の往復
移動範囲を変えたり、止める位置を調節することができ
るようになっている。
【0048】また、お好みコースの脚スイングスイッチ
77iを操作すると、揺動式マッサージ機構64を所望
時間動作させることができる。また、全身コース、脚ス
イングコースを選択した場合、お好みコースで脚スイン
グを選択した場合、速さ調節スイッチ77j,77kを
操作すると、モータ70の回転速度を変えて足受け部材
65の往復移動速度を変えることができるようになって
いる。
【0049】そして、モータ70は、その起動時には、
設定された回転速度となるまで、徐々に回転速度が高く
なるように速度制御されると共に、停止時においても回
転速度がゼロになるまで、徐々に回転速度が低くなるよ
うに速度制御される。なお、収納スイッチ70mを操作
すると、ローラ式マッサージ機構25(移動基枠29)
は、座部4よりも下方の最下位置まで移動してそこで停
止するように構成されている。
【0050】次に上記構成の作用を全身コースを選択し
たものとして説明する。まず、操作軸50を矢印B方向
に回動操作して押上げ機構58を伸張状態にし、足載せ
部5を水平姿勢、或いは上向き姿勢にセットすると共
に、足受け部材65をスライダ69に嵌合連結する。こ
の足載せ部5の角度調節の際、押上げ機構58は、当
初、足載せ部5を上方に回動させ、その後、前方に押し
出すように作用するので、水平姿勢と上向き姿勢とでは
足受け部材65の位置が前後に異なるようになる。この
ため、使用者の身長に合わせて足載せ部5の姿勢を選択
することにより、足受け部材65を伸長に合った位置に
セットすることが可能になるものである。
【0051】この後、使用者は座部4に腰を下ろすと共
に、背もたれ部7を好みのリクライニング位置まで後に
倒し、両足の足首部分を足受け部材65の凹部74,7
4に嵌め保持させる。この状態では、使用者の臀部は座
部4に受けられると共に、背中は背もたれ部7に受けら
れおり、足は足受け部材65に足首部分を受けられて宙
に浮いた状態になっている。このため、膝は延びてお
り、足載せ部5を水平姿勢にした場合には、その膝の裏
側の緊張度合いは比較的弱く、リラックスした姿勢とな
り、また、足載せ部5を上向き姿勢にした場合には、膝
の裏側の強く伸ばされて緊張した姿勢となる。
【0052】さて、リモコン77により全身コースを選
択すると、ローラ式マッサージ機構25および揺動式マ
ッサージ機構64がマッサージ動作を行う。まず、ロー
ラ式マッサージ機構25の作用を述べるに、全身コース
がスタートすると、上下移動用モータ34および偏心ロ
ーラ駆動モータ46が通電される。そして、モータ34
の正逆回転により移動基枠29が上下方向に往復移動す
る。
【0053】この移動基枠29の往復移動により、図1
0に二点鎖線で示すように、上下両側のローラ41,4
2が背もたれ部7の表地24を介して背骨の左右両側に
当たって回転しながら移動するようになる。これによ
り、肩から背中全体のマッサージが行われる。このと
き、偏心軸44がモータ46により回転されるので、中
央の偏心ローラ45が肩や背中に間欠的に当たり、これ
により同時に叩き或いはもみなどのマッサージが行われ
る。
【0054】ところで、上述のように移動基枠29が移
動する際、ローラ支持台36が揺動軸37に揺動自在に
枢支されていること、このローラ支持台36には揺動軸
37を挟んでその上下両側に位置してローラ41,42
が設けられていることにより、両ローラ41,42はロ
ーラ支持台36の揺動を伴って背中の凹凸に倣うように
移動してゆくようになる。このため、両ローラ41,4
2は常に背中に接してマッサージ作用を及ぼしながら移
動するようになる。
【0055】このように常に背中に接して移動する上下
のローラ41,42に対し、その中間に位置する偏心ロ
ーラ45がそれらローラ41,42の外周面のうち、背
もたれ部7の表面側の外周面に共通に接する線Lに対し
て出没するので、偏心ローラ45が回転しながら背中に
間欠的に当たるようになり、叩きによる良好なマッサー
ジ効果を得ることができるのである。
【0056】そして、この左右一対の偏心ローラ45の
交互のマッサージ作用により、上半身が左右にねじられ
るように揺すられるので、上半身がねじりによるマッサ
ージ作用を受ける。しかも、このように左右一対の偏心
ローラ45が交互に背中に当たることによりマッサージ
効果を得るものでありながら、その叩き或いは揉まれる
部位の上下両側の部位がローラ41,42によって支え
られているので、体が偏心ローラ45の回転運動に伴っ
て頭部までもが揺すられるほど大きく左右に揺れること
はなく、例え揺れたとしてもその揺れは少ないので、不
快感を覚えることも少なくなる。
【0057】また、このように上下のローラ41,42
により上半身の重量を受けた状態で、中間の偏心ローラ
45によって上半身を叩くようにするので、偏心ローラ
45には上半身の重量が直接作用することがなくなる。
このため、モータ46は大きな抵抗を受けることなく、
偏心ローラ45を円滑に回転させることができ、偏心ロ
ーラ45による間欠的な叩きマッサージ作用を効果的に
与えることができる。
【0058】また、ローラ式支持台36は、ねじりコイ
ルばね38により矢印A方向に回動付勢されているの
で、上側のローラ42が肩をマッサージするような位置
にきたとき、ローラ支持台36はねじりコイルばね38
の弾発力により矢印A方向に揺動してローラ42を首の
付け根部分に当たるようになるので、偏心ローラ45が
肩部に当たって該偏心ローラ45による肩叩き或いは肩
揉みを良好に行うことができる。
【0059】一方、揺動式マッサージ機構64において
は、全身コースによるマッサージが開始されると、モー
タ70が起動して、目標速度まで徐々に回転速度を高め
てゆくようになる。このモータ70の回転は、クランク
71によりスライダ69の往復移動に変換され、足受け
部材65が左右に往復移動する。このとき、足受け部材
65の往復移動速度は急激に目標速度まで上昇するので
はなく、徐々に速度上昇してゆくので、足が足受け部材
65の凹部74から外れ落ちるようなおそれはない。
【0060】さて、足受け部材65が左右方向に往復移
動すると、座部4に支えられている腰部分を中心にして
下半身が左右に揺動運動(いわゆる金魚運動)すると共
に、左右の各足F1,F2は図3に実線、二点鎖線およ
び破線で示すように足の付け根を中心にしてひねられる
ようになる。このため、腰部分にもひねり運動が与えら
れるようになる。
【0061】このとき、ローラ式マッサージ機構25の
一対の偏心ローラ45のうち、左側の偏心ローラ45が
背もたれ部7の表面側に突出するように回転すると、足
受け部65は左方に移動し、右側の偏心ローラ45が背
もたれ部7の表面側に突出するように回転すると、足受
け部65は右方に移動するようになっている。
【0062】このように偏心ローラ45と足受け部65
の動きを関連付けることにより、上半身が右側にひねら
れるようになると、下半身が左側にひねられ、逆に、上
半身が左側にひねられるようになると、下半身が右側に
ひねられるようになる。このため、上半身と下半身のひ
ねり方向が逆となり、全身からみれば大きくひねられる
こととなってより効果的なマッサージを受けることがで
きるようになる。
【0063】以上にようなことから、下半身全体は、横
揺れ、ひねりなどの運動を、左右に方向を変えて繰り返
すので、これにより下半身の筋肉が揉まれ、ほぐされた
りし、血行が良くなる。下半身は、このようなマッサー
ジ作用を受けるものであり、そのマッサージの強さは振
動式マッサージのような微弱なものではないから、下半
身のマッサージにとって程良い強さのものとなる。そし
て、このような下半身マッサージ中において、速さ調節
スイッチ79j,79kを操作すると、足受け部材65
の往復移動速度が変わるので、好みの速さでマッサージ
を受けることができる。
【0064】全身コースの終了時には、モータ70は停
止までその回転速度を徐々に低下させてゆく。このた
め、停止時についても、足受け部材65の往復移動速度
は徐々に低下するので、開始時に同様に足が足受け部材
65の凹部74から外れ落ちるおそれはない。
【0065】そして、マッサージ運転の終了後は、足受
け部材65をスライダ69から取り外しておけば、足載
せ部5の表面は突出物のない状態となるので、椅子とし
て使用する際、突出物に足が当たるなどの不快感を覚え
ることがない。
【0066】このように本実施例によれば、背中だけで
なく、両足を左右に揺動させることにより、下半身全体
をもマッサージすることができる。また、左右一対の偏
心ローラ45を交互に背中に当たることにより、腰から
上の部位全体が左右にひねられるようになるので、背中
のマッサージに止まらず、上半身全体のマッサージを行
うことができる。このように、上半身および下半身共
に、すなわち全身を一種のひねりによりマッサージでき
るものである。
【0067】図18〜図20は本発明の他の実施例を示
すもので、この実施例が上述の一実施例と異なるところ
は、足受け部材の位置を前後方向に調節することができ
るようにしたところにある。本実施例のスライダ78
は、足載せ部5の挿入孔76から上方に突出され、その
突出部分の左右両側には、受け板部78aが突設されて
いる。一方、足受け部材79の下面側には、スライダ7
8の突出部分に嵌合される凹部80が形成されている。
この凹部80の左右方向幅はスライダ78に対して圧入
状態が得られる寸法に設定され、前後方向幅はスライダ
78の前後方向幅よりも大きく、その分だけ足受け部材
78を前後方向に移動させ得るようになっている。
【0068】そして、足受け部材79の位置を変えるに
は、該足受け部材79を強く前或いは後に押してスライ
ダ78との嵌合位置を前後にずらす。これにより、足受
け部材79の位置が前後に調節され、足受け部材79に
載せる部位を好みに応じて変えたり、身長に応じて変え
たりすることができる。
【0069】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような変更或いは
拡張が可能である。足受け部材65により受ける足の部
位は膝から下の部位であれば、足首部分に限られない。
足載せ部5の角度は無段階に調節できるように構成して
も良い。座部4と足載せ部5とは一体のシート部により
構成し、座部相当部分と足載せ部相当部分との間で折れ
曲らないようなものであっても良い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の発明
によれば、足受け部材の往復移動によって下半身のほぼ
全体をマッサージすることができる。このため、背もた
れ部の施療子による上半身のマッサージと相俟って、全
身のマッサージを行うことができるものである。
【0071】請求項2記載の発明によれば、足載せ部の
角度を調節することにより、特に膝の後側が余り緊張し
ていないリラックス状態から、膝の後側が強く緊張した
状態まで、様々な状態でマッサージを受けることができ
る。請求項3記載の発明によれば、足載せ部と座部との
距離が足載せ部の角度調節に伴って変化するので、足の
長さに応じて足受け部材の位置を調節できる。
【0072】請求項4記載の発明によれば、背もたれ部
の一対の偏心ローラによって上半身が背骨付近を中心に
して左右にひねられるようになるので、上半身もひねり
によるマッサージを受けることができる。請求項5記載
の発明によれば、頭部まで左右に揺らすような大きな上
半身の左右の揺れを、偏心ローラの上下両側に設けられ
たローラによって防止できる。
【0073】請求項6記載の発明によれば、下半身のひ
ねり方向と上半身のひねり方向とが逆になるのにで、全
身のひねりが大きくなり、より効果的にマッサージでき
る。請求項7記載の発明によれば、足受け部材の速度を
変えることにより、マッサージの強さを好みに応じて変
えることができる。請求項8記載の発明によれば、マッ
サージ動作の開始時および終了時には、足受け部材の往
復移動速度が徐々に変化するので、足が足受け部材から
外れ落ちるおそれがない。
【0074】請求項9記載の発明によれば、足受け部材
の位置を前後方向に調節することにより、好みの部位で
足を足受け部材に載せることができる。請求項10記載
の発明によれば、足受け部材を取り外すことができるの
で、下半身のマッサージをしないとき、或いは、椅子と
して使用する場合に、足受け部材が邪魔になることがな
い。請求項11記載の発明によれば、足受け部材を取り
外すと、シート部の表面は、突出物がない状態となるの
で、心地好く座ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、足載せ部を上
向き姿勢にした状態のローラ式マッサージ機構の縦断側
面図
【図2】足載せ部を水平姿勢にした状態の縦断側面図
【図3】揺動式マッサージ機構の縦断正面図
【図4】同駆動装置の縦断側面図
【図5】同分解斜視図
【図6】足載せ部を上向き姿勢にした状態で示す押上げ
機構の側面図
【図7】足載せ部を水平姿勢にした状態で示す押上げ機
構の側面図
【図8】足載せ部を下向き姿勢にした状態で示す押上げ
機構の側面図
【図9】押上機構の部分縦断面図
【図10】ローラ式マッサージ機構の要部の縦断側面図
【図11】ローラ式マッサージ機構の側面図
【図12】ローラ式マッサージ機構の平面図
【図13】ローラ式マッサージ機構の要部の平面図
【図14】ローラ式マッサージ機構のねじ式直線駆動構
成を示す断面図
【図15】リモコンの正面図
【図16】分解斜視図
【図17】斜視図
【図18】本発明の他の実施例を示す縦断側面図
【図19】図3相当図
【図20】図5相当図
【符号の説明】
図中、1は椅子本体、2は肘掛け部材、3はベースフレ
ーム、4は座部、5は足載せ部、6はシート部、7は背
もたれ部、25はローラ式マッサージ機構、29は移動
基枠、34は駆動モータ、36はローラ支持台(揺動部
材)、38はねじりコイルばね(付勢手段)、41,4
2はローラ(施療子)、45は偏心ローラ(施療子)、
58は押上げ機構、64は揺動式マッサージ機構、65
は足受け部材、66は駆動装置、69はスライダ、71
はクランク、79は足受け部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湧野 孝 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 河野 源一郎 名古屋市西区名西二丁目33番10号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社名古屋事業所内 (72)発明者 河野 哲之 名古屋市西区名西二丁目33番10号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社名古屋事業所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臀部および足を受けるシート部と、背を
    受ける背もたれ部とを備え、前記背もたれ部に叩き、揉
    みなどのマッサージ動作を行う施療子を設けた椅子式マ
    ッサージ機において、 前記シート部に、両足を膝よりも足首側で受ける足受け
    部材を左右方向に移動可能に設け、この足受け部材を駆
    動装置によって左右に往復移動させるように構成したこ
    とを特徴とする椅子式マッサージ機。
  2. 【請求項2】 シート部は、座部と足載せ部とから構成
    され、足載せ部には足受け部材が設けられると共に、該
    足載せ部は、水平よりも前端側が下がった下向き姿勢か
    ら水平よりも前端側が上がった上向き姿勢まで角度調節
    可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    椅子式マッサージ機。
  3. 【請求項3】 足載せ部は、足載せ部を上向き姿勢状態
    に姿勢を変化させながら座部から前方に離すように移動
    させる押上げ機構により角度調節可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の椅子式マッサージ機。
  4. 【請求項4】 背もたれ部の施療子は、背中に沿う方向
    に往復移動可能な少なくとも左右一対の偏心ローラを備
    え、その一対の偏心ローラは、互いに逆方向に偏心して
    設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の椅子式マッサージ機。
  5. 【請求項5】 一対の偏心ローラの往復移動方向両側
    に、左右1対のローラの組が複数組設けられ、偏心ロー
    ラは、その回転に伴い、往復移動方向両側に配置されて
    いる2組の左右一対のローラの外周面のうち、背もたれ
    部の表面側の外周面に共通に接する直線に対し、出没す
    るように構成されていることを特徴とする請求項4記載
    の椅子式マッサージ機。
  6. 【請求項6】 一対の偏心ローラと足受け部とが動作す
    る場合、左側の偏心ローラが背もたれ部の表面側に突出
    するように回転するとき、足受け部は左方に移動し、右
    側の偏心ローラが背もたれ部の表面側に突出するように
    回転するとき、足受け部は右方に移動するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項4または5記載の椅子
    式マッサージ機。
  7. 【請求項7】 足受け部材の往復移動の速度は調節可能
    であることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサー
    ジ機。
  8. 【請求項8】 足受け部材の往復移動速度は、往復移動
    動作の開始時には徐々に増加し、終了時には減少するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の椅
    子式マッサージ機。
  9. 【請求項9】 足受け部材の位置は、前後方向に調節可
    能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の椅
    子式マッサージ機。
  10. 【請求項10】 足受け部材は、着脱可能であることを
    特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
  11. 【請求項11】 足受け部材を取り外した状態では、シ
    ート部の表面は、突出物のない状態となることを特徴と
    する請求項10記載の椅子式マッサージ機。
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