JP4910720B2 - カメラ - Google Patents

カメラ Download PDF

Info

Publication number
JP4910720B2
JP4910720B2 JP2007013899A JP2007013899A JP4910720B2 JP 4910720 B2 JP4910720 B2 JP 4910720B2 JP 2007013899 A JP2007013899 A JP 2007013899A JP 2007013899 A JP2007013899 A JP 2007013899A JP 4910720 B2 JP4910720 B2 JP 4910720B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blur correction
image
shooting
continuous shooting
shutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007013899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008182447A (ja
Inventor
裕郎 内藤
秀臣 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2007013899A priority Critical patent/JP4910720B2/ja
Publication of JP2008182447A publication Critical patent/JP2008182447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4910720B2 publication Critical patent/JP4910720B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、被写体像を撮像して画像を取得するカメラに関する。
次のような撮像装置が知られている。この撮像装置は、撮像装置に三脚が取り付けられたことを検出した場合には、振れが少ない状態にあることから振れ補正は不要と判定して振れ補正機能を停止することで、CPUの負荷を低減するものである(例えば、特許文献1)。
特開2003−189164号公報
しかしながら、従来の装置では、撮像装置に三脚が取り付けられた場合を振れ補正が不要なシーンと判定して振れ補正を停止しているが、この状態が必ずしもCPUの負荷を低減する必要があるシーンとは限らなかった。
本発明によるカメラは、撮影光学系により結像した被写体像を撮像素子で撮像して画像を取得する画像取得手段と、前記撮影光学系が備えるブレ補正素子と前記撮像素子との少なくとも一方を光軸と交わる方向に移動させることによって、前記撮像素子への前記被写体像の結像位置を補正して光学式ブレ補正を行うブレ補正手段と、前記画像取得手段による画像取得時のシャッター秒時を設定する設定手段と、前記画像取得手段による画像の取得方法として、使用者による1回の撮影操作に基づいて1コマの画像を取得する単写、および使用者による1回の撮影操作に基づいて複数コマの画像を取得する通常連写、1回の撮影操作に基づいて複数コマの画像を取得し、前記撮像素子が複数画素の信号を加算して出力する高速連写のいずれかを設定する撮影方法設定手段と、前記撮影方法設定手段により単写が設定されている場合には、前記ブレ補正手段によるブレ補正を実行し、前記撮影方法設定手段により通常連写が設定されている場合には、前記シャッター秒時が所定のシャッター秒時未満であれば前記ブレ補正を禁止し、前記シャッター秒時が所定のシャッター秒時未満でなければ前記ブレ補正を実行し、前記撮影方法設定手段により高速連写が設定されている場合には、前記ブレ補正を禁止するブレ補正制御処理を実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によるカメラは、ブレ補正素子を備える撮影光学系を着脱可能なカメラであって、前記撮影光学系により結像した被写体像を撮像素子で撮像して画像を取得する画像取得手段と、 前記撮影光学系が備えるブレ補正素子と前記撮像素子との少なくとも一方を光軸と交わる方向に移動させることによって、前記撮像素子への前記被写体像の結像位置を補正して光学式ブレ補正を行うブレ補正手段と、前記画像取得手段による画像取得時のシャッター秒時を設定する設定手段と、前記画像取得手段による画像の取得方法として、使用者による1回の撮影操作に基づいて1コマの画像を取得する単写、および使用者による1回の撮影操作に基づいて複数コマの画像を取得する通常連写、1回の撮影操作に基づいて複数コマの画像を取得し前記撮像素子が複数画素の信号を加算して出力する高速連写のいずれかを設定する撮影方法設定手段と、 前記撮影方法設定手段により単写が設定されている場合には、前記ブレ補正手段によるブレ補正を実行し、前記撮影方法設定手段により通常連写が設定されている場合には、前記シャッター秒時が所定のシャッター秒時未満であれば前記ブレ補正を禁止し、前記シャッター秒時が所定のシャッター秒時未満でなければ前記ブレ補正を実行し、前記撮影方法設定手段により高速連写が設定されている場合には、前記ブレ補正を禁止するブレ補正制御処理を実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、シャッター秒時が短い場合や連写時など、CPUの負荷を低減する必要があるときにブレ補正を停止することができる。
―第1の実施の形態―
図1は、第1の実施の形態におけるカメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。カメラ100は、露出制御部101と、ブレ補正制御部102と、角速度センサ103と、A/D変換器104と、メモリ105と、デジタル画像処理部106と、表示装置107と、画像記録素子108と、設定部109と、制御部110とを備えている。
露出制御部101は、レンズ光学系(撮影光学系)101aと、撮像素子101bと、信号増幅器101cと、フラッシュ装置101dと、TG(タイミングジェネレータ)101eとを含んでいる。レンズ光学系101aは、フォーカスレンズ101a−1と、ブレ補正レンズ101a−2と、絞り101a−3と、シャッター101a−4とを含んでいる。
このカメラ100では、被写体像はレンズ光学系101aにより撮像素子101bに結像する。具体的には、フォーカスレンズ101a−1および後述するブレ補正素子としてのブレ補正レンズ101a−2を通して入射した被写体からの光は、絞り101a−3およびシャッター101a−4を通過して撮像素子101b上に像を結ぶ。撮像素子101bは、使用者によるレリーズ操作に基づいて被写体像を撮像して、画像信号を信号増幅器101cへ出力する。
信号増幅器101cは、入力された画像信号を増幅した後、画像信号をA/D変換器104へ出力する。A/D変換器104は、入力された画像信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換した画像データをメモリ105へ出力する。なお、撮像素子101bによる被写体像の撮像タイミング、およびA/D変換器104による画像信号のデジタル信号への変換タイミングは、TG101eによって制御される。TG101eは、使用者によるレリーズ操作に基づいて、これらのタイミングを決定する。
メモリ105に出力された画像データは、デジタル画像処理部106によって階調補正処理などの種々の画像処理が施された後、メモリ105に再度出力される。制御部110は、画像処理後の画像データを表示装置107、例えばカメラ100が備える背面液晶モニタに出力して表示したり、画像記録素子108、例えばメモリカードに画像処理後の画像データを記録したりする。
本実施の形態におけるカメラ100は、ブレ補正機能を備えている。具体的には、レンズ光学系101aは、ブレ補正素子としてのブレ補正レンズ101a−2を備えており、このブレ補正レンズ101a−2を光軸と交わる方向に移動させることによって、撮像素子101bへの被写体像の結像位置を補正して光学式ブレ補正を行う。なお、使用者は設定部109を操作して、ブレ補正機能のオン・オフを切り替えることができる。ブレ補正がオンされている場合には、ブレ補正制御部102は、角速度センサ103で検出されたブレ量を打ち消す方向にブレ補正レンズ101a−2を移動させてブレを補正する。
このようにブレ補正機能を備えるカメラ100においては、画像を1コマ撮像するごとにブレ補正のための準備(ブレ補正準備)が必要となる。具体的には、ブレ補正制御部102は、ブレ補正レンズ101a−2の位置が画像撮影時の基準位置に位置しているかを判定し、基準位置に位置していないと判定した場合には、ブレ補正レンズ101a−2の位置を画像撮影時の基準位置に設定する。すなわちブレ補正レンズ101a−2のセンタリングを行う。このため、ブレ補正を行うに当たっては、画像撮影前にこの準備を行うための時間(ブレ補正制御用の準備時間)が必要となる。
したがって、ブレ補正がオンされている場合には、画像の撮影を行うたびにブレ補正制御用の準備時間がかかることになり、処理時間が低下する。そこで、本実施の形態では、制御部110は、ブレ補正を行うよりも撮影時の処理速度を向上させることを優先させる必要がある状況であって、さらに撮影時のカメラ100の設定に基づいてブレ補正が不要な状況であると判断した場合には、ブレ補正がオンされている場合であってもブレ補正機能を停止して処理の高速化を図る。
ここでは、カメラ100が使用者による1回の撮影操作に基づいて1コマの画像を取得する単写と、および使用者による1回の撮影操作に基づいて複数コマの画像を取得する連写のいずれかを画像の撮影方法として選択可能である場合について説明する。この場合、制御部110は、撮影方法として連写が設定されている場合に、ブレ補正を行うよりも撮影時の処理速度を向上させることを優先させる必要があると判断する。また、撮影時のシャッター秒時が所定のシャッター秒時T未満である場合には、手ブレの影響は受け難いことから、ブレ補正は不要であると判断する。
なお、制御部110は、閾値として用いる所定のシャッター秒時T未満を次のように決定する。例えば、撮像素子101bのサイズが35mmフィルムと同じサイズである場合には、1/焦点距離(秒)となるように設定する。また、撮像素子101bのサイズが35mmフィルムと異なる場合には、以下の計算で焦点距離を換算する。
すなわち、撮像素子101bの対角サイズをlccd(mm)、レンズ光学系101aの実焦点距離をfccd(mm)、35mmフィルムの対角サイズをlfilmとした場合には、35mmフィルム換算焦点距離ffilm(mm)は、次式(1)によって算出される。
film=(lfilm/lccd)×fccd ・・・(1)
なお、35mmフィルムの対角サイズlfilmは、lfilm=43.3(mm)であり、35mmフィルムでの画像撮影サイズは36mm×24mmである。
例えば、撮像素子101bの対角サイズlccdが28.4mmであり、レンズ光学系101aの実焦点距離fccdが50mmである場合には、35mmフィルム換算焦点距離ffilmは次式(2)のようになる。
film=(43.3/28.4)×50=76.2mm≒75mm ・・・(2)
なお、本実施の形態におけるカメラ100では、連写の種類として通常連写または高速連写が選択することができるものとする。通常連写とは、使用者がシャッターボタンを押している間、撮影を繰り返して複数コマの画像を取得する連写方法をいう。連写方法として通常撮影が設定されている場合には、シャッター秒時は各コマごと変化する。一方、高速連写とは、シャッター秒時が所定のシャッター秒時T未満となるように固定して、使用者がシャッターボタンを押している間、撮影を繰り返して、高速に複数コマの画像を取得する連写方法をいう。
連写方法として高速連写が設定されている場合には、各コマの撮影間隔を短くするために、制御部110は、撮像素子101bが複数画素の信号を加算して出力するようにTG101eを設定する。撮像素子101bが画素加算を行うことによって、出力する画像信号の見かけ上のISO感度を向上することができる。例えば、撮像素子101bで取得した画像内における4画素を加算して1画素とみなすことによって、見かけ上のISO感度を4倍にすることができる。
具体的には、ISO100相当のISO感度で撮影された画像の4画素を加算して1画素とすることによって、見かけ上のISO感度はISO400相当になる。また、ISO200相当のISO感度で撮影された画像の4画素を加算して1画素とすることによって、見かけ上のISO感度はISO1600相当になる。このように、撮像素子101bで画素加算を行うことによって見かけ上のISO感度を上げた場合には、信号増幅器101cで電気的にISO感度を上げるよりもノイズを低減して高画質な画像を得ることができる。
また、画素加算を行うことによって、撮像素子101bから出力される画像信号の画素数が減少するため、画像信号の転送に要する時間、およびデジタル画像処理部106での画像処理に要する時間を短縮することができ、処理速度を向上することができる。
図2(a)は、単写または通常連写の場合に、撮像素子101bが出力する画像信号の具体例を示す図である。なお、図2(a)は、撮像素子101bが各々の画素にRGBの何れか1つの色成分の色情報を含む画像データ、例えばRGB表色系で示されるBayer画像を撮像して取得する場合の画像信号を示している。この図2(a)に示すように、単写または通常連写の場合には、撮像素子101bは、各画素の信号をそれぞれ信号増幅器101cへ出力する。
一方、図2(b)は、高速連写の場合に、撮像素子101bが4画素を加算して出力する場合の出力信号の具体例を示す図である。この図2(b)に示すように、高速連写の場合には、撮像素子101bは、図2(a)におけるR成分の4画素2a〜2dを加算して、画素2eを出力している。同様に他の色成分の画素についても図2(a)における4画素を加算して1画素として出力している。
制御部110は、ブレ補正がオンされているときに、画像の撮影方法が単写の場合にはブレ補正制御部102によるブレ補正を許可する。また、画像の撮影方法が連写である場合には、画像撮影時のシャッター秒時が所定のシャッター秒時T未満であるときにブレ補正を禁止し、T以上であるときにはブレ補正を許可する。すなわち、連写方法が通常連写である場合には、制御部110は、画像撮影時のシャッター秒時が所定のシャッター秒時T以上であるか否かの判定を行って、T未満の場合のみブレ補正を禁止する。また、連写方法が高速連写である場合には、常にシャッター秒時がT未満であることから、シャッター秒時の判定を行わずにブレ補正を禁止する。
図3は、上述したようにブレ補正を許可または禁止した場合の各撮影方法の処理の流れを模式的に示した図である。図3(a)は、撮影方法として単写が設定されている場合を表している。この場合は、ブレ補正が許可されているので、レリーズONの後、ブレ補正準備を行ってから露光する。その後、取得した画像を画像記録素子108へ記録する。
図3(b)は、通常連写でシャッター秒時がT秒未満の場合を表している。この場合は、ブレ補正が禁止されているので、レリーズONの後、ブレ補正準備を行わずに露光し、画像を記録する。そして、これらの処理を使用者がシャッターボタンを押している間繰り返す。これによって、露光間隔を短くして複数コマの画像を遅延なく取得することができる。
図3(c)は、通常連写でシャッター秒時がT秒以上である場合を表している。この場合は、ブレ補正が許可されているので、レリーズONの後、ブレ補正準備を行ってから露光し、画像を記録する。そして、これらの処理を使用者がシャッターボタンを押している間繰り返す。その後、取得した画像を画像記録素子108へ記録する。
図3(d)は、高速連写の場合を示している。この場合は、ブレ補正が禁止されているので、レリーズONの後、ブレ補正準備を行わずに露光し、画像を記録する。このとき、撮像素子101bは、画素加算を行って画像信号を出力する。そして、これらの処理を使用者がシャッターボタンを押している間繰り返す。これによって、露光間隔を短くして複数コマの画像を遅延なく取得することができる。
図4および図5は、第1の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図4に示す処理は、カメラ100の電源がオンされると起動するプログラムとして、制御部110によって実行される。
ステップS10において、制御部110は、使用者によって電源がオフされたか否かを判断する。電源がオフされたと判断した場合には、処理を終了する。これに対して、電源がオフされていないと判断した場合には、ステップS20へ進む。ステップS20では、制御部110は、使用者によってブレ補正機能がオンにされたか否かを判断する。ブレ補正機能がオフに設定されたと判断した場合には、後述する図5のステップS400へ進む。一方、ブレ補正がオンに設定されたと判断した場合には、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御部110は、カメラ100のブレ補正機能をオンに設定して、ステップS40へ進む。ステップS40では、制御部110は、撮像素子101bで連続して撮像される画像を表示装置107へ出力することによって、表示装置107にスルー画を表示する。その後、ステップS50へ進み、制御部110は、使用者によってシャッターボタンが押下されたか否かを判断する。シャッターボタンが押下されていないと判断した場合には、ステップS10へ戻って処理を繰り返す。これに対して、シャッターボタンが押下されたと判断した場合には、ステップS60へ進む。
ステップS60では、制御部110は、撮影方法として連写、すなわち通常連写または高速連写が設定されているか否かを判断する。否定判断した場合、すなわち撮影方法として単写が設定されている場合には、ステップS70へ進む。ステップS70では、制御部110は、画像(スチル画)の撮影条件を決定する。例えば、シャッター秒時、絞り値などを決定する。その後、ステップS80へ進み、制御部110は、スチル画撮影のためのTG101eの設定を行い、ステップS90へ進む。
ステップS90では、制御部110は、ブレ補正レンズ101a−2のレンズ光学系101a内における位置を画像撮影時の基準位置に移動させる、すなわちセンタリングを行うためのセンタリングコマンドをブレ補正制御部102に出力して、ステップS100へ進む。ステップS100では、センタリングを行うために必要な所定時間、すなわちブレ補正制御用の準備時間が経過したか否かを判断する。肯定判断した場合には、ステップS110へ進む。ステップS110では、制御部110は、撮像素子101bで撮像された画像を取得してスチル画の撮影を行う。その後、ステップS120へ進み、取得したスチル画に画像処理を施すためにデジタル画像処理部106の設定を行なって、ステップS10へ戻る。
次に、ステップS60で、撮影方法として連写が設定されていた場合の処理について説明する。この場合には、ステップS130へ進み、制御部110は、連写方法が通常連写か高速連写のいずれであるかを判断する。通常連写であると判断した場合には、ステップS140へ進み、ステップS70と同様にスチル画を撮影するための画像撮影条件を決定する。その後、ステップS150へ進み、制御部110は、スチル画撮影のためのTG101eの設定を行い、ステップS160へ進む。
ステップS160では、制御部110は、ステップS140で決定したシャッター秒時が所定のシャッター秒時T未満であるか否かを判断する。否定判断した場合には、ステップS180へ進み、ブレ補正機能をオンに設定してステップS200へ進む。これに対して、肯定判断した場合には、ステップS170へ進み、ブレ補正機能をオフに設定して、ステップS190へ進む。ステップS190では、制御部110は、ブレ補正レンズ101a−2の位置が画像撮影時の基準位置、すなわちレンズ光学系101のセンターに位置しているか否かを判断する。肯定判断した場合には、後述するステップS220へ進む。これに対して、否定判断した場合には、ステップS200へ進む。
ステップS200では、制御部110は、ブレ補正レンズ101a−2をセンタリングするためのセンタリングコマンドをブレ補正制御部102に出力して、ステップS210へ進む。ステップS210では、センタリングを行うために必要な所定時間、すなわちブレ補正制御用の準備時間が経過したか否かを判断する。肯定判断した場合には、ステップS220へ進む。ステップS220では、制御部110は、撮像素子101bで撮像された画像を取得してスチル画の撮影を行う。その後、ステップS230へ進み、取得したスチル画に画像処理を施すためにデジタル画像処理部106の設定を行なって、ステップS240へ進む。
ステップS240では、制御部110は、使用者によってシャッターボタンが離されたか否かを判断する。否定判断した場合には、ステップS140へ戻って処理を繰り返す。これに対して、肯定判断した場合にはステップS250へ進み、制御部105は、ブレ補正機能をオンしてステップS10へ戻る。
ステップS130において、連写方法が高速連写に設定されていると判断した場合には、ステップS260へ進む。ステップS260では、制御部110は、ステップS70と同様に、スチル画を撮影するための画像処理条件を設定して、ステップS270へ進む。ステップS270では、制御部110は、スチル画撮影のためのTG101eの設定を行う。このとき、上述したように撮像素子101bが画素加算を行って画像信号を出力するようにTG101eの設定を行っておく。その後、ステップS280へ進み、制御部110は、ブレ補正機能をオフしてステップS290へ進む。
ステップS290では、制御部110は、ブレ補正レンズ101a−2の位置がレンズ光学系101のセンターに位置しているか否かを判断する。肯定判断した場合には、後述するステップS320へ進む。これに対して、否定判断した場合には、ステップS300へ進む。ステップS300では、制御部110は、ブレ補正レンズ101a−2をセンタリングするためのセンタリングコマンドをブレ補正制御部102に出力して、ステップS310へ進む。
ステップS310では、センタリングを行うために必要な所定時間、すなわちブレ補正制御用の準備時間が経過したか否かを判断する。肯定判断した場合には、ステップS320へ進み、制御部110は、撮像素子101bで撮像された画像を取得してスチル画の撮影を行う。その後、ステップS330へ進み、取得したスチル画に画像処理を施すためにデジタル画像処理部106の設定を行なう。なお、ステップS320で撮影されるスチル画は、上述したように画素加算された画像であるため、デジタル画像処理部106の設定内容は、上述したステップS120およびS230における設定内容とは異なる。その後、ステップS340へ進む。
ステップS340では、制御部110は、使用者によってシャッターボタンが離されたか否かを判断する。否定判断した場合には、ステップS320へ戻って処理を繰り返す。これに対して、肯定判断した場合にはステップS350へ進み、制御部105は、ブレ補正機能をオンしてステップS10へ戻る。
次に、ステップS20でブレ補正機能がオフに設定されたと判断した場合の処理について、図5を用いて説明する。なお、図5においては、図4と処理内容が同じステップについては同じステップ番号を付与し、相違点を中心に説明する。
ステップS400では、制御部110は、ブレ補正機能をオフしてステップS410へ進む。ステップS410では、ブレ補正レンズ101a−2の位置がレンズ光学系101のセンターに位置しているか否かを判断する。肯定判断した場合には、ステップS40へ進む。これに対して、否定判断した場合には、ステップS420へ進む。ステップS420では、制御部110は、ブレ補正レンズ101a−2をセンタリングするためのセンタリングコマンドをブレ補正制御部102に出力して、ステップS430へ進む。ステップS430では、センタリングを行うために必要な所定時間が経過したか否かを判断する。肯定判断した場合には、ステップS40へ進む。
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)シャッター秒時が所定のシャッター秒時以上であるか否かの判定を行い、所定のシャッター秒時以上である場合にブレ補正を許可し、所定のシャッター秒時未満である場合にブレ補正を禁止するようにした。これによって、ブレ補正を行うよりも撮影時の処理速度を向上させることを優先させる必要がある状況であって、さらに撮影時のカメラ100の設定に基づいてブレ補正が不要な状況を的確に判定して、効果的にブレ補正を禁止することができる。すなわち、本実施の形態のカメラ100は、ブレ補正を禁止することにより、シャッターレリーズの操作から撮影までのタイムラグを短縮することが可能である。また、本実施の形態のカメラ100は、ブレ補正を禁止することにより、高速な連写撮影が可能となる。
(2)ブレ補正を禁止する場合には、ブレ補正レンズ101a−2の位置が画像撮影時の基準位置に位置しているか否かを判定し、基準位置に位置していないと判定した場合にはセンタリングを行うようにした。これによって、ブレ補正レンズ101a−2をセンターに固定して撮影時のレンズ光学系全体の光軸のズレを防ぐことができる。
(3)シャッター秒時が所定のシャッター秒時未満に設定され、かつ撮像素子が複数画素の信号を加算して出力するように設定されている場合、すなわち高速連写の場合には、ブレ補正を禁止するようにした。これによって、露光時間が短く、さらに画素加算によってISO感度を向上できるときは、ブレ補正が不要なことを加味してブレ補正を禁止し、高速な連写を実現することができる。
(4)ブレ補正がオンに設定されている場合には、ブレ補正の許可または禁止を判定する(ブレ補正制御処理を実行する)ようにし、ブレ補正がオフに設定されている場合には、ブレ補正の許可または禁止を判定しない(ブレ補正制御処理を実行しない)ようにした。これによって、ブレ補正がオンに設定されている場合であっても、ブレ補正を禁止するように判定した場合には、処理速度を向上することができる。
―第2の実施の形態―
上述した第1の実施の形態では、ブレ補正を行うよりも撮影時の処理速度を向上させることを優先させる必要がある状況であって、さらに撮影時のカメラ100の設定に基づいてブレ補正が不要な状況であると判断した場合には、ブレ補正がオンされている場合であってもブレ補正を禁止して処理の高速化を図るようにした。すなわち、撮影方法として連写が設定されている場合であって、撮影時のシャッター秒時が所定時間未満である場合には、ブレ補正を禁止するようにした。
これに対して、第2の実施の形態では、ブレ補正を行うよりも撮影時の処理速度を向上させることを優先させる必要がある場合に、ブレ補正を停止する場合について説明する。具体的には、撮影方法として連写が設定されている場合には、撮影時のシャッター秒時に関係なくブレ補正を禁止するようにする。なお、図1〜図3、および図5については、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
図6は、第2の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図6に示す処理は、カメラ100の電源がオンされると起動するプログラムとして、制御部110によって実行される。なお、図6においては、図4と処理内容が同じステップについては同じステップ番号を付与し、相違点を中心に説明する。
ステップS60において、撮影方法が連写であると判断された場合には、ステップS61へ進む。ステップS61では、制御部110は、ブレ補正機能をオフしてステップS62へ進む。ステップS62では、ブレ補正レンズ101a−2の位置がレンズ光学系101のセンターに位置しているか否かを判断する。肯定判断した場合には、ステップS130へ進む。これに対して、否定判断した場合には、ステップS63へ進む。ステップS63では、制御部110は、ブレ補正レンズ101a−2をセンタリングするためのセンタリングコマンドをブレ補正制御部102に出力して、ステップS64へ進む。ステップS64では、センタリングを行うために必要な所定時間が経過したか否かを判断する。肯定判断した場合には、ステップS130へ進む。
以上説明した第2の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態の作用効果に加えて、以下のような作用効果を得ることができる。すなわち、撮影方法として単写が設定された場合にブレ補正を許可し、連写が設定された場合にブレ補正を禁止するようにした。これによって、連写時はブレ補正を行うよりも撮影時の処理速度を向上させることを優先させる必要があることを加味して、効果的にブレ補正を禁止することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した第1および第2の実施の形態では、連写方法が高速連写である場合には、常にシャッター秒時がT未満であることから、シャッター秒時の判定を行わずにブレ補正を禁止する例について説明した。しかしながら、連写方法が高速連写であって、かつ撮像素子101bが画素加算を行っていることを条件にブレ補正を禁止するようにしてもよい。
(2)上述した第1および第2の実施の形態では、レンズ光学系101aに含まれるレンズ群をカメラ100が備えている場合、すなわちカメラ100がレンズ郡と一体となっている場合について説明した。しかしながら、本発明は、カメラ100がレンズ鏡筒を着脱可能なカメラ、例えば一眼レフカメラである場合にも適用可能である。カメラ100が一眼レフカメラである場合には、フォーカスレンズ101a−1、ブレ補正レンズ101a−2、絞り101a−3、ブレ補正制御部102、および角速度センサ103は、レンズ鏡筒側に含まれる。
(3)上述した第1および第2の実施の形態では、レンズ光学系101aに含まれるブレ補正レンズ101a−2をブレ補正素子とし、このブレ補正レンズ101a−2を光軸と交わる方向に移動させることによって、撮像素子101bへの被写体像の結像位置を補正して光学式ブレ補正を行う例について説明した。しかしながら、撮像素子101bを光軸と交わる方向に移動させることによって、被写体像の結像位置を補正して光学式ブレ補正を行うようにしてもよい。また、ブレ補正レンズ101a−2および撮像素子101bの両方を光軸と交わる方向に移動させることによって、被写体像の結像位置を補正して光学式ブレ補正を行うようにしてもよい。なお、撮像素子101bを移動させてブレ補正を行うためには、ブレ補正制御部102は、撮像素子101bを制御する。なお、この場合もカメラ100がレンズ鏡筒を着脱可能であってもよい。
(4)上述した第1の実施の形態では、撮影方法が連写である場合に、シャッター秒時がT未満であるときにブレ補正をオフする例について説明した。しかしながら、撮影方法が単写である場合にも、シャッター秒時がT未満であるときにブレ補正をオフするようにしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
カメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。 画素加算の具体例を示す図である。 撮影方法ごとに各工程が要する時間を模式的に表した図である。 第1の実施の形態におけるカメラ100の処理を示す第1のフローチャート図である。 第1の実施の形態におけるカメラ100の処理を示す第2のフローチャート図である。 第2の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
100 カメラ、101 露出制御部、101a レンズ光学系、101a−1 フォーカスレンズ、101a−2 ブレ補正レンズ、101a−3 絞り、101a−4 シャッター、101b 撮像素子、101c 信号増幅器、101d フラッシュ装置、101e TG、102 ブレ補正制御部、103 角速度センサ、104 A/D変換器、105 メモリ、106 デジタル画像処理部、107 表示装置、108 画像記録素子、109 設定部、110 制御部

Claims (3)

  1. 撮影光学系により結像した被写体像を撮像素子で撮像して画像を取得する画像取得手段と、
    前記撮影光学系が備えるブレ補正素子と前記撮像素子との少なくとも一方を光軸と交わる方向に移動させることによって、前記撮像素子への前記被写体像の結像位置を補正して光学式ブレ補正を行うブレ補正手段と、
    前記画像取得手段による画像取得時のシャッター秒時を設定する設定手段と、
    前記画像取得手段による画像の取得方法として、使用者による1回の撮影操作に基づいて1コマの画像を取得する単写、および使用者による1回の撮影操作に基づいて複数コマの画像を取得する通常連写、1回の撮影操作に基づいて複数コマの画像を取得し、前記撮像素子が複数画素の信号を加算して出力する高速連写のいずれかを設定する撮影方法設定手段と、
    前記撮影方法設定手段により単写が設定されている場合には、前記ブレ補正手段によるブレ補正を実行し、前記撮影方法設定手段により通常連写が設定されている場合には、前記シャッター秒時が所定のシャッター秒時未満であれば前記ブレ補正を禁止し、前記シャッター秒時が所定のシャッター秒時未満でなければ前記ブレ補正を実行し、前記撮影方法設定手段により高速連写が設定されている場合には、前記ブレ補正を禁止するブレ補正制御処理を実行する制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  2. ブレ補正素子を備える撮影光学系を着脱可能なカメラであって、
    前記撮影光学系により結像した被写体像を撮像素子で撮像して画像を取得する画像取得手段と、
    前記撮影光学系が備えるブレ補正素子と前記撮像素子との少なくとも一方を光軸と交わる方向に移動させることによって、前記撮像素子への前記被写体像の結像位置を補正して光学式ブレ補正を行うブレ補正手段と、
    前記画像取得手段による画像取得時のシャッター秒時を設定する設定手段と、
    前記画像取得手段による画像の取得方法として、使用者による1回の撮影操作に基づいて1コマの画像を取得する単写、および使用者による1回の撮影操作に基づいて複数コマの画像を取得する通常連写、1回の撮影操作に基づいて複数コマの画像を取得し前記撮像素子が複数画素の信号を加算して出力する高速連写のいずれかを設定する撮影方法設定手段と、
    前記撮影方法設定手段により単写が設定されている場合には、前記ブレ補正手段によるブレ補正を実行し、前記撮影方法設定手段により通常連写が設定されている場合には、前記シャッター秒時が所定のシャッター秒時未満であれば前記ブレ補正を禁止し、前記シャッター秒時が所定のシャッター秒時未満でなければ前記ブレ補正を実行し、前記撮影方法設定手段により高速連写が設定されている場合には、前記ブレ補正を禁止するブレ補正制御処理を実行する制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  3. 請求項1または2に記載のカメラにおいて、
    使用者による操作に基づいて前記ブレ補正のオン・オフを切り替える切替手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記ブレ補正がオンに設定されている場合には前記ブレ補正制御処理を実行し、前記ブレ補正がオフに設定されている場合には前記ブレ補正制御処理を実行しないことを特徴とするカメラ。
JP2007013899A 2007-01-24 2007-01-24 カメラ Expired - Fee Related JP4910720B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007013899A JP4910720B2 (ja) 2007-01-24 2007-01-24 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007013899A JP4910720B2 (ja) 2007-01-24 2007-01-24 カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008182447A JP2008182447A (ja) 2008-08-07
JP4910720B2 true JP4910720B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=39726016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007013899A Expired - Fee Related JP4910720B2 (ja) 2007-01-24 2007-01-24 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4910720B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11381748B2 (en) 2020-03-25 2022-07-05 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus, control method, and memory medium, capable of reducing blur by moving image sensor

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07294985A (ja) * 1994-04-22 1995-11-10 Nikon Corp 振れ補正機能を有するカメラ
JP3461383B2 (ja) * 1994-06-17 2003-10-27 オリンパス光学工業株式会社 カメラのぶれ補正装置
JP2000224470A (ja) * 1999-02-02 2000-08-11 Minolta Co Ltd カメラシステム
JP2006071743A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Olympus Corp ブレ補正機能を有するカメラシステム及びその補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008182447A (ja) 2008-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7877004B2 (en) Imaging apparatus and imaging method
KR100871639B1 (ko) 카메라 및 카메라의 화상처리방법
JP4441919B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2006310969A (ja) 撮像装置
WO2013021728A1 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2011135152A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2007225763A (ja) 撮像装置および撮像方法、並びにプログラム
JP2007264049A (ja) 撮像方法および装置
KR100819811B1 (ko) 촬상 장치 및 촬상 방법
US11190704B2 (en) Imaging apparatus and control method for performing live view display of a tracked object
JP2008301355A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2006253887A (ja) 撮像装置
JP2009020163A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP4910720B2 (ja) カメラ
JP2001154226A (ja) 電子カメラ装置
US11258943B2 (en) Imaging apparatus and method for controlling the same
JP2006262221A (ja) 撮像装置および画像処理方法
JP2003241066A (ja) カメラ
JP2006157342A (ja) カメラモジュール
JP5810304B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置における情報表示方法
JP4758379B2 (ja) 撮影装置
JP2007316471A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2007110498A (ja) 複眼式撮影装置
JP2002252804A (ja) 電子カメラ
JP4952462B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110805

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4910720

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees