JP2006253887A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影者にとって適切な機能モードを自動的に設定できる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、撮影者が所持するICタグに記憶される情報を無線電波により検出するICタグリーダを備えている。この撮像装置の起動時に、ICタグから初心者信号が検出される場合には、フルオートの撮影を行う初心者モードで起動する。一方、ICタグから上級者信号が検出される場合には、色の微調整、スイッチの位置変更など撮影者によって以前に入力されたカスタマイズ情報を撮像装置の設定に反映する上級者モードで起動する。また、ICタグから手振れ常時補正信号が検出される場合には、手振れ補正が撮影時に常時オンされる手振れ常時補正モードで起動する。以上により、撮影者にとって適切な機能モードを自動的に設定できることとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の機能モードが設けられる撮像装置に関する。
ICタグと呼ばれるデバイスが開発され、高い注目を集めている。このICタグは、IC(集積回路)チップに情報を記憶し、無線電波で読み出しを行えるタグ(情報発信装置)として構成されており、様々な利用方法が提案されている。
この利用方法としては、例えば個人の識別にICタグを利用する技術が特許文献1に開示されている。この技術によれば、カメラ使用者固有の情報を格納するICタグ(ICカード)を用いて使用者の認証を行い、認証された使用者に関係する情報を撮影画像データに関連付けて記録することが可能となっている。
特開2001−14277号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、撮影者が所持するICタグはカメラ使用者の認証に利用されるものの、撮影者にとって最適な機能モードの設定に利用されるわけではない。適切な機能モードが自動的に設定されれば、撮影者にとって都合が良いこととなるが、これに関して具体的に説明する。
全くの初心者は、カメラにフルオートのモードがあることを認識しておらず、例えば再生モードに設定されてしまうと撮影できない状態に陥る可能性がある。このような初心者にとっては、フルオートモードの設定が自動的に行われると都合が良い。
また、子供が撮影する際には、手振れによる撮影画像の劣化が懸念されるが、例えば誤った使い方により手振れ補正がオフに設定されてしまうと、高品質な画像の取得が困難となる。このような子供にとっては、常に手振れ補正をオンにするモードの設定が自動的に行われるのが好ましい。
一方、上級者では、購入したカメラにおいて例えば色の再現性が不満であったり、頻繁に使用するボタンが操作しにくい位置に配置されている場合には、個人的に使い易いカメラにカスタマイズしたいという要望がある。このような上級者にとっては、例えば過去に入力したカスタマイズ情報をカメラの設定に反映するモードが自動的に設定されると都合が良いこととなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、撮影者にとって適切な機能モードを自動的に設定できる撮像装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の機能モードが設けられる撮像装置であって、(a)撮影者が所持する情報発信装置から前記機能モードに関する設定要求信号を検出する検出手段と、(b)前記検出手段で検出された設定要求信号によって設定要求される機能モードを、前記複数の機能モードから抽出して設定するモード設定手段とを備え、前記情報発信装置は、無線による情報発信が可能である。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る撮像装置において、前記情報発信装置は、ICタグを有しており、前記検出手段は、(a-1)前記ICタグから前記設定要求信号を検出するICタグリーダを有する。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係る撮像装置において、前記複数の機能モードは、撮影の際には少なくともオートフォーカス、自動露出およびオートホワイトバランスを強制的に行う自動モードを含んでおり、前記モード設定手段は、(b-1)前記検出手段で前記自動モードに関する設定要求信号が検出される場合には、前記自動モードに設定する自動モード設定手段を有する。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明に係る撮像装置において、(c)表示手段をさらに備え、前記自動モードでは、前記撮像装置の操作に関するガイダンスが前記表示手段に表示される。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係る撮像装置において、(d)前記撮影者による手振れを検出して手振れ補正を行う手振れ補正手段をさらに備え、前記複数の機能モードは、撮影の際には前記手振れ補正を強制的に実行する手振れ強制補正モードを含んでおり、前記モード設定手段は、(b-2)前記検出手段で前記手振れ強制補正モードに関する設定要求信号が検出される場合には、前記手振れ強制補正モードに設定する手段を有する。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る撮像装置において、(e)前記撮影者によって入力されたカスタマイズ情報を保持する情報保持手段をさらに備え、前記複数の機能モードは、前記カスタマイズ情報に基づき前記撮像装置の設定を行うカスタマイズモードを含んでおり、前記モード設定手段は、(b-3)前記検出手段で前記カスタマイズモードに関する設定要求信号が検出される場合には、前記カスタマイズモードに設定する手段を有する。
上記の課題を解決するため、請求項1ないし請求項6の発明によれば、撮影者が所持する情報発信装置から検出された機能モードに関する設定要求信号によって設定要求される機能モードを、複数の機能モードから抽出して設定するため、撮影者にとって適切な機能モードを自動的に設定できる。
特に、請求項2の発明においては、ICタグから設定要求信号を検出するICタグリーダを有するため、設定要求信号の検出を容易に行える。
また、請求項3の発明においては、撮影の際には少なくともオートフォーカス、自動露出およびオートホワイトバランスを強制的に行う自動モードに関する設定要求信号が検出される場合には、自動モードに設定するため、初心者などにとって適切な機能モードの設定を自動的に行える。
また、請求項4の発明においては、自動モードでは撮像装置の操作に関するガイダンスが表示手段に表示されるため、初心者などでも操作手順を容易に把握できる。
また、請求項5の発明においては、撮影の際には手振れ補正を強制的に実行する手振れ強制補正モードに関する設定要求信号が検出される場合には、手振れ強制補正モードに設定するため、子供などにとって適切な機能モードの設定を自動的に行える。
また、請求項6の発明においては、撮影者によって入力されたカスタマイズ情報に基づき撮像装置の設定を行うカスタマイズモードに関する設定要求信号が検出される場合には、カスタマイズモードに設定するため、上級者などにとって適切な機能モードの設定を自動的に行える。
<撮像装置の要部構成>
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の機能ブロックを示す図である。
撮像装置1は、デジタルカメラとして構成されており、撮像センサ11と、撮像センサ11に接続する信号処理部2と、信号処理部2に接続する画像処理部3と、カメラ制御部40とを備えている。
撮像センサ11は、R(赤)、G(緑)、B(青)の原色透過フィルターが市松状に配列されたエリア撮像センサとして構成されており、全画素読み出しタイプの撮像素子となっている。この撮像センサ11では、電荷の蓄積が完了すると光電変換された信号が遮光された転送路にシフトされ、ここからバッファを介して読み出されて、レンズ群13を含む撮像光学系により結像された被写体像に係る画像信号が出力される。また、撮像センサ11の前には、光学LPF12が設けられている。
信号処理部2は、CDS21とAGC22とA/D変換部23とを有している。
撮像センサ11から出力された画像信号は、CDS21でサンプリングされ撮像センサ11のノイズを除去した後、AGC22により感度補正が行われる。
A/D変換部23は、例えば10ビットAD変換器として構成されており、AGC22で正規化されたアナログ信号をデジタル化する。デジタル化された画像信号は、画像処理部3で所定の画像処理が施された画像ファイルが生成される。
画像処理部3は、CPUおよびメモリを有しており、デジタル処理部3aと画像圧縮部35とビデオエンコーダー38とメモリカードドライバ39とを備えている。
デジタル処理部3aは、カラーバランス評価用積算器30と画素補間部31と解像度変換部32とホワイトバランス制御部33とガンマ補正部34とを有している。
画像処理部3に入力された画像データは、撮像センサ11の読出しに同期し、例えばSDRAMで構成される画像メモリ41に書込みまれる。以後、この画像メモリ41に格納される画像データにアクセスし、デジタル処理部3aで各種の処理が行われる。
画像メモリ41上の画像データは、カラーバランス評価用積算器30によって、色毎(RGB)に小エリア毎の画素積算データが算出される。この小エリアとは、1画面を多分割した分割エリアのことである。このような小エリア内での画素値の積算を行うことにより平均処理を施すのと同等の効果が得られる。このカラーバランス評価用積算器30の演算結果を用いてRGB各画素のゲインデータが求められる。
そして、ホワイトバランス制御部33によりRGB各画素が独立にゲイン補正されて、RGBのホワイトバランス補正が行われる。このホワイトバランス補正では、撮影被写体から本来白色と思われる部分を輝度、彩度データ等から推測しその部分のR、G、Bそれぞれの平均、G/R比、G/B比を求めて、このG/R比およびG/B比をR、Bの補正ゲインとして補正制御が行われる。
ホワイトバランス補正が行われた画像データは、画素補間部31でRGB各画素をそれぞれのフィルターパターンでマスキングした後、高帯域まで画素を持つGについてはメディアン(中間値)フィルターで周辺4画素の中間2値の平均値に置換する。R、Bに関しては平均補間が行われる。
補間された画像データにおけるRGBデータは、ガンマ補正部34で各出力機器に適合した非線形変換が行われた後、マトリクス演算によりRGBからY、R−Y、B−Yデータが算出されて画像メモリ41に格納される。
そして、このY、R−Y、B−Yデータについては、水平垂直の縮小または間引きが行われ、解像度変換部32で記録画像の画素数に解像度変換が行われる。また、モニタ表示においても、解像度変換部32で間引きが行われ、LCDモニタ43、電子ビューファインダー44で表示するための低解像度画像を作成する。
プレビュー(ライブビュー)時は、画像メモリ41から読み出された640*240画素の低解像度画像がビデオエンコーダー38でNTSC/PALにエンコードされ、これをフィールド画像として電子ファインダー44またはLCDモニタ43で画像再生を行う。また、画像記録時は、設定された記録用解像度の画像を画像圧縮部35により例えばJPEG方式の圧縮処理を行った後に、メモリーカードドライバー39によりメモリーカード9に圧縮画像が記録される。
カメラ制御部40は、CPUおよびメモリを備え、シャッターボタン、ズームボタン、メインスイッチなどを有する操作部49に対して撮影者が行う操作入力を処理する。
撮像装置1は、本撮影前に被写体を動画的態様でLCDモニタ43などに表示するライブビュー表示時には、シャッター45の光学絞り値が絞りドライバー46によって開放固定となる。また、自動露出における撮像センサ11の電荷蓄積時間に関しては、撮像センサ11で取得した画像のうち選択された測光エリアで測光される光量データに基づき、カメラ制御部40で露出制御データが演算される。そして、カメラ制御部40で算出された露出制御データに基づいて予め設定されたプログラム線図により、タイミングジェネレーターセンサドライバー47で撮像センサ11の露光時間が適正となるようにフイードバック制御が行われる。
また、撮像装置1では、自動露出が行われる撮影時に、上記の測光された光量データに基づき予め設定されたプログラム線図により絞りドライバ46とタイミングジェネレーターセンサドライバー47で撮像センサ11ヘの露光量が制御される。
撮像装置1は、手振れ量を計測する手振れセンサ(不図示)によって検出される撮影者の手振れが撮影に悪影響を及ぼさないように手振れ補正アクチュエータドライバ50を駆動して手振れ補正が行えるように構成されている。ここで、撮像センサ11は、例えばリニア駆動を行う2つのアクチュエータによって、レンズ群13の光軸に直交する方向に2次元の移動が可能となっている。
また撮像装置1は、無線による情報発信が可能な情報発信装置として機能するICタグの周辺においてICタグに記憶された情報の読取りが可能なICタグリーダ48を備えている。そして、このICタグリーダ48を用いて取得されたICタグの情報に基づき、撮影者にとって適切な機能モードの自動設定が可能となっている。このモード設定について詳しく説明する。
<モード設定について>
撮像装置1は、複数の機能モードが設けられており、これらの機能モードから選択的に機能モードを設定できる構成となっている。具体的には、通常の撮影モード(以下では単に「通常モード」という)の他に、初心者モード、上級者モードおよび手振れ常時補正モードが撮像装置1に設けられており、これらの中から所望のモードを選択できるようになっている。通常モード以外の各機能モードについて以下で説明する。
初心者モードでは、撮像装置1はシャッターボタン、ズームボタン、メインスイッチ以外の操作部材による入力を全く受け付けず、フルオートの撮影を行うとともに、LCDモニタ43や電子ビューファインダー44に操作手順に関するガイド表示を行う。換言すれば、初心者モードは、撮影の際には少なくともオートフォーカス、自動露出およびオートホワイトバランスを強制的に行い、撮像装置1の操作に関するガイダンスを表示させる自動モードとして機能する。この初心者モードにより、初心者でも撮像装置1による撮影を確実に行えることとなる。
上級者モード(カスタマイズモード)では、色の微調整、スイッチの位置変更など撮影者によって以前に入力されたカスタマイズ情報を反映した撮像装置1の設定が行える。このカスタマイズ情報は図1に示す不揮発性メモリ(情報保持手段)42に保持されており、上級者モードが設定された場合に読み出されて撮像装置1がカスタマイズされる。この上級者モードにより、上級者にとって使い易い撮像装置1の設定を行えることとなる。
手振れ常時補正モードでは、手振れ補正アクチュエータドライバ50を用いた手振れ補正が撮影時に常時オンされる。換言すれば、手振れ常時補正モードは、撮影の際には手振れ補正を強制的に実行する手振れ強制補正モードとして機能する。この手振れ常時補正モードにより、手振れが生じやすい撮影者(例えば子供)が撮像装置1を使用して撮影する場合でも、高品質な撮影画像を取得できることとなる。
一方、撮像装置1は、その周辺に存在する受信可能なICタグを検出し、このICタグに記憶される情報を読み出せるICタグ48を有している。
そこで、撮像装置1では、ICタグリーダ48で読み出されたICタグの情報に上記の各機能モードの設定を要求する信号(以下では「設定要求信号」という)として初心者信号、上級者信号および手振れ常時補正信号が含まれている場合には、この信号に基づくモード設定を行うこととする。これにより、例えば初心者が初心者信号を記憶したICタグを所持しておけば初心者モードが自動的に設定されるため、撮影者にとって適切な機能モードの設定を行えることとなる。
一方、ICタグリーダ48によってICタグが検出されない場合、またはICタグが検出されても上記の各設定要求信号が格納されていない場合には、通常モードが設定される。
以上のような構成を有する撮像装置1の動作について、以下で説明する。
<撮像装置1の動作>
図2は、撮像装置1の基本的な動作を示すフローチャートである。本動作は、カメラ制御部40によって実行される。
操作部49におけるメインスイッチを撮影者が操作して撮像装置1の電源がオンされると、初期化処理としてのイニシャル・ロードが実行される(ステップST1)。
ステップST2では、ICタグリーダ48により、撮影者が携帯しているICタグが検出されたかを判定する。ここで、ICタグが検出された場合には、ステップST3に進み、検出されない場合には、ステップST11に進む。
ステップST3では、ICタグリーダ48により検出されたICタグに記憶される情報を読み出す。
ステップST4では、ステップST3の情報読み出しによりICタグから初心者信号が検出されたかを判定する。すなわち、撮影者が所持するICタグから初心者モードに関する設定要求信号がICタグリーダ48で検出されたか否かを判断する。ここで、初心者信号が検出された場合には、ステップST5に進み、設定要求される初心者モードを上述した複数の機能モードから抽出して設定し、撮像装置1の起動を行う。一方、初心者信号が検出されない場合には、ステップST6に進む。
ステップST6では、ステップST3の情報読み出しによりICタグから上級者信号が検出されたかを判定する。すなわち、撮影者が所持するICタグから上級者モードに関する設定要求信号がICタグリーダ48で検出されたか否かを判断する。ここで、上級者信号が検出された場合には、ステップST7に進み、設定要求される上級者モードを上述した複数の機能モードから抽出して設定し、撮像装置1の起動を行う。一方、上級者信号が検出されない場合には、ステップST8に進む。
ステップST8では、ステップST3の情報読み出しによりICタグから手振れ常時補正信号が検出されたかを判定する。すなわち、撮影者が所持するICタグから手振れ常時補正モードに関する設定要求信号がICタグリーダ48で検出されたか否かを判断する。ここで、手振れ常時補正信号が検出された場合には、ステップST9に進み、設定要求される手振れ常時補正モードを上述した複数の機能モードから抽出して設定し、撮像装置1の起動を行う。一方、手振れ常時補正信号が検出されない場合には、ステップST10に進む。
ステップST10およびステップST11では、上述した通常モードで撮像装置1の起動を行う。
以上の撮像装置1の動作により、撮影者が所持するICタグからICタグリーダで読み取った機能モードの設定要求信号をモード設定に反映させるため、撮影者にとって適切な機能モードの設定を自動的に行える。
<変形例>
◎上記の実施形態においては、ICタグ情報に基づき初心者モードや上級者モード、手振れ常時補正モードの設定を行うのは必須でなく、次の各モードの設定を行うようにしても良い。
(1)旅行用節電モード
旅行用節電モードは、クロックの周波数が低下し、画像処理時間が延びたり、ライブビュー表示のコマ数やAF速度などが落ちるモードで、すぐにAPO(オート・パワー・オフ)に移行する。この旅行用節電モードの設定要求信号がICタグから検出される場合には、この機能モードに設定する。
(2)競技撮影モード
競技撮影モードは、電力消費を配慮せず、クロックを最高速に設定して画像処理時間を優先させるモードで、APOへの移行が禁止される。この競技撮影モードにより、シャッターチャンスを逃さない撮影が可能となる。
競技撮影モードの設定要求信号がICタグから検出される場合には、この機能モードに設定する。
(3)ポートレートや夜景、遠景、スポーツ、テキストなどの撮影モードの切替えが可能な初心者モード
上述した初心者モードでは、フルオート(全自動)に設定されるため、露出の設定も自動的に行われることとなる。
一方、撮像装置では、従来からポートレートや夜景、遠景、スポーツ、テキストなど、露出設定に微妙な差異がある撮影モードの切替えが可能となっている。
そこで、撮影者はデジタルカメラの初心者であるが、フィルムカメラ等での撮影経験があり上記の各撮影モードの機能を理解している場合には、これらから撮影モードの選択を行えるようにすると、最適な露出設定が可能となる。
すなわち、撮像装置1では、上述した初心者モードと上記の各撮影モードとを組み合わせた機能モード、具体的には初心者ポートレートモード、初心者夜景モード、初心者遠景モード、初心者スポーツモード、初心者テキストモードを設けて、その設定要求信号がICタグから検出される場合には、設定要求される機能モードに設定する。
◎上記の実施形態におけるモードの設定については、ICタグからの情報を反映させるのは必須でなく、撮影者が所持する非接触型ICカードなどの情報発信装置からの情報を反映させるようにしても良い。
本発明の実施形態に係る撮像装置1の機能ブロックを示す図である。 撮像装置1の基本的な動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
2 信号処理部
3 画像処理部
11 撮像センサ
40 カメラ制御部
48 ICタグリーダ
49 操作部

Claims (6)

  1. 複数の機能モードが設けられる撮像装置であって、
    (a)撮影者が所持する情報発信装置から前記機能モードに関する設定要求信号を検出する検出手段と、
    (b)前記検出手段で検出された設定要求信号によって設定要求される機能モードを、前記複数の機能モードから抽出して設定するモード設定手段と、
    を備え、
    前記情報発信装置は、無線による情報発信が可能であることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記情報発信装置は、ICタグを有しており、
    前記検出手段は、
    (a-1)前記ICタグから前記設定要求信号を検出するICタグリーダ、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、
    前記複数の機能モードは、撮影の際には少なくともオートフォーカス、自動露出およびオートホワイトバランスを強制的に行う自動モードを含んでおり、
    前記モード設定手段は、
    (b-1)前記検出手段で前記自動モードに関する設定要求信号が検出される場合には、前記自動モードに設定する自動モード設定手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項3に記載の撮像装置において、
    (c)表示手段、
    をさらに備え、
    前記自動モードでは、前記撮像装置の操作に関するガイダンスが前記表示手段に表示されることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の撮像装置において、
    (d)前記撮影者による手振れを検出して手振れ補正を行う手振れ補正手段、
    をさらに備え、
    前記複数の機能モードは、撮影の際には前記手振れ補正を強制的に実行する手振れ強制補正モードを含んでおり、
    前記モード設定手段は、
    (b-2)前記検出手段で前記手振れ強制補正モードに関する設定要求信号が検出される場合には、前記手振れ強制補正モードに設定する手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の撮像装置において、
    (e)前記撮影者によって入力されたカスタマイズ情報を保持する情報保持手段、
    をさらに備え、
    前記複数の機能モードは、前記カスタマイズ情報に基づき前記撮像装置の設定を行うカスタマイズモードを含んでおり、
    前記モード設定手段は、
    (b-3)前記検出手段で前記カスタマイズモードに関する設定要求信号が検出される場合には、前記カスタマイズモードに設定する手段、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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