JP4906154B2 - 液圧テンショナ - Google Patents

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Description

本発明は、逆止装置を備えた液圧テンショナの分野に関する。より詳細には、本発明は、解除可能な回転止め装置を備えた液圧テンショナおよびその解除方法に関する。
内燃機関のタイミングシステムは、2つまたはそれ以上のスプロケットの周りに巻き掛けられたチェーンにより制御される。2つのスプロケットのうちの一方は、ドライブスプロケットであり、ドライブシャフトからの駆動力を直接または間接的に受けてそれを一つまたはそれ以上のドリブンスプロケットに伝達している。
調整、材料の摩耗および(または)遊びの除去のために、チェーンの弛み量をある程度補償することがたびたび必要になる。当該分野では、シューがチェーンスパンに対して調整可能な力で付勢されるシューテンショニング装置を使用することが知られている。
チェーンに対してテンショニングシューを付勢するための種々の手段が知られている。最も頻繁に使用される手段は、液圧テンショナである。液圧テンショナにおいては、固定部材(一般にシリンダ)がエンジンブロックに取り付けられ、可動部材(一般にピストン)が固定部材に対してスライド自在になっており、チェーンと接触するように配置されたシューに作用してチェーンに緊張力を作用させる。
このようなテンショニング装置においては、チェックバルブを介してシリンダチャンバ内に供給された加圧流体(一般にオイル)およびスプリングの協働作用によって、ピストンは、チェーンスパンに対向配置されたシューに向かってシリンダの外側に押し出される。熱、摩耗および(または)時間の経過によるチェーンの何らかの弛みは、付勢手段の作用下でシリンダから突出するピストンによって補償される。
シリンダチャンバ内に供給される加圧流体を利用できない場合(たとえばエンジン停止時またはエンジン始動直後)には、ピストンがチェーン張力により押圧され、その一部がシリンダ内に押し込まれる。これにより、チェーンに弛みが発生する。
このことは、ドライブスプロケットからドリブンスプロケットに正確に動きを伝達しないことになって、タイミングシステムの効率および信頼性を損なうことになり、エンジンを位相がずれた状態にする。
引用することによって本明細書中に含まれる欧州特許第 1,188,955号は、加圧流体が利用できない場合に、ピストンに結合したラックと協働してピストンがシリンダ内に戻るのを防止するように、シリンダをポールに連結することにより、上述した問題を解決することについて開示している。
「ラック・ポール」逆止装置の信頼性を向上させ、ピストンがシリンダに対して偶発的に回転できないようにしてラックがポールから外れないようにするために、例えば、ピストンの外壁に沿って形成されかつ閉塞された長手方向の溝のような回転止め手段または回転止め装置が提供されている。シリンダと一体的に設けられたピンがピストンの長手方向の溝とスライド自在に係合している。
回転止め手段または回転止め装置はさらに、ピストンがシリンダから偶発的に抜け出るのを防止している。しかしながら、テンショナがエンジンから取り外されたとき、回転止め手段は、通常長くて高価となる行為を含むことなく、ピストンがシリンダ内に戻るのを許容しない。例えば、テンショナの輸送および保管ならびに(または)他のエンジンへのテンショナの再使用を容易にすることは、通常長くて高価となる行為を含んでいる。
本発明は、上述した従来の問題点を解消するためになされたもので、その目的は、操作者がピストンを長手方向の軸線回りに回転させることにより、ラックをポールから係合解除させて、ピストンを簡単にシリンダ内に戻すことができる液圧テンショナを提供することにある。
欧州特許第 1,188,955号明細書
このように本発明は、ピストンをシリンダ内に簡単に戻すことができる液圧テンショナを提供しようにしている。
請求項1の発明は、シリンダ穴およびポール穴を有するシリンダを備え、シリンダ穴内にピストンがスライド自在に支持されてシリンダ穴との間で流体チャンバを限定するとともに、シリンダ穴内に配設されたスプリングがピストンをシリンダ穴から突出する方向に付勢している液圧テンショナである。この液圧テンショナは、ポール穴に設けられたポールとピストンの長さ方向に沿って形成されたラック歯とから構成され、ピストンの突出方向の移動を許容しかつ後退方向の移動を防止する逆止装置と、シリンダに設けられたピンを受け入れるようにピストンに形成された、長手方向に延びる第1の溝およびこれに接続されかつ第1の溝と交差する方向に延びる第2の溝からなる回転止め装置とを備えている。ピストンがシリンダから完全に伸長しているとき、ピストンを回転させてピンを第1の溝から第2の溝に移動させることで回転止め装置を機能解除することにより、ピストンが逆止装置から係合解除されるようになっている。
請求項2の発明では、第2の溝が、第1の溝と直交する方向に延びている。
請求項3の発明では、第2の溝が、ピストンの端部近傍において、第1の溝の一端に接続されている。
請求項4の発明では、第2の溝の底面が第1の溝から離れるにしたがってピストンの外周面に接近して外周面に接続されている
請求項5の発明では、シリンダの外側面に設けられた可撓性薄膜部により、ピンが所定位置に保持されている。
請求項6の発明では、可撓性薄膜部が、対向する2つのフラップを有しており、これらのフラップが、シリンダの長手方向およびこれと交差する方向に延びるL字状に形成されている。
請求項7の発明は、シリンダ穴およびポール穴を有するシリンダを備え、シリンダ穴内にピストンがスライド自在に支持されてシリンダ穴との間で流体チャンバを限定するとともに、シリンダ穴内に配設されたスプリングがピストンをシリンダ穴から突出する方向に付勢している液圧テンショナである。この液圧テンショナは、ポール穴に設けられたポールとピストンの長さ方向に沿って形成されたラック歯とから構成され、ピストンの突出方向の移動を許容しかつ後退方向の移動を防止するための逆止装置と、シリンダに設けられたピンを受け入れるようにピストンに形成された、長手方向に延びる第1の溝およびこれに接続されかつ第1の溝と交差するのど部からなる回転止め装置とを備えている。ピストンがシリンダから完全に伸長しているとき、ピストンを回転させてピンを第1の溝からのど部に移動させることで回転止め装置を機能解除することにより、ピストンが逆止装置から係合解除されるようになっている。
請求項8の発明では、のど部がピストンの全周にわたって延びている。
請求項9の発明では、のど部が第1の溝と直交している。
請求項10の発明は、シリンダ穴およびポール穴を有するシリンダを備え、シリンダ穴内にピストンがスライド自在に支持されてシリンダ穴との間で流体チャンバを限定するとともに、シリンダ穴内に配設されたスプリングがピストンをシリンダ穴から突出する方向に付勢している液圧テンショナにおいて、ポール穴に設けられたポールとピストンの長さ方向に沿って形成されたラック歯とから構成され、ピストンの突出方向の移動を許容しかつ後退方向の移動を防止するための逆止装置を備え、シリンダに設けられたピンを受け入れるようにピストンに形成された、長手方向に延びる第1の溝およびこれに接続された第2の溝またはのど部を有する回転止め装置を機能解除するための方法である。この方法は、以下の工程を備えている。すなわち、
a)ピンが第1の溝の一端に到達するまで、ピストンをシリンダから引き出す工程。
b)ピストンをシリンダに対して回転させることにより、ピンを第2の溝またはのど部に移動させて、ピストンを前記逆止装置から係合解除する工程。
請求項11の発明では、第2の溝が第1の溝に直交している。
請求項12の発明では、のど部が第1の溝直交している。
本発明においては、液圧テンショナのピストンを逆止装置から係合解除できる回転止め装置を備えた液圧テンショナが提供されている。回転止め装置の機能解除方法についても開示されている。
係合解除できる回転止め装置または回転止め手段および逆止装置を備えた液圧テンショナが提供されている。回転止め装置は、ピストンの外壁に形成された長手方向の溝内をスライドする、テンショナのシリンダと一体のピンと、回転止め装置を機能解除できる手段とを有している。
係合解除手段または係合解除装置は、シリンダの底部近傍において長手方向の第1の溝の端部に接続されかつ第1の溝と直交する第2の溝を有している。または、係合解除手段または係合解除装置は、ピストンの全周にわたって延びるとともに、長手方向の第1の溝に接続され、第1の溝と直交するのど部を有している。第2の溝は、好ましくは、長手方向の溝の底部をピストンの外側面と接続する傾斜部として形成されている。
本発明によれば、ポールおよびこれと係合するラック歯から構成されたピストンの逆止装置と、シリンダのピンを受け入れるようにピストンに形成された長手方向の第1の溝およびこれに接続されてこれと交差する方向に延びる第2の溝からなる回転止め装置とを設けたので、ピストンがシリンダから完全に伸長しているとき、ピストンを回転させてピンを第1の溝から第2の溝またはのど部に移動させることで回転止め装置を機能解除することにより、ピストンを逆止装置から係合解除できる。このようにして、ピストンをシリンダ内に簡単に戻すことができるようになる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。なお、各図中、対応する部材は、同じ参照符号で示されている。
図1は、本発明の第1の実施例による液圧テンショナ用ピストン3の全体斜視図であり、図2は、図1のピストンを備えた液圧テンショナの断面図である。
ピン12がスライドする溝はL字状に形成されており、長手方向に延びる第1の溝6と、シリンダ2の底部近傍において第1の溝6の端部に接続されるとともに、第1の溝と90度をなす方向に延びる第2の溝11とから構成されている。第2の溝は、好ましくは、第1の溝6の底部をピストン3の外側面に接続する傾斜面として形成されている。
液圧テンショナ1は、シリンダまたはハウジング2と、シリンダ2の穴内にスライド自在に収容されたピストン3とを有している。ピストン3は、シリンダ2とで円筒状の流体チャンバ4を形成している。ピストン3は、シリンダ2のポール穴に収容されたポール7と相互作用するラック5を有している。
ラック5およびポール7は逆止手段を構成しており、ピストン3の突出方向の移動を許容するとともに、縮退方向の移動を防止している。ピストン3は内部が中空であって、スプリング8を収容している。スプリング8によるばね力は、ピストン3の先端部9とチャンバ4の底部との間に作用している。チャンバ4は、開孔10および逆止弁(図示せず)を介して、一般にオイルである加圧流体を供給するための回路と流体接続している。
チャンバ4内の加圧流体による圧力およびスプリング8のばね力の合力が、ピストン3をシリンダ2から外側に付勢している。これにより、ピストン3がその先端部9を介してシュー(図示せず)に当接して、チェーンに緊張力が作用する。また、図2には、長手方向の第1の溝6および第2の溝7と係合し得るピン12が示されている。
図3は、ピストン3がシリンダ2から完全に伸長した状態を示している。このような状態は、テンショナがエンジンに取り付けられていないときに簡単に実現できる。このとき、ピストン3は、スプリング8(図示せず)の弾性反発力および(または)自重により、シリンダ2から突出する。
図3において、ポール7は、ラック5の最終の歯部と係合しており、このとき、ピン12は、長手方向の第1の溝6の一端と係合しており、ピストン3がシリンダ2から滑り落ちるのが防止されている。
図4は、回転止め手段を構成する第1の溝6およびピン12が係合解除された状態を示している。この場合には、図3に示す状態から、ピストン3を長手方向の軸線回りに回転させることにより、ピン12を第1の溝6の端部から第2の溝11に進入させる。これにより、ポール7がラック5から外れて係合解除される。
図4において、ピン12は、シリンダ2の外側面に装着された可撓性薄膜部13(図6参照)によって、所定位置に保持されている。ピン12は、長手方向の第1の溝6から抜け出ており、ピストン3の外側面と接触している。
図5は、ピストン3がシリンダ2内に完全に縮退するとともに、ピストン3を回転させてポール7をラック5と係合させることによりピストン3が当該縮退位置でロックされた状態を示している。ピン12は、長手方向の第1の溝6の他端と係合しており、第2の溝11が現れている。このロック状態は、液圧テンショナ1の輸送および保管に好都合である。
図6は、図5のテンショナの側面図であって、シリンダ2と、シリンダ2内に完全に縮退したピストン3と、ピン12を所定位置に保持する可撓性薄膜部13とを示している。
図6に示す好ましい実施例においては、可撓性薄膜部13が2つのフラップ15を有している。これらのフラップ15はL字状に形成されており、少なくとも一部がオーバラップしている。図6においては、フラップ15はわずかに隔てられており、下方のピン12が現れている。
上述した回転止め手段6,12を機能解除する方法は、以下の工程を含んでいる。
まず、ピストン3をシリンダ2から引き出して、ピン12を第1の溝6内において第2の溝11の位置におく。
次に、ピストン3をシリンダ2に対して例えば時計回りに回転させ、ピン12を第2の溝11内に移動させる。これにより、ポール7がラック5から係合解除される。この状態では、ピストン3をシリンダ2内に戻すことができる。その後、ピストン3を例えば反時計回りに回転させることにより、ピストン3がその位置で固定される。
図7は、本発明の第2の実施例による液圧テンショナ用ピストン3’を示している。このピストン3’は、溝がL字状に形成されておらず、溝6’と直交するのど部(小径部)14を終端としているという点で、図1に示されたピストン3と異なっている。のど部14は、ピストン3’の全周にわたって延びている。
回転止め手段6,12を機能解除する方法は、図1ないし図4に関連して上述したのと変わらず、図8に示されている。図8においては、ピストン3’がシリンダ2から完全に伸長しており、ピン12がのど部14内に配置され、ラック5がポール7と係合している。ラック5をポール7から係合解除するためには、ピストン3’が回転させられる(図9参照)。
図10は、ピストン3’がシリンダ2内に完全に縮退した状態の液圧テンショナ1を示している。同図において、シリンダ2のスリーブには、孔16,17が形成されている。孔16は、ピン12によって塞がされており、孔17は、その下方の溝6’の領域を示している。
ここで述べられた本発明の実施例が本発明の原理を採用する単なる例示であるということが理解されるべきである。本発明に本質的であるとみなされる特徴部分を説明している実施例の詳細にここで言及することは、特許請求の範囲を限定する意図ではない。
本発明による液圧テンショナのピストンの全体斜視図である。 図1のピストンが設けられた液圧テンショナの断面図である。 図2の液圧テンショナの断面図であって、ピストンがシリンダから完全に伸長した状態を示している。 図2の液圧テンショナの断面図であって、ピストンがシリンダから完全に伸長するとともに、回転してラックがポールから外れた状態を示している。 図2の液圧テンショナにおいて、ピストンがシリンダ内に完全に縮退した状態を示している。 図5の液圧テンショナの側面図である。 本発明の第2の実施例による液圧テンショナのピストンを示す全体斜視図である。 図7のピストンを備えた液圧テンショナの断面図であって、ピストンがシリンダから完全に伸長した状態を示している。 図8の液圧テンショナの断面図であって、ピストンがシリンダから完全に伸長するとともに、回転してラックがポールから外れた状態を示している。 図8の液圧テンショナの側面図であって、ピストンがシリンダ内に完全に縮退した状態を示している。
1: 液圧テンショナ
2: シリンダ
3: ピストン
4: 流体チャンバ
5: ラック
6: 第1の溝
7: ポール
8: スプリング
11: 第2の溝
12: ピン
13: 可撓性薄膜部
14: のど部
15: フラップ

Claims (12)

  1. シリンダ穴およびポール穴を有するシリンダ(2)を備え、シリンダ穴内にピストン(3)がスライド自在に支持されてシリンダ穴との間で流体チャンバ(4)を限定するとともに、シリンダ穴内に配設されたスプリング(8)がピストン(3)をシリンダ穴から突出する方向に付勢している液圧テンショナ(1)において、
    ポール穴に設けられたポール(7)とピストン(3)の長さ方向に沿って形成されたラック歯(5)とから構成され、ピストン(3)の突出方向の移動を許容しかつ後退方向の移動を防止するための逆止装置と、
    シリンダ(2)に設けられたピン(12)を受け入れるようにピストン(3)に形成された、長手方向に延びる第1の溝(6)およびこれに接続されかつ第1の溝(6)と交差する方向に延びる第2の溝(11)からなる回転止め装置とを備え、
    ピストン(3)がシリンダ(2)から完全に伸長しているとき、ピストン(3)を回転させてピン(12)を第1の溝(6)から第2の溝(11)に移動させることで前記回転止め装置を機能解除することにより、ピストン(3)が前記逆止装置から係合解除されるようになっている、
    ことを特徴とする液圧テンショナ。
  2. 請求項1において、
    第2の溝(11)が、第1の溝(6)と直交する方向に延びている、
    ことを特徴とする液圧テンショナ。
  3. 請求項1において、
    第2の溝(11)が、ピストン(3)の端部近傍において、第1の溝(6)の一端に接続されている、
    ことを特徴とする液圧テンショナ。
  4. 請求項1において、
    第2の溝(11)の底面が第1の溝(6)から離れるにしたがってピストン(3)の外周面に接近して外周面に接続されている
    ことを特徴とする液圧テンショナ。
  5. 請求項1において、
    シリンダ(2)の外側面に設けられた可撓性薄膜部(13)により、ピン(12)が所定位置に保持されている、
    ことを特徴とする液圧テンショナ。
  6. 請求項5において、
    可撓性薄膜部(13)が、対向する2つのフラップ(15)を有しており、これらのフラップ(15)は、シリンダ(2)の長手方向およびこれと交差する方向に延びるL字状に形成されている、
    ことを特徴とする液圧テンショナ。
  7. シリンダ穴およびポール穴を有するシリンダ(2)を備え、シリンダ穴内にピストン(3)がスライド自在に支持されてシリンダ穴との間で流体チャンバ(4)を限定するとともに、シリンダ穴内に配設されたスプリング(8)がピストン(3)をシリンダ穴から突出する方向に付勢している液圧テンショナ(1)において、
    ポール穴に設けられたポール(7)とピストン(3)の長さ方向に沿って形成されたラック歯(5)とから構成され、ピストン(3)の突出方向の移動を許容しかつ後退方向の移動を防止するための逆止装置と、
    シリンダ(2)に設けられたピン(12)を受け入れるようにピストン(3)に形成された、長手方向に延びる第1の溝(6)およびこれに接続されかつ第1の溝(6)と交差するのど部(14)からなる回転止め装置を備え、
    ピストン(3)がシリンダ(2)から完全に伸長しているとき、ピストン(3)を回転させてピン(12)を第1の溝(6)からのど部(14)に移動させることで前記回転止め装置を機能解除することにより、ピストン(3)が前記逆止装置から係合解除されるようになっている、
    ことを特徴とする液圧テンショナ。
  8. 請求項7において、
    のど部(14)が、ピストン(3)の全周にわたって延びている、
    ことを特徴とする液圧テンショナ。
  9. 請求項7において、
    のど部(14)が第1の溝(6)と直交している、
    ことを特徴とする液圧テンショナ。
  10. シリンダ穴およびポール穴を有するシリンダ(2)を備え、シリンダ穴内にピストン(3)がスライド自在に支持されてシリンダ穴との間で流体チャンバ(4)を限定するとともに、シリンダ穴内に配設されたスプリング(8)がピストン(3)をシリンダ穴から突出する方向に付勢している液圧テンショナ(1)において、ポール穴に設けられたポール(7)とピストン(3)の長さ方向に沿って形成されたラック歯(5)とから構成され、ピストン(3)の突出方向の移動を許容しかつ後退方向の移動を防止するための逆止装置を備え、シリンダ(2)に設けられたピン(12)を受け入れるようにピストン(3)に形成された、長手方向に延びる第1の溝(6)およびこれに接続された第2の溝(11)またはのど部(14)を有する回転止め装置を機能解除するための方法であって、
    a)ピン(12)が第1の溝(6)の一端に到達するまで、ピストン(3)をシリンダ(2)から引き出す工程と、
    b)ピストン(3)をシリンダ(2)に対して回転させることにより、ピン(12)を第2の溝(11)またはのど部(14)に移動させて、ピストン(3)を前記逆止装置から係合解除する工程と、
    を備えた方法。
  11. 請求項10において、
    第2の溝(11)が第1の溝(6)に直交している、
    ことを特徴とする方法。
  12. 請求項10において、
    のど部(14)が第1の溝(6)直交している、
    ことを特徴とする方法。
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