JP4904677B2 - 液晶表示素子 - Google Patents

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Description

この発明は液晶表示素子に関する。
従来のアクティブマトリクス型の液晶表示素子には、ガラス基板上に走査ラインおよびデータラインがマトリクス状に設けられ、その各交点近傍にスイッチング素子としての薄膜トランジスタが両ラインに接続されて設けられ、それらの上に絶縁膜が設けられ、その上に画素電極が絶縁膜に設けられたコンタクトホールを介して薄膜トランジスタに接続されて設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。この場合、高開口率化を図るために、画素電極の縁部は両ラインと重ね合わされている。
特開平1−156725号公報(第1図、第4図)
しかしながら、上記構成の液晶表示素子では、画素電極の縁部をデータラインに重ね合わせているので、この重合部分に結合容量が発生し、この結合容量に起因して垂直クロストークが発生し、表示特性が劣化してしまうという問題があった。すなわち、例えば、図5(A)に示すように、1画素51の背景が灰色でその中に正方形の黒表示52を行うとき、上記結合容量に起因して、画素の電位がドレイン電圧に引きずられるため、図5(B)において符号53で示すように、黒表示52の上下の背景の色がやや濃くなり、黒表示52が上下方向に尾引き、表示特性が劣化してしまう。
そこで、この発明は、垂直クロストークが発生しないようにすることができる液晶表示素子を提供することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、液晶層及び薄膜トランジスタが設けられた表示装置であって、第1の方向に延伸するように設けられ、前記薄膜トランジスタのゲート電極に接続された走査ラインと、前記走査ラインよりも前記液晶層に近い側に、前記第1の方向に対して交差する第2の方向に延伸するように設けられ、前記薄膜トランジスタのドレイン電極及びソース電極のうちの一方の電極に接続されたデータラインと、透明材料からなり、前記データラインよりも前記液晶層に近い側に設けられ、前記薄膜トランジスタのドレイン電極及びソース電極のうちの他方の電極に接続された第1の画素電極と、前記第1の画素電極と前記データラインとの間の層として設けられた遮光性材料からなる補助容量電極と、前記補助容量電極との間に前記第1の画素電極が介在するように且つ前記第1の画素電極に対して部分的に接触するように設けられた光反射性材料からなる第2の画素電極と、を備え、前記補助容量電極は、前記データラインよりも幅広に形成されるとともに前記データラインを覆うように配置され、前記第2の画素電極は、前記第1の画素電極を前記第1の方向に2分割した領域のうちの一方の領域に重なるように、且つ、前記データラインに隣接する辺が前記補助容量電極に対して重なるように、配置されていることを特徴とするものである。
この発明によれば垂直クロストークが発生しないようにすることができる。
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態としてのアクティブマトリクス型で半透過反射型の液晶表示素子の要部の断面図を示し、図2はそのうちの薄膜トランジスタ基板側の透過平面図を示す。この場合、図1は図2のA−A線に沿う部分に相当する断面図である。この液晶表示素子は、ガラス基板等からなる薄膜トランジスタ基板1および対向基板31を備えている。
まず、図2を参照して、薄膜トランジスタ基板1側について説明する。薄膜トランジスタ基板1の上面側(対向基板31と対向する内面側)には走査ライン2およびデータライン3がマトリクス状に設けられ、その各交点近傍には薄膜トランジスタ4、透過用画素電極5および反射用画素電極6が設けられ、さらにほぼ格子状の補助容量電極7が走査ライン2およびデータライン3と平行して設けられている。ここで、図2を明確にする目的で、透過用画素電極5の縁部に斜めの短い実線のハッチングが記入されている。
この場合、透過用画素電極5のほぼ右半分は第1の画素電極部5aとなっており、ほぼ左半分は第2の画素電極部5bとなっている。透過用画素電極5の四辺部は、その周囲に配置されたほぼ格子状の補助容量電極7と重ね合わされている。第2の画素電極部5bは反射用画素電極6の下側に配置されている。これにより、透過用画素電極5のうち、反射用画素電極6形成領域および補助容量電極7形成領域を除く領域が実質的な透過用画素領域となっている。すなわち、第1の画素電極部5aのうち、補助容量電極7形成領域を除く領域が実質的な透過用画素領域となっている。反射用画素電極6に対応する領域は、反射用画素領域となっている。
補助容量電極7は、ほぼ格子状であり、データライン3と重ね合わされた第1の補助容量電極部7aと、走査ライン2と重ね合わされた第2の補助容量電極部7bと、薄膜トランジスタ4と重ね合わされた第3の補助容量電極部7cとからなっている。この場合、後で説明するが、補助容量電極7は走査ライン2とは別の層上に設けられ、且つ、そのうちの特に第1の補助容量電極7は、厚さ方向において、すなわち、図2における紙面垂直方向において、データライン3と透過用画素電極5との間にそれぞれ絶縁膜を介して設けられている。
そして、第1の補助容量電極7aの幅はデータライン3の幅よりもある程度大きくなっている。これにより、第1の補助容量電極7aは、データライン3と直交する方向の位置ずれがあっても、データライン3が透過用画素電極5と直接対向しないように、データライン3を確実に覆うようになっている。また、第1の補助容量電極7aはデータライン3の配置領域のほぼ全域に亘って配置されている。これにより、第1の補助容量電極7aは、透過用画素電極5に対し、データライン3と平行な方向の位置ずれがあっても、透過用画素電極5の左右辺部と確実に重なり、当該方向の位置合わせずれによる補助容量の変動を確実に防止するようになっている。
第2の補助容量電極7bの幅は走査ライン2の幅よりもある程度大きくなっている。これにより、第2の補助容量電極7bは、走査ライン2と直交する方向の位置ずれがあっても、走査ライン2と確実に重なるようになっている。また、第2の補助容量電極7bは走査ライン2の配置領域のほぼ全域に亘って配置されている。これにより、第2の補助容量電極7bは、透過用画素電極5に対し、走査ライン2と平行な方向の位置ずれがあっても、透過用画素電極5の上下辺部と確実に重なり、当該方向の位置合わせずれによる補助容量の変動を確実に防止するようになっている。
第3の補助容量電極7cおよび反射用画素電極6は、薄膜トランジスタ4を覆うように設けられている。これにより、薄膜トランジスタ4への外光の入射を確実に防止するようになっている。また、ほぼ格子状の補助容量電極7および反射用画素電極6で透過用画素電極5の実質的な透過用画素領域以外を覆っているので、後述する対向基板31に光漏れ防止用のブラックマスクを設ける必要はなく、開口率を大きくすることができる。
次に、この液晶表示素子の具体的な構造について、図1を参照して説明する。薄膜トランジスタ基板1の上面の所定の箇所にはクロムやモリブデン等からなるゲート電極11を含む走査ライン2(図2参照)が設けられている。ゲート電極11および走査ライン2を含む薄膜トランジスタ基板1の上面には窒化シリコンからなるゲート絶縁膜12が設けられている。
ゲート電極11上におけるゲート絶縁膜12の上面の所定の箇所には真性アモルファスシリコンからなる半導体薄膜13が設けられている。ゲート電極11上における半導体薄膜13の上面の所定の箇所には窒化シリコンからなるチャネル保護膜14が設けられている。チャネル保護膜14の上面両側およびその両側における半導体薄膜13の上面にはn型アモルファスシリコンからなるオーミックコンタクト層15、16が設けられている。オーミックコンタクト層15、16の上面にはクロムやモリブデン等からなるソース電極17およびドレイン電極18が設けられている。
そして、ゲート電極11、ゲート絶縁膜12、半導体薄膜13、チャネル保護膜14、オーミックコンタクト層15、16、ソース電極17およびドレイン電極18により、薄膜トランジスタ4が構成されている。
ゲート絶縁膜12の上面の所定の箇所にはデータライン3が設けられている。この場合、データライン3は、下から順に、真性アモルファスシリコン層3a、n型アモルファスシリコン層3b、クロムやモリブデン等からなる金属層3cの3層構造となっている。そして、真性アモルファスシリコン層3a、n型アモルファスシリコン層3bおよび金属層3cは、ドレイン電極18形成領域における半導体薄膜13、オーミックコンタクト層16およびドレイン電極18に接続されている。
薄膜トランジスタ4およびデータライン3を含むゲート絶縁膜12の上面には窒化シリコンからなる層間絶縁膜19が設けられている。層間絶縁膜19の上面の所定の箇所にはクロムやモリブデン等からなる補助容量電極7が設けられている。補助容量電極7を含む層間絶縁膜19の上面には窒化シリコンからなるオーバーコート膜20が設けられている。ソース電極17上における層間絶縁膜19およびオーバーコート膜20にはコンタクトホール21が設けられている。
オーバーコート膜20の上面の所定の箇所にはITO等の透明導電材料からなる透過用画素電極5がコンタクトホール21を介してソース電極17に接続されて設けられている。透過用画素電極5のほぼ左半分の上面にはエポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等の有機材料からなるギャップ規制膜(有機膜)22がその表面が凸凹となるように設けられている。ギャップ規制膜22の凸凹表面には、この凸凹表面に追従する凸凹表面を有するアルミニウム、アルミニウム合金、銀等の高反射性材料からなる反射用画素電極6が透過用画素電極5を介してソース電極17に接続されて設けられている。
次に、表面を凸凹とされたギャップ規制膜22の形成方法について説明する。まず、表面を凸凹とされた型の凸凹表面に、印刷法、スピンコート法、ダイコート法等により、エポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等の有機材料からなるギャップ規制膜形成用膜をその上面が平坦となるように形成する。次に、型の上下を反転して、ギャップ規制膜形成用膜を、図1に示す透過用画素電極5を含むオーバーコート膜20の上面に転写する。次に、この転写されたギャップ規制膜形成用膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすると、図2に示すように、表面を凸凹とされたギャップ規制膜22が形成される。
ここで、型の凹凸表面は、例えば凹凸を有するローラを樹脂フィルム上に回転しながら熱圧着する方法により形成することができるものであり、図1ではギャップ規制膜22の表面の凹凸はほぼ一様な傾斜角度および深さに図示されているが、ローラの凹凸の傾斜角度および深さを適宜変化することにより、型の凸凹を傾斜角度および深さがランダムなものとすることが可能であり、この型に充填するギャップ規制膜形成用膜の表面、すなわち、ギャップ規制膜22の表面に傾斜角度および深さがランダムな凹凸を形成することができる。
他の形成方法としては、図2に示す透過用画素電極5を含むオーバーコート膜20の上面に、印刷法、スピンコート法、ダイコート法等により、エポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等の有機材料からなるギャップ規制膜形成用膜をその上面が平坦となるように形成する。次に、ギャップ規制膜形成用膜を半硬化させる。次に、半硬化状態のギャップ規制膜形成用膜の上面に、表面が凸凹のローラを加熱しながら転動させることにより、凸凹を形成する。次に、ギャップ規制膜形成用膜をフォトリソグラフィ法によりパターニングすると、図2に示すように、表面を凸凹とされたギャップ規制膜22が形成される。
なお、図1ではギャップ規制膜22の表面の凹凸は、上面(水平面)に対する傾斜角度が60度以上に図示されているが、これは図面の都合によるもので、実際には、液晶表示素子に入射された光が、垂直方向に反射されるようにするためには、上面に対する傾斜角度が5度〜20度程度のものが多く含まれるようにすることが望ましい。
ギャップ規制膜22上に反射用画素電極6を形成するには、通常、スパッタによりギャップ規制膜22上に反射用画素電極形成用膜を成膜し、フォトリソグラフィ技術により所望の形状にすればよい。
一方、対向基板31の下面(薄膜トランジスタ1と対向する側の内面)には樹脂からなる赤、緑、青のカラーフィルタ32が設けられている。カラーフィルタ32の下面にはITO等の透明導電材料からなる対向電極33が設けられている。そして、薄膜トランジスタ基板1と対向基板31とはシール材(図示せず)を介して互いに貼り合わされ、シール材の内側における両基板1、31間には液晶34が封入されている。
そして、上記構成の液晶表示素子を透過型として使用する場合には、薄膜トランジスタ基板1の下面側に配置されたバックライト(図示せず)を点灯させると、バックライトからの光が薄膜トランジスタ基板1、ゲート絶縁膜12、層間絶縁膜19、オーバーコート膜20、透過用画素電極5のうちの実質的な透過用画素領域、液晶34、対向電極33、カラーフィルタ32および対向基板1を透過して対向基板31の上面側に出射され、これにより表示を行なう。
一方、上記構成の液晶表示素子を反射型として使用する場合には、バックライトを点灯させず、対向基板31の上面側から入射された外光が対向基板31、カラーフィルタ32、対向電極33および液晶34を透過して反射用画素電極6で反射され、この反射光が上記とは逆の光路を経て対向基板31の上面側に出射され、これにより表示を行なう。
この場合、反射用画素電極6は、ギャップ規制膜22の凸凹表面に追従する凸凹表面を有するように形成されているため、この凸凹表面で光散乱反射機能が発揮される。また、反射用画素電極6下のギャップ規制膜22の膜厚により、反射用画素電極6と対向電極33との間のギャップが透過用画素電極5と対向電極33との間のギャップの約1/2となるようにしておくと、反射率および透過率が共に最適となるマルチギャップ構造とすることができる。
ところで、上記構成の液晶表示素子では、データライン3と透過用画素電極5との間に、データライン3の幅よりも広い形状を有する第1の補助容量電極7aを設けているので、この第1の補助容量電極7aにより、データライン3と透過用画素電極5との間に結合容量が発生するのを防止することができ、したがって垂直クロストークが発生しないようにすることができ、表示特性を向上することができる。
(第2実施形態)
図3はこの発明の第2実施形態としての液晶表示素子の図1同様の断面図を示す。この液晶表示素子において、図1に示す場合と大きく異なる点は、オーバーコート膜20の上面にエポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等の有機材料からなる表面凸凹膜23を設け、表面凸凹膜23の凸凹表面に、この凸凹表面に追従する凸凹表面を有する透過用画素電極5を設け、透過用画素電極5の凸凹表面のほぼ左半分に、この凸凹表面に追従する凸凹表面を有する反射用画素電極6を設けた点である。
この場合、透過用画素電極5は、表面凸凹膜23、オーバーコート膜20および層間絶縁膜19に設けられたコンタクトホール21を介してソース電極17に接続されている。また、反射用画素電極6と対向する部分における対向電極33の下面には、エポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等の透明有機材料からなる透明ギャップ規制膜35が設けられている。なお、透過用画素電極5と補助容量電極7との間の絶縁が表面凸凹膜23で十分である場合には、オーバーコート膜20を薄くするかあるいはオーバーコート膜20を省略してもよい。
(第3実施形態)
上記各実施形態では、薄膜トランジスタ4がアモルファスシリコン薄膜トランジスタである場合について説明したが、この発明はポリシリコン薄膜トランジスタにも適用することができる。そこで、次に、図1同様の断面図である図4を参照して、この発明の第3実施形態としてのポリシリコン薄膜トランジスタを備えた液晶表示素子について説明する。
図4に示すように、薄膜トランジスタ基板1の上面には酸化シリコンからなる第1の下地絶縁膜41および窒化シリコンからなる第2の下地絶縁膜42が設けられている。第2の下地絶縁膜42の上面の所定の箇所にはポリシリコンからなる半導体薄膜43が設けられている。この場合、半導体薄膜43の中央部は真性領域からなるチャネル領域43aとされ、その両側はn型不純物注入領域からなるソース領域43bおよびドレイン領域43cとされている。
半導体薄膜43を含む第2の下地絶縁膜42の上面には窒化シリコンからなるゲート絶縁膜12が設けられている。チャネル領域43a上におけるゲート絶縁膜12の上面の所定の箇所にはクロムやモリブデン等からなるゲート電極11が設けられている。また、ゲート絶縁膜12の上面の所定の箇所にはクロムやモリブデン等からなる走査ライン(図示せず)がゲート電極11に接続されて設けられている。
ゲート電極11等を含むゲート絶縁膜12の上面には窒化シリコンからなる第1の層間絶縁膜44が設けられている。ソース領域43bおよびドレイン領域43c上におけるゲート絶縁膜12および第1の層間絶縁膜44にはコンタクトホール45、46が設けられている。
第1の層間絶縁膜44の上面の各所定の箇所にはクロムやモリブデン等からなるソース電極17およびドレイン電極18がコンタクトホール45、46を介してソース領域43bおよびドレイン領域43cに接続されて設けられている。第1の層間絶縁膜44の上面の所定の箇所にはクロムやモリブデン等からなるデータライン3がドレイン電極18に接続されて設けられている。
そして、半導体薄膜43、ゲート絶縁膜12、ゲート電極11、第1の層間絶縁膜44、コンタクトホール45、46、ソース電極17およびドレイン電極18により、薄膜トランジスタ4が構成されている。
ソース電極17、ドレイン電極18およびデータライン3を含む第1の層間絶縁膜44の上面には窒化シリコンからなる第2の層間絶縁膜47が設けられている。第2の層間絶縁膜47の上面の所定の箇所にはクロムやモリブデン等からなる補助容量電極7が設けられている。補助容量電極7を含む第2の層間絶縁膜47の上面には窒化シリコンからなるオーバーコート膜20が設けられている。ソース電極17上における第2の層間絶縁膜47およびオーバーコート膜20にはコンタクトホール21が設けられている。
オーバーコート膜20の上面の所定の箇所にはITO等の透明導電材料からなる透過用画素電極5がコンタクトホール21を介してソース電極17に接続されて設けられている。透過用画素電極5のほぼ左半分の上面にはエポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等の有機材料からなるギャップ規制膜22がその表面が凸凹となるように設けられている。ギャップ規制膜22の凸凹表面には、この凸凹表面に追従する凸凹表面を有するアルミニウム、アルミニウム合金、銀等の高反射性材料からなる反射用画素電極6が透過用画素電極5を介してソース電極17に接続されて設けられている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、透過用画素電極5(および反射用画素電極6)が列方向に直線状に配列されたストライプ配列とし、データライン3および第1の補助容量電極7aをこの透過用画素電極5間において列方向に直線状に形成した場合で説明したが、透過用画素電極5を1行毎に半ピッチずつずらした、所謂、デルタ配列となしたものにも適用することが可能であり、その場合には、データライン3および第1の補助容量電極7aは、透過用画素電極5の各行間において、走査ライン2と平行に透過用画素電極5の半ピッチ分延出されたジグザグ形状に形成される。また、スイッチング素子として薄膜トランジスタを用いているが、ダイオード等、他のスイッチング素子を適用することができる。
この発明の第1実施形態としてのアクティブマトリクス型で半透過反射型の液晶表示素子の要部の断面図。 図1に示す液晶表示素子における薄膜トランジスタ基板側の透過平面図。 この発明の第2実施形態としての液晶表示素子の図1同様の断面図。 この発明の第3実施形態としての液晶表示素子の図1同様の断面図。 従来のアクティブマトリクス型の液晶表示素子の問題点を説明するために示す図。
符号の説明
1 薄膜トランジスタ基板
2 走査ライン
3 データライン
4 薄膜トランジスタ
5 透過用画素電極
5a 第1の画素電極部
5b 第2の画素電極部
6 反射用画素電極
7 補助容量電極
22 ギャップ規制膜

Claims (4)

  1. 液晶層及び薄膜トランジスタが設けられた液晶表示素子であって、
    第1の方向に延伸するように設けられ、前記薄膜トランジスタのゲート電極に接続された走査ラインと、
    前記走査ラインよりも前記液晶層に近い側に、前記第1の方向に対して交差する第2の方向に延伸するように設けられ、前記薄膜トランジスタのドレイン電極及びソース電極のうちの一方の電極に接続されたデータラインと、
    透明材料からなり、前記データラインよりも前記液晶層に近い側に設けられ、前記薄膜トランジスタのドレイン電極及びソース電極のうちの他方の電極に接続された第1の画素電極と、
    前記第1の画素電極と前記データラインとの間の層として設けられた遮光性材料からなる補助容量電極と、
    前記補助容量電極との間に前記第1の画素電極が介在するように且つ前記第1の画素電極に対して部分的に接触するように設けられた光反射性材料からなる第2の画素電極と、
    を備え、
    前記補助容量電極は、前記データラインよりも幅広に形成されるとともに前記データラインを覆うように配置され、
    前記第2の画素電極は、前記第1の画素電極を前記第1の方向に2分割した領域のうちの一方の領域に重なるように、且つ、前記データラインに隣接する辺が前記補助容量電極に対して重なるように、配置されていることを特徴とする液晶表示素子。
  2. 前記第2の画素電極が設けられた領域の液晶層の厚さが、前記第1の画素電極を前記第1の方向に2分割した領域のうちの他方の領域に対応する領域の液晶層の厚さよりも薄く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
  3. 前記補助容量電極は、前記薄膜トランジスタを覆うように配置され、
    前記第2の画素電極は、前記補助容量電極によって覆われた前記薄膜トランジスタをさらに覆うように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示素子。
  4. 前記第1の画素電極は、前記他方の領域に設けられたコンタクトホールを介して前記他方の電極に接続されていることを特徴とする請求項に記載の液晶表示素子。
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