JP4902511B2 - 半導体集積回路の高速テスト - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路の高速テストに関し、特にフリップフロップ間高速テストのテスト漏れ検出手段に関する。
半導体集積回路の論理が所望の周波数で正しく動作するかを確認するために、LSIテスタが用いられる。LSIテスタでは、あらかじめ用意したテストパターンを実行することにより動作の検証を行う。具体的には、あるフリップフロップから別のフリップフロップまでのパスを所望の周波数で動作させ、データが正しく転送できればそのパスは正常動作したと判断される。
これを半導体集積回路内の全てのパスで行い、その全てのパスが正常動作した時、テストした半導体集積回路は良品と判断される。
テストパターンは設計者が別途作成し、LSIテスタに読み込ませて実行する。テストパターンは一般に、遅延時間が大きく製品の限界周波数に近いパス(クリティカルパス)を含むように作成される。さらに効率よくテストを行うため、例えば特許文献1では物理情報を元にクリティカルパスを抽出し、過不足なくテストを実施する方法を提案している。クリティカルパスを限定することにより効率的なテストパターンを生成し、品質、開発日程、コストの面で改善効果を期待するものである。
特開2005−308471号公報
通常、クリティカルパスと考えられるパスは必ずテストされるように、テストパターンを作成する。クリティカルパスではないと考えられるパスは、必ずしもテストパターンには含まれない。しかし万が一クリティカルパスか否かの判断を誤ると、テストすべきパスがテストされない可能性がある。また、テストパターンにクリティカルパスを含んでいると考えていても、実際にはそのパスがテストされないという可能性もある。もしこのようなテストされないパスが所望の動作周波数に達していない場合、LSIテスタで検査しても誤って良品と判断されることになる。
万が一テストすべきパスがテストされなかった場合、半導体集積回路製品の出荷後、ユーザの下で初めて不良が発覚することになるが、テストパターンには元々テスト対象に含まれていないため、不良となったパスを発見するのは必ずしも容易ではない。
例えば図2において、フリップフロップ201から208、209、210へのパスがあり、201から208へは2通りのパスがあるので合計4個のパスが存在する。ここで201からゲート205を経由して208に至るパスのみクリティカルパスであると判断した場合、テストパターンはこのパスを活性化するように作成するが、他のパスは必ずしも活性化されない。201から210へのパスがクリティカルパスにもかかわらずテストされなかった場合、製品の出荷後にユーザの下で不良が検出されることになる。しかし未テストパスの検出手段がないため、不良パスの発見に時間を要する可能性がある。
本発明は、クリティカルパスか否かにかかわらず、テストされなかったパスを抽出する手段を提供する。この情報を設計者にフィードバックすることにより、製品の出荷前に設計者がテストパターンを修正する機会を与え、クリティカルパスを確実にテストするという課題を解決する。
半導体集積回路内の各フリップフロップに対し、判定端子と呼ぶ、通常のデータ出力端子とは別の端子を設ける。判定端子は、テスト開始後データ出力端子が“0”から“1”または“1”から“0”に反転した場合に“1”を出力し続ける。あるフリップフロップ間のパスにおいて、始点と終点のフリップフロップの判定端子がともに“1”を出力していれば、そのパスはテストされたと判断される。テスト終了後も“0”のままの場合は、フリップフロップのデータ出力端子においてデータ反転が一度も起こらなかったことを意味し、そのフリップフロップを含むパスはテストされなかったと判断される。
また、始点フリップフロップと終点フリップフロップが同一でパスが複数ある場合、そのパスが合流するゲートの入力端子からそれぞれ配線を引き出し、それぞれの配線を別々のカウンタに入力する。各々のカウンタは、入力されたデータが“0”から“1”または“1”から“0”に1回以上反転していれば“1”を出力する。フリップフロップの判定端子と同様、“1”を出力していればその配線はテストされたと判断される。
各フリップフロップの判定端子、またはカウンタ出力からの配線をいくつかのNANDゲートに分散させて入力し、全てのNANDゲートの出力が“0”である場合、半導体集積回路内の全パスがテストされたと判断する。NANDゲートの出力が“1”の場合、フリップフロップ間でデータが反転しておらずテストされていないパスがあることを意味する。この場合はそのパスを活性化するようにテストパターンを追加することにより、テスト漏れを防ぐことが可能となる。もしそのパスがクリティカルパスではなく、かつテストの必要のないパスであれば、特に対策をしなくてもよい。
本発明により、ある半導体集積回路で高速テストのテストパターンを実行した時、全てのパスがテストされたか、あるいはテストされていないパスがどこにあるかを判断できる。テスト漏れと判断すれば、設計者がテストパターンにそのパスを活性化するパターンを追加する。これにより、テストの必要なパスを全てテストし、半導体集積回路の品質を向上させることができる。
以下に、本発明を実施するための形態について示す。
図1は、本発明によるフリップフロップ間のテストの実施例を示す。図1においてフリップフロップ101をテストパスの始点とすると、終点となるフリップフロップは108、109、110の3個ある。終点108までのパスは2通りあるので、図1では合計4個のテストパスが存在する。実際の半導体集積回路で動作テストをした時、これら4個のパスがもれなくテストされたかを確認する方法について述べる。
フリップフロップ101、108、109、110にデータ出力とは別に判定端子151、152、153、154を用意し、それぞれ配線128、129、130、131を接続する。これら4本の配線をNANDゲート111に入力させる。各フリップフロップはクロックに同期してデータを出力するが、図1のフリップフロップではクロック端子を省略している。判定端子151〜154は、各フリップフロップのデータ出力端子141〜144が“0”から“1”または“1”から“0”に切り替わった場合に、それぞれ“1”を出力するものとする。データ出力端子141〜144が“0”固定または“1”固定の場合は、対応する判定端子151〜154は“0”を出力するものとする。出力端子151〜154が全て“1”の場合、配線128〜131には全て“1”が伝達されるので、NANDゲート111の出力側配線132には“0”が出力される。このとき、全てのフリップフロップが使用され、かつデータの反転があったことを示しているので、全てのフリップフロップがテストされたと判断する。一方、判定端子151〜154のうち少なくとも1個で“0”が出力された場合、配線128〜131のうちそれに対応する配線には“0”が伝達されるので、NANDゲート111の出力側配線132には“1”が出力される。このとき、少なくとも1個のフリップフロップでデータの反転がないため、クロック周波数に関係なくフリップフロップが同じデータを出力し続けていると考えられる。したがってそのフリップフロップはテストされていないと判断する。
図1においてフリップフロップ101から108へのパスは、ゲート102を通るパスとゲート103及び105を通るパスの2通りある。上述の論理では、片方のパスだけがテストされたとしてもフリップフロップ108の判定端子152は“1”を出力する。これを防ぐため、図1ではゲート106の直前から配線133、134を引き出し、それぞれカウンタ112、113に接続する。カウンタ112、113はそれぞれ配線133、134が“0”から“1”または“1”から“0”に切り替わる回数をカウントし、規定回数以上切り替わった場合にそれぞれの出力側配線135、136に“1”を出力する。配線135、136にともに“1”が伝達された場合、NANDゲート114の出力側配線137には“0”が出力される。このとき、フリップフロップ101から108の2通りのパスのうち、両方がテストされたと判断する。一方、配線135、136のうち少なくとも一方で“0”が伝達された場合、NANDゲート114の出力側配線137には“1”が出力される。このとき、フリップフロップ101から108の2通りのパスのうち少なくとも一方でデータの反転がないため、テストされていないと判断する。
図1では、NANDゲート132と137がともに“0”を出力した時、正常にテストされたと判断する。半導体集積回路内にこのようなNANDゲートを複数配置し、それらが全て“0”を出力したとき、その半導体集積回路全体のテストが正常に行われたと判断する。
テスト終了後、各フリップフロップ及びカウンタのリセット入力端子161〜166にリセット信号を入力することにより、これまでの結果がリセットされ、別のテストパターンを引き続き実行することができる。
図3に第2の実施例を示す。
図3は、転送データの前にシリアルの識別信号を付加した波形を示している。このシリアルの識別信号は、各フリップフロップ間パスにおいてそれぞれ異なるものとする。例えば図2のフリップフロップ201において、この識別信号を含めたデータ信号を出力し、フリップフロップ208においてこれらの信号を受信する。208で受信した識別信号が201で出力した識別信号と一致していれば、フリップフロップ201〜208間がテストされたと判断する。同様に201〜209間、201〜210間にはそれぞれ異なる識別信号を付与しておき、テスト終了後に始点と終点のフリップフロップにおいて識別信号が一致していれば、それらのフリップフロップ間のテストが実施されたと判断する。
図2では、201と208の間のパスは2通り存在する。このような場合もそれぞれのパスに異なる識別信号を付与しておき、208が両方の識別信号を受信した場合、両方のパスがテストされたと判断する。識別信号が配線222を通るパスを指定する時は、配線223を通るパスは開かないようにする。
識別信号はテストパターンではないので、1ビットが1周期である必要はない。識別信号を確実に転送させるためには、例えば図3のように2周期で1ビットとすればよい。
本発明は半導体集積回路の高速テストにおいて、フリップフロップ間の未テストパスを検出する手段として特に有用である。
フリップフロップ間パスと、フリップフロップの判定端子、カウンタ、NANDゲートを備えた、本発明の特徴を示した図である。 従来のフリップフロップ間パスを示した図である。 転送データの前に、フリップフロップ間パスの識別信号を付加した波形を示す図である。
符号の説明
101、108〜110…フリップフロップ、102〜107…ゲート、111、114…NANDゲート、112〜113…カウンタ、121〜138…配線、141〜144…データ出力端子、151〜154…判定端子、161〜166…リセット入力端子、201、208〜210…フリップフロップ、202〜207…ゲート、221〜227…配線。

Claims (4)

  1. 半導体集積回路の高速テストにおいて、
    テスト開始後各フリップフロップのデータ出力端子が1回以上“0”から“1”または“1”から“0”に反転した場合に“1”を出力し続け、テスト開始後データ出力端子に全く変化がない場合は“0”を出力し続ける、
    もう一つの出力端子(判定端子と呼ぶ)を各フリップフロップが備えることを特徴とする半導体集積回路の高速テスト。
  2. 請求項1における各フリップフロップの判定端子より取り出した各配線は1個または複数個のNANDゲートに入力されており、
    高速テスト終了後にNANDゲートの出力が“0”であればそれに対応するフリップフロップはデータ出力に反転があったことを意味し、
    フリップフロップ間で高速テストが実施されたと判定できることを特徴とする半導体集
    積回路の高速テスト。
  3. 始点と終点が同一のフリップフロップ間においてパスが複数存在する場合、
    その全てのパスがテストされたかを判定するため、それぞれのパスが合流するゲートの入力端子の直前から各々別の配線が引き出され、
    それぞれ別のカウンタに入力されて、そのカウンタに入力された配線がテスト開始後1回以上“0”から“1”または“1”から“0”に反転した場合、カウンタは“1”を出力し続け、
    入力された配線にデータの反転が全くない場合は“0”を出力し続けることにより、同一フリップフロップ間の全てのパスがテストされたか判定できることを特徴とする半導体集積回路の高速テスト。
  4. 請求項1におけるフリップフロップの判定端子及び請求項3におけるカウンタの出力端子において、
    出力されたデータを高速テスト終了後に“0”に戻すため、各フリップフロップ及びカウンタにリセット用の入力端子を備えることを特徴とする半導体集積回路の高速テスト。
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