JP4899361B2 - 非水電解液二次電池の製造法 - Google Patents

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Description

本発明は、非水電解液二次電池の製造法に関し、特に、内部短絡の少ない非水電解液二次電池を提供するための製造法に関する。
LiCoO2などの遷移金属酸化物を活物質とする正極と黒鉛などの炭素材料を活物質とする負極を組み合わせた非水電解液二次電池は、高エネルギー密度を有することから、ノートパソコン、携帯電話、ビデオカメラ、小型ゲーム機器などに幅広く使用されている。そして、機器の高機能化や長時間作動に対応するため、さらに、高エネルギー密度化を図ることが望まれている。
非水電解液二次電池のエネルギー密度を高めていくには、高容量の正極および負極活物質を開発する必要がある一方で、これらの活物質を電池ケース内に多く充填するために他の電池部材の体積を減らす必要がある。ここで他の電池部材の体積を減らすとは、例えば、集電体を薄く短くしたり、ケース厚みを薄くしたり、また、セパレータを短く薄くすることである。
セパレータを薄くすることは、単に、非水電解液二次電池のエネルギー密度を高めるだけでなく、電池の内部抵抗を小さくすることができ、高負荷での充放電を容易にすることができる。しかし、一方で、電池内での正極と負極の短絡が起きやすくなり、電池電圧が不安定になる可能性が大きくなる。
正極と負極の電池内での短絡(以下、内部短絡という)は、薄くなったセパレータが裂けることで正極と負極が、直接、接触することもありうるが、多くの場合は、電池内に紛れ込んだ導電性異物によって内部短絡が引き起こされる。ここで、導電性異物による内部短絡のメカニズムは2通りある。ひとつは、導電性異物がそのままの形でセパレータを貫通することで、内部短絡が起きるものである。他のメカニズムは、正極に紛れ込んだ導電性異物が正極の高い電位によって電解液中にイオンとして溶解し、そのイオンが電位の低い負極に導電性金属として局所析出し、正極に向かって成長することで、内部短絡が起きるものである。
導電性異物は、さまざまな工程で紛れ込む。当初から活物質自体を合成する原料粉に含まれるだけでなく、活物質の粉砕工程、電極ペーストの調製や塗工工程、電極をスリットする工程、電極とセパレータを一体化して巻き取る工程などで使用される機械からこぼれ落ちる。電極やセパレータに付着した導電性異物は、物理的な手法で取り除くことができる。例えば、エアーブローや吸引、磁石による磁力吸着、研磨テープによる拭き取り、などである。また、電極スリットの刃をセラミックスに変更することで、異物を非導電性にすることもできる。しかし、電極内に潜り込んだ導電性異物は、これらの物理的手法によって取り除くことは困難である。
そこで、さまざまな検査法や電気化学的手法が提案されている。
例えば、非水電解液二次電池を4.0V以上に充電し、正極に紛れ込んだ金属粉の溶解を促進させることで、微少な内部短絡による品質不良品を選別するという検査法が提案されている。(特許文献1参照)
また、電気化学的手法としては、正極と負極とを一体化して組み込む前に、正極中に紛れ込んだ導電性異物をあらかじめ除去する方法が提案されている。すなわち、正極を形成
後、電解液槽に浸漬させて予備充電を行い、導電性異物を溶解した後、乾燥させる。次に、この正極と負極を一体化して極板群をつくり、電池ケースに収納して、電解液を注入するというものである。(特許文献2参照)
特開2003−36887号公報 特開2003−45496号公報 ババ ヤスノリ(Yasunori Baba),オカダ シゲト(Shigeto Okada),ヤマキ ジュンイチ(Jun−ichi Yamaki)、リチウムイオン電池用LixCoO2正極の熱安定性(Thermal stability of LixCoO2 cathode for lithium ion battery) ソリッド・ステイト・イオニクス(Solid State Ionics),オランダ、エルセヴィーアー・ビー・ヴィ(Elsevier B.V.)、2002年、第148巻、311頁〜316頁
特許文献1のような検査法では、正極中に紛れ込んだ導電性異物は電池の充電により溶解させ除去することができるが、電位が低くなった負極上に、溶解により生成したイオンが局所析出して成長し、やがては、内部短絡が起きるようになる。
特許文献2ような電気化学的手法では、正極をいったん電解液槽中で予備充電して乾燥させるという工程が繁雑である。すなわち、電源設備の設置だけでなく予備充電条件の設定決定と管理、非水電解液槽中のイオン濃度管理や水分の混入防止、乾燥させた正極に残存している電解質塩と周辺環境に存在する水分との反応など、正極の品質を良好に保つことが難しい。
本発明はこのような課題を鑑みてなされたものであり、正極中に紛れ込んだ導電性異物を容易に取り除き、内部短絡の少ない信頼性に優れた非水電解液二次電池を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の非水電解液二次電池の製造法は、リチウムイオンを吸蔵した活物質からなる正極と、リチウムイオンを吸蔵していない活物質からなる負極とを、セパレータをはさんで一体化して極板群を形成した後、非水電解液を注液し、初回の充電後に放置を行う非水電解液二次電池の製造法において、前記正極には、さらに充電状態の活物質が混合されており、前記注液後、前記負極にリチウムイオンを吸蔵していない状態のままで放置を行うものである。
また、第二の発明の製造法は、前記非水電解液には、さらに1.5V vs.Li/Li+以上の電位において負極上で還元される添加剤が混合されており、初回の充電は、前記負極にリチウムイオンを吸蔵していない状態で正極電位を変化させる充電であり、その後、前記負極にリチウムイオンを吸蔵していない状態のままで放置を行うものである。
本発明によって内部短絡が抑制できる理由を以下のように推察しており、正極活物質がLiCoO2であり、負極活物質が黒鉛である場合を用いて説明する。なお、活物質が100%の充電状態であるとは、LiCoO2ではLi05CoO2となった状態、黒鉛では
LiC6となった状態をいう。
LiCoO2などの遷移金属酸化物を活物質とする正極と黒鉛などの炭素材料を活物質とする負極を組み合わせた非水電解液二次電池において、初めて電解液を注入した時点では、正極の電位はおよそ3.2V vs. Li/Li+であり、負極の電位はおよそ3.0V vs. Li/Li+である。この時点では、正極に紛れ込んだ鉄や銅や真ちゅうなどの導電性異物は溶解しない。
第一の発明の製造法は、正極に充電状態の活物質を混合しておくというものである。電解液を初めて注入した時点では、LiCoO2などを活物質とする正極は未充電状態である。この正極に充電状態のLi05CoO2を少量混合しておくと、電解液に触れた時点で正極の電位はおよそ3.9V vs. Li/Li+にまで上昇する。このような高電位で放置すると、正極に紛れ込んだ導電性異物は容易にイオンとして溶解し始める。ここで、正極全体の電位が3.9V であるので、正極表面に付着している導電性異物だけでなく、正極板内に潜り込んだ異物まで溶解することができる。一方、注液後の放置では、負極はおよそ3.0V vs. Li/Li+の高い電位を保ったままである。したがって、正極で生成した導電性異物のイオンは、負極上でただちに析出せず、時間とともに電池の内部全体に拡散する。導電性異物のイオンは、その後、電池が充電されて負極の電位がきわめて低くなって初めて、負極上に析出する。導電性異物のイオンが負極上に析出する時点では、イオンはひろく拡散してしまっているので、負極上の特定の場所に局所析出することはない。このため、内部短絡を抑制することができる。
第二の発明の製造法は、電解液中に1.5V vs. Li/Li+以上の電位において負極上で還元される添加剤を混合し、初回の充電で正極のみを充電するものである。LiCoO2などの金属遷移酸化物は、未充電状態ではおよそ3.2V vs. Li/Li+の電位を示すが、約0.1%充電するだけでおよそ3.9V vs. Li/Li+の電位にまで到達する。したがって、正極に紛れ込んだ導電性異物はイオンとなって、正極より溶解する。一方、負極材料である黒鉛は、約0.1%の充電で、およそ1.5V vs. Li/Li+にまで低下する。このため、導電性異物のイオンは、負極上で直ちに還元され析出する。この時点での析出はイオンが電池内部全体に拡散しておらず局所析出となるので、内部短絡が起きやすくなる。ここで、1.5V vs. Li/Li+以上の電位において負極上で還元される添加剤を電解液に加えておくと、黒鉛負極の電位が1.5Vに下がる前に添加剤の還元反応が起きるので、黒鉛負極には、リチウムイオンが吸蔵されること無く、未充電状態のままである。したがって、充電を停止する、つまり外部から印加していた電位を停止すると、再び、負極の電位は3V近くにまで上昇する。正極に紛れ込んだ導電性異物の溶解速度は大きくはないので、瞬間的な充電であれば、正極の電位が3.9V vs. Li/Li+であり、負極の電位がおよそ3Vであるような状態をつくり出せる。よって、その後の放置で、導電性異物が溶解して生じたイオンは電池内部にひろく拡散することになるので、負極上への局所析出が起きず、内部短絡が抑制される。
本発明の製造法によれば、電池、特に、正極板内に潜り込んだ導電性異物を簡便に溶解し、溶解したイオンの負極上への局所析出を抑制することができる。したがって、内部短絡の少ない非水電解液二次電池を得ることができる。
本発明の製造法では、LiCoO2、LiNiO2、LiMn24などの遷移金属酸化物を正極活物質とし、黒鉛、難黒鉛化炭素材料、Li4512、リチウムと合金化可能な金属材料などを負極活物質とし、充放電によって正極と負極の間でリチウムイオンを行き来させる非水電解液二次電池を対象とすることが好ましい。この理由は、正極の電位を高く設定することで、導電性異物の溶解を促進することができるからである。非水電解液に使用される溶媒は、環状カーボネートであるエチレンカーボネート(以下、ECと略記)、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、環状エステルであるγ−ブチロラクトン、鎖状カーボネートであるジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート(以下、EMCと略記)、ジエチルカーボネートなどである。非水電解液は、これらの非水溶媒に、リチウムヘキサフルオロホスフェート(LiPF6)、リチウムテトラフルオロボレート、リチウムパークロレート、リチウムビス[トリフルオロメタンスルホニル]イミドなどのリチウム塩を溶解して調製される。
未充電状態の正極に充電状態の活物質を少量含ませる第一の発明の製造法において、もっとも簡便な方法は、元々リチウムを含まず高電位で放電できるV25などを混合することである。ただし、V25の場合には、その電位はおよそ3.4V vs. Li/Li+であるので、溶解できる導電性異物は銅などに限られる。
そこで、ほとんどの導電性異物を溶解するには、化学的に充電された正極活物質を準備すればよい。例えば、LiCoO2の場合、常法にしたがってLi2CO3とCo23を混合して焼成し、LiCoO2を調製する。次に、例えば非特許文献1に記載の従来公知の方法に基づいて、LiCoO2から化学的にリチウムを引き抜くことで、Li0.46CoO2を得る。このようにして調製したLiCoO2にLi046CoO2を少量混合し、さらにカーボンブラックなどの導電性助剤と結着剤を混合することで、少量充電された充電状態の正極を作製することができる。
同様に、LiMn24の充電状態であるλ−MnO2を得るには、LiMn24を2Nの希硫酸でpHが2になるまで洗浄すればよい。なお、Li046CoO2やλ−MnO2は、リチウム参照極に対して、4V以上の電位を有するため、混合する充電状態の正極活物質として好ましい。
混合する未充電状態の正極活物質と充電状態の正極活物質が同じである必要はない。LiCoO2にLi046CoO2を混合してもよいし、LiCoO2とλ−MnO2を混合してもよい。充電状態の活物質の混合量は、未充電状態の正極活物質が、電解液と接触後、充電状態の活物質との反応によって充電状態となり、導電性異物が溶解する電位に達するように決定される。その量は、たかだか、活物質全体の数重量%である。これ以上に混合しても導電性異物の溶解に対する効果は同じであり、むしろ、電池の容量が減少するため好ましくない。
第二の発明の製造法は、電解液中に1.5V vs. Li/Li+以上の電位において負極上で還元される添加剤を混合することであり、例えば、リチウムシクロヘキサフルオロプロパン−1,3−ビス[スルホニル]イミド、リチウムビス[オキサレート(2−)]ボレート、リチウムトリフルオロメチルトリフルオロボレート、リチウムペンタフル
オロエチルトリフルオロボレート、リチウムヘプタフルオロプロピルトリフルオロボレート、リチウムトリス[ペンタフルオロエチル]トリフルオロホスフェートなどのリチウム塩があげられる。これらの塩のアニオンは、強い電子吸引基を有することから、およそ、2V vs. Li/Li+ の電位で還元分解が起きるので、初回の充電で負極にLiが吸蔵されることは無く、負極の電位が1.5V vs. Li/Li+以下になる状態を回避できる。添加剤の混合量は、導電性異物の溶解が起きやすくなるまで正極の電位が上昇した時、すべての添加剤が還元分解されないように調整する。このような調整によって初回充電後の負極電位は下がることはないので、異物の溶解によって生じたイオンが負極上で局所析出しない。
強い電子吸引基を有するアニオンと同様な効果を示す添加剤としては、環状酸無水物である、無水イタコン酸、無水グルタコン酸、無水グルタル酸、無水こはく酸、無水ジグリコール酸、無水シトラコン酸、無水ジフェン酸、ナフタル酸無水物、無水ピロメリト酸、無水フタル酸、無水フタロン酸、無水マレイン酸、無水メリト酸があげられる。また、スクシンイミド、グルタルイミド、フタルイミドなどの酸イミドにおける活性水素を、メチル基などに置換した誘導体や、カリウムなどに交換した金属塩でもよい。さらに、2−スルホ安息香酸環状無水物やジフェニルジスルホンなどのスルホン化合物も使用できる。
以下に、本発明に関する実施例として、未充電状態の活物質に充電状態の活物質を混合して、正極に紛れ込んだ導電性異物の溶解を促進する例を示す。
充放電でリチウムイオンを吸蔵・放出する正極材料として、LiCoO2を用いた。このLiCoO2を非特許文献1にしたがってLi046CoO2を調製した。また、導電性異物として、粒径がおよそ15μmの銅粉末を用意した。
正極板を以下のようにして作製した。まず、83.5gのLiCoO2粉末と、1.5gのLi0.46CoO2と、0.055gの銅粉末と、10gの導電剤であるアセチレンブラックと、5gの結着剤であるポリフッ化ビニリデン樹脂とを混合し、これらを脱水N−メチル−2−ピロリドンに分散させてスラリー状の正極合剤を調製した。この正極合剤をアルミニウム箔からなる正極集電体上に塗布し、乾燥後、圧延して、活物質層を形成した。そして、活物質層を形成したアルミニウム箔集電体を35mm×35mmサイズに切り出し、リードのついた厚み0.5mmのアルミニウム集電板に超音波溶接した。
次に、人造黒鉛粉末を用いて、負極板を以下のようにして作製した。まず、75gの人造黒鉛粉末と、20gの導電剤としてのアセチレンブラックと、5gの結着剤としてのポリフッ化ビニリデン樹脂と、分散溶剤としての脱水N−メチル−2−ピロリドンを混合し、スラリー状の負極合剤を調製した。次に、この負極合剤を銅箔集電体の片面に、塗布、乾燥、圧延して活物質層を形成した。そして、活物質層を形成した銅箔集電体を35mm×35mmサイズに切り出し、リードのついた厚み0.5mmの銅集電板に超音波溶接し
た。
また、正極および負極の電位を測定するため、ニッケルリボンの先端にリチウム箔を圧着して、参照極を作製した。
非水電解液には、LiPF6とECとEMCを、LiPF6/EC/EMC=1/2.8/5.5(モル比)の組成となるように混合したものを用いた。
電池の組み立ては以下のようにした。まず、厚みが16μmであるポリエチレン製の多孔質フィルムを間にして正極板および負極板を対向させ、正極板および負極板をテープ固定して一体化した。次に、この一体化物を両端が空いている筒状のアルミラミネート袋に納め、両極のリード部分において、袋の一方の開口部を溶着した。そして、他方の開口部から参照極を挿入するとともに、調製しておいた非水電解液を滴下した。
このようにして組み立てた実施例1の非水電解液二次電池を、−750mmHgで5秒間、脱気した後、注液した開口部を溶着により封止した。そして、この電池を、45℃で1週間放置した。
(比較例1)
Li0.46CoO2を正極に混合していないほかは、実施例1と同様にして、非水電解液二次電池を組み立て、45℃で1週間放置した。
(電池の評価)
45℃で放置後の正極および負極の電位を測定したところ、実施例1の電池では、正極の電位は3.9Vであり、負極の電位は3.1Vであった。一方、比較例1の電池では、正極の電位は3.2Vであり、負極の電位は3.1Vであった。
実施例1および比較例1の電池を用いて、20℃、1.5mA/cm2の条件で4.2V まで充電を行い、開回路電圧の推移を計測した。図1において、実線1は実施例1の電池について開回路電圧の推移をプロットしたものであり、破線2は比較例1の電池について開回路電圧の推移をプロットしたものである。比較例1の電池において、およそ4時間経過後から、急に開回路電圧が下がり始めている。この原因は次のように推察される。すなわち、比較例1の電池では、充電状態のLi046CoO2を含んでいないため、正極に混合した銅粉末が45℃の放置期間中に溶解せず、充電電圧が4.2Vの充電によって初めて溶解する。このとき、負極の電位はおよそ80mV vs. Li/Li+にまで低下しているので、溶解した銅イオンは電池内にひろく拡散せず、銅粉末が正極に存在していた場所と対向する負極上に局所析出する。この局所析出が成長し、内部短絡に至ったと考えられる。一方、実施例1の電池では、45℃の放置期間中に銅粉末が正極より溶解し、電池内にひろく拡散してしまっているので、4.2Vまで充電をおこなっても内部短絡を抑制することができる。
なお、4.2V充電後の放置で開回路電圧が急に変化した電池の数は、組み立てた電池100個ずつのうち、実施例1では0個、比較例1では16個であった。
実施例1で使用したLiCoO2のかわりにLiMn24を、Li0.46CoO2のかわりにλ−MnO2を使用し、表1中のA〜Eに示した比率で混合した。そのほかは実施例1と同様にして、非水電解液二次電池を組み立てた。
このようにして組み立てた実施例2の非水電解液電池を、45℃で1週間放置した。そして、電池を4.2Vまで充電し、各組成の電池100個ずつについて開回路電圧の変化を測定した。表2には、開回路電圧が急激に低下する電池の数をまとめた。また、正常な電池を50個ずつ選び出し、20℃、1.5mA/cm2の条件で、4.2Vと3.0Vの間で充放電を行い、電池の放電容量を求めた。表2に、各組成の電池での平均放電容量(正極活物質の重量で換算した値)を記載した。
表2より、正極に充電状態の活物質を混合しておくことで、内部短絡の少ない電池が得られることがわかる。しかし、Eの組成では放電容量が大きく低下しており、これは、45℃放置中に電解液との副反応が進行したためと推察される。表1と表2より、未充電状態の活物質に対する充電状態の活物質の比率は、3%以下が好ましいことがわかる。
高電位で負極上において還元される添加剤を電解液に混合して、正極に紛れ込んだ導電性異物の溶解を促進する例を示す。
充放電でリチウムイオンを吸蔵・放出する正極材料として、LiCoO2を用いた。また、導電性異物として、粒径がおよそ10μmの鉄粉末を用意した。
正極板を以下のようにして作製した。まず、85gのLiCoO2粉末と、0.016g の鉄粉末と、10gの導電剤であるアセチレンブラックと、5gの結着剤であるポリフッ化ビニリデン樹脂とを混合し、これらを脱水N−メチル−2−ピロリドンに分散させてスラリー状の正極合剤を調製した。この正極合剤をアルミニウム箔からなる正極集電体上に塗布し、乾燥後、圧延して、活物質層を形成した。そして、活物質層を形成したアル
ミニウム箔集電体を35mm×35mmサイズに切り出し、リードのついた厚み0.5mmのアルミニウム集電板に超音波溶接した。
次に、人造黒鉛粉末を用いて、負極板を以下のようにして作製した。まず、75gの人造黒鉛粉末と、20gの導電剤としてのアセチレンブラックと、5gの結着剤としてのポリフッ化ビニリデン樹脂と、分散溶剤としての脱水N−メチル−2−ピロリドンを混合し、スラリー状の負極合剤を調製した。次に、この負極合剤を銅箔集電体の片面に、塗布、乾燥、圧延して活物質層を形成した。そして、活物質層を形成した銅箔集電体を35mm×35mmサイズに切り出し、リードのついた厚み0.5mmの銅集電板に超音波溶接した。
また、正極および負極の電位を測定するため、ニッケルリボンの先端にリチウム箔を圧着して、参照極を作製した。
負極上での還元電位が1.5V vs. Li/Li+であるような添加剤として、無水フタロン酸を用いた。LiPF6とECとEMCを、LiPF6/EC/EMC=1/2.8/5.5(モル比)の組成となるように混合した非水電解液100gに、さらに、無水フタロン酸を250mg 混合した。
電池の組み立ては以下のようにした。まず、厚みが16μmであるポリエチレン製の多孔質フィルムを間にして正極板および負極板を対向させ、正極板および負極板をテープ固定して一体化した。次に、この一体化物を両端が空いている筒状のアルミラミネート袋に納め、両極のリード部分において、袋の一方の開口部を溶着した。そして、他方の開口部から参照極を挿入するとともに、調製しておいた非水電解液を滴下した。
なお、組み立てた電池における、正極活物質のLiCoO2の量はおよそ250mgであり、無水フタロン酸の量はおよそ0.5mgである。
このようにして組み立てた実施例3の非水電解液二次電池を、−750mmHgで5秒間、脱気した後、注液した開口部を溶着により封止した。そして、この電池を、20℃、0.015mA/cm2の条件で、30分間充電を行った後、45℃で1週間、放置した。
(比較例2)
非水電解液に無水フタロン酸を混合していないほかは、実施例3と同様にして、非水電解液二次電池を組み立てた。そして、20℃、0.015mA/cm2の条件で、30分間充電を行った後、45℃で1週間、放置した。
(電池の評価)
実施例3の電池の正極および負極の電位を測定したところ、20℃、0.015mA/cm2の条件で、30分間充電を行った直後では、正極の電位は3.9Vであり、負極の電位は2.4Vであったが、45℃放置後では、負極の電位は3.0Vに上昇していた。一方、比較例2の電池における正極の電位は、実施例3の電池と同様であったが、負極の電位は45℃放置後でも1Vと低いままであった。
実施例3および比較例2の電池を100個ずつ、20℃、1.5mA/cm2の条件で、4.2V まで充電し、それぞれの電池について開回路電圧の変化を測定した。その結果、実施例3の電池で開回路電圧が急激に低下したものはなく、比較例2の電池では、11個であった。この原因は次のように推察される。すなわち、実施例3および比較例2の電池では、正極に混合した鉄粉末が45℃の放置期間中に溶解する。ここで、実施例3の
電池では、無水フタロン酸を電解液に含んでいるので、負極の電位が低下せず、正極で生成した鉄イオンが局所析出することがない。一方、比較例2の電池では、負極の電位はおよそ1V vs. Li/Li+にまで低下しているので、溶解した鉄イオンは電池内にひろく拡散することができず、鉄粉末が正極に存在していた場所と対向する負極上に局所析出する。この局所析出が成長し、内部短絡に至ったと考えられる。
非水電解液に混合する添加剤として、ジフェニルジスルホン(C65−SO2−SO2−C65、以下、DPDSと略記)を用い、表3に示すような比率で電解液に混合したほかは、実施例3と同様にして電池を組み立てた。そして、この電池を、20℃、0.015mA/cm2 の条件で、30分間充電を行った後、45℃で1週間、放置した。
このようにして組み立てた実施例4の非水電解液電池を、20℃、1.5mA/cm2 の条件で、4.2Vまで充電し、それぞれの電池について開回路電圧の変化を測定した。各組成の電池100個ずつについて開回路電圧の変化を測定した。表4には、開回路電圧が急激に低下する電池の数をまとめた。また、正常な電池を50個ずつ選び出し、20℃、1.5mA/cm2 の条件で、4.2Vと3.0Vの間で充放電を行い、電池の放電容量を求めた。表4に、各組成の電池での平均放電容量(正極活物質の重量で換算した値)を記載した。
表4より、高電位で還元される添加剤を電解液中に混合しておくことで、内部短絡の少ない電池が得られることがわかる。しかし、Jの組成では放電容量が大きく低下しており、これは、添加剤の還元物が負極上に著しく堆積するために負極の負荷特性が劣化したか
らと考えられる。表3と表4より、電解液中の添加剤の量はおおむね0.5%以下が好ましいことがわかる。
高電位で還元される化合物を負極に混合して、正極に紛れ込んだ導電性異物の溶解を促進する例を示す。
充放電でリチウムイオンを吸蔵・放出する正極材料として、LiCoO2を用いた。また、導電性異物として、粒径がおよそ15μmの銅粉末を用意した。また、1.5V vs. Li/Li+ 以上の電位において負極内で還元される化合物として、450℃で加熱処理したMnO2を用いた。
正極板を以下のようにして作製した。まず、85gのLiCoO2粉末と、0.055g の銅粉末と、10gの導電剤であるアセチレンブラックと、5gの結着剤であるポリフッ化ビニリデン樹脂とを混合し、これらを脱水N−メチル−2−ピロリドンに分散させてスラリー状の正極合剤を調製した。この正極合剤をアルミニウム箔からなる正極集電体上に塗布し、乾燥後、圧延して、活物質層を形成した。そして、活物質層を形成したアルミニウム箔集電体を35mm×35mmサイズに切り出し、リードのついた厚み0.5mmのアルミニウム集電板に超音波溶接した。
次に、人造黒鉛粉末を用いて、負極板を以下のようにして作製した。まず、75gの人造黒鉛粉末と、20gの導電剤としてのアセチレンブラックと、5gの結着剤としてのポリフッ化ビニリデン樹脂と、0.28gのMnO2と、分散溶剤としての脱水N−メチル−2−ピロリドンを混合し、スラリー状の負極合剤を調製した。次に、この負極合剤を銅箔集電体の片面に、塗布、乾燥、圧延して活物質層を形成した。そして、活物質層を形成した銅箔集電体を35mm×35mmサイズに切り出し、リードのついた厚み0.5mmの銅集電板に超音波溶接した。
また、正極および負極の電位を測定するため、ニッケルリボンの先端にリチウム箔を圧着して、参照極を作製した。
非水電解液として、LiPF6とECとEMCを、LiPF6/EC/EMC=1/2.8/5.5(モル比)の組成となるように混合したものを用いた。
電池の組み立ては以下のようにした。まず、厚みが16μmであるポリエチレン製の多孔質フィルムを間にして正極板および負極板を対向させ、正極板および負極板をテープ固定して一体化した。次に、この一体化物を両端が空いている筒状のアルミラミネート袋に納め、両極のリード部分において、袋の一方の開口部を溶着した。そして、他方の開口部から参照極を挿入するとともに、調製しておいた非水電解液を滴下した。
なお、組み立てた電池における、正極活物質のLiCoO2の量はおよそ250mgであり、負極中のMnO2の量はおよそ0.44mgである。
このようにして組み立てた実施例5の非水電解液二次電池を、−750mmHgで5秒間、脱気した後、注液した開口部を溶着により封止した。そして、この電池を、20℃、0.015mA/cm2の条件で、30分間充電を行った後、45℃で1週間、放置した。
(比較例3)
負極にMnO2を混合していないほかは、実施例5と同様にして、非水電解液二次電池
を組み立てた。そして、20℃、0.015mA/cm2 の条件で、30分間充電を行った後、45℃で1週間、放置した。
(電池の評価)
実施例5の電池の正極および負極の電位を測定したところ、20℃、0.015mA/cm2の条件で、30分間充電を行った直後では、正極の電位は3.9Vであり、負極の電位は3.1Vであり、45℃放置後でも、負極の電位は3.2Vと高かった。一方、比較例3の電池における正極の電位は、実施例5の電池と同様であったが、負極の電位は45℃放置後でも1Vと低いままであった。
実施例5および比較例3の電池を100個ずつ、20℃、1.5mA/cm2の条件で、4.2Vまで充電し、それぞれの電池について開回路電圧の変化を測定した。その結果、実施例5の電池で開回路電圧が急激に低下したものはなく、比較例3の電池では、16個であった。この原因は次のように推察される。すなわち、実施例5および比較例3の電池では、正極に混合した銅粉末が45℃の放置期間中に溶解する。ここで、実施例5の電池では、MnO2を負極に混合しているので、負極の電位が低下せず、正極で生成した銅イオンが局所析出することがない。一方、比較例3の電池では、負極の電位はおよそ1V
vs. Li/Li+にまで低下しているので、溶解した銅イオンは電池内にひろく拡散することができず、銅粉末が正極に存在していた場所と対向する負極上に局所析出する。この局所析出が成長し、内部短絡に至ったと考えられる。
負極中に混合する化合物として、導電性高分子であるポリピロール(組成は、C4NH2・0.1PF6)を用い、表5に示すような比率で負極に混合したほかは、実施例5と同様にして電池を組み立てた。そして、この電池を、20℃、0.015mA/cm2の条件で、30分間充電を行った後、45℃で1週間、放置した。
このようにして組み立てた実施例6の非水電解液電池を、20℃、1.5mA/cm2 の条件で、4.2V まで充電し、それぞれの電池について開回路電圧の変化を測定した。各組成の電池100個ずつについて開回路電圧の変化を測定した。表6には、開回路電圧が急激に低下する電池の数をまとめた。また、正常な電池を50個ずつ選び出し、20℃、1.5mA/cm2の条件で、4.2V と3.0Vの間で充放電を行い、電池の放電容量を求めた。表6に、各組成の電池での平均放電容量(正極活物質の重量で換算した値)を記載した。
表6より、高電位で還元される化合物を負極中に混合しておくことで、内部短絡の少ない電池が得られることがわかる。しかし、Oの組成では放電容量が大きく低下しており、これは、化合物の還元物が絶縁体であるために負極の負荷特性が劣化したからと考えられる。表5と表6より、負極中の化合物の量はおおむね0.4%以下が好ましいことがわかる。
以上のように本発明によれば、内部短絡が少なく、信頼性に優れた非水電解液二次電池を得ることができるため、ノートパソコン、携帯電話、ビデオカメラ、小型ゲーム機器などに非常に有用である。
非水電解液二次電池における開回路電圧の時間推移の関係を示す図
符号の説明
1 実線
2 破線

Claims (2)

  1. リチウムイオンを吸蔵した活物質からなる正極と、リチウムイオンを吸蔵していない活物質からなる負極とを、セパレータをはさんで一体化して極板群を形成した後、非水電解液を注液し、初回の充電後に放置を行う非水電解液二次電池の製造法において、
    前記正極には、さらに充電状態の活物質が混合されており、前記注液後、前記負極にリチウムイオンを吸蔵していない状態のままで放置を行うことを特徴とする非水電解液二次電池の製造法。
  2. リチウムイオンを吸蔵した活物質からなる正極と、リチウムイオンを吸蔵していない活物質からなる負極とを、セパレータをはさんで一体化して極板群を形成した後、非水電解液を注液し、初回の充電後に放置を行う非水電解液二次電池の製造法において、
    前記非水電解液には、さらに1.5V vs.Li/Li以上の電位において負極上で還元される添加剤が混合されており、初回の充電は、前記負極にリチウムイオンを吸蔵しない状態で正極電位を変化させる充電であり、その後、前記負極にリチウムイオンを吸蔵していない状態のままで放置を行うことを特徴とする非水電解液二次電池の製造法。
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