JP4898379B2 - 撮影光学系及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮影光学系に関し、例えば写真用カメラや、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の撮像装置に好適なものである。
従来、長焦点距離の撮影光学系として、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する前方レンズ群と、負の屈折力を有する後方レンズ群とを有する望遠タイプの撮影光学系(望遠レンズ)が知られている。
一般的に、焦点距離が長い望遠レンズでは、焦点距離が延びるにしたがって、諸収差のうち、特に軸上色収差及び倍率色収差等の色収差が悪化する。
これらの色収差を、異常分散を持った低分散材料を用いた正レンズと、高分散材料を用いた負レンズとを組み合わせて補正した望遠レンズが提案されている(特許文献1)。
一方、撮影光学系の色収差を補正する方法として、回折光学素子を用いる方法も知られている(特許文献2)。
特許文献2では、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、及び第3レンズ群で構成され、第1レンズ群に回折光学素子を用いることにより色収差を補正している。
特開2000−89101号公報 特開2000−258685号公報
一般に屈折光学系よりなる望遠レンズにおいて所望の光学性能を達成するためには、Fナンバーおよび焦点距離に応じて、ある程度のレンズ全長が必要となる。
前方レンズ群の正の屈折力を強くすると共に、後方レンズ群の負の屈折力を強くするとレンズ全長を短くすることができるが、色収差が大きく発生してしまう。このような場合には光学系の物体側の正レンズに蛍石等の異常分散ガラスを用いても、軸上色収差と倍率色収差の両方をバランス良く補正することが困難となる。
また、光学系に回折光学素子を用いるとレンズ全長を短くしつつ、色収差を良好に補正して高い光学性能を得ることが容易になるが、極端にレンズ全長を短くすると、色収差をバランス良く補正することができない場合がある。
本発明は、色収差が良好に補正された、レンズ全長の短い望遠タイプ(テレフォトタイプ)の撮影光学系及びそれを有する撮像装置を提供することを目的としている。
本発明の請求項1の撮影光学系は、光軸と瞳近軸光線の交点をPとしたとき、交点Pより物体側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値が、交点Pより像側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値よりも大きい撮影光学系において、アッベ数をνd、部分分散比をθgFとするとき、
−0.0015×νd+0.6425<θgF
60<νd
なる2つの条件を満足する材料からなる正レンズを交点Pより物体側に有し、前記2つの条件を満足する材料からなる負レンズを交点Pより像側に有することを特徴としている。
また、本発明の請求項2の撮影光学系は、光軸と瞳近軸光線の交点をPとしたとき、交点Pより物体側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値が、交点Pより像側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値よりも大きい撮影光学系において、回折光学素子を交点Pより物体側に有し、アッベ数をνd、部分分散比をθgFとするとき、
−0.0015×νd+0.6425<θgF
60<νd
なる2つの条件を満足する材料からなる負レンズを交点Pより像側に有することを特徴としている。
本発明によれば、色収差が良好に補正された、レンズ全長の短い望遠タイプ(テレフォトタイプ)の撮影光学系及びそれを有する撮像装置が得られる。
図1、図3、図5、図7は、数値実施例1から4のそれぞれに対応するレンズ断面図である。各レンズ断面図において、左が物体側(拡大側・前方)であり、右が像側(縮小側・後方)である。なお、各数値実施例の撮影光学系は望遠タイプ(テレフォトタイプ)の撮影光学系である。テレフォトタイプの撮影光学系では、光軸と瞳近軸光線の交点をPとしたとき、交点Pより物体側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値が、交点Pより像側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値よりも大きくなる。また、レンズ全長(最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の長さ)よりも焦点距離が長い撮影光学系はテレフォトタイプの撮影光学系である。
各数値実施例において、B1は正の屈折力の第1レンズ群、B2は負の屈折力の第2レンズ群、B3は正の屈折力の第3レンズ群である。B31は正の屈折力の第31レンズ群であり、B32は負の屈折力の第32レンズ群であり、B33は正の屈折力の第33レンズ群である。SPは開口絞りである。
第1レンズ群B1は、最も物体側の第1の正レンズと比較的長い空気間隔を隔てて、第2の正レンズ及び後続レンズから構成されている。無限遠物点から至近距離物点へのフォーカシングは第2レンズ群B2を像面側へ移動させて行われる。また、第32レンズ群B32を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させることにより、撮影光学系が形成する像を光軸と垂直方向に変位させ、手ぶれ等による画像のぶれを補正している。
なお、第1レンズ群B1または第2レンズ群B2中に配置された正レンズGP、および第3レンズ群B3中に配置された負レンズGNは異常分散特性をもつ材料よりなる。この異常分散特性をもつ材料は、アッベ数をνd、部分分散比をθgFとするとき、
−0.0015×νd+0.6425<θgF ・・・(1)
60<νd ・・・(2)
なる条件を満足する。但し、アッベ数νdおよび部分分散比θgFは、g線(波長435.8nm),F線(486.1nm),d線(587.6nm),C線(656.3nm)に対する材料の屈折率をそれぞれNg,Nd,NF,NCとしたとき、
νd=(Nd−1)/(NF−NC)
θgF=(Ng−NF)/(NF−NC)
で表される。
また、光軸と瞳近軸光線の交点をPとしたとき、正レンズGPは点Pより物体側(開口絞りSPより物体側)に配置されており、負レンズGNは点Pより像側(開口絞りSPより象側)に配置されている。
回折光学素子101は、レンズや平板等の光学部材とその面上に形成した回折光学部より成っている。回折光学部は、レンズ面上に形成した紫外線硬化型の樹脂より成る回折格子より成っている。
数値実施例1のレンズ構成は以下の通りである。第1レンズ群は、物体側より順に、正レンズ11、異常分散特性を有する正レンズ12、正レンズ13と負レンズ14の接合レンズ、回折光学部を含む負レンズ15と正レンズ16の接合レンズ(回折光学素子101)から構成されている。第2レンズ群は正レンズと負レンズとの接合レンズで構成されている。第31レンズ群は負レンズと正レンズの接合レンズで構成されている。第32レンズ群は正レンズと負レンズとの接合レンズ及び負レンズで構成されている。第33レンズ群は、正レンズと負レンズの接合レンズと、正レンズと異常分散特性を有する負レンズGNの接合レンズと、差込フィルターを想定した平板とで構成されている。
数値実施例2のレンズ構成は以下の通りである。第1レンズ群は、物体側より順に、正レンズ21、正レンズ22、負レンズ23、回折光学部を含む正レンズ24と正レンズ25の接合レンズ(回折光学素子101)、負メニスカスレンズ26から構成されている。第2レンズ群は異常分散特性を有する負レンズGNで構成されている。第31レンズ群は負レンズと正レンズの接合レンズで構成されている。第32レンズ群は正レンズと負レンズの接合レンズ及び負レンズで構成されている。第33レンズ群は、正レンズと負レンズの接合レンズと、正レンズと異常分散特性を有する負レンズGNの接合レンズと、差込フィルターを想定した平板とで構成されている。
数値実施例3のレンズ構成は以下の通りである。第1レンズ群は、物体側より順に、正レンズ31、異常分散特性を有する正レンズ32、正レンズ33、負レンズ34、回折光学部を含む負レンズ35と正レンズ36の接合レンズ(回折光学素子101)から構成されている。第2レンズ群は正レンズと負レンズの接合レンズで構成されている。第31レンズ群は負レンズと正レンズの接合レンズで構成されている。第32レンズ群は、正レンズと負レンズの接合レンズ及び負レンズで構成されている。第33レンズ群は、正レンズと負レンズの接合レンズと、正レンズと異常分散特性を有する負レンズGNの接合レンズと、差込フィルターを想定した平板とで構成されている。
数値実施例4のレンズ構成は以下の通りである。第1レンズ群は、物体側より順に、保護ガラス、異常分散特性を有する正レンズ41、異常分散特性を有する正レンズ42、負レンズ43、異常分散特性を有する正レンズ44、負メニスカスレンズ45で構成されている。第2レンズ群は正レンズと負レンズの接合レンズで構成されている。第31レンズ群は負レンズと正レンズの接合レンズで構成されている。第32レンズ群は正レンズと負レンズの接合レンズ及び負レンズで構成されている。第33レンズ群は、正レンズと負レンズの接合レンズと、正レンズと異常分散特性を有する負レンズGNの接合レンズと、さらに差込フィルターを想定した平板とで構成されている。
図2、図4、図6、図8は、数値実施例1から4のそれぞれに対応する収差図である。球面収差の収差図における実線はd線、二点鎖線はg線、一点鎖線はC線、点線はF線、鎖線は正弦条件である。非点収差の収差図において実線はサジタル光線、点線はメリディオナル光線を表し、倍率色収差に於いて二点鎖線はg線、一点鎖線はC線、点線はF線を表している。ωは半画角であり、FnoはFナンバーを表している。球面収差の収差図における縦軸は入射瞳径であり、非点収差、歪曲収差、倍率色収差の各収差図における縦軸は像高である。
光軸と瞳近軸光線の交点Pより物体側(開口絞りSPより物体側)に、回折光学素子101および異常分散材料よりなる正レンズGPの少なくとも一方を配置し、交点Pより像側(開口絞りSPより像側)に、異常分散材料よりなる負レンズGNを配置している。これらの配置によって軸上色収差および倍率色収差を効果的に補正している。図9の数値実施例1にかかる撮影光学系の光路図を参照して具体的に説明する。回折光学素子101および正レンズGPにおいては、近軸軸上光線X1と瞳近軸光線X2の符号が異なる(光軸に対して反対側を通る)ため、回折光学素子101および正レンズGPの異常分散特性により、軸上色収差g線がマイナス方向、倍率色収差g線がプラス方向に補正される。第1レンズ群B1部分系では、軸上色収差がマイナス方向に補正過剰となり、倍率色収差はプラス方向に補正不足となっている。光軸と瞳近軸光線X2の交点Pより像側(開口絞りSPより像側)に配置された負レンズGNでは、近軸軸上光線X1と瞳近軸光線X2の符号が同一である(光軸に対して同じ側を通る)。したがって、負レンズGNの材料の異常分散特性により軸上色収差g線がプラス方向、倍率色収差g線もプラス方向に補正される。このように、回折光学部が正のパワーを有する回折光学素子101および異常分散材料よりなる正レンズGPの少なくとも一方と、異常分散材料よりなる負レンズGNにより、軸上色収差と倍率色収差の2次スペクトル成分をバランス良く補正している。
ここで、近軸軸上光線とは、光学系全系の焦点距離を1に正規化したとき、光学系の光軸と平行に、光軸からの高さを1として入射させた近軸光線である。また、瞳近軸光線とは、光学系全系の焦点距離を1に正規化したとき、光軸に対して−45°で入射する光線の内、光学系の入射瞳と光軸との交点を通過する近軸光線である。光学系の入射角度は、光軸から測って時計回りを正、反時計回りを負とする。なお、物体は光学系の左側にあるものとし、物体側から光学系に入射する光線は左側から右へ進むものとする。
ここで、回折光学素子の特性について説明する。回折光学素子はガラスやプラスチック等による屈折とは異なる光学的特性を備えている。即ち、回折光学素子は負の分散と異常分散性の特徴を有している。なお、実施例における回折光学素子101では、アッベ数νd=−3.45、部分分散比θgf=0.296となっている。この光学的性質を利用することによって撮影光学系の色収差を良好に補正することができる。
撮影光学系に用いる回折光学素子は、そのピッチを光軸中心から周辺部にかけて変更することにより非球面の効果を持たせても良い。
数値実施例1から3の回折光学部は、物体側が凸形状のレンズ面に設けられている。これにより、撮影光学系の像面に向かうあらゆる光線に対して、回折光学部に入射する角度が小さくなるようにして、回折効率を高くしている。
回折光学素子は、レンズ面に紫外線硬化樹脂の層を回折光学部として貼り付ける方法(いわゆるレプリカ法)により製造することができる。なお、紫外線硬化樹脂は耐紫外線性が弱い種類のものがあるため、光学系に用いるときは、回折光学部の物体側に紫外線カットコートを施したレンズを配置するのが良い。
次に、数値実施例1に基づいて回折光学素子の製造方法を説明する。数値実施例1の回折光学部は第1レンズ群の最も像側の負レンズ15と、その像側の正レンズ16の接合面に形成されている。まず、負レンズ15及び正レンズ16のレンズ面のうち、レプリカ加工を施さない側の面に真空蒸着等の方法により反射防止コートを施す。次に不図示の所定形状に加工されたレプリカ成形用回折格子型を用いて負レンズ15及び正レンズ16の他面にレプリカ回折格子を成形する。レプリカ回折格子は紫外線硬化型の樹脂材料であるため、成形時にはレプリカ成型用回折格子型とは反対側のレンズ面から紫外線を照射する。したがって、レプリカ基盤ガラス材料は紫外線透過率の高い材料であることが望ましく、かつ、レプリカ成形面とは反対側のレンズ面には紫外線透過率の高いコーティングが施されていることが望ましい。紫外線透過率を高めることにより、樹脂の硬化時間を短縮することができ、樹脂の硬化不良や回折格子の面精度低下を防ぐことができる。また、耐紫外線性を確保するために、レプリカ成形レンズである負レンズ15及び正レンズ16とは別に、紫外線を遮る手段を設けている。従来の撮影光学系では、紫外線カット手段を、ほとんど屈折力がない保護フィルターにより構成していたため、光学部材の枚数が増加し、レンズ全長が長くなっていた。数値実施例1の撮影光学系においては、最も物体側のレンズのうち、物体側または像側のレンズ面に紫外線カットコートを施してレンズ全長の増大を防止することができる。また、紫外線カット手段としての膜は可視域の反射防止を兼ねた多層膜とするのがよい。
各数値実施例は以下の条件式を満足している。ここで、全系の焦点距離をf、光学系の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の長さをOTL、負レンズGNの焦点距離をfn、最も物体側のレンズ面から負レンズGNの物体側面までの光軸上の長さをLnとしている。
0.4<OTL/f<0.65 ・・・(3)
0.03<|fn|/f<0.3 ・・・(4)
0.6<Ln/OTL<1 ・・・(5)
条件式(3)は撮影光学系のレンズ全長OTLと焦点距離fの比を表しており、レンズ全長の短縮化の度合いを表現した式である。条件式(3)の下限値を超えてレンズ全長OTLが短くなると、各レンズ群で発生する諸収差が大きくなり、これをバランス良く補正することが困難となる。条件式(3)の上限値を越えてレンズ全長OTLが長くなると収差補正には有利であるが、撮影光学系のレンズ全長OTLが短縮されない。
条件式(4)は、異常分散特性を有する材料を用いた負レンズGNの焦点距離fnを、レンズ全系の焦点距離fに対して規定したものである。条件式(4)の下限値を超えて負レンズGNの屈折力が強くなると倍率色収差が補正過剰となり、逆に光学性能が悪化する。条件式(4)の上限値を越えて負レンズGNの屈折力が弱くなると、倍率色収差の補正が小さくなり、十分に色収差を補正することが困難となる。
条件式(5)は、撮影光学系の最も物体側のレンズ面から前記負レンズGNの物体側のレンズ面までの長さLnを、撮影光学系のレンズ全長OTLに対して規定するものである。条件式(5)の下限値を超えてLnが短くなると、負レンズGNを通過する近軸軸上光線が高く、瞳近軸光線が低くなる方向となる。この結果、倍率色収差の補正能力が小さくなり光学性能が悪化する。条件式(5)の上限値に向かってLnが長くなると、負レンズGNを通過する近軸軸上光線が低く、瞳近軸光線が高くなる方向となる。この結果、倍率色収差の補正能力が大きくなるため容易に倍率色収差の補正が可能となる。但し、本実施例では、一眼レフカメラ等への装着及びエクステンダー等のアタッチメントレンズの装着を考慮しているため、このような物理的要因によってもLnの長さが規制される。
数値実施例1から3においては、回折光学素子101を配置することにより、光学全長を短縮し、且つ、レンズ系の軽量化を図っている。
回折光学素子101の回折のパワー(回折光学部のみによる光学的パワー)をφd、撮影光学系の最も物体側のレンズ面から回折光学素子101の回折面までの光軸上の長さをLdとしたとき、
0.07<φd×f<0.2 ・・・(6)
0.3<Ld/OTL<0.65 ・・・(7)
なる条件式を満足している。
なお、回折光学素子101の回折面は、図12及び図14のような単層型回折光学素子においては、撮影光学系の最も物体側のレンズ面から回折格子の物体側までの長さをLdとする。図10のような積層型回折光学素子においては、撮影光学系の最も物体側のレンズ面から、対向する回折格子の中点までの光軸上の長さをLdとする。
条件式(6)は回折光学素子の回折のパワーφdを全系の焦点距離に対して規定している。条件式(6)の下限値を超えて回折光学素子の回折による正のパワーが弱くなると、軸上色収差、倍率色収差の補正効果が小さくなり、光学性能が悪化する。条件式(6)の上限値を超えて回折光学素子の回折による正のパワーが強くなると、軸上色収差、倍率色収差の補正効果が大きくなってくる。従って、倍率色収差は良好に補正される方向である。しかし、特に軸上色収差の補正が過剰となる傾向、即ち、g線の軸上色収差がマイナス方向へ大きくなるため、逆に光学性能が悪化する。
条件式(7)は撮影光学系のレンズ全長OTLと、第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から回折光学素子の回折面までの光軸上の長さLdとの比を規定するものである。主に良好な色収差の補正効果を保ちつつ回折格子のエッジ等に撮影に関らない不要光が当たってフレアーの原因となるのを少なくするためのものである。条件式(7)の下限値を超えて第1レンズ群B1の最も物体側のレンズ面と回折光学素子の回折面までの光軸上の長さLdが小さくなりすぎると回折による収差補正の効果は大きくなるが、フレアーの発生が多くなってくる。条件式(7)の上限値を超えて第1レンズ群B1の最も物体側のレンズ面と回折光学素子の回折面まで光軸上の長さLdが大きくなるとフレアーの発生は小さくなるが、回折による収差補正効果が小さくなってくる。
数値実施例1から4では、前記第1レンズ群の最も物体側に配置された第1の正レンズ11、21、31、41とその像側に配置された第2の正レンズ12、22、32、42との空気間隔をL1、第1の正レンズの焦点距離をfg1としたとき、
0.01<L1/OTL<0.2 ・・・(8)
0.3<fg1/f<0.7 ・・・(9)
なる条件式を満足している。
条件式(8)、(9)はレンズ重量の軽量化のための条件式である。
条件式(8)は、第1レンズ群の最も物体側の第1の正レンズ11、21、31、41とその像側に配置された第2の正レンズ12、22、32、42の空気間隔L1と、撮影光学系の全長OTLの比を規定するものである。条件式(8)の下限値を越えて第1レンズ群の最も物体側の第1の正レンズとその像側に配置された第2の正レンズとの空気間隔L1が短くなると、第2の正レンズより像側のレンズの外径が大きくなりレンズ重量が増加する。条件式(8)の上限値を越えて前記第1レンズ群の最も物体側の第1の正レンズとその像側に配置された第2の正レンズとの空気間隔L1が長くなると第1レンズ群で発生する諸収差が大きくなり好ましくない。
条件式(9)は、第1レンズ群の最も物体側の正レンズ11、21、31、41の焦点距離fg1を、レンズ全系の焦点距離fに対して規定している。条件式(9)の下限値を越えて正レンズ11、21、31、41の正の屈折力が強くなると、第1レンズ群の第2の正レンズ12、22、32、42より像側のレンズの外径が小さくなりレンズ重量は軽くなる。しかし、第1の正レンズで発生する収差が大きくなりこれを補正することが困難となる。条件式(9)の上限値を超えて第1の正レンズ11、21、31、41の屈折力が弱くなると、第2の正レンズ12、22、32、42より像側のレンズの外径が大きくなってレンズ重量が増加する。
数値実施例1から4では、撮影光学系を物体側より順に正の屈折力の第1レンズ群B1、負の屈折力の第2レンズ群B2、正または負の屈折力の第3レンズ群B3で構成し、前記第2レンズ群を光軸上移動させてフォーカシングを行っている。このように、小型軽量な第2レンズ群B2でフォーカシングを行うことにより操作性を良好にしている。また、オートフォーカスカメラに用いたときも、フォーカスレンズ用のアクチュエータの負荷が小さいため、迅速なレンズ駆動が可能となる。
更に、数値実施例1から4では、第3レンズ群B3の第32レンズ群B32を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させて手振れ補正(防振)を行っている。各数値実施例においては、第3レンズ群B3の一部のレンズ群で防振を行っているが、第3レンズ群全体で防振を行っても良い。
数値実施例1の第1レンズ群では、物体側より順に、正レンズ11、正レンズ12、正レンズ13、負レンズ14を配置し、正レンズ13と負レンズ14を接合レンズとしている。負レンズ14の物体側レンズ面は、第1レンズ群で発生する球面収差を補正する役割があるが、正レンズ13と接合することにより正レンズ13と負レンズ14の相対的倒れを防ぎ、収差補正のバランスが崩れて全系の光学性能が劣化することを防止している。
次に本発明の回折光学部を詳細に説明する。回折光学部としては図10に示すようなエアギャップをはさんだ回折格子106、107より成る2層構成や、図12に示すようなキノフォーム形状の回折格子103の1層構成が適用できる。また、図14に示すような格子厚の異なる(又は、同一の)回折格子104、105の2つの層を積層した2層構成を適用することができる。
図10、図12、図14において102、102’は基材である。
図10の回折光学素子101は基材(レンズ又は平板)102上に紫外線硬化樹脂からなる第1の回折格子106を形成し、基材(レンズ又は平板)102’上に紫外線硬化樹脂からなる第2の回折格子107を形成して構成している。図11は、図10に示す2つの回折格子106,107を用いた回折光学部の1次回折光の回折効率の波長依存特性の概略図である。図11からわかるように設計次数の回折効率は、使用波長全域で95%以上の高い回折効率を有している。
図13は図12に示す1層構成の回折光学部の1次回折光の回折光率の波長依存特性の概略図である。実際の回折光学素子の構成は、基材(ガラス)の表面に紫外線硬化樹脂を塗布し、紫外線硬化樹脂に波長530nmで1次回折光の回折効率が100%となるような格子厚dの回折格子103を形成して構成している。図13で明らかなように設計次数の回折効率は最適化した波長530nmから離れるに従って低下し、一方設計次数近傍の次数の0次回折光と2次回折光の回折効率が増大している。その設計次数以外の回折光の増加はフレアとなり、光学系の解像度を低下させる原因となってくる。
図15は図14に示す2つの回折格子104,105を積層した積層型の回折光学部の1次回折光の回折効率の波長依存特性の概略図である。図14の回折光学素子101では基材102上に紫外線硬化樹脂(nd=1.499,νd=54)からなる第1の回折格子104を形成し、その上に別の紫外線硬化樹脂(nd=1.598,νd=28)からなる第2の回折格子105を形成して構成している。この材質の組み合わせでは、第1の回折格子104の格子厚dlはdl=13.8μm、第2の回折格子105の格子厚d2はd2=10.5μmとしている。図15からわかるように積層構造の回折光学部にすることで、設計次数の回折効率は、使用波長全域で95%以上の高い回折効率を有している。
次に本発明の数値実施例を詳細に示す。なお、各数値実施例において物体側からの面の順番をiとして、riを第i面の曲率半径、diを第i面と第(i+1)面の間隔、niとνiを第i番目の材料のd線での屈折率とアッベ数で表す。
また、回折光学部は、基準波長(d線)をλo、光軸からの距離をh、位相をΦ(h)としたとき、
Φ(h)=2πλo(Cl・h+C2・h+C3・h+…)
なる式で表される。
fは焦点距離、FNoはFナンバー、ωは半画角を示す。BFはバックフォーカスである。各数値実施例の屈折力のない最後の2つの面は設計上用いたガラスブロックの面である。又、前述の各条件式と各数値実施例との関係を表1に示す。
Figure 0004898379
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Figure 0004898379
Figure 0004898379
次に本発明の撮影光学系を用いたデジタルカメラ(撮像装置)の実施例を図16を用いて説明する。図16において、1000はデジタルカメラ本体である。1001は本発明の撮影光学系、1002は撮影光学系1001によって被写体像を受光するCCD等の固体撮像素子(光電変換素子)である。1003は撮像素子1002が受光した被写体像に対応する情報を記録するメモリ、1004は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察する為のファインダーである。上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、撮像素子1002上に形成された被写体像が表示される。このように本発明の撮影光学系をデジタルカメラ等の撮像装置に適用することにより、色収差が良好に補正された、レンズ全長の短い望遠タイプの撮影光学系を有する撮像装置を実現することができる。
本発明の数値実施例1の撮影光学系の断面図 本発明の数値実施例1の物体距離が無限遠の時の収差図 本発明の数値実施例2の撮影光学系の断面図 本発明の数値実施例2の物体距離が無限遠の時の収差図 本発明の数値実施例3の撮影光学系の断面図 本発明の数値実施例3の物体距離が無限遠の時の収差図 本発明の数値実施例4の撮影光学系の断面図 本発明の数値実施例4の物体距離が無限遠の時の収差図 本発明の数値実施例1の撮影光学系の光路図 本発明に係る回折光学素子の説明図 本発明に係る回折光学素子の波長依存特性の説明図 本発明に係る回折光学素子の説明図 本発明に係る回折光学素子の波長依存特性の説明図 本発明に係る回折光学素子の説明図 本発明に係る回折光学素子の波長依存特性の説明図 本発明の撮像装置の概略図
符号の説明
11、21、31、41 第1の正レンズ
12、22、32、42 第2の正レンズ
101 回折光学素子(DOE)
102,102’ 基材
103、104、105、106、107 回折光学部(回折格子)
B1 第1レンズ群
B2 第2レンズ群
B3 第3レンズ群
B31 第31レンズ群
B32 第32レンズ群
B33 第33レンズ群
SP 絞り
GP 異常分散材料よりなる正レンズ
GN 異常分散材料よりなる負レンズ

Claims (13)

  1. 光軸と瞳近軸光線の交点をPとしたとき、交点Pより物体側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値が、交点Pより像側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値よりも大きい撮影光学系において、アッベ数をνd、部分分散比をθgFとするとき、
    −0.0015×νd+0.6425<θgF
    60<νd
    なる2つの条件を満足する材料からなる正レンズを交点Pより物体側に有し、前記2つの条件を満足する材料からなる負レンズを交点Pより像側に有することを特徴とする撮影光学系。
  2. 光軸と瞳近軸光線の交点をPとしたとき、交点Pより物体側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値が、交点Pより像側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値よりも大きい撮影光学系において、回折光学素子を交点Pより物体側に有し、アッベ数をνd、部分分散比をθgFとするとき、
    −0.0015×νd+0.6425<θgF
    60<νd
    なる2つの条件を満足する材料からなる負レンズを交点Pより像側に有することを特徴とする撮影光学系。
  3. 回折光学素子のパワーをφd、撮影光学系の焦点距離をf、最も物体側のレンズ面から回折光学素子の回折面までの光軸上の長さをLd、撮影光学系の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の長さをOTLとしたとき、
    0.07<φd×f<0.2
    0.3<Ld/OTL<0.65
    なる条件を満たすことを特徴とする請求項2に記載の撮影光学系。
  4. 撮影光学系の焦点距離をf、撮影光学系の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の長さをOTLとしたとき、
    0.4<OTL/f<0.65
    なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影光学系。
  5. 前記負レンズの焦点距離をfn、撮影光学系の焦点距離をf、最も物体側のレンズ面から前記負レンズの物体側のレンズ面までの光軸上の長さをLn、撮影光学系の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の長さをOTLとしたとき、
    0.03<|fn|/f<0.3
    0.6<Ln/OTL<1
    なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影光学系。
  6. 撮影光学系の最も物体側に配置されたレンズである第1の正レンズと物体側から2番目に配置されたレンズである第2の正レンズの間隔をL1、撮影光学系の最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の長さをOTLとするとき、
    0.01<L1/OTL<0.2
    なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮影光学系。
  7. 前記第1の正レンズの焦点距離をfg1、撮影光学系の焦点距離をfとしたとき、
    0.3<fg1/f<0.7
    なる条件を満たすことを特徴とする請求項6に記載の撮影光学系。
  8. 物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正または負の屈折力の第3レンズ群からなり、前記第2レンズ群を光軸上移動させてフォーカシングを行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮影光学系。
  9. 第3レンズ群の少なくとも一部を光軸と垂直方向の成分を持つように移動させて、前記撮影光学系が形成する像を光軸と垂直方向に変位させることを特徴とする請求項8に記載の撮影光学系。
  10. 物体側より順に、正レンズ、正レンズ、正レンズ及び負レンズを有し、隣り合う前記正レンズと前記負レンズは接合されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮影光学系。
  11. 絞りより物体側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値が、絞りより像側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値よりも大きい撮影光学系において、アッベ数をνd、部分分散比をθgFとするとき、
    −0.0015×νd+0.6425<θgF
    60<νd
    なる2つの条件を満足する材料からなる正レンズを絞りより物体側に有し、前記2つの条件を満足する材料からなる負レンズを絞りより像側に有することを特徴とする撮影光学系。
  12. 絞りより物体側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値が、絞りより像側で近軸軸上光線がレンズ面を通過する光軸からの高さの最大値よりも大きい撮影光学系において、回折光学素子を絞りより物体側に有し、アッベ数をνd、部分分散比をθgFとするとき、
    −0.0015×νd+0.6425<θgF
    60<νd
    なる2つの条件を満足する材料からなる負レンズを絞りより像側に有することを特徴とする撮影光学系。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮影光学系と、該撮影光学系によって形成された像を受光する固体撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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