JP4894600B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明カバーを備えた照明器具に関する。
照明器具において、光源となるランプを露出させている場合や、ランプを透明の照明カバーで覆っている場合には、点灯時にランプを作業面側から直視するとグレアを生じて不快感を与えるといった問題や、非点灯時にもランプが作業面側から視認されるので意匠性が低くなるといった問題がある。これに対して、図3に概略的に示すように、光源となるランプ1を設置した照明器具本体2に、シボ加工等の拡散処理を施した照明カバー3を備えてランプ1を覆うようにした照明器具が、従来から提案されている(例えば特許文献1参照)。このように拡散処理を施した照明カバー3を備えておけば、点灯時にランプ1を作業面20側から視たときも、拡散処理された照明カバー3を通じてランプ1を視ることになるのでグレアを生じることがなく、また、非点灯時にはランプ1が作業面20側から視認され難くなるので意匠性は良好に保持される。
ところが、上記の拡散処理された照明カバー3を備えただけの照明器具にあっては、以下の問題が生じる。つまり、点灯時にランプ1から照射されるランプ光の全てが照明カバー3を透過する際に拡散処理されるため、透過損失による全体の光量ロスが大きくなり、しかも拡散処理された光は全体に広がるので、作業面20を効率的に照明することができないという問題である。
特開2006−294352号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、ランプを直視することによるグレアを防止しながら、ランプの光量を有効に利用して作業面を明るく照らすことの可能な照明器具を提供することを、課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明を、光源となるランプ1を設置した照明器具本体2と、ランプ1を覆う照明カバー3と、ランプ光を作業面20に集光するリフレクタ9とを具備し、照明カバー3を透過して照射されるランプ光で作業面20を照らす照明器具において、前記ランプ1は、前記照明器具本体2のランプ設置面4に複数個設置したLEDからなり、前記照明カバー3は、複数個のLEDと作業面20の間に位置する中央部分を拡散部7である底壁部5とし、この底壁部5を囲む周縁部分を透明部8である側壁部6とした、有底筒状のカバーであり、前記リフレクタ9は、LEDを視認することが可能な作業面20側の領域を、照明カバー3の拡散部7である底壁部5を通じてのみLEDが視認可能な領域に規制し、且つ、透明部8である側壁部6を透過したランプ光を作業面20に向けて集光するものであり、前記リフレクタ9の作業面20をむく開口縁11上の点と、前記照明カバー3の底壁部5の端縁上の点とを結ぶ直線Lを描いたとき、この直線Lの内側に位置するように、前記ランプ設置面4上にて全てのLEDを配置したものとする。
上記構成の照明器具にあっては、複数個のLEDから放出されるランプ光は照明カバー3の拡散部7である底壁部5を通じて作業面20側に直接照射されるので、作業面20側の使用者がLEDを直視してグレアを生じるといった事態は防止される。しかも、この透過率が小さく且つ指向性の低い拡散部7は照明カバー3の中央部分の底壁部5に限定し、他の周縁部分の側壁部6は透過率が大きく且つ指向性の高い透明部8とし、この透明部8である側壁部6を透過したランプ光はリフレクタ9を介して作業面20側に集光されるように設けているので、全体の光量を極力ロスすることなく、作業面20を効率的に照明することが可能となっている。
また、上記リフレクタ9は、ランプ1を視認することが可能な作業面20側の領域を、照明カバー3の拡散部7を通じてのみランプ1が視認可能な領域に規制するものであるから、作業面20側の使用者がランプ1を直視してグレアを生じるといった事態更に確実に防止される。
請求項1に係る発明は、ランプを直視することによるグレアを防止しながら、ランプの光量を有効に利用して作業面を明るく照らすことができるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお、図3に示した従来例と同様の構成については同一符号を付して、重複する説明は省略する。図1、図2には、本発明の実施形態における一例の照明器具を示している。本例の照明器具は、作業面20を上方から照明するためのダウンライトであり、具体的には、居室空間内の流し元を作業面とする流し元灯として、好適に用いられる。
本例においては、照明器具本体2の下面として円形状に形成される平坦なランプ設置面4に、LEDから成るランプ1を複数個(図示例では四つ)設置している。各ランプ1の配置は、ランプ設置面4の外縁から一定幅だけ内側に描かれる円周上において、周方向に等間隔を隔てた箇所となっている(図2参照)。
照明器具本体2の下側には、ランプ設置面4との間で全てのランプ1を囲む有底筒状の照明カバー3が取り付けてある。この照明カバー3は、円板状を成す底壁部5と、この底壁部5の外周縁から上方に延設される円筒状の側壁部6から成る。照明カバー3のうち底壁部5にはシボ加工を施してあり、透過する光が拡散するようになっている。また照明カバー3のうち側壁部6にはシボ加工等の拡散処理は施してなく、光が拡散することなく高効率で透過するようになっている。即ち本例にあっては、照明カバー3のうちで各ランプ1とその下方の作業面20との間に位置する中央部分を成す底壁部5が、透過率が小さく且つ指向性の低い拡散部7となり、照明カバー3のうちで該拡散部7を囲む周縁部分を成す側壁部6が、透過率が大きく且つ指向性の高い透明部8となる構造である。
更に照明器具本体2の照明カバー3を囲む位置には、照明カバー3の透明な側壁部6を透過したランプ光を反射させて下方の作業面20に集光させるためのリフレクタ9を装着させている。このリフレクタ9は、ランプ1及び照明カバー3から作業面20側に(即ち下方に)向けて離れるほど内径が漸次大きくなるように形成したスカート状の部材であり、その内周面が反射面10となっている。
リフレクタ9の作業面20側を向いて開口する開口縁11は、照明カバー3の底壁部5よりも作業面20側に大きく突出した形状になっている。図1に位置関係を概略的に示すように、この開口縁11上の点と照明カバー3の底壁部5の端縁上の点とを結ぶ直線Lを描いたとき、該直線Lの内側に位置するように各ランプ1を配置させているので、作業面20側に位置する使用者からすればリフレクタ9が遮蔽板となり、照明カバー3のうち拡散処理を施した底壁部5を通じてしか各ランプ1を視認することができない構造となっている。換言すれば、上記リフレクタ9は透明な側壁部6を通じて側方に透過されるランプ光を下方に集光させる部材として機能すると共に、各ランプ1を視認することが可能な作業面20側の領域を、照明カバー3の拡散部7を通じてのみランプ1が視認可能な領域(図中の直線Lの内側の領域)に規制する部材としても、機能する。なお、図示例では各ランプ1の全部が直線Lの内側に位置するように配置しているが、各ランプ1の一部のみが直線Lの外側に位置する配置としてもよい。
上記構成の照明器具とすることで、各ランプ1のランプ光は照明カバー3の拡散部7を通じて作業面20側に直接照射されることとなり、作業面20側の使用者がランプ1を直視してグレアを生じるといった事態が防止される。しかも、この透過率が小さく且つ指向性の低い拡散部分は照明カバー3のうち底壁部5に限定し、他の部分つまり側壁部6は透過率が大きく且つ指向性の高い透明部分とし、この透明部分を透過して側方に照射されたランプ光はリフレクタ9を介して作業面20の主に周縁部分に集光されるように設けているので、光量を極力ロスすることなく、作業面20を効率的に照明することが可能となっている。
なお、照明カバー3の底壁部5の拡散処理はシボ加工には限定されず、透過するランプ光を拡散させる処理であれば、他の手段であっても構わない。またランプ1についてもLEDには限定されず、蛍光灯等のいずれを用いてもよい。ただし本例の構造は、蛍光灯と比較して輝度は高いが光量の少ないLEDを用いてLED照明器具とした場合に、特に相性の良い構造である。更に、本例の構造はダウンライトに限定されず、光源となるランプ1、作業面20、作業者視点の位置が図1に示すような関係となる照明器具であれば、問題なく適用可能である。
本発明の実施形態における一例の照明器具を示す説明用の概略断面図である。 同上の照明器具を示す説明用の概略斜視図である。 従来の照明器具を示す説明用の概略断面図である
符号の説明
1 ランプ
2 照明器具本体
3 照明カバー
7 拡散部
8 透明部
9 リフレクタ
20 作業面

Claims (1)

  1. 光源となるランプを設置した照明器具本体と、ランプを覆う照明カバーと、ランプ光を作業面に集光するリフレクタとを具備し、照明カバーを透過して照射されるランプ光で作業面を照らす照明器具において、
    前記ランプは、前記照明器具本体のランプ設置面に複数個設置したLEDからなり、
    前記照明カバーは、複数個のLEDと作業面の間に位置する中央部分を拡散部である底壁部とし、この底壁部を囲む周縁部分を透明部である側壁部とした、有底筒状のカバーであり、
    前記リフレクタは、LEDを視認することが可能な作業面側の領域を、照明カバーの拡散部である底壁部を通じてのみLEDが視認可能な領域に規制し、透明部である側壁部を透過したランプ光を作業面に向けて集光するものであり、
    前記リフレクタの作業面をむく開口縁上の点と、前記照明カバーの底壁部の端縁上の点とを結ぶ直線を描いたとき、この直線の内側に位置するように、前記ランプ設置面上にて全てのLEDを配置した
    ことを特徴とする照明器具。
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