JP4634944B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、天井面や壁面等の施工面に取り付けた状態で使用される照明器具に関するものである。
一般にこの種の照明器具1は、図6に示すように、天井面Sに取り付けられる器具本体3と、環形蛍光ランプからなり器具本体3に保持される主光源4と、器具本体3と共に主光源4の全体を覆うカバー5とを備えている。
このような照明器具1としては、主光源4よりも光出力が小さい白熱灯からなり、たとえば主光源4の消灯時に点灯させる常夜灯として用いられる副光源が設けられたものが多い。副光源6は、図7(a)(b)に示すように器具本体3における主光源4の内側に配置され、主光源4と同様にカバー5を通して光を下向きに出射するものが一般的である。さらに近年では、図7(c)のように発光効率がよくかつ長寿命であるLED(発光ダイオード)28を副光源6に用いたものも提供されている。
ところで最近、この種の照明器具1において、主光源4の光を天井面Sにも照射することにより、装飾性に優れた配光を実現できるようにしたものが提供されている。ただし、この照明器具1であっても、副光源6は器具本体3とカバー5とで包囲されているので、副光源6の光は器具本体3あるいはカバー5に遮られて天井面Sに照射することがなく、副光源6のみを点灯させる場合には上述の優れた装飾性を実現することはできない。
一方、図8に示すように、器具本体3の外径をカバー5よりも大きく形成し、器具本体3においてカバー5の外周縁の外側となる部分に、複数個の副光源6を器具本体3の外周縁に沿って配列した照明器具1も提案されている。このように器具本体3においてカバー5の外周縁の外側となる部分に副光源6を配列した照明器具1では、図9のように、副光源6からの直接光を器具本体3やカバー5で遮られることなく天井面Sに照射することも可能である(たとえば特許文献1参照)。
特開2005−183035号公報(第4−5頁、図2)
ところで、器具本体3が大型になると器具本体3は重くなるから、器具本体3の天井面Sへの着脱作業が困難になる。そこで、器具本体3の小型化が望まれるが、主光源4をカバー5で覆うためにはカバー5の外径を主光源4よりも大きくせざるを得ず、特許文献1に記載の照明器具1では、副光源6を配置するために器具本体3の外径をカバー5よりも大きく形成しているから、器具本体3を主光源4よりも小型化することはできない。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、副光源からの直接光を施工面に照射しながらも、従来構成に比べて器具本体を小型化できる照明器具を提供することを目的とする。
請求項1の発明では、施工面に取り付けられる器具本体と、器具本体に保持される環状の主光源と、施工面との間に器具本体を配置するように主光源の内側に器具本体により保持されるLEDからなる副光源と、施工面から離れて配置され施工面との間に主光源を配置するように主光源を覆うカバーとを備え、カバーは、副光源からの直接光を施工面に照射する間隙を器具本体との間に有する形状に形成され、器具本体のうち副光源の周囲には、外周縁側ほど施工面に近づくように傾斜した傾斜面が形成されており、器具本体は、副光源から施工面に向かう光が主光源と前記傾斜面との間を通るように、主光源を前記傾斜面から離して保持していることを特徴とする。
この構成によれば、カバーが、副光源からの直接光を施工面に照射する間隙を器具本体との間に有する形状に形成されているので、当該間隙を通して副光源からの直接光を施工面に照射することができる。しかも、副光源は、施工面との間に器具本体を配置するように主光源の内側に器具本体により保持されるので、従来構成のように副光源を配置するために器具本体の外径をカバーよりも大きく形成する必要はなく、器具本体を主光源より小型化することもできるので、従来構成に比べて器具本体を小型化することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記カバーが、前記間隙を通して前記主光源からの直接光を前記施工面に照射する形状に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、副光源だけではなく、主光源からの直接光についても施工面に照射することができるので、主光源のみを点灯させる場合にも装飾性に優れた配光を実現することができる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記副光源が、光の放射方向に指向性を有し、光を強く放射する方向を前記間隙に向けて配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、副光源は、光を強く放射する方向を間隙に向けているから、副光源からの光の多くを施工面に照射して副光源による装飾性を高めることができる。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明において、透光性を有し前記器具本体との間に前記副光源を配置するように副光源を覆うキャップを備えることを特徴とする。
この構成によれば、器具本体に対して施工面とは反対側にも、キャップを通して副光源からの光を取り出すことができる。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明において、前記施工面に直交する方向において前記主光源の幅寸法の範囲内に前記カバーの外周縁が位置することを特徴とする。
この構成によれば、施工面に直交する方向において主光源の幅寸法の範囲内にカバーの外周縁が位置するので、副光源からの光を施工面に照射する間隙を設けながらも主光源からの光が直視されるのを防止できる。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明において、前記カバーが、前記主光源の内側であって前記副光源を囲む部位に、前記施工面に交わる向きに貫通した出射窓を有することを特徴とする。
この構成によれば、器具本体に対して施工面とは反対側にも、出射窓を通して主光源および副光源の光を取り出すことができる。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記カバーが、前記出射窓の内周面に、前記副光源の光を出射窓から出射させるように反射する反射面が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、反射面で副光源の光を反射させることによって、副光源の光を出射窓から効率よく取り出すことができる。また、副光源を点灯させて器具本体およびカバーの外側から照明器具を見た際には出射窓を通して反射面が光って見えるから、照明器具の装飾性が高まるという利点がある。
本発明は、カバーが、副光源からの直接光を施工面に照射する間隙を器具本体との間に有する形状に形成されているので、当該間隙を通して副光源からの直接光を施工面に照射することができる。しかも、副光源は、施工面との間に器具本体を配置するように主光源の内側に器具本体により保持されるので、従来構成のように副光源を配置するために器具本体の外径をカバーよりも大きく形成する必要はなく、器具本体を主光源より小型化することもできるので、従来構成に比べて器具本体を小型化することができるという利点がある。
本実施形態の照明器具1は引掛シーリング(図示せず)が設けられた施工面としての天井面Sに取り付けて使用されるものであって、図1に示すように、引掛シーリングに電気的および機械的に接続される引掛シーリングアダプタ2(図2参照)を有する器具本体3と、器具本体3の下方に保持される環状の主光源4と、透光性を有する材料から形成され器具本体3との間に主光源4が位置するように主光源4の下方を覆うカバー5とを備えている。さらに、主光源4よりも光出力の小さいLED(発光ダイオード)からなる副光源6が設けられている。以下では、天井面Sに照明器具1を取り付けた状態を示す図1の上下左右を上下左右として説明する。
本実施形態の器具本体3は円盤状に形成されており、前記引掛シーリングアダプタ2を引掛シーリングに接続することによって、上面を天井面Sに対向させた状態で天井面Sに取り付けられる。器具本体3の下面中央部には円形状に凹んだ凹所7が形成されており、引掛シーリングアダプタ2は、図2に示すように、凹所7の底面中央部に上下方向に貫設されたアダプタ孔8内に配置される。器具本体3の下面のうち凹所7の周囲においては、外周縁側ほど天井面Sに近づくように傾斜した傾斜面9が形成されている。そして、当該傾斜面9には主光源4を保持するランプ支持具10およびランプソケット11が下方に突出する形で設けられており、主光源4は傾斜面9から離れた位置に保持される。ここでは、主光源4の一例として2重環形の蛍光ランプを用いている。さらに、上記器具本体3に対しては、主光源4の内側となる位置に凹所7を塞ぐ構造のアダプタカバー12が取り付けられている。詳しくは後述するが、このアダプタカバー12内に前記副光源6が収納されている。
アダプタカバー12は凹所7と同等の直径の円盤状であって、左端部に前後方向(図1では紙面に直交する方向)に軸受け孔が貫通した軸受け部13が設けられている。この軸受け孔には、器具本体3における凹所7の周縁に支持される回動軸14が挿通される。これにより、アダプタカバー12は器具本体3に対して、図2に示すように回動軸14を中心として凹所7を塞ぐ位置と開放する位置との間で回動可能に軸支される。ここで、アダプタカバー12が凹所7を塞いだ状態では、アダプタカバー12の上端部が凹所7内に嵌り込む形になる。なお、引掛シーリングアダプタ2の下面側には器具本体3に電気的に接続された電源コネクタ15が接続されるので、アダプタカバー12の上面には当該電源コネクタ15が収納される凹部16を設けてある。
さらにアダプタカバー12には、右端部からアダプタカバー12の上面に沿って右方に突出し、長孔(図示せず)が形成された係合部18が設けられている。器具本体3において、アダプタカバー12が凹所7を塞いだ状態で係合部18に対応する位置には、係合部18の長孔に挿入されるラッチ部17が設けられている。ラッチ部17は、長孔に挿入された状態で水平面内で90度回転させることによって係合部18における長孔の周囲に引っ掛かる構造を有している。すなわち、係合部18をラッチ部17に係合させることによって、凹所7を塞ぐ位置にアダプタカバー12を保持することができる。ここで、天井面Sへの器具本体3の取り付け作業時には、引掛シーリングアダプタ2を引掛シーリングに結合するために、係合部18とラッチ部17との係合を解除して凹所7を開放し、天井面Sへの取り付けが完了すれば、凹所7を塞いで係合部18とラッチ部17とを係合させることにより、凹所7を塞ぐ位置にアダプタカバー12を固定する。
一方、カバー5は、図3に示すように直径がアダプタカバー12と同等の円形状の開口部19を有した環状に形成されており、図1のようにアダプタカバー12の下端部が開口部19に挿入された状態でアダプタカバー12に支持される。開口部19に挿入されるアダプタカバー12の下端縁には、周方向に延長された支持リブ20が複数箇所(ここでは4箇所)の切欠21を除いた全周に形成されている。そして、カバー5の開口部19周縁にはアダプタカバー12の各切欠21に対応する位置にそれぞれ開口部19内に突出する支持突起22が形成されている。これにより、切欠21と支持突起22との位置を合わせてアダプタカバー12の下端部をカバー5の開口部19に上方から挿入させた後、カバー5を周方向に回転させて切欠21と支持突起22との位置をずらせば、支持突起22が支持リブ20に引っ掛かってカバー5がアダプタカバー12に支持されることになる。さらにここでは、アダプタカバー12の外周面に、アダプタカバー12に対するカバー5の回転範囲を規制する規制リブ23も形成されている。なお、カバー5は、照明器具1の下方から主光源4が直接見えてしまうことがないように光拡散透過性を有する材料から形成されており、ここではカバー5の外径を器具本体3の外径よりも大きくすることにより、器具本体3が下方から直接見えることも防止している。
また、本実施形態では、図4に示すようにアダプタカバー12が、上下方向に分割可能なボディ24と内カバー25とを有し、ボディ24と内カバー25との間に副光源6を収納した構成を採用している。そのため、ここではボディ24と内カバー25とのそれぞれが透光性を有する材料から形成されている。ただし、ボディ24および内カバー25は、透明でもよいし、副光源6の光を拡散透過させる拡散性を有してもよい。アダプタカバー12が凹所7を塞いだ状態ではボディ24が下側、内カバー25が上側となる。内カバー25におけるボディ24との対向面には、断面コ字状の保持突起26が2個1組として突設されており、対をなす2個の保持突起26は互いの対向面に溝27を有する向きに形成される。
副光源6は、複数個のLED28を実装基板29の一面上に並べて構成されており、各組の保持突起26に対して、実装基板29の左右各端部が各保持突起26の溝27に挿入されるように取り付けられることによって内カバー25に保持される。各LED28はそれぞれ、先端面が球面状に形成された砲弾型のレンズを有し、レンズの先端面を光の取り出し面としている。つまりレンズの中心軸方向を光の取り出し方向として光が取り出されることになる。ここでは、内カバー25には2組の保持突起26を設け、それぞれ各組の保持突起26間に保持される2組の副光源6を設けてある。各組の副光源6は、それぞれのLED28の光の取り出し方向が水平方向となる向きに向けられている。ここで、副光源6は、器具本体3の凹所7の内周面によって光が遮られることのないように、アダプタカバー12によって凹所7を塞いだ状態で凹所7の下端縁よりも下方となる位置に配置される。
なお、ここで用いるアダプターカバー12にはさらに、照明器具1のオンオフ制御や調光制御等を行う赤外線リモコン用のリモコン受光部30が収納される。アダプタカバー12のボディ24には、リモコン受光部30の下面を露出させるように貫設された窓孔31が形成されている。器具本体3の内部回路(図示せず)と、アダプタカバー12内に設けた副光源6およびリモコン受光部30とを電気的に接続する接続線32は、アダプタカバー12の開閉の邪魔にならないように回動軸14の近傍を通して引き回される。
ところで、本実施形態の照明器具1においては、以下の構成によって副光源6からの直接光を天井面Sに照射できるようにしてある。
すなわち、カバー5は、図1に示すように、副光源6からの直接光を天井面Sに照射する間隙33を、器具本体3との間に有する形状に形成されている。この構成により、副光源6からの光は図1に矢印Aで示すように前記間隙33を通して天井面Sに直接照射することができる。間隙33はカバー5の上面と器具本体3の下面との間に形成されることになるが、器具本体3の下面には上述したように外周縁側ほど天井面Sに近づくように傾斜した傾斜面9が形成されているので、副光源6から天井面Sに向かう斜め上向きの光を器具本体3に遮られることなく取り出すことができる。さらにまた、主光源4は上述したように器具本体3の傾斜面9から離れて保持されているので、副光源6から天井面Sに向かう光は、主光源4と傾斜面9との間を通ることになり、主光源4によって遮られることもない。
ここにおいて、上述したように副光源6をLED28の光の取り出し方向が水平方向となる向きに向けているので、副光源6の光は天井面Sに沿って照明器具1から比較的離れたところに主として向けられることになる。要するに副光源6からの光を照明器具1から比較的離れたところにまで届かせることができる。ここではさらに、副光源6から天井面Sに向かって出射する光をカバー5が遮ることがないように、カバー5の外周縁が副光源6よりも下方に位置するようにカバー5の形状が設計されている。
しかも、副光源6は、器具本体3の下側であって主光源4の内側となる位置に配置されているので、従来構成のように副光源6を配置するために器具本体3の外径をカバー5よりも大きく形成する必要はなくなり、従来構成に比べて器具本体3を小型化することができる。ここでは器具本体3の外径をカバー5よりも小さく、かつ主光源4よりも小さく設定している。
また本実施形態では、主光源4とカバー5とが、天井面Sからのカバー5の高さ寸法が主光源4の高さの範囲内に収まるように、つまり上下方向においてカバー5の外周縁が主光源4の上下両端間に位置するように位置関係が設定されている。主光源4とカバー5とを上記位置関係としたことにより、主光源4からの光がカバーを通さずに直接下方に照射することはなく、照明器具1の下方から主光源4が直接見えることもない。しかも、主光源4から天井面Sに向かう光はカバー5に遮られることがないので、主光源4からの直接光においても、図1に矢印Bで示すように前記間隙33を通して天井面Sに照射することになる。
ただし、主光源4の光は主光源4から放射状に出射されるので、主光源4を点灯させた際には天井面Sにおいて主光源4の近傍、つまり照明器具1の近傍の照度が特に高くなる。これに対して、副光源6の光は上述したように天井面Sにおいて照明器具1から比較的離れたところに主に向けられているので、副光源6を点灯させた際には天井面Sにおいて照明器具1から離れたところの照度が特に高くなる。要するに主光源4と副光源6とでは、天井面Sにおいて主に光を照射する範囲が相違し、照明器具1の周囲の天井面Sを違った形に照らすことができるので、互いに異なる雰囲気を演出することができる。
図1では2組の副光源6におけるそれぞれの光の取り出し面(つまりLED28の先端面)を左方および右方に向けているが、この構成に限るものではない。つまり、たとえばランプ支持具10やランプソケット11、回動軸14や接続線32等が副光源6からの光を遮る位置に存在するのであれば、図4に示すように各組の副光源6におけるそれぞれの光の取り出し面を前方および後方に向けるなどして、水平方向であってランプ支持具10やランプソケット11、回動軸14や接続線32等が存在しない方向に副光源6の光が出射される構成とすることが望ましい。
また、本実施形態の照明器具1は、副光源6からの光を天井面Sに照射するだけではなく天井面Sとは反対側つまり照明器具1の下方にも出射する。そのための構成として、図5に示すように、透光性を有する材料から形成され器具本体3との間に副光源6が位置するように副光源6の下方を覆うキャップ34が設けられている。キャップ34はカバー5と同様にアダプカバー12に支持されるものであって、アダプタカバー12の下面にはキャップ34を取り付けるための取付孔35が外周縁に沿って複数個(ここでは2個)形成されている。各取付孔35は、アダプタカバー12の周方向に延長されており、長手方向の一端部のみが幅広に形成されている。キャップ34には、各取付孔35に対応する位置に、それぞれ上方に突出し、先端部が内側に延長されたL字状の取付片36が設けられている。これにより、取付片36の先端部を取付孔35の幅広の一端部からアダプタカバー12内に挿入し、キャップ34を周方向に回転させれば、取付片36の先端部が取付孔35の周囲に引っ掛かってキャップ34がアダプタカバー12に支持されることになる。
副光源6を収納したアダプタカバー12において副光源6の下方を覆っているボディ24は上述したように透光性を有する材料から形成されているので、上記構成により、副光源6からの光はアダプタカバー12とキャップ34とを通して下方に出射されることになる。ただし、キャップ34は、照明器具1の下方から副光源6やリモコン受光部30が直接見えてしまうことがないように、光拡散透過性を有する材料から形成することが望ましい。
さらに、カバー5において主光源4の内側であって副光源6を囲む部位には、上下方向に貫通する出射窓37が形成されており、この出射窓37を通しても副光源6の光の一部(図1に矢印Cで示す)は下方に取り出されることになる。本実施形態では出射窓37はアダプタカバー12の周方向に4分割されている。またカバー5は、出射窓37の内周面に副光源6からの光の一部を反射する反射面38を形成している。反射面38は上方ほど出射窓37の開口面積が小さくなるように傾斜しており、反射面38に照射する副光源6からの光の一部を反射面38で下方に反射する。これにより、副光源6の光を出射窓37から下方に効率よく取り出すことができる。
なお、副光源6は、主光源4の消灯時に点灯させる常夜灯として機能するものであってもよいが、主光源4と同時に点灯させることにより照明器具1の出力光の演色性を高めるために用いてもよい。また、副光源6として用いるLED28の発光色は特に限定するものではなく、電球色や青色などの発光色を適宜選択すればよい。
上記実施形態では、天井面Sに取り付けられる照明器具1を例示したが、本発明の照明器具1が取り付けられる施工面は天井面Sに限るものではなく、たとえば壁面などであってもよい。
本発明の実施形態を示し、一部を破断した正面図である。 同上に用いる器具本体およびアダプタカバーを示す断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上に用いるアダプタカバーの分解斜視図である。 同上の分解斜視図である。 従来例を示す正面図である。 他の従来例を示し、(a)は一部を破断した正面図、(b)は器具本体の下面図、(c)は要部の正面図である。 さらに他の従来例を示し、(a)は一部を破断した正面図、(b)は(a)の要部の下面図、(c)は一部を破断した正面図、(d)は(c)の要部の下面図である。 さらに他の従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1 照明器具
3 器具本体
4 主光源
5 カバー
6 副光源
28 LED
33 間隙
34 キャップ
37 出射窓
38 反射面
S 天井面(施工面)

Claims (7)

  1. 施工面に取り付けられる器具本体と、器具本体に保持される環状の主光源と、施工面との間に器具本体を配置するように主光源の内側に器具本体により保持されるLEDからなる副光源と、施工面から離れて配置され施工面との間に主光源を配置するように主光源を覆うカバーとを備え、カバーは、副光源からの直接光を施工面に照射する間隙を器具本体との間に有する形状に形成され、器具本体のうち副光源の周囲には、外周縁側ほど施工面に近づくように傾斜した傾斜面が形成されており、器具本体は、副光源から施工面に向かう光が主光源と前記傾斜面との間を通るように、主光源を前記傾斜面から離して保持していることを特徴とする照明器具。
  2. 前記カバーは、前記間隙を通して前記主光源からの直接光を前記施工面に照射する形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記副光源は、光の放射方向に指向性を有し、光を強く放射する方向を前記間隙に向けて配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明器具。
  4. 透光性を有し前記器具本体との間に前記副光源を配置するように副光源を覆うキャップを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記施工面に直交する方向において前記主光源の幅寸法の範囲内に前記カバーの外周縁が位置することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記カバーは、前記主光源の内側であって前記副光源を囲む部位に、前記施工面に交わる向きに貫通した出射窓を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記カバーは、前記出射窓の内周面に、前記副光源の光を出射窓から出射させるように反射する反射面が形成されていることを特徴とする請求項6記載の照明器具。

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