JP4893093B2 - 作業指示システム、作業指示器、作業指示プログラム、および、作業指示方法 - Google Patents

作業指示システム、作業指示器、作業指示プログラム、および、作業指示方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動作業と手動作業とが時系列的に混在した一連の作業のうちの手動作業を指示する作業指示器、その作業指示器を複数台備えた作業指示システム、コンピュータ等の情報処理装置内で実行されて、その情報処理装置を作業指示器として動作させる作業指示プログラム、および、その情報処理装置内で作業指示プログラムが実行されることによりその情報処理装置内で行なわれる作業指示方法に関する。
ここでは、電子機器等の製造工場における、製造された製品の不良を検出するための試験工程を例に挙げて背景技術を説明する。
この試験工程では、生産性向上のために、通常は自動試験機が用いられている。この自動試験機を用いた場合、試験開始時や試験終了時の段取作業(例えば試験機のセットアップや、被試験装置である製品を特定するためのバーコードの読取りなど)や試験中の限られた手動作業(例えば、目視検査、ボタン操作、部品等の挿抜、製品を叩いて軽い衝撃を与えることなど)以外は、試験者の手作業を必要としないため、一人の試験者が複数の自動試験機を掛け持つ、いわゆる「多台持ち試験」が行なわれている。
図1は、多台持ち試験の概念図である。
ここには一人の試験者が試験機No.1〜No.4の4台の試験機を担当しており、これらの試験機では、製品1台ずつの試験が並行して行なわれる。
この「多台持ち試験」は、少人数の作業者で高い生産性を実現できるが、更なる生産性の向上を考えた場合、以下の問題点がある。
(1)作業開始遅れによるロス
(2)優先作業の作業遅れによるロス
(3)優先試験機の作業遅れによるロス
(4)先入品の作業遅れによるロス
以下、これら(1)〜(4)の問題点について順に説明する。
図2は、作業開始遅れによるロスの発生原因の説明図である。
試験機を複数台(図2に示す例では4台)掛け持ちした場合、試験機の配置によっては作業内容が表示される画面が同一方向を向いてなく、手動作業が発生して作業内容が表示されたことに気づかずに作業開始が遅れることがあり、作業効率の低下を招く。
例えば、図2では作業者は試験機No.1の方を向いており、試験機No.4の画面に作業内容が表示されても直ぐに気づかず、気づくまでの間、作業遅れが発生することになる。
図3は、優先作業の作業遅れによるロスの説明図である。
図3(A)は1台の製品の試験における手動作業と自動試験との時系列な配列を示している。ここでは、1台の製品の試験を行なうにあたり、この図3(A)のように、手動作業と自動試験が混在しているものとする。
図3(B)は、試験機No.1と試験機No.2との2台の試験機で同一種類の製品2台を1台ずつ試験しているときの手動作業と自動試験の時系列を示している。ここでは、この図3(B)のケースをケースIと称する。
ここでは、先ず試験機No.1について試験開始時の段取り作業を行ない、自動試験が開始されると、今度は試験機No.2について、試験開始の段取り作業を行なう。その後は2台の試験機No.1,No.2において、図3(B)に示すとおりに、手動作業と自動試験が行なわれるが、試験機No.1について、例えばボタンを押すなど僅かな時間の手動作業Pを行いさえすれば自動作業が継続されるところ、試験機No.2での手動作業が終わるまで試験機No.1の手動作業Pを行なわなかったため、試験機に待ち時間が生じてしまっている。
これに対し、図3(C)のケースIIでは、試験機No.2の手動作業を途中で中断して試験機No.1の手動作業Pを優先的に行なったため、試験機の待ち時間が減り効率がアップしている。
しかしながら、その一連の作業を熟知している作業者でないと、今行なっている作業を中断して他の試験機の作業を優先させるべきか否かは判断が難しく、ケースII(図3(C))のような効率的な作業は仲々行なわれずに、ケースI(図3(B))のようなロスを含む作業になり勝ちである。
図4は、優先試験機の作業遅れによるロスの説明である。
ここでは、組立ラインで種類の異なる3種類の製品A,B,Cの組立てが行なわれ、一人の作業者が担当する3台の試験機A,B,Cで、それぞれ製品A,B,Cの試験が行なわれるものとする。ここで、製品Aの試験には1台あたり長時間を要し、製品Bや製品Cの試験は、1台あたり製品Aの試験よりも短時間で済むものとする。
このような場合、全体の効率アップのためには、試験機Bや試験機Cでの待ち時間を延長してでも試験機Aの待ち時間を極力減らす必要があるが、通常の作業者の場合、試験機Aのみを特別扱いせずに、自分に都合のよい順序で手動作業を行ない、効率の低下を省くおそれがある。
図5は、先入品の作業遅れによるロスの説明図である。
複数台の試験機を担当している場合、どの試験機による試験が先に進んでいるか分かりにくいため、先に試験を開始した製品ほど先に試験を完了させて次の工程に送るという、先入れ先出しの原則が厳守できず、その結果、前後工程での停滞が発生し、全体としてのロスが発生するおそれがある。
例えば、図5は、図5の破線で示す時刻において、試験機Bの作業を優先させるべきところ、試験機Cの作業を行なっていたため、矢印Pで示す時間だけ試験機Bでの試験が延びてしまい、その試験機Bでの試験が終了する前に、試験機Bでの次の製品の試験開始予定時刻が到来し、次の製品の試験を開始できずに停滞が生じてしまったことを示している。
上記の事項は、製品の試験に限られず、自動作業と手動作業とが混在した製品の組立作業、加工作業等についても同様である。
試験等の効率向上を目指したものではないが、本発明の技術分野に比較的近い技術として、特許文献1〜3を挙げることができる。
特許文献1には、警報発生時に、システムに属する複数台のプラント監視装置のモニタに同時に表示を行なうことが記載されている。
また、特許文献2には、メイン画面に向けて送信した通知をメイン画面ではなく補助画面に表示するという技術が開示されている。
さらに特許文献3には、特定の端末に負荷が集中した場合には、その端末からの情報を、負荷の低い端末のモニタを使用して表示することが開示されている。
特開2001−42928号公報 特開2004−334876号公報 特開平7−219627号公報
特許文献1に開示された、警告発生時に複数台のモニタに同時に表示するという技術は、警告発生時に緊急警報用としては使えるものの、普段の作業の効率アップという観点からは無縁である。
また、特許文献2に開示された、メイン画面に向けて送信された通知を補助画面に表示するという技術は、作業の効率アップに結びつく可能性はあるものの、特許文献2のままでは、どのようにして効率アップに結びつけることができるか不明であり、効率アップに結びつけるには更なる技術的な発展を必要とする。
さらに、特許文献3に開示された、負荷の低い端末のモニタを使用して表示するという技術は、端末の負荷軽減の問題であり、作業の効率アップとは無関係である。
本発明は、上記事情に鑑み、作業の効率向上に寄与する作業指示システム、その作業指示システムに好適に用いられる作業指示器、情報処理装置をそのような作業指示器として動作させる作業指示プログラム、およびその作業指示プログラムが情報処理装置内で実行されることによりその情報処理装置内で行なわれる作業指示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の作業指示システムは、自動作業と手動作業とが時系列的に混在した一連の作業のうちの手動作業を指示する作業指示器を、同時進行する複数の一連の作業に対応して複数台備えた作業指示システムであって、
上記作業指示器複数台が、通信回線で互いに接続されたものであり、
上記作業指示器それぞれが、
手動作業を検出する作業検出部と、
作業検出部で検出された手動作業の内容を表示する作業内容表示部と、
作業検出部での手動作業の検出を受けて手動作業の発生を上記通信回線を介して他の作業指示器に通知する作業発生通知部と、
他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取る通知受取部と、
通知受取部での手動作業の発生通知の受取りを受けて、手動作業が発生したことを表示する作業発生表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明の作業指示システムは、並行して進行する複数の「一連の作業」を複数台の作業指示器が1つずつ受け持ち、各作業指示器は、自分が受け持つ「一連の作業」のうちの手動作業の内容を表示するものであるが、それら複数台の作業指示器が通信回線で互いに接続されていて、他の作業指示器で手動作業が発生したことを表示するものであるため、作業者はそれら複数台の作業指示器のうちのどの作業指示器の方向を向いていても手動作業が発生したことが分かり、その手動で作業を遅滞なく進めることができる。
ここで、本発明の作業指示システムにおいて、上記通知受取部が、他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取るとともに、自作業指示器の作業検出部で検出された手動作業の発生通知を受け取るものであり、上記作業発生表示部が、通知受取部での手動作業の発生の受取りを受けて、手動作業が発生したことを、他の作業指示器での手動作業であるか自作業指示器での手動作業であるかに応じて、互いに異なる表示態様で表示するものであることが好ましい。
こうすることにより、作業者が今着目している作業指示器が担当している一連の作業の中で手動作業が発生したのか、あるいは、他の作業指示器が担当している一連の作業の中で手動作業が発生したのか、一目で分かり、適切な動作を行なうことができる。
また、上記本発明の作業指示システムにおいて、上記作業受取部は、手動作業の発生通知を受け取るとともに、その手動作業を検出した作業指示器を特定する情報を受け取るものであって、上記作業発生表示部は、手動作業が発生したことを、その手動作業を検出した作業指示器を特定して表示するものであることが好ましい。
これにより、どの作業指示器で手動作業が発生したか直ちに把握でき、一層効率的な動きができる。
さらに、本発明の作業指示システムにおいて、手動作業は、作業優先度を表わす重みが付されたものであり、上記作業受取部は、手動作業の発生通知を受け取るとともに、その手動作業の重みを受け取るものであって、上記作業発生表示部は、手動作業が発生したことを、その手動作業の重みが閾値以上であるか否かに応じて、互いに異なる表示態様で表示するものであることが好ましい。
このように、手動作業の作業優先度に応じて異なる表示態様で表示することにより、作業者に一層適確な判断を行なわさせることができる。
さらに、本発明の作業指示システムにおいて、上記作業指示器は、各作業指示器ごとに作業優先度を表わす重みが付されたものであり、上記作業受取部は、手動作業の発生通知を受け取るとともに、その手動作業を検出した作業作業指示器の重みを受け取るものであって、上記作業発生表示部は、手動作業が発生したことを、その手動作業を検出した作業指示器の重みが閾値以上であるか否かに応じて、互いに異なる表示態様で表示するものであることも好ましい態様である。
このように、作業指示器の作業優先度に応じて異なる表示態様で表示することも、作業者に一層適確な判断を行なわさせることに寄与する。
さらに、本発明の作業指示システムにおいて、上記作業受取部は、手動作業の発生通知を受け取るとともに、その手動作業を含む一連の作業の作業開始時刻からの経過時間を表わす情報を受け取るものであって、上記作業発生表示部は、手動作業が発生したことを、その手動作業を含む一連の作業の作業開始時刻からの経過時間が閾値以上であるか否かに応じて、互いに異なる表示態様で表示するものであることも好ましい態様である。
経過時間の長短に応じて異なる表示態様で表示することも、作業者に一層適確な判断を行なわさせることに役立つ。
また、本発明の作業指示システムにおいて、上記作業発生表示部により表示されるべき手動作業が複数存在する場合に、これら複数の手動作業の中から1つの手動作業を抽出する表示作業抽出部を備え、上記作業発生表示部は、表示作業抽出部で抽出された1つの手動作業について、手動作業が発生したことを、その手動作業を検出した作業指示器を特定して表示するものであることが好ましい。
複数の手動作業が発生したときにそれら複数の手動作業を並べて表示してもよいが、1つの手動作業を例えば優先度等に応じた抽出し、その抽出した手動作業の発生を表示することが好ましい。作業者が一人の場合、複数表示されても結局は手動作業を1つずつこなすしかなく、複数を並べて表示するとかえって混乱する要因になり得るからである。
また、上記目的を達成する本発明の作業指示器は、自動作業と手動作業とが時系列的に混在した一連の作業のうちの手動作業を指示する作業指示器であって、
この作業指示器が、通信回線で他の作業指示器に接続されたものであり、
手動作業を検出する作業検出部と、
作業検出部で検出された手動作業の内容を表示する作業内容表示部と、
作業検出部での手動作業の検出を受けて手動作業の発生を上記通信回線を介して他の作業指示器に通知する作業発生通知部と、
他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取る通知受取部と、
通知受取部での手動作業の発生通知の受取りを受けて、手動作業が発生したことを表示する作業発生表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明の作業指示器は、上記の本発明の作業指示システムを構築するために好適に用いられる。
尚、本発明の作業指示器には、上記の本発明の作業指示システムの各種態様に対応する態様の全てが含まれる。
また、上記目的で達成する本発明の作業指示プログラムは、プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、その情報処理装置を、自動作業と手動作業とが時系列的に混在した一連の作業のうちの手動作業を指示する作業指示器として動作させる作業指示プログラムであって、
上記情報処理装置が、通信回線を介して、作業指示器として動作する他の情報処理装置に接続されたものであり、
上記情報処理装置を、
手動作業を検出する作業検出部と、
作業検出部で検出された手動作業の内容を表示する作業内容表示部と、
作業検出部での手動作業の検出を受けて手動作業の発生を通信回線を介して他の作業指示器に通知する作業発生通知部と、
他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取る通知受取部と、
通知受取部での手動作業の発生通知の受取りを受けて、手動作業が発生したことを表示する作業発生表示部とを有する作業指示器として動作させることを特徴とする。
尚、本発明の作業指示プログラムには、上記の本発明の作業指示システムの各種態様を実現するための各種態様の全てが含まれる。
さらに、上記目的を達成する本発明の作業指示方法は、プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、その情報処理装置を、自動作業と手動作業とが時系列的に混在した一連の作業のうちの手動作業を指示する作業指示器として動作させる作業指示プログラムの実行により、その情報処理装置内で行なわれる作業指示方法であって、
上記情報処理装置が、通信回線を介して、作業指示器として動作する他の情報処理装置に接続されたものであり、
手動作業を検出する作業検出ステップと、
作業検出ステップで検出された手動作業の内容を表示する作業内容表示ステップと、
作業検出ステップでの手動作業の検出を受けて手動作業の発生を通信回線を介して他の作業指示器に通知する作業発生通知ステップと、
他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取る通知受取ステップと、
通知受取ステップでの手動作業の発生通知の受取りを受けて、手動作業が発生したことを表示する作業発生表示ステップとを有することを特徴とする。
本発明の作業指示方法においても、上記の本発明の作業指示システムの各種態様に対応する各種の作業指示方法の全てが包含される。
以上の説明のとおり、本発明によれば、適確な作業指示により作業の効率が向上する。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図6はLAN(Local Area Network)で接続されている複数の試験機を示す図である。
この図6には3台の試験機No.1〜No.3が示されているが、これは例示であってもっと多数の試験機がLANで接続されていてもよい。
各試験機は、製品1台1台について、自動試験と手動作業とが時系列に混在した一連の試験を行なう試験機であり、ここではパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と略記する)で構成されている。また、各試験機は、本発明の実施形態としての作業指示器としての役割りも担っている。
LANが接続された複数台の試験機は、一人の作業者が作業を受け持つ複数台の試験機ごとにグループ化されており、以下に説明するメッセージの送受信は各グループ内で行なわれる。例えば、図6に示す3台の試験機No.1〜No.3が一人の作業者により受け持たれるものであって1つのグループを構成している場合に、それらのうちの1台の試験機(ここでは一例として試験機No.1)から送信されたメッセージは、その同じグループを構成する全ての試験機(ここでは試験機No.1〜No.3)に送信される。尚、本実施形態では、試験機No.1から発信したメッセージを自分自身(試験機No.1)でも受信するものとしているが、試験機No.1から発信したメッセージは、同じグループを形成している他の試験機(ここでは試験機No.2と試験機No.3)で受信され、自分自身(試験機No.1)については、その試験機No.1の内部でメッセージを受け渡すなど、メッセージの発信元の試験機についてはLANを経由することなく、その試験機の内部でメッセージを受け渡してもよい。
図7は、図6に示す複数台の試験機のうちの任意の1台(例えば試験機No.1)を構成するPCの内部構成部である。
この図7に示すPC10には、システムコントローラ151が備えられており、このシステムコントローラ151には、CPU152および主メモリ153が接続され、さらにバス154を介して、ビデオコントローラ155、FDDコントローラ156、バッテリバックアップRAM157、I/Oコントローラ158、ディスクコントローラ159、キーボードコントローラ160、不揮発性メモリ161、およびLANコントローラ162が接続されている。
システムコントローラ151は、このシステム全体の制御を担う要素であり、CPU152は主メモリ153上に展開されたプログラムの実行を担う要素であり、主メモリ153は、ハードディスクドライブ(HDD)171に内蔵されたハードディスク(HD)から読み出されたプログラムがCPU152での実行のために展開され、また、そのプログラム実行のための作業エリアとして使用されるメモリである。
また、ビデオコントローラ155は、システムコントローラ151を介してCPU152の指示を受けて表示装置121への画像表示を担っており、FDDコントローラ156は、装填されたFD(フロッピー(登録商標)ディスク)のアクセスを担うFDドライブ(FDD)173の制御を担当している。また、バッテリバックアップRAM157は、このPC10の各種の設定情報を記憶しておくメモリである。またI/Oコントローラ158は、試験の対象となる製品に向けて信号を出力し、またその製品から信号を受け取るためのI/O164の制御を担う要素であり、ここでは、I/O164を介して試験の対象となる製品が接続される。
またディスクコントローラ159は、PC10に内蔵されているハードディスクドライブ(HDD)171や外部から装填されたCD/DVD172をアクセスする要素である。HDD171にはハードディスク(HD)が内蔵されており、そのHDには、OS(オペレーティングシステム)や各種のアプリケーションプログラム等が格納されている。それらのプログラムはシステムコントローラ151の指示を受けたディスクコントローラ159の制御の下で読み出されてCPU152での実行のために主メモリ153上に展開される。
また、CD/DVDドライブ172には、各種プログラム等が格納されたCDやDVDが装填されディスクコントローラ159の制御の下でアクセスされて、そのCDやDVDに格納されていたプログラム等をこのPC10にアップロードし、HDD171に内蔵されたHDに格納することもできる。
さらに、キーボードコントローラ160は、キーボード131やマウス141の操作を検知してシステムコントローラ151に伝える役割りを担っている。
不揮発性メモリ161は、このPC10に電源が投入された後最初に実行されるBIOS(Basic Input Output System)と称されるプログラムが格納されている。
LANコントローラ162は、LAN回線20を介して他の試験機(PC)と通信を行なう要素である。
図8は、図6,図7に示す試験機(PC)内に構築される、本発明の作業指示器としての機能構成図である。
本実施形態では、どのような製品についてどのような試験を行なうか、という点については関心はなく、試験機(PC)の機能のうちの本発明の作業指示器としての機能にのみ関心があるため、この図8には、図6,図7に示す試験機(PC)の機能のうち、本発明の作業指示器の実施形態としての機能のみ示してある。
この図8に示す機能は、図6,図7に示すPC内で、後述するプログラム(図11〜図13参照)が実行されることにより、そのPC内に構築される機能である。ここでは、この図8に示す機能の集合を、作業指示器200と称する。
図8に示す作業指示器200は、作業内容表示部210、送信部220、および受信部230から構成されている。
作業内容表示部210は、この作業指示器200が組み込まれた試験機(PC)での手動作業の発生を受けて、その試験機(PC)の表示装置121(図7参照)の表示画面上に、今回発生した手動作業の内容が表示され、これにより、作業者に、その表示内容に従った手動作業を行なうべきことが通知される。作業者は、その作業内容を見て、その表示内容に従った手動作業を行なうことができる。
また、送信部220は、作業指示開始/終了処理部221と作業メッセージ送信部222とから構成されている。作業指示開始/終了処理部221は、この作業指示器200が組み込まれた試験機(PC)での手動作業の発生を受けて、この試験機(PC)で手動作業が発生したことを表わす作業メッセージを作成して作業メッセージ送信部222に渡す。作業メッセージ送信部222は、作業指示開始/終了処理部221から受け取った作業メッセージを、LANを介して、この作業指示器200が属する、一人の作業者によって受け持たれる複数台の試験機(PC)からなるグループ内の各試験機(PC)に向けて送信して、この試験機(PC)で手動作業が発生したことを通知する。
その手動作業が終了したことが、例えば作業者のキー操作等によりこの試験機(PC)に通知されると、作業内容表示部210では、それまで表示画面上に表示していた、その作業内容を示す表示が消去され、また、作業指示開始/終了処理部221は、その手動作業が終了したことを伝えるための作業メッセージが作成され、作業メッセージ送信部222は、その作業メッセージをLANを介して同一グループ内の各試験機(PC)に通知する。
また、この作業指示器200の受信部230は、作業メッセージ受信部231と、作業メッセージ処理部232と、作業指示メモリ233と、作業発生表示部234とで構成されている。
作業メッセージ受信部231では、同一グループ内の複数台の試験機(PC)のうちのいずれかの試験機(PC)からLANを介して送信されてきた作業メッセージを受信する。この作業メッセージ受信部231は、自分自身である試験機(PC)の作業メッセージ送信部222から送信された作業メッセージも受信する。
作業メッセージ処理部232は、作業メッセージ受信部231で受信した作業メッセージが手動作業の発生を知らせる作業開始メッセージであったときはその作業開始メッセージを作業指示メモリ233に追記し、作業メッセージ受信部231で受信した作業メッセージが手動作業の終了を知らせる作業終了メッセージであったときは、作業指示メモリ233に記録されている、手動作業の発生を知らせる作業開始メッセージのうちの、今回受信した、手動作業の終了を知らせる作業終了メッセージに対応する作業開始メッセージを消去する。
さらに、作業メッセージ処理部232は、上記のようにして作業指示メモリ233に記録される手動作業発生を知らせる作業メッセージのうちの、後述するようにして優先度に従って抽出された1つの作業メッセージを読み出して作業発生表示部234に渡す。作業発生表示部234は、作業メッセージ処理部232から受け渡された作業メッセージに応じた手動作業が発生したことを、表示装置121(図7参照)の表示画面上に表示する。この作業発生表示部234は、作業メッセージ処理部232から新たな作業メッセージを渡されたときは、新たに受け渡された作業メッセージに応じた、手動作業の発生を表わす表示に変更される。作業指示メモリ233に格納されている作業メッセージが全て消去されると、作業メッセージ処理部232は、作業指示メモリ233が空である旨、作業発生表示部234に通知され、作業発生表示部234は、それを受けて、表示画面上から手動作業の発生を表わす表示を消去する。
図9は、図8に示す作業指示器における表示態様を示す図、図10は、表示画面の上部の表示の拡大図である。
本実施形態では、後述するようにして、手動作業が通常作業と重要作業(優先作業)に分けられ、通常作業と重要作業(優先作業)とでは異なる色で表示が行なわれる。
図9(A)は、通常作業における表示態様を示しており、ここでは4台の試験機No.1〜No.4のうちの試験機No.2で通常作業レベルの手動作業が発生したものとする。この場合、試験機No.2の表示画面中央に、今回発生した手動作業の内容を表わす画面がポップアップ表示され、さらに、その表示画面の上部が帯状に青色で点滅表示される。
図10(A)は、このときの試験機No.2の表示画面上部の表示を示しており、ここでは、「試験機No.2」と表示されていることで自分自身である試験機No.2で手動作業が発生したことが示されている。また、青色であることで通常作業であることが示され、青色が点滅していることで、その手動作業が発生した試験機が自分自身(ここでは試験機No.2)であることが示されている。
また、図9に示す試験機No.1、No.3、No.4では、試験機No.2で手動作業が発生したことを受けて、各試験機No.1、No.3、No.4の表示画面の上部に薄青色の帯状の表示があらわれる。
図10(B)は、このときの試験機No.1、No.3、No.4それぞれの表示画面上部の表示を示しており、ここに「試験機No.2」と表示されており、試験機No.2で手動作業が発生したことが示されている。また薄青色であることで、通常作業であることが示され、点滅表示ではなく点灯表示であることで、その手動作業が発生した試験機が自分自身ではなく同一グループ内の他の試験機であることが分かる。
ここで、図9(A)に示すような表示があらわれたときに、作業者が図9(A)に示すように試験機No.3に向かっていたものとする。作業者は、試験機No.3の表示画面上に表われた薄青色の帯状の表示を見て、試験機No.2で手動作業が発生したことを知り、速やかに試験機No.2へ移動し、その試験機No.2における手動作業を開始することができる。
また、図9(B)は、重要作業(優先作業)が発生したときの表示態様を表わしており、ここでは、作業者が試験機No.2に向かって手動作業を行なっているときに、試験機No.4で優先的に実行すべき重要作業が発生したものとする。
この場合、試験機No.2での通常作業の内容を表わす、表示画面中央のポップアップ画面の表示はそのままに、各試験機No.1〜No.4の表示画面上部の帯状の表示が変化する。
ここでは、試験機No.4で重要作業が発生したものとして説明しており、この場合、試験機No.4の表示画面中央に、その試験機No.4で発生した重要作業の内容がポップアップ表示されるとともに、その試験機No.4の表示画面の上部に帯状の赤色の点滅表示がなされる。
図10(C)は、このときの試験機No.4の表示画面上部の表示を示しており、ここには、「試験機No.4」と表示されることで、自分自身である試験機No.4で発生したことが示されている。また、赤色で表示されることで、重要作業が発生したことが示され、その赤色の帯が点滅表示されることで、重要作業がこの試験機(ここでは試験機No.4)で発生したことが示されている。
また、図9(B)に示すように、試験機No.1〜No.3では、試験機No.4で重要作業が発生したことを受けて、各試験機No.1〜No.3の表示画面の上部に薄赤色の帯状の表示があらわれる。
図10(D)は、このときの各試験機No.1〜No.3の表示画面上部の表示が示されている。ここにも、「試験機No.4」と表示されており、試験機No.4で手動作業が発生したことが示されている。また薄赤色で表示されていることで重要作業であることが示され、点滅表示ではなく点灯表示であることで、その重要作業が発生した試験機が自分自身ではなく、同一グループ内の他の試験機であることが示されている。
ここで、図9(B)に示すように、作業者が試験機No.2に向かってその試験機No.2の表示画面に表示されている通常作業の作業内容を見ながらその通常作業を行なっている途中で、試験機No.4で重要作業が発生したものとすると、作業者は、試験機No.2の表示画面に表われた帯状の薄赤色の表示を見て、試験機No.4で重要作業が発生したことを知り、試験機No.2で行なっている通常作業を中断してでも試験機No.4に移動し、重要作業を優先的に終了させることができる。
次に、以上の表示を実現するための、各試験機(PC)内で実行される作業指示プログラムについて説明する。ここでも、図9に示すように、一人の作業者により4台の試験機No.1〜No.4が受け持たれているものとし、またここでは、説明の都合上、以下に説明する作業指示プログラムが試験機No.1で実行されるものとして説明する。ただし、試験機No.1だけでなく、試験機No.1〜No.4の全てで以下の作業指示プログラムと同一の作業指示プログラムが実行される。
図11は、作業指示プログラムのうちの手動作業発生時に実行されるプログラムのフローチャートである。
試験機No.1で手動作業が発生すると、その試験機No.1の表示画面中央に今回発生した手動作業の内容がポップアップ表示され(ステップS11)、さらに、自PCアドレス(試験機No.1のIPアドレス)、作業ID(今回発生した手動作業を特定するID)、作業LV(今回発生した手動作業の優先度(レベル)を表わす値)、試験機LV(ここでは試験機No.1の優先度(レベル)を表わす値)、経過時間(試験機No.1に試験対象の製品をセットしてその製品の試験が開始されてから現在までの経過時間)等を含んだ「作業開始メッセージ」が、同一グループ内の各試験機No.1〜No.4(自分自身である試験機No.1を含む)に送信される(ステップS12)。
図12は、作業指示プログラムのうちの手動作業終了時に実行されるプログラムのフローチャートである。
作業者が試験機No.1の表示画面上のポップアップ画面を見てその手動作業を行ない、ボタン操作等により、その手動作業が終了したことが試験機No.1に通知されると、この図12に示すプログラムが実行される。このプログラムでは、先ず、試験機No.1の表示画面上のポップアップ画面(作業内容の表示画面)が消去され(ステップS21)、さらに自PCアドレス(自分自身である試験機No.1のIPアドレス)、作業ID(今回終了した手動作業を特定するID)等を含んだ「作業終了メッセージ」が、同一グループ内の各試験機No.1〜No.4(自分自身である試験機No.1を含む)に送信される。
図13は、作業指示プログラムのうちの作業メッセージ受信時に実行されるプログラムのフローチャートである。
この図13に示すプログラムは、作業メッセージの受信を受けて、その作業メッセージが同一グループ内の、自分自身である試験機No.1を含むいずれの試験機No.1〜No.4から作業メッセージが送信されてきた場合であっても、またその作業メッセージが作業開始メッセージ(図11参照)あるいは作業終了メッセージ(図12参照)のいずれであっても実行される。
作業メッセージで受信すると、今回受信した作業メッセージが作業開始メッセージであるか作業終了メッセージであるかが判定され(ステップS31)、作業開始メッセージであったときは作業指示メモリ(図8参照)に、その作業開始メッセージが格納される(ステップS32)。一方、今回受信した作業メッセージが作業終了メッセージであったときは、作業指示メモリに記録されている作業開始メッセージのうち、今回受信した作業終了メッセージに対応する作業開始メッセージが削除される(ステップS33)。
図14は、以上の経過を辿って、試験機No.1の作業指示メモリに現在記録されている作業指示メモリ一覧を示す図である。
ここには、一例として2つの作業メッセージが記録されており、各作業メッセージは、その作業メッセージが発行された試験機を特定するIDと、その試験機のIPアドレスと、発生した手動作業を特定する作業IDと、その手動作業の優先度を表わす作業LVと、その手動作業が発生した試験機の優先度を表わす試験機LVと、その試験機で1台の製品の試験を開始してからの経過時間とで構成されている。
ここで、経過時間としては、本実施形態では、受信した作業メッセージに記録されている経過時間をそのままここに記録しているが、その経過時間を、時間の経過とともに更新してもよい。
次に、その作業指示メモリに記録されている全ての作業メッセージが検索されて、以下の判定がなされる。
図15は、以下の判定の基準として用いられる閾値テーブルを示す図である。
各試験機No.1〜No.4の作業指示メモリには、作業メッセージが記録されるだけではなく、この図15に示すような閾値テーブルが格納されている。この閾値テーブルは、この試験機を構築したオペレータによって、あらかじめ固定的に設定されている。
図15は、一例として試験機No.1の閾値テーブルであり、ここには作業レベル閾値として値10が設定され、この試験機レベル閾値として値35が設定され、さらに、経過時間閾値として5分が設定されている。
図13に戻って説明を続ける。
ステップS34において、作業指示メモリ内に作業メッセージを表わすデータが1つでも記録されているか、あるいは空かが判定され、メモリ内にデータが1つも存在しないときは、作業発生表示(ここでは、試験機No.1の表示画面上部の帯状の表示)が消去される(ステップS35)。
一方、作業指示メモリ中に、作業メッセージが1つでも記録されていたときは、記録されている全ての作業メッセージについて順番に、作業レベル閾値を越える作業があるか否か(ステップS36)、試験機レベルが試験機レベル閾値よりも高いか否か(ステップS37)、および経過時間が経過時間閾値を越えているか否か(ステップS38)が判定される。
作業指示メモリに記録されている作業メッセージを順番に調べていき、作業レベル、試験機レベル、および経過時間のうちのいずれかが閾値を越える作業メッセージが見つかったときは、ステップS39に進み、その作業メッセージが自アドレス(ここでは試験機No.1のアドレス)の作業メッセージであるか他アドレス(ここでは、試験機No.2〜No.4のいずれかの試験機のアドレス)の作業メッセージであるかに応じて(ステップS39)、自アドレスのときは赤色点滅表示(ステップS40)、他のアドレスのときは薄赤色の点灯表示(ステップS41)がなされる。
一方、作業指示メモリに記録されている作業メッセージが全てについて、作業レベル、試験機レベル、および経過時間のいずれもが閾値以下であったときには、ステップS42に進み、作業指示メモリに自アドレスの試験機(ここでは試験機No.1)で発行された作業メッセージが存在するか否かが判定され、自アドレスの試験機で発行された作業メッセージが存在するときはその作業メッセージについて青色点滅表示がなされ、自アドレスの試験機で発行された作業メッセージが存在しないときは、他アドレスの試験機で発行された作業メッセージに関し薄青色点灯表示がなされる。他アドレスの作業メッセージが複数存在するときは、例えば経過時間が最も長い作業メッセージについて表示するなどの調整がなされている。
図16〜図19は、作業メッセージの受信および各試験機での表示の流れを示す図である。
図16は、通常動作を示しており、試験機No.2で通常作業レベルの手動作業が発生すると、先ずはその試験機No.2の表示画面中央に、その発生した手動作業の内容を示すポップアップ画面が表示され(図16(A))、その手動作業が発生したことを通知するための作業メッセージが、試験機No.2から、自アドレス(ここでは試験機No.2)を含む、同一グループ内の各試験機No.1〜No.4に送信される(図16(B))。すると、各試験機No.1〜No.4では作業指示メモリの内容が更新され(図16(C))、各試験機No.1〜No.4の表示画面上部に帯状の表示があらわれる(図16(D))。この帯状の表示は、今回手動作業が発生した試験機No.2では青色の点滅表示、その他の試験機No.1,No.3,No.4では薄青色の点灯表示である。
図17は、作業レベルが高い優先作業が発生したときの動作を示している。ここでは、図16(D)の表示がなされている間に、試験機No.4で作業レベルの高い手動作業が発生したものとする。試験機No.4で作業レベルが高い手動作業が発生すると、先ずはその試験機No.4の表示画面上に、その発生した手動作業の内容を示すポップアップ画面が表示され(図17(A))、その手動作業の発生を通知する作業メッセージが、試験機No.4から、自アドレス(ここでは試験機No.4)を含む、同一グループ内の各試験機No.1〜No.4に送信され(図17(B))、各試験機No.1〜No.4では作業指示メモリの内容が更新され(図17(C))、各試験機No.1〜No.4の表示画面上部の帯状の表示が、今回の優先作業が発生した試験機No.4では赤色点滅の表示に変更され、他の試験機では薄赤色点灯表示に変更される。試験機No.2の表示画面中央には、図16(A)の段階でのポップアップ画面がそのまま表示されている。
図18は、試験機レベルが高い優先作業が発生したときの動作を示している。ここでも、図16(D)の表示がなされている間に、試験機No.4で試験機レベルの高い手動作業が発生したものとする。試験機No.4で試験機レベルがLV40の手動作業が発生すると、先ずはその試験機No.4の表示画面中央に、その発生した手動作業の内容を示すポップアップ画面が表示され(図18(A))、その手動作業の発生を通知する作業メッセージが試験機No.4から、自アドレス(ここでは試験機No.4)を含む、同一グループ内の各試験機No.1〜No.4に送信され(図18(B))、各試験機No.1〜No.4では作業指示メモリの内容が更新され(図18(C))、各試験機No.1〜No.4の表示画面上部の帯状の表示が、試験機No.4では赤色点滅の表示に変更され、他の試験機では薄赤色点灯表示に変更される。試験機No.2の表示画面中央には、図16(A)の段階でのポップアップ画面がそのまま表示されている。
図19は、経過時間が長い優先作業が発生したときの動作を示している。ここでも、図16(D)の表示がなされている間に、試験機No.4で経過時間の長い手動作業が発生したものとする。試験機No.4で経過時間が長い手動作業が発生すると、先ずはその試験機No.4の表示画面上に、その発生した手動作業の内容を示すポップアップ画面が表示され(図19(A))、その手動作業の発生を通知する作業メッセージが試験機No.4から、自アドレス(ここでは試験機No.4)を含む、同一グループ内の各試験機No.1〜No.4に送信され(図19(B))、各試験機No.1〜No.4では作業指示メモリの内容が更新され(図19(C))、各試験機No.1〜No.4の表示画面上部の帯状の表示が、今回の優先作業が発生した試験機No.4では赤色点滅の表示に変更され、他の試験機では薄赤色点灯表示に変更される。試験機No.2の表示画面中央には、図16(A)の段階でのポップアップ画面がそのまま表示されている。
以上では試験機を例に挙げて説明したが、本発明は試験機にのみ適用されるものではなく、自動作業と手動作業が時系列的に混在する一連の作業を担当する装置(例えば、製品を組み立てる組立機や部品を加工する加工機など)であれば広く適用することができる。
多台持ち試験の概念図である。 作業開始遅れによるロスの発生原因の説明図である。 優先作業の作業遅れによるロスの説明図である。 優先試験機の作業遅れによるロスの説明である。 先入品の作業遅れによるロスの説明図である。 LAN(Local Area Network)で接続されている複数の試験機を示す図である。 図6に示す複数台の試験機のうちの任意の1台(例えば試験機No.1)を構成するPCの内部構成部である。 図6,図7に示す試験機(PC)内に構築される、本発明の作業指示器としての機能構成図である。 図8に示す作業指示器における表示態様を示す図である。 表示画面の上部の表示の拡大図である。 作業指示プログラムのうちの手動作業発生時に実行されるプログラムのフローチャートである。 作業指示プログラムのうちの手動作業終了時に実行されるプログラムのフローチャートである。 作業指示プログラムのうちの作業メッセージ受信時に実行されるプログラムのフローチャートである。 作業指示メモリに現在記憶されている作業指示メモリ一覧を示す図である。 判定の基準として用いられる閾値テーブルを示す図である。 作業メッセージの受信および各試験機での表示の流れを示す図である。 作業メッセージの受信および各試験機での表示の流れを示す図である。 作業メッセージの受信および各試験機での表示の流れを示す図である。 作業メッセージの受信および各試験機での表示の流れを示す図である。
符号の説明
10 PC
121 表示装置
151 システムコントローラ
153 主メモリ
154 バス
158 I/Oコントローラ
162 LANコントローラ
164 I/O
200 作業指示器
210 作業内容表示部
220 送信部
221 作業指示開始/終了処理部
222 作業メッセージ送信部
230 受信部
231 作業メッセージ受信部
232 作業メッセージ処理部
233 作業指示メモリ
234 作業発生表示部

Claims (10)

  1. 自動作業と手動作業とが時系列的に混在した一連の作業のうちの手動作業を指示する作業指示器を、同時進行する複数の一連の作業に対応して複数台備えた作業指示システムであって、
    前記作業指示器複数台が、通信回線で互いに接続されたものであり、
    前記作業指示器それぞれが、
    手動作業を検出する作業検出部と、
    前記作業検出部で検出された手動作業の内容を表示する作業内容表示部と、
    前記作業検出部での手動作業の検出を受けて手動作業の発生を前記通信回線を介して他の作業指示器に通知する作業発生通知部と、
    他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取る通知受取部と、
    前記通知受取部での手動作業の発生通知の受取りを受けて、手動作業が発生したことを表示する作業発生表示部とを備えたことを特徴とする作業指示システム。
  2. 前記通知受取部が、他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取るとともに、自作業指示器の作業検出部で検出された手動作業の発生通知を受け取るものであり、
    前記作業発生表示部が、前記通知受取部での手動作業の発生の受取りを受けて、手動作業が発生したことを、他の作業指示器での手動作業であるか自作業指示器での手動作業であるかに応じて、互いに異なる表示態様で表示するものであることを特徴とする請求項1記載の作業指示システム。
  3. 前記作業受取部は、手動作業の発生通知を受け取るとともに、該手動作業を検出した作業指示器を特定する情報を受け取るものであって、
    前記作業発生表示部は、手動作業が発生したことを、該手動作業を検出した作業指示器を特定して表示するものであることを特徴とする請求項1記載の作業指示システム。
  4. 手動作業は、作業優先度を表わす重みが付されたものであり、
    前記作業受取部は、手動作業の発生通知を受け取るとともに、該手動作業の重みを受け取るものであって、
    前記作業発生表示部は、手動作業が発生したことを、該手動作業の重みが閾値以上であるか否かに応じて、互いに異なる表示態様で表示するものであることを特徴とする請求項1記載の作業指示システム。
  5. 前記作業指示器は、各作業指示器ごとに作業優先度を表わす重みが付されたものであり、
    前記作業受取部は、手動作業の発生通知を受け取るとともに、該手動作業を検出した作業作業指示器の重みを受け取るものであって、
    前記作業発生表示部は、手動作業が発生したことを、該手動作業を検出した作業指示器の重みが閾値以上であるか否かに応じて、互いに異なる表示態様で表示するものであることを特徴とする請求項1記載の作業指示システム。
  6. 前記作業受取部は、手動作業の発生通知を受け取るとともに、該手動作業を含む一連の作業の作業開始時刻からの経過時間を表わす情報を受け取るものであって、
    前記作業発生表示部は、手動作業が発生したことを、該手動作業を含む一連の作業の作業開始時刻からの経過時間が閾値以上であるか否かに応じて、互いに異なる表示態様で表示するものであることを特徴とする請求項1記載の作業指示システム。
  7. 前記作業発生表示部により表示されるべき手動作業が複数存在する場合に、これら複数の手動作業の中から1つの手動作業を抽出する表示作業抽出部を備え、
    前記作業発生表示部は、前記表示作業抽出部で抽出された1つの手動作業について、該手動作業が発生したことを、該手動作業を検出した作業指示器を特定して表示するものであることを特徴とする請求項3記載の作業指示システム。
  8. 自動作業と手動作業とが時系列的に混在した一連の作業のうちの手動作業を指示する作業指示器であって、
    この作業指示器が、通信回線で他の作業指示器に接続されたものであり、
    手動作業を検出する作業検出部と、
    前記作業検出部で検出された手動作業の内容を表示する作業内容表示部と、
    前記作業検出部での手動作業の検出を受けて手動作業の発生を前記通信回線を介して他の作業指示器に通知する作業発生通知部と、
    他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取る通知受取部と、
    前記通知受取部での手動作業の発生通知の受取りを受けて、手動作業が発生したことを表示する作業発生表示部とを備えたことを特徴とする作業指示器。
  9. プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、該情報処理装置を、自動作業と手動作業とが時系列的に混在した一連の作業のうちの手動作業を指示する作業指示器として動作させる作業指示プログラムであって、
    前記情報処理装置が、通信回線を介して、前記作業指示器として動作する他の情報処理装置に接続されたものであり、
    前記情報処理装置を、
    手動作業を検出する作業検出部と、
    前記作業検出部で検出された手動作業の内容を表示する作業内容表示部と、
    前記作業検出部での手動作業の検出を受けて手動作業の発生を前記通信回線を介して他の作業指示器に通知する作業発生通知部と、
    他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取る通知受取部と、
    前記通知受取部での手動作業の発生通知の受取りを受けて、手動作業が発生したことを表示する作業発生表示部とを有する作業指示器として動作させることを特徴とする作業指示プログラム。
  10. プログラムを実行する情報処理装置内で実行され、該情報処理装置を、自動作業と手動作業とが時系列的に混在した一連の作業のうちの手動作業を指示する作業指示器として動作させる作業指示プログラムの実行により該情報処理装置内で行なわれる作業指示方法であって、
    前記情報処理装置が、通信回線を介して、前記作業指示器として動作する他の情報処理装置に接続されたものであり、
    手動作業を検出する作業検出ステップと、
    前記作業検出ステップで検出された手動作業の内容を表示する作業内容表示ステップと、
    前記作業検出ステップでの手動作業の検出を受けて手動作業の発生を前記通信回線を介して他の作業指示器に通知する作業発生通知ステップと、
    他の作業指示器から通知されてきた手動作業の発生通知を受け取る通知受取ステップと、
    前記通知受取ステップでの手動作業の発生通知の受取りを受けて、手動作業が発生したことを表示する作業発生表示ステップとを有することを特徴とする作業指示方法。
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