JPH07219627A - 監視制御システム - Google Patents

監視制御システム

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JPH07219627A
JPH07219627A JP6013670A JP1367094A JPH07219627A JP H07219627 A JPH07219627 A JP H07219627A JP 6013670 A JP6013670 A JP 6013670A JP 1367094 A JP1367094 A JP 1367094A JP H07219627 A JPH07219627 A JP H07219627A
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JP
Japan
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display
total load
monitoring device
display function
monitoring
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JP6013670A
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Shigeo Aoki
滋夫 青木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の監視装置と複数のCRT表示端末装置
とでプラントのプロセス状態を監視制御する場合に、各
監視装置に表示負荷が集中しないようにする。 【構成】 各監視装置4aに対して、各CRT表示端末
装置6に割当てられた各プロセス制御状態を各制御装置
から取込んで対応するCRT表示端末装置へ表示させる
複数の表示機能群10と、各表示機能群10の動作をオ
ン/オフ制御する表示機能群制御部11とを備えてい
る。そして、オン状態の表示機能群10の負荷量を集計
し、集計された自己の監視装置4aの総負荷量と他の各
監視装置4aの各総負荷量とを比較し。自己の監視装置
4aの総負荷量が他の各監視装置4aの総負荷量に比較
して規定以上大きいとき、表示機能群制御部11を駆動
して自己の一部の表示機能群10の表示業務を他の軽い
総負荷量の監視装置4aの表示機能群10へ移動させる
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントのプロセス状
態を複数の制御装置及び監視装置で監視制御する監視制
御システムに係わり。特に、各監視装置相互間の負荷量
を自動的に均一化できるようにした監視制御システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、上下水道プラント、鉄鋼プラン
ト、石油プラント等の大規模プラントを構成する各機器
の動作を監視制御する監視制御システムにおいては、1
台の制御装置及び1台の監視装置でもってプラントを構
成する全ての機器のプロセス状態を監視制御することは
困難であるので、例えば図5に示すように、複数の制御
装置,複数の監視装置及び複数のCRT表示端末装置で
監視制御を行う。
【0003】図5において、各制御装置1はプラント2
を構成する各機器から動作状態を示すプロセスデータを
取込んでこのプロセスデータに対して所定の制御演処理
を実施して、演算結果を操作量として各機器へ送出して
各機器の動作状態を目標値に制御する。
【0004】各制御装置1の各機器に対するプロセス制
御状態は制御LAN3を介して各監視装置4へ伝送され
る。各監視装置4は制御LAN3へ出力された各制御装
置1からのプロセス制御状態のうち予め自己に割当られ
たプロセス制御状態のデータを取込んで、所定の表示フ
ォーマットに編集してCRT表示端末装置6へ表示出力
させる。
【0005】各CRT表示端末装置6は、図示するよう
に、CRT表示装置6aとキーボード6bとからなり、
キーボード6bを用いてプラントの監視者によって選択
された必要な情報がCRT表示装置6aに表示される。
【0006】この場合、個々のCRT表示端末装置6は
この制御監視システムで予め定められた1つの監視装置
4と論理的に接続されている。なお、論理的接続関係が
固定のため、一本の情報LAN5が全ての監視装置4と
全てのCRT表示端末装置6とをハード的に接続してい
るか否かは特に問題ではない。
【0007】例えば、図5に示す制御監視システムにお
いては、一方のCRT表示端末装置6(1)、(2)は
監視装置4(1)と論理的に接続され、他方のCRT表
示端末装置6(3)、(4)は別の監視装置4(2)に
接続されている。
【0008】また、各監視装置4は、例えば工業用ワー
クステーションで構成され、X端末と呼ばれる各CRT
表示端末装置6との間で、情報LAN5を介して、CS
MA/CD、IEEE802.3等の標準プロトコルで
もって情報交換を実施する。
【0009】各監視装置4は、例えば図6に示すよう
に、入出力機能部7と監視機能部8と複数の表示機能部
9とで構成されている。監視機能部8は、制御LAN3
に対して各種情報の入出力制御を行う入出力機能部7を
介して入出力されるプロセス監視データの管理、保存、
警報、記録を行う。
【0010】各表示機能部9は、この監視装置4と接続
されるCRT表示端末装置6に対して論理的接続関係を
保持し、監視員がキーボード6bで指示したCRT表示
端末装置6からの表示要求を監視機能部8へ伝達すると
ともに、監視機能部8からの表示要求に従って前記論理
的接続関係を有した当該CRT表示端末装置6に対して
プロセス監視データの表示動作を行う。
【0011】したがって、各表示機能部9は当該監視装
置4に接続される各CRT表示端末装置6に1対1で対
応している。一般に、1台の監視装置4に接続可能なC
RT表示端末装置6の総数は表示負荷量に応じて定ま
る。例えば、各機器のうちで高速応答性能が要求される
機器が多く組込まれたプラント2に対する監視制御シス
テムにおいては、多数のCRT表示端末装置6が必要で
ある。この場合、各監視装置4が有する各CRT表示端
末装置6に対する表示機能の一部部分又は全部を示すソ
フトウエア構成は、他の監視装置6にも共通に組込まれ
ている場合が多い。すなわち、一部又は全部のソフトウ
エアが共通する複数の監視装置4でもって複数台のCR
T表示端末装置6を表示制御する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5及
び図6に示す制御監視システムにおいてもまだ解消すべ
き次のような課題があった、前述したように、各監視装
置4とこの監視装置4に論理的に接続される各CRT表
示端末装置6との間の論理的接続関係は、この制御監視
システムの構築時に一義的に決定される。したがって、
例えば、プラント2の監視員が同一の監視装置4に論理
的に接続されている各CRT表示端末装置6にのみ集中
的に大量のプロセス監視データを表示させる場合におい
ては、該当監視装置4における各CRT表示端末装置6
に対する表示処理負担が増大して、他の監視装置4が負
荷入力待ち状態となり、制御監視システム全体での資源
の有効活用ができない状態が発生する懸念がある。
【0013】例えば、図5に示す制御監視システムにお
いて、CRT表示端末装置6(1)にて監視装置4
(1)に重い表示処理負荷を課している場合を想定す
る。なお、負荷の重い画面表示とは、監視装置4の主メ
モリの記憶容量を多く使うプログラムにより表示される
画面や、画面表示更新周期が短い画面や、ディスクメモ
リに対するアクセス頻度が高いプログラムにより表示さ
れる画面に対する表示処理を示す。この場合、別のプラ
ント監視員が別のCRT表示端末装置6(2)のキーボ
ード6bから新たに負荷の重い画面表示の要求を入力し
た場合、この表示要求に対する表示処理は当然同一の監
視装置4(1)で実施される。
【0014】この場合、監視制御システム全体として
は、他の監視装置4(2)が負荷的に空き状態にもかか
わらず、一方の監視装置4(1)に負荷が集中し、今回
新たに表示要求したCRT表示端末装置6(2)におけ
る表示性能だけでなく、CRT表示端末装置6(1)で
既に表示中の表示性能も劣化する。
【0015】また、各監視装置4と各CRT表示端末装
置6との接続関係は一義的に1対1に固定されているの
で、複数台の監視装置4(1).(2)のうち何等かの
要因にて一方の監視装置4(1)に異常が発生した場合
には、この監視装置4(1)に接続されている各CRT
表示端末装置6(1),(2)は全く使用できなく、こ
れらのCRT表示端末装置6(1),(2)に対して予
め割付けられているプロセス監視データを監視員は監視
できない問題がある。
【0016】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、各監視装置と各CRT表示端末装置との間
の論理的接続関係を一義的に固定せずに、負荷状況に応
じて変更可能に構成することによって、ある特定の監視
装置に表示負荷が集中した場合は、一部の表示業務を他
の監視装置へ移動することができ、自動的に各監視装置
における表示処理負荷を均一化でき、システム全体の有
する処理機能を有効に活用できる監視制御システムを提
供することを目的とする。
【0017】また、特定の監視装置に異常が生じた場合
であっても、自動的に、異常が生じた監視装置の表示業
務を他の正常な監視装置で代行することができ、システ
ム全体の信頼性を向上できる監視制御システムを提供す
ること目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明は、プラントのプロセス状態を制御する1個
以上の制御装置と、各制御装置に共通に接続され、各制
御装置のプロセス制御状態を監視する複数の監視装置
と、この各監視装置に対して伝送路を介して共通に接続
され、それぞれ所定種類のプロセス制御状態を表示する
複数のCRT表示端末装置とを備えた監視制御システム
において、各監視装置に対して、各CRT表示端末装置
に割当てられた各プロセス制御状態を各制御装置から取
込んで対応するCRT表示端末装置へ表示させる複数の
表示機能群と、各表示機能群の動作をオン/オフ制御す
る表示機能群制御部と、オン状態の表示機能群の負荷量
を集計する負荷量集計手段と、集計された自己の監視装
置の総負荷量と他の各監視装置の各総負荷量とを比較す
る比較手段と、自己の監視装置の総負荷量が他の各監視
装置の総負荷量に比較して規定以上大きいとき、表示機
能群制御部を駆動して自己の一部の表示機能群の表示業
務を他の軽い総負荷量の監視装置の表示機能群へ移動さ
せる業務移動手段とを付加したものである。
【0019】さらに、別の発明においては、上述した発
明における各手段に加えて、各監視装置に、オン状態の
表示機能群の異常を検出する異常検出手段と、異常検出
手段の異常検出に応動して、自己のオン状態の各表示機
能群の表示業務を他の軽い総負荷量の監視装置の表示機
能群へ移動させる異常時業務移動手段とを付加してい
る。
【0020】
【作用】このように構成された監視制御システムにおい
ては、各監視装置内には、この監視制御システムに組込
まれている全てのCRT表示端末装置に対して必要に応
じて論理的に接続可能なCRT表示端末装置と同数の表
示機能群が設けられている。各表示機能群の動作は表示
機能群制御部でもってオン/オフ制御可能である。
【0021】そして、各監視装置は自己のオン状態の各
表示機能群の負荷量を集計した総負荷量を常時監視して
いる。各監視装置は互いの総負荷量を通知しあって、あ
る一つの監視装置における総負荷量が他の監視装置にお
ける総負荷量に比較して極端に大きくなった場合は、総
負荷量が大きい監視装置における一部の表示機能群の表
示業務が総負荷量が小さい監視装置の表示機能群に自動
的に移動する。
【0022】よって、ある特定の監視装置に対し表示処
理業務が集中することはなく、各監視装置の表示処理負
荷がほぼ均等になる。また、ある特定の監視装置に異常
が発生した場合は、この異常発生した監視装置のオン状
態の表示機能群の表示業務が、他の正常な総負荷量が小
さい監視装置の表示機能群に自動的に移動する。
【0023】よって、たとえ一つの監視装置に異常が発
生したとしても、プラントの監視員は同一のCRT表示
端末装置でもってプラントの各機器のプロセス制御状態
をそのまま継続して監視できる。
【0024】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図2は実施例の監視制御システムの概略構成を示す
ブロック図である。図5に示す従来の監視制御システム
と同一部分には同一符号が付してある。したがって、重
複する部分の詳細説明は省略されている。
【0025】各制御装置1はプラント2を構成する各機
器から動作状態を示すプロセスデータを取込んでこのプ
ロセスデータに対して所定の制御演算処理を実施して、
演算結果を操作量として各機器へ送出して、各機器の動
作状態を目標値に制御する。
【0026】各制御装置1の各機器に対するプロセス制
御状態は制御LAN3上へ送出される。制御LAN3に
は複数の監視装置4aが接続されている。そして、各監
視装置4aには伝送路としての共通の1本の情報LAN
5aを介して複数のCRT表示端末装置6が接続されて
いる。各CRT表示端末装置書6は、図示するように、
CRT表示装置6aとキーボード6bとからなり、キー
ボード6bを用いてプラントの監視者によって選択され
た必要な情報がCRT表示装置6aに表示される。
【0027】各CRT表示端末装置6は、後述するよう
に、いずれか一つの監視装置1と論理的な接合状態にあ
る。そして、図5に示す従来システムと異なるところ
は、この論理的接合関係が、各監視装置4aの負荷状
態、又は正常/異常状態(ヘルシー状態)に基づいてシ
ステム稼働中に自動的に切換えられることである。
【0028】図1は各監視装置4aの詳細構成を示すブ
ロック図である。各監視装置4a内には、この監視制御
システムに組込まれたCRT表示端末装置6の設置数に
対応する数の表示機能群10と、一つの監視機能部8
と、入出力機能部7と、表示機能群制御部11と、各表
示機能群10の負荷状況を管理する表示機能群12と、
基本ソフトウエア13と、CRT管理入出力機能部14
とが組込まれている。また、各表示機能群10はCRT
管理機能部15と表示機能部16とで構成されている。
【0029】監視機能部8は、制御LAN3に対して各
種情報の入出力制御を行う入出力機能部7を介して入出
力されるプロセス監視データの管理、保存、警報、記録
を行う。
【0030】表示機能群制御部11は、表示機能群管理
部12からの指令に基づいて各表示機能群10の動作を
個別にオン/オフ制御する。したがって、オン状態に制
御された各表示機能群10は、予め自己に割付けられた
CRT表示端末装置6に対して情報LAN5aを介して
論理的に接続状態になり、該当CRT表示端末装置6と
の間で前述した通信プロトコルに従って情報交換を行
う。また、オフ状態に制御された各表示機能群10は、
今まで論理的接続状態にあったCRT表示端末装置6と
の接続状態が解除される。
【0031】各表示機能群10を構成する表示機能部1
6は、オン状態時において、当該監視装置4aと接続さ
れるCRT表示端末装置6と論理的接続関係を維持し、
該当CRT表示端末装置6からの表示要求を監視機能部
8へ伝達するとともに、監視機能部8からの表示要求に
従い、当該CRT表示端末装置6に対してプロセス監視
データの表示動作を行う。
【0032】各表示機能群10を構成するCRT管理機
能部15は、オン状態時において、自己の表示機能部1
0でCRT表示端末装置6に表示している画面プログラ
ムの負荷“重たさ”に関する指標のうち、画面更新周期
・表示データ量・表示要求に対する応答の遅れ等を量的
にリアルタイムで把握する機構を有し、その値を負荷量
として、一定周期で表示機能群管理部12へ伝達する。
【0033】また、CRT管理機能部15は、自己の表
示機能群10を構成する表示機能部16の正常/異常
(ヘルシー状態)を常時監視しており、異常が発生する
と、異常発生情報を表示機能管理部12へ伝達する。異
常発生とは、例えば、対応するCRT表示端末装置6か
ら表示要求があったにも拘らず、表示機能部16から対
応する表示データが送出されない場合である。
【0034】表示機能管理部12は、一種のマイクロコ
ンピュータで構成されており、所定の微小時間ΔT経過
する毎に、図3に示す負荷調整処理を実行するようにプ
ログラム構成されている。
【0035】図3の流れ図が開始されると、P(プログ
ラム・ステップ)1において、オン状態の各表示機能群
10の各CRT管理機能部15から各表示機能部16の
負荷量を読取る。読取った各負荷量に、基本ソフトウェ
ア13からの占有主メモリに関する負荷データ、ディス
・クアクセスに関する負荷データを加算することによっ
て、当該監視装置4a全体での総負荷量を算出する(P
2)。算出した総負荷量を一旦内部メモリに記憶保持す
る(P3)。
【0036】そして、この自己の総負荷量をCRT管理
入出力機能部14及び制御LAN3を経由して他の各監
視装置4aへ送信する。同時に、CRT管理入出力機能
部14を介して他の各監視装置4aから送信された他の
各監視装置4aの各総負荷量を受信する(P4)。そし
て、記憶している自己の総負荷量と受信した他の各監視
装置4aの各総負荷量とを比較照合して、自己の総負荷
量と他の監視装置の各総負荷量との間に大きな差があっ
た場合は負荷調整が必要であると判断する(P5)。
【0037】自己の総負荷量が他の監視装置4aの各総
負荷量に比較して予め設定された規定大きい場合は(P
6)、他の最も総負荷量の小さい監視装置4aへCRT
管理入出力機能部14を介して一つまたは複数のCRT
表示端末装置6を指定した負荷引受要求を送信する(P
7)。
【0038】そして、表示機能群制御部11を介して負
荷引受要求を送信したCRT表示端末装置6に対する表
示機能群10をオフ制御する(P8)。その結果、自己
の監視装置4aと引受対象のCRT表示端末装置6との
間の論理的接続状態が解消され、自己の監視装置4aの
総負荷量が減少する。
【0039】また、CRT管理入出力機能部14を介し
て一つまたは複数のCRT表示端末装置6を指定した他
の監視装置4aからの負荷引受要求を受信すると(P
9)、表示機能群制御部11を介して、受信した負荷引
受要求が指定するCRT表示端末装置6に対応する表示
機能群10をオン制御する(P10)。その結果、自己
の監視装置4aと引受対象のCRT表示端末装置6との
間に新たな論理的接続状態が生成され、自己の監視装置
4aの総負荷量が増大する。
【0040】このように、自己の総負荷量が他の監視装
置4aの総負荷量に比較して極端に大きい場合は、自己
の表示業務の一部を他の総負荷量が少ない監視装置4a
の表示機能群10に自動的に移動する。
【0041】例えば、図2において、CRT表示端末装
置6(1)にて、高負荷の画面表示が行われていた場合
に他のCRT表示端末装置6(2)に新規の表示要求が
発生すると、表示機能群管理部12は、当監視装置4a
の総負荷量が他の監視装置4aと比較して大きいと判断
し、軽負荷状態の他監視装置4aへCRT表示端末装置
2(2)の負荷引受要求を送出する。これにより、特定
の監視装置4aに対する表示負荷の集中化が回避され、
監視制御システム全体として、性能平準化と最適表示性
能を引出す事ができる。
【0042】また、表示機能群管理部12は図4に示す
異常監視処理を実行するようにプログラム構成されてい
る。図4において、オン状態のCRT管理機能部15か
ら異常発生情報を受領すると(Q1)、オン状態の全て
の表示機能群10に対応するCRT表示端末装置6を指
定した異常発生情報をCRT管理入出力機能部14を介
して他の監視装置4aへ送信する(Q2)。そして、表
示機能群制御部11を介してオン状態の表示機能群10
をオフ状態にする。
【0043】CRT管理入出力機能部14を介して、他
の監視装置4aから異常発生情報を受信すると(Q
3)、自己の現在の総負荷量を他の監視装置4aへ送信
し、他の監視装置4aの各総負荷量を受信する(Q
4)。そして、自己が最小の総負荷量の場合は、受信し
た異常発生情報に含まれるCRT表示端末装置6に対応
する表示機能群10をオン状態に変更する(Q6)。
【0044】これにより、一つの監視装置4aに異常状
態が発生した場合、監視員の手動操作を介することな
く、自動的に、異常発生した監視装置4aに論理的に接
続されていたCRT表示端末装置6と異常発生した監視
装置4aとの間の論理的接続が解消され、続いて、正常
な監視装置4aとの間で自動的に新規の論理的接続状態
が形成される。よって、監視員は引続き同一当該CRT
表示端末装置6でもって監視業務を継続することが可能
となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の監視制御
システムによれば、各監視装置と各CRT表示端末装置
との間の論理的接続関係を一義的に固定せずに、負荷状
況に応じて変更可能に構成している。したがって、ある
特定の監視装置に表示負荷が集中した場合は、その一部
の表示業務を他の監視装置へ移動することができ、自動
的に各監視装置における表示処理負荷を均一化でき、シ
ステム全体の有する処理機能を有効に活用できる。
【0046】また、特定の監視装置に異常が生じた場合
であっても、監視員の手動操作を介することなく、自動
的に、異常が生じた監視装置の表示業務を他の正常な監
視装置で代行することができ、システム全体の信頼性を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる監視制御システム
の監視装置を示すブロック図
【図2】 同実施例システムの全体構成図
【図3】 同実施例システムの動作を示す流れ図
【図4】 同じく同実施例システムの動作を示す流れ図
【図5】 従来の監視制御システムの全体構成図
【図6】 同従来システムの監視装置を示すブロック図
【符号の説明】
1…監視装置、2…プラント、3…制御LAN、4a…
監視装置、5a…情報LAN、6…CRT表示端末装
置、6a…CRT表示装置,6b…キーボード、7…入
出力機能部、8…監視機能部、10…表示機能群、11
…表示機能群制御部、12…表示機能群管理部、13…
基本ソフトエウア、14…CRT管理入出力機能部、1
5…CRT管理機能部、16…表示機能部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントのプロセス状態を制御する1個
    以上の制御装置と、この各制御装置に共通に接続され、
    前記各制御装置のプロセス制御状態を監視する複数の監
    視装置と、この各監視装置に対して伝送路を介して共通
    に接続され、それぞれ所定種類のプロセス制御状態を表
    示する複数のCRT表示端末装置とを備えた監視制御シ
    ステムにおいて、 前記各監視装置は、 前記各CRT表示端末装置に割当てられた各プロセス制
    御状態を前記各制御装置から取込んで対応するCRT表
    示端末装置へ表示させる複数の表示機能群と、 この各表示機能群の動作をオン/オフ制御する表示機能
    群制御部と、 オン状態の表示機能群の負荷量を集計する負荷量集計手
    段と、 この集計された自己の監視装置の総負荷量と他の各監視
    装置の各総負荷量とを比較する比較手段と、 自己の監視装置の総負荷量が他の各監視装置の総負荷量
    に比較して規定以上大きいとき、前記表示機能群制御部
    を駆動して自己の一部の表示機能群の表示業務を他の軽
    い総負荷量の監視装置の表示機能群へ移動させる業務移
    動手段とを有することを特徴とする監視制御システム。
  2. 【請求項2】 前記各監視装置は、 オン状態の表示機能群の異常を検出する異常検出手段
    と、 この異常検出手段の異常検出に応動して、自己のオン状
    態の各表示機能群の表示業務を他の軽い総負荷量の監視
    装置の表示機能群へ移動させる異常時業務移動手段とを
    有することを特徴とする請求項1記載の監視制御システ
    ム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7965179B2 (en) 2006-04-28 2011-06-21 Fujitsu Limited Operation instruction system, operation instruction device, operation instruction program storage medium, and operation instruction method

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US7965179B2 (en) 2006-04-28 2011-06-21 Fujitsu Limited Operation instruction system, operation instruction device, operation instruction program storage medium, and operation instruction method

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