JP2006093503A - 部品搭載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品搭載装置の状態、機能、モードなどを操作表示画面上でオペレータが色覚的に容易に識別して把握できる部品搭載装置を提供する。
【解決手段】搭載する部品の残数が正常である状態の場合は中央の認識画像表示領域50を囲む表示領域のデータ表示枠や模式的画像表示枠やメニュー表示枠の背景部分の表示色を一律に例えばライトグリーンで表示する(a)。そして、搭載する部品の残数が補充を開始すべき規定の残数となった状態の場合は中央の認識画像表示領域50を囲む表示領域のレイアウトは変更せずに、それらの表示枠(表示窓)の背景色をライトグリーンから黄色に表示を切り替える。更に、入力選択ボタン・警告報知・表示領域57の上部の正常時には余白となっている背景部分に赤地の警告表示窓59が表示され、その警告表示窓59の中に例えば「残数警告部品があります」の警告報知の文字が黒字で表示されている(b)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、部品搭載装置の現在の状態、機能、モードなどを操作表示画面上でオペレータが色覚的に容易に識別して把握できる部品搭載装置に関する。
従来、プリント回路基板(以下、単に基板という)に多数のチップ状電子部品(以下、単に部品という)を搭載してなる基板ユニットを作成する基板ユニット製造ラインがある。この基板ユニット製造ラインには、例えば基板を供給する基板供給装置、その供給された基板上の所定位置にペースト状の半田等を添付又は塗布するディスペンサ、その半田等が添付又は塗布された基板に部品を搭載する電子部品搭載装置(以下、単に部品搭載装置という)、その搭載された部品を基板上に固定するリフロー炉、搭載された部品が固定されて完成した基板ユニットを収納する基板収納装置等から構成される。(例えば、特許文献1参照。)
上記のような基板ユニット製造ラインの中で、例えば部品搭載装置は最も重要な位置を占める装置といえる。部品搭載装置には種々の形式のものがあるが、小型で設計上の小回りが利く形式のものとしてワンバイワン方式の部品搭載装置がある。このワンバイワン方式の部品搭載装置は、装置内に搬入される基板の上方の作業空間を前後(Y方向)左右(X方向)に自在に移動する作業ヘッドに、上下(Z方向)に移動自在で360度(θ方向)に回転自在な搭載ヘッドを備えて、この搭載ヘッドにより部品を基板に搭載する。
上記の搭載ヘッドは、その先端に着脱自在に吸着ノズルを装着し、その吸着ノズルで部品供給装置から部品を吸着し、この吸着した部品を既に精密に位置決めされて所定の位置に停止している基板上に搭載する。(例えば、特許文献2参照。)
このような部品搭載装置においては、部品の供給残量の状態、現在作業中の処理機能、現在作業中の処理モード、など種々の状態の変化がある。一般に、これらの状態の変化は本体装置正面及び後面にある操作画面表示装置に表示報知されるようになっている。
そして、このような操作表示画面においては、機能や状態やモードにより、類似する操作表示画面が多々あって、そのような類似する操作表示画面で報知される機能、状態、モードなどを、オペレータが誤まって判断しないように、従来は操作表示画面上にメッセージの文字を表示してオペレータに内容を認織させていた。
図7(a),(b) は、例として従来の部品の供給残量が少なくなったことを操作表示画面に表示報知する表示画面1の例を示す図である。同図(a) は部品の残量が正常な場合の表示状態を示し、同図(b) は部品の残量が少なくなって補充が必要である場合の表示状態を示している。同図(a) では表示画面1の最上段の表示欄2の中央に「部品リスト」と表示されているが、同図(b) では、同一の表示欄2に「部品残数アラームリスト」と表示されている。
オペレータは、表示欄2の中のそれらの報知表示3又は3´を見て、部品の補充が必要か否かを認識し、補充が必要が必要であれば、その下の数量欄4の数字を見、更に他の欄5を見て本体装置のどの位置に配置されている部品供給装置の部品が、部品切れを起こしつつあるかを知って、その部品の交換モード欄6の指示にしたがって部品の補充を行う。
特開平10−254528号公報(段落[0002]〜[0004]、図5) 特開平11−186794号公報(段落[0002]〜[0004]、[0015]〜[0026]、図1、図2)
しかしながら、従来、部品搭載装置では、上述したように部品搭載装置が処理中である作業内容の操作表示画面による報知は、操作表示画面の所定の表示欄に表示されるメッセージ文字の表示のみであったため、作業内容が類似する操作表示画面の識別では、不慣れなオペレータによっては誤った判断をしてしまったり、誤った操作をしてしまったりする場合が多々あった。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、部品搭載装置の状態、機能、モードなどを操作表示画面上でオペレータが視覚的に容易に識別して把握できる部品搭載装置を提供することである。
以下に、本発明に係わる部品搭載装置の構成を述べる。
本発明の部品搭載装置は、操作表示画面の所定の背景部分を現在処理中の状態に応じて予め設定されている色によって塗り潰すことにより現在処理中の内容を色覚的に操作表示画面上に報知するように構成される。
上記状態は、例えば上記操作表示画面におけるオペレータによる操作作業内容が類似する状態である。
そして、上記状態は、例えば搭載する部品残数が正常な状態と、補充を開始すべき規定の残数となった状態のいずれかを示す状態であるように構成され、また、例えば正常な連続する生産処理中の状態と、異常発生回復後の処理中断から復帰した基板1枚のみの生産状態のいずれかを示す状態であるように構成され、また、例えば正常な連続する生産処理中の状態と、正式生産前の試し生産中の状態のいずれかを示す状態であるように構成され、また、例えば元座標データそのものを本体装置の個別の特性に合わせて補正する通常ティーチング中の状態と、元座標データを維持したまま本体装置の個別の特性に合わせた補正用座標データを作成するアジャストティーチング中の状態のいずれかを示す状態であるように構成される。
本発明によれば、操作表示画面の所定の背景部分を現在処理中の状態に応じて予め設定されている色によって塗り潰して表示するので、オペレータは識別表示や状態メッセージを読まなくても色覚的に即座に判断できるので便利である。
操作表示画面の読み取りに慣れた熟練のオペレータだけに限らず操作表示画面の読み取りに不慣れな未熟練のオペレータでも同様に現在状態の把握ができるので、全体としての作業の能率が向上する。
背景部分の色を他と変えるだけで現在の状態を正確に報知できるので、操作表示画面上のアラーム表示領域を大きくして従来からある操作ボタンやイメージ表示などの表示領域を圧迫することがなく、また、不要な場合にもアラーム表示領域を確保する無駄もなく、操作表示画面の使用効率が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施形態1〜3)
図1(a) は、本発明の実施形態における部品搭載装置の外観斜視図であり、同図(b) は、その上下の保護カバーを取り除いて内部の構成を模式的に示す斜視図である。同図(a) に示すように、部品搭載装置10は、天井カバー上の前後に、それぞれCRTディスプレイからなるモニタ装置11と、同じく天井カバー上の左右に、それぞれ稼動状態を報知する警報ランプ12を備えている。また、上部保護カバー13の前部と後部の面には、液晶ディスプレイとタッチ式入力装置からなり外部からの操作により各種の指示を入力することができる操作入力用表示装置14が配設されている(図の右斜め上方向になる後部の操作入力用表示装置14は陰になって見えない)。
下部の基台15の上には、中央に、固定と可動の1対の平行する基板案内レール16が同図(b) に示す基板17の搬送方向(X方向、図の斜め右下から斜め左上方向)に水平に延在して配設される。これらの基板案内レール16の下部に接して、図には見えないループ状の搬送ベルト(コンベアベルト)が走行可能に配設される。
搬送ベルトは、それぞれ数ミリ幅のベルト脇部を基板案内レール16の下から基板搬送路に覗かせて、不図示のベルト駆動モータにより駆動され、基板搬送方向に走行し、基板17の裏面両側を下から支持しながら装置本体内に部品搭載前の基板17をライン上流側から搬入し、部品搭載済みの基板17を順次ライン下流側に搬出する。この部品搭載装置10内には、常時2枚の基板17が搬入され、位置決めされて、電子部品の搭載が終了するまで固定されている。
基台15の前後には、それぞれ部品供給ステージ18が形成されている(同図(a) では図の右斜め上方向になる後部の部品供給ステージ18は陰になって見えない。また、同図(b) では、後部の部品供給ステージ18は図示を省略している)。部品供給ステージ18には、テープ式部品供給装置19が、50個〜70個と多数配置される。テープ式部品供給装置19には、その後端部に、部品を収容したテープを捲着したテープ保持リール21が着脱自在に装着されている。
また、基台15の上方には本体フレームの左右(X方向)に分かれて固定された二本のY軸レール22と、これら二本のY軸レール22にそれぞれ摺動自在に支持される二本(装置全体で合計四本)のX軸レール23が配置されている。
X軸レール23は、Y軸レール22に沿ってY方向に摺動でき、これらのX軸レール23には、それぞれ1台(装置全体で合計4台)の作業ヘッド24(24−1、24−2及び24−3、24−4)がX軸レール23に沿ってX方向に摺動自在に懸架されている。そして、これらの各作業ヘッド24には、同図(b) に示す例では2個の搭載ヘッド25が配設されている。つまりこの部品搭載装置10には合計8個の搭載ヘッド25が配設されている。各搭載ヘッド25の先端には吸着ノズル26が着脱自在に装着されている。
上記の作業ヘッド24は、屈曲自在で内部が空洞な帯状のチェーン体27に保護・収容された複数本の不図示の信号コードを介して装置本体10の基台15内部の電装部マザーボード上に配設されている中央制御部と連結されている。作業ヘッド24は、これらの信号コードを介して中央制御部からは電力及び制御信号を供給され、中央制御部へは基板の位置決め用マークや部品の搭載位置の情報を示す画像データを送信する。
また、基板案内レール16と部品供給ステージ18との間には、搭載ヘッド25の吸着ノズル26に吸着された部品を画像認識するための複数種類の部品認識用カメラ28が、4個の作業ヘッド24に対応して4箇所にそれぞれ配置されており、その近傍には同図では図示を省略しているが、搭載ヘッド25に対して交換自在に装着するための複数種類の吸着ノズル26を収容したノズルチェンジャーが配置されている。
また、基台15の内部には、上述した中央制御部のほかに、特には図示しないが、基板の位置決め装置、基板を2本の基板案内レール16間に固定する基板固定機構等が備えられている。
上記の作業ヘッド24は、上述したY軸レール22とX軸レール23とにより前後左右に自在に移動する。これらの作業ヘッド24に支持される各2個の搭載ヘッド25は、それぞれZ方向(上下方向)に昇降可能であり且つθ方向(360°方向)に回転可能である。
これにより、搭載ヘッド25の先端に装着されている吸着ノズル26は、作業ヘッド24と搭載ヘッド25を介して、各作業領域において、前後と左右に移動自在であり、上下に昇降自在であり、且つ360°方向に回転自在である。
図2は、上記のように構成される部品搭載装置10のシステム構成を示すブロック図である。同図に示すように、部品搭載装置10のシステムは、CPU30と、このCPU30にバス31で接続されたi/o(入出力)制御ユニット32及び画像処理ユニット33からなる制御部を備えている。また、CPU30にはメモリ34が接続されている。メモリ34は特には図示しないがプログラム領域とデータ領域を備えている。
また、i/o制御ユニット32には、基板17(図1(b) 参照)の部品搭載位置を照明するための照明装置35や搭載ヘッド25の吸着ノズル26(図1(b) 参照)に吸着されている部品36を下から照明するための照明装置37が接続されている。
更に、i/o制御ユニット32には、それぞれのアンプ(AMP)を介して4個のX軸モータ38、4個のY軸モータ39、8個のZ軸モータ41、及び8個のθ軸モータ42が接続されている。X軸モータ38は、X軸レール23を介してX方向に作業ヘッド24を駆動し、Y軸モータ39は、Y軸レール22を介してY方向にX軸レールすなわち作業ヘッド24を駆動する。Z軸モータ41は作業ヘッド24の搭載ヘッド25を上下に駆動し、そしてθ軸モータ42は搭載ヘッド25すなわち吸着ノズル26を360度回転させる。
上記の各アンプには、特には図示しないが、それぞれエンコーダが配設されており、これらのエンコーダにより各モータ(X軸モータ38、Y軸モータ39、Z軸モータ41、θ軸モータ42)の回転に応じたエンコーダ値がi/o制御ユニット32を介してCPU30に入力する。これにより、CPU30は、各搭載ヘッド25の前後、左右、上下の現在位置、及び回転角を認識することができる。
更に、上記のi/o制御ユニット32には、バキュームユニット43が接続されている。バキュームユニット43はバキュームチューブ44を介して搭載ヘッド25の吸着ノズル26に空気的に接続されている。このバキュームチューブ44には空圧センサ45が配設されている。バキュームユニット43は、吸着ノズル26に対しバキュームによって部品36を吸着させ、又はバキューム解除とエアブローとバキュームブレイク(真空破壊)によって吸着を解除させる。
このとき、空圧センサ45からバキュームチューブ44内の空気圧データが電気信号としてi/o制御ユニット32を介しCPU30に出力される。これにより、CPU30は、バキュームチューブ44内の空気圧の状態を知って、吸着ノズル26によって部品36を吸着する準備が出来ているか否かを認識することができると共に、吸着された部品36が正常に吸着されているかを認識することができる。
更に、上記のi/o制御ユニット32には、位置決め装置、ベルト駆動モータ、基板センサ、異常表示ランプ等が、それぞれのドライバを介して接続されている。位置決め装置は、前述したように部品搭載装置10の基台15内部において基板案内レール16の下方に配置され、装置内に案内されてくる基板17の位置決めを行う。ベルト駆動モータは案内レール16に一体的に配設されている搬送ベルトを循環駆動する。基板センサは基板17の搬入と搬出を検知する。異常表示ランプ12(図1(a) 参照)は部品搭載装置10の動作異常や作業領域内の異物進入等の異常時に点灯又は点滅して異常発生を現場作業者に報知する。また、点滅又は点灯によって部品補充時期の接近したことを警告報知する。
また、i/o制御ユニット32には、通信i/oインターフェース46、図1(a) に示した操作入力用表示装置14、記録装置47が接続されている。通信i/oインターフェース46は、例えばティーチング処理などを例えばパーソナルコンピュータ等の他の処理装置で行う場合などに、これらの処理装置と有線又は無線で接続してCPU30との通信が可能であるようにする。また、図1に示した無線アクセスポイント7からのLANの回線に接続して無線端末6との通信を行う。
記録装置47は、例えばハードデスク、MO、FD、CD−ROM/RW、フラッシュメモリ装置等の各種の記録媒体を装着可能であり、部品搭載装置10の部品搭載処理、その事前に行なわれる部品マスター作成処理、部品搭載ティーチング処理、部品搭載処理中における部品補充タイミングの監視処理等のプログラムや、部品ライブラリのデータ、CADからのNCデータ、部品補充の予告リスト等の各種のデータを記録して保持しており、これらのプログラムはCPU30によりメモリ34のプログラム領域にロードされて各部の制御の処理に使用される。また、データもメモリ34のデータ領域に読み出されて、所定の処理がなされ、処理されて更新されたデータは、所定の記録媒体の所定のデータ領域に格納されて保存される。
また、画像処理ユニット33には、作業ヘッド24に配設されて照明装置35により照明される基板17の部品搭載位置を撮像する基板搭載位置認識用カメラ48と、照明装置37と一体型の図1(b) に示した部品認識用カメラ28が接続されている。
上記の操作入力用表示装置14は、部品搭載作業の実行時には、画像処理ユニット33が作業ヘッド24側の基板搭載位置認識用カメラ48で撮像した基板17の部品搭載位置の画像や、同じく画像処理ユニット33が本体装置側の部品認識用カメラ28で撮像した部品36の画像を表示画面に表示する。
また、操作入力用表示装置14は、詳しくは後述するように、搭載する部品残数が正常な状態と、補充を開始すべき規定の残数となった状態とを、データ表示部や模式的画像表示部やメニュー表示部などのレイアウトを変更せずに、背景色のみを変えて表示する。
また、操作入力用表示装置14は、正常な連続する生産処理中の状態と、異常発生回復後の処理中断から復帰した基板1枚のみの生産状態のとき、又は正式生産前の試し生産中の状態のときにも、それぞれのレイアウトを変更せずに背景色のみを変えて表示する。
更に、操作入力用表示装置14は、ティーチング処理の実行時には、通常ティーチング画面とアジャストティーチング画面とを、上記同様にそれぞれのレイアウトを変更せずに、背景色のみを変えて表示する。また、操作入力用表示装置14は、部品マスター作成時には部品マスター作成画面を表示する。
図3(a),(b) は、参考的にテープ式部品供給装置19における2通りの部品交換モードにおける作業方法を模式的に示す図である。
同図(a) はカセット交換モードにおける部品補充動作を示している。このカセット交換モードにおける部品補充作業では、作業者は、例えば同図(a) で手前から5番目の配置位置h5に配置されていたテープ式部品供給装置19の部品が完全に無くなったとき部品搭載装置10(図1参照、以下同様)を一時的に停止させて、その部品が無くなったテープ式部品供給装置19を供給ステージ18から取り外し、テープ保持リール21に部品を満載した予備の新たなテープ式部品供給装置19を配置位置h5に取り付けた後、部品搭載装置10を再稼動させる。
他方、同図(b) はテープ接続モードにおける部品補充動作を示している。このテープ接続モードにおける部品補充作業では、作業者は、例えば同図(b) で一番手前に見えるテープ式部品供給装置19の部品テープ49の部品が完全に無くなる前に、残り部分の部品テープ49aをテープ保持リール21から引き出して、空になった旧いテープ保持リール21をテープ式部品供給装置19から取り外し、上記引き出した残り部分の部品テープ49aの後端と、部品を満載した新たなテープ保持リール21の部品テープ49bの先端とを繋いた後、新たなテープ保持リール21をテープ式部品供給装置19に取り付ける。このように、部品交換作業にも2通りの作業モードがある。
このような構成の本例の部品搭載装置10における操作表示画面としての操作入力用表示装置14において表示される表示画面の具体的例を以下に説明する。
図4(a) は、搭載するいずれの部品の残数も正常である状態の場合に表示される表示画面の例を示す図であり、同図(b) は、搭載する部品のいずれかの残数が補充を開始すべき規定の残数となった状態の場合に表示される表示画面の例を示す図である。
同図(a),(b) に示す表示画面では、中央に認識画像表示領域50が設けられ、その上には上下二段に分かれたメニュー表示領域51があり、このメニュー表示領域51は、上の段には作業内容表示領域52と、その左右のメニュー入力ボタン表示領域53aと53b、下の段には一連のメニュー選択ボタン表示領域54が設けられている。
また、中央の認識画像表示領域50の右側には各種のデータ表示領域55が設けられており、左側には制御中の装置を模式的画像で示すと共に付帯的な情報を示す制御状態表示領域56が設けられている。
そして、中央の認識画像表示領域50の下方には、入力選択ボタンや警告報知の表示領域57が設けられている。
同図(a),(b) に示すように、搭載するいずれの部品の残数も正常である状態の場合の表示と、搭載する部品のいずれかの残数が補充を開始すべき規定の残数となった状態の場合の表示とでは、中央の認識画像表示領域50を取り囲む上記のデータ表示枠や模式的画像表示枠やメニュー表示枠などのレイアウトには変更がないが、それらの表示枠(又は表示窓)の背景部分の表示色が切り替わるようになっている。
すなわち、同図(a) では、表示部の名称を示す表示枠58などの一部を除き、メニュー表示領域51から入力選択ボタン・警告報知・表示領域57までの他の表示枠の背景部分は例えば全てライトグリーンで表示されている。
そして、同図(b) では、表示部の名称を示す表示枠58などの一部と一番上のメニュー表示領域51を除き、他の表示枠の背景部分は例えば全て黄色で表示され、中でも更に入力選択ボタン・警告報知・表示領域57の上部の同図(a) では余白となっていた背景部分に、例えば赤地の警告表示窓59が表示され、その警告表示窓59の中に例えば「残数警告部品があります」などの警告報知の文字が黒字で表示されている。
このように、搭載するいずれの部品の残数も正常である状態の場合の表示と、搭載する部品のいずれかの残数が補充を開始すべき規定の残数となった状態の場合の表示とでは、中央の認識画像表示領域50を取り巻く表示枠の背景色が一斉に例えば黄色に切り替り、中に例えば赤地の警告表示窓59が表示されるので、オペレータは、残数が無くなりかけている部品があることを、視覚的に容易に識別して把握することができる。
図5(a) は、図4(a) と全く同一の、搭載するいずれの部品の残数も正常である状態の場合に表示される表示画面の例す図であり、図5(b) は、1枚の基板のみの部品搭載を行っている状態の場合の表示画面の例を示す図である。
同図(b) の1枚の基板のみの部品搭載を行う場合には2通りあり、一つは、異常が発生してから回復後において生産ラインに復帰した基板(1枚又は2枚)の未だ途中までしか搭載されていない部品の残りの部品を搭載する場合であり、他の2つ目は、正式な生産に取り掛かる前に、部品の搭載処理が正常に行われるか否かを確認するために行われる試し生産の場合である。
図5(b) に示す例では、作業内容表示領域52に示すように「試し生産」が行われている場合の例を示しているが、異常発生から復帰後の1枚の基板に途中まで搭載された部品の残りの部品を搭載する場合の表示も全く同一である。
いずれかの場合も、オペレータの監視の元に、1枚毎に行われるべき作業であり、正常な連続する生産処理中の状態ではないので、つまり1枚毎の搭載完結作業または搭載試験作業が終了すれば直ちに正常な連続する生産処理に移らなければならない最も監視を必要とする場面であるので、同図(b) に示すように、この1枚の基板のみの部品搭載を行う場合の表示画面では、中央の認識画像表示領域50を取り巻く表示枠の背景色が例えば一斉に赤色に切り替る。
これにより、オペレータは、現在1枚毎の搭載完結作業または搭載試験作業が行われていることを、視覚的に容易に識別して把握することができ、したがって、搭載完結作業または搭載試験作業が無事に終了したにもかかわらず、そのことに注意が行き届かず、正常な連続する生産処理に移行しないなどという不注意による作業能率の低下という不具合を回避することができる。
図6(a) は、通常ティーチング中の状態を示す表示画面の例を示す図であり、同図(b) はアジャストティーチング中の状態を示す表示画面の例を示す図である。通常ティーチングは、元座標データそのものを本体装置の個別の特性に合わせて補正するティーチングである。このティーチングは、元座標データを変更してしまうので、ティーチング後の搭載用座標データは、このティーチングを行った本体装置でしか使用することができない。
他方、アジャストティーチングは、元座標データを維持したまま本体装置の個別の特性に合わせた補正用座標データを作成するティーチングであり、部品搭載の処理は元座標データと補正用座標データの両方を使用しながら実行される。したがって、ティーチング後においても元座標データは変更無く維持されているの、一元管理の下に他の部品搭載装置でも使用することができるという利点がある。
この座標データの管理を誤ると、生産ラインが混乱してしまうことになるから、現在行っているティーチングが、通常ティーチングであるか、アジャストティーチングかを、オペレータは十分に認識している必要がある。
本例では、図6(a) に示す通常ティーチング中の状態を示す表示画面の背景色を例えばライトグリーンで表示し、アジャストティーチング中の状態を示す表示画面の背景色を例えば黄色で表示している。
この背景色の黄色表示は、図4(b) に示した部品切れ警告の表示画面とやや似ているが図4(a),(b) に示す生産中画面の画面レイアウトと、図6(a),(b) に示すティーチング中の画面レイアウトでは、それぞれ遠目にも大きく異なり、また、部品切れ警告の表示画面では黄色表示の中に横一本の赤色の警告窓が表示されるので、図4(b) の表示画面と図6(b) の表示画面との弁別はオペレータによって容易である。
尚、アジャストティーチング中の状態を示す表示画面の背景色を、黄色と限ることなく、黄色や赤以外の色で表示してもよいことは言うまでもない。
また、上記実施の形態では、部品切れ警告、基板一枚毎の搭載処理、及びアジャストティーチングの背景色の切り替えについて説明しているが、これに限ることなく、前述したテープ式部品供給装置における2通りの部品交換モードにおける表示画面の背景色を色別に仕分けるようにしてもよく、また、その他の種々の状態、機能、モードにおいて、処理内容が異なる表示画面に対して、その処理内容に応じた適宜の色分けをするようにしてもよい。
(a) は実施例1における部品実装装置の外観斜視図、(b) はその上下の保護カバーを取り除いて内部の構成を模式的に示す斜視図である。 部品実装装置のシステム構成を示すブロック図である。 (a),(b) は参考的にテープ式部品供給装置における2通りの部品交換モードにおける作業方法を模式的に示す図である。 (a) は搭載するいずれの部品の残数も正常である状態の場合に表示される表示画面の例を示す図、(b) は搭載する部品のいずれかの残数が補充を開始すべき規定の残数となった状態の場合に表示される表示画面の例を示す図である。 (a) は搭載するいずれの部品の残数も正常である状態の場合に表示される表示画面の例を示す図、(b) は1枚の基板のみの部品搭載を行っている場合の表示画面の例を示す図である。 (a) は通常ティーチング中の状態を示す表示画面の例を示す図、(b) はアジャストティーチング中の状態を示す表示画面の例を示す図である。 (a),(b) は例として従来の部品の供給残量が少なくなったことを操作表示画面に表示報知する表示画面の例を示す図である。
符号の説明
1 表示画面
2 最上段の表示欄
3、3´ 報知表示
4 数量欄
5 他の欄
6 交換モード欄
10 部品搭載装置
11 モニタ装置
12 警報ランプ
13 上部保護カバー
14 操作入力用表示装置
15 基台
16 基板案内レール
17 基板
18 供給ステージ
19 テープ式部品供給装置
21 テープ保持リール
22 Y軸レール
23 X軸レール
24(24−1、24−2、24−3、24−4) 作業ヘッド
25 搭載ヘッド
26 吸着ノズル
27 チェーン体
28 部品認識用カメラ
30 CPU
31 バス
32 i/o制御ユニット
33 画像処理ユニット
34 メモリ
35 照明装置
36 部品
37 照明装置
38 X軸モータ
39 Y軸モータ
41 Zモータ
42 θ軸モータ
43 バキュームユニット
44 バキュームチューブ
45 空圧センサ
46 通信i/oインターフェース
47 記録装置
48 基板搭載位置認識用カメラ
49、49a、49b 部品テープ
50 認識画像表示領域
51 メニュー表示領域
52 作業内容表示領域
53a、53b メニュー入力ボタン表示領域
54 メニュー選択ボタン表示領域
55 データ表示領域
56 制御状態表示領域
57 入力選択ボタン・警告報知・表示領域
58 表示部の名称表示枠
59 警告表示窓

Claims (6)

  1. 操作表示画面の所定の背景部分を現在処理中の状態に応じて予め設定されている色によって塗り潰すことにより現在処理中の内容を色覚的に操作表示画面上に報知することを特徴とする部品搭載装置。
  2. 前記状態は、前記操作表示画面におけるオペレータによる操作作業内容が類似する状態であることを特徴とする請求項1記載の部品搭載装置。
  3. 前記状態は、搭載する部品残数が正常な状態と、補充を開始すべき規定の残数となった状態のいずれかを示す状態であることを特徴とする請求項2記載の部品搭載装置。
  4. 前記状態は、正常な連続する生産処理中の状態と、異常発生回復後の処理中断から復帰した基板1枚のみの生産状態のいずれかを示す状態であることを特徴とする請求項2記載の部品搭載装置。
  5. 前記状態は、正常な連続する生産処理中の状態と、正式生産前の試し生産中の状態のいずれかを示す状態であることを特徴とする請求項2記載の部品搭載装置。
  6. 前記状態は、元座標データそのものを本体装置の個別の特性に合わせて補正する通常ティーチング中の状態と、元座標データを維持したまま本体装置の個別の特性に合わせた補正用座標データを作成するアジャストティーチング中の状態のいずれかを示す状態であることを特徴とする請求項2記載の部品搭載装置。

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