JP4892254B2 - パチンコ玉の搬送装置 - Google Patents

パチンコ玉の搬送装置

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Description

本発明は、遊技島におけるパチンコ玉の搬送装置に関する。
多数のパチンコ台を横方向に隣接して並べた遊技島には中央部に玉磨き揚送装置を設け、当該玉磨き揚送装置で磨かれたパチンコ玉は、上部に設置した上部タンク内に貯留され、上部タンクから遊技島の末端へ傾斜させて延ばした補給樋を介して各パチンコ台または玉貸機に供給するようになっていた。
上記傾斜させて延ばした補給樋を遊技島の上部に取り付けるためには所定の傾斜角度を確保しなければならず、このため補給樋の上部タンク側端部は末端側の他端よりも30〜50cmも高くする必要があった。
この結果、パチンコ台上部で補給樋(搬送装置)を隠すカバー板の高さ寸法が大きくなり、島全体の高さが遊技者に対して圧迫感を与えるという問題があった。
このため、補給樋(搬送装置)の高さを抑え、カバー板の高さを低くできるものとして、例えば特開平6−39136号公報に開示された搬送装置がある。
これは、パチンコ台列にそって略水平方向に搬送ベルトを配置したもので、従来の補給樋のように傾斜させて一端を高くする必要がないので、遊技島の高さを低く抑えることができる。
また他の例として、特開2004−275670号公報には、パチンコ台列にそって複数の回転ディスクを隣接して並べた水平搬送装置が示されている。これは互いに逆方向に回転させた隣接する回転ディスク間でパチンコ玉を受け渡ししながら搬送するものである。
特開平6−39136号公報 特開2004−275670号公報
しかしながら、特開平6−39136号公報のものは、両端にローラを配置しそのローラ間にベルトを巻き回したコンベア構成であるから、遊技島の上部に設置する作業は面倒で時間がかかるうえ、ベルトの切断、伸びやスリップ発生の可能性があり、パチンコ店内の現地での調整、補修の必要もあるという問題がある。
また特開2004−275670号公報のものでは、搬送途中でパチンコ玉同士が詰まってしまった場合回転ディスクが回転できなくなる事態が生じるため、末端までスムーズにパチンコ玉を送ることができず、さらに多数の回転ディスクを連続的に並べて設置する必要があることから施工に時間を要するとともに、コスト高とならざるを得ないという問題がある。
したがって本発明は、上記従来の問題点に鑑み、遊技島全体の高さを低くでき、かつ簡単な構成で安価に実現できるパチンコ玉の搬送装置を提供することを目的とする。
このため、本発明のパチンコ玉の搬送装置は、それぞれ所定長さのユニット補給樋をパチンコ台列方向に並べ、ユニット補給樋は、2つの側壁の間に水平姿勢から揺動可能とした単位樋板を配置するとともに、該単位樋板を揺動させる駆動機構を備えて、隣接する単位樋板が順次揺動して、該揺動により傾斜した単位樋板から隣接の水平姿勢の単位樋板へパチンコ玉を移動させることを順次繰り返すように構成したものとした。
パチンコ台列の末端までパチンコ玉を供給する搬送路を複数のユニット補給樋に分割し、ユニット補給樋において単位樋板を揺動させることによりパチンコ玉を移動させるから、長さの短い単位樋板は限定された高さ範囲の中でも十分な傾斜をとることができ、簡単な構成で搬送装置全体の高さ寸法を小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を実施例により詳細に説明する。
本実施の形態は、それぞれ横に複数のパチンコ台を並べた2面のパチンコ台列を互いに背中合わせにして形成した遊技島に適用したもので、フレームに取り付けて2面のパチンコ台列間の空間上部に配置される。横方向に並べられたパチンコ台間には各パチンコ台に付設された玉貸機が配置されている。
図1は第1の実施例にかかる搬送装置の基本構成を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
不図示の玉磨き揚送装置の上に上部タンク5が設置され、この上部タンク5には揚送されたパチンコ玉が貯留されるようになっている。
搬送装置1は、上部タンク5に一端を接続して、順次ユニット補給樋10(10A、10B、10C)を遊技島の島端へ向けて並べて構成されている。各ユニット補給樋10はその長さが1台のパチンコ台とそれに付設された玉貸機の幅、すなわちパチンコ台の間隔に対応させてある。
ユニット補給樋10はパチンコ台列の上に設置されたフレーム60に支持されている。
各ユニット補給樋10は側面の基本形が長方形状で平行に配置した2つの側壁11、11の間に、当該側壁の間隔に整合する幅を有する複数の単位樋板20(20a〜20d)を配置して、全体として横断面がH形状をなしている。
ここで、パチンコ玉を搬送する際の上流側、すなわち上部タンク5側を前方、下流側を後方とする。
なお、平行に配置した2つの側壁11、11は左右対象であるが、簡単のため同一番号で示す。
フレーム60は平行に配置された2本の縦部材61と、縦部材にそって横に並べられたパチンコ台の間隔と同じ間隔で設けられ両縦部材61をつなぐクロス部材62を備える。
ユニット補給樋10はその前後両端において、側壁11の後述するフランジ12をクロス部材62上に載置し、当該フランジ部分でボルト等によりクロス部材62に固定される。前後に隣接するユニット補給樋10は、クロス部材62上で互いにその側壁11の端縁を突合せして長手方向に並べられる。
図2はユニット補給樋10の斜視図、図3はユニット補給樋10の縦断面を拡大して示す図、図4は図3におけるA−A矢視拡大図である。
両側壁11はその下縁に、互いに対向する方向に向きかつ前後方向に延びるフランジ12を備えている。
両側壁11における下流側には、それぞれ上縁から矩形形状に切り欠いた玉供給口14を備えている。各ユニット補給樋10を挟む幅方向両側にはそれぞれ玉供給口14に対応させて図示しない貯留ボックスが設けられる。
玉供給口14を通ってユニット補給樋10から貯留ボックスへ流れたパチンコ玉は貯留ボックスに一旦滞留したあと、下方に位置する図示しないパチンコ台および玉貸機へ供給される。
ユニット補給樋10における両側壁11間には、ヒンジピン17が設けられて互いの間隔が保持されている。とくに図示はしないが、ヒンジピン17は両端にねじ部を備え、側壁11の高さ方向略中間位置に前後方向に一定間隔で設けられたピン孔にそのねじ部を差し込んで外側からナット19で締め付けることにより、側壁11に固定される。
あるいは、ねじ部の代わりに、リング溝を備える小軸として、ピン孔に通した後スナップリングをリング溝に嵌め込んで取り付けることもできる。
単位樋板20は、平坦面の主壁21の横両端から下方に延びる横フランジ22を備えて横断面が下に開放したコ字形をなしている。
主壁21の前端は下方に折り曲げられて、横フランジ22と同じ幅(高さ)の前フランジ23となっている。また、横フランジ22の後端には、U字形に切り欠いてヒンジピン17を受容するピン受け部25が形成されている。
両側壁11には、当該両側壁11間の空間に向けて突出するストッパピン13が前後方向に一定間隔で設けられ、各単位樋板20の前端近傍における横フランジ22の下縁を受けて、ヒンジピン17に後端のピン受け部25を係合させた単位樋板20を水平姿勢に保持する。
単位樋板20は、以下に示すように、上記水平姿勢からヒンジピン17を支点として、すなわち単位樋板としてはその後端部を支点として、前端側を上方へ揺動可能となる。隣接する単位樋板の間には、一方がヒンジピン17周りに揺動したときその前端(前フランジ23)と他方の後端とが干渉しないよう微小な所定間隙が設定されている。
単位樋板20の下には側壁11のほぼ全長にわたって、カム支持軸30が配置されている。
カム支持軸30はその軸端をベアリング40のアタッチメント47に差し込まれて支持されている。
ベアリング40は、ユニット補給樋10の後部の両側壁11に挟まれた空間内において、両側壁11のフランジ12の上面に取り付けられたベアリング支持ブラケット50に支持されている。
ベアリング40の下方には、両側壁11のフランジ12の下面に取り付けられたモータ支持ブラケット52にモータ53が支持されている。
モータ53の出力軸54にプーリ55が取り付けられ、このプーリ55とベアリング40のプーリ43の間にベルト56が掛けられている。
図5はカム支持軸30とその駆動系を示す斜視図である。
カム支持軸30はその長手方向に一定間隔でカムローラ33を備え、各ヒンジピン17に後端を支持させた単位樋板20a〜20dの各前フランジ23の下縁と係合可能に設定されている。カム支持軸30は断面が正方形で、隣接するカムローラ33は、カム支持軸30の背中合わせの面に固定されたブラケット32に支持されて、カム支持軸30の軸周り方向に順次180°ずつずれている。カムローラ33の回転軸はカム支持軸30と平行である。
なお、図5には要部のみを取り出して示している。
図6はベアリング40の詳細を示す。
ベアリング40(ユニット補給樋間で区別するときはユニット補給樋と同じ添え字を付する)は、ベアリング支持ブラケット50に固定されたアウタレース41と、アウタレース41に対して回転可能なインナレース42とを有する。
インナレース42は後方側にプーリ43を備え、プーリ43の後端面にはアタッチメント受け部44が形成されている。アタッチメント受け部44は、軸方向から見たときインナレース42の軸心を中心とする平面形状が4画などの多角形状をした凹部である。アタッチメント受け部44はその底壁(すなわち凹部の底壁)に軸心に一致させて形成された雌ねじ45を備えている。
インナレース42の前端面にもアタッチメント受け部46が形成されている。アタッチメント受け部46の形状はアタッチメント受け部44と同一で、軸方向から透視したとき両アタッチメント受け部44、46の平面形状が互いに整合して重なるように設定されている。
アタッチメント受け部44、46にはそれぞれ整合する突部を嵌め込んでアタッチメント47が取り付けられる。アタッチメント47は、突部と反対側にカム支持軸30の端部形状(断面正方形)に整合する形状の支持穴48を備え、支持穴48の底壁に設けた孔を通してボルト49をアタッチメント受け部44、46の底壁の雌ねじ45にねじ込むことにより、インナレース42と一体となる。
カム支持軸30は、その一端(後端)が当該カム支持軸30が対応する例えばユニット補給樋10Bのベアリング40Bにおける前側のアタッチメント47の支持穴48に差し込まれ、他端(前端)が前側に隣接するユニット補給樋10Aのベアリング40Aにおける後側(プーリ側)のアタッチメント47の支持穴48に差し込まれて支持される。
なお、上部タンク5に直接接続するユニット補給樋10Aのカム支持軸30の前端も、とくに図示しないが、上部タンク5内に回転可能に設けたアタッチメント(47)に差し込んで支持される。
また、遊技島の島端のパチンコ台に対応するユニット補給樋10においては、プーリ43のアタッチメント47は不要となるから、取り外してもよい。
なお、隣接のユニット補給樋10におけるプーリ43、55やベルト56がクロス部材62を避けて側壁11の端縁から離れた位置に設定されているため、プーリ43のアタッチメント47に差し込まれるカム支持軸30の前端は当該隣接のユニット補給樋10内へ突出して延びている。
また、図示ではユニット補給樋10における最も前側の単位樋板20aの前端も隣接のユニット補給樋10内へ突出しているが、単位樋板20を支持するヒンジピン17の設定位置によって単位樋板20の前端を側壁11の前端とほぼ一致させることにより、突出しないようにすることもできる。
以上の構成により、モータ53が駆動されるとその回転がベルト56を介してベアリング40のインナレース42に伝達され、アタッチメント47がインナレース42とともに回転して、カム支持軸30を回転させる。
上記カムローラ33を備えるカム支持軸30をモータ53によりベルト56、プーリ43を介して回転駆動し、カムローラ33で単位樋板20a〜20dを交互に揺動させる構成が、発明における駆動機構を形成している。
カム支持軸30の回転に伴って、カムローラ33が単位樋板20の前端を押し上げ、単位樋板20は後端のヒンジピン17を支点として揺動する。そして、各単位樋板20は前後に隣接する単位樋板20と交互に揺動し、例えば一方の単位樋板20bが1往復の揺動をする間、これに隣接する単位樋板20aや20cは、前部をストッパピン13に支持されて水平状態を維持する。
単位樋板20の揺動は後端のヒンジピン17を支点として前端が上下するから、まず上流側の単位樋板20aが水平状態のときに当該単位樋板20a上に供給されたパチンコ玉は、次に単位樋板20aの前端が持ち上げられて傾斜するとき、隣接の単位樋板20bが水平状態となるから、単位樋板20a上を転動して単位樋板20b上へ移動する。
このとき、単位樋板20bの下流側に隣接する単位樋板20cは単位樋板20aと同じく前端が持ち上げられているから、単位樋板20aから単位樋板20bへ流れ込んだパチンコ玉は、一挙に単位樋板20cまで移動することなく、単位樋板20b上に保留される。
そしてカム支持軸30がさらに回転して、単位樋板20bが揺動して傾斜すると、連動して単位樋板20cが水平状態となるから、単位樋板20b上に保留されていたパチンコ玉は、単位樋板20c上へ移動する。
以上の作動が単位樋板20aから20dの間で順次繰り返されて、ユニット補給樋10内では、パチンコ玉が上流から下流側へ搬送される。
単位樋板20dにまで搬送されたパチンコ玉の一部は、側壁11に設けられた玉供給口14から貯留ボックスへ流れ、対応するパチンコ台等へ供給される。
搬送装置1は以上の構造になる複数のユニット補給樋10を順次連結して構成される。そして、カム支持軸30の前端を隣接ユニット補給樋のプーリ43のアタッチメント47に差し込むにあたっては、アタッチメント47、47を介して連結されたカム支持軸30、30同士間の隣接するカムローラ33が軸周り方向に180°ずれるようにする。
これにより、ユニット補給樋の連結部を挟んで隣接する単位樋板20d、20aも、単一ユニット補給樋10内におけると同じく、交互に揺動するものとなるから、途中の必要な貯留ボックスへ各玉供給口14から適宜供給しながら、遊技島の上部タンク5から島端のパチンコ台に至るまで、滑らかにパチンコ玉を搬送することができる。
実施の形態は以上のように構成され、パチンコ台の間隔に対応する長さを有するユニット補給樋10(10A、10B、・・・)をパチンコ台列方向に並べ、各ユニット補給樋は、側壁11、11の間にそれぞれ水平姿勢から揺動可能とした単位樋板20を配置するとともに、単位樋板を揺動させる駆動機構を備えて、隣接する単位樋板が順次揺動して、該揺動により傾斜した単位樋板から隣接の水平姿勢の単位樋板へパチンコ玉を移動させることを順次繰り返すように構成したので、長さの短い単位樋板20を必要なだけ傾斜させてもその傾斜高さは低くて済む。したがって、パチンコ台列の末端まで延ばした1本の補給樋を傾斜させるものと比較して、ユニット補給樋の高さも低くてよいから、搬送装置全体の高さ寸法を小さくすることができる。
簡単構造のユニット補給樋10を用いるので、コンベア構成や回転ディスクを用いるものに比較して調整作業の必要性や劣化の問題がなく、コストも低く抑えられる。
しかも、単位樋板20の傾斜を用いたパチンコ玉の自重によって移動するので、空転もなく、確実な搬送動作が得られるとともに、単位樋板20上にパチンコ玉が一杯の状態でも噛み込みの心配もない。
単位樋板20は側壁11と平行な横フランジ22を備え、該横フランジの下流側端部を切り欠いて形成したピン受け部25を側壁11に設けたヒンジピン17に係合させて揺動の支点とし、駆動機構は単位樋板20にそって延びて単位樋板の上流側端部である前フランジ23の下縁を順次交互に押し上げ可能のカムローラ33を備えるカム支持軸30をモータ53で回転駆動するものとしたので、構造が簡単であり、また、ユニット補給樋10をフレーム60に固定した状態でも、単位樋板20が着脱自在であり、メインテナンスや交換が容易である。
ユニット補給樋10の長さをパチンコ台の間隔に対応させてあり、さらに側壁11における下流側に、単位樋板20上からパチンコ台へパチンコ玉を供給する玉供給口14を設けてあるるので、パチンコ台の数に合わせて設置すればよく、パチンコ台を増設する場合も増設数に合わせて追加することができる。
つぎに、図7はユニット補給樋の変形例を示す。
ユニット補給樋10’は側壁11の代わりに側壁70を有する。なお、単位樋板20を挟む側壁70、70は左右対称であるが、簡単のため同一番号で示す。
側壁70は、側壁11と同様にヒンジピン17を張り渡す第1壁71と、第1壁71より左右外方へオフセットして第1壁71と平行に立ち上がった第3壁73と、第1壁71と第3壁73をつなぐ第2壁72からなっている。
第3壁73における下流側には、玉供給口14を備えている。
第2壁72は玉供給口14の前側(上流側)縁の位置から前端にかけて高くなるように直線的に傾斜して、前端では揺動して最大傾斜となった最上流側の単位樋板20aの前端の高さよりも高くなっている。
第2壁72は第1壁71に対しては直角に曲がっており、左右方向では水平である。
玉供給口14の前側縁の位置から後端方向にかけては第2壁72は傾斜せず、第1壁71の上縁は水平姿勢の単位樋板20dの高さと一致している。しかし、この玉供給口14の前側縁の位置から後端方向にかけての第2壁72は左右外方に向かって玉供給口14の下縁の高さまで下向きに傾斜した外方傾斜部74となっている。
第2壁72の前端は下方へ折り曲げられて、隣接のユニット補給樋10’における第2壁の外方傾斜部74の高さ位置まで下がるストッパ壁75となっている。
その他の構成は第1の実施例と同じである。
この変形例によれば、第1の実施例の効果に加えて、さらに次の効果が得られる。
すなわち、隣接のユニット補給樋から流入したパチンコ玉は、単位樋板20の左右両側に第2壁72が設けられているので、上流側の単位樋板20a、20bなどから一部のパチンコ玉は第2壁72上へこぼれる。第2壁72が下流側へ下り傾斜していることから、第2壁72上へこぼれたパチンコ玉は単位樋板20cや20dをバイパスして転動し速やかに下流端へ至る。下流端の外方傾斜部74に至ったパチンコ玉は、下流側隣接のユニット補給樋の第2壁の前端から下がるストッパ壁75によって止められるとともに、外方傾斜部74が玉供給口14へ向かって傾斜しているため、当該玉供給口14へ効率よく案内されて当該ユニット補給樋に対応するパチンコ台等に供給される。
つぎに、第2の実施例について説明する。
これは、ユニット補給樋における単位樋板の揺動を第1の実施例では隣接する単位樋板を1つおきに揺動させるに対して、単位樋板を2つおきに揺動させるようにしたものである。
図8は図5に対応してカム支持軸とその駆動系を示す斜視図である。図9は図3に対応してユニット補給樋の構成を示す縦断面図である。
ユニット補給樋100におけるカム支持軸30Aは、その軸端をベアリング40のアタッチメント47Aに差し込まれて支持されている。
カム支持軸30Aには、各ヒンジピン17に後端を支持させた単位樋板20a〜20dの各前フランジ23の下縁と係合可能に、カムローラ33が一定間隔で取り付けられている。
カム支持軸30Aは断面が正六角形で、隣接するカムローラ33は、カム支持軸30の互いに1つおきに隣接する面に順次固定された各ブラケット32に支持されて、カム支持軸30Aの軸周り方向に120°ずつずれている。カムローラ33の回転軸はカム支持軸30Aと平行である。
アタッチメント47Aは、図示省略するが、ベアリング40のアタッチメント受け部44、46(図6参照)に整合する突部と反対側に、支持穴48の代わりに、カム支持軸30Aの端部形状(断面正六角形)に整合する形状の支持穴を備えている。
ユニット補給樋100のその他の構成は第1の実施例におけるユニット補給樋10と同じである。
複数のユニット補給樋100を順次連結して搬送装置1Aを構成する際、カム支持軸30Aの前端を上流側隣接ユニット補給樋のプーリ43のアタッチメント47Aに差し込むにあたっては、アタッチメント47A、47Aを介して連結されたカム支持軸30A、30A同士間の隣接するカムローラ33が軸周り同方向に120°ずれるようにする。
図10は上述の構成における単位樋板の揺動態様を示す。
カム支持軸30Aの回転に伴って、カムローラ33が単位樋板20の前端を押し上げ、単位樋板20は後端のヒンジピン17を支点として揺動する。なお、カム支持軸30Aは図8に矢示Rで示す方向に回転する。
例えば図10の(a)に示すように、ユニット補給樋100Bの単位樋板20bが1往復の揺動をする間、上流側に隣接する単位樋板20aと、下流側に続く単位樋板20cおよび20dは、前部をストッパピン13(図9参照)に支持されて水平状態を維持する。そして、ユニット補給樋100Aでは、ユニット補給樋100Bの水平状態の単位樋板20aに隣接する単位樋板20dが水平状態で、単位樋板20cがユニット補給樋100Bの単位樋板20bと同期して揺動するとともに、その上流側に続く単位樋板20bおよび20aが水平状態を維持する。
図10の(a)の状態からカム支持軸30Aの回転が120°進むと、(b)の状態に変わる。ここでは、ユニット補給樋100Bにおいて、単位樋板20aと20dが揺動して傾斜し、単位樋板20bおよび20cが水平状態となっている。ユニット補給樋100Aにおいては、単位樋板20bが傾斜し、単位樋板20a、20cおよび20dが水平状態となる。
カム支持軸30Aがさらに120°回転すると、(c)の状態に変わる。すなわち、ユニット補給樋100Bでは、単位樋板20cが傾斜するとともに、単位樋板20a、20bおよび20dが水平状態となる。ユニット補給樋100Aでは、ユニット補給樋100Bの単位樋板20cと同期して単位樋板20aおよび20dが揺動して傾斜するとともに、単位樋板20bおよび20cが水平状態を維持する。
こうして、ユニット補給樋100を順次連結して構成した搬送装置1Aでは、単位樋板20の揺動タイミングを隣接する単位樋板間で1つずつ順次移動させながら、揺動する単位樋板の下流側に隣接する2つの単位樋板を水平状態とするよう、単位樋板が揺動していく。
単位樋板20が揺動して傾斜すると当該単位樋板上のパチンコ玉は転動して下流側に隣接する単位樋板20へ向かって移動するが、転動を開始したパチンコ玉は単位樋板20が揺動を終了して水平状態に戻っても慣性で転動を継続する。
本実施例によれば、例えば図10の(a)から(b)へ変化した場合に、ユニット補給樋100Bにおいて水平状態に戻った単位樋板20bの下流側に隣接する単位樋板20cも水平状態とされるから、第1の実施例に比較して、単位樋板20b上を慣性で転動するパチンコ玉は障害を受けることなく単位樋板20cへの移動を継続することができるという利点を有する。
また、カム支持軸30、30Aの回転速度を同一とした場合に、同時に傾斜状態となる単位樋板20の枚数、すなわち単位樋板を揺動させる頻度が低くなるので、モータ負荷も軽減される。
つぎに第3の実施例について説明する。
これは、単位樋板を3つおきに揺動させるようにしたものである。
図11は図5に対応してカム支持軸とその駆動系を示す斜視図である。図12は図3に対応してユニット補給樋の構成を示す縦断面図である。
ユニット補給樋110におけるカム支持軸30は、第1の実施例のものと同じ断面正方形で、その軸端をベアリング40のアタッチメント47に差し込まれて支持されている。
カム支持軸30には、各ヒンジピン17に後端を支持させた単位樋板20a〜20dの各前フランジ23の下縁と係合可能に、カムローラ33が一定間隔で取り付けられているが、隣接するカムローラ33は、カム支持軸30の互いに隣接する面に順次固定された各ブラケット32に支持されて、カム支持軸30の軸周り方向に90°ずつずれている。カムローラ33の回転軸はカム支持軸30と平行である。
ユニット補給樋110のその他の構成は第1の実施例におけるユニット補給樋10と同じである。
複数のユニット補給樋110を順次連結して搬送装置1Bを構成する際、カム支持軸30の前端を上流側隣接ユニット補給樋のプーリ43のアタッチメント47に差し込むにあたっては、アタッチメント47、47を介して連結されたカム支持軸30、30同士間の隣接するカムローラ33が軸周り同方向に90°ずれるようにする。
図13は上述の構成における単位樋板の揺動態様を示す。
カム支持軸30の回転に伴って、カムローラ33が単位樋板20の前端を押し上げ、単位樋板20は後端のヒンジピン17を支点として揺動する。
例えば(a)に示すように、ユニット補給樋110Bの単位樋板20aが1往復の揺動をする間、その下流側に順次隣接する単位樋板20b、20cおよび20dは、前部をストッパピン13(図12参照)に支持されて水平状態を維持する。そして、ユニット補給樋110Aでは、ユニット補給樋110Bの揺動する単位樋板20aに隣接する単位樋板20d、20cおよび20bが水平状態で、単位樋板20aがユニット補給樋110Bの単位樋板20aと同期して揺動する。
図13の(a)の状態から図11に矢示Rで示す方向にカム支持軸30の回転が90°進むと、(b)の状態に変わる。ここでは、ユニット補給樋110Bにおいて、単位樋板20dが揺動して傾斜し、その上流側に順次続く単位樋板20c、20bおよび20aが水平状態となっている。ユニット補給樋110Aにおいても、単位樋板20dが傾斜し、単位樋板20c、20bおよび20aが水平状態となる。
カム支持軸30がさらに90°回転すると、(c)の状態に変わる。すなわち、ユニット補給樋110Bでは、単位樋板20cが傾斜するとともに、単位樋板20a、20bおよび20dが水平状態となる。ユニット補給樋110Aでは、ユニット補給樋110Bの単位樋板20cと同期して単位樋板20cが揺動して傾斜するとともに、単位樋板20a、20bおよび20dが水平状態を維持する。
こうして、ユニット補給樋110を順次連結して構成した搬送装置1Bでは、単位樋板20の揺動タイミングを隣接する単位樋板間で1つずつ順次移動させながら、揺動する単位樋板の下流側に隣接する3つの単位樋板を水平状態とするよう、単位樋板が揺動していく。
本実施例によっても、揺動状態から水平状態に戻った単位樋板20の下流側に隣接する単位樋板も水平状態とされるから、第2の実施例と同様に、水平状態に戻ったばかりの単位樋板上を慣性で転動するパチンコ玉が障害を受けることなく下流側の単位樋板への移動を継続することができるという利点を有するとともに、モータ負荷も軽減される。
なお、各実施例および変形例ではユニット補給樋10の長さをパチンコ台の間隔に対応させたが、これに限定されず、例えばパチンコ台2台ごとの間隔に対応させるなど、ユニット補給樋の長さは任意に設定することができる。
また、ユニット補給樋10ごとに駆動機構の動力源としてモータ53を備えるものとしたが、隣接するユニット補給樋のカム支持軸30はベアリング40のアタッチメント47を介して互いに連結されるので、所定の複数個のユニット補給樋に対して1機のモータを設定するものとしてもよい。
1つのユニット補給樋について単位樋板20を4枚設けた例を示したが、単位樋板の枚数は1枚以上ユニット補給樋の長さ等に応じて適宜に設定することができる。
また、モータ53によるカム支持軸30の回転駆動はプーリ55、43とベルト56を介して行ったが、歯車を介して行うものとしてもよい。
複数の単位樋板20を交互に揺動させるため、カム支持軸30には単位樋板の前フランジ23の下縁を押し上げるカムローラ33を設けたものとしたが、代わりに単位樋板の主壁21または前フランジ23と摺接する偏心カムを用いることもできる。
また、各実施例および変形例では、単位樋板20を支持するヒンジピン17を両側壁11間に張り渡し、ストッパピン13は側壁から必要最小限だけ突出させたものとしたが、これに限らず、ストッパピン13を両側壁11間に張り渡し、あるいはヒンジピン17を側壁から必要最小限だけ突出させる構成としてもよい。
単位樋板20は、横フランジ22を主壁21の横両端から下方に延びるものとしたが、単位樋板単体で樋形状をなすものとしてもよい。この場合は、横フランジの下流側の一部を切り欠いて、玉供給口14への連通口とする。
さらに、単位樋板20の主壁21は平坦面としたが、左右方向の幅中心を頂点として両側を傾斜面とした横断面屋根形状とすることもでき、これにより単位樋板上のパチンコ玉を玉供給口14へ誘導し、あるいは変形例においては第2壁72へも滑らかに誘導することができる。
また、各実施例および変形例は2面のパチンコ台列を互いに背中合わせにして形成した遊技島に適用した例について示したが、本発明は片面だけの遊技島にももちろん適用することができる。
本発明の第1の実施例の全体構成を示す図である。 ユニット補給樋の構成を示す斜視図である。 ユニット補給樋の構成を示す拡大縦断面図である。 図3におけるA−A矢視拡大図である。 カム支持軸とその駆動系を示す斜視図である。 ベアリングの詳細を示す拡大断面図である。 ユニット補給樋の変形例を示す斜視図である。 第2の実施例におけるカム支持軸とその駆動系を示す斜視図である。 第2の実施例におけるユニット補給樋の構成を示す拡大縦断面図である。 第2の実施例における単位樋板の揺動態様を示す説明図である。 第3の実施例におけるカム支持軸とその駆動系を示す斜視図である。 第3の実施例におけるユニット補給樋の構成を示す拡大縦断面図である。 第3の実施例における単位樋板の揺動態様を示す説明図である。
符号の説明
1、1A、1B 搬送装置
5 上部タンク
10、10A、10B、10C、10’ 、100、100A、100B、110、110A、110B ユニット補給樋
11、70 側壁
12 フランジ
13 ストッパピン
14 玉供給口
17 ヒンジピン
20、20a〜20d 単位樋板
21 主壁
22 横フランジ
23 前フランジ
25 ピン受け部
30、30A カム支持軸
32 ブラケット
33 カムローラ(カム)
40 ベアリング
41 アウタレース
42 インナレース
43、55 プーリ
44、46 アタッチメント受け部
47、48A アタッチメント
48 支持穴
50 ベアリング支持ブラケット
52 モータ支持ブラケット
53 モータ
54 出力軸
56 ベルト
60 フレーム
61 縦部材
62 クロス部材
71 第1壁
72 第2壁
73 第3壁
74 外方傾斜部
75 ストッパ壁

Claims (2)

  1. 複数のパチンコ台を並べた遊技島の上部においてパチンコ台列方向にパチンコ玉を搬送するパチンコ玉の搬送装置であって、
    それぞれ所定長さのユニット補給樋をパチンコ台列方向に並べ、
    前記ユニット補給樋は、2つの側壁の間に水平姿勢から揺動可能とした単位樋板を配置するとともに、該単位樋板を揺動させる駆動機構を備えて、
    隣接する単位樋板が順次揺動して、該揺動により傾斜した単位樋板から隣接の水平姿勢の単位樋板へパチンコ玉を移動させることを順次繰り返すように構成したことを特徴とするパチンコ玉の搬送装置。
  2. 前記単位樋板は前記側壁と平行な横フランジを備え、該横フランジの下流側端部を切り欠いて形成したピン受け部を前記側壁に設けたヒンジピンに係合させて前記揺動の支点とし、
    前記駆動機構は、前記単位樋板にそって延びて単位樋板の上流側端部を押し上げ可能のカムを備えるカム支持軸をモータで回転駆動するものであることを特徴とする請求項1記載のパチンコ玉の搬送装置。
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