JP4892246B2 - 上型装置及びパンチ - Google Patents

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Description

本発明は、例えばタレットパンチプレス等のごときパンチプレスに装着して使用する上型装置及び上型装置に使用するパンチに係り、さらに詳細には、ハイト調整を容易に行うことのできる上型装置に関する。
従来、パンチプレスに装着して使用する上型装置においては、当該上型装置におけるパンチ刃部が摩耗すると、上記パンチ刃部の再研磨を行っている。このように、パンチ刃部の再研磨を行うと、パンチの全長が短くなるので、ハイト調整を行っている(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の上型装置の構成は、図5に示すごとき構成である。
すなわち、従来の上型装置は円筒形状のパンチガイド101を備えており、このパンチガイド101内には、下端部にパンチ刃部103を備えたパンチボディ105が上下動自在に嵌挿してある。そして、前記パンチガイド101に対する前記パンチボディ105の回転を規制するために、前記パンチガイド101に形成した上下方向のキー溝107に、前記パンチボディ105に備えたキー109が摺動自在に係合してある。
前記パンチガイド101の上部には筒状のスプリングカラー111がピン113を介して着脱可能に装着してあり、上記スプリングカラー111の上部には、ロック部材115が螺着固定してある。そして、上記ロック部材115にはパンチヘッド117が上下動自在に支持されており、このパンチヘッド117に形成した雌ネジ部には、前記パンチボディ105の上端部に形成したネジ部が上下位置調節可能に螺合してある。そして、パンチヘッド117の下端部と当接自在な環状のスプリング座119と前記スプリングカラー111の底部との間には、ストリッパースプリング121が弾装してある。
前記ロック部材115に対する前記パンチヘッド117の回転を規制するために、前記パンチヘッド117の外周面の複数箇所には、上下方向の溝123が周方向に等間隔に形成してある。そして、前記ロック部材115に備えたロック手段125におけるロック片127が前記溝123に係合離脱可能に備えられている。なお、上記ロック手段125の構成は公知であるから詳細についての説明は省略する。
前記構成において、パンチヘッド117の溝123にロック片127が係合した状態にあるときは、前記ロック手段125に対するパンチヘッド117の回動は規制された状態にある。したがって、パンチプレスに備えた上下動自在なストライカー(図示省略)によってパンチヘッド117を打圧すると、パンチヘッド117及びパンチボディ105はストリッパースプリング121の付勢力に抗して下降され、ダイ(図示省略)上のワークに対して打抜き加工が行われるものである。
そして、前記パンチヘッド117の溝123とロック片127との係合を解除した状態においてパンチヘッド117を回転するとき、パンチボディ105はキー109によって回転が規制されているので、上下に位置調節され得るものである。前述のごとくパンチヘッド117を回転して、パンチボディ105の上端部とパンチヘッド117の螺合を解除することにより、パンチボディ105を、パンチガイド101から下方向へ抜き出すことが可能であり、パンチ刃部103の再研磨を行うことができるものである。
特開2001−105053号公報
前述したごとき従来の構成においては、パンチ刃部103が摩耗した場合、工具を使用することなく金型装置(上型装置)に対してパンチボディ105を着脱して再研磨を行うことができると共に、ハイト調整を行うことができるものである。
しかし、前記構成においては、パンチボディ105に対してパンチヘッド117を回転するとき、パンチボディ105に備えたキー109がパンチガイド101のキー溝107に係合した構成においてパンチボディ105の回転を規制するものであるから、例えばパンチ刃部103が円形であってパンチボディ105の回転が許容されるような構成であっても、キー、キー溝を必要とするものであり、加工の容易性,構成の簡素化を図る上においてさらなる改善が求められていた。
また、従来の構成においては、パンチガイドに対してパンチボディを下側から挿入して、パンチヘッドに対してパンチボディの上端部を螺合する構成であるから、組立作業が厄介であると共に、パンチボディを上下調節したとき、パンチヘッドの上面からパンチ刃部までの寸法を測定することが中々厄介であるという問題がある。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、下端部にパンチ刃部(9)を備えたパンチボディ(13)を上下動自在に嵌入したパンチガイド(3)の上部にリテーナカラー(21)を着脱可能に備え、前記パンチボディ(13)に備えたパンチドライバ(15)の先端部に形成したネジ部(17)と調整可能に螺合する雌メジ部を備えたパンチヘッド(27)に、相対的に回転することなくスプリング座(33)を上下動可能に備えると共に、前記パンチヘッド(27)とスプリング座(33)との間に弾性部材(43)を弾装したストリッパーユニット(25)を備え、前記リテーナカラー(21)に対する前記パンチボディ(13)の相対的な回転を規制可能に設けると共に、前記ストリッパーユニット(25)における前記スプリング座(33)を、前記リテーナカラー(21)上に相対的に回転固定可能に取付けてあることを特徴とするものである。
また、前記上型装置において、前記リテーナカラー(21)に対する前記パンチボディ(13)の相対的な回転を規制するために、前記パンチドライバ(15)の外周面に形成した溝状の係止部(19)に先端部が係合離脱可能な係止片(55)を、前記リテーナカラー(21)に径方向へ移動可能かつ内方向へ付勢して備えていることを特徴とするものである。
また、前記上型装置において、前記リテーナカラー(21)と前記スプリング座(33)とを相対的に回転固定可能に取付けるために、前記リテーナカラー(21)の上面又は前記スプリング座(33)の下面に、複数の係合凹部(47)を周方向に等間隔に備えた周溝(45)を備え、前記スプリング座(33)の下面又は前記リテーナカラー(21)の上面に、前記係合凹部(47)に係合自在かつ前記周溝(45)の位置へ移動自在なロック片(49)を備えたスライダ(51)を径方向へ移動自在に備えると共に、前記係合凹部(47)と前記ロック片(49)の係合状態に保持すべく前記スライダ(51)を径方向に付勢してあることを特徴とするものである。
また、前記上型装置において、前記パンチガイド(3)にはキー溝がなく、かつ前記パンチボディ(13)には、前記キー溝に係合するキーがないことを特徴とするものである。
また、前記上型装置に使用するパンチであって、先端部にパンチ刃部(9)を備えたパンチボディ(13)に、当該パンチボディ(13)の径よりも小径のパンチドライバ(15)を備え、このパンチドライバ(15)の先端部に、上型装置におけるパンチヘッド(27)に備えた雌ネジ部に調整可能に螺合するネジ部(17)を備え、前記パンチドライバ(15)の基部付近に、上型装置におけるリテーナカラー(21)に径方向へ移動可能に備えた係止片(55)の先端部が係合離脱可能な溝状の係止部を当該パンチドライバ(15)の軸心と平行に備え、かつ前記パンチボディ(13)にキーを備えていないことを特徴とするものである。
本発明によれば、パンチガイドにキー溝が不要であると共にパンチボディには上記キー溝に係合するキーが不要であり、加工の容易化,構成の簡素化を図ることができるものである。また、ストリッパーユニット,リテーナカラー及びパンチボディを予め組立てた状態において上記パンチボディをパンチガイドに対して嵌合することができ、組立てが容易であると共に、パンチボディを再研磨して調整を行った後においても、パンチヘッドの上面からパンチボディの先端部のパンチ刃部までの長さ寸法を正確に測定することができ、金型のハイト調整を正確に行うことができるものである。
図1を参照するに、本発明の実施形態に係る上型装置(金型装置)1は、円筒形状のパンチガイド3を備えており、このパンチガイド3の下端部には、例えばOリングなどのごとき適宜の係止具5を介してストリッパープレート7が着脱可能に取付けてある。なお、上記ストリッパープレート7は、前記パンチガイド3と予め一体的に形成することも可能である。
前記パンチガイド3内には、下端部にパンチ刃部9を備えたパンチ11が上下動自在に嵌入してある。上記パンチ11は、前記パンチガイド3内に摺動自在に嵌入した大径のパンチボディ13の下部に前記パンチ刃部9を備えた構成であって、上記パンチボディ13の上部には、パンチボディ13よりも小径のパンチドライバ15が一体に備えられている。したがって、パンチドライバ15はパンチボディ13の一部とみなすことができるものである。上記パンチドライバ15の先端部にはネジ部17が形成してあり、かつパンチドライバ15の基部付近(前記パンチボディ13に近接した位置)の外周面には、パンチドライバ15の軸心と平行な溝状の係止部19が、適宜長さに形成してある。
なお、前記パンチボディ13とパンチドライバ15とを別体に構成し、例えばボルト等のごとき連結具によって一体化することも可能である。この場合も、一体化してあることにより、パンチドライバ15をパンチボディ13の一部と見なすことができる。
前記パンチガイド3の上部にはリテーナカラー21がOリング等のごとき適宜の係止部材23を介して着脱可能に装着してあり、このリテーナカラー21の上部にはストリッパーユニット25が装着してある。換言すれば、前記リテーナカラー21は、前記パンチガイド3と前記ストリッパーユニット25との間に備えられているものである。
前記ストリッパーユニット25は、前記パンチボディ13の前記ネジ部17と調整可能に螺合した雌ネジ部を備えた調整ネジ部材としてのパンチヘッド27を備えている。このパンチヘッド27は上下方向に長い円筒形状に形成してあって、上端部には、例えばリング部材などのごとき固定具29を介してフランジ部材31が一体的に固定してある。
前記パンチヘッド27の下端側には、スプリング座33が相対的に回転することなく上下動可能に装着してある。前記スプリング座33において上方に長い筒状部35が前記パンチヘッド27の下部外周に上下動可能に嵌合してあり、この筒状部35に形成した上下方向のキー溝37に、前記パンチヘッド27に備えたキー39が係合してある。そして、前記パンチヘッド27の下端外周面には抜け止め防止部材としての抜け止めリング41が固定してある。そして、前記フランジ部材31とスプリング座33との間に、ストリッパースプリングのごとき付勢手段としての適宜の弾性部材43が弾装してある。
前記パンチガイド3と前記ストリッパーユニット25との間に備えた前記リテーナカラー21は、例えばOリング等のごとき適宜の係止具44を介して前記スプリング座33に対して着脱可能かつ相対的に回動固定可能に取付けてある。すなわち、前記リテーナカラー21のフランジ部の上面に当接したスプリング座33の下面には周溝45が形成してあり、この周溝45の外周側には径方向(放射方向)の複数の係合凹部47が周方向に等間隔に備えられている。
そして、前記リテーナカラー21には、前記係合凹部47に係合自在かつ前記周溝45の位置へ移動自在なピン状のロック片49を備えたスライダ51が径方向へ移動自在に備えなられている。前記係合凹部47と前記ロック片49との係合状態を保持するように、前記スライダ51は、リテーナカラー21に備えたコイルスプリング等のごとき弾性部材53よりなる付勢手段によって常に放射外方向へ付勢されている。
したがって、常態においては、前記ロック片49は前記係合凹部47に係合した状態に保持されるものであって、前記弾性部材53の付勢力に抗して前記スライダ51を放射内方向へ押圧したときには、前記ロック片49は前記係合凹部47から離脱して前記周溝45の位置へ移動するものである。なお、実施形態においては、周溝45及び係合凹部47をスプリング座33側に形成し、前記ロック片49をリテーナカラー21側に備えた場合について例示した。しかし、前記周溝45やロック片49を設ける位置は相対的なものであり、リテーナカラー21側に周溝45及び係合凹部47を形成してスプリング座33側にロック片49を径方向へ移動自在に備えた構成とすることも可能である。
前記リテーナカラー21に対する前記パンチボディ13の相対的な回転(回動)を規制するために、前記リテーナカラー21には、前記パンチドライバ15に形成した前記係止部19に先端部(内端部)が係合離脱可能な係止片55が径方向(放射方向)へ移動可能に備えられている。この係止片55は、リテーナカラー21に備えた付勢手段の一例としてのコイルスプリング等のごとき弾性部材57によって常に放射内方向に付勢されている。
したがって、常態においては、前記係止片55の先端部は常に係止部19に係合した状態にあって、リテーナカラー21に対するパンチボディ13の相対的な回転は規制された状態にある。しかし、前記係止片55に備えた操作ピン59を操作して、前記弾性部材57の付勢力に抗して前記係止片55を放射外方向に移動すると、前記係止部19から係止片55の先端部が離脱し、リテーナカラー21に対してパンチボディ13を相対的に回動可能な状態となる。
以上のごとき構成において、図1に示すごとき状態においては、前記リテーナカラー21とスプリング座33は相対的に回動不能な状態にあり、かつリテーナカラー21に対してパンチボディ13は相対的に回動不能な状態にある。このような状態にある金型装置1をパンチプレス(図示省略)に装着し、通常と同様に、パンチプレスに上下動自在に備えたストライカによってパンチヘッド27を打圧してプレス加工を行うと、パンチヘッド27及びパンチ11が弾性部材43の付勢力に抗して、パンチガイド3に対して下降され、前記ストライカの上昇時には、前記弾性部材43の付勢力により上昇復帰されるものである。
前記パンチ11におけるパンチ刃部9が摩耗して再研磨が必要なときには、前記係止部材23による係止を解除すべくリテーナカラー21及びパンチボディ13をパンチガイド3から上方向へ一体的に引き抜く。その後、パンチ11における前記係止部19に対する係止片55の係止を解除した状態に保持して、リテーナカラー21,パンチヘッド27等に対してパンチ11を緩める方向へ回動することにより、パンチヘッドのネジ部とパンチ11のネジ部17との螺合を解除して、パンチ11を取り外すことができる。したがって、パンチ刃部9の再研磨加工を行うことができる。
その後、前述とは逆に、パンチ11のネジ部17をパンチヘッド27のネジ部に螺合することにより、パンチ11とパンチヘッド27とを一体化することができる。そして、パンチ11の前記係止部19に係止片55の先端部を係止して、リテーナカラー21とパンチ11とを相対的に回転しないように一体化したときには、前記スライダ51を内方向へ移動して、前述したように、周溝45の係合凹部47からロック片49を離脱した状態に保持することにより、リテーナカラー21に対してスプリング座33すなわちストリッパーユニット25を相対的に回動することができる。
したがって、パンチヘッド27に対するパンチ11のネジ部17の螺合位置を調節することができ、ハイト調整を行うことができる。この際、パンチ11をパンチガイド3から抜き出した状態にある場合には、パンチヘッド27の上面からパンチ刃部9までの寸法を正確に測定することができるものである。なお、既に理解されるように、リテーナカラー21に対してスプリング座33を相対的に回動してハイト調整を行うものであるから、パンチガイド3内にパンチボディ13を嵌入した状態においてもハイト調整を行うことができるものである。
前記説明より理解されるように、ハイト調整を行うには、リテーナカラー21に対してスプリング座33を相対的に回動することによって行われ得るものであるから、前述した従来の構成のような、パンチガイド3にキー溝が不要になると共に上記キー溝に係合するキーが不要になるものである。したがって、パンチガイド等の加工が容易であると共に構成の簡素化を図ることができるものである。
また、前記スプリング座33とリテーナカラー21とを予め組合せた状態において、パンチヘッド27に対してパンチ11を着脱することができるので、パンチヘッド27等を備えたストリッパーユニット25とリテーナカラー21及びパンチ11を予め組合せた状態とすることができ、パンチヘッド27に対するパンチ11の組込みを容易に行い得るものである。
ところで、本発明は、前述したごとき実施形態に限ることなく、適宜の変更を行うことにより、その他の態様でもって実施可能である。例えば、前記係止部19を、図2に示すように周方向に多数備えた構成,すなわちセレーションのごとき構成とすることも可能である。また、前記ロック片49を、上下動自在に備えた上下スライダ51Aに備えた構成とし、かつリテーナカラー21に備えた弾性部材53Aによって常に上方向へ付勢した構成とする。そして、前記ロック片49が係脱自在な係合凹部47Aは、スプリング座33の下面の同一円上に適宜間隔に形成した複数の穴の構成とすることも可能である。
また、図3に示すように、前記係止片55に備えた操作ピン59Aを、前記スプリング座33における前記周溝45内に突出した構成とし、この周溝45に、前記係止凹部47よりも大きく操作ピン59Aが係合可能な係合凹部47Aを形成した構成とする。この構成においては、リテーナカラー21に対してスプリング座33を相対的に回動し、前記操作ピン59Aと係合凹部47Aとが対応したときに、係合凹部47Aに操作ピン59Aが係合可能になるものである。
さらには、前記ストリッパーユニット25を、図4に示すごとき構成とすることも可能である。すなわち、前述の実施形態においては、弾性部材43(ストリッパースプリング)の内側においてパンチヘッド27とスプリング座33を連結してあるが、図4に示すように、前記弾性部材43を囲繞する円筒形状のカバー61によって連結する構成とすることも可能である。
この場合、前記スプリング座33と前記筒状部35に相当するカバー61の下部を適宜の固定用リング部材等からなる固定部材63によって一体的に固定する。そして、カバー61の上端内部に備えた内方フランジ61Fによって前記パンチヘッド27の上方向への移動を規制し、かつカバー61に形成した上下方向のスロット61Sに、パンチヘッド27に備えたピン等のごとき係合片65を上下動可能に係合して、カバー61に対するパンチヘッド27の相対的な回動を規制する構成とする。さらに、前記スプリング座33の下面に形成した周溝45に連通する係合凹部47を前記カバー61の下端面に形成した構成とすることができるものである。
上記構成においては、スプリング座33とカバー61は固定部材63によって一体化してあるから、スプリング座33とカバー61とを一体物と見なすことができるものである。すなわち、スプリング座33とカバー61とを予め一体に構成することも可能なものであるが、加工上の関係において、スプリング座33とカバー61とを別々に加工し、一体的に組合せてあるものである。なお、ストリッパーユニット25の構成としては、スプリング座33とカバー61とを一体物と見なすことができるもので、カバー61はスプリング座33の一部と見なすことができるものである。
すなわち、ストリッパーユニット25の構成としては、種々の変更を加えて種々の形態でもって実施可能なものである。
本発明の実施形態に係る金型装置の断面説明図である。 第2の実施形態を示す主要部分の断面説明図である。 第3の実施形態を示す主要部分の断面説明図である。 第4の実施形態を示す主要部分の断面説明図である。 従来の金型装置の構成を示す断面説明図である。
符号の説明
1 上型装置(金型装置)
3 パンチガイド
9 パンチ刃部
11 パンチ
13 パンチボディ
15 パンチドライバ
17 ネジ部
19 係止部
21 リテーナカラー
25 ストリッパーユニット
27 パンチヘッド(調整ネジ部材)
43 弾性部材
55 係止片

Claims (5)

  1. 下端部にパンチ刃部(9)を備えたパンチボディ(13)を上下動自在に嵌入したパンチガイド(3)の上部にリテーナカラー(21)を着脱可能に備え、前記パンチボディ(13)に備えたパンチドライバ(15)の先端部に形成したネジ部(17)と調整可能に螺合する雌メジ部を備えたパンチヘッド(27)に、相対的に回転することなくスプリング座(33)を上下動可能に備えると共に、前記パンチヘッド(27)とスプリング座(33)との間に弾性部材(43)を弾装したストリッパーユニット(25)を備え、前記リテーナカラー(21)に対する前記パンチボディ(13)の相対的な回転を規制可能に設けると共に、前記ストリッパーユニット(25)における前記スプリング座(33)を、前記リテーナカラー(21)上に相対的に回転固定可能に取付けてあることを特徴とする上型装置。
  2. 請求項1に記載の上型装置において、前記リテーナカラー(21)に対する前記パンチボディ(13)の相対的な回転を規制するために、前記パンチドライバ(15)の外周面に形成した溝状の係止部(19)に先端部が係合離脱可能な係止片(55)を、前記リテーナカラー(21)に径方向へ移動可能かつ内方向へ付勢して備えていることを特徴とする上型装置。
  3. 請求項1又は2に記載の上型装置において、前記リテーナカラー(21)と前記スプリング座(33)とを相対的に回転固定可能に取付けるために、前記リテーナカラー(21)の上面又は前記スプリング座(33)の下面に、複数の係合凹部(47)を周方向に等間隔に備えた周溝(45)を備え、前記スプリング座(33)の下面又は前記リテーナカラー(21)の上面に、前記係合凹部(47)に係合自在かつ前記周溝(45)の位置へ移動自在なロック片(49)を備えたスライダ(51)を径方向へ移動自在に備えると共に、前記係合凹部(47)と前記ロック片(49)の係合状態に保持すべく前記スライダ(51)を径方向に付勢してあることを特徴とする上型装置。
  4. 請求項1,2又は3に記載の上型装置において、前記パンチガイド(3)にはキー溝がなく、かつ前記パンチボディ(13)には、前記キー溝に係合するキーがないことを特徴とする上型装置。
  5. 請求項1,2又は3に記載の上型装置に使用するパンチであって、先端部にパンチ刃部(9)を備えたパンチボディ(13)に、当該パンチボディ(13)の径よりも小径のパンチドライバ(15)を備え、このパンチドライバ(15)の先端部に、上型装置におけるパンチヘッド(27)に備えた雌ネジ部に調整可能に螺合するネジ部(17)を備え、前記パンチドライバ(15)の基部付近に、上型装置におけるリテーナカラー(21)に径方向へ移動可能に備えた係止片(55)の先端部が係合離脱可能な溝状の係止部を当該パンチドライバ(15)の軸心と平行に備え、かつ前記パンチボディ(13)にキーを備えていないことを特徴とするパンチ。
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