JP2007038291A - 上型装置及びパンチ - Google Patents

上型装置及びパンチ Download PDF

Info

Publication number
JP2007038291A
JP2007038291A JP2006027378A JP2006027378A JP2007038291A JP 2007038291 A JP2007038291 A JP 2007038291A JP 2006027378 A JP2006027378 A JP 2006027378A JP 2006027378 A JP2006027378 A JP 2006027378A JP 2007038291 A JP2007038291 A JP 2007038291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
retainer collar
spring seat
stripper unit
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006027378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4892246B2 (ja
JP2007038291A5 (ja
Inventor
Shigeru Endo
茂 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
APUROTEKKU KK
Amada Co Ltd
Aprotec Co Ltd
Original Assignee
APUROTEKKU KK
Amada Co Ltd
Aprotec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by APUROTEKKU KK, Amada Co Ltd, Aprotec Co Ltd filed Critical APUROTEKKU KK
Priority to JP2006027378A priority Critical patent/JP4892246B2/ja
Priority to PCT/JP2006/313211 priority patent/WO2007004601A1/ja
Priority to TW95124269A priority patent/TWI299008B/zh
Publication of JP2007038291A publication Critical patent/JP2007038291A/ja
Publication of JP2007038291A5 publication Critical patent/JP2007038291A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4892246B2 publication Critical patent/JP4892246B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/24Perforating, i.e. punching holes
    • B21D28/34Perforating tools; Die holders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D45/00Ejecting or stripping-off devices arranged in machines or tools dealt with in this subclass
    • B21D45/003Ejecting or stripping-off devices arranged in machines or tools dealt with in this subclass in punching machines or punching tools
    • B21D45/006Stripping-off devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

【課題】工具を用いることなくハイト調整を行うことができると共にパンチガイドにキー溝が不要な上型装置を提供する。
【解決手段】下端部にパンチ刃部9を備えたパンチボディ13を上下動自在に嵌入したパンチガイド3の上部に、前記パンチボディ13に形成したネジ部17と螺合した調整ネジ部材27を備えると共に前記パンチボディ13を上方向へ付勢する付勢手段43を備えたストリッパーユニット25を着脱可能に備えた上型装置1であって、前記パンチガイド3と前記ストリッパーユニット25との間に、前記パンチボディ13に形成した係止部19に先端部が係合離脱可能な係止片55を備えたリテーナカラー21を、前記ストリッパーユニット25に対して相対的に回動固定可能に備えており、前記ストリッパーユニット25と前記リテーナカラー21とを組合わせた状態において前記パンチガイド3に対して前記パンチボディ13が着脱可能な構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばタレットパンチプレス等のごときパンチプレスに装着して使用する上型装置及び上型装置に使用するパンチに係り、さらに詳細には、ハイト調整を容易に行うことのできる上型装置に関する。
従来、パンチプレスに装着して使用する上型装置においては、当該上型装置におけるパンチ刃部が摩耗すると、上記パンチ刃部の再研磨を行っている。このように、パンチ刃部の再研磨を行うと、パンチの全長が短くなるので、ハイト調整を行っている(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の上型装置の構成は、図5に示すごとき構成である。
すなわち、従来の上型装置は円筒形状のパンチガイド101を備えており、このパンチガイド101内には、下端部にパンチ刃部103を備えたパンチボディ105が上下動自在に嵌挿してある。そして、前記パンチガイド101に対する前記パンチボディ105の回転を規制するために、前記パンチガイド101に形成した上下方向のキー溝107に、前記パンチボディ105に備えたキー109が摺動自在に係合してある。
前記パンチガイド101の上部には筒状のスプリングカラー111がピン113を介して着脱可能に装着してあり、上記スプリングカラー111の上部には、ロック部材115が螺着固定してある。そして、上記ロック部材115にはパンチヘッド117が上下動自在に支持されており、このパンチヘッド117に形成した雌ネジ部には、前記パンチボディ105の上端部に形成したネジ部が上下位置調節可能に螺合してある。そして、パンチヘッド117の下端部と当接自在な環状のスプリング座119と前記スプリングカラー111の底部との間には、ストリッパースプリング121が弾装してある。
前記ロック部材115に対する前記パンチヘッド117の回転を規制するために、前記パンチヘッド117の外周面の複数箇所には、上下方向の溝123が周方向に等間隔に形成してある。そして、前記ロック部材115に備えたロック手段125におけるロック片127が前記溝123に係合離脱可能に備えられている。なお、上記ロック手段125の構成は公知であるから詳細についての説明は省略する。
前記構成において、パンチヘッド117の溝123にロック片127が係合した状態にあるときは、前記ロック手段125に対するパンチヘッド117の回動は規制された状態にある。したがって、パンチプレスに備えた上下動自在なストライカー(図示省略)によってパンチヘッド117を打圧すると、パンチヘッド117及びパンチボディ105はストリッパースプリング121の付勢力に抗して下降され、ダイ(図示省略)上のワークに対して打抜き加工が行われるものである。
そして、前記パンチヘッド117の溝123とロック片127との係合を解除した状態においてパンチヘッド117を回転するとき、パンチボディ105はキー109によって回転が規制されているので、上下に位置調節され得るものである。前述のごとくパンチヘッド117を回転して、パンチボディ105の上端部とパンチヘッド117の螺合を解除することにより、パンチボディ105を、パンチガイド101から下方向へ抜き出すことが可能であり、パンチ刃部103の再研磨を行うことができるものである。
特開2001−105053号公報
前述したごとき従来の構成においては、パンチ刃部103が摩耗した場合、工具を使用することなく金型装置(上型装置)に対してパンチボディ105を着脱して再研磨を行うことができると共に、ハイト調整を行うことができるものである。
しかし、前記構成においては、パンチボディ105に対してパンチヘッド117を回転するとき、パンチボディ105に備えたキー109がパンチガイド101のキー溝107に係合した構成においてパンチボディ105の回転を規制するものであるから、例えばパンチ刃部103が円形であってパンチボディ105の回転が許容されるような構成であっても、キー、キー溝を必要とするものであり、加工の容易性,構成の簡素化を図る上においてさらなる改善が求められていた。
また、従来の構成においては、パンチガイドに対してパンチボディを下側から挿入して、パンチヘッドに対してパンチボディの上端部を螺合する構成であるから、組立作業が厄介であると共に、パンチボディを上下調節したとき、パンチヘッドの上面からパンチ刃部までの寸法を測定することが中々厄介であるという問題がある。
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、下端部にパンチ刃部を備えたパンチボディを上下動自在に嵌入したパンチガイドの上部に、前記パンチボディに形成したネジ部と螺合した調整ネジ部材を備えると共に前記パンチボディを上方向へ付勢する付勢手段を備えたストリッパーユニットを着脱可能に備えた上型装置であって、前記パンチガイドと前記ストリッパーユニットとの間に、前記パンチボディに形成した係止部に先端部が係合離脱可能な係止片を備えたリテーナカラーを、前記ストリッパーユニットに対して相対的に回動固定可能に備えていることを特徴とするものである。
また、前記上型装置において、前記ストリッパーユニットと前記リテーナカラーとを組合わせた状態において前記パンチガイドに対して前記パンチボディが着脱可能な構成であることを特徴とするものである。
また、前記上型装置において、前記ストリッパーユニットは、前記調整ネジ部材であるパンチヘッドと、このパンチヘッドに対して相対的に上下動可能に備えられたスプリング座とを備え、前記パンチヘッドと前記スプリング座との間に弾性部材を弾装した構成であり、前記リテーナカラーには、前記係止片が径方向に移動可能に備えられており、かつ前記リテーナカラーと前記スプリング座とを一体化するために、前記スプリング座又は前記リテーナカラーの一方に係合凹部を備え、前記スプリング座又は前記リテーナカラーの他方に、前記係合凹部に対して係合離脱可能なロック片を備えていることを特徴とするものである。
また、パンチガイドの上部にリテーナカラーを着脱可能に備え、前記パンチガイド内にパンチボディを上下動自在に嵌入して備え、前記パンチボディの上部に螺合したパンチヘッドを、前記リテーナカラー上に相対的に回動固定可能に取付けたスプリング座の上方において上下動可能に設けると共に、前記スプリング座と前記パンチヘッドとを相対的に回転することなく上下動可能に設け、前記スプリング座の下面に形成した周溝に放射方向の複数の係合凹部を設け、前記リテーナカラーに径方向へ移動自在に備えたスライダに、前記係合凹部に係合自在かつ前記周溝の位置へ移動自在なロック片を備えていることを特徴とするものである。
また、上型装置に使用するパンチであって、先端部にパンチ刃部を備えたパンチボディに、当該パンチボディの径よりも小径のパンチドライバを備え、このパンチドライバの先端部にネジ部を備え、かつ前記パンチドライバの基部付近に、当該パンチドライバの軸心と平行な溝状の係止部を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、パンチガイドにキー溝が不要であると共にパンチボディには上記キー溝に係合するキーが不要であり、加工の容易化,構成の簡素化を図ることができるものである。また、ストリッパーユニット,リテーナカラー及びパンチボディを予め組立てた状態において上記パンチボディをパンチガイドに対して嵌合することができ、組立てが容易であると共に、パンチボディを再研磨して調整を行った後においても、パンチヘッドの上面からパンチボディの先端部のパンチ刃部までの長さ寸法を正確に測定することができ、金型のハイト調整を正確に行うことができるものである。
図1を参照するに、本発明の実施形態に係る上型装置(金型装置)1は、円筒形状のパンチガイド3を備えており、このパンチガイド3の下端部には、例えばOリングなどのごとき適宜の係止具5を介してストリッパープレート7が着脱可能に取付けてある。なお、上記ストリッパープレート7は、前記パンチガイド3と予め一体的に形成することも可能である。
前記パンチガイド3内には、下端部にパンチ刃部9を備えたパンチ11が上下動自在に嵌入してある。上記パンチ11は、前記パンチガイド3内に摺動自在に嵌入した大径のパンチボディ13の下部に前記パンチ刃部9を備えた構成であって、上記パンチボディ13の上部には、パンチボディ13よりも小径のパンチドライバ15が一体に備えられている。したがって、パンチドライバ15はパンチボディ13の一部とみなすことができるものである。上記パンチドライバ15の先端部にはネジ部17が形成してあり、かつパンチドライバ15の基部付近(前記パンチボディ13に近接した位置)の外周面には、パンチドライバ15の軸心と平行な溝状の係止部19が、適宜長さに形成してある。
なお、前記パンチボディ13とパンチドライバ15とを別体に構成し、例えばボルト等のごとき連結具によって一体化することも可能である。この場合も、一体化してあることにより、パンチドライバ15をパンチボディ13の一部と見なすことができる。
前記パンチガイド3の上部にはリテーナカラー21がOリング等のごとき適宜の係止部材23を介して着脱可能に装着してあり、このリテーナカラー21の上部にはストリッパーユニット25が装着してある。換言すれば、前記リテーナカラー21は、前記パンチガイド3と前記ストリッパーユニット25との間に備えられているものである。
前記ストリッパーユニット25は、前記パンチボディ13の前記ネジ部17と調整可能に螺合した雌ネジ部を備えた調整ネジ部材としてのパンチヘッド27を備えている。このパンチヘッド27は上下方向に長い円筒形状に形成してあって、上端部には、例えばリング部材などのごとき固定具29を介してフランジ部材31が一体的に固定してある。
前記パンチヘッド27の下端側には、スプリング座33が相対的に回転することなく上下動可能に装着してある。前記スプリング座33において上方に長い筒状部35が前記パンチヘッド27の下部外周に上下動可能に嵌合してあり、この筒状部35に形成した上下方向のキー溝37に、前記パンチヘッド27に備えたキー39が係合してある。そして、前記パンチヘッド27の下端外周面には抜け止め防止部材としての抜け止めリング41が固定してある。そして、前記フランジ部材31とスプリング座33との間に、ストリッパースプリングのごとき付勢手段としての適宜の弾性部材43が弾装してある。
前記パンチガイド3と前記ストリッパーユニット25との間に備えた前記リテーナカラー21は、例えばOリング等のごとき適宜の係止具44を介して前記スプリング座33に対して着脱可能かつ相対的に回動固定可能に取付けてある。すなわち、前記リテーナカラー21のフランジ部の上面に当接したスプリング座33の下面には周溝45が形成してあり、この周溝45の外周側には径方向(放射方向)の複数の係合凹部47が周方向に等間隔に備えられている。
そして、前記リテーナカラー21には、前記係合凹部47に係合自在かつ前記周溝45の位置へ移動自在なピン状のロック片49を備えたスライダ51が径方向へ移動自在に備えなられている。前記係合凹部47と前記ロック片49との係合状態を保持するように、前記スライダ51は、リテーナカラー21に備えたコイルスプリング等のごとき弾性部材53よりなる付勢手段によって常に放射外方向へ付勢されている。
したがって、常態においては、前記ロック片49は前記係合凹部47に係合した状態に保持されるものであって、前記弾性部材53の付勢力に抗して前記スライダ51を放射内方向へ押圧したときには、前記ロック片49は前記係合凹部47から離脱して前記周溝45の位置へ移動するものである。なお、実施形態においては、周溝45及び係合凹部47をスプリング座33側に形成し、前記ロック片49をリテーナカラー21側に備えた場合について例示した。しかし、前記周溝45やロック片49を設ける位置は相対的なものであり、リテーナカラー21側に周溝45及び係合凹部47を形成してスプリング座33側にロック片49を径方向へ移動自在に備えた構成とすることも可能である。
前記リテーナカラー21に対する前記パンチボディ13の相対的な回転(回動)を規制するために、前記リテーナカラー21には、前記パンチドライバ15に形成した前記係止部19に先端部(内端部)が係合離脱可能な係止片55が径方向(放射方向)へ移動可能に備えられている。この係止片55は、リテーナカラー21に備えた付勢手段の一例としてのコイルスプリング等のごとき弾性部材57によって常に放射内方向に付勢されている。
したがって、常態においては、前記係止片55の先端部は常に係止部19に係合した状態にあって、リテーナカラー21に対するパンチボディ13の相対的な回転は規制された状態にある。しかし、前記係止片55に備えた操作ピン59を操作して、前記弾性部材57の付勢力に抗して前記係止片55を放射外方向に移動すると、前記係止部19から係止片55の先端部が離脱し、リテーナカラー21に対してパンチボディ13を相対的に回動可能な状態となる。
以上のごとき構成において、図1に示すごとき状態においては、前記リテーナカラー21とスプリング座33は相対的に回動不能な状態にあり、かつリテーナカラー21に対してパンチボディ13は相対的に回動不能な状態にある。このような状態にある金型装置1をパンチプレス(図示省略)に装着し、通常と同様に、パンチプレスに上下動自在に備えたストライカによってパンチヘッド27を打圧してプレス加工を行うと、パンチヘッド27及びパンチ11が弾性部材43の付勢力に抗して、パンチガイド3に対して下降され、前記ストライカの上昇時には、前記弾性部材43の付勢力により上昇復帰されるものである。
前記パンチ11におけるパンチ刃部9が摩耗して再研磨が必要なときには、前記係止部材23による係止を解除すべくリテーナカラー21及びパンチボディ13をパンチガイド3から上方向へ一体的に引き抜く。その後、パンチ11における前記係止部19に対する係止片55の係止を解除した状態に保持して、リテーナカラー21,パンチヘッド27等に対してパンチ11を緩める方向へ回動することにより、パンチヘッドのネジ部とパンチ11のネジ部17との螺合を解除して、パンチ11を取り外すことができる。したがって、パンチ刃部9の再研磨加工を行うことができる。
その後、前述とは逆に、パンチ11のネジ部17をパンチヘッド27のネジ部に螺合することにより、パンチ11とパンチヘッド27とを一体化することができる。そして、パンチ11の前記係止部19に係止片55の先端部を係止して、リテーナカラー21とパンチ11とを相対的に回転しないように一体化したときには、前記スライダ51を内方向へ移動して、前述したように、周溝45の係合凹部47からロック片49を離脱した状態に保持することにより、リテーナカラー21に対してスプリング座33すなわちストリッパーユニット25を相対的に回動することができる。
したがって、パンチヘッド27に対するパンチ11のネジ部17の螺合位置を調節することができ、ハイト調整を行うことができる。この際、パンチ11をパンチガイド3から抜き出した状態にある場合には、パンチヘッド27の上面からパンチ刃部9までの寸法を正確に測定することができるものである。なお、既に理解されるように、リテーナカラー21に対してスプリング座33を相対的に回動してハイト調整を行うものであるから、パンチガイド3内にパンチボディ13を嵌入した状態においてもハイト調整を行うことができるものである。
前記説明より理解されるように、ハイト調整を行うには、リテーナカラー21に対してスプリング座33を相対的に回動することによって行われ得るものであるから、前述した従来の構成のような、パンチガイド3にキー溝が不要になると共に上記キー溝に係合するキーが不要になるものである。したがって、パンチガイド等の加工が容易であると共に構成の簡素化を図ることができるものである。
また、前記スプリング座33とリテーナカラー21とを予め組合せた状態において、パンチヘッド27に対してパンチ11を着脱することができるので、パンチヘッド27等を備えたストリッパーユニット25とリテーナカラー21及びパンチ11を予め組合せた状態とすることができ、パンチヘッド27に対するパンチ11の組込みを容易に行い得るものである。
ところで、本発明は、前述したごとき実施形態に限ることなく、適宜の変更を行うことにより、その他の態様でもって実施可能である。例えば、前記係止部19を、図2に示すように周方向に多数備えた構成,すなわちセレーションのごとき構成とすることも可能である。また、前記ロック片49を、上下動自在に備えた上下スライダ51Aに備えた構成とし、かつリテーナカラー21に備えた弾性部材53Aによって常に上方向へ付勢した構成とする。そして、前記ロック片49が係脱自在な係合凹部47Aは、スプリング座33の下面の同一円上に適宜間隔に形成した複数の穴の構成とすることも可能である。
また、図3に示すように、前記係止片55に備えた操作ピン59Aを、前記スプリング座33における前記周溝45内に突出した構成とし、この周溝45に、前記係止凹部47よりも大きく操作ピン59Aが係合可能な係合凹部47Aを形成した構成とする。この構成においては、リテーナカラー21に対してスプリング座33を相対的に回動し、前記操作ピン59Aと係合凹部47Aとが対応したときに、係合凹部47Aに操作ピン59Aが係合可能になるものである。
さらには、前記ストリッパーユニット25を、図4に示すごとき構成とすることも可能である。すなわち、前述の実施形態においては、弾性部材43(ストリッパースプリング)の内側においてパンチヘッド27とスプリング座33を連結してあるが、図4に示すように、前記弾性部材43を囲繞する円筒形状のカバー61によって連結する構成とすることも可能である。
この場合、前記スプリング座33と前記筒状部35に相当するカバー61の下部を適宜の固定用リング部材等からなる固定部材63によって一体的に固定する。そして、カバー61の上端内部に備えた内方フランジ61Fによって前記パンチヘッド27の上方向への移動を規制し、かつカバー61に形成した上下方向のスロット61Sに、パンチヘッド27に備えたピン等のごとき係合片65を上下動可能に係合して、カバー61に対するパンチヘッド27の相対的な回動を規制する構成とする。さらに、前記スプリング座33の下面に形成した周溝45に連通する係合凹部47を前記カバー61の下端面に形成した構成とすることができるものである。
上記構成においては、スプリング座33とカバー61は固定部材63によって一体化してあるから、スプリング座33とカバー61とを一体物と見なすことができるものである。すなわち、スプリング座33とカバー61とを予め一体に構成することも可能なものであるが、加工上の関係において、スプリング座33とカバー61とを別々に加工し、一体的に組合せてあるものである。なお、ストリッパーユニット25の構成としては、スプリング座33とカバー61とを一体物と見なすことができるもので、カバー61はスプリング座33の一部と見なすことができるものである。
すなわち、ストリッパーユニット25の構成としては、種々の変更を加えて種々の形態でもって実施可能なものである。
本発明の実施形態に係る金型装置の断面説明図である。 第2の実施形態を示す主要部分の断面説明図である。 第3の実施形態を示す主要部分の断面説明図である。 第4の実施形態を示す主要部分の断面説明図である。 従来の金型装置の構成を示す断面説明図である。
符号の説明
1 上型装置(金型装置)
3 パンチガイド
9 パンチ刃部
11 パンチ
13 パンチボディ
15 パンチドライバ
17 ネジ部
19 係止部
21 リテーナカラー
25 ストリッパーユニット
27 パンチヘッド(調整ネジ部材)
43 弾性部材
55 係止片

Claims (5)

  1. 下端部にパンチ刃部を備えたパンチボディを上下動自在に嵌入したパンチガイドの上部に、前記パンチボディに形成したネジ部と螺合した調整ネジ部材を備えると共に前記パンチボディを上方向へ付勢する付勢手段を備えたストリッパーユニットを着脱可能に備えた上型装置であって、前記パンチガイドと前記ストリッパーユニットとの間に、前記パンチボディに形成した係止部に先端部が係合離脱可能な係止片を備えたリテーナカラーを、前記ストリッパーユニットに対して相対的に回動固定可能に備えていることを特徴とする上型装置。
  2. 請求項1に記載の上型装置において、前記ストリッパーユニットと前記リテーナカラーとを組合わせた状態において前記パンチガイドに対して前記パンチボディが着脱可能な構成であることを特徴とする上型装置。
  3. 請求項1又は2に記載の上型装置において、前記ストリッパーユニットは、前記調整ネジ部材であるパンチヘッドと、このパンチヘッドに対して相対的に上下動可能に備えられたスプリング座とを備え、前記パンチヘッドと前記スプリング座との間に弾性部材を弾装した構成であり、前記リテーナカラーには、前記係止片が径方向に移動可能に備えられており、かつ前記リテーナカラーと前記スプリング座とを一体化するために、前記スプリング座又は前記リテーナカラーの一方に係合凹部を備え、前記スプリング座又は前記リテーナカラーの他方に、前記係合凹部に対して係合離脱可能なロック片を備えていることを特徴とする上型装置。
  4. パンチガイドの上部にリテーナカラーを着脱可能に備え、前記パンチガイド内にパンチボディを上下動自在に嵌入して備え、前記パンチボディの上部に螺合したパンチヘッドを、前記リテーナカラー上に相対的に回動固定可能に取付けたスプリング座の上方において上下動可能に設けると共に、前記スプリング座と前記パンチヘッドとを相対的に回転することなく上下動可能に設け、前記スプリング座の下面に形成した周溝に放射方向の複数の係合凹部を設け、前記リテーナカラーに径方向へ移動自在に備えたスライダに、前記係合凹部に係合自在かつ前記周溝の位置へ移動自在なロック片を備えていることを特徴とする上型装置。
  5. 上型装置に使用するパンチであって、先端部にパンチ刃部を備えたパンチボディに、当該パンチボディの径よりも小径のパンチドライバを備え、このパンチドライバの先端部にネジ部を備え、かつ前記パンチドライバの基部付近に、当該パンチドライバの軸心と平行な溝状の係止部を備えていることを特徴とするパンチ。
JP2006027378A 2005-07-04 2006-02-03 上型装置及びパンチ Expired - Fee Related JP4892246B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006027378A JP4892246B2 (ja) 2005-07-04 2006-02-03 上型装置及びパンチ
PCT/JP2006/313211 WO2007004601A1 (ja) 2005-07-04 2006-07-03 上型装置及びパンチ
TW95124269A TWI299008B (en) 2005-07-04 2006-07-04 Upper pressing device and punch

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005195092 2005-07-04
JP2005195092 2005-07-04
JP2006027378A JP4892246B2 (ja) 2005-07-04 2006-02-03 上型装置及びパンチ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007038291A true JP2007038291A (ja) 2007-02-15
JP2007038291A5 JP2007038291A5 (ja) 2007-12-06
JP4892246B2 JP4892246B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=37604462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006027378A Expired - Fee Related JP4892246B2 (ja) 2005-07-04 2006-02-03 上型装置及びパンチ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4892246B2 (ja)
TW (1) TWI299008B (ja)
WO (1) WO2007004601A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018020368A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 株式会社アマダホールディングス 型押し加工用パンチ金型、型押し加工用金型セット、及び面取り加工方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6091254B2 (ja) 2013-02-28 2017-03-08 株式会社アマダホールディングス パンチ金型

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994007663A1 (en) * 1992-10-07 1994-04-14 Wilson Tool International, Inc. Adjustable length punch set assembly
JPH0785816B2 (ja) * 1992-07-10 1995-09-20 村田機械株式会社 パンチツール
JP2002205130A (ja) * 2000-10-26 2002-07-23 Amada Co Ltd 上型装置
JP2003266135A (ja) * 2002-03-13 2003-09-24 Amada Co Ltd 上型装置及びパンチガイド、パンチ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4460327B2 (ja) * 2004-03-01 2010-05-12 株式会社アマダ 上型装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0785816B2 (ja) * 1992-07-10 1995-09-20 村田機械株式会社 パンチツール
WO1994007663A1 (en) * 1992-10-07 1994-04-14 Wilson Tool International, Inc. Adjustable length punch set assembly
JP2002205130A (ja) * 2000-10-26 2002-07-23 Amada Co Ltd 上型装置
JP2003266135A (ja) * 2002-03-13 2003-09-24 Amada Co Ltd 上型装置及びパンチガイド、パンチ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018020368A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 株式会社アマダホールディングス 型押し加工用パンチ金型、型押し加工用金型セット、及び面取り加工方法
WO2018025735A1 (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 株式会社アマダホールディングス コイルスプリングの初期荷重をワークの材質に応じて調整可能な型押し加工用パンチ金型、型押し加工用金型セット、及び面取り加工方法
CN109562425A (zh) * 2016-08-05 2019-04-02 株式会社天田控股集团 能够根据工件的材质来调整螺旋弹簧的初始载荷的压印加工用冲模、压印加工用模具组件以及倒角加工方法
US10471491B2 (en) 2016-08-05 2019-11-12 Amada Holdings., Ltd. Die-pressing punch capable of adjusting initial load of coil spring in accordance with material of workpiece, die-pressing die set, and beveling method
CN109562425B (zh) * 2016-08-05 2019-12-20 株式会社天田控股集团 能够根据工件的材质来调整螺旋弹簧的初始载荷的压印加工用冲模、压印加工用模具组件以及倒角加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI299008B (en) 2008-07-21
TW200716275A (en) 2007-05-01
JP4892246B2 (ja) 2012-03-07
WO2007004601A1 (ja) 2007-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7958807B2 (en) Upper tool device and punch therefor
JP6272411B1 (ja) 型押し加工用パンチ金型、型押し加工用金型セット、及び面取り加工方法
JP4819928B2 (ja) 金型装置
JP4913400B2 (ja) パンチ金型
JP4892246B2 (ja) 上型装置及びパンチ
JP2006142337A (ja) パンチ金型
JP2008183576A (ja) パンチング金型
JP6071642B2 (ja) パンチ金型
JP4592135B2 (ja) 金型装置
JP4939911B2 (ja) パンチ金型
JP4527453B2 (ja) パンチ金型組立体
JP4460327B2 (ja) 上型装置
JP2006088164A (ja) パンチツールのストリッパ着脱機構
JP2006150392A (ja) パンチ組立体
JP2012091209A (ja) パンチ金型
JP4955376B2 (ja) パンチング金型
JP2011073053A (ja) パンチ金型
JP4451372B2 (ja) 上金型
JP2007105761A (ja) 上金型
JP4871609B2 (ja) ストリッパープレート装着装置
JP6091254B2 (ja) パンチ金型
JP4350089B2 (ja) 上型装置
JP4683905B2 (ja) パンチ金型組立体
JP4403024B2 (ja) ねじの緩み止め装置及び同装置を備えたパンチ金型
JP2008068298A (ja) プレス金型およびリテーナカラー

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071023

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4892246

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees