JP4892029B2 - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エアバッグを構成する基布にベントホールを形成し、前記エアバッグの展開過程でベントホールから外部に向かってガスを流出することが可能な車両用エアバッグ装置に関する。
従来から、車両の衝突時にインフレータから供給されるガスによって車室内に展開されることにより、乗員を保護するエアバッグが知られている。このエアバッグには、前記エアバッグ内のガス圧力が過剰に上昇するのを防止するために、過剰な圧力となったガスを外部に流出するベントホールが設けられているものがある。
このベントホールは、エアバッグの展開初期状態から開放されていると、インフレータから供給されたガスが前記ベントホールから漏出してエアバッグの内圧の立ち上がりが遅延するため、エアバッグが展開する途中から前記ベントホールを開放するようにしている。
この種のベントホールが設けられたエアバッグに関し、例えば、特許文献1には、ベントホールを閉塞するベントホールカバーを設け、前記ベントホールカバーの一端部を第2基布の中央部近傍に固定すると共に、前記ベントホールカバーの他端部をエアバッグの外周部近傍で第1及び第2基布の接合部に接合することによって、ベントホールが開放されるタイミングを制御することが開示されている。
特開2005−199987号公報
しかしながら、エアバッグの外周部近傍で接合されたベントホールカバーが接合部から解放されて自由状態となった際、前記ベントホールカバーがベントホールから瞬間的に離間し、前記ベントホールカバーとの間隙を通じてガスが流出するおそれがある。
すなわち、エアバッグの展開途中において、ベントホールカバーが接合部から分離してベントホールを開放させる、いわゆるエアバッグの内圧が開放される前に、ベントホールカバーがベントホールから瞬間的に離間してエアバッグ内のガスが外部に漏出するおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、ベントホールを閉塞する閉塞部材が自由状態となった後であってエアバッグの内圧が開放される前、ベントホールの閉塞状態を保持して瞬間的なガスの漏出を防止することが可能な車両用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両に折り畳まれた状態で設けられ、ガスの供給を受けて膨張するエアバッグと、前記エアバッグにガスを導入可能なインフレータとを有する車両用エアバッグ装置であって、前記エアバッグを構成する基布に形成され、前記エアバッグの内外を連通させて前記エアバッグ内から外部に向かってガスを流出可能とするベントホールと、前記ベントホールを閉塞するように前記基布上に支持される帯状の閉塞部材と、前記閉塞部材をスライド可能に支持し、前記ベントホールと前記閉塞部材との相対的位置を規制するガイド部と、記ガイド部に設けられ、前記閉塞部材がスライドしようとする際、前記ガイド部と前記閉塞部材との間で摺動抵抗を増大させる摺動抵抗増大部と、を備え、前記摺動抵抗増大部は、前記ガイド部内に対向して配置され、前記閉塞部材と前記ガイド部との離間間隔を他の部位と比較して狭めた狭小部からなることを特徴とする。
本発明によれば、ガイド部に摺動抵抗増大部を設け、エアバッグの内圧を開放するために帯状の閉塞部材がスライドしようとする際、前記摺動抵抗増大部によって前記ガイド部と前記閉塞部材との間で摺動抵抗を増大させることにより、閉塞部材が瞬間的にベントホールを開放することが抑制され、ベントホールの閉塞状態を保持して瞬間的なガスの漏出を防止し、エアバッグの内圧変化を緩やかにすることができる。
このように本発明によれば、ベントホールを閉塞する閉塞部材が自由状態となった後でエアバッグの内圧が開放されるタイミングを僅かに延長することにより(エアバッグの内圧が保持される時間を僅かに延長することにより)、膨張展開したエアバッグによって乗員に作用する拘束力の作用時間を増大させて、乗員の保護をより一層向上させることができる。
また、本発明では、摺動抵抗増大部を、ガイド部内に対向して配置され、閉塞部材とガイド部との離間間隔を他の部位と比較して狭めた狭小部とすることにより、簡素な構造によってガイド部と閉塞部材との間で摺動抵抗を簡便に増大させることができると共に、スライドした閉塞部材がベントホールから抜けることを抑制することができる。
本発明によれば、ベントホールを閉塞する閉塞部材が自由状態となった後であってエアバッグの内圧が開放される前、ベントホールの閉塞状態を保持して瞬間的なガスの漏出を防止することが可能な車両用エアバッグ装置を得ることができる。
本発明の参考実施形態に係るエアバッグ装置が適用された車両の要部斜視図である。 図1に示すエアバッグ装置の分解斜視図である。 (a)は、図2の矢印X1方向からみた矢視図、(b)は、閉塞部材の正面図である。 図2の矢印X2方向からみた矢視図である。 図3(a)のV−V線に沿った拡大縦断面図である。 (a)は、エアバッグの展開途中であって、第1〜第3破断用縫合部で規制された状態を示す動作説明図、(b)は、前記エアバッグの展開末期であって、第1〜第3破断用縫合部が破断した後、閉塞部材がベントホールを開放してガスが流出した状態を示す動作説明図である。 (a)は、閉塞部材が拘束状態にあって伸張された状態を示す一部破断斜視図、(b)は、拘束状態が解除されて、閉塞部材が自由状態になったときを示す一部破断斜視図、(c)は、閉塞部材の一対の角部がスリットと係合した状態を示す一部破断斜視図、(d)は、閉塞部材がベントホールから押し出されて前記ベントホールが開放された状態を示す一部破断斜視図である。 エアバッグの内圧と時間との関係を示した特性図である。 (a)は、本発明の他の参考実施形態に係るエアバッグ装置であって、図3に対応する矢視図、(b)は、閉塞部材の正面図である。 本発明の他の参考実施形態に係るエアバッグ装置であって、図4に対応する矢視図である。 (a)は、図9(a)のXI−XI線に沿った拡大縦断面図、(b)は、他の参考実施形態に係るエアバッグ装置の変形例を示す拡大縦断面図である。 本発明のさらに他の参考実施形態に係るエアバッグ装置であって、図3に対応する矢視図である。 本発明のさらに他の参考実施形態に係るエアバッグ装置であって、図4に対応する矢視図である。 (a)は、図12のXIV−XIV線に沿った拡大縦断面図、(b)は、さらに他の参考実施形態に係るエアバッグ装置の変形例を示す拡大縦断面図である。 ガイド部に狭小部を設けた本発明の実施形態に係るエアバッグ装置の摺動抵抗増大部を示す側面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の参考実施形態に係るエアバッグ装置が適用された車両の要部斜視図、図2は、図1に示すエアバッグ装置の分解斜視図である。
本発明の参考実施形態に係るエアバッグ装置(車両用エアバッグ装置)10は、図1に示される車両12において、運転席の前方に配置されたステアリングホィール14の内部に収納される。このエアバッグ装置10は、車両12に対して衝突エネルギが付与されたとき、ステアリングホィール14と図示しない運転者との間に展開し、前記運転者を拘束して保護するものである。なお、以下に示す参考実施形態では、ステアリングホィール14の内部に収納されたエアバッグ装置10を例示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、助手席のインストルメントパネルの内部に収納されるエアバッグやサイドエアバッグ等の種々のエアバッグ装置に適用してもよいことは勿論である。
このエアバッグ装置10は、図2に示されるように、高圧ガスを発生させるインフレータ16と、前記ステアリングホィール14の内部に折り畳まれた状態で収納され、前記インフレータ16で発生した高圧ガスが供給されて膨張するエアバッグ18と、前記エアバッグ18をステアリングホィール14の内部に取り付けるリテーナ20及び固定プレート22とを備える。
前記インフレータ16は、ステアリングホィール14内にリテーナ20及び固定プレート22によって装着され、車両12に衝突エネルギが付与されたとき、高圧ガスを発生させ、前記発生した高圧ガスがエアバッグ18内に導入される。
エアバッグ18は、略円形状に形成されエアバッグ18の展開時(図1参照)においてステアリングホィール14側に配置される第1基布24aと、前記第1基布24aに対応して略円形状に形成されエアバッグ18の展開時において運転者側に配置される第2基布24bと、前記第1基布24aに形成されたベントホール26を閉塞するように前記第1基布24a上に支持される略帯状の閉塞部材28と、前記第1基布24a及び第2基布24bをそれぞれ補強する略円板状の補強シート30とを備える。
この場合、第1基布24aと第2基布24bとがそれぞれ重ね合わされた状態で外周縁部が糸で縫製されることにより周縁縫合部32が形成され、前記周縁縫合部32によって円形状の袋体が構成される(後記する図3〜図5参照)。
第1基布24aの中心部には、インフレータ挿入孔34が形成され、前記インフレータ挿入孔34に沿ってインフレータ16の先端部をエアバッグ18の内部に臨ませることにより、前記インフレータ16で発生した高圧ガスをエアバッグ18の内部へ導入することができる。
図3(a)は、図2の矢印X1方向からみた矢視図、図3(b)は、閉塞部材の正面図、図4は、図2の矢印X2方向からみた矢視図、図5は、図3(a)のV−V線に沿った拡大縦断面図である。
ベントホール26は、第1基布24aの中心部のインフレータ挿入孔34から半径外方向に偏位した部位に略円形状に形成される。なお、前記ベントホール26の形状は、円形状に限定されるものではなく、例えば、矩形状、楕円形、細長のスリット形状や複合形状等も含まれる。前記ベントホール26に近接する両側の部位には、相互に対向する直線状からなる一対のスリット36a、36bが形成される。
この閉塞部材28は、横長矩形状の帯状体からなり、図2の一点鎖線の矢印で示されるように、一対のスリット36a、36bを介して閉塞部材28の一部(両端部)がエアバッグ18(第1基布24a)の内部(内側)から外部(外側)へ挿通されるように設けられる。
なお、閉塞部材28の形状は、図2及び図3(b)に示される横長矩形状の帯状体に限定されるものではなく、ベントホール26を閉塞可能な形状であれば、例えば、円形状、楕円形状、三角形状、略T字形状やこれらの複合形状であってもよい。また、図2とは逆に、横長矩形状の帯状体からなる閉塞部材28の両端部を、一対のスリット36a、36bを介して第1基布24aの外部(外側)から内部(内側)に挿通させるようにしてもよい。
一対のスリット36a、36bの長さは、閉塞部材28の軸線と略直交する幅方向の寸法よりも僅かに大きく形成される。前記一対のスリット36a、36bは、閉塞部材28がベントホール26を開放するように前記閉塞部材28をスライド可能に支持する。
前記閉塞部材28の横方向に沿った上辺及び下辺には、軸方向と略直交する幅方向(スリット36a、36bに沿って閉塞部材28がスライドする方向と略直交する方向)に沿って突出する一対の角部38a、38bが形成される。この一対の角部38a、38bは、幅方向に沿って相互に対向するように設けられ、幅方向に沿った一対の角部38a、38bの頂部間の離間寸法は、スリット36a、36bの長さ(スリット幅)よりも大きく形成される。
すなわち、ベントホール26からエアバッグ18の内圧を開放するために閉塞部材28がスライドしようとする際、閉塞部材28の一対の角部38a、38bがスリット36a、36bと係合して前記閉塞部材28のスライド動作を規制する方向に作用することにより、第1基布24aに対する閉塞部材28の摺動抵抗を増大させることができる。
前記一対の角部38a、38bは、図4に示されるように、第1基布24aに形成されたスリット36a、36bを挿通した閉塞部材28側に形成され、ステアリングホィール14側から視認可能な部位に設けられる。
なお、前記閉塞部材28は、エアバッグ18を構成する第1基布24a及び第2基布24bと同一材料で形成されるが、可撓性を有する部材であれば第1基布24a及び第2基布24bと異なる材料で形成されてもよい。
エアバッグ18の外表面には、図3乃至図5に示されるように、第1基布24a、第2基布24b及び閉塞部材28がそれぞれ重ね合わされた状態で一体的に縫合されることにより、複数条、例えば、3条からなる第1〜第3破断用縫合部40a〜40cが形成されている。この第1〜第3破断用縫合部40a〜40cは、インフレータ挿入孔34に近接する内径側の縫合始点から外径側の縫合終点に向かって渦巻き状(図3、図4参照)にそれぞれ縫合されている。
この場合、第1〜第3破断用縫合部40a〜40cは、太糸によって破断困難に縫合された周縁縫合部32と異なって、例えば、細糸で第1基布24a及び第2基布24bに対し破断可能なように縫合され、互いの位相が約120度だけずれるように配置されている。
参考実施形態に係るエアバッグ装置10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
図6(a)は、エアバッグの展開途中であって、第1〜第3破断用縫合部で規制された状態を示す動作説明図、図6(b)は、前記エアバッグの展開末期であって、第1〜第3破断用縫合部が破断した後、閉塞部材がベントホールを開放してガスが流出した状態を示す動作説明図である。
車両12の衝突時に所定値以上の加速度が検出されるとインフレータ16が点火され、ステアリングホィール14内に折り畳まれたエアバッグ18は、インフレータ16で発生したガスが導入されて膨張し、車室内に向かって展開する。
図6(a)に示されるように、エアバッグ18が膨張展開する際、第1〜第3破断用縫合部40a〜40cが第1基布24a、第2基布24b及び閉塞部材28を一体的に接合(縫合)しているため、エアバッグ18が一気に膨張することを回避して、運転者を柔らかく拘束することができる。エアバッグ18の内圧の増加に伴って、第1〜第3破断用縫合部40a〜40cが内径側から外径側に向かって順次破断することで、エアバッグ18は、適切な内圧を保持しながら次第に容積を増大させ、最終的に前後方向に偏平な形状に展開して最大限の拘束力を発揮することができる。
ベントホール26を覆って閉塞する閉塞部材28は、第1〜第3破断用縫合部40a〜40cによって第1基布24a及び第2基布24bと一体的に縫合されることにより、エアバッグ18に拘束された状態にある。従って、第1〜第3破断用縫合部40a〜40cが全て破断されるまでの間、ベントホール26は、閉塞部材28で閉塞されてガスの漏洩が好適に阻止されることにより、エアバッグ18の内圧を速やかに立ち上げると共に、その内圧を適切な圧力に保持することができる。
一方、エアバッグ18の膨張展開中に発生する内圧によって第1〜第3破断用縫合部40a〜40cが全て破断すると、図6(b)に示されるように、前記閉塞部材28の拘束状態が解除されて自由状態となり、ベントホール26を覆っていた閉塞部材28の対応部位が撓曲してベントホール26から外部に押し出されることにより、前記ベントホール26が開放される。この結果、余剰のガスをベントホール26から外部に排出してエアバッグ18の内圧の過剰な上昇を防止することができる。
この場合、第1〜第3破断縫合部40a〜40cが内径側から外径側に向かって順次破断されることにより、エアバッグ18の内部容積が大きくなって内圧を調整することができる。
参考実施形態では、閉塞部材28の拘束状態が解除されて自由状態となった際、前記閉塞部材28に設けられた一対の角部38a、38bがスリット36a、36bと係合し、前記閉塞部材28のスライドを阻止する方向に作用する摺動抵抗が発生することにより、前記閉塞部材28の対応部位がベントホール26から外部へ押し出されことが抑制される。
すなわち、第1〜第3破断縫合部40a〜40cによりエアバッグ18に接合された閉塞部材28が解放されて自由状態となった際、前記閉塞部材28がベントホール26から瞬間的に離間し、前記閉塞部材28との間隙を通じてガスが流出するおそれがある。換言すると、エアバッグ18の展開初期において、閉塞部材28がエアバッグ18から分離してベントホール26を開放させる、いわゆるエアバッグ18の内圧が開放される前に、瞬間的にベントホール26から離間してエアバッグ18内のガスが漏出するおそれがある。
参考実施形態では、ベントホール26を閉塞する閉塞部材28が自由状態となった後であってエアバッグ18の内圧が開放される前、スリット36a、36bの端部と係合する一対の角部38a、38bによって閉塞部材28のスライド方向に対する摺動抵抗を増大させることにより、ベントホール26の閉塞状態を一時的に保持して瞬間的なガスの漏出を防止することができる。
この結果、参考実施形態では、エアバッグ18の内圧の開放が瞬間的に進行して、乗員の拘束力に影響する急激な圧力変化(後記する、図8の破線で示される特性曲線の圧力変化A)が発生することを好適に防止することができる。
以下、図7に基づいて具体的に説明する。
図7(a)は、閉塞部材が拘束状態にあって伸張された状態を示す一部破断斜視図、図7(b)は、拘束状態が解除されて、閉塞部材が自由状態になったときを示す一部破断斜視図、図7(c)は、閉塞部材の一対の角部がスリットと係合した状態を示す一部破断斜視図、図7(d)は、閉塞部材がベントホールから押し出されて前記ベントホールが開放された状態を示す一部破断斜視図、図8は、エアバッグの内圧と時間との関係を示した特性図である。
ベントホール26を覆って閉塞する閉塞部材28は、第1〜第3破断用縫合部40a〜40cによって第1基布24a及び第2基布24bと一体的に縫合された拘束状態において、図7(a)に示されるように、引張力によって軸方向に沿って僅かに伸張された状態にある。続いて、第1〜第3破断用縫合部40a〜40cが順次破断して、ベントホール26を閉塞する閉塞部材28が自由状態となったとき、エアバッグ18の内圧と無関係に、図7(b)に示されるように、拘束状態において伸張していた閉塞部材28が縮小(収縮)する方向に作用し、前記閉塞部材28に設けられた一対の角部38a、38bがそれぞれスリット36a、36bに近接する方向に変位する。
続いて、図7(c)に示されるように、閉塞部材28の上辺及び下辺に設けられた一対の角部38a、38bがスリット36a、36bの端部に引っかかって摺動抵抗が増大し、前記閉塞部材28が縮小する方向へのスライドを阻止するように作用するため、閉塞部材28はベントホール26を開放することが規制される。この結果、閉塞部材28の一対の角部38a、38bがスリット36a、36bの端部と係合している時間だけ、ベントホール26を閉塞している時間が延長される(内圧保持時間の増加(延長))。
さらに、図7(d)に示されるように、閉塞部材28に形成された一対の角部38a、38bが変形してスリット36a、36bを乗り越えて通過した後、エアバッグ18の内圧によって閉塞部材28の対応部位が外部側へ押圧されて前記閉塞部材28の対応部位の一部がベントホール26から外部に押し出されることによりベントホール26が開放され、前記開放されたベントホール26からエアバッグ18内のガスが外部に流出する。
この場合、図8の破線で示される特性曲線のように、従来では、エアバッグ18の展開途中に閉塞部材28が自由状態となってベントホール26を開放させる直前、閉塞部材28がベントホール26から瞬間的に離間してエアバッグ18内のガスを漏出させることにより、エアバッグ18の内圧が一時的に減少する特性曲線の圧力変化Aが発生していた。
これに対して、参考実施形態では、閉塞部材28の一対の角部38a、38bをスリット36a、36bの端部と係合させてエアバッグ18の展開初期における瞬間的なガスの流出を防止することにより、前記特性曲線の圧力変化Aを抑制して、図8の実線で示される特性曲線のようにエアバッグ18の内圧を安定的に略一定に保持することができる。
このように、参考実施形態では、ベントホール26を閉塞する閉塞部材28が自由状態となった後でエアバッグ18の内圧が開放されるタイミングを僅かに延長することにより(エアバッグ18の内圧が保持される時間を僅かに延長することにより)、膨張展開したエアバッグ18によって乗員に作用する拘束力の作用時間を増大させて、乗員の保護をより一層向上させることができる。
次に、本発明の他の参考実施形態に係るエアバッグ装置10aを図9〜図12に示す。なお、以下に示す参考実施形態では、前記参考実施形態と同一の構成要素には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9(a)は、本発明の他の参考実施形態に係るエアバッグ装置であって、図3に対応する矢視図、図9(b)は、閉塞部材の正面図、図10は、本発明の他の参考実施形態に係るエアバッグ装置であって、図4に対応する矢視図、図11(a)は、図9(a)のXI−XI線に沿った拡大縦断面図、図11(b)は、他の参考実施形態に係るエアバッグ装置の変形例を示す拡大縦断面図である。
この他の参考実施形態では、横長矩形状の帯状体からなる閉塞部材28aの上辺及び下辺に、それぞれ幅方向で相互に対向する一対の矩形状凹部42a、42bが形成される。また、第1基布24aの内側には、前記閉塞部材28aをスライド可能に支持する一対のガイド帯44a、44bが縫製されて固定される。前記ガイド帯44a、44bにおいて、前記閉塞部材28aをスライド可能に支持する挿通部の幅方向に沿った寸法は、相互に対向する矩形状凹部42a、42a(42b、42b)間の幅寸法B(図9(b)参照)と比較して、略同一又は僅かに大きく形成される。なお、前記ガイド帯44a、44bは、第1基布24aに対して接着手段によって接着(接合)するようにしてもよい。
他の参考実施形態では、閉塞部材28aが自由状態となった際、前記閉塞部材28aの一対の矩形状凹部42a、42bが一対のガイド帯44a、44bとそれぞれ容易に且つ確実に引っかかることにより摺動抵抗を増大させ、ベントホール26の閉塞状態を保持して瞬間的なガスの漏出を防止することができる。
なお、他の参考実施形態では、一対のガイド帯44a、44bによって閉塞部材28aを第1基布24aの内側に支持するようにしているが、例えば、図11(b)の変形例に示されるように、第1基布24a(エアバッグ18)の外側に一対のガイド帯44a、44bを縫製し、前記一対のガイド帯44a、44bによってスライド可能に支持される閉塞部材28aを前記第1基布24a(エアバッグ18)の外側に設けるようにしてもよい。
次に、本発明のさらに他の参考実施形態に係るエアバッグ装置10bを図12〜図14に示す。
図12は、本発明のさらに他の参考実施形態に係るエアバッグ装置であって、図3に対応する矢視図、図13は、本発明のさらに他の参考実施形態に係るエアバッグ装置であって、図4に対応する矢視図、図14(a)は、図12のXIV−XIV線に沿った拡大縦断面図、図14(b)は、さらに他の参考実施形態に係るエアバッグ装置の変形例を示す拡大縦断面図、図15は、ガイド部に狭小部を設けた本発明の実施形態に係るエアバッグ装置の摺動抵抗増大部を示す側面図である。
さらに他の参考実施形態では、図12及び図14(a)に示されるように、略矩形状で一定幅に形成された閉塞部材28bの軸方向に沿った一端部を第1基布24aの内側に対して縫合して固定した固定用縫合部46を設けると共に、第1基布24aに対して両端部が縫合された単一のガイド帯(ガイド部)44によって、前記閉塞部材28bの他端部側をスライド可能に片持ち支持している点で前記参考実施形態と相違している。
すなわち、図2〜図8に示される前記参考実施形態及び図9〜図11に示される他の参考実施形態では、ベントホール26を間にしてガイド部(一対のスリット36a、36b、一対のガイド帯44a、44b)及び摺動抵抗増大部(一対の角部38a、38b、一対の矩形状凹部42a、42b)がそれぞれ複数設けられているが、このさらに他の参考実施形態では、閉塞部材28bの一端部を固定用縫合部46によって第1基布24aに固定支持すると共に、閉塞部材28bの他端部を第1〜第3破断用縫合部40a〜40cによって破断可能に縫合し、単一のガイド帯44で閉塞部材28bをスライド可能に片持ち支持している点で相違している。
この場合、前記ガイド帯44において、前記閉塞部材28bをスライド可能に支持する挿通部の幅方向に沿った寸法は、前記閉塞部材28の幅寸法よりも小さく形成され、前記閉塞部材28bがスライドすることにより、ガイド帯44と閉塞部材28bとの間で摺動抵抗が発生するように設けられる
なお、さらに他の参考実施形態では、単一のガイド帯44によって閉塞部材28bを第1基布24aの内側に支持するようにしているが、例えば、図14(b)の変形例に示されるように、第1基布24a(エアバッグ18)の外側に単一のガイド帯44を縫製し、前記ガイド帯44によってスライド可能に支持される閉塞部材28bを前記第1基布24a(エアバッグ18)の外側に設けるようにしてもよい。
本発明の種々の参考実施形態では、一対のスリット36a、36bや第1基布24aに対して縫合されたガイド帯44a、44b、44等によって、ベントホール26を開放するための閉塞部材28、28a、28bをスライド可能に支持するようにしている図15に示されるように、本発明の実施形態では、閉塞部材28をスライド可能に支持するガイド部48において、横長矩形状に形成された閉塞部材28の上辺及び下辺と前記ガイド部48との離間距離を他の部位と比較して狭小とした狭小部50を設け、前記狭小部50と閉塞部材28の上辺及び下辺とを係合させて摺動抵抗を増大させるようにしている。この場合、前記狭小部50が摺動抵抗増大部として機能する。
また、参考例として、一定幅で横長矩形状に形成された閉塞部材28に対して、前記閉塞部材28がスライドする一対のスリット36a、36bのスリット幅を前記閉塞部材28の幅寸法よりも小さく設定することで、閉塞部材28のスライドを規制して摺動抵抗を増大させるようにしてもよい。
10、10a、10b エアバッグ装置(車両用エアバッグ装置)
12 車両
16 インフレータ
18 エアバッグ
24a、24b 基布
26 ベントホール
28 閉塞部材
48 ガイド部
50 狭小部

Claims (1)

  1. 車両に折り畳まれた状態で設けられ、ガスの供給を受けて膨張するエアバッグと、前記エアバッグにガスを導入可能なインフレータとを有する車両用エアバッグ装置であって、
    前記エアバッグを構成する基布に形成され、前記エアバッグの内外を連通させて前記エアバッグ内から外部に向かってガスを流出可能とするベントホールと、
    前記ベントホールを閉塞するように前記基布上に支持される帯状の閉塞部材と、
    前記閉塞部材をスライド可能に支持し、前記ベントホールと前記閉塞部材との相対的位置を規制するガイド部と、
    記ガイド部に設けられ、前記閉塞部材がスライドしようとする際、前記ガイド部と前記閉塞部材との間で摺動抵抗を増大させる摺動抵抗増大部と、
    を備え
    前記摺動抵抗増大部は、前記ガイド部内に対向して配置され、前記閉塞部材と前記ガイド部との離間間隔を他の部位と比較して狭めた狭小部からなることを特徴とする車両用エアバッグ装置。
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