JP4885870B2 - 回転シェーバ用カッタユニット、かかるユニットの製造方法及びそれを備える回転シェーバ - Google Patents

回転シェーバ用カッタユニット、かかるユニットの製造方法及びそれを備える回転シェーバ Download PDF

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Description

本発明は、回転シェーバ用カッタユニットであって、当該カッタユニットの中心軸まわりの少なくとも2つのリング内に配置された一連のカッタを含む回転シェーバ用カッタユニットに関する。
かかるカッタユニットは、例えば特許文献1から知られている。この公知のユニットは、単一ピースの材料(以下、ブランクと称する)から、この材料から一連の個々のアームを切り出すことにより、形成され、個々のアームは、中央のベースから径方向に延在し、それぞれ、二叉に分岐されたU字状の端部をそれぞれ備える。これらの端部は、全てのU字状の端部の脚部が2つの同心のカッタのリングを形成するように、上向きに曲げられ、約90度でねじられる。代替的な実施例では、ブランクは、3つの異なる長さを有する一連の径方向のアームへと切り出される。各アームは、その端部に、上向きに曲げられたカッタを備える。異なるアーム長のおかげで、カッタは、3つの同心のリングへとグループ化される。
この公知のカッタユニットの利点は、カッタユニットが、極めて精度良く実行できる簡易な作業である切取りと曲げにより製造されることができることであり、カッタが高精度で配置されることを可能とする。更に、ユニットは、単一の材料から製造され、従って、複雑で時間のかかる組み立て作業から解放される。
米国特許第5,390,416号明細書
しかしながら、1ユニット当たりの同心リングの数及び/又は1リング当たりのカッタの最大数が制限されうるという欠点がある。
本発明の目的は、公知のカッタユニットの欠点を無くしつつ、その効果を維持する、上述のタイプのインナカッタユニットを提供することである。
上記の目的のため、本発明によるインナカッタユニットは、請求項1の特徴部により特徴付けられる。
複数のカッタをそれぞれ備えた少なくとも2つのカッタディスクであって、製造工程中のある段階で他方に入れ子されるように相互に結合された少なくとも2つのカッタディスクから、カッタユニットを形成することにより、カッタユニットは、多数のカッタリング及び/又は1リング当たり多数のカッタを備えて製造されることができる。
尚、本記載において、用語“入れ子(nested)”は、一のカッタディスクが少なくとも他のカッタディスクにより少なくとも部分的に囲繞されていることを意味し、囲繞されたカッタディスクが、囲繞するカッタディスクから引き込み可能(retractable)であっても無くてもよい。
一実施例では、一連のカップ状のカッタディスクが形成されてよく、それぞれは、異なる直径のカッタの立ち上がるリングを含む。これらのディスクは、直径の減少に伴い入れ子にされることができる。このようにして、1カッタユニット当たりのリングの数は、より多くの(若しくはより少ない)カッタディスクを入れ子にすることによって、簡易に増加(減少)されることができる。各リングは、全てのリングが別のブランクから形成される別のカッタディスクに属することになるので、許容可能な数のカッタを有することができる。また、1リング当たりのカッタの数は、互いに独立して選択することができる。
一実施例では、1リング当たりのカッタの数は、少なくとも2つのカッタディスクのカッタを単一のカッタユニットリングの形成に参加させることによって増加させることができ、例えば、内側のディスクの幾つかのカッタを径方向外側に曲げ及び/又は囲繞する外側のディスクの幾つかのカッタを径方向内側に曲げることによって、単一のリングが形成されるようにこれらのカッタを整列させる。このようにして、例えば外側のリング若しくは外側の複数のリングの数を増加させることが可能であり、これは、使用中、これらのリングでの接線方向のカッタ速度が最も高いので効果的となりえ、最も効率的な毛剃り動作を生む。
更なる実施例では、カッタリングの数は、一以上のカッタリングを備えるカッタディスクの幾つかを形成することによって増加することができる。これは、本願と同日に出願された“回転シェーバ用カッタ部材、かかる部材の製造方法、及びそれを備える回転シェーバ(Cutter member for a rotary shaver, method for making such a member and rotary shaver provided therewith)”という発明の名称の特許出願に記載されるように、例えば、幾つかのカッタを他よりも多く外側及び/又は内側に、即ち、カッタユニットの中心軸から離れる方向、それぞれ向かう方向に曲げることによって、なされることができる。この出願の内容はここでの参照により本願に組み込まれる。
カッタに対する上述の曲げ作業は、それぞれのカッタディスクを入れ子にする前になされることができる。当然ながら、かかる場合、結果として得られる曲げられたカッタディスクは、入れ子可能な形状となる必要がある。
本発明は、更に、請求項7の特徴部によるカッタユニットを備えた回転シェーバに関する。
本発明は、更に、請求項8の特徴部によるカッタユニット製造方法に関する。この方法を用いると、2以上のカッタディスクは、例えば切取り(カッティング)、スタンピング(打ち抜き)、曲げ及び/又は鍛造により、如何なる適切な製造方法を用いて形成されることができる。ディスクは、続いて入れ子にされることができる。
好ましい実施例では、それぞれのカッタディスクは、単一のブランクを、好ましくはカップ状へと、切取り及び曲げることによって形成される。切取り及び曲げ作業は、カッタの正確な位置決めを可能とし、カップ形状は、種々のディスクが容易に入れ子にされることを可能とする。ディスクは、入れ子作業中にそれぞれのディスクを位置合わせさせるのを補助しディスクの相対移動を防止する適切なリブ、凹部等を備えてよい。
回転シェーバ用カッタユニット、それを備える回転シェーバ及びカッタユニットの製造方法の更なる効果的な実施例は従属項に付与される。
次に、本発明を説明するため、その模範的な実施例を、添付図面を参照して説明する。
この説明において、同一若しくは対応する部品は、同一若しくは対応する参照符号を有する。
図1は、回転シェーバ1の典型例を示し、回転シェーバ1は、3つのシェーバヘッド4を含むシェーバヘッドホルダ3を備えるハウジング2を含む。各シェーバヘッド4は、使用時にユーザの肌に接触されるキャップ6と、キャップ6の下方で、シェーバヘッドホルダ3内に回転可能に搭載されるカッタ組立体10であって、ハウジング2内に収容されるモータ及び適切な伝達手段(図示せず)により使用時に駆動されるカッタ組立体10とを含む。ハウジング2は、更に、電源(図示せず)及び電源スイッチ7を収容してよい。
各キャップ6は、複数の毛入口穴11,12と、キャップ6を3つの毛剃り区画13A−Cに分割する2つの同心の円形溝(若しくはリブ)14とを備える。これらの区画13A−Cは、それらの底部側で、溝14間に、上述のカッタ組立体10のカッタが回転できる軌道(トラック)を形成し、これにより、当該穴11,12のエッジと協動して、当該穴11,12に入る如何なる毛ないし髭を切除する。溝ないしリブ14は、キャップ6の剛性を高める作用を有する。これに応じて、当該キャップ6の壁の厚さは、局所的に低減でき、これにより、肌により近い毛を切断することを可能とする。或いは若しくはそれに加えて、毛入口穴11,12の数が増加されてよく、これにより、キャップ6により容易に毛が入ることができ、更に、入る毛を切断するために協動するカッタのエッジの数を増加させる。
図1に更に示すように、毛入口穴は、例えば円形11若しくはスリット形12といったように、異なる設計であることができる。円形穴11は、図示の例ではキャップ6の中央に集中され、そこでは、使用時の切断速度は最も低い。これらの穴11は、それらの限られたサイズにより、キャップ6の壁の厚さを局所的に非常に薄くでき、肌に非常に近い位置で剃り残し(stubs)をそれるので、一般的に、剃り残しを切断するのに最も効率的であると信じられている。他方、スリット12は、一般的に、より長い毛を捕捉し方向を変えさせるのが得意であると信じられ、それゆえに、本実施例では、キャップ6の外周縁に向けてより多く配置され、そこでは、使用時、切断速度は最も高くなる。当然に、代替的な実施例では、穴11,12の形状、組み合わせ及び/又は分布は変更されてもよい。また、キャップ6は、略円形の区画13を備えてもよい。
次に、カッタ組立体10を図2を参照して詳説するに、図2では、カッタ組立体の一例が、分解された図で示されている。組立体は、上部から底部へと、カッタユニット5、毛引込部材17、及び、他の構成要素を共に保持するように構成された結合本体18を含む。
カッタユニット5は、幾つかのカッタディスクからなり、付与された例では、2つのディスク、特に第1カッタディスク15及び第2カッタディスク16からなる。第1カッタディスク15は、中央のベースプレート21に、対応する複数の上向きに曲げられたアーム22’、22”を介して、一体的に結合された9つのカッタ20’、20”を含む。当然ながら、代替的な実施例では、カッタ及び/又はアームの数が変更されてもよい。カッタは、好ましくは使用中の組立体10の回転軸と一致するカッタユニット5の中心軸Cまわりに同心で、2つのリング内に配置される。直径Dの内側のリングRは、3つのアーム22’の端部を、第1曲げ軸B1まわりに、内側に、即ち回転軸Cに向けて曲げることによって得られる3つのカッタ20’を含む。直径Dの外側のリングRは、残り6つのアーム22”の端部を、第2曲げ軸B2まわりに、外側、即ち回転軸Cから離れる側に曲げることによって得られる6つのカッタ20”を含む。明らかであるが、リングR,R当たりにカッタ20’、20”の数は変更されてもよい。例えば、双方のリングR,Rは、アームを交互に内側及び外側に曲げることによって同数のカッタ20’、20”を備えてもよい。それ故に、上述の数は、限定として解釈されるべきでない。
図2から分かるように、アーム22’、22”の形状及び第1及び第2曲げ軸B1,B2の向きは、カッタ20’、20”が鉛直面に対して僅かに傾斜する向きを有するように、選択される。このため、第1曲げ軸B1は、ベースプレート23の法線Nに対して鋭角αをなす。第2曲げ軸B2は、アーム22”の直立部の接線Tに対して鋭角βをなす。尚、図示された曲げ方向は反転されてもよく、即ち、アーム22’は第1曲げ軸B1まわりに外側に曲げられ、アーム22”は第2曲げ軸B2まわりに内側に曲げられてもよい。また、全てのアームを外側に、それぞれ内側に、幾つかのアームを他よりも多く曲げることも可能である。当業者であれば、更に、種々のアームの形状が異なってもよく、種々の曲げ方向に個別化(カスタマイズ)できることを、理解するだろう。更に、当該形状及び曲げ方向は、原料(ブランク)を最適に使用して、できるだけ材料を無駄にしないように適合されることができる。
代替実施例では、第1カッタディスク15は、2以上のカッタリングR,Rを備えてもよい。例えば、3つの同心のリングR,R,R(図示せず)を形成するため、第1集合のアーム22’は、図2に示すアームと同様に若しくは好ましくはそれよりも僅かに更に内側に曲げられてよく、第2集合のアーム22”は、図2に示すアームと同様に若しくは好ましくはそれよりも僅かに更に外側に曲げられてよく、第3集合のアーム22’’’は、カッタ20’’’を備える中間の第3リングRを形成するように、直立方向に曲げられてよい。
更に若しくはそれに代えて、同心のリングRの数を増加させるために、少なくとも幾つかのアーム22は、それぞれ2つ若しくは3つのカッタ脚部(図示せず)を有するU字状若しくはW字状の端部のような、複数のカッタ20を特徴付ける端部を備えてよい。
第2カッタディスク16は、カップ状の設計の例で示されており、カッタ25の単一のリングRを含み、これは、一連の上向きに曲げられたアーム24を介して中央のベースプレート23に一体的に接続されている。これらのアーム24の上端は、第1カッタディスク15のアーム22”と同様に外側に曲げられ、カッタ25が鉛直面に対して僅かに傾斜した向きを有するようにする。更に、カッタリングRの直径Dは、第1カッタディスク15のリングの直径D,Dよりも大きく、図3に示すように、カッタ20’、20”、25の3つの同心のリングR,R,Rを備える本発明による複合カッタユニット5を形成するように、このディスク15が第2カッタディスク16内に入れ子できるようにする。
その他の実施例では、第1カッタディスク15に代えて、第2カッタディスク16は、カッタ25’、25”(図示せず)の複数の同心のリングRを備えてもよい。或いは、双方のディスク15,16は、複数の同心のリングを備えてもよい。かかるカッタの複数のリングは、第1カッタディスク15を参照して上述した方法と同様の方法で実現されてもよい。
上述のカッタディスク15,16は、それぞれ、単一のブランクから所望の数のアーム及びカッタを切取り、これらのアームを上向き(ディスク16)及び径方向内側及び外側(ディスク15)に曲げることにより、製造されることができる。次に、第1ディスク15は第2ディスク16に入れ子にすることが出来る。好ましくは、これらのブランクは、単一のブランクとして構成されないが、(半)連続的なストリップの一部を形成し、これから、ディスクは、好ましくは、その最終の曲げ形状を得た後に切り離されるだけである。ストリップは、ストリップをリールまわりに巻回することによって連続する製造ステーション及び/又は(一時的な)製品の保管に沿って中間製品の容易な搬送を可能とする。
カッタ組立体10は、更に、図2に示すように、毛引込部材17を含み、毛引込部材17は、図示の例では、カッタユニット5、特にカッタユニット5のカッタ25の外側のリングRと協動して、可能な限り肌に近い毛を切断するのを補助することができる。このため、毛引込部材17は、カッタ25の数に対応した複数の毛引込要素26を備えてよい。各毛引込要素26は、付勢アーム27を介して中央のベース28に接続される。組み立て状態では、これらのアーム27は、バネとして作用し、毛引込要素26をカッタ25の下側に向けて付勢し、毛引込要素26の自由エッジ29が、対応するカッタ25の切断エッジ39に対して回転方向に至るようにする(図3に最も良く図示)。これは、使用時、カッタ組立体10が回転されるとき、エッジ29は、切断エッジ39より早く毛に遭遇して捕まえることになることを、保証する。付勢アーム27は、毛により力が負荷される影響下で、下向きに撓み、それにより、毛を更に穴11,12内に引込むように、設計される。その結果、毛は、通過する切断エッジ39により肌の近傍で切断されることができる。毛引込部材17及びその動作原理のより詳細な説明は、ここでの参照により本願にその内容が組み込まれると理解されるべきである欧州特許出願EP0019954を参照されたい。
代替実施例では、より多くの毛引込要素26’、26”(図示せず)が、第1カッタディスク15のそれぞれのカッタ20’、20”と協動するように設けられてよい。このため、図2に示したものと同様の構成を有するが、第1及び第2カッタディスク15,16間に入れ子可能となるようにより小さい径を有する第2毛引込部材(図示せず)が設けられる。かかる第2毛引込部材は、第1カッタディスク15のカッタ20’、20”の2つのリングと協動するように配置された、2つのリングの毛引込要素を有するように設計されてもよい。或いは、かかる第2毛引込部材は、第1カッタディスク15のカッタ20”の外側のリングと協動するように配置された、1つのリングの毛引込要素を有するように設計されてもよい。後者の場合、第3毛引込部材(図示せず)が、当該内側のカッタ20’のリングと協動するように設けられてもよい。当該第33毛引込部材は、例えば、組立体10の上側から内側のリングRまわりにスライドし、次いで所定位置まで回転されるように設計されてよく、これより、引込アームをそれぞれのカッタの下方までスライドさせ更なる回転に対して部材をロックする。
図2のカッタ組立体10は、更に、結合本体18を含み、その上には、上述のカッタディスク15,16及び毛引込部材17を載置することができる。これらの構成要素15−17は、3つのリブ33により結合本体18の中央のスタブ32が嵌合できる3つの凹部31を備えた中央の開口30をそれぞれ備える。リブ33及び凹部31は協動して、種々の構成要素を正確に位置決めし、一旦組み立てられると、それらの間の相対的な回転を防止する。
結合本体18は、段付きののこぎり歯状の外周部35を備えたカバープレート19を含み、上面は、付勢された状態の毛引込部材17のアーム27を支持するように構成され、段付きの表面は、当該アームが下向きに変形し、それらの毛引込み機能を実行することを可能とし、同時に、当該下向きの移動を制限するように機能する。
まとめると、上述のように一連のカッタディスク15,16を入れ子構造にすることによって、カッタユニット5は、多数のカッタリング及び/又は1リング当たりの多数のカッタを備えて形成することができる。最も簡易な実施例では、入れ子されるディスクの数は、所望のカッタリングの数に等しく、各ディスクは、一のリングを形成する。かかる実施例では、カッタディスクは、例えば1ピースのシート材料を切り取り及びスタンピングすることにより、簡易に製造できる、カップ形状の設計であることができる。より洗練された実施例では、入れ子されるカッタディスクの幾つか若しくはそれぞれは、カッタを適切な方向に曲げることによって、幾つかのリングに寄与することができる。更に若しくはそれに代えて、ディスクのいくつは、同様に適切な方向にカッタを曲げることによって、一以上のリングのカッタを備えてよい。
本発明は、上述の説明や図面に示された模範的な実施例に如何なる方法で限定されることも無い。多くの変形が可能である。これらの変形は、上述の説明で説明され図示された実施例(部品)の全ての組み合わせと同様、この説明に組み込まれており、添付の特許請求の範囲に記載されるように本発明の範囲内であると明示的に理解されるべきである。
同心の円形の毛剃り区画を有する3つのシェーバヘッドを備える、本発明による回転シェーバの斜視図である。 2つの入れ子にされたカッタディスクからなる、本発明によるカッタユニットを含む、シェーバヘッド用カッタ組立体の分解図である。 組み立てられた状態で、図2のカッタ組立体を示す図である。

Claims (11)

  1. 回転シェーバ用カッタユニットであって、当該カッタユニットの中心軸まわりの少なくとも2つのリング内に配置された一連のインナカッタを含み、
    前記インナカッタは、共通の結合本体上の固定位置に搭載され、
    当該ユニットは、複数のインナカッタをそれぞれ備える少なくとも2つのカッタディスクを含み、該カッタディスクは、前記結合本体上に搭載されると共に、前記カッタディスクの一方、組み合わせられたインナカッタが前記少なくとも2つのリングを形成するような態様で、他方内に入れ子にすることで、相互に接続されることを特徴とする、カッタユニット。
  2. 少なくとも1つのリングのインナカッタの全てが一のカッタディスクに属する、請求項1に記載のカッタユニット。
  3. 少なくとも1つのカッタディスクは、該少なくとも1つのカッタディスクに一体に形成されている、インナカッタのリングを少なくとも2つ備える、請求項1又は2に記載のカッタユニット。
  4. 前記リングは、前記複数のインナカッタのうちの幾つかを他のインナカッタよりも外側及び/又は内側に大きく曲げることにより形成される、請求項3に記載のカッタユニット。
  5. 前記カッタディスクは、略カップ状の設計であり、それぞれ、インナカッタの少なくとも1つのリングにより囲繞された中央ベースを有し、該インナカッタは、該中央のベースから略直立に延在する、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のカッタユニット。
  6. インナカッタの数は、リング毎に異なる、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載のカッタユニット。
  7. 外側のリング若しくは外側の複数のリングは、内側のリング若しくは内側の複数のリングよりも多くのインナカッタを含む、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載のカッタユニット。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載のカッタユニットを少なくとも1つ含む回転シェーバ。
  9. 回転シェーバ用カッタユニットの中心軸まわりの少なくとも2つのリング内に配置された一連のインナカッタを含む、回転シェーバ用カッタユニットの製造方法であって、
    前記インナカッタを、共通の結合本体上の固定位置に搭載することを含み、
    異なる直径のリング内に配置される一連のインナカッタをそれぞれ備える少なくとも2つの別々のカッタディスクを形成するステップと、
    前記カッタディスクを前記結合本体上に搭載すると共に、前記カッタディスクの一方を、インナカッタの同心のリングを少なくとも2つ備える複合カッタユニットを形成するように、他方内に入れ子にすることで、前記カッタディスクを相互に接続するステップとを含むことを特徴とする、方法。
  10. 各カッタディスクは、複数の一体的に結合されたアーム及びインナカッタを含むようにブランクを切取り、これらのアームを、インナカッタを構成するように所望の位置まで曲げることにより、形成される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ブランクは、連続のストリップの一部を形成して、前記ディスクは、前記入れ子作業まで繋がったままであり、これにより、前記ストリップが、先行する切取り作業及び曲げ作業に沿って前記ディスクをガイドするように機能できるようにする、請求項10に記載の方法。
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