JP4882969B2 - 流体フィルタのドレン機構 - Google Patents

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Description

本発明は、流体フィルタのドレン機構に関する。
従来より、流体フィルタとして、例えば、所定時間の使用により濾材が目詰まり寿命に達した際に、フィルタエレメントを交換するエレメント交換型の流体フィルタが一般的に知られている。
このようなエレメント交換型の流体フィルタのドレン機構として、金属製のキャップのドレン穴に、金属製のドレンボルトをネジ止めしてなるものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。これにより、フィルタエレメント交換の際、ケースとキャップとの分離に先立って、ドレンボルトを緩めてドレン穴から取り外してドレン穴を開放し、ハウジング内部の残留オイルを排出することができる。
近年、軽量化等のためにドレンボルトを従来の金属製から合成樹脂製に変更することが提案されている。この場合、上記従来のドレン機構では、合成樹脂製のドレンボルトを金属製のキャップのドレン穴に対してネジ止めのみにより結合させることになるため、熱膨張率の異なるドレンボルト及びキャップの熱変形によりドレンボルトの締付けトルクが低下してドレンボルトが緩みやすくなり、オイル漏れが生じる恐れがある。なお、ドレンボルトと共にキャップ全体を合成樹脂製とした場合でも、流体フィルタを装着した機器の長時間の動作による振動によっては締付けトルクが低下してドレンボルトが緩む恐れがある。
また、合成樹脂製のドレンボルトを締め付ける際に、作業者によっては締め付けトルクが高くなりすぎ、ドレンボルトが破損してしまう恐れがある。
なお、従来の螺子類の緩み止め技術として、(1)座金の裏面に締付け対象物に食い込む食い込み突起を設けること、(2)ボルトの頭部の裏面に多数の頭部突起を設け、座金の表面に頭部突起に噛み合う多数の座金突起を設けることが知られている(例えば、特許文献2の図5及び段落番号〔0025〕〔0028〕等参照)。しかし、これらの技術を、上述の合成樹脂製のドレンボルトを用いるドレン機構に適用しても、ドレンボルトに形成した突起が削れてしまったり、ドレンボルトが劣化したときに相手側の突起を乗り越える力に耐えられずに破損してしまったりする恐れがある。
特開2005−103502号公報 特開平9−170616号公報
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、樹脂製のドレンボルトを用いた際に起こりがちな緩み回り及び過締付けを防止できる簡易な構造の流体フィルタのドレン機構を提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.ケースに取り付けられ且つドレン穴を有するキャップと、該キャップに対して相対回転により所定の締付けトルクで螺合され該ドレン穴を閉鎖するドレンボルトと、を備える流体フィルタのドレン機構において、
前記ドレンボルトは樹脂からなり、
前記キャップに設けられる第1規制部と、前記ドレンボルトに設けられ且つ該キャップ及び該ドレンボルトの相対回転により該第1規制部に当接又は係合する第2規制部と、前記ドレンボルトに設けられ且つ前記第2規制部を弾性的に支持する弾性支持部と、を有する緩み回り規制構造を備え
前記弾性支持部は、前記ドレンボルトのつば部に形成された薄肉部及び/又は孔部からなることを特徴とする流体フィルタのドレン機構。
2.前記キャップの底部には、前記ドレンボルトのつば部が圧接するシール部材が設けられており、前記第1規制部は、前記キャップの底部の該シール部材の外周側に設けられており、前記第2規制部は、前記ドレンボルトのつば部の該シール部材に圧接する部位の外周側に設けられている上記1.記載の流体フィルタのドレン機構。
3.前記キャップの底部には、前記ドレンボルトのつば部が圧接するシール部材が設けられており、前記第1規制部は、前記キャップの底部の該シール部材の内周側に設けられており、前記第2規制部は、前記ドレンボルトのつば部の該シール部材に圧接する部位の内周側に設けられている上記1.記載の流体フィルタのドレン機構。
4.前記第1規制部及び前記第2規制部のそれぞれは突起である上記1.乃至3.のいずれか一項に記載の流体フィルタのドレン機構。
5.前記第1規制部及び前記第2規制部のうちの一方は突起であり、他方は該突起が係合する凹みである上記1.乃至3.のいずれか一項に記載の流体フィルタのドレン機構。
本発明の流体フィルタのドレン機構によれば、キャップに対してドレンボルトを締める方向に相対回転させる際に、キャップに対してドレンボルトを所定の締付けトルクで螺合させたときに、第1規制部に対して第2規制部が当接して乗り越えて当接又は近接する位置に位置したり、第1規制部に対して第2規制部が係合したりする。従って、この状態よりキャップに対してドレンボルトが緩み方向へ回転しようとしても、第1規制部及び第2規制部の当接又は係合によりドレンボルトの緩み回りが規制され、流体漏れの発生を防止できる。また、第1規制部に対して第2規制部が乗り越える感触や第1規制部及び第2規制部の係合の感触により、作業者はドレンボルトの締付けトルクが適正となったことを確認できる。その結果、ドレンボルトの過度の締付けを防止できドレンボルトの破損を防止できる。また、キャップに第1規制部を一体に設けると共に、樹脂製のドレンボルトに第2規制部及び弾性支持部を一体に設けているので、部品点数を増やすことなく緩め回り規制構造を構成できる。さらに、第2規制部は弾性支持部により弾性的に支持されているので、第2規制部への加圧力を弾性支持部により吸収あるいは発散して両規制部の破損を防止できると共に、ドレンボルトを無理なく締付けたり緩めたりできる。
また、前記弾性支持部が、前記ドレンボルトのつば部に形成された薄肉部及び/又は孔部からなるので、ドレンボルトのつば部の表面側にたわみ易い弾性支持部を容易に設定できる。
また、前記キャップの底部には、前記ドレンボルトのつば部が圧接するシール部材が設けられており、前記第1規制部が、前記キャップの底部の該シール部材の外周側に設けられており、前記第2規制部が、前記ドレンボルトのつば部の該シール部材に圧接する部位の外周側に設けられている場合は、流体フィルタの通常使用時に、シール部材によりドレン穴のシール性をより高めることができる。また、第2規制部及び弾性支持部をドレンボルトのつば部の外周寄り側に設けることができ、ドレンボルトのつば部において雄ネジ部の近傍を厚肉化できドレンボルトの所定の締付けトルクに必要な強度を確保しやすい。
また、前記キャップの底部には、前記ドレンボルトのつば部が圧接するシール部材が設けられており、前記第1規制部が、前記キャップの底部の該シール部材の内周側に設けられており、前記第2規制部が、前記ドレンボルトのつば部の該シール部材に圧接する部位の内周側に設けられている場合は、流体フィルタの通常使用時に、シール部材によりドレン穴のシール性をより高めることができる。また、シール部材により第1及び第2規制部が外気に晒されることがないため両規制部への塵等の付着による破損等を防止できる。
また、前記第1規制部及び前記第2規制部のそれぞれが突起である場合は、キャップに対してドレンボルトを所定の締付けトルクで螺合させたときに、第1規制部に対して第2規制部が当接して乗り超えることとなるが、この第1規制部に対する第2規制部の乗り上げ期間、即ち第2規制部に加圧力がかかる期間は瞬間的なため、両規制部の破損をより確実に防止できると共にドレンボルトを無理なく締付けたり緩めたりできる。
また、前記第1規制部及び前記第2規制部のうちの一方が突起であり、他方が凹みである場合は、キャップに対してドレンボルトを所定の締付けトルクで螺合させたときに、第1規制部及び第2規制部が係合される。従って、両規制部をより正確な係合位置に位置決めでき、ドレンボルトの過締付けをより確実に防止できる。
本実施形態に係る流体フィルタのドレン機構は、以下に述べるキャップ、ドレンボルト及び緩み回り規制構造を備えている。
上記「キャップ」は、ケースに取り付けられ且つドレン穴を有する限り、その構造、形状、材質等は特に問わない。このキャップ及びケースの材質としては、例えば、鉄、アルミニウム、樹脂等を挙げることができる。
上記キャップは、例えば、樹脂製のキャップ本体に、その内周に雌ネジが形成されたドレン穴を有する金属製のインサート部材をインサートしてなることができる。なお、インサート部材の上端部は、通常、ドレン穴のメタルシールとして利用される。
上記キャップの底部には、例えば、ドレンボルトのつば部が圧接するシール部材を設けることができる。これにより、ドレン穴のシール性を更に高めることができる。
上記「ドレンボルト」は、上記キャップに対して相対回転により所定の締付けトルクで螺合されドレン穴を閉鎖する限り、その構造、形状等は特に問わない。このドレンボルトは樹脂からなる。この樹脂としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PCV)、アクリル樹脂(PMMA)、ポリスチレンテレフタレート(PET)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA)(ナイロン等)等を挙げることができる。
上記ドレンボルトは、例えば、上記ドレン穴の内周側に形成された雌ネジ部に螺合される雄ネジ部と、この雄ネジ部に連なり且つキャップの底部に当接するつば部と、を有していることができる。このつば部の外周側には、例えば、作業者が把持して手締めするための把持部を設けることができる。
上記緩み回り規制構造は、以下に述べる第1規制部、第2規制部及び弾性支持部を備えている。
上記「第1規制部」は、上記キャップに設けられている限り、その形状、個数、配設形態等は特に問わない。この第1規制部は、通常、キャップに一体に設けられている。また、この第1規制部は、例えば、上記ドレンボルトのつば部が圧接するキャップの底部(上述のインサート部材も含む。)に設けられていることができる。これにより、ドレン穴からドレンボルトを抜き取った際にキャップの底部で露出する第1規制部の状態を容易に確認できる。
上記「第2規制部」は、上記ドレンボルトに設けられ且つキャップ及びドレンボルトの相対回転により第1規制部に当接又は係合する限り、その形状、大きさ、個数等は特に問わない。この第2規制部は、通常、ドレンボルトに一体に設けられている。また、この第2規制部は、例えば、上記キャップの底部に圧接するドレンボルトのつば部の表面側に設けられていることができる。これにより、第2規制部及び弾性支持部をドレンボルトのつば部の表面側に設けることができ、ドレンボルトひいては緩み回り規制構造の大型化を防止できる。
上記「弾性支持部」は、上記ドレンボルトに設けられ且つ第2規制部を弾性的に支持する限り、その形状、個数、配設形態等は特に問わない。この弾性支持部は、通常、ドレンボルトに一体に設けられている。この弾性支持部の弾性変形の方向としては、例えば、ドレンボルトの軸方向、半径方向、円周方向等を挙げることができる。
上記弾性支持部は、例えば、ドレンボルトのつば部に形成された薄肉部及び/又は孔部からなることができる。これら薄肉部及び孔部の形状、個数等は特に問わない。
ここで、上記第1及び第2規制部の配設形態としては、例えば、(1)第1規制部がキャップの底部においてシール部材の外周側に設けられ、第2規制部がドレンボルトのつば部においてシール部材に圧接する部位の外周側に設けられている形態、(2)第1規制部がキャップの底部においてシール部材の内周側に設けられ、第2規制部がドレンボルトのつば部においてシール部材に圧接する部位の内周側に設けられている形態等を挙げることができる。
上記第1規制部及び第2規制部の形状の組み合わせとしては、例えば、(1)第1規制部及び第2規制部のそれぞれが突起である形態、(2)第1規制部が凹みであり、第2規制部が突起である形態、(3)第1規制部が突起であり、第2規制部が凹みである形態等を挙げることができる。
上記(1)形態では、例えば、上記第1及び第2規制部は、上記キャップに対してドレンボルトを締める方向P1に相対回転させる際に、ドレンボルトが所定の締付けトルクで螺合される直前に当接するように配置されていることができる。これにより、ドレンボルトを締付ける途中で第1及び第2規制部が繰り返し当接しないため、第1及び第2規制部の破損をより確実に防止できると共にドレンボルトを無理なく締付けたり緩めたりできる。
この場合、ドレンボルトが所定の締付けトルクで螺合される直前に第1規制部に対して第2規制部が当接して乗り上げ、ドレンボルトが所定の締付けトルクで螺合されたときに第1規制部に対して第2規制部が乗り越え両規制部が当接又は近接する位置に位置される(図7参照)。
上記(2)(3)形態では、例えば、上記第1及び第2規制部は、上記キャップに対してドレンボルトを締める方向P1に相対回転させる際に、ドレンボルトが所定の締付けトルクで螺合されたとき係合するように配置されていることができる。これにより、ドレンボルトを締付ける途中で第1及び第2規制部が繰り返し係合しないため、第1及び第2規制部の破損をより確実に防止できると共にドレンボルトを無理なく締付けたり緩めたりできる。
上記第1規制部及び第2規制部は、例えば、キャップに対してドレンボルトを締める方向P1に回転させるときに相手側の規制部に当接する第1当接面と、キャップに対してドレンボルトを緩める方向P2に回転させるときに相手側の規制部に当接する第2当接面と、を有することができる(図7及び9参照)。この場合、この第1当接面と回転方向P1とのなす角度Aが第2当接面と回転方向P2とのなす角度Bより小さな値に設定されていることが好ましい。ドレンボルトを締める方向P1に回転させるときに、第1当接面同士が当接しても締め易くできる一方、ドレンボルトを緩める方向P2に回転させるときに、第2当接面同士の当接によってドレンボルトを緩み難くできるためである。
上記角度Aは、例えば、10〜50度(好ましくは20〜40度)であることができる。また、上記角度Bは、例えば、40〜80度(好ましくは50〜70度)であることができる。
なお、上記緩み回り規制構造は、例えば、第1規制部、第2規制部及び弾性支持部を備える2以上の組からなり、該2以上の組がドレンボルトの円周方向に沿って略等間隔で配置されていることができる。これにより、ドレンボルトのつば部の円周方向に沿って均等に緩み回り規制及び過締付け規制が行われるため、緩み回り及び過締付けをより確実に防止できる。
以下、図面を用いて実施例1及び2により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、エレメント交換型フィルタとして、内燃機関のシリンダブロック(図示せず)に装着されるオイルフィルタを例示する。
(実施例1)
(1)オイルフィルタの構成
本実施例に係るオイルフィルタ1は、図1に示すように、互いに係脱可能な合成樹脂製のケース2及びキャップ3からなるハウジング4と、このハウジング4内に収容されるフィルタエレメント5及びドレン機構7とを備えて構成されている。
このキャップ3の外周面には、雄ネジ部8が形成されていると共に、Oリング9が装着されている。また、ケース2の内周面には雌ネジ部10が形成されている。これら雄ネジ部8と雌ネジ部10とを螺合させて、Oリング9を介してケース2とキャップ3とを係合させると、ハウジング4の内部が液密に保持されるようシールされる。このハウジング4内部では、バネ11の付勢力によってプレート12及びケース2に設けたケース突起部6にて、各シール材13,14を介してフィルタエレメント5の上下端部がシールされ、このフィルタエレメント5によりオイルの濾過が行われる。
また、キャップ3の底部3aの中央には、その内周に雌ネジ15aが形成されたドレン穴15を有する金属製のインサート部材16がインサート成形されている。このインサート部材16の上端部には、環状のキャップ突起部18が設けられている。また、キャップ3の底部3aの下端部にはドレン穴15を囲んでOリング17(本発明に係る「シール部材」として例示する。)が装着されている。
次に、ドレン機構7について説明する。このドレン機構7は、図2に示すように、合成樹脂製のドレンボルト20、金属製のバルブ部材21及びバネ11を備えて構成されている。このドレンボルト20は、雄ネジ22aが形成された雄ネジ部22と、この雄ネジ部22の下部に連なるつば部23とを有している(図3及び4参照)。このつば部23の外周側には、作業者が手締めする際に把持する把持部24が設けられている。そして、このドレンボルト20の雄ネジ22aとドレン穴15の雌ネジ15aとを螺合させて、ドレン穴15にドレンボルト20をネジ止めすると、ドレンボルト20のつば部23がOリング17に圧接してドレン穴15がシールされる。
上記バルブ部材21は、全体として受け皿状に形成され、上記キャップ突起部18の外周面に当接する当接部25を有している。この当接部25は、バネ11の付勢力によって、通常、キャップ突起部18に当接され、ドレン穴15がメタルシールされる。従って、ドレン穴15からドレンボルト20を取り外した状態であっても、このドレン穴15からハウジング4内部の微量な残留オイルしか外部へ流出されない。
図2に示すように、上記キャップ3とドレンボルト20との間には緩み回り規制構造30が設けられている。この緩み回り規制構造30は、以下に述べる第1規制部31、第2規制部32及び弾性支持部33から構成されている。
上記第1規制部31は、ドレンボルト20のつば部23が当接するキャップ3の底部3aに一体成形された突起である(図5参照)。この第1規制部31は、図7(a)に示すように、キャップ3に対してドレンボルト20を締める方向P1に回転させるときに第2規制部32に当接する第1当接面31aと、キャップ3に対してドレンボルト20を緩める方向P2に回転させるときに第2規制部32に当接する第2当接面31bとを有している。この第1当接面31aと回転方向P1とのなす角度Aは30度に設定されている。また、第2当接面31bと回転方向P2とのなす角度Bは60度に設定されている。
上記第2規制部32は、図3〜5に示すように、ドレンボルト20のつば部23においてキャップ3の底部3aに当接する表面側に一体成形された突起である。この第2規制部32は、図7(a)に示すように、キャップ3に対してドレンボルト20を締める方向P1に回転させるときに第1規制部31に当接する第1当接面32aと、キャップ3に対してドレンボルト20を緩める方向P2に回転させるときに第1規制部31に当接する第2当接面32bとを有している。この第1当接面32aと回転方向P1とのなす角度Aは30度に設定されている。また、第2当接面32bと回転方向P2とのなす角度Bは60度に設定されている。なお、上記第1規制部31及び第2規制部32はOリング17の外周側に配置されている(図2参照)。
上記弾性支持部33は、図3〜5に示すように、ドレンボルト20のつば部23の表面側に形成された平面略扇状の薄肉部33aからなっている。この弾性支持部33の表面上には上記第2規制部32が設けられ、この弾性支持部33により第2規制部32がドレンボルト20の軸方向に弾性的に支持される。
なお、本実施例では、本発明に係る「弾性支持部」として薄肉部33aのみからなるものを例示したが、これに限定されず、例えば、図6に示すように、ドレンボルト20のつば部23の表面側に形成された薄肉部33a及び孔部33bからなる弾性支持部33としたり、孔部33bのみからなる弾性支持部33としたりしてもよい。
(2)オイルフィルタの作用
次に、上記オイルフィルタ1の作用について説明する。
このオイルフィルタ1の通常使用時には、図1に示すように、キャップ3のドレン穴15にOリング17を介してドレンボルト20がネジ止めされてドレン穴15がシールされている。また、バルブ部材21及びキャップ突起部18の当接によりドレン穴15はメタルシールされている。一方、フィルタエレメント5等の交換作業時には、先ず、ドレン穴15からドレンボルト20を取り外す。次に、パイプ状のドレン用冶具(図示せず)をドレン穴15に挿入してバルブ部材21を押上げてメタルシールを解除する。すると、ハウジング4内部の残留オイルがドレン用冶具を介して外部へ排出される。次いで、その残留オイルが完全に排出されたら、ドレン用冶具30をキャップ3から引き抜いて、ケース2からキャップ3を分離してフィルタエレメント5等の交換作業が行われる。
上述の交換作業後には、キャップ3に対してドレンボルト20を締める方向P1に回転させてネジ止めすることとなる。このネジ止めの最終段階には、図7(a)に示すように、キャップ3の第1規制部31に対してドレンボルト20の第2規制部32が対向する。その後、ドレンボルト20を更に締付けて、ドレンボルト20のつば部23がキャップ3の底部3aに当接してドレンボルト20が所定の締付けトルクとなる直前には、第1規制部31の第1当接面31aと第2規制部32の第1当接面32aとが当接し、図7(b)に示すように、弾性支持部33が弾性変形して第1規制部31に対して第2規制部32が乗り上げる。その直後、図7(c)に示すように、弾性支持部33の弾性により第2規制部32への加圧力が瞬間的に解放されて第1規制部31に対して第2規制部32が乗り越え両規制部31,32は互いに近接又は当接する位置に位置される。このとき、ドレンボルト20は所定の適正締付けトルクで締付けられた状態となっている。
なお、キャップ3からドレンボルト20を取り外す際には、上述の締付けと逆の作用が実施される。
(3)実施例の効果
以上のように本実施例では、キャップ3に対してドレンボルト20を締める方向P1に相対回転させる際に、キャップ3に対してドレンボルト20を所定の締付けトルクで螺合させたとき、第1規制部31に対して第2規制部32が乗り越えて当接又は近接する位置に位置されるようにしたので、この状態よりキャップ3に対してドレンボルト20が緩み方向P2へ回転しようとしても、第1及び第2規制部31,32の当接により必要以上にドレンボルト20が緩んでしまうことが規制される。その結果、ドレンボルト20の緩み回りによるオイル漏れの発生を防止できる。また、ドレンボルト20を手締めする作業者は、弾性支持部33の弾性により第1規制部31に対して第2規制部32が乗り超える感触によって、ドレンボルト20の締付けトルクが適正となったことを確認できる。その結果、ドレンボルト20の過度の締付けを防止してドレンボルト20の破損を防止できる。
また、本実施例では、合成樹脂製のキャップ3の底部3aに第1規制部31を一体成形すると共に、合成樹脂製のドレンボルト20に第2規制部32及び弾性支持部33を一体成形するようにしたので、部品点数を増やすことなく緩め回り規制構造30を構成できる。
また、本実施例では、第2規制部32は弾性支持部33により弾性的に支持されているので、第2規制部32への加圧力が弾性支持部33により吸収あるいは発散されて第1及び第2規制部31,32の破損を防止できると共にドレンボルト20を無理なく締付けたり緩めたりできる。
また、本実施例では、弾性支持部33をドレンボルト20のつば部23の表面側に形成された薄肉部33aにより構成したので、ドレンボルト20のつば部23の表面側にたわみ易い弾性支持部33を容易に設定できる。また、第1規制部31をキャップ3の底部3aに設けたので、ドレン穴15からドレンボルト20を抜き取った際にキャップ3の底部3aで露出する第1規制部31の状態を容易に確認できる。また、ドレンボルト20のつば部23の表面側に第2規制部32及び弾性支持部33を設けたので、ドレンボルト20ひいては緩み回り規制構造30の大型化を防止できる。さらに、第2規制部32をドレンボルト20のつば部23の外周面から突出して設けるものに比べて、作業者が誤ってドレンボルト20を落下させた場合でも第2規制部32及び弾性支持部33の破損を抑制できる。
また、本実施例では、第1及び第2規制部31,32をOリング17の外周側に設けるようにしたので、弾性支持部33をドレンボルト20のつば部23の外周寄り側に設けることができ、ドレンボルト20のつば部23において雄ネジ部22の近傍を厚肉化できドレンボルト20の所定の締付けトルクに必要な強度を確保しやすい。
また、本実施例では、第1及び第2規制部31,32のそれぞれを突起としたので、キャップ3に対してドレンボルト20を所定の締付けトルクで螺合させる際に、第1規制部31に対して第2規制部32が乗り上げる期間、即ち第2規制部32に加圧力がかかる期間が瞬間的なものとなり、両規制部31,32の破損をより確実に防止できると共にドレンボルト20を無理なく締付けたり緩めたりできる。
また、本実施例では、第1及び第2規制部31,32は、キャップ3に対してドレンボルト20を締める方向P1に相対回転させる際に、ドレンボルト20が所定の締付けトルクで螺合される直前に当接するように配置されているので、ドレンボルト20を締付ける際に第1及び第2規制部31,32が当接を繰り返さないため、両規制部31,32の破損をより確実に防止できると共にドレンボルト20を無理なく締付けたり緩めたりできる。また、ドレンボルト20の締付けトルクが適正となったことをより確実に確認できる。
また、本実施例では、第1及び第2規制部31,32の第1当接面31a,32aと回転方向P1とのなす角度Aを、第1及び第2規制部31,32の第2当接面31b,32bと回転方向P2とのなす角度Bより小さな値に設定したので、ドレンボルト20を締める方向P1に回転させるときに、第1当接面31a,32a同士が当接しても締め易くできる一方、ドレンボルト20を緩める方向P2に回転させるときに、第2当接面31b,32b同士の当接によってドレンボルト20を緩み難くできる。
(実施例2)
次に、実施例2に係るドレン機構について説明する。なお、本実施例2に係るドレン機構において上記実施例1のドレン機構30と略同じ構成及び作用効果については詳説を省略する。
(1)ドレン機構の構成
本実施例2に係るドレン機構7Aは、図8に示すように、緩み回り規制構造40を備えている。この緩み回り規制構造40は、第1規制部41、第2規制部42及び弾性支持部33を備えている。この第1規制部41は、ドレンボルト20のつば部23が当接するキャップ3の底部3aに一体成形された凹みである。また、第2規制部42は、ドレンボルト20のつば部23においてキャップ3の底部3aに当接する表面側に一体成形された突起である。
(2)緩み回り規制構造の作用・効果
フィルタエレメント5等の交換作業後には、図9(a)に示すように、キャップ3に対してドレンボルト20を締める方向P1に回転させてネジ止めする。このネジ止めの最終段階では、図9(b)に示すように、キャップ3の底部3aにドレンボルト20の第2規制部42が圧接されて弾性支持部33が弾性変形する。その後、ドレンボルト20を更に締付けると、図9(c)に示すように、弾性支持部33の弾性により第2規制部42への加圧力が瞬間的に解放され、第1規制部41である凹みに第2規制部42である突起が入り込んで第1及び第2規制部41,42は互いに係合される。このとき、ドレンボルト20は所定の適正締付けトルクで締付けられた状態となっている。
従って、この状態よりキャップ3に対してドレンボルト20が緩み方向P2へ回転しようとしても、第1及び第2規制部41,42の係合により必要以上にドレンボルト20が緩んでしまうことが規制される。また、ドレンボルト20を手締めする作業者は、弾性支持部33の弾性により第1及び第2規制部41,42が係合する感触によって、ドレンボルト20の締付けトルクが適正となったことを確認でき、ドレンボルト20の過度の締付けを防止してドレンボルト20の破損を防止できる。
また、本実施例では、第1規制部41を凹みとし、第2規制部42を凹みに入り込む突起としたので、第1及び第2規制部41,42をより正確な係合位置に位置決めでき、ドレンボルト20の過締付けをより確実に防止できる。
また、本実施例では、第1及び第2規制部41,42は、キャップ3に対してドレンボルト20を締める方向P1に相対回転させる際に、ドレンボルト20が所定の締付けトルクで螺合されたときに係合するように配置したので、ドレンボルト20を締付ける際に第1及び第2規制部41,42が係脱を繰り返さないため、両規制部41,42の破損をより確実に防止できると共にドレンボルト20を無理なく締付けたり緩めたりできる。また、ドレンボルト20の締付けトルクが適正となったことをより確実に確認できる。
尚、本発明においては、上記実施例1及び2に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例1及び2では、Oリング17の外周側のキャップ3の底部3aに第1規制部31,41を設けると共に、ドレンボルト20のつば部23の外周寄り側に第2規制部32,42を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、図10に示すように、Oリング17の内周側のキャップ3の底部3a、即ちインサート部材16に第1規制部31,41を設けると共に、ドレンボルト20のつば部23の内周寄り側に第2規制部32,42を設けるようにしてもよい。この場合、Oリング17により第1規制部31,41及び第2規制部32,42が外気に晒されることが無いため両規制部31,41、32,42への塵等の付着による破損等を防止できる。
また、上記実施例1及び2では、ドレンボルト20のつば部23が圧接するキャップ3の底部3aに第1規制部31,41を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、図11に示すように、ドレンボルト20のつば部23が圧接しないキャップ3の底部47に第1規制部31,41を設けるようにしてもよい。
また、上記実施例1及び2では、ドレンボルト20の軸方向に弾性変形する弾性支持部33を例示したが、これに限定されず、例えば、図12に示すように、ドレンボルト20の半径方向に弾性変形する弾性支持部34としたり、ドレンボルト20の円周方向に弾性変形する弾性支持部35としたりしてもよい。
また、上記実施例1及び2では、ドレンボルト20のつば部23に第2規制部32,42を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、ドレンボルト20の雄ネジ部22の頂上側に第2規制部32,42を設けるようにしてもよい。この場合、第1規制部31,41はインサート部材16の上端側に配設されることとなる。
また、上記実施例1及び2では、一対の第1及び第2規制部31,32(41,42)を一組のみ設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、一対の第1及び第2規制部31,32(41,42)を複数組設けるようにしてもよい。この場合、図2中に仮想線で示すように、複数組(図中2組)はドレンボルト20の円周方向に沿って等間隔で配設されることが好ましい。
また、上記実施例1及び2では、金属製のインサート部材16をインサート成形してなる合成樹脂製のキャップ3を例示したが、これに限定されず、例えば、インサート部材16を止めて全て合成樹脂からなるキャップとしてもよい。
さらに、上記実施例2では、第1規制部41を凹みとし、第2規制部42を突起としたが、これに限定されず、例えば、第1規制部41を突起とし、第2規制部42を凹みとしてもよい。
内燃機関を潤滑するオイルに混入する異物、摩耗粉、カーボン等を濾過するオイルフィルタ、燃料フィルタ及びこれに関連する分野に広く利用される。
実施例1に係るオイルフィルタを示す縦断面図である。 実施例1に係るドレン機構を示す縦断面図である。 ドレンボルトを示す正面図である。 図3のIV矢視図である。 ドレンボルト及びキャップを示す斜視図である。 その他の形態のドレンボルトを示す斜視図である。 実施例1に係る緩め回り規制構造の作用を説明するための説明図である。 実施例2に係るドレン機構を示す縦断面図である。 実施例2に係る緩め回り規制構造の作用を説明するための説明図である。 その他の形態の緩め回り規制構造を示す縦断面図である。 更にその他の形態の緩め回り規制構造を示す縦断面図である。 その他の形態のドレンボルトを示す平面図である。
符号の説明
1;オイルフィルタ、3;キャップ、3a;底部、7,7A;ドレン機構、15;ドレン穴、17;Oリング、20;ドレンボルト、23;つば部、30,40;緩み回り規制構造、31,41;第1規制部、32,42;第2規制部、33,34,35;弾性支持体、33a;薄肉部,33b;孔部。

Claims (5)

  1. ケースに取り付けられ且つドレン穴を有するキャップと、該キャップに対して相対回転により所定の締付けトルクで螺合され該ドレン穴を閉鎖するドレンボルトと、を備える流体フィルタのドレン機構において、
    前記ドレンボルトは樹脂からなり、
    前記キャップに設けられる第1規制部と、前記ドレンボルトに設けられ且つ該キャップ及び該ドレンボルトの相対回転により該第1規制部に当接又は係合する第2規制部と、前記ドレンボルトに設けられ且つ前記第2規制部を弾性的に支持する弾性支持部と、を有する緩み回り規制構造を備え
    前記弾性支持部は、前記ドレンボルトのつば部に形成された薄肉部及び/又は孔部からなることを特徴とする流体フィルタのドレン機構。
  2. 前記キャップの底部には、前記ドレンボルトのつば部が圧接するシール部材が設けられており、前記第1規制部は、前記キャップの底部の該シール部材の外周側に設けられており、前記第2規制部は、前記ドレンボルトのつば部の該シール部材に圧接する部位の外周側に設けられている請求項1記載の流体フィルタのドレン機構。
  3. 前記キャップの底部には、前記ドレンボルトのつば部が圧接するシール部材が設けられており、前記第1規制部は、前記キャップの底部の該シール部材の内周側に設けられており、前記第2規制部は、前記ドレンボルトのつば部の該シール部材に圧接する部位の内周側に設けられている請求項1記載の流体フィルタのドレン機構。
  4. 前記第1規制部及び前記第2規制部のそれぞれは突起である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の流体フィルタのドレン機構。
  5. 前記第1規制部及び前記第2規制部のうちの一方は突起であり、他方は該突起が係合する凹みである請求項1乃至のいずれか一項に記載の流体フィルタのドレン機構。
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