JP2008267169A - 流体フィルタ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易且つ安価な構造を持ちケーシング内に収容された緩み回り規制構造を備えると共に、部品点数を必要最小限にでき、尚且つ耐久性に優れた流体フィルタを提供する。
【解決手段】相対回転により互いに螺合可能な第1ケーシング部材(ケース3)及び第2ケーシング部材(キャップ2)からなるケーシング4内に、フィルタエレメントを有するエレメント組立体を収容してなり、該第1ケーシング部材及び該第2ケーシング部材の間に緩み回り規制構造30を設けてなる流体フィルタ1において、前記緩み回り規制構造は、前記第1ケーシング部材に設けられる第1規制部31と、前記第2ケーシング部材に設けられると共に前記第1ケーシング部材及び前記第2ケーシング部材の相対回転により該第1規制部に当接する第2規制部32と、これら第1規制部及び第2規制部の少なくとも一方を弾性的に支持する弾性支持部37と、を前記ケーシング内に備える。
【選択図】図1
【解決手段】相対回転により互いに螺合可能な第1ケーシング部材(ケース3)及び第2ケーシング部材(キャップ2)からなるケーシング4内に、フィルタエレメントを有するエレメント組立体を収容してなり、該第1ケーシング部材及び該第2ケーシング部材の間に緩み回り規制構造30を設けてなる流体フィルタ1において、前記緩み回り規制構造は、前記第1ケーシング部材に設けられる第1規制部31と、前記第2ケーシング部材に設けられると共に前記第1ケーシング部材及び前記第2ケーシング部材の相対回転により該第1規制部に当接する第2規制部32と、これら第1規制部及び第2規制部の少なくとも一方を弾性的に支持する弾性支持部37と、を前記ケーシング内に備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、流体フィルタに関し、更に詳しくは、簡易且つ安価な構造を持ちケーシング内に収容された緩み回り規制構造を備えると共に、部品点数を必要最小限にでき、尚且つ耐久性に優れた流体フィルタに関する。
従来より、相対回転により互いに螺合可能なキャップ及びケースからなるケーシング内に、フィルタエレメントを有するエレメント組立体を収容してなる流体フィルタ、例えばエレメント交換型フィルタにおいて、上記キャップ及びケースの間にキャップの緩み回り規制構造を設け、キャップの緩み回りによるオイル漏れを抑制するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来の緩み回り規制構造100は、例えば、図10に示すように、金属製のキャップ101の外周側に設けられる規制部102と、金属製のケース103の外周側に設けられる金属製の板バネ部材104とを備えている。板バネ部材104は、基端部側105がケース103の外周側に設けられた受け座106に圧入固定されてケース103の半径方向に弾性変形自在に設けられると共に、自由端側にはキャップ101及びケース103の相対回転により規制部102に当接する当接部107が設けられている。
これにより、上記キャップ101を上記ケース103に対して螺合して締め付けた状態において、規制部102に対して、板バネ部材104の当接部107が近接又は当接する位置に位置される。そして、この状態よりキャップ101及びケース103の螺合が僅かに緩んでも、規制部102及び当接部107の当接により必要以上にキャップ101及びケース103が相対回転してしまうことが規制される。
しかし、上記従来の緩み回り規制構造100では、規制部102及び当接部107の当接を維持させるために専用部材である板バネ部材104を設けなければならないので、部品点数や組み付け工数が増加してしまう。また、この板バネ部材104をケース103に圧入固定しているので、組み付け作業が煩雑であると共に取り付け不良により板バネ部材104が脱落する恐れがある。更に、板バネ部材104はケース103の外周側に設けられているので、自動車走行中に飛び石が当たってしまったり、フィルタ交換作業時に周辺部品や交換器具と接触したり、あるいは劣悪な温度及び湿度環境によって板バネ部材104自体が腐食したりして板バネ部材104が脱落する恐れがある。
これにより、上記キャップ101を上記ケース103に対して螺合して締め付けた状態において、規制部102に対して、板バネ部材104の当接部107が近接又は当接する位置に位置される。そして、この状態よりキャップ101及びケース103の螺合が僅かに緩んでも、規制部102及び当接部107の当接により必要以上にキャップ101及びケース103が相対回転してしまうことが規制される。
しかし、上記従来の緩み回り規制構造100では、規制部102及び当接部107の当接を維持させるために専用部材である板バネ部材104を設けなければならないので、部品点数や組み付け工数が増加してしまう。また、この板バネ部材104をケース103に圧入固定しているので、組み付け作業が煩雑であると共に取り付け不良により板バネ部材104が脱落する恐れがある。更に、板バネ部材104はケース103の外周側に設けられているので、自動車走行中に飛び石が当たってしまったり、フィルタ交換作業時に周辺部品や交換器具と接触したり、あるいは劣悪な温度及び湿度環境によって板バネ部材104自体が腐食したりして板バネ部材104が脱落する恐れがある。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、簡易且つ安価な構造を持ち、部品点数を必要最小限にでき、尚且つ耐久性に優れた、緩み回り規制構造を備える流体フィルタを提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.相対回転により互いに螺合可能な第1ケーシング部材及び第2ケーシング部材からなるケーシング内に、フィルタエレメントを有するエレメント組立体を収容してなり、該第1ケーシング部材及び該第2ケーシング部材の螺合の緩みを規制する緩み回り規制構造を備える流体フィルタにおいて、前記緩み回り規制構造は、前記第1ケーシング部材に設けられる第1規制部と、前記第2ケーシング部材に設けられると共に前記第1ケーシング部材及び前記第2ケーシング部材の相対回転により該第1規制部に当接する第2規制部と、これら該第1規制部及び該第2規制部の少なくとも一方を弾性的に支持する弾性支持部と、を前記ケーシング内に備えることを特徴とする流体フィルタ。
2.前記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に前記第2ケーシング部材は該雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備え、尚且つ前記第1規制部は前記弾性支持部に支持されると共に該雌ネジ部の基端部側に形成され前記第2ケーシング部材側の軸方向に突出した突起から成り、前記第2規制部は該雄ネジ部の先端部側に形成され前記第1ケーシング部材側の軸方向に突出した突起から成ることを特徴とする上記1.記載の流体フィルタ。
3.前記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に前記第2ケーシング部材は該雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備え、尚且つ前記第1規制部は該雌ネジ部の基端部側に形成された内周側に突出した突起から成り、前記第2規制部は前記弾性支持部に支持されると共に該雄ネジ部の先端部側に形成された外周側に突出した突起から成ることを特徴とする上記1.記載の流体フィルタ。
1.相対回転により互いに螺合可能な第1ケーシング部材及び第2ケーシング部材からなるケーシング内に、フィルタエレメントを有するエレメント組立体を収容してなり、該第1ケーシング部材及び該第2ケーシング部材の螺合の緩みを規制する緩み回り規制構造を備える流体フィルタにおいて、前記緩み回り規制構造は、前記第1ケーシング部材に設けられる第1規制部と、前記第2ケーシング部材に設けられると共に前記第1ケーシング部材及び前記第2ケーシング部材の相対回転により該第1規制部に当接する第2規制部と、これら該第1規制部及び該第2規制部の少なくとも一方を弾性的に支持する弾性支持部と、を前記ケーシング内に備えることを特徴とする流体フィルタ。
2.前記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に前記第2ケーシング部材は該雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備え、尚且つ前記第1規制部は前記弾性支持部に支持されると共に該雌ネジ部の基端部側に形成され前記第2ケーシング部材側の軸方向に突出した突起から成り、前記第2規制部は該雄ネジ部の先端部側に形成され前記第1ケーシング部材側の軸方向に突出した突起から成ることを特徴とする上記1.記載の流体フィルタ。
3.前記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に前記第2ケーシング部材は該雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備え、尚且つ前記第1規制部は該雌ネジ部の基端部側に形成された内周側に突出した突起から成り、前記第2規制部は前記弾性支持部に支持されると共に該雄ネジ部の先端部側に形成された外周側に突出した突起から成ることを特徴とする上記1.記載の流体フィルタ。
本発明の流体フィルタによれば、第1及び第2ケーシング部材の螺合の締め付け状態において、第1ケーシング部材の第1規制部に対して、第2ケーシング部材の第2規制部が近接又は当接する位置に位置される。そして、この状態より第1及び第2ケーシング部材の螺合が僅かに緩んでも、第1規制部及び第2規制部の当接により必要以上に第1及び第2ケーシング部材が相対回転してそれ以上緩んでしまうことが規制される。また、第1規制部及び第2規制部の当接を維持させるための別個の専用部材を必要としないので、部品点数や組み付けの際の工数や煩雑さを低減することができる。更に、緩み回り規制構造はケーシングの内部に形成されているので、例えばフィルタ交換作業時の周辺部品や交換器具との接触、あるいは劣悪な環境による部品劣化、又は自動車に搭載した場合は走行中の飛び石の衝突等を防止して耐久性を高めることができる。
また、第2ケーシング部材は雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備えると共に第2規制部は雄ネジ部の先端部側に形成され第1ケーシング部材側の軸方向に突出した突起から成る場合は、第2規制部を小さい突起とすることができるので、第2ケーシング部材を取り外して作業台などに載置したときに第2規制部が破損することを防止できる。
また、前記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に前記第2ケーシング部材は該雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備える場合は、第2ケーシング部材が第1ケーシング部材の内側に入り込むので流体フィルタの使用時にケーシングに流体を流通させることで第2ケーシング部材が流体の圧力で外側の第1ケーシング部材に押圧される。そして、第1規制部は雌ネジ部の基端部側に形成された内周側に突出した突起から成ると共に、第2規制部は雄ネジ部の先端部側に形成された外周側に突出した突起から成る場合は、流体フィルタの使用時にケーシングに流体を流通させると第2規制部が外周側に押圧されるので第1規制部との係合がより深くなる。従って、第1ケーシング部材と第2ケーシング部材の緩み回りを確実に抑えることができる。
また、第2ケーシング部材は雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備えると共に第2規制部は雄ネジ部の先端部側に形成され第1ケーシング部材側の軸方向に突出した突起から成る場合は、第2規制部を小さい突起とすることができるので、第2ケーシング部材を取り外して作業台などに載置したときに第2規制部が破損することを防止できる。
また、前記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に前記第2ケーシング部材は該雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備える場合は、第2ケーシング部材が第1ケーシング部材の内側に入り込むので流体フィルタの使用時にケーシングに流体を流通させることで第2ケーシング部材が流体の圧力で外側の第1ケーシング部材に押圧される。そして、第1規制部は雌ネジ部の基端部側に形成された内周側に突出した突起から成ると共に、第2規制部は雄ネジ部の先端部側に形成された外周側に突出した突起から成る場合は、流体フィルタの使用時にケーシングに流体を流通させると第2規制部が外周側に押圧されるので第1規制部との係合がより深くなる。従って、第1ケーシング部材と第2ケーシング部材の緩み回りを確実に抑えることができる。
1.流体フィルタ
本発明に係る流体フィルタは、相対回転により互いに螺合可能な第1ケーシング部材及び第2ケーシング部材からなるケーシング内に、フィルタエレメントを有するエレメント組立体を収容してなり、該第1ケーシング部材及び該第2ケーシング部材の間に緩み回り規制構造を設けてなるフィルタである。この流体フィルタは、後述する緩み回り規制構造を備える。
本発明に係る流体フィルタは、相対回転により互いに螺合可能な第1ケーシング部材及び第2ケーシング部材からなるケーシング内に、フィルタエレメントを有するエレメント組立体を収容してなり、該第1ケーシング部材及び該第2ケーシング部材の間に緩み回り規制構造を設けてなるフィルタである。この流体フィルタは、後述する緩み回り規制構造を備える。
上記「第1ケース部材」と「第2ケース部材」の材質としては、例えば、金属製、合成樹脂製等を挙げることができる。また、上記第1及び第2ケース部材の螺合形態としては、例えば、(1)互いに螺合可能な雄ネジ部及び雌ネジ部からなる形態、(2)互いに螺合可能な溝部及び凸部からなる形態(「バヨネット構造」とも言う。)等を挙げることができる。また、上記(1)の場合は、例えば、上記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に、上記第2ケーシング部材は該雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備えるようにする、つまり、ネジ部において第1ケーシング部材が第2ケーシング部材の外周側に配置されるようにすることができる。
上記「フィルタエレメント」の形状は特に問わない。また、材質も特に問わず、例えば、不織布及び濾紙等を挙げることができる。
上記「フィルタエレメント」の形状は特に問わない。また、材質も特に問わず、例えば、不織布及び濾紙等を挙げることができる。
上記「緩み回り規制構造」は、上記ケーシング内に形成されており、以下に述べる第1規制部、第2規制部、弾性支持部を備えている。
上記「第1規制部」は、上記第1ケーシング部材に形成される限り、その形状、大きさ、個数等は特に問わない。例えば、上記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に上記第2ケーシング部材は雄ネジ部を備える場合に、上記第1規制部は上記弾性支持部に支持されると共に雌ネジ部の基端部側に形成され上記第2ケーシング部材側の軸方向に突出した突起とすることができる。また、第1規制部は、雌ネジ部の基端部側に形成された内周側に突出した突起とすることができる。また、第1規制部は、例えば、第1ケーシング部材と一体的設けられたり、第1ケーシング部材とは別部材として第1ケーシング部材に付設されていたりすることができる。
上記「第1規制部」は、上記第1ケーシング部材に形成される限り、その形状、大きさ、個数等は特に問わない。例えば、上記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に上記第2ケーシング部材は雄ネジ部を備える場合に、上記第1規制部は上記弾性支持部に支持されると共に雌ネジ部の基端部側に形成され上記第2ケーシング部材側の軸方向に突出した突起とすることができる。また、第1規制部は、雌ネジ部の基端部側に形成された内周側に突出した突起とすることができる。また、第1規制部は、例えば、第1ケーシング部材と一体的設けられたり、第1ケーシング部材とは別部材として第1ケーシング部材に付設されていたりすることができる。
上記「第2規制部」は、上記第2ケーシング部材に形成されると共に上記第1ケーシング部材及び上記第2ケーシング部材の相対回転により上記第1規制部に当接するものである限り、その形状、大きさ、個数等は特に問わない。例えば、上記第1ケーシング部材が雌ネジ部を備えると共に上記第2ケーシング部材が雄ネジ部を備える場合において、上記第2規制部は雄ネジ部の先端部側に形成され、且つ上記第1ケーシング部材側の軸方向に突出した突起とすることができる。また、第2規制部は、上記弾性支持部に支持されると共に雄ネジ部の先端部側に形成された外周側に突出した突起とすることができる。また、第2規制部は、例えば、第2ケーシング部材と一体に設けられたり、第2ケーシング部材とは別部材として第2ケーシング部材に付設されていたりすることができる。
上記「弾性支持部」は、上記第1規制部及び上記第2規制部の少なくとも一方を弾性的に支持するものである限り、その形状、大きさ、個数等は特に問わない。例えば、上記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に上記第2ケーシング部材は雄ネジ部を備える場合に、上記第1規制部を軸方向に上記第2ケーシング部材側へ突出するように支持するものとしたり、あるいは上記第2規制部を外周側に突出するように支持するものとすることができる。また、弾性支持部は、例えば、第1ケーシング部材や第2ケーシング部材と一体に設けられたり、これら第1ケーシング部材や第2ケーシング部材とは別部材として付設されていたりすることができる。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。尚、本実施例では、本発明に係る「流体フィルタ」として、内燃機関のシリンダブロック(図示せず)に装着されるオイルフィルタを例示する。
(1)オイルフィルタの構成
本実施例に係るオイルフィルタ1は、図1に示すように、相対回転により互いに螺合可能な合成樹脂製で有底円筒状の第2ケーシング部材であるキャップ2、及び第1ケーシング部材であるケース3からなるケーシング4を備えている。
本実施例に係るオイルフィルタ1は、図1に示すように、相対回転により互いに螺合可能な合成樹脂製で有底円筒状の第2ケーシング部材であるキャップ2、及び第1ケーシング部材であるケース3からなるケーシング4を備えている。
上記キャップ2の外周面には、雄ネジ部2aが形成されていると共に、Oリングが装着されている。また、上記ケース3の内周面には雌ネジ部3aが形成されている。これら雄ネジ部2aと雌ネジ部3aとを螺合させて、Oリングを介してキャップ2及びケース3を螺合させると、ケーシング4の内部が液密に保持されるようシールされる。また、ケース3の底部には、ケーシング4内部のオイルを排出する油路パイプ部24と、ケーシング4内部にオイルを流入させる流入口25が設けられている。
上記キャップ2の内部には、多数の透孔6を有する合成樹脂製の円筒形状のプロテクタ13が設けられている。このプロテクタ13の外周には、濾紙をひだ折り菊花状に折曲げ形成してなるフィルタエレメント11が装着されている。上記プロテクタ13は、基端部側に形成されたフランジ部8と、基端部側付近の内部に形成されたバネ受け部14と、先端部に形成された油路連結部18と、を備えている。フランジ部8はキャップ2の内部に形成されたプロテクタ保持部19に着脱可能に支持されると共に、プロテクタ保持部19の縁部に形成されたストッパ23により脱落が防止される。また、キャップ2とプロテクタ13とが一体回転するための係合爪などの係合機構が設けられている。油路連結部18は、ケース3の油路パイプ部24に相対回転可能に嵌合する。
上記プロテクタ13の外周には、ケーシング4とシール部材12を介してフィルタエレメント11を装着している。また、プロテクタ13のバネ受け部14とプロテクタ保持部19の間にはコイルスプリングから成るサポートスプリング7が設けられている。このサポートスプリング7は、上記プロテクタ13をケース3側に付勢している。そして、サポートスプリング7の付勢力により、フィルタエレメント11に設けられたシール部材12が圧縮されてシール性が高められている。
次に、上記キャップ2及びケース3の間に設けられる緩み回り規制構造30について説明する。この緩み回り規制構造30は、第1規制部31、第2規制部32、弾性支持部37からなっている。
弾性支持部37は、キャップ2側へ軸方向に伸びた略棒形状で、ケース3の底部に一体形成されている。そして、第1規制部31は弾性支持部37の先端に一体形成された突起から成り、雌ネジ部3aの基端部側付近に弾性支持されている。また、第2規制部32は、雄ネジ部2aの先端部側に一体形成されており、キャップ2側へ軸方向に突出した突起から成る。これら第1規制部31及び第2規制部32は、上記キャップ2を上記ケース3に対して螺合して締め付ける際に当接する。
図2に示すように、上記第1規制部31は、ケース3に対してキャップ2を締める方向P1に回転させるときに上記第2規制部32に当接する第1当接面33と、ケース3に対してキャップ2を緩める方向P2に回転させるときに上記第2規制部32に当接する第2当接面34と、を有している。また、同様に、上記第2規制部32は、ケース3に対してキャップ2を締める方向P1に回転させるときに上記第1規制部31に当接する第1当接面35と、ケース3に対してキャップ2を緩める方向P2に回転させるときに上記第1規制部31に当接する第2当接面36と、を有している。尚、第1当接面33,35及び第2当接面34,36は、その形状、大きさ等は特に問わず、また、各当接面33〜36としては、例えば、平面、曲面等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。
ここで、例えば、上記第1当接面33,35と回転方向P1とのなす角度Aは、上記第2当接面34,36と回転方向P1とのなす角度Bより小さな値に設定することが好ましい。上記角度Aは、例えば、10〜50度が好ましく、更に好ましくは20〜40度であり、本実施例では最も好ましい約30度としている。また、上記角度Bは、例えば、40〜80度が好ましく、更に好ましくは50〜70度であり、本実施例では最も好ましい約60度としている。
(2)オイルフィルタの作用
次に、上記構成のオイルフィルタ1の作用について説明する。
先ず、ケース3に対してキャップ2を装着する際には、上記ケース3の雌ネジ部3aにキャップ2の雄ネジ部2aを螺合させて、キャップ2を締める方向P1に回転させる(図2及び図3(A)参照)。すると、第2規制部32と第1規制部31の第1当接面33,35同士が当接する(図3(A)中、実線で示す)。この第1当接面33,35は、比較的なだらかな角度(約30度)に設定されているので、第2規制部32が第1規制部31に容易に乗り上げると同時に第1規制部31を支持している弾性支持部37が容易に弾性変形して各規制部31,32が互いに乗り越える(図3(A)中、想像線で示す)。従って、比較的小さい力でキャップ2を締め回すことができる。
次に、上記構成のオイルフィルタ1の作用について説明する。
先ず、ケース3に対してキャップ2を装着する際には、上記ケース3の雌ネジ部3aにキャップ2の雄ネジ部2aを螺合させて、キャップ2を締める方向P1に回転させる(図2及び図3(A)参照)。すると、第2規制部32と第1規制部31の第1当接面33,35同士が当接する(図3(A)中、実線で示す)。この第1当接面33,35は、比較的なだらかな角度(約30度)に設定されているので、第2規制部32が第1規制部31に容易に乗り上げると同時に第1規制部31を支持している弾性支持部37が容易に弾性変形して各規制部31,32が互いに乗り越える(図3(A)中、想像線で示す)。従って、比較的小さい力でキャップ2を締め回すことができる。
次に、ケース3に対してキャップ2が螺合状態とされると、各規制部31,32が第2当接面34,36を向き合わせた近接又は当接する位置に配置される(図3(B)参照)。この状態より、締め付けトルクの低下によってキャップ2が緩む方向P2に回転すると、各第2当接面34,36同士が当接する。このとき、第2当接面34,36は比較的急な角度(約60度)に設定されているので、各規制部31,32が互いに乗り上げることがなく、キャップ2を外す方向に大きな力で回転させない限りキャップ2は緩むことがない。
尚、上記キャップ2及びケース3の螺合状態よりキャップ2を外す際には、トルクレンチ等の適宜工具を用いて弾性支持部37の弾性力よりも大きな力でキャップ2を回転させ、第2規制部32が第1規制部31に乗り上げるようにする。
(3)実施例の効果
本実施例のオイルフィルタ1によると、キャップ2及びケース3の締め付け状態において、第2規制部32と第1規制部31が第2当接面34,36を向き合わせた近接又は当接する位置に配置されているので、この状態より、締め付けトルクの低下によってケース3に対してキャップ2が緩んでも、第2当接面34,36同士の当接によりキャップ2及びケース3が相対回転してしまうことが規制される。また、緩み回り規制構造30の各要素がいずれもケーシング4と一体形成されているので、部品点数や組み付けの際の工数や煩雑さを低減することができる。しかも、従来のように別個の専用部材を設けたときのような該専用部材の脱落の虞を排除することができる。更に、緩み回り規制構造30はケーシング4の内部に形成されているので、走行中の飛び石やフィルタ交換作業時の周辺部品や交換器具との接触、あるいは劣悪な環境による部品劣化等を防止して耐久性を高めることができる。
本実施例のオイルフィルタ1によると、キャップ2及びケース3の締め付け状態において、第2規制部32と第1規制部31が第2当接面34,36を向き合わせた近接又は当接する位置に配置されているので、この状態より、締め付けトルクの低下によってケース3に対してキャップ2が緩んでも、第2当接面34,36同士の当接によりキャップ2及びケース3が相対回転してしまうことが規制される。また、緩み回り規制構造30の各要素がいずれもケーシング4と一体形成されているので、部品点数や組み付けの際の工数や煩雑さを低減することができる。しかも、従来のように別個の専用部材を設けたときのような該専用部材の脱落の虞を排除することができる。更に、緩み回り規制構造30はケーシング4の内部に形成されているので、走行中の飛び石やフィルタ交換作業時の周辺部品や交換器具との接触、あるいは劣悪な環境による部品劣化等を防止して耐久性を高めることができる。
また、本実施例では、第1規制部31及び第2規制部32が第1当接面33,35及び第2当接面34,36を有し、この第1当接面33,35とケース3の回転方向とのなす角度Aが約30度に設定されると共に、第2当接面34,36とケース3の回転方向とのなす角度Bが約60度に設定されているので、ケース3に対してキャップ2を締める方向P1に回転させるときに、各規制部31,32の第1当接面33,35同士が当接しても締め易くできる一方、締め付けトルクの低下によってケース3に対してキャップ2が緩まる方向P2に回転しても、各規制部の第2当接面34,36同士の当接によって緩み難くできる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、第1規制部31及び第2規制部32が軸方向に突出した突起であるようにしたが、これに限定されず、例えば、図4に示すように周方向に突出した突起であるようにしてもよい。この場合、第1規制部31は雌ネジ部3aの基端部側に一体形成された内周側に突出した突起から成る。また、弾性支持部37は、キャップ2の雄ネジ部2aの先端部側から軸方向に突出するよう一体形成されている。第2規制部32は、弾性支持部37の先端に一体形成されており、外周側に突出した突起から成る。これら第1規制部31及び第2規制部32は、上記キャップ2を上記ケース3に対して螺合して締め付ける際に当接する。
この場合、ケース3に対してキャップ2を装着する際には、上記ケース3の雌ネジ部3aにキャップ2の雄ネジ部2aを螺合させて、キャップ2を締める方向P1に回転させる(図5参照)。すると、第2規制部32と第1規制部31の第1当接面33,35同士が当接する(図6中の実線で示す)。この第1当接面33,35は、比較的なだらかな角度(約30度)に設定されているので、第2規制部32が第1規制部31に容易に乗り上げると同時に第2規制部32を支持している弾性支持部37が内周方向に容易に弾性変形して各規制部31,32が互いに乗り越える(図6中の想像線で示す)。従って、比較的小さい力でキャップ2を締め回すことができる。
また、ケース3に対してキャップ2が螺合状態とされると、各規制部31,32が第2当接面34,36を向き合わせた近接又は当接する位置に配置される(図7参照)。この状態より、締め付けトルクの低下によってキャップ2が緩む方向P2に回転すると、各第2当接面34,36同士が当接する。このとき、第2当接面34,36は比較的急な角度(約60度)に設定されているので、各規制部31,32が互いに乗り上げることがなく、キャップ2を外す方向に大きな力で回転させない限りキャップ2は緩むことがない。
この場合、キャップ2がケース3の内側に入り込んでいるので、流体フィルタ1の使用時にケーシング4に流体を流通させることでキャップ2が流体の内圧で外側のケース3に押圧される。これにより、各規制部31,32の係合がより深くなるので、キャップ2とケース3との緩み回り防止効果を高めることができる。
この場合、キャップ2がケース3の内側に入り込んでいるので、流体フィルタ1の使用時にケーシング4に流体を流通させることでキャップ2が流体の内圧で外側のケース3に押圧される。これにより、各規制部31,32の係合がより深くなるので、キャップ2とケース3との緩み回り防止効果を高めることができる。
更に、図8及び図9に示すように、第1規制部31又は第2規制部32を弾性支持部37の先端から突出する突起とし、且つ対応する第2規制部32又は第1規制部31を該突起が挿入される凹部とすることができる。
例えば、図8に示すように第1規制部31を弾性支持部37の先端から突出する突起とし、対応する第2規制部32を該突起が挿入される凹部とした場合、螺合時に当接する第1規制部31の当接面及び第2規制部32の当接面35が比較的なだらかな角度(約30度)に設定されているので、第1規制部31が第2規制部32の内壁に当接して容易に乗り上げると同時に第1規制部31を支持している弾性支持部37が周方向に容易に弾性変形して第1規制部31が第2規制部32を越える。従って、比較的小さい力でキャップ2を締め回すことができる。
また、ケース3に対してキャップ2が螺合状態とされると、突起である第1規制部31が凹部である第2規制部32内に挿入された状態となり、且つキャップ2をゆるめる方向に当接する第1規制部31の当接面及び第2規制部32の当接面36が比較的急な角度(約60度)に設定されているので、第1規制部31が第2規制部32を越えることがなく、キャップ2を外す方向に大きな力で回転させない限りキャップ2は緩むことがない。
例えば、図8に示すように第1規制部31を弾性支持部37の先端から突出する突起とし、対応する第2規制部32を該突起が挿入される凹部とした場合、螺合時に当接する第1規制部31の当接面及び第2規制部32の当接面35が比較的なだらかな角度(約30度)に設定されているので、第1規制部31が第2規制部32の内壁に当接して容易に乗り上げると同時に第1規制部31を支持している弾性支持部37が周方向に容易に弾性変形して第1規制部31が第2規制部32を越える。従って、比較的小さい力でキャップ2を締め回すことができる。
また、ケース3に対してキャップ2が螺合状態とされると、突起である第1規制部31が凹部である第2規制部32内に挿入された状態となり、且つキャップ2をゆるめる方向に当接する第1規制部31の当接面及び第2規制部32の当接面36が比較的急な角度(約60度)に設定されているので、第1規制部31が第2規制部32を越えることがなく、キャップ2を外す方向に大きな力で回転させない限りキャップ2は緩むことがない。
更に、図9に示すように第2規制部32を弾性支持部37の先端から突出する突起とし、対応する第1規制部31を該突起が挿入される凹部とした場合も、図8に示す第2規制部32を凹部としたときと同様に、第2規制部32が第1規制部31の内壁33に当接して容易に越えると同時に第2規制部32を支持している弾性支持部37が内周方向に容易に弾性変形して第2規制部32が第1規制部31を越える。従って、比較的小さい力でキャップ2を締め回すことができる。
また、ケース3に対してキャップ2が螺合状態とされると、突起である第2規制部32が凹部である第1規制部31内に挿入された状態となり、且つキャップ2をゆるめる方向に当接する第1規制部31及び第2規制部32の当接面が比較的急な角度(約60度)に設定されているので、第2規制部32が第1規制部31の当接面34を越えることがなく、キャップ2を外す方向に大きな力で回転させない限りキャップ2は緩むことがない。
また、ケース3に対してキャップ2が螺合状態とされると、突起である第2規制部32が凹部である第1規制部31内に挿入された状態となり、且つキャップ2をゆるめる方向に当接する第1規制部31及び第2規制部32の当接面が比較的急な角度(約60度)に設定されているので、第2規制部32が第1規制部31の当接面34を越えることがなく、キャップ2を外す方向に大きな力で回転させない限りキャップ2は緩むことがない。
また、上記実施例では、キャップ2がケース3の内側に入り込んでいるものとしているが、これに限定されず、例えばキャップ2がケース3の外側に嵌合する構造としてもよい。この場合、キャップ2は雌ねじ部を備えることになり第2規制部はキャップ2の内部に形成される。従って、キャップ2を作業台などに載置する際に第2規制部が当接することがなく、破損を確実に防止することができる。
流体フィルタのケーシングの緩み回りを規制する技術として利用される。対象となる流体は液体と気体の両方を含む。特に、内燃機関で使用されるオイルをろ過するオイルフィルタの緩み回りを規制する技術として好適に利用されるが、その他にも燃料電池の排水のフィルタ等、広く適用することができる。
1;オイルフィルタ、11;フィルタエレメント、2;キャップ、2a;雄ネジ部、3;ケース、3a;雌ねじ部、4;ケーシング、30;緩み回り規制構造、31;第1規制部、32;第2規制部、37;弾性支持部。
Claims (3)
- 相対回転により互いに螺合可能な第1ケーシング部材及び第2ケーシング部材からなるケーシング内に、フィルタエレメントを有するエレメント組立体を収容してなり、該第1ケーシング部材及び該第2ケーシング部材の螺合の緩みを規制する緩み回り規制構造を備える流体フィルタにおいて、
前記緩み回り規制構造は、前記第1ケーシング部材に設けられる第1規制部と、前記第2ケーシング部材に設けられると共に前記第1ケーシング部材及び前記第2ケーシング部材の相対回転により該第1規制部に当接する第2規制部と、これら該第1規制部及び該第2規制部の少なくとも一方を弾性的に支持する弾性支持部と、を前記ケーシング内に備えることを特徴とする流体フィルタ。 - 前記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に前記第2ケーシング部材は該雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備え、尚且つ前記第1規制部は前記弾性支持部に支持されると共に該雌ネジ部の基端部側に形成され前記第2ケーシング部材側の軸方向に突出した突起から成り、前記第2規制部は該雄ネジ部の先端部側に形成され前記第1ケーシング部材側の軸方向に突出した突起から成ることを特徴とする請求項1記載の流体フィルタ。
- 前記第1ケーシング部材は雌ネジ部を備えると共に前記第2ケーシング部材は該雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を備え、尚且つ前記第1規制部は該雌ネジ部の基端部側に形成された内周側に突出した突起から成り、前記第2規制部は前記弾性支持部に支持されると共に該雄ネジ部の先端部側に形成された外周側に突出した突起から成ることを特徴とする請求項1記載の流体フィルタ。
Priority Applications (1)
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JP2007107544A JP2008267169A (ja) | 2007-04-16 | 2007-04-16 | 流体フィルタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2007
- 2007-04-16 JP JP2007107544A patent/JP2008267169A/ja active Pending
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