JP4881909B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、食器洗浄機に関する。
洗浄工程やすすぎ工程では、噴射装置が洗浄槽内に洗浄水を噴射して、洗浄槽内の食器を洗浄する。洗浄工程やすすぎ工程では、洗浄槽に食器を出し入れするために設けられている開口が、蓋によって閉塞されている。しかしながら、洗浄槽の開口が蓋によって閉塞されないことがある。例えば、洗浄槽を食器洗浄機の本体から引き出すことができる、いわゆる引き出し式の食器洗浄機においては、洗浄槽内に収容されている食器が蓋に接触したり、洗浄槽と蓋の間に異物が挟まることによって、洗浄槽の開口が蓋によって閉塞されないことがある。洗浄槽の開口が蓋によって閉塞されていない状態で、噴射装置が洗浄水を噴射すると、洗浄水が洗浄槽外に漏れてしまう。そこで、洗浄槽の開口が蓋によって閉塞されていることを確認する技術が、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1の食器洗浄機は、洗浄槽と蓋と切替装置と制御装置と蓋開閉検知装置を備えている。蓋開閉検知装置は、磁石とリードスイッチを備えている。磁石は、蓋に配置されている。リードスイッチは、洗浄槽の上端部の磁石と対向する位置に配置されている。蓋が洗浄槽の上端開口部を閉塞する状態では、磁石とリードスイッチが近接する。磁石とリードスイッチが近接すると、リードスイッチが制御装置に信号を送信する。制御装置は、蓋開閉検知装置から信号を受信することによって、洗浄槽の開口が蓋により閉塞されていることを検知することができる。
特開2000−139798号公報
特許文献1の食器洗浄機では、蓋開閉検知装置のように洗浄槽の開口の閉塞を検知する装置を配置しており、部品数が大幅に増加し、食器洗浄機の構造が複雑となる。
本発明は、上記の問題を解決するために創作されたものであり、その目的は、部品数の増加を抑えつつ、制御装置が洗浄槽の開口の閉塞を検知してから、噴射装置を駆動することができる技術を提供することである。
本発明の食器洗浄機は、洗浄槽と給水装置と吸気経路と排気経路とファンと噴射装置と制御装置を備えている。
洗浄槽には食器が収容される。給水装置は、洗浄槽内に洗浄水を給水する。吸気経路は、洗浄槽の外側から内側に達している。排気経路は、洗浄槽の内側から外側に達している。ファンは、吸気経路と排気経路の一方に配置されている。そのファンは、洗浄槽外の空気を吸気経路を介して洗浄槽内に導入するとともに、洗浄槽内の空気を排気経路を介して洗浄槽外に排気する。噴射装置は、洗浄槽内に給水された洗浄水を吸引して洗浄槽内に噴射する。制御装置は、吸気経路と排気経路のうちファンが配置されていない方の経路の洗浄槽側の開口が給水装置によって給水された洗浄水によって塞がれているとともに、ファンが駆動している状態で、ファンの回転数と消費電力の少なくとも一方に基づいて定まる指標が基準指標範囲内にある場合に、噴射装置を駆動する。
例えば、ファンが吸気経路に配置されているとする。ファンが駆動すると、洗浄槽外の空気が吸気経路を介して洗浄槽内に導入される。排気経路の洗浄槽側の開口が給水装置によって給水された洗浄水によって塞がれていると、排気経路からは洗浄槽内の空気が洗浄槽外に排気されない。このため、洗浄槽の開口が蓋によって閉塞されている状態(閉塞状態)では、ファンによって洗浄槽内に導入された空気が洗浄槽外に排気されず、ファンが空回りする。一方において、洗浄槽と蓋との間に隙間がある状態(閉塞不良状態)では、ファンによって洗浄槽内に導入された空気が洗浄槽と蓋との隙間から洗浄槽外に排気されるので、ファンは空回りせずに空気を送出する。
あるいは、例えば、ファンが排気経路に配置されているとする。ファンが駆動すると、洗浄槽内の空気が排気経路を介して洗浄槽外に排気される。吸気経路の洗浄槽側の開口が給水装置によって給水された洗浄水によって塞がれていると、吸気経路からは洗浄槽外の空気が洗浄槽内に導入されない。このため、閉塞状態では、ファンによって洗浄槽外の空気が洗浄槽内に導入されず、ファンが空回りする。一方において、閉塞不良状態では、ファンによって洗浄槽外の空気が洗浄槽と蓋との隙間から洗浄槽内に導入されるので、ファンは空回りせずに空気を送出する。
ファンが空回りしている場合と、ファンが空回りせずに空気を送り出している場合では、ファンの回転数や消費電力に大きな違いが生じる。このことから、ファンの回転数と消費電力の少なくとも一方に基づいて定まる指標を用いて、閉塞状態であるか否かを検知することができる。
例えば、指標として、一定の消費電力で駆動するファンの回転数を用いるとする。この場合、ファンが空回りする閉塞状態でのファンの回転数は、ファンが空回りせずに空気を送出する閉塞不良状態でのファンの回転数と比べて大きくなる。あるいは、例えば、指標として、一定の回転数で駆動するファンの消費電力を用いるとする。この場合、ファンが空回りする閉塞状態でのファンの消費電力は、ファンが空回りせずに空気を送出する閉塞不良状態でのファンの消費電力と比べて小さくなる。ファンが定常状態である場合、閉塞状態では、指標がある一定の範囲内の値となる。これを、基準指標範囲とする。
本発明の食器洗浄機では、ファンの回転数と消費電力の少なくとも一方で定まる指標が基準指標範囲内にある場合に、閉塞状態であることを検知する。これにより、閉塞状態であることを確認したときのみ、制御装置が噴射装置を駆動する。
この食器洗浄機は、空気の温度を測定して測定温度を得るサーミスタと、複数の温度範囲の各々に対応する基準指標範囲を記憶している記憶装置をさらに備えていることが好ましい。このとき、制御装置は、指標がサーミスタで得られた測定温度を含む温度範囲に対応する基準指標範囲内にある場合に、噴射装置を駆動することが好ましい。
ファンの動力特性は、ファンの駆動部(モータ等)の温度によって変化する。ファンの駆動部の温度は、ファン周辺の空気の温度に応じて変化する。この食器洗浄機では、ファンの動力特性に影響を及ぼす空気の温度に応じて、指標の基準範囲を変化させることができる。この構成によれば、空気の温度によって、ファンの動力特性が変化する場合でも、閉塞状態を検知することができる。
記憶装置は、正常指標範囲の他に、各々の温度範囲に対応する指標判定時間を記憶していることが好ましい。このとき、制御装置は、ファンの回転開始時点から測定温度を含む温度範囲に対応する指標判定時間の経過後の指標が、測定温度を含む温度範囲に対応する基準指標範囲内にある場合に、噴射装置を駆動することが好ましい。
指標が定常状態に至るには、ファンを駆動し始めてからある程度の時間が必要である。これは、ファンの回転が定常状態に至るまでに、ファンを駆動し始めてからある程度の時間が必要だからである。ファンの回転が定常状態に至るまでの時間は、洗浄槽内の空気の温度によって変化する。各温度範囲における指標判定時間は、ファンを駆動し始めてから定常状態に至るまでの時間よりも長く設定されている。この食器洗浄機では、ファンを通過する空気の温度に対応する指標判定時間経過後の指標、即ち、ファンの回転が定常状態になった後の指標によって、制御装置が噴射装置を駆動可能とするか否かを判断することができる。
上記したとおり、指標には、例えば、ファンが一定の消費電力で駆動しているときのファン回転数、あるいは、ファンが一定の回転数で駆動しているときのファンの消費電力を採用することができる。通常、ファンは定常電圧で駆動されているため、ファン消費電力は、例えば、ファンに通電される電流値を測定することにより検出することができる。ファンの回転数やファンに通電される電流値は、特別なセンサを設けなくとも検出しやすいことから、これらを指標すると、指標を利用する食器洗浄機を安価に製造することが可能となる。
本発明の食器洗浄機によれば、ファンの回転数と消費電力の少なくとも一方で定まる指標に基づいて、洗浄槽の開口が蓋によって閉塞されているか否かを的確に検知することができる。これにより、本発明の食器洗浄機では、部品点数を抑えつつ、洗浄槽の開口の閉塞を検知してから、噴射装置を駆動することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
(形態1) 本実施例の食器洗浄機では、洗浄槽内に洗浄工程又はすすぎ工程に必要な量の洗浄水が貯水されたことを検知する水位検知装置が配置されている。
(形態2) 本実施例の食器洗浄機では、水位検知装置で検知されたときの洗浄水の水面が、吸気経路と排気経路のうちファンが配置されていない方の経路の洗浄槽側の開口の上端よりも上方に位置するとともに、ファンが配置されている方の経路の洗浄槽側の開口の下端よりも下方に位置する。
(第1実施例)
本発明を具現化した第1実施例の食器洗浄機を図面を参照しながら説明する。図1は、食器洗浄機10の縦断面図である。食器洗浄機10は、引き出し式の食器洗浄機である。食器洗浄機10は、本体12と洗浄槽14と扉15を備えている。
扉15には、操作パネル16と排気経路18が設けられている。操作パネル16には、スタートボタン等の各種のボタンやランプ等が設けられている。排気経路18は、洗浄槽14の内側から外側に達している。排気経路18の洗浄槽14の外側の端は、扉15の前面(図1の左側)に位置し、扉15の前面には、排気口18bが設けられている。排気経路18の洗浄槽14側の端には、開口18aが設けられている。
洗浄槽14は、本体12と扉15で形成される空間に収容されている。洗浄槽14は、本体12にスライド可能に支持されている。洗浄槽14は、本体12に対して前後方向(図1の左右方向)にスライド可能である。洗浄槽14は、扉15に連結されている。扉15を前方(図1の左方向)へ引き出すと、扉15とともに洗浄槽14が引き出される。洗浄槽14は、その上端に開口14aが形成されている。洗浄槽14には、噴射装置20の洗浄ノズル20a、食器かご61等が収容されている。食器かご61には、種々の食器19が保持される。
洗浄槽14の上方には、蓋56が配置されている。蓋56は、図示しない昇降機構によって洗浄槽14と連結されている。扉15が閉じられた状態(洗浄槽14が本体12に収容されている状態)では、蓋56は降下して洗浄槽14の開口14aに密着して蓋をする。洗浄槽14が本体12から引き出されると、蓋56は上昇して洗浄槽14の開口14aを開放する。
洗浄槽14の底面39には、吸込凹部31が形成されている。底面39の下方には、噴射装置20の洗浄ポンプ27が設けられている。洗浄ポンプ27は、内蔵する電気モータによってインペラ28を回転する。洗浄ポンプ27は、インペラ28を一方向に回転することもできるし、その逆の方向に回転することもできる。インペラ28が配置されている空間と吸込凹部31は、吸込流路32によって連通されている。洗浄ポンプ27がインペラ28を一方向に回転すると、洗浄水を洗浄ノズル20aに送水する。洗浄ノズル20aは、送出された洗浄水を洗浄槽14内に噴射する。
洗浄ポンプ27が配置されている底面39の上方には、電気式のヒータ30が装着されている。ヒータ30の下方には、サーミスタ55が配置されている。サーミスタ55は、洗浄槽14に洗浄水が入れられているときには水の温度を検出し、洗浄水が入れられていないときには洗浄槽内の空気の温度を検出する。
洗浄槽14の前部外側の下部には、水位検出器45が設けられている。水位検出器45は、水位室46、フロート47、バー48、スイッチ49を有している。水位室46は、水位経路44によって吸込凹部31と連通されている。フロート47は、水位室46内に配置されている。バー48は、フロート47に固定されており、水位室46から上方に突出している。スイッチ49は、バー48の上方に配置されている。洗浄槽14に洗浄水が給水されると、その洗浄水は、水位経路44を通って水位室46に導入される。水位室46内の洗浄水の水位は、洗浄槽14の水位の上昇に伴って上昇する。フロート47は、水位室46の洗浄水の水位の上昇に伴って上昇する。フロート47が上昇して、バー48の上端がスイッチ49と接触すると、スイッチ49から後述するコントローラ60に信号が送信される。
本体12の後方壁33(図1の右側の壁)には、排水ホース34が接続されている。排水ホース34は、排水流路36を介して洗浄槽14の底部と連通している。洗浄ポンプ27は、インペラ28を逆の方向に回転することによって、洗浄槽14内の洗浄水を排水ホース34に送出する。
また、本体12の後方壁33には、給水ホース40の一端が接続されている。給水ホース40の他端は、給水管88に接続される。給水ホース40の一端は、第1給水流路42を介して本体12内部の給水弁41に接続されている。給水弁41は、内蔵するソレノイドに駆動されて開閉する。給水弁41が開かれると洗浄槽14内に洗浄水が給水され、給水弁41が閉じられると洗浄槽14内への給水が停止される。給水弁41と洗浄槽14の間は、第2給水流路43によって連通されている。
本体12の後方壁33と洗浄槽14の後方壁51の間には、吸気経路63が形成されている。吸気経路63は、洗浄槽14の外側から内側に達している。吸気経路63には、乾燥ファン52が配置されている。乾燥ファン52は、内蔵するモータでファン53を回転駆動する。乾燥ファン52のモータには、一定の電力が供給される。乾燥ファン52は、吸気経路63を介して洗浄槽14と接続されている。吸気経路63の洗浄槽14側には、開口63aが形成されている。乾燥ファン52には、ファン53の回転数を検知する回転数センサ50が設置されている。
食器洗浄機10の前方には、コントローラ60が装着されている。図2に示すように、コントローラ60には、操作パネル16、洗浄ポンプ27、ヒータ30、給水弁41、スイッチ49、回転数センサ50、乾燥ファン52、サーミスタ55が接続されている。コントローラ60は、内蔵するCPU60a、メモリ60b等によって、接続されている各装置の動作を制御する。メモリ60bは、各装置の制御するための情報を記憶している。また、メモリ60bは、洗浄開始回転数データベース100を記憶している。
図3に示すように、洗浄開始回転数データベース100には、サーミスタ55で測定される測定温度に対応する複数の温度範囲102のそれぞれに対応付けて、回転数判定時間104と基準ファン回転数範囲下限106と基準ファン回転数範囲上限108が記録されている。温度範囲102は、各温度範囲に示される最小値以上であって最大値未満の範囲を示している。基準ファン回転数範囲は、基準ファン回転数範囲下限106から基準ファン回転数範囲上限108までの範囲である。例えば、温度範囲102が15℃以上20℃未満の場合、基準ファン回転数範囲は、3425r/minから3525r/minである。基準ファン回転数範囲は、上限と下限が特定されているが、下限のみが特定されていてもよい。この場合、基準ファン回転数範囲は、特定されている下限以上の範囲となる。
次に、食器洗浄機10の動作について図面を参照して説明する。図4に示すように、食器洗浄機10は、閉塞検知工程(ステップS10)、洗浄工程(ステップS12)、すすぎ工程(ステップS14)、乾燥工程(ステップS16)の順に動作する。
図5は、ステップS10の閉塞検知工程におけるコントローラ60の処理手順を示すフローチャートである。
まず、使用者が操作パネル16に設けられているスタートボタンをオンにする。スタートボタンがオンされると、操作パネル16からコントローラ60に信号が送信される。コントローラ60は、操作パネル16から信号を受信すると、サーミスタ55の測定温度情報を受信する(ステップS20)。コントローラ60は、測定温度情報に基づいて、メモリ60bに記憶されている洗浄開始回転数データベース100からファン53の回転数の判定時間、基準ファン回転数範囲を特定する(ステップS22)。本実施例では、サーミスタ55の温度が15℃であるとする。この場合、ファン53の回転数を判定するのは、ファン53が駆動してから60秒後である。
コントローラ60は、給水弁41を開いて洗浄槽14内に洗浄水を給水する(ステップS24)。コントローラ60は、水位検出器45のスイッチ49から信号を受信すると、給水弁を閉じて給水を停止する(ステップS26)。図1に示すように、給水が終了した時点では、洗浄槽14内の洗浄水の水面58は、排気経路18の開口18aの上端よりも上方に位置している。即ち、排気経路18の開口18aは、洗浄水によって塞がれている。また、洗浄槽14内の洗浄水の水面58は、吸気経路63の開口63aの下端よりも下方に位置している。即ち、吸気経路63の開口63aは、洗浄水によって塞がれていない。
洗浄槽14内への給水が終了すると、コントローラ60は、乾燥ファン52を駆動させて(ステップS28)、ファン53を回転させる。コントローラ60は、乾燥ファン52を駆動させてから回転数判定時間である60秒が経過したかを確認する(ステップS30)。経過していない場合(ステップS30でNO)、コントローラ60は、60秒が経過するまでステップS30を繰り返す。回転数判定時間が経過した場合(ステップS30でYES)、コントローラ60は、回転数センサ50を作動させて(ステップS32)、ファン53の回転数を検知する。
図6は、ファン53の回転数の時間による変化を示すグラフである。図6のグラフは、サーミスタ55の測定温度が15℃の場合を例に挙げる。図6の横軸は、乾燥ファン52が駆動されてからの経過時間(秒)を示し、縦軸は、ファン53の回転数(r/min)を示す。破線132,134は、それぞれ基準ファン回転数範囲の下限106と上限108を示す。実線140は、回転数判定時間が経過したときのファン53の回転数が基準ファン回転数にある場合のファン53の回転数の変化を示す。実線142は、回転数判定時間が経過したときのファン53の回転数が基準ファン回転数範囲の下限よりも小さい場合のファン53の回転数の変化を示す。
閉塞状態では、ファン53によって洗浄槽14内に導入された空気が洗浄槽14外に排気されず、ファン53が空回りする。一方、閉塞不良状態では、ファン53によって洗浄槽14内に導入された空気が洗浄槽14と蓋56との隙間から排気されるので、ファン53は空回りせずに空気を送出する。そのため、乾燥ファン52のモータに一定の電力が供給されている場合、閉塞状態でのファン53の回転数は、閉塞不良状態でのファン53の回転数よりも大きくなる。図6のグラフでは、実線140が閉塞状態におけるファン53の回転数の変化を示しており、実線142が閉塞不良状態におけるファン53の回転数の変化を示している。
ファン53の回転数が検知されると、コントローラ60は、検知されたファン53の回転数が基準ファン回転数範囲内であるか否かを確認する(ステップS34)。ファン53の回転数が基準ファン回転数範囲内である場合(ステップS34でYES)、即ち、図6においてファン53の回転数が実線140で示される場合、コントローラ60は、乾燥ファン52と回転数センサ50を停止させて(ステップS36)、閉塞検知工程を終了する。ステップS36を経て、閉塞検知工程が終了した場合、洗浄槽14の開口14aは、蓋56によって閉塞されている。コントローラ60は、図4のステップS12に示す洗浄工程に進む。洗浄工程では、コントローラ60が噴射装置20の洗浄ポンプ27を駆動させて、洗浄槽14内に洗浄水を噴射させる。
一方、ファン53の回転数が基準ファン回転数範囲外である場合(ステップS34でNO)、即ち、図6においてファン53の回転数が実線142で示される場合、コントローラ60は、乾燥ファン52と回転数センサ50を停止させる(ステップS38)。ファン53の回転数が実線142で示される状態では、例えば、洗浄槽14内に収容されている食器19が蓋56に接触したり、異物が蓋56と洗浄槽14との間に入ることにより、洗浄槽14の開口14aが蓋56によって閉塞されていない。この場合、コントローラ60は、操作パネル16に洗浄槽14と蓋56との間に隙間があることを示す警告信号を送信し(ステップS40)、処理を終了する。操作パネル16は、送信された警告信号に従って、警告ランプを点灯させたり、警告を表示したりする。ステップS40を経て、閉塞検知工程が終了した場合、コントローラ60は、図4のステップS12に示す洗浄工程に進まない。
食器洗浄機10では、排気経路18の開口18aが塞がれている状態で閉塞検知を行っている。この場合、洗浄槽14の開口14aと蓋56との間に隙間がない閉塞状態では、洗浄槽14内の空気が洗浄槽14外に排気されず、ファン53が空回りする。一方、洗浄槽14の開口14aと蓋56との間に隙間がある閉塞不良状態では、吸気経路63から洗浄槽14内に導入された空気は、洗浄槽14の開口14aと蓋56との間に隙間から洗浄槽14外に排気されるので、ファン53は空回りしない。この結果、閉塞状態と比べて、閉塞不良状態の方が、一定の電力で回転するファン53の回転数が小さくなる。
食器洗浄機10では、閉塞状態と閉塞不良状態とでファン53の回転数が異なることを利用して、閉塞検知を行っている。食器洗浄機10によれば、磁石とリードスイッチ等を用いた蓋開閉検知装置が不要となる。
(第2実施例)
上記した第1実施例の食器洗浄機10では、一定の電力で駆動しているファン53の回転数に基づいて、噴射装置20の駆動を制御している。これに代えて、ファン53の回転数を一定に維持したときの乾燥ファン52のモータに通電される電流値に基づいて、噴射装置20の駆動を制御してもよい。
以下では、乾燥ファン52のモータが定常電圧(例えば100Vの交流電圧)で駆動している状態で、ファン53の回転数を3500r/minに維持するように乾燥ファン52のモータに通電する電流値を制御した場合に、モータに通電される電流値に基づいて給水弁41の開閉を制御する第2実施例の食器洗浄機を図面を参照しながら説明する。図7は、第2実施例の食器洗浄機200の縦断面図である。ここで、食器洗浄機10と同じ構成のものには、図1と同じ符号を付し、重複説明を省略する。
乾燥ファン52には、ファン53と回転数センサ50とモータ以外に、モータに通電される電流値を測定する電流計254が設置されている。図8に示すように、電流計254は、食器洗浄機200のコントローラ260に接続されている。コントローラ260には、食器洗浄機10のコントローラ60と同様に、食器洗浄機200の各装置が接続されている。コントローラ260は、内蔵するCPU260a、メモリ260b等によって、接続されている各装置の動作を制御する。メモリ260bは、各装置の制御するための情報を記憶している。また、メモリ260bは、洗浄開始電流値データベース210を記憶している。
図9に示すように、洗浄開始電流値データベース210には、サーミスタ55で測定される測定温度に対応する複数の温度範囲212のそれぞれに対応付けて、電流値判定時間214と基準電流値範囲下限216と基準電流値範囲上限218が記録されている。温度範囲212は、各温度範囲に示される最小値以上であって最大値未満の範囲を示している。基準電流値範囲は、基準電流値範囲下限216と基準電流値範囲上限218までの範囲である。例えば、温度範囲212が15℃以上20℃未満の場合、基準電流値範囲は、0.2325Aから0.2425Aである。洗浄開始電流値データベース210では、基準電流値範囲は、上限と下限が特定されているが、上限のみが特定されていてもよい。この場合、基準電流値範囲は、特定されている上限以下の範囲となる。
次に、食器洗浄機200の動作について図面を参照して説明する。図4に示すように、食器洗浄機200は、食器洗浄機10と同様、閉塞検知工程、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程の順に動作する。図10は、ステップS10の閉塞検知工程におけるコントローラ260の処理手順を示すフローチャートである。図10では、図5と同一の処理に対して、図5と同一の符号を付して重複説明を省略する。
まず、使用者が操作パネル16に設けられているスタートボタンをオンにする。スタートボタンがオンされると、操作パネル16からコントローラ260に信号が送信される。コントローラ260は、操作パネル16から信号を受信すると、ステップS20で受信した測定温度情報に基づいて、メモリ260bに記憶されている洗浄開始電流値データベース210からファン53の電流値の判定時間、基準電流値範囲を特定する(ステップS202)。本実施例では、サーミスタ55の温度が18℃であるとする。この場合、乾燥ファン52のモータに通電される電流値を判定するのは、乾燥ファン52が駆動してから60秒後である。コントローラ260は、ステップS24からステップS32の処理を行う。
コントローラ260は、回転数センサ50が検知したファン53の回転数が所定値である3500r/minに達したか否かを確認する(ステップS204)。達していない場合(ステップS204でNO)、コントローラ260は、ファン53の回転数が3500r/minに達するまで、乾燥ファン52のモータに通電する電流値を調整して、ステップS204を繰り返す。ファン53の回転数が3500r/minに達すると(ステップS204でYES)、コントローラ260は、電流計254によって乾燥ファン52のモータに通電される電流値の計測する(ステップS206)。
乾燥ファン52のモータに通電される電流値が計測されると、コントローラ260は、電流計254で計測された電流値が基準電流値範囲内であるか否かを確認する(ステップS208)。電流計254で計測された電流値が基準電流値範囲内である場合(ステップS208でYES)、コントローラ260は、ステップS36の処理に進んで閉塞検知処理を終了する。続いて、コントローラ260は、図4のステップS12に示す洗浄工程に進む。洗浄工程では、コントローラ60が噴射装置20の洗浄ポンプ27を駆動させて、洗浄槽14内に洗浄水を噴射させる。
一方、電流計254で計測された電流値が基準電流値範囲外である場合(ステップS208でNO)、洗浄槽14の開口14aが蓋56によって閉塞されていない。この場合、コントローラ260は、ステップS38、S40の処理を実行して閉塞検知処理を終了する。
食器洗浄機200では、ファン53が空回りする閉塞状態と比べて、ファン53が空回りせずに空気を送出する閉塞不良状態の方が、ファン53が一定の回転数で回転する乾燥ファン52のモータに通電される電流値が大きくなる。
食器洗浄機200では、閉塞状態と閉塞不良状態とで乾燥ファン52に通電される電流値が異なることを利用して、閉塞検知を行っている。食器洗浄機200によれば、磁石とリードスイッチ等を用いた蓋開閉検知装置が不要となる。
また、上記した各食器洗浄機10,200では、洗浄槽14内の空気の温度によって、基準指標範囲を変えている。これにより、温度の変化によって、乾燥ファン52の動力特性が変化しても、閉塞検知をすることができる。食器洗浄機10,200は、サーミスタ55の替わりに、食器洗浄機10の外側の空気の温度を測定するサーミスタであってもよいし、吸気経路63内のファン53付近の空気の温度を測定するサーミスタであってもよい。また、サーミスタ55で温度を測定する前に、予めファン53を回転させておいてもよい。
上記した食器洗浄機10では、吸気経路63に乾燥ファン52を配置している。しかしながら、排気経路18にファンを配置してもよい。この場合、吸気経路63の開口63aは、水位検出器45が検知する水位58よりも下方に配置される。一方、排気経路18の開口18aは、水位58よりも上方に配置される。この構成でも、上記した実施例1,2と同様の効果を奏することができる。
また、乾燥ファン52は、排気経路18及び吸気経路63の両方に配置されていてもよい。この場合、排気経路18の開口18a又は吸気経路63の開口63aのいずれか一方が、水位検出器45が検知する水位58よりも下方に配置されている。例えば、排気経路18の開口18aが水位58よりも下方に配置されている場合、吸気経路63に配置されている乾燥ファン52が駆動している状態で、ファン53の回転数と消費電力の少なくとも一方に基づいて定まる指標を利用して閉塞検知をする。一方において、吸気経路63の開口63aが水位58よりも下方に配置されている場合、排気経路18に配置されている乾燥ファン52を駆動している状態で、ファン53の回転数と消費電力の少なくとも一方に基づいて定まる指標を利用して閉塞検知をする。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
第1実施例の食器洗浄機の断面模式図。 第1実施例の食器洗浄機の制御系統を示すブロック図。 第1実施例の洗浄開始回転数データベースを示す図。 食器洗浄機の運転動作を示すフローチャート。 第1実施例の閉塞検知処理を示すフローチャート。 第1実施例の時間によるファンの回転数の変化を示すグラフ。 第2実施例の食器洗浄機の断面模式図。 第2実施例の食器洗浄機の制御系統を示すブロック図。 第2実施例の洗浄開始電流値データベースを示す図。 第2実施例の閉塞検知処理を示すフローチャート。
符号の説明
10、200:食器洗浄機
12:本体
14:洗浄槽
14a:開口
15:扉
18:排気経路
18a:開口
20:噴射装置
56:蓋
63:吸気経路
63a:開口
100:洗浄開始回転数データベース
210:洗浄開始電流値データベース
254:電流計

Claims (4)

  1. 食器を収容するための洗浄槽と、
    洗浄槽内に洗浄水を給水する給水装置と、
    洗浄槽の外側から内側に達している吸気経路と、
    洗浄槽の内側から外側に達している排気経路と、
    吸気経路と排気経路の一方に配置され、洗浄槽外の空気を吸気経路を介して洗浄槽内に導入するとともに、洗浄槽内の空気を排気経路を介して洗浄槽外に排気するファンと、
    洗浄槽内に給水された洗浄水を吸引して洗浄槽内に噴射する噴射装置と、
    噴射装置の駆動を制御する制御装置、
    を備えており、
    制御装置は、吸気経路と排気経路のうちファンが配置されていない方の経路の洗浄槽側の開口が給水装置によって給水された洗浄水によって塞がれているとともに、ファンが駆動している状態で、ファンの回転数と消費電力の少なくとも一方に基づいて定まる指標が基準指標範囲内にある場合に、噴射装置を駆動することを特徴とする食器洗浄機。
  2. 空気の温度を測定して測定温度を得るサーミスタと、
    複数の温度範囲の各々に対応する基準指標範囲を記憶している記憶装置と、
    をさらに備えており、
    制御装置は、指標がサーミスタで得られた測定温度を含む温度範囲に対応する基準指標範囲内にある場合に、噴射装置を駆動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
  3. 記憶装置は、基準指標範囲の他に、各々の温度範囲に対応する指標判定時間を記憶しており、
    制御装置は、ファンの回転開始時点から測定温度を含む温度範囲に対応する指標判定時間の経過後の指標が、測定温度を含む温度範囲に対応する基準指標範囲内にある場合に、噴射装置を駆動することを特徴とする請求項2の食器洗浄機。
  4. 指標は、ファンが一定の消費電力で駆動しているときのファン回転数と、ファンが一定の回転数で駆動しているときのファンの消費電力のいずれかである
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の食器洗浄機。
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