JP4874136B2 - パンツ型使い捨ておむつ及びそれに用いられるシートの製造方法 - Google Patents
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前記後身頃用シートを構成する2枚の不織布及び前記前身頃用シートを構成する2枚の不織布は、おむつの略長手方向に繊維配向性を持つように配置されるとともに、前記裏面シートを構成する不織布は、おむつの略長手方向に繊維配向性を持つように配置され、
前記後身頃用シート及び前身頃用シートは、前記吸収性主体の身体側の面に接着され、前記吸収性主体の前後部において、前記透液性トップシートと後身頃用シート又は前身頃用シートとによって囲まれたポケット状部分を形成するとともに、前記後身頃用シート及び前身頃用シートと前記立体ギャザーとが接合されていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつが提供される。
請求項4に係る本発明として、請求項1〜3いずれかに記載のパンツ型使い捨て紙おむつに使用される前身頃用シート及び後身頃用シートの製造方法であって、
一方側の不織布供給ラインから、原反の長手方向に繊維配向性を有する不織布がラインに沿って供給されるとともに所定間隔で切断された後、90°反転装置によって反転され、ラインとほぼ直交方向に繊維配向性を有するようにし、この不織布を連接配置した不織布連接体が供給されるとともに、他方側の不織布供給ラインから、同様にして連接配置した不織布連接体が供給され、これら不織布連接体の間に、ウエスト部及び胴周り部に相当する部分に連続的に複数条の弾性伸縮部材が伸張状態で接着された後、所定形状に切断することを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ用シートの製造方法が提供される。
複数条の弾性伸縮部材を製造ラインに沿って伸張状態で供給し、この弾性伸縮部材群に巻き付けるように、原反の長手方向に繊維配向性を有する不織布を螺旋状に供給し、製造ライン方向に対して−45°〜+45°範囲の方向に繊維配向性を有するシート状とした後、所定形状に切断することを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ用シートの製造方法が提供される。
先ず最初に、前記吸収性本体10の構造の一例について、図3に基づいて詳述する。
(吸収体12)
前記吸収体12は、綿状パルプ等の短繊維を積繊したものの他、フィラメント12a,12a…の集合体からなるもの等も使用できる。
前記高吸収性ポリマー粒子12bとは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子12bの粒径は、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用でき、1000μm以下、特に150〜400μmのものが望ましい。高吸収性ポリマー粒子12bの材料としては、特に限定無く用いることができるが、吸水量が40g/g以上のものが好適である。高吸収性ポリマー粒子12bとしては、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系などのものがあり、でんぷん−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体などのものを用いることができる。高吸収性ポリマー粒子12bの形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
前記吸収体12の表面側(肌当接面側)を覆う透液性トップシート11としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法及びエアスルー法は嵩高でソフトである点で優れている。透液性トップシート11に多数の透孔を形成した場合には、尿などが速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。前記透液性トップシート11は、吸収体12の側縁部を巻き込んで吸収体12の裏面側まで延在している。
前記吸収体12の裏面側(非肌当接面側)を覆う防漏シート19は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの不透液性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートであり、仮にシート厚が同じであれば無孔シートよりも剛性が低下するため、柔軟性の点で勝るものとなる。
一方、立体ギャザーBSを形成するギャザー不織布13は、図3に示されるように、折返しによって二重シートとした不織布が用いられ、前記トップシート11によって巻き込まれた吸収体12の側縁部をさらにその上側から巻き込んで吸収体12の裏面側まで延在して接着されている。より具体的には、前記ギャザー不織布13は、紙おむつの長手方向中間部では、立体ギャザーBS形成部分を残し、幅方向中間部から吸収体12の裏面側に亘る範囲がホットメルト接着剤等によって接着され、また長手方向前後端部では、前記幅方向中間部から一方側端縁までの区間が吸収体12の裏面側に亘る範囲で接着されるとともに、前記立体ギャザーBSを形成する部分を吸収体12の上面部にて折り畳むようにしながらホットメルト接着剤等により接着されている。
前述のギャザー不織布13を構成する素材繊維も前記透液性表面シート11と同様に、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法に得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらに前記ギャザー不織布13については、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。
クレープ紙16を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレンなどを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
保持シート17を設ける場合、保持シート17と吸収体12上との間には、高吸収性ポリマー粒子12bをその散布などにより介在させることができる。高吸収性ポリマー粒子12bは、連続繊維12aの集合体への供給時又はその後の工程、あるいは消費者が使用するまでの流通過程で、連続繊維12aの集合体を通り抜けることがある。連続繊維の集合体を通り抜けた高吸収性ポリマー粒子群の凹凸は、消費者が使用する際に手で触ったときジャリジャリした違和感を与える。そこで、吸収体12とクレープ紙16との間に高吸収性ポリマー粒子12bの保持性能を有する保持シート17を介在させるのも好ましい形態である。この保持シート17は、ティッシュペーパ(クレープ紙)などのクレープ紙16のみでは足りないコシを補強して、消費者が使用する際に手で触ったとき違和感を軽減又は防止する。
保持シート17を不織布とする場合、その保持シート17は、KES試験に基づく圧縮エネルギーが0.01〜10.00gfcm/cm2、好ましくは、0.01〜1.00gfcm/cm2で、かつ圧縮レジリエンスが10〜100%、好ましくは、70〜100%の不織布であるとよい。
上記例は、吸収体12とクレープ紙16の裏面側部位との間に保持シート17を設ける例であるが、保持シートは、包被シートより裏面側であってもよく(その形態は図示していない)、要は、吸収体12に対して裏面側に保持シートを設ければ、製品の裏面から触る場合におけるジャリジャリした違和感を軽減させるあるいは生じさせないものとなる。
吸収性本体10の裏面側には、製品外面に露出する裏面シート14が設けられている。本発明では、前述の通り、この裏面シート14が、おむつの略長手方向に繊維配向性を持つように配置されるようにするため、裏面シート14を構成する素材としては、一方向に繊維配向性を有する不織布を使用する。
摩擦堅牢度は、JISL0849に準拠し、次の方法で測定する。すなわち、250mm×25mmの摩擦堅牢度測定用シート片を作成し、測定用シート片の外面側(吸収性本体の外面側)の摩擦堅牢度を測定する。摩擦堅牢度の測定には、例えばCOLOR FASTNESS RUBBING TESTER(テスター産業株式会社製、型式;AB−301)を使用することができる。測定は、摩擦試験機II型を使用し、50回の振動を加えて行う。試験の結果得られる測定用シート片を目視にて限度見本と比較し、(◎:よれ玉および毛羽立ち無し○:よれ玉無し、毛羽立ちあり△:よれ玉あり、毛羽立ちあり×:不織布が破断)の4段階で評価する。
前記後身頃用シート20は、図1、図2及び図7に示されるように、上層不織布21A及び下層不織布21Bからなる2層構造の不織布シートとされ、前記上層不織布21Aと下層不織布21Bとの間の水平方向に各種弾性伸縮部材22…、23…が配設され、水平方向に伸縮性が付与されている。かかる後身頃用シート20は、前記吸収性本体10の後身頃B側に接着され、後述する前身頃用シート30と接合縁部24によって結合されて胴回りを固定する。
前記後身頃用シート20は、上層不織布21Aと下層不織布21Bとの間に、ウエスト部S1及び胴周り部S2の上下方向に間隔をおいて水平方向に沿ってウエスト部弾性伸縮部材22、22…と、複数の胴周り弾性伸縮部材群23、23…とが接着される。
一方、前記胴周り部S2の長手方向に対して、種類や太さあるいは接着時の伸長率の度合が異なる弾性伸縮部材を配設するようにしてもよい。
本発明では、前述の通り、前記上層不織布21A及び下層不織布21Bが、おむつの略長手方向に繊維配向性を持つように配置されるようにするため、上層不織布21A及び下層不織布21Bを構成する素材としては、一方向に繊維配向を有する不織布を使用する。ここで、不織布は一般的に、ウェブの形成方法による分類、ウェブの接着方法による分類の他に、ウェブ中の繊維配向状態からの分類が存在するが、本上層不織布21A及び下層不織布21Bとしては、前記繊維配向状態からの分類、すなわち繊維が一方向に配向されたパラレルウェブ、繊維が直交したクロスウェブ、繊維の配向がランダムなランダムウェブの内、前記繊維が一方向に配向されたパラレルウェブが使用されることが一般的である。このような不織布の製造方法としては、スパンボンド法やエアスルー法、SMSが好適に用いられる。特に本発明では、繊維長を長くすることが可能で、繊維配向性が比較的簡単に制御可能なスパンボンド法を用いることが好ましい。また、エアスルー法を用いた場合、素材自体が柔軟性を有するとともに伸長性に富み、引張強度の比(MD/CD)も大きいため、不織布の伸展性向上のために好ましいが、スパンボンド法の方が引張強度と伸度のバランスの点で優れている。
本発明に係るおむつ1は、後身頃用シート20を構成する上層不織布21A及び下層不織布21Bが、おむつ長手方向に繊維配向性を持つように配置されて製造される。ここで、不織布の繊維配向性は、原反の長手方向と一致するのが一般的であるため、かかる原反をおむつ製造ラインに沿って供給すると、不織布の繊維配向性は、同じく製造ラインに沿って供給される弾性伸縮部材の配置方向と同じ方向、すなわちおむつ幅方向となる。そこで、本発明では、弾性伸縮部材の配置方向と、不織布の繊維配向とがほぼ直交するように、以下のいずれかの製造方法を採用する。
図8及び図9に示されるように、一方側の不織布供給ライン40から、原反の長手方向に繊維配向性を有する不織布41がラインに沿って供給されるとともに所定間隔で切断された後、90°反転装置42によって反転されてラインとほぼ直交方向に繊維配向性を有するようにされ、この不織布を連接配置した不織布連接体43が供給される。また、他方側の不織布供給ライン44から、同様にして連接配置した不織布連接体45が供給される。
そして、これら不織布連接体43、45の間に、ウエスト部S1に相当する部分に連続的に配置される弾性伸縮部材46…及び胴周り部S2に相当する部分に連続的に配置される弾性伸縮部材47…が、公知のコントロールシーム方式に従って、弾性伸縮部材46、47の周面にホットメルト接着剤が塗布されて、伸張状態で接着される。
前記弾性伸縮部材46、47への周面塗布は、例えば、図11(A)に示されるように、V字型の溝を有する部材49aを用いて、溝の底部に接着剤を供給しながら弾性伸縮部材を溝に通すコームガン49による塗布方法や、図11(B)に示されるように、曲折する部材50に弾性伸縮部材を絡ませながら通過させ、接着剤を塗布する、従来より公知のコントロールシーム塗布方式、オメガ塗布方式又はシュアラップ塗布方式等が挙げられる。これらコントロールシーム塗布方式、オメガ塗布方式又はシュアラップ塗布方式は、接着剤の塗布が偏り易いコームガン塗布よりも、均一性の高い周面塗布が可能となるので好ましい。
上記ホットメルト接着剤としては、例えばEVA系、粘着ゴム系(エラストマー系)、オレフィン系、ポリエステル・ポリアミド系などの種類のものが存在するが、本使い捨ておむつでは、前記粘着ゴム系(エラストマー系)を使用するのが望ましい。
第2形態例に係る製造方法では、図12及び図13に示されるように、ウエスト部S1及び胴周り部S2に相当する部分に、複数条の弾性伸縮部材46、47を製造ラインに沿って伸張状態で供給し、この弾性伸縮部材群に巻き付けるように、原反の長手方向に繊維配向性を有する不織布41を螺旋状に供給して重ね合わせてシート状とした後、後身頃用シート20の製品形状で切断することにより、個々の後身頃用シート20が完成される。
弾性伸縮部材46、47の接着方法及び不織布41の接着方法は、上記第1形態例と同様である。
前身頃用シート30は、前記後身頃用シート20とほぼ同様の構造であり、図1に示されるように、上層不織布31Aと下層不織布31Bからなる2層構造の不織布シートとされ、前記上層不織布31Aと下層不織布31Bとの間に、ウエスト部S1及び胴周り部S2の幅方向に沿って複数の弾性伸縮部材32…、33…がホットメルト接着剤により接着されて、伸縮性が付与されている。
前身頃用シート30は、前記後身頃用シート20と同様の製造方法で製造することによって、上層不織布31A及び下層不織布31Bが、おむつ長手方向に繊維配向を有するようになる。
前記吸収性本体10と後身頃用シート20及び前身頃用シート30とは、図1、図7に示されるように、吸収性本体10の非身体側の面であって後身頃B側及び前身頃F側に、それぞれ後身頃用シート20及び前身頃用シート30がホットメルト接着剤等によって接着されて一体化される。
(1)上記形態例では、透液性のトップシート11と防漏シート19との間に吸収体12が介在されるとともに、最外層に不織布からなる裏面シート14が配設された吸収性本体10と、2枚の不織布(上層不織布21A、下層不織布21B)の間にウエスト部S1及び胴周り部S2に沿って多数の弾性伸縮部材22…、23…が配置され、前記吸収性本体10の後身頃B側に接合される後身頃用シート20と、2枚の不織布(上層不織布31A、下層不織布31B)の間にウエスト部S1及び胴周り部S2に沿って多数の弾性伸縮部材32…、33…が配置され、前記吸収性本体10の前身頃F側に接合される前身頃用シート30とから構成されるとともに、製品状態で前記後身頃用シート20と前身頃用シート30とが、その両側端の接合縁部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつ1としたが、前記後身頃用シート20と前身頃用シート30とに分割しないタイプに対しても同様に適用することが可能である。
Claims (5)
- 透液性のトップシートと不透液性シートとの間に吸収体が介在されるとともに、最外層に不織布からなる裏面シートが配設され、両側部に表面側に起立する立体ギャザーを備えた吸収性本体と、2枚の不織布の間にウエスト部及び胴周り部に沿って多数の弾性伸縮部材が配置され、前記吸収性本体の後身頃側に接合される後身頃用シートと、2枚の不織布の間にウエスト部及び胴周り部に沿って多数の弾性伸縮部材が配置され、前記吸収性本体の前身頃側に接合される前身頃用シートとから構成されるとともに、製品状態で前記後身頃用シートと前身頃用シートとが、その両側端の接合縁部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、
前記後身頃用シートを構成する2枚の不織布及び前記前身頃用シートを構成する2枚の不織布は、おむつの略長手方向に繊維配向性を持つように配置されるとともに、前記裏面シートを構成する不織布は、おむつの略長手方向に繊維配向性を持つように配置され、
前記後身頃用シート及び前身頃用シートは、前記吸収性主体の身体側の面に接着され、前記吸収性主体の前後部において、前記透液性トップシートと後身頃用シート又は前身頃用シートとによって囲まれたポケット状部分を形成するとともに、前記後身頃用シート及び前身頃用シートと前記立体ギャザーとが接合されていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記前身頃用シート及び/又は後身頃用シートにおいて、前記吸収体と重なる領域部分において、弾性伸縮部材を切断し不連続としてある請求項1記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記前身頃用シート及び後身頃用シートを構成する不織布は、スパンボンド法により製造した不織布である請求項1〜2いずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 請求項1〜3いずれかに記載のパンツ型使い捨て紙おむつに使用される前身頃用シート及び後身頃用シートの製造方法であって、
一方側の不織布供給ラインから、原反の長手方向に繊維配向性を有する不織布がラインに沿って供給されるとともに所定間隔で切断された後、90°反転装置によって反転され、ラインとほぼ直交方向に繊維配向性を有するようにし、この不織布を連接配置した不織布連接体が供給されるとともに、他方側の不織布供給ラインから、同様にして連接配置した不織布連接体が供給され、これら不織布連接体の間に、ウエスト部及び胴周り部に相当する部分に連続的に複数条の弾性伸縮部材が伸張状態で接着された後、所定形状に切断することを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ用シートの製造方法。 - 請求項1〜3いずれかに記載のパンツ型使い捨て紙おむつに使用される前身頃用シート及び後身頃用シートの製造方法であって、
複数条の弾性伸縮部材を製造ラインに沿って伸張状態で供給し、この弾性伸縮部材群に巻き付けるように、原反の長手方向に繊維配向性を有する不織布を螺旋状に供給し、製造ライン方向に対して−45°〜+45°範囲の方向に繊維配向性を有するシート状とした後、所定形状に切断することを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ用シートの製造方法。
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