JP4868671B2 - 音源探査システム - Google Patents

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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、工場等での騒音対策のため、騒音源の位置を特定して表示する音源探査システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
工場等では、電源ボックスやリレーなどのトランスから発生する50Hz/60Hz、もしくはそれらの倍音である低音の騒音が多く発生している。このような騒音に対しては、作業者が騒音発生機器の周囲の音圧分布を騒音計により測定して上記騒音源を特定して騒音対策を行うようにしていたが、騒音源の特定には多くの時間がかかり、効率的ではなかった。そこで、音響的手法を用いて騒音等の音源を推定する方法が検討されてきている。
従来提案されている音源探査方法としては、(1)音圧波形の相関を用いる方法や(2)音響ホログラフィを用いる方法がある。(1)の方法は、相関関数の性質を利用し、複数の地点で採取した音圧波形の相関関係から音源の位置を推定するものであり、(2)の方法は、探査する空間に基本波を走査し、上記基本波と騒音とが干渉した干渉音を各走査方向についてそれぞれ記録し、この記録から基本波を走査させた空間の音圧分布を再現することにより騒音源を推定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記音圧波形の相関を用いる方法や音響ホログラフィを用いた方法は、測定や解析に長時間を要するので、限られた空間内では有効であるが、屋外において音源探査を行うような場合には、精度を向上させるため、装置が大型化してしまうといった問題点があった。
また、指向性のマイクロフォンを用いて音源を特定する方法も考えられるが、工場等の騒音は、上述したように主に低周波領域の騒音であるため、音の指向性が低く、したがって、マイクロフォンに指向性を持たせた場合でも、音源の特定が困難であった。
【0004】
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、屋外においても精度よく工場等の騒音などの騒音源を特定して表示することのできる音源探査システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の音源探査システムは、互いに交わる2つの直線上にそれぞれ所定の間隔で配置された2組のマイクロフォン対と、上記2組のマイクロフォン対の作る平面上にない第5のマイクロフォンとから成るマイクロフォン群と、上記各マイクロフォンの出力信号の到達時間差から音源の位置を推定する音源位置推定手段と、上記推定された音源位置近傍の映像を採取する映像採取手段と、上記推定された音源位置を上記採取された映像上に表示する表示手段とを備え、上記2組のマイクロフォン対の各マイクロフォンは、互いに直交する2つの直線上に正方形を構成するようにそれぞれ配置され、上記第5のマイクロフォンは、上記2つの直線に直交し上記正方形の中心を通る直線上に配置され、上記音源位置推定手段は、上記2つの直線のうちの一方の直線上に配置されたマイクロフォン対を構成する2個のマイクロフォン(M1,M3)間の音の到達時間差D 13 と他方の直線上に配置されたマイクロフォン対を構成する2個のマイクロフォン(M2,M4)間の音の到達時間差D 24 と比から音源の位置の水平角θを推定し、上記一方の直線上に配置された2個のマイクロフォン間の音の到達時間差D 13 と、他方の直線上に配置された2個のマイクロフォン間の音の到達時間差D 24 と、上記第5のマイクロフォンM5と上記正方形を構成する各マイクロフォンM1〜M4間の音の到達時間差(D 5j ;j=1〜4)とから音源の位置の仰角φを推定することを特徴とするものである。
【0006】
請求項2に記載の音源探査システムは、上記第5のマイクロフォンと上記正方形を構成する各マイクロフォンとの距離を、上記マイクロフォン対における所定の間隔と等しくなるように上記第5のマイクロフォンを配置したものである。
【0007】
請求項に記載の音源探査システムは、音圧レベルあるいは周波数の高低によって、上記表示される音源位置のシンボルの色を変化させるようにしたことを特徴とするもので、これにより、音源が複数ある場合でもそれぞれの音源の位置だけでなく、音圧レベルや周波数特性も表示できるので、音源の特徴を視覚的に判定することが可能となる。
【0008】
請求項に記載の音源探査システムは、上記マイクロフォン群を複数箇所移動させて、複数の測定点の音を採取することにより、音源位置の推定精度を向上させるようにしたものである。
【0009】
請求項に記載の音源探査システムは、上記マイクロフォン群を回転させて、複数の角度で音を採取することにより、音源位置の推定精度を向上させるようにしたものである。
【0010】
請求項に記載の音源探査システムは、上記マイクロフォン群により、所定の時間間隔で音を採取して各測定時間における音源位置を求めることにより、音源位置の移動状況を推定するようにしたものである。
【0011】
請求項に記載の音源探査システムは、上記マイクロフォン群の地上での絶対位置を測定する手段を備え、上記測定されたマイクロフォンの位置から音源位置の地上での絶対位置を特定するようにしたものである。
【0012】
また、請求項に記載の音源探査システムは、上記マイクロフォンで採取された異常のない状態にある騒音源の音圧データを記憶する手段と、新たに採取された音圧データと上記記憶された音圧データとを比較する手段とを設けて、異常音を発生する音源位置を特定することができるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。
図1は本実施の形態1に係わる音源探査システムの概要を示す図で、M1〜M5は図示しない騒音源からの雑音の音圧レベルを測定するための測定用のマイクロフォン、11は音源位置近傍の映像を採取するためのCCDカメラ(以下、カメラという)、12は上記マイクロフォンM1〜M5の地上位置を同定するためのGPS、13はローパスフィルタを備え、上記マイクロフォンM1〜M5で採取された音圧信号から所定の周波数以下の成分を取り出し増幅する増幅器、14は上記増幅された音圧信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換するA/D変換器、15は上記カメラ11の映像信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換するビデオ入出力ユニットである。
また、20は入力手段であるキーボード21と音源位置推定の演算等を行う記憶・演算部22と画像表示手段であるディスプレイ23とを備えたパーソナルコンピュータで、上記記憶・演算部22は、図2の機能ブロック図に示すように、測定パラメータを記憶するパラメータ記憶手段24と、上記A/D変換されたマイクロフォンM1〜M5の音圧信号を用いて、騒音源の方向を推定する音源位置推定手段25と、上記カメラ11からの映像に、上記推定された音源位置を示す画像を付加した画像を生成して上記ディスプレイ23に送る画像合成手段26とを備えている。
30は三脚から成る支持部材31と、この支持部材31の上部に配設された、マイクロフォンM1〜M5を搭載するための回転フレーム32とから成る基台で、上記回転フレーム32の下部に設けられた取り付け板33には、上記マイクロフォンM1〜M5の地上での絶対位置を測定するためのGPS12が取り付けられる。以下、上記マイクロフォンM1〜M5とカメラ11とGPS12とを搭載した基台30を測定ユニット10と呼ぶ。
【0014】
次に、上記マイクロフォンM1〜M5の配列例について説明する。
マイクロフォンM1〜M4は、図1及び図3に示すように、それぞれの検出部がXY平面内において原点Oを中心とする正方形を構成するように、上記回転フレーム32上から上方(Z軸方向)に突出するように配置される。詳細には、マイクロフォンM1,M3の検出部がX軸上の点(L/2,0,0)及び(−L/2,0,0)に、マイクロフォンM2,M4の検出部が、上記X軸と直交するY軸上の点(0,L/2,0)及び(0,−L/2,0)に位置するように配置される。
また、第5のマイクロフォンM5は、図1及び図3に示すように、上記回転フレーム32の側面から突出して上方へ延長する略L字状の部材32Tの先端部に保持され、その検出部が上記マイクロフォンM1〜M4から構成する正方形の中心の上方に位置するように配置される。以下に、マイクロフォンM5の検出部の座標を示す。
Figure 0004868671
これにより、第5のマイクロフォンM5とマイクロフォンM1〜M4との距離が、マイクロフォン(M,M)間の距離、及び、マイクロフォン(M,M)間の距離Lと等しくなるように、上記各マイクロフォンM1〜M5が配置される。本例では、上記配列の5つのマイクロフォンから成るマイクロフォン群を用いて、騒音源の水平方向θ及び仰角φを測定する。なお、本例では、工場等で発生するトランスからの騒音を感度よく測定することができるように、上記Lを0.35mに設定した。
本例においては、1回の測定で音源位置を求めることができるが、図4に示すように、測定ユニット10の位置を複数箇所移動させたり、同一測定箇所で回転フレーム32を回転させた複数角度での測定を行うことにより、音源方向の測定精度を更に向上させるようにしている。
【0015】
ここで、上記マイクロフォンM1〜M5の出力から音源方向を推定する方法について説明する。実際の測定においては、音源の位置がマイクロフォンの位置から十分(例えば、10倍以上)離れているので、マイクロフォンに到達する音を平面波とみなすことが可能である。そこで、本例では、音源位置を求める際に、音源の位置がマイクロフォンの位置から十分離れており、音は平面波としてマイクロフォンに入射すると仮定して音源位置を推定する。
平面波近似においては、マイクロフォンMとマイクロフォンM間の時間遅れDijと音源の位置の水平角θ及び仰角φとは、以下の式(1),(2)で表わせるので、各マイクロフォンM1〜M5の出力信号を周波数分析して、対象となる周波数fにおける各マイクロフォンM1〜M5への音の到達時間の差(時間遅れ)Dijを算出することにより、上記水平角θ及び仰角φを求めることができる。
【数1】
Figure 0004868671
なお、上記時間遅れDijは、2つのマイクロフォン対M,Mに入力される信号のクロススペクトルPij(f)を求め、更に、対象とする上記周波数fの位相角情報Ψ(rad)を用いて、以下の式(3)を用いて算出される。
【数2】
Figure 0004868671
なお、上記音源の位置は、各周波数毎に算出することができる。
これにより、上記推定された音源位置近傍の映像をカメラ11により採取することにより、パーソナルコンピュータ20のディスプレイ23上に上記推定された音源位置を表示することができる。
【0016】
次に、上記音源探査システムを用いた音源方向の推定方法について、図5のフローチャート基づき説明する。
はじめに、測定ユニット10を、雑音源からの雑音が採取できる箇所に設置した後、入力信号のレンジやカメラのレンズなどのシステム調整を行う(ステップS10)。なお、このとき、回転フレーム32を所定のスタート位置(仮の、X軸またはY軸)に合わせておく。
次に、マイクロフォン数やサンプリング周波数などのパラメータを、キーボード21からパーソナルコンピュータ20の記憶・演算部22内のパラメータ記憶手段24に記憶する(ステップS11)。上記パラメータとしては、測定箇所数、マイクロフォン数やサンプリング周波数の他に、マイクロフォンの配列に関する情報、図示しないフィルタの通過周波数範囲、最大平均回数などがある。なお、パラメータ記憶手段24にはこれらの初期設定値が予め設定されており、通常は、変更するパラメータのみを入力する。
次に、測定ユニット10に設けられたGPS12により、マイクロフォンM1〜M5の中心位置、すなわちマイクロフォン群の地上での絶対位置を測定してパーソナルコンピュータ20に取り込み(ステップS12)、その後、上記測定位置における測定回数とフレーム回転角とをキーボード21から入力する(ステップS13)。なお、音圧レベル(音響情報)と映像情報とは、1回測定する毎に回転フレーム32を回転させて採取してもよいし、同一角度で複数回測定した後に回転フレーム32を回転させて採取するようにしてもよい。
本実施の形態では、マイクロフォンM1〜M5とカメラ11とにより、フレーム回転角が0°(初期位置),90°,180°,270°である各位置において音響情報と映像情報とを1回ずつ採取し、上記採取された音響情報と映像情報とをパーソナルコンピュータ20に取り込む(ステップS14)ようにしている。すなわち、本例では、上記計4回の測定で当該測定箇所での測定を完了するように測定条件を設定した。このとき、マイクロフォンM1〜M5の出力である音圧信号は、増幅器13で増幅されA/D変換器14でデジタル信号に変換される。また、カメラ11からの映像信号はビデオ入出力ユニット15でデジタル信号に変換された後、パーソナルコンピュータ20に取り込まれる。
【0017】
パーソナルコンピュータ20では、上記マイクロフォンM1〜M5からの音響情報を用い、上述した演算を行って音源の位置を推定する(ステップS15)。
次に、全てのフレーム回転角での測定が終了したかどうかを判定し(ステップS16)、終了していない場合には、回転フレーム32を90°回転させた後、ステップS14に戻り、次のフレーム回転角での音響情報と映像情報とを採取する。また、全てのフレーム回転角での測定が終了した場合には、回転フレーム32を初期位置に戻すとともに、当該測定箇所で求められた音源位置の平均化処理を行う(ステップS17)。
その後、全ての測定点での測定が終了したかどうかを判定し(ステップS18)、終了していない場合には、測定ユニット10を次の測定箇所に移動させて、上記ステップS12〜S17の操作を行う。
また、全ての測定箇所での測定が終了した場合には、上記各測定点での音源位置のデータから、最も確からしい音源位置を推定し(ステップS19)た後、図6に示すように、上記推定された音源位置を、上記音源位置が最もよく映っている映像画像を選び出して、上記画像中に音源位置推定エリアを表示する(ステップS20)。
【0018】
また、本発明の音源探査システムでは、複数の騒音源があった場合でも特定可能であり、かつ、それぞれの音源の周波数毎の寄与率も算出することができるので、例えば、図6の画像例に示すように、表示される音源近傍の画像に対して横軸を水平角θ、縦軸を仰角φとする座標付けを行い、上記座標(θ,φ)上に該当する音源位置のシンボルを表示することができる。
このとき、音圧レベルあるいは周波数の高低によって、上記表示される音源位置のシンボルの色を変化させるようにすることも可能である。例えば、音圧レベルによって表示される音源位置のシンボルの色を変化させる場合には、音源位置が最もよく映っている映像画像中に、音圧レベルによって色分けされたシンボル(ここでは、円)を表示するとともに、上記画面の下方に、音源方向を横軸に、周波数を縦軸にとった周波数分布のグラフを表示し、更にそのシンボルを音圧レベルによって色分けするようにすれば、音圧レベルあるいは周波数のいずれか一方あるいは両方が異なる音源が複数ある場合でも、それぞれの音源の位置を視覚的に捉えることができるので、音源の特徴を容易にかつ詳細に把握することができる。
また、音源位置が最もよく映っている映像画像中に、周波数の高低によって色分けされたシンボルを表示し、この画面の下方に、音源方向を横軸に、音圧レベルを縦軸にとった音圧分布のグラフを表示するようにしてもよい。このとき、上記グラフ中のシンボルも周波数の高低によって色分けするようにしてもよい。
【0019】
このように、本実施の形態によれば、マイクロフォンM1〜M4を検出部がXY平面内において原点Oを中心とする正方形を構成するように配置するとともに、第5のマイクロフォンM5をその検出部が上記マイクロフォンM1〜M4から構成する正方形の中心の上方に位置し、かつ、上記マイクロフォンM5とマイクロフォンM1〜M4との距離が等しくなるように配置し、各マイクロフォンM1〜M5の出力信号の到達時間差から音源の方向を推定するとともに、上記推定された音源位置近傍の映像をカメラ11により採取し、パーソナルコンピュータ20のディスプレイ23上に表示された上記映像上に、上記推定された音源位置を表示するようにしたので、簡単な構成で、屋外においても精度よく工場等の騒音などの騒音源を特定して表示することができる。
また、マイクロフォンM1〜M5とカメラ11とGPS12とを基台30に搭載した測定ユニット10を複数箇所移動させたり、同一測定箇所で回転フレーム32を回転させた複数角度での測定を行うことにより、音源方向の測定精度を向上させることができる。
【0020】
なお、上記例実施の形態では、第5のマイクロフォンM5とマイクロフォンM1〜M4との距離が、マイクロフォン(M,M)間の距離、及び、マイクロフォン(M,M)間の距離Lと等しくなるように、上記各マイクロフォンM1〜M5を配置したが、マイクロフォンの配置方法はこれに限るものではなく、基本的には、上記距離は必ずしも等しくなくてもよく、互いに交わる2つの直線上にそれぞれ所定の間隔で2組のマイクロフォン対を配置し、更に、上記2組のマイクロフォン対の作る平面上にない位置に第5のマイクロフォンを配置すればよい。但し、音源方向の推定計算を簡便に行うためには、マイクロフォンの配置を対称性の高い配置とすることが好ましく、上記2組のマイクロフォン対の各マイクロフォンを、互いに直交する2つの直線上に正方形を構成するようにそれぞれ配置するとともに、上記2つの直線に直交し上記正方形の中心を通る直線上に第5のマイクロフォンを配置し、上記第5のマイクロフォンと正方形を構成するマイクロフォンとの距離が等しくなるように配置することが特に好ましい。
また、上記例では、各測定箇所で、回転フレーム32を回転させる測定を行ったが、単に、測定ユニット10を複数箇所移動させるだけでもよいし、同一測定箇所で回転フレーム32を回転させる測定のみを行っても、音源位置を精度よく測定することができる。但し、回転フレーム32を回転させない場合には、カメラ11を推定された音源方向に回転させて、最適な騒音源付近の画像を採取する必要がある。
また、各マイクロフォンの距離は上記例に限るものではなく、騒音源の性質により、適宜決定されるものであることは言うまでもない。
また、一つの測定箇所あるいは測定角度において、所定の時間間隔で音を採取して各測定時間における音源位置を求めることにより、音源位置の移動状況を推定することも可能である。
【0021】
また、上記音源探査システムでは、上述したように、複数ある音源の各周波数毎の寄与率も算出することができるので、本発明のシステムに、上記マイクロフォンで採取された異常のない状態にある騒音源の音圧データを記憶する手段と、新たに採取された音圧データと上記記憶された音圧データとを比較する手段とを設けることにより、新たに採取された音圧データの特定周波数の音圧レベルが上記過去のデータよりも大きくなったり、今までにピークのない周波数帯域に新たなピークが現れたりするなどの、定常とは異なる音(異常音)を発生するような音源位置を特定することができる。
したがって、本発明の音源探査システムを用いて、騒音源の異常検出システムを構成し、この騒音源の異常検出システムを、例えば、工場内の所定の箇所に設置して、定期的に音源位置の測定を行うことにより、トランスやモータの故障による異常音を発する騒音源の位置を特定することができるので、騒音を発生する機器の異常を検出することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、互いに直交する2つの直線上に正方形を構成するように配置された2組のマイクロフォン対と、上記2組のマイクロフォン対の作る正方形の中心を通る直線上に配置された第5のマイクロフォンとから成るマイクロフォン群の各マイクロフォンの出力信号の到達時間差から音源の位置を推定するとともに、上記推定された音源位置近傍の映像を採取して、上記推定された音源位置を上記映像上に表示するようにしたので、簡単な構成で、騒音源を特定して表示することができる。
このとき、上記音源位置推定手段では、上記2つの直線のうちの一方の直線上に配置されたマイクロフォン対を構成する2個のマイクロフォン間の音の到達時間差と他方の直線上に配置された2個のマイクロフォン間の音の到達時間差との比から音源の位置の水平角を推定し、上記2つの直線のうちの一方の直線上に配置されたマイクロフォン対を構成する2個のマイクロフォン間の音の到達時間差と、他方の直線上に配置されたマイクロフォン対を構成する2個のマイクロフォン間の音の到達時間差と、上記第5のマイクロフォンと上記正方形を構成する各マイクロフォン間の音の到達時間差とから音源の位置の仰角を推定する。
また、上記第5のマイクロフォンと上記正方形を構成する各マイクロフォンとの距離を、上記マイクロフォン対における所定の間隔と等しくなるように上記第5のマイクロフォンを配置するようにすれば、到達時間差を求めるマイクロフォン対の間隔を等しくできるので、音源位置の推定計算を更に容易に行うことができる。
【0023】
また、音圧レベルあるいは周波数の高低によって、上記画像として表示される音源位置のシンボルの色を変化させることにより、音圧レベルや周波数特性も表示できるようにしたので、音源が複数ある場合でもそれぞれの音源の位置だけでなく、音源の特徴を視覚的に判定することができる。
また、上記マイクロフォンで採取された異常のない状態にある騒音源の音圧データを記憶する手段と、新たに採取された音圧データと上記記憶された音圧データとを比較する手段とを設けて、異常音を発生する音源位置を特定するようにしたので、騒音を発生する機器の異常を確実に検出することができる。
【0024】
更に、上記マイクロフォン群を複数箇所移動させたり、上記マイクロフォン群を回転させて、複数の測定点あるいは複数の角度で測定するようにしたので、音源位置の推定精度を向上させることができる。
また、所定の時間間隔で音を採取して各測定時間における音源位置を求めるようにしたので、音源位置の移動状況を推定することができる。
また、上記マイクロフォン群の地上での絶対位置を測定する、例えばGPSのような位置特定手段を設けたので、音源位置の地上での絶対位置を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わる音源探査システムの概要を示す図である。
【図2】 本実施の形態に係わるパーソナルコンピュータの記憶・演算部の機能ブロック図である。
【図3】 マイクロフォンの配列状態を示す図である。
【図4】 測定ユニットの移動状態を説明するための図である。
【図5】 本実施の形態に係わる音源探査方法のフローチャートである。
【図6】 本実施の形態に係わる表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 測定ユニット、M1〜M5 マイクロフォン、11 カメラ、
12 GPS、13 増幅器、14 A/D変換器、
15 ビデオ入出力ユニット、20 パーソナルコンピュータ、
21 キーボード、22 記憶・演算部、23 ディスプレイ、
24 パラメータ記憶手段、25 音源位置推定手段、26 画像合成手段、
30 基台、31 支持部材、32 回転フレーム、32T L字状の部材、
33 取り付け板。

Claims (8)

  1. 互いに交わる2つの直線上にそれぞれ所定の間隔で配置された2組のマイクロフォン対と、上記2組のマイクロフォン対の作る平面上にない第5のマイクロフォンとから成るマイクロフォン群と、
    上記各マイクロフォンの出力信号の到達時間差から音源の位置を推定する音源位置推定手段と、
    上記推定された音源位置近傍の映像を採取する映像採取手段と、
    上記推定された音源位置を上記採取された映像上に表示する表示手段とを備え
    上記2組のマイクロフォン対の各マイクロフォンは、互いに直交する2つの直線上に正方形を構成するようにそれぞれ配置され、
    上記第5のマイクロフォンは、上記2つの直線に直交し上記正方形の中心を通る直線上に配置され、
    上記音源位置推定手段は、
    上記2つの直線のうちの一方の直線上に配置されたマイクロフォン対を構成する2個のマイクロフォン間の音の到達時間差と他方の直線上に配置された2個のマイクロフォン間の音の到達時間差との比から音源の位置の水平角を推定し、
    上記2つの直線のうちの一方の直線上に配置されたマイクロフォン対を構成する2個のマイクロフォン間の音の到達時間差と、他方の直線上に配置されたマイクロフォン対を構成する2個のマイクロフォン間の音の到達時間差と、上記第5のマイクロフォンと上記正方形を構成する各マイクロフォン間の音の到達時間差とから音源の位置の仰角を推定することを特徴とする音源探査システム
  2. 上記第5のマイクロフォンと上記正方形を構成する各マイクロフォンとの距離を、上記マイクロフォン対における所定の間隔と等しくなるように上記第5のマイクロフォンを配置したことを特徴とする請求項に記載の音源探査システム。
  3. 音圧レベルあるいは周波数の高低によって、上記表示される音源位置のシンボルの色を変化させるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音源探査システム。
  4. 上記マイクロフォン群を複数箇所移動させるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の音源探査システム。
  5. 上記マイクロフォン群を回転可能としたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の音源探査システム。
  6. 上記マイクロフォン群により、所定の時間間隔で音を採取し、音源位置の移動状況を推定するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の音源探査システム。
  7. 上記マイクロフォン群の地上での絶対位置を測定する手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の音源探査システム。
  8. 上記マイクロフォン群で採取された異常のない状態にある騒音源の音圧データを記憶する手段と、新たに採取された音圧データと上記記憶された音圧データとを比較する手段とを設けて、異常音を発生する音源の位置を特定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の音源探査システム。
JP2001297293A 2000-10-02 2001-09-27 音源探査システム Expired - Lifetime JP4868671B2 (ja)

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