JP4863959B2 - 業務サービス実行システム、業務サービス実行方法および業務サービス実行プログラム - Google Patents
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Description
(1)SaaS利用者環境にSI形態を構築して、業務サービスをSaaS事業者環境からSI形態の環境に移行する場合、SI形態の環境(元のSaaS利用者環境)に業務サービスのアドレスを記録するリスト(サービスアドレスリスト)を設け、業務サービスの移行に合わせてサービスアドレスリストに記録されるアドレスを更新する。すなわち、サービスアドレスリストにおいて、まだSI形態の環境に移行せず、SaaS事業者環境にある業務サービスのアドレスは、SaaS事業者環境にあるように示すアドレスのままにしておき、SI形態の環境に移行した業務サービスのアドレスはSI形態の環境にあるように示すアドレスに書き換える。
また、SaaS事業者環境に蓄積され、業務サービスを実行するときに用いるデータ(業務データ)をSaaS事業者環境からSI形態の環境に移行する場合、SaaS事業者環境およびSI形態の環境(元のSaaS利用者環境)に業務データのアドレスを記録するリスト(データアドレスリスト)を設け、業務データの移行に合わせて双方のデータアドレスリストに記録されるアドレスを更新する。すなわち、データアドレスリストにおいて、まだSI形態の環境に移行せず、SaaS事業者環境にある業務データのアドレスは、SaaS事業者環境にあるように示すアドレスのままにしておき、SI形態の環境に移行した業務データのアドレスはSI形態の環境にあるように示すアドレスに書き換える。
ただし、SaaS事業者環境とSI形態の環境はネットワークを介して接続されているため、業務サービスや業務データの移行により業務サービスや業務データへのアクセス方法が変更してしまう。よって、上記アドレスの書き換えにおいては、アクセス方法の変更に伴い、アドレスの解決の方法も合わせて変更する点に留意する。詳細は後記する。
(2)SaaS形態からSI形態への変更の契機として、SaaS形態で事業を行う場合の損益とSI形態で事業を行う場合の損益とを比較して、双方の損益から損益分岐点を求める。その損益分岐点を形態変更の契機として使用する。詳細は後記する。
(3)SaaS利用者環境に構築したSI形態の稼動状況等を考慮して、業務サービスや業務データの移行の移行率および移行時期を調整する。詳細は後記する。
本実施の形態として、業務サービスをSaaS形態で提供するA社(SaaS事業者)と、一部門でA社の業務サービスを利用するB市(SaaS利用者)があり、B市の他部門でもA社の業務サービスの利用が増えてきた際に、A社の関連会社でSI事業を手がけるC社(SI事業者)がB市に対しSI形態の構築を行いSaaS形態からSI形態に変更する場合を一例として採り上げ、本発明が適用される状況の概略について説明する。
まず、図1と図2を用いて、SaaS事業者であるA社と、SaaS利用者であるB市と、SI事業者であるC社との関係を、システムのハードウェアの構成の説明も含めて説明し、その関係における業務サービスの提供または利用に関するビジネスの大きな流れを説明する。
図1は、SaaS事業者A社と、SaaS利用者B市と、SI事業者C社との関係を示した概念図である。A社(101)とB市(102)の関係は、A社がB市に対してSaaS形態により業務サービスを提供するという(1)SaaSの提供と、B市がA社の業務サービスを利用するという(2)SaaSの利用、という関係となる。また、A社とC社の関係は、A社がC社に対してA社の経営状況を示す経営情報を提供するという(3)経営情報の提供と、C社がA社の経営情報を基にしてA社の事業に関する損益を損益情報として取り扱い監視するという(4)損益情報のモニタリング、という関係となる。また、B市とC社の関係は、B市がC社に対しSI形態の構築を委託するという(5)SIの委託と、C社がB市に対してSI形態の構築をし、その保守を行うという(6)SIの提供、という関係になる。
A社(101)は、ネットワーク(301)に接続した業務サーバA(111)を所有している。業務サーバA(111)は、例えば、キーボードやマウス等で実装された入力部111a、CPU(Central Processing Unit:中央制御装置)等で実装された制御部111b、読み書きされるデータを展開するための記憶領域を確保するRAM(Random Access Memory)や外部記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)等で実装された記憶部111cおよびディスプレイやプリンタ等で実装された出力部111dといったハードウェア資源を備えた、一般的なコンピュータである。そして、制御部111bは、(1)SaaSの提供や(3)経営情報の提供等に関する情報処理を実行するためのプログラムを格納したROM(Read Only Memory)等の業務サーバA(111)用の記録媒体から、そのプログラムを読み出す。
図2は、A社、B市、C社の関係を時間軸に沿って示した概念図である。A社(101)はB市(102)にSaaSを提供し(ステップS201、図1(1)参照)、一方のB市(102)はA社(101)からSaaSを利用する(ステップS202、図1(2)参照)。B市(102)がA社(101)からSaaSの提供を受けている間、C社(103)はA社(101)の損益情報をモニタリングし(ステップS203、図1(4)参照)、B市(102)の利用状況からSaaS形態とSI形態のどちらがB市にとって低コストであるかという損益に関する分析をする。
次に、図3から図7を用いて、SaaS事業者A社とSaaS利用者B市との間で、業務サービスの提供および利用がどのように行われるかを示す。A社(101)からB市(102)へのSaaSの提供(ステップS201)から、A社(101)からB市(102)への形態変更提案(ステップS205)までに行われる情報処理について説明する。
図3は、C社によるSI実施がされる前の、A社、B市、C社に設置されるシステムの機能構成を示した図である。A社(101)の業務サーバA(111)と、B市(102)のプロキシサーバ(112)と、C社(101)の業務サーバC(113)との間は、インターネット等のネットワーク(301)で接続されている。
図4は、サービスアドレスリスト(343)の概要を示した図である。サービスアドレスリスト(343)は、業務サービスを識別する情報が登録されるサービスID(Identification)フィールド(401)、業務サービスの名称が登録されるサービス名フィールド(402)、および業務サービスの場所を示すアドレスが登録されるサービスアドレスフィールド(403)を備えたデータベースとして構成される。図4のサービスアドレスフィールド(403)に登場する「SaaSorSI.com」は、A社(101)が提供するSaaSのドメインであり、システムはまだ、SaaS形態であるので、Proxy(342)はすべての業務サービスをA社(101)の業務サービス提供部(311)へ接続する。この場合において、ネットワーク(301)を介して接続するので、サービスアドレスフィールド(403)に登録されるすべての業務サービスのアドレスはhttpsスキーマで書かれる。
図5は、A社(101)内のデータアドレスリスト(314)の概要を示した図である。データアドレスリスト(314)は、業務サービスを実行するときに用いる業務データ(313)を構成するデータベース(DB(Data Base))を識別する情報が登録されるDBIDフィールド(501)、そのデータベースの名称が登録されるDB名フィールド(502)、そのデータベースの場所を示すデータアドレスが登録されるデータアドレスフィールド(503)、SaaS事業者であるA社(101)が業務サービスを提供する場合に、その業務サービスを実行するときに用いる業務データ(313)を構成するデータベースへアクセスするSaaS事業者を識別する情報が登録されるIDフィールド(504)およびそのSaaS事業者がアクセスするときに用いるパスワード(PW:Password)が登録されるPWフィールド(505)を備えたデータベースとして構成される。
業務データは、データアドレスリスト(314)のデータアドレスフィールド(503)に登録されたアドレスを解決することにより実行することが可能な業務サービスを提供する場合に用いられる。業務サービスには、利用者が各種の業務サービスの利用を開始する場合に行う利用者の認証を実行するユーザ認証サービス(図4参照)も含まれる。ユーザ認証サービスを実行する場合には、業務データ(314)として、データアドレスリスト(314)においてアドレスが登録されているユーザDB(図5参照)が用いられる。
ここで、アドレス表示・入力欄(701)に入力されたアドレス「https://SaaSproxy/common/login」は、サービスアドレスフィールド(403)に登録されたアドレス「https://SaaSorSI.com/common/login」(図4参照)と異なっている。アドレス表示・入力欄(701)に入力されたアドレスが示すホスト名(SaaSproxy)は、Proxy(342)を示している。従って、アドレス表示・入力欄(701)に入力されたアドレス(https://SaaSproxy/common/login)により、業務クライアント(341)からのサービス要求は入力されたアドレスとともに、まずProxy(342)に送られる。
次に、図8から図10を用いて、SI事業者C社がどのようにして利用形態変更の適時(形態変更タイミング)を把握するか示す。
次に、図11から図13を用いて、B市とC社でSI契約が結ばれた後にSI実施(図2のステップS207)されたことによるシステム構成の変化について説明する。
図11は、C社によるSIが実施された後の、A社、B市、C社のシステム構成の概要を示している。SI実施前のシステム構成である図3からの変更点は、主にB市(102)のSI対象範囲(1101)であるので、SI対象範囲(1101)を中心に説明する。なお、SI対象範囲(1101)を備えることにより、B市(102)は、SaaS利用者からSI利用者に変化した。
データアドレスリスト(314、334)に記録されたデータアドレスが表記上は一致していないのに、論理的には同一のデータを指し示す仕組みについて、図12を用いて説明する。
次に、主に図14から図19を用いて、C社(103)がB市(102)にSI実施(図2のステップS207参照)した後、業務サービスや業務データの一部をA社(101)のSaaS環境からB市(102)のSI環境に移行し(図2のステップS208)、モニタリング部(338)および移行率調整部(352)を用いてB市(102)のSI環境の稼働状況をモニタリングし(図2のステップS209参照)、移行率調整部(352)を用いて移行率の調整を行い(図2のステップS210参照)、調整された移行率に基づき業務サービスや業務データの移行(図2のステップS211参照)を行う手順について説明する。
図14は、移行率調整部(352)で移行率の調整を行う処理手順の概要を説明した図である。移行率調整部(352)はまず、B市(102)のモニタリング部(338)から稼働情報を取得する(ステップS1401)。取得した稼働情報から、一定以上の性能が得られているか否か判断し(ステップS1402)、性能を満たさない場合は(ステップS1402でNo)、その原因となるボトルネック箇所を、業務サーバC(113)の出力部113dとして実装されるディスプレイ上の画面に提示する(ステップS1403)。その後、一定の期間スリープ処理(ステップS1404)を行い、再びB市(102)の稼働情報をモニタリングする(ステップS1401)。ボトルネック箇所を提示されたC社(103)は、必要に応じ、B市(102)のSI利用者システムのチューニングを実施する。
図15は、移行率調整部(352)がモニタリング部(338)から取得する稼働情報の稼働情報メッセージ(1501)の例を示す図である。移行率調整部(352)とモニタリング部(338)はネットワーク(301)で接続されており、ネットワーク(301)がインターネットに代表されるオープンネットワークであることも考慮し、稼働情報メッセージ(1501)はWebサービスを通じて取得されるXML(eXtensible Markup Language)メッセージ形式を例に説明する。
図16は、データ同期部(316)の処理フローを示した図である。データ同期部(316)は、移行率調整部(352)からの移行コマンドを受信(ステップS1602)するまでは待機処理(ステップS1601)を行う。移行コマンド受信後、モニタリング部(318)から稼働情報を受信して取得し(ステップS1603)、移行対象データ候補を選定する(ステップS1604)。選定した移行対象データ候補を記録した移行対象データ候補リストをデータ同期部(336)に送信し(ステップS1605)、そのリストの良否が判断される(ステップS1606)。
ここで、移行対象データ候補の選定(ステップS1604)には、業務データの移行に伴う業務サービスのパフォーマンス(稼働情報のパフォーマンス情報部(1503)から取得される)の低下を回避する工夫が必要となる。移行対象データをデータ同期部(336)に送信する(ステップS1607)処理を開始してから、データアドレスリスト(314)が更新される(ステップS1609)までの間(更新処理中)は、データ連携部(312、332)がデータアドレスリスト(314、334)および業務データ(313、333)にアクセスするタイミングによっては、データの一意性が保たれなく恐れがある。
図19は、移行率調整部(352)からデータ同期部(316、336)、Proxy(342)に送信する移行コマンドの移行コマンドメッセージの例(a)〜(c)を示している。稼働情報(図15)の場合と同様、移行コマンドもWebサービスのXMLメッセージ形式として表現している。
本実施の形態の業務サービス実行システムにより、以下の効果を奏する。すなわち、SaaS利用者環境(B市(102))の業務クライアント(341)はProxy(342)経由で業務サービスを利用するため業務サービスがSaaS事業者環境(A市(101))とSaaS利用者環境(B市(102))のどちらに設置されていても論理的に同じサービスアドレスを指示することで、業務サービスの利用者が接続先の変更を意識することなく、業務サービスを利用することができる。
また、業務サービス提供部(311、313)はデータ連携部(312、332)経由で業務データ(313、333)にアクセスするので、業務データ(313、333)がSaaS事業者環境(A市(101))とSaaS利用者環境(B市(102))のどちらに設置されていても業務データ(313、333)にアクセスすることができる。このため、埋没コストや機会損失を軽減したSaaS形態からSI形態への変更が可能となる。
以上、本発明の一実施の形態として、業務サービスをSaaS形態で提供するA社と、一部門でA社の業務サービスを利用するB市があり、B市の他部門でもA社の業務サービスの利用が増えてきた際に、A社の関連会社でSI事業を手がけるC社がSIを行いSaaS形態からSI形態に変更する場合の例を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨の範囲内で数々の変形が可能である。
102 B市(SaaS利用者)
103 C社(SI事業者)
111 業務サーバA
112 プロキシサーバ
113 業務サーバC
114 業務サーバB
301 ネットワーク
311、331 業務サービス提供部
312、332 データ連携部
313、333 業務データ
314、334 データアドレスリスト
315、335 ログ
316、336 データ同期部
317 経営データ
318、338 モニタリング部
341 業務クライアント
342 Proxy
343 サービスアドレスリスト
351 損益分析・予測部
352 移行率調整部
Claims (7)
- 業務サービスを提供する第一の業務サービス提供装置に、ネットワークを介して業務サービス利用要求を送信して業務サービスを利用する業務サービス利用装置および前記業務サービス利用要求を、前記第一の業務サービス提供装置に、ネットワークを介して送信し、前記第一の業務サービス提供装置から前記業務サービス利用要求に対する応答を、前記ネットワークを介して受信し、前記業務サービス利用装置による業務サービスの利用および前記第一の業務サービス提供装置による業務サービスの提供を中継する中継装置を有する業務サービス利用システムと、
前記ネットワークに接続した前記第一の業務サービス提供装置と、
を有する業務サービス実行システムであって、
前記中継装置は、
少なくとも前記業務サービスのアドレスが登録される業務サービスアドレスフィールドを備えるサービスアドレスリストを記憶する第一の記憶手段と、
前記業務サービス利用システムにおいて、前記第一の業務サービス提供装置と同等の機能を備える第二の業務サービス提供装置が前記ネットワークに追加され、前記第一の業務サービス提供装置が提供する業務サービスが前記第二の業務サービス提供装置に移行されたとき、前記サービスアドレスリストにおいて、前記業務サービスアドレスフィールドに登録された、前記移行された業務サービスと同一の業務サービスのアドレスを、前記登録された業務サービスの所在が前記第二の業務サービス提供装置であることを示すアドレスに更新する第一の制御手段と、を有し、
前記第二の業務サービス提供装置は、
少なくとも前記業務サービスを実行するために用いる業務データのアドレスが登録される業務データアドレスフィールドを備えるデータアドレスリストを記憶する第二の記憶手段と、
前記業務サービス利用システムにおいて、前記第一の業務サービス提供装置と同等の機能を備える前記第二の業務サービス提供装置が前記ネットワークに追加され、前記第一の業務サービス提供装置が提供する業務サービスを実行するために用いる業務データの一部が前記第二の業務サービス提供装置に移行されたとき、前記データアドレスリストにおいて、前記移行済みの前記業務データが所在するアドレスを、前記第二の業務サービス提供装置であることを示すアドレスに更新する第二の制御手段と、を有する
ことを特徴とする業務サービス実行システム。 - 前記第二の業務サービス提供装置は、
前記第一の業務サービス提供装置から移行される業務データを受信し、前記移行された業務データに基づいて前記データアドレスリストを更新するように前記制御手段に指示するデータ同期手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の業務サービス実行システム。 - 前記業務サービス実行システムは、
前記ネットワークに接続され、前記業務サービス利用システムに前記第一の業務サービス提供装置と同等の機能を備える前記第二の業務サービス提供装置を追加することを支援する支援装置を、さらに有し、
前記第一の業務サービス提供装置は、
前記業務サービス利用装置による業務サービスの利用状況の履歴を示すログおよび前記第一の業務サービス提供装置による業務サービスの提供において経営にかかわる事業形態を定めた経営情報を記憶した記憶手段と、
前記ログおよび前記経営情報を前記記憶手段から取得し、前記取得した前記ログおよび前記経営情報に対して所定の統計処理をして統計情報を生成し、前記生成した統計情報を前記支援装置に送信して前記業務サービスの提供を監視する監視手段とを有し、
前記支援装置は、
前記監視手段から前記統計情報を受信し、前記統計情報に対して所定の演算処理を行うことにより、前記業務サービス利用システムに前記第二の業務サービス提供装置を追加しない場合に業務サービス実行システムを運営するときに予想される第一の損益の推移、および前記業務サービス利用システムに前記第二の業務サービス提供装置を追加した場合に業務サービス実行システムを運営するときに予想される第二の損益の推移を算出し、前記第一の損益の推移と前記第二の損益の推移とから、双方の場合を比較して損益分岐点を求める損益分析・予測手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の業務サービス実行システム。 - 前記業務サービス実行システムは、
前記ネットワークに接続され、前記業務サービス利用システムに前記第一の業務サービス提供装置と同等の機能を備える前記第二の業務サービス提供装置を追加することを支援する支援装置を、さらに有し、
前記第二の業務サービス提供装置は、
前記業務サービス利用装置による業務サービスの利用状況の履歴を示すログを前記第二の記憶手段に、さらに記憶しており、
前記第一の業務サービス提供装置から移行される業務データを受信し、前記移行された業務データに基づいて前記データアドレスリストを更新するように前記第二の制御手段に指示するデータ同期手段と、
前記ログおよび前記移行された業務データに基づいて対して所定の演算処理をして、業務サービス利用システムにおける前記業務サービスおよび前記業務データの移行の性能を定めた稼働情報を生成し、前記生成した稼働情報を前記支援装置に送信して前記業務サービスの提供を監視する監視手段と、さらに有し、
前記支援装置は、
前記監視手段から前記稼働情報を受信し、前記業務サービスおよび前記業務データの移行の性能を判定し、一定以上の性能が得られた場合には、前記支援装置が備える入力手段から入力された前記業務サービスの移行の移行率に従って前記中継装置に対して前記業務サービスの移行コマンドを送信し、前記入力手段から入力された前記業務データの移行の移行率に従って前記データ同期手段に対して前記業務データの移行コマンドを送信する移行率調整手段を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の業務サービス実行システム。 - 前記第二の業務サービス提供装置において、
前記データアドレスリストは、前記業務データアドレスフィールドに登録されているアドレスに所在する業務データへのアクセスを受け付けず、当該アドレスの更新の可否を定める値が登録される更新可否フィールドを備え、
前記第二の制御手段は、前記データ同期手段が前記移行コマンドに従って前記第一の業務サービス提供装置から移行される業務データを受信した場合、前記データアドレスリストを読み出し、前記更新可否フィールドに登録された、前記移行される業務データと同一の業務データのアドレスの更新の可否を定める値を、当該アドレスの更新を不可にする値に更新する
ことを特徴とする請求項4に記載の業務サービス実行システム。 - 業務サービスを提供する第一の業務サービス提供装置に、ネットワークを介して業務サービス利用要求を送信して業務サービスを利用する業務サービス利用装置および前記業務サービス利用要求を、前記第一の業務サービス提供装置に、ネットワークを介して送信し、前記第一の業務サービス提供装置から前記業務サービス利用要求に対する応答を、前記ネットワークを介して受信し、前記業務サービス利用装置による業務サービスの利用および前記第一の業務サービス提供装置による業務サービスの提供を中継する中継装置を有する業務サービス利用システムと、
前記ネットワークに接続した前記第一の業務サービス提供装置と、
を有する業務サービス実行システムにおける業務サービス実行方法であって、
前記中継装置は、
少なくとも前記業務サービスのアドレスが登録される業務サービスアドレスフィールドを備えるサービスアドレスリストを記憶し、
前記中継装置の制御手段が、前記業務サービス利用システムにおいて、前記第一の業務サービス提供装置と同等の機能を備える第二の業務サービス提供装置が前記ネットワークに追加され、前記第一の業務サービス提供装置が提供する業務サービスが前記第二の業務サービス提供装置に移行されたとき、前記サービスアドレスリストにおいて、前記業務サービスアドレスフィールドに登録された、前記移行された業務サービスと同一の業務サービスのアドレスを、前記登録された業務サービスの所在が前記第二の業務サービス提供装置であることを示すアドレスに更新するステップを実行し、
前記第二の業務サービス提供装置は、
少なくとも前記業務サービスを実行するために用いる業務データのアドレスが登録される業務データアドレスフィールドを備えるデータアドレスリストを記憶し、
前記第二の業務サービス提供装置の制御手段が、前記業務サービス利用システムにおいて、前記第一の業務サービス提供装置と同等の機能を備える前記第二の業務サービス提供装置が前記ネットワークに追加され、前記第一の業務サービス提供装置が提供する業務サービスを実行するために用いる業務データの一部が前記第二の業務サービス提供装置に移行されたとき、前記データアドレスリストにおいて、前記移行済みの前記業務データが所在するアドレスを、前記第二の業務サービス提供装置であることを示すアドレスに更新するステップ、を実行する
ことを特徴とする業務サービス実行方法。 - 請求項6に記載の業務サービス実行方法を、前記第二の業務サービス提供装置のコンピュータに実行させる
ことを特徴とする業務サービス実行プログラム。
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