JP2013152666A - 管理システム、画像形成装置、管理システムの制御方法、画像形成装置の制御方法、プログラム - Google Patents

管理システム、画像形成装置、管理システムの制御方法、画像形成装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置に搭載されるアプリケーションの設定値や、該アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を操作可能にし、同一又は異なる装置間で設定値を柔軟且つ容易に移行すること。
【解決手段】画像形成装置(202又は203)は、サーバ装置(201)よりアプリケーションを指定する第1の項目と操作対象となる設定内容を指定する第2の項目とを含む設定ファイル(設定ファイル501や601又は701等)を1又は複数受信し、受信した設定ファイルの第1の項目にアプリケーションを示す値が設定されていた場合、該設定ファイルの第2の項目に設定される値に従うアプリケーションについての設定値の操作を行い、受信された設定ファイルの第1の項目に当該画像形成装置の設定値の操作のために定義された所定値が設定されていた場合、該設定ファイルの第2の項目に設定される値を用いて当該画像形成装置の設定値の操作を行い、操作結果をサーバ装置に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置内で動作するアプリケーションの設定値及び画像形成装置本体の設定値の移行に関する。
特許文献1では、ファームウェアの更新前後で画像形成装置の設定情報を失わせることがないように、ファームウェアの更新前の設定値のマップ情報と、更新後の設定値のマップ情報が変更されている場合には、両者の対応関係を判断する設定移行プログラムをファームウェアの更新とともにインストールし、当該設定移行プログラムが設定値を移行する。
特開2009−164902号公報
特許文献1では、ファームウェアの変更に伴って、当該画像形成装置本体の設定値のマップ情報(画像形成装置本体の設定値の格納場所)が変更になっている場合であっても、設定値を正しく移行することを目的としている。
つまり、特許文献1では、ファームウェアの更新を伴わない当該画像形成装置内の設定値の移行は想定していないため、他の要因で設定値を移行又は変更する場合に適用ができない。
例えば、当該画像形成装置内に新たにアプリケーションが追加された時又はアプリケーションが更新された時、当該アプリケーションの動作のため、当該画像形成装置のある設定値(アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値)を変更する必要がある場合がある。
具体的には、新たに追加又は更新されたアプリケーションへのHTTP通信に対してより高いセキュリティを求める時には、当該画像形成装置のHTTP通信を全てHTTPS通信とするよう設定する必要がある。
また、あるアプリケーションが動作するために当該画像形成装置内の一つのアカウント情報を割り当てる場合は、当該画像形成装置内に存在する適切なアカウント情報を正しく割り当てなければならない。
また、あるアプリケーションが当該画像形成装置に接続されたUSBデバイス等の外部装置を制御するドライバを当該画像形成装置が搭載するドライバより優先する設定を行う必要がある。
また、あるアプリケーションが動作する時には、当該画像形成装置を管理者設定の有効化して管理者権限を持つユーザ以外が操作できないよう制限する必要がある。
また、あるアプリケーションが、当該画像形成装置内のHTTPなどの特定プロトコルによる通信用のプロキシサーバ設定を参照する時、当該設定を適切なプロキシサーバに設定する必要がある。
また、あるアプリケーションを動作させる場合、画像形成装置の排紙ビンを、プリントジョブ、コピージョブといったジョブ種ごとに分類して設定する必要がある。
このように、画像形成装置に追加又は更新されるアプリケーションに応じて、画像形成装置本体の設定値を変更する場合が少なくない。
こうした設定値は、画像形成装置に追加されるアプリケーションの要求、想定する使用環境よって様々に変化する為、必ずしもファームウェアの変更や、画像形成装置内の設定値のマップ情報の変更を伴うとは限らない。
従って、ファームウェアの変更や画像形成装置内の設定値のマップ情報を変更されずとも、画像形成装置にインストールされるアプリケーションの要求に応じて画像形成装置内の設定値を変更する必要が発生する場合がある。
また、アプリケーションの要求に伴う設定値の移行は、単一の画像形成装置内でのみ発生するとは限らない。つまり、アプリケーションの設定をある第1の画像形成装置内から抽出し、第2の画像形成装置に移行する際、第1の画像形成装置の設定値を、第2の画像形成装置にも移行することで、設置の手間を軽減することが求められる。
このような場合、異なる機種に跨って同じ設定値を設定することもあるが、機種によって設定値のマップ情報が異なる場合には、移行先の装置内に正しく設定値を取り込むことができない。このような状況下で、機種毎のマップを解釈し、正しく設定値を移行するプログラム(移行プログラム)は、機種毎に異なったものになる。従って、このような機種毎の移行プログラムを入手して、アプリケーションの追加及び設定値の移行に先立って、予め複数の画像形成装置に機種毎にインストールすることは、ユーザにとって非常に煩雑な作業となる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像形成装置のファームウェアの更新のタイミングではなく、また、機種毎の移行プログラムを画像形成装置にインストールするといった煩雑な操作を伴うこともなく、画像形成装置にインストールされるアプリケーションの設定値や、該アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を操作可能にし、同一の画像形成装置内や異なる画像形成装置間(種別の異なる画像形成装置間も含む)で、設定値を柔軟且つ容易に移行することができる仕組みを提供することである。
本発明は、サーバ装置と、1又は複数のアプリケーションを搭載可能な1又は複数の画像形成装置とが通信可能な管理システムであって、前記サーバ装置は、前記いずれかの画像形成装置に対して、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルを1又は複数送信する設定ファイル送信手段を有し、前記1又は複数の画像形成装置は、前記サーバ装置より、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルを1又は複数受信する受信手段と、前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対して前記画像形成装置に搭載されているアプリケーションを示す値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値に従う当該アプリケーションについての設定値の操作を行い、前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対してアプリケーションを指定するための設定値ではない前記画像形成装置の設定値の操作のために定義された所定値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値を用いて前記画像形成装置の設定値の操作を行う操作手段と、前記操作手段による操作の結果を前記サーバ装置に送信する送信手段と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置のファームウェアの更新のタイミングではなく、また、機種毎の移行プログラムを画像形成装置にインストールするといった煩雑な操作を伴うこともなく、画像形成装置にインストールされるアプリケーションの設定値や、該アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を操作可能にし、同一の画像形成装置内や異なる画像形成装置間(種別の異なる画像形成装置間も含む)で、設定値を柔軟且つ容易に移行することができる。
本発明の一実施例を示す管理システムの構成の一例を示す図である。 図1に示した画像形成装置202,203のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 画像形成装置202,203が備えるソフトウェアのモジュールの構成の一例を示す図である。 サーバ装置201の設定データ抽出(エクスポート)時の操作画面の一例を示す図である。 アプリケーション301用の設定ファイル501の一例を示す図である。 画像形成装置用の設定ファイルの一例を示す図である。 画像形成装置用の設定ファイルの一例を示す図である。 サーバ装置201における画像形成装置の設定ファイル関連付け操作を行う操作画面801の一例を示す図である。 サーバ装置201の設定データ配信(インポート)時の操作画面の一例を示す図である。 図4のエクスポートボタン406が操作された場合のサーバ装置201における抽出リクエストの送信処理の一例を示すフローチャートである。 エラーメッセージの一例を示す図であり、図4の操作画面401が表示されている表示装置に表示される。 サーバ装置201から抽出リクエストを受けた画像形成装置のエージェント303の処理の一例を示すフローチャートである。 図12のS1214においてサーバ装置201に返信された設定データ1301の抜粋の一例を示す図である。 図9のインポートボタン905が操作された場合のサーバ装置201における設定データ1301の配信処理の一例を示すフローチャートである。 エラーメッセージの一例を示す図である。 サーバ装置201から配信リクエストを受けた画像形成装置のエージェント303の処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態について詳述する。
図1は、本発明の一実施例を示す管理システムの構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施例の管理システムは、サーバ装置201と、画像形成装置202、画像形成装置203が、ネットワーク100を介して相互に通信可能に接続されている。
本管理システムでは、サーバ装置201上の操作によって、抽出元の画像形成装置から設定データを抽出してサーバ装置201で記憶、管理する。また、サーバ装置201上の操作によって、前記抽出した設定データを、抽出元の画像形成装置に戻して再設定したり、他の画像形成装置に配信して設定することができる。例えば、サーバ装置201上の操作によって、画像形成装置202から設定データを抽出し、画像形成装置203へ配信すること等ができる。
なお、サーバ装置201は、一般的なコンピュータ装置の構成を備えており、図示しないが、CPU、ROM、RAM、ネットワークインタフェース、外部記憶装置(以下ハードディスク(HDD)とする)等を有する。サーバ装置201のCPUは、HDDに格納されたプログラムを読み出して実行することにより、後述するサーバ装置201が備える各種機能を実現する。
また、画像形成装置202,203のハードウェア構成については図2に示す。
図2は、図1に示した画像形成装置202,203のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、画像形成装置202,203は同一の機種であっても異なる機種であってもよいが、本実施例では、異なる機種である場合を例に説明する。
図2に示すように、画像形成装置は、CPU103、RAM105、NI104、プリンタ部102、操作部108、SRAM109、USBコントローラ110、I/O制御部106、HDD(ハードディスク)107等を有する。
CPU103は、バスを介して、RAM105、NI(Networkインタフェース)104、プリンタ部102、操作部108、SRAM109、USBコントローラ110、I/O制御部106等と接続されている。また、CPU103は、I/O制御部106を介してHDD107と接続されている。
HDD107には、後述する図3に示す各ソフトウェアモジュールが格納されている。各ソフトウェアモジュールは全て、HDD107からRAM105に読み込まれ、CPU103で実行される。実行されるソフトウェアモジュールは、操作部108からユーザの操作入力を受け取ることができるとともに、プリンタ部102、RAM105、NI104及びHDD107等を利用・制御することが可能である。
USBコントローラ110は、種々の外部USBデバイスを接続し、CPU103に読み込まれたプログラム又はドライバから同デバイスを制御することができる。
SRAM(Static Random Access Memory)109は、電池(図中略)によって供給される電力で比較的少量のデータを永続的に保持できる不揮発性メモリである。HDD107からCPU103に読み込まれたソフトウェアモジュールは、SRAM109のデータを読み書きすることができる。
画像形成装置は、NI104を介して、サーバ装置201と通信可能である。
図3は、画像形成装置202,203が備えるソフトウェアのモジュールの構成の一例を示す図である。
画像形成装置のCPU103上では、OS309が実行される。OS309上では、ファイルシステム308、SCM(System Configuration Manager)305が、それぞれHDD107上のファイル及びSRAM109上のデータ読み書き機能を提供する。なお、画像形成装置の設定データ(後述する、画像形成装置本体の設定データ及びアプリケーション301の設定データ)は、HDD107又はSRAM109上に保存されている。
また、OS309上でJava(登録商標)実行環境307及び組み込みアプリケーション304が実行される。
Java(登録商標)実行環境307では、アプリケーションの管理フレームワークであるOSGi(Open Services Gateway initiative)フレームワーク306が動作している。
OSGiフレームワーク306上では、コンフィグサービス(Config Service)302のような様々な種類のサービスが提供されている。図3の例では、コンフィグサービス302を図示しているが、他のサービスを含んでもよい。
コンフィグサービス302は、OSGiフレームワーク306上で動作するアプリケーション301の設定データを管理するサービスを提供する。設定データを管理するサービスとは、具体的には、アプリケーション301がコンフィグサービス302を介して設定データの追加・更新・削除を行うことができるサービスである。コンフィグサービス302の管理する設定データは、ファイルシステム308上のファイルの形式で保存されている。
アプリケーション301は、OSGiフレームワーク306を介して、システムの稼働後にインストール可能であり、動作のために独自の設定データを必要とする。上述したように、この設定データ(アプリケーション301の設定データ)は、コンフィグサービス302により管理される。なお、画像形成装置202,203は、1又は複数のアプリケーションをインストールし搭載可能である。
組み込みアプリケーション304は、画像形成装置内に予め組み込まれ、OS309上で直接実行される。
画像形成装置のシステム全体に対する設定データ(画像形成装置本体の設定データ)はSCM305によってSRAM109内に管理されており、一部の設定は組み込みアプリケーション304に属している。従って、組み込みアプリケーション304は、SCM305を介して画像形成装置の設定データを追加・変更・削除できる。
エージェント303は、アプリケーション301と同様にシステムの稼働後にインストール可能であり、OSGiフレームワーク306上で動作する。
なお、エージェント303は、設定データ(画像形成装置本体の設定データ及びアプリケーション301の設定データ)を画像形成装置から抽出してサーバ装置201に送信する処理や、サーバ装置201から配信された設定データを画像形成装置に適用する処理において、中心となる役割を担うモジュールである(詳細は後述する)。
図4は、サーバ装置201の設定データ抽出(エクスポート)時の操作画面の一例を示す図である。
図4において、操作画面401は、設定データ抽出(エクスポート)を行うための操作画面である。この操作画面401は、サーバ装置201のHDDに記憶されており、図示しないクライアント装置よりサーバ装置201にアクセスすることにより、サーバ装置201から送信されて、クライアント装置のディスプレイに表示される。なお、この操作画面401の画面データを、クライアント装置の記憶装置に記憶させておき、クライアント装置のディスプレイで表示する構成であってもよい。さらに、サーバ装置201がHDDより読み出して、サーバ装置201のディスプレイに表示する構成であってもよい。また、クライアント装置は、画像形成装置202や203であってもよい。以下、操作画面401について詳細に説明する。
操作画面401において、エクスポート元デバイスの入力欄402は、エクスポート元デバイスのIPアドレスを指定するためのものであり、図4の例では画像形成装置202を指しているものとする。
アプリケーション名の入力欄403は、抽出する設定データの属するアプリケーションを指定するためのものであり、図4の例ではアプリケーション301を指しているものとする。
設定ファイルの入力欄404は、抽出する設定データを指定する設定ファイルを指定するためのものである。なお、設定ファイルの詳細は図5にて説明する。
保存データ名の入力欄405は、サーバ装置201からアクセス可能なファイルパスを指定するためのものであり、抽出した設定データが指定されたサーバ装置201のファイルパスに保存される。
エクスポートボタン406が押下指示されると、エクスポート指示(設定ファイルを含む)が、操作画面401を表示しているクライアント装置からサーバ装置201に送信される。サーバ装置201はその指示を受信すると、後述する図10に示す処理を実行し、エクスポート元デバイスの入力欄402で指定された画像形成装置(ここでは画像形成装置202)に対して設定データの抽出リクエストを送信する。この結果、エクスポート元デバイスの入力欄402で指定された画像形成装置において、後述する図12に示すエクスポート処理が実行されて、該画像形成装置からエクスポートされた設定データがサーバ装置201のHDDに送信される。サーバ装置201のHDDでは、上記画像形成装置からエクスポートされた設定データを、上記画像形成装置の情報に紐付けて記憶管理する。
図5は、アプリケーション301用の設定ファイル501の一例を示す図である。
図5において、501はアプリケーション301用の設定ファイルであり、図4の入力欄404で指定されているものとする。この設定ファイル501の設定に基づいて、画像形成装置においてアプリケーションや本体の設定値が抽出されて設定データ(例えば、後述する図13の1301)としてサーバ装置201に送信されることとなる。なお、この設定データは後に、抽出元の画像形成装置又は他の画像形成装置に転送されて、設定されることとなる。
行502の「@ApplicationIds:」は、設定ファイル501が対象としているアプリケーション301のアプリケーションIDを設定する。行503の「@ApplicationName:」は、設定ファイル501が対象としているアプリケーション301のアプリケーション名を設定する。行504の「@ApplicationVersion:」は、設定ファイル501が対象としているアプリケーション301のバージョン名を指定する。
行505の「@RequireSystemSetting:」は、設定ファイル501に記述されるアプリケーション301の設定項目を設定する場合、同時に画像形成装置全体の設定も変更する必要があるかどうかを指定する。エージェント303は、設定ファイル501内のこの記載の値が「true」の場合、エージェント303は画像形成装置全体の設定を変更する必要があると判断し、「false」の場合、エージェント303は画像形成装置全体の設定を変更する必要がないと判断する。
なお、行506〜行508、行514〜行518のように、行頭で「export:」又は「export_enc:」と宣言されている行は、「:」の右に記載されたアクセスキーで特定される設定項目を、抽出元の画像形成装置から抽出して、配信先の画像形成装置に設定することを指定する。なお、行515のように、行頭で「export_enc:」と宣言されている行は、画像形成装置に設定された設定値を抽出してエンコードすることを指定する。
また、行510〜行513のように、行頭で「set:」と宣言されている行は、画像形成装置から設定を抽出するのではなく、「:」の右に記載されたアクセスキーで特定される設定項目として、同行で指定された値(「=」の右の値)を、配信先の画像形成装置に設定することを指定する。即ち、行頭で「set:」と宣言されている行の情報は、アプリケーションに関連して画像形成装置本体に設定する設定値を含む情報である。
なお、「cm/」で始まるアクセスキーは、コンフィグサービス302に保存されているアプリケーション301の設定項目を示している。即ち、「cm/」で始まるアクセスキーを含む行の情報は、画像形成装置に搭載されているアプリケーションの設定値を抽出する設定項目を指定する情報である。
また、「sys/」で始まるアクセスキーは、画像形成装置全体の設定項目を示している。即ち、「sys/」で始まるアクセスキーを含む行の情報は、前記アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を抽出する設定項目を指定する情報である。
以下、各行について詳細に説明する。
行506は、「export:」と宣言されているため、アクセスキー「cm/pid/authServer」で特定される設定項目(アプリケーション301の認証サーバを設定)を、抽出元の画像形成装置から抽出して、配信先の画像形成装置に設定することを指定する。
行507は、「export:」と宣言されているため、アクセスキー「cm/pid/logLevel」で特定される設定項目(アプリケーション301のログレベルの設定)を、抽出元の画像形成装置から抽出して、配信先の画像形成装置に設定することを指定する。
行508は、「export:」と宣言されているため、アクセスキー「cm/pid/securityLevel」で特定される設定項目(アプリケーション301のセキュリティレベルの設定)を、抽出元の画像形成装置から抽出して、配信先の画像形成装置に設定することを指定する。
なお、行506〜行508の設定は、アプリケーション301の動作によって異なるが、アプリケーション固有の動作に関する詳細説明はここでは省略する。
行509は、「export:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/auth/ils」で特定される設定項目(画像形成装置内のユーザDB内のアカウントを割り付けるための設定)を、抽出元の画像形成装置から抽出して、配信先の画像形成装置に設定することを指定する。なお、画像形成装置内のユーザDB内のアカウントを割り付けるための設定は、アプリケーション301が画像形成装置内で一のユーザ権限を持って動作し、画像形成装置内の各種操作を行うことを可能とするためのものである。
行510は、「set:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/nw/tcpip/https」で特定される設定項目(画像形成装置におけるHTTP通信をセキュアなHTTPS通信にするかどうかの設定)の設定値として、「=」の右の値「1」を、配信先の画像形成装置に設定することを指定する。即ち、このアクセスキーが示す設定項目は画像形成装置からは抽出されない。なお、この設定値が「1」の場合には「HTTPS通信とする」設定を示し、「0」の場合には「HTTPS通信としない」設定を示すものとする。
行511は、「set:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/ext/usb/systemdrv/hid」で特定される設定項目(キーボード等のUSB接続のHID(Human Interface Device)デバイスのドライバの有効・無効を切り替えるかどうかの設定)の設定値として、「=」の右の値「0」を、配信先の画像形成装置にセットすることを指定する。
行512は、「set:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/dev/print/outtray」で特定される設定項目(プリントジョブが出力される排紙トレイの設定)の設定値として、「=」の右の値「1」を、配信先の画像形成装置にセットすることを指定する。
行513は、「set:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/dev/copy/outtray」で特定される設定項目(コピージョブが出力される排紙トレイの設定)の設定値として、「=」の右の値「2」を、配信先の画像形成装置にセットすることを指定する。
図5の例では、行512によって画像形成装置内のプリントジョブは必ず1番のトレイに、行513によって画像形成装置内のコピージョブは必ず2番のトレイに排紙される設定が抽出データにセットされる。つまり、アプリケーション301は、ジョブ種ごとに画像形成装置上の特定のトレイに排紙するよう設定する事を前提としている。
行514は、「export:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/auth/admin/id」で特定される設定項目(画像形成装置に設定されたシステム管理者のID)を、画像形成装置から抽出して配信先の画像形成装置にセットすることを指定する。
行515は、「export_enc:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/auth/admin/passwd」で特定される設定項目(画像形成装置に設定されたシステム管理者のパスワード)を、抽出元の画像形成装置から抽出して配信先の画像形成装置にセットすることを指定する。なお、「export_enc:」は、抽出したデータをエンコードすることも指定している。
行516は、「export:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/nw/tcpio/dns/server」で特定される設定項目(画像形成装置の属するDNSサーバの設定値)を、抽出元の画像形成装置から抽出して配信先の画像形成装置にセットすることを指定する。
行517は、「export:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/nw/tcpio/dns/server」で特定される設定項目(画像形成装置の属するDNSドメイン名の設定値)を、抽出元の画像形成装置から抽出して配信先の画像形成装置にセットすることを指定する。
行518は、「export:」と宣言されているため、アクセスキー「sys/nw/tcpio/proxy/http」で特定される設定項目(画像形成装置のHTTPプロキシサーバの設定値)を、抽出元の画像形成装置から抽出して配信先の画像形成装置にセットすることを指定する。
以上説明したように、アプリケーション301用の設定ファイル501は、アプリケーションを指定するための第1の項目(502〜504等)と、操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目(506〜518等)とを含む設定ファイルである。なお、第2の設定項目は、画像形成装置に搭載されているアプリケーションの設定値を抽出するための情報と、前記アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を抽出するための情報と、前記アプリケーションに関連して画像形成装置本体に設定する設定値を含むことが可能である。
なお、図5に示した設定ファイル501は、例えば、アプリケーション301の提供者等で生成されて提供されるものとするが、提供元や生成方法は限定されるものではない。
図6、図7は、画像形成装置用の設定ファイルの一例を示す図であり、図6は画像形成装置202用の設定ファイルの一例を示し、図7は画像形成装置203用の設定ファイルの一例を示す。
図6において、601は画像形成装置202用の設定ファイルである。この画像形成装置202用の設定ファイル601は、設定項目のアクセスキーと、その設定項目が画像形成装置202内に収容されている実アドレスの対応関係を示すためのものである。
なお、画像形成装置本体の設定値のマップ情報は機種毎に異なる場合があるが、各画像形成装置用の設定ファイルを用いることにより、機種毎の設定値のマップ情報(各設定項目と該設定項目の設置値が収容されている実アドレスとの対応関係)の違いを吸収することができる。
よって、画像形成装置の機種毎にプログラムを用意してインストールする必要がなく、同一のプログラムを用いて、画像形成装置本体から設定値をエクスポートすることや、画像形成装置本体に設置値をインポートすることができる。また、異なる機種に跨って設定値を移行することもできる。つまり、設定値をある第1の画像形成装置内から抽出し、第2の画像形成装置に移行する際に、各画像形成装置用の設定ファイルを用いることにより、容易に設置値を移行することができる。
以下、設定ファイル601について詳細に説明する。
行602は、アプリケーションIDとして、「00000000-0000-0000-0000-000000000000」という値が設定されていることを示す。このIDの値は、特別な定義値であって、設定ファイル601の対象が、画像形成装置に対応する特定のアプリケーションではなく、画像形成装置本体に設定される設定値群であることを示す。つまり、本例では、「00000000-0000-0000-0000-000000000000」という値が、画像形成装置本体の設定値群を示すよう事前に予約定義されている。
行603は、画像形成装置内のアプリケーションを定義すべき書式上の項目であるが、以降の説明では特に使用しないため設定値は空欄としている。
行604は、画像形成装置の機種ごとに割り当てられた機種固有IDである。すべての画像形成装置は、その機種を特定するための機種固有IDが存在していることを想定しているが、これは一般的な画像形成装置に備わっているものである。
行605は、画像形成装置202の機種名称を表す表示名であるが、以降の説明では特に使用しない。行606は、画像形成装置202の機種の正式名称を表すが、以降の説明では特に使用しない。
行607〜616はそれぞれ行頭で「export:」又は「export_enc:」と指定され、画像形成装置202の各設定項目と設定値の物理アドレスを指定して設定値を抽出するための宣言である。
同図では、各行の「export:」又は「export_enc:」宣言より右辺は、「,(カンマ)」で2つの部位に区切られた文字列で構成されている。右辺において、「,(カンマ)」より左部は設定項目を一意に特定するアクセスキー、右部は同設定項目の値が画像形成装置内に収容されている実アドレスを示すこととする。即ち、「export:」又は「export_enc:」と宣言されている行の情報は、画像形成装置本体の設定値の格納場所を示す情報である。
なお、「export:」又は「export_enc:」宣言による、アクセスキーと実アドレスとの対応は、抽出元の画像形成装置から設定値を抽出する場合のみでなく、該抽出された設定データに基づいて、配信先の画像形成装置に設定値を設定する場合にも使用される。
以下、行607〜616について詳細に説明する。
行607は、画像形成装置内のアプリケーションが動作するために、画像形成装置内のユーザDB内のアカウントを割り付けるための設定である。本図では、同設定項目の実アドレスは特定のアプリケーションに対して割り付けられたアカウントを指定していない。これは、画像形成装置内のアプリケーションのうち、アカウントが割り付けられたアプリケーションのアカウント情報全てを抽出するための設定である。
行608、行609はそれぞれ、プリントジョブ、コピージョブがそれぞれ出力される画像形成装置202上の排紙トレイの設定を抽出(又は設定)するためのアクセスキーと実アドレスとの対応を設定している。
行610は、キーボード等のUSB接続のHID(Human Inteface Device)デバイスのドライバの有効・無効を切り替える設定を抽出(又は設定)するためのアクセスキーと実アドレスとの対応を設定している。
行611、行612は、画像形成装置202のシステム管理者のID、パスワードを抽出(又は設定)するためのアクセスキーと実アドレスとの対応を設定している。
行613は、画像形成装置202におけるHTTP通信の設定を抽出(又は設定)するためのアクセスキーと実アドレスとの対応を設定している。行614は、画像形成装置202に設定されたDNSサーバの設定値を抽出(又は設定)するためのアクセスキーと実アドレスとの対応を設定している。
行615は、画像形成装置202に設定されたDNSドメイン名の設定値を抽出(又は設定)するためのアクセスキーと実アドレスとの対応を設定している。行616は、画像形成装置202に設定されたHTTPプロキシサーバの設定値を抽出(又は設定)するためのアクセスキーと実アドレスとの対応を設定している。
なお、図6では上述した設定項目以外にもの設定項目は存在しているが、図を簡略化するため、及び以降の説明に使用されないため、記載を省略している。
図7は、画像形成装置203用の設定ファイルの一例を示す。
図6と比して、行704、705、706がそれぞれ画像形成装置203用の値となっている点が異なっている。また、行708〜716は、図6と比して、同一アクセスキーで定義される項目の実アドレスが画像形成装置203内の実アドレスとなっている点で異なっている。各行の説明は図6と同様のため、ここでは詳しい説明は省略する。
なお、図6に示した設定ファイル601、図7に示した設定ファイル701は、例えば、画像形成装置202、画像形成装置203の製造メーカ等で生成されて提供されるものとするが、提供元や生成方法は限定されるものではない。
以上説明したように、図6,図7に示した画像形成装置用の設定ファイル601,701は、図5に示したアプリケーション用の設定ファイル501と同様に、アプリケーションを指定するための第1の項目と、操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルであるが、前記第1の項目に、アプリケーションを指定するための設定値ではない画像形成装置の設定値の操作のために定義された所定値が設定されている。また、前記第2の項目に、画像形成装置本体の設定値の格納場所を示す情報が設定されている。
図8は、サーバ装置201における画像形成装置の設定ファイル関連付け操作を行う操作画面801の一例を示す図である。この操作画面801は、サーバ装置201のHDDに記憶されており、図示しないクライアント装置よりサーバ装置201にアクセスすることにより、サーバ装置201から送信されて、クライアント装置のディスプレイに表示される。なお、この操作画面801の画面データを、クライアント装置の記憶装置に記憶させておき、クライアント装置のディスプレイで表示する構成であってもよい。さらに、サーバ装置201がHDDより読み出して、サーバ装置201のディスプレイに表示する構成であってもよい。また、クライアント装置は、画像形成装置202や203であってもよい。以下、操作画面801について詳細に説明する。
操作画面801において、入力欄802は、サーバ装置201に登録する画像形成装置用の設定ファイルのファイル名を入力するためのものであり、図8の例では、図6に示した画像形成装置202用の設定ファイル601を登録しようとしている。
デバイス情報一覧804は、サーバ装置201で管理されている画像形成装置一覧と、各画像形成装置に対応する設定ファイルの登録状態を表す一覧表である。なお、サーバ装置201のHDDには、サーバ装置201で管理する画像形成装置の機種名、機種固有ID、及びIPアドレス等を含む画像形成装置の各種情報が登録されている。また、サーバ装置201のHDDには、操作画面801から設定ファイルが登録されると、上記画像形成装置の情報に、登録済みの設定ファイルの情報が紐付けられ、これらの情報から、デバイス情報一覧804が生成される。
デバイス情報一覧804では、各画像形成装置には機種名称、IPアドレスが一覧化され、各画像形成装置に設定ファイルが登録されているか否かが一覧できる。例えば、デバイス情報一覧804内の行805は、後述する図14で説明する設定データの配信先の画像形成装置であり、既に設定ファイルは「登録済み」となっている。
登録ボタン803が押下指示されると、登録指示が、操作画面801を表示しているクライアント装置からサーバ装置201に送信される。サーバ装置201のCPUはその指示を受信すると、入力欄802に入力された設定ファイルと、該設定ファイル内に記載された機種固有ID(図6の行604)とを紐付けてサーバ装置201の記憶装置(HDD)に登録する。さらに、サーバ装置201のCPUは、登録された設定ファイルが対象とする画像形成装置のデバイス情報一覧804内の「設定ファイル」欄を「登録済み」とするように制御する。
図9は、サーバ装置201の設定データ配信(インポート)時の操作画面の一例を示す図である。
図9において、操作画面901は、設定データ配信(インポート)を行うための操作画面である。操作画面901は、図4の操作画面401を操作することによって画像形成装置から抽出(エクスポート)した設定データを、抽出元の画像形成装置や他の画像形成装置へ配信する場合に操作するサーバ装置201の操作画面である。
なお、この操作画面901は、サーバ装置201のHDDに記憶されており、図示しないクライアント装置よりサーバ装置201にアクセスすることにより、サーバ装置201から送信されて、クライアント装置のディスプレイに表示される。なお、この操作画面901の画面データを、クライアント装置の記憶装置に記憶させておき、クライアント装置のディスプレイで表示する構成であってもよい。さらに、サーバ装置201がHDDより読み出して、サーバ装置201のディスプレイに表示する構成であってもよい。また、クライアント装置は、画像形成装置202や203であってもよい。以下、操作画面901について詳細に説明する。
操作画面901において、入力欄902は、配信先である画像形成装置のIPアドレスを指定するためのものであり、図9の例では、画像形成装置203が配信先に指定されている。
表903は、サーバ装置201内に保存されている抽出された設定データの一覧である。なお、サーバ装置201のHDDには、画像形成装置からエクスポートされた設定データのデータファイルと抽出(エクスポート)元の画像形成装置の情報とが紐付けて記憶管理されており、これらの情報から、表903が生成される。表903では、ユーザは、図4の操作画面401からのエクスポート指示の結果、画像形成装置から抽出された設定データを、入力欄902でしてされた画像形成装置に配信する設定データとして選択する。
表903では、設定データをエクスポートした各画像形成装置のIPアドレス、設定データのデータファイル名が一覧化され、各画像形成装置からエクスポートされた設定データを一覧できる。図9の例では、表903において、画像形成装置202から抽出された設定データが、行904で示すように選択されている。
ボタン905は、設定データの配信を実行するためのボタンである。ボタン905を押下指示すると、配信指示が、操作画面901を表示しているクライアント装置からサーバ装置201に送信される。サーバ装置201のCPUはその指示を受信すると、表903で選択された設定データ(図4からの操作で抽出された設定データ)を、入力欄902で指定された画像形成装置(ここでは画像形成装置203)に配信する。
以下、図10に従って、サーバ装置201から設定データを抽出するリクエストを画像形成装置202のエージェント303に送信する処理(抽出要求処理)の流れを説明する。
図10は、図4のエクスポートボタン406が操作された場合のサーバ装置201における抽出リクエストの送信処理(抽出要求処理)の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、サーバ装置201のCPUがサーバ装置201のHDDにコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
サーバ装置201のCPUは、クライアントからエクスポート指示を受信すると、本フローチャートの処理を開始する。まず、サーバ装置201のCPUは、図4の入力欄404で指定されたアプリケーション301の設定ファイル501を読み込む(S1001)。なお、ここで読み込んだ設定ファイル501内の「@ApplicationName:」で指定されるアプリケーション名と、図4の入力欄403で指定されたアプリケーション名とが異なる場合には、その旨をエラーメッセージとして表示して、本フローチャートの処理を終了するように構成してもよい。
次に、サーバ装置201のCPUは、「@RequireSystemSettings:」という行が登録され、且つ「true」に設定されているかどうか確認する(S1002)。
上記S1002において、「@RequireSystemSettings:」が「true」に設定されていないと判定した場合(No)、サーバ装置201のCPUは、S1099に処理を進める。
S1099では、サーバ装置201のCPUは、アプリケーション301の設定ファイル501のみをリクエストとともに、図4の入力欄402で指定されたIPアドレスに対応する画像形成装置(例えば画像形成装置202)のエージェント303に送信し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S1002において、「@RequireSystemSettings:」が「true」に設定されていると判定した場合(Yes)、サーバ装置201のCPUは、S1003に処理を進める。
S1003では、サーバ装置201のCPUは、図4の入力欄402で指定されたIPアドレスに対応する画像形成装置の機種(機種名、機種固有ID等)を、サーバ装置201のHDDに登録されている画像形成装置の機種の情報から特定する。ここでは画像形成装置の機種情報は、サーバ装置201内のHDDに構築されたデータベースに予め登録されていることするが、同データベースへの登録方法には、探索や操作者による手動登録などが考えられる。
次に、S1004において、サーバ装置201のCPUは、上記S1003で特定した機種に対応した画像形成装置の設定ファイル(ここでは設定ファイル601とする)がサーバ装置201に登録されているかどうか確認する。
そして、上記S1004において、特定した機種に対応した画像形成装置の設定ファイルがサーバ装置201に登録されていないと判定した場合(No)、サーバ装置201のCPUは、S1090に処理を進める。
S1090では、サーバ装置201のCPUは、図11に示すようなエラーメッセージを、図4の操作画面401が表示されている表示装置に表示して、リクエストをキャンセルするように制御する。そして、本フローチャートの処理を終了する。
図11は、エラーメッセージの一例を示す図であり、図4の操作画面401が表示されている表示装置に表示される。
一方、上記S1004において、上記特定した機種に対応した画像形成装置の設定ファイルがサーバ装置201に登録されていると判定した場合(Yes)、サーバ装置201のCPUは、S1005に処理を進める。
S1005では、サーバ装置201のCPUは、上記特定した機種に対応した画像形成装置の設定ファイル601を読み込み、該読み込んだ設定ファイル601、及び、図4の入力欄405で指定されたアプリケーション301の設定ファイル(例えば図5の設定ファイル501)を添付した抽出リクエストを、図4の入力欄402で指定されたIPアドレスに対応する画像形成装置(第1の画像形成装置、例えば画像形成装置202)のエージェント303に送信する(S1005)。そして、本フローチャートの処理を終了する。
以上示したように、図10の抽出リクエストの送信処理(抽出要求処理)は、サーバ装置201が、画像形成装置に対して、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイル(アプリケーション用の設定ファイルや画像形成装置用の設定ファイル)を1又は複数送信する設定ファイル送信処理に対応する。
以下、図12に従って、画像形成装置のエージェント303が図10のS1005又はS1099でサーバ装置201より送信された抽出リクエストを処理する流れを説明する。
図12は、サーバ装置201から抽出リクエストを受けた画像形成装置のエージェント303の処理の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、画像形成装置のエージェント303により実行される。即ち、画像形成装置のCPU103がHDD107にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
まず、画像形成装置のエージェント303は、抽出リクエストを受信すると(S1201)、S1202に処理を進める。図10で示した通り、同リクエストには、アプリケーション301の設定ファイル501が添付されている。画像形成装置のエージェント303は、上記リクエストとともに、サーバ装置201より、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルを1又は複数受信する(例えば、アプリケーション用の設定ファイルや画像形成装置用の設定ファイルを受信する)。
S1202では、エージェント303は、抽出リクエストに添付されたアプリケーション301の設定ファイル501を読み込み、「@RequireSystemSettings:」という行が登録され、「true」に設定されているかどうか確認する。
上記S1202において、アプリケーション301の設定ファイル501にて「@RequireSystemSettings:」が「true」に設定されていないと判定した場合(No)、エージェント303は、画像形成装置の設定データ抽出は行わず、S1205へ処理を遷移させる。
一方、上記S1202において、アプリケーション301の設定ファイル501にて「@RequireSystemSettings:」が「true」に設定されていると判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1203に処理を進める。
S1203では、エージェント303は、抽出リクエストに画像形成装置の設定ファイルが添付されているかどうか確認する。この確認には、アプリケーションIDとして、設定操作の対象が画像形成装置本体に設定される設定値群であることを示す特別な定義値が設定されている設定ファイルが添付されているかを確認することにより行われる。この設定ファイルの特定に関しては、具体的には、図6で説明したように、アプリケーションIDの設定項目(@ApplicationIds:)に、「00000000-0000-0000-0000-000000000000」が設定されているか否かを判定している。
上記S1203において、抽出リクエストに画像形成装置の設定ファイルが添付されていないと判定した場合(No)、エージェント303は、そのままS1205へ処理を遷移させる。
一方、上記S1203において、抽出リクエストに画像形成装置の設定ファイルが添付されていると判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1204に処理を進める。
S1204では、エージェント303は、該抽出リクエストに添付されている設定ファイルが抽出元の画像形成装置のものであるかどうかを確認する。具体的には、エージェント303は、該エージェント303が動作している画像形成装置の機種固有IDが、前記抽出リクエストに添付された画像形成装置の設定ファイル内の「@ApplicationVersion:」となっている行の値と一致するかどうかを判定する。同行は、画像形成装置の設定ファイルが対象としている画像形成装置の機種固有IDを示す行であり、図6の行604、図7の行704に相当する。なお、画像形成装置の機種固有IDは、画像形成装置のHDD107等に格納されている。そして、設定ファイル内の上記行の機種固有IDが前記抽出元の画像形成装置のHDD107に格納されている機種固有IDと一致すると、抽出リクエストに添付された画像形成装置の設定ファイルが抽出元の画像形成装置のものであると判定される。即ち、抽出元が画像形成装置202の場合、図6の設定ファイル601であると判定される。
上記S1204において、上記抽出リクエストに添付されている設定ファイルが抽出元の画像形成装置のものでない(機種固有IDが不一致)と判定した場合(No)、エージェント303は、S1299に処理を進める。
S1299では、エージェント303は、不正な設定ファイルが指定されたものとして、抽出リクエストをキャンセルし(S1299)、本フローチャートの処理を終了する。ここで、不正な設定ファイルが指定された旨の通知を、サーバ装置201に返信してもよい。
一方、上記S1204において、上記添付されている設定ファイルが抽出元の画像形成装置のものである(機種固有IDが一致)と判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1205に処理を遷移させる。
次に、S1205〜S1212において、エージェント303は、アプリケーション301の設定ファイル501の各行(図5では行506〜行518)を読み込んで解析し、アプリケーション301の設定データを抽出する処理を実行する。以下、各ステップについて詳細に説明する。
まず、S1205において、エージェント303は、アプリケーション301の設定ファイル501を一行読み込み(以下、現在の行)、S1206に処理を進める。
S1206では、エージェント303は、上記現在の行がアプリケーション301の設定データかどうかを、行の値を解析して判断する。具体的には、「cm/」で始まるアクセスキー(「:」の右側)が記載されている行はアプリケーション301の設定データと判定し、「cm/」で始まるアクセスキーが記載されていない行はアプリケーション301の設定データでないと判定する。図5の例では行506〜508は、「cm/」で始まるアクセスキーが記載されており、コンフィグサービス302に保存されているアプリケーション301の設定データと判定される。
そして、上記S1206において、上記現在の行がアプリケーション301の設定データであると判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1207に処理を進める。
S1207では、エージェント303は、コンフィグサービス302内でアプリケーション301に割り当てられた設定データから、現在の行のアクセスキーに該当するデータを抽出する。そして、S1212に処理を進める。
一方、上記S1206において、上記現在の行がアプリケーション301の設定データでないと判定した場合(No)、エージェント303は、S1208に処理を進める。
S1208では、エージェント303は、現在の行の行頭の指示が「export:」と指定されているかどうかを判定する。
そして、上記S1208において、現在の行の行頭の指示が「export:」と指定されていない(例えば、図5の行510〜513)と判定した場合(No)、エージェント303は、現在の行は抽出の対象ではなく設定データ(行の行頭の指示が「set:」と指定されている(例えば、図5の行510〜513))と判断して、S1211に処理を進める。
S1211では、エージェント303は、現在の行で指定されているアクセスキーと、該アクセスキーの設定データとして指定されている値(「=」の右側に記載されている値)、即ち、配信先の画像形成装置にセットするデータを取得し、S1212に処理を進める。例えば、図5の行510の場合、アクセスキー「sys/nw/tcpip/https」とその設定値「1」を取得する。
一方、上記S1208において、現在の行の行頭の指示が「export:」と指定されていると判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1209に処理を進める。
S1209では、エージェント303は、現在の行が画像形成装置本体の設定項目に対するものであるかどうかを確認する。具体的には、「sys/」で始まるアクセスキー(「:」の右側)が記載されている行は画像形成装置本体の設定項目と判定し、「sys/」で始まるアクセスキーが記載されていない行は画像形成装置本体の設定項目でないと判定する。
そして、上記S1209において、現在の行が画像形成装置本体の設定項目に対するものであると判定した場合(No)、エージェント303は、S1210に処理を進める。
S1210では、エージェント303は、現在の行のアクセスキー(即ち、画像形成装置のアクセスキー)を上記S1204で確認した画像形成装置の設定ファイルから検索し、該当する行が見つかれば当該データの実アドレスを取得して、SCM305を介して、SRAM109からデータを抽出し、S1212に処理を進める。なお、画像形成装置の設定ファイル内に該当する行が見つからない場合や画像形成装置の設定ファイルが添付されていない場合には、そのアクセスキーのデータの抽出は無効であるとして単にスキップし、S1212に処理を進める。
一方、上記S1209において、現在の行が画像形成装置本体の設定項目に対するものでないと判定した場合(No)、エージェント303は、そのままS1212に処理を進める。
S1212では、エージェント303は、アプリケーション301の設定ファイル501の次の行へ処理を進め、S1205に処理を戻す。
なお、上記S1212において、エージェント303は、アプリケーション301の設定ファイル501の各行(図5では行506〜行518)に対する処理を完了し、次に処理する行がない場合には、エージェント303は、S1213に処理を進める。
S1213では、エージェント303は、上記抽出リクエストに添付されたアプリケーション301の設定ファイル501をエンコードし、S1214に処理を進める。
S1214では、エージェント303は、上記S1207で抽出したアプリケーションのデータ、上記S1210で抽出した画像形成装置のデータ、上記1211で取得した配信先の画像形成装置にセットするデータ、上記1213でエンコードした設定ファイル501のエンコードデータを含む設定値データ1301(図13)を生成し、サーバ装置201に返信する。そして、本フローチャートの処理を終了する。
なお、図12のS1214でサーバ装置201に返信された設定データ1301は、サーバ装置201のHDDに、エクスポートしたデータファイルとして、エクスポートした機種(機種名称又は機種固有ID)及びエクスポートした機種のIPアドレスに紐付けて記憶される。
図13は、図12のS1214においてサーバ装置201に返信された設定データ1301の抜粋の一例を示す図である。
図13に示すように、設定データ1301は、<exportdata>タグ、<settingdata>タグで区切られており、3種類のデータを含むことができる。
1種類目のデータは、画像形成装置本体の設定データ部である。画像形成装置本体の設定データ部は、図13の例では、設定データ1301の1302部分に記載されている設置値群に対応する。画像形成装置本体の設定データ部は、1302に示すように、<exportdata>タグで囲まれた設置値群で、<id>タグにより画像形成装置本体を示すID「00000000-0000-0000-0000-000000000000」が記載され、且つ、<version>タグにより画像形成装置の機種固有IDが記載されている設定値群である。なお、画像形成装置本体の設定データ部は、図12のS1210で抽出された設定データ、及び、図12のS1211で取得された設定データに対応する。
2種類目のデータは、アプリケーションの設定データ部である。アプリケーションの設定データ部は、図13の例では、設定データ1301の1303部分に記載されている設置値群に対応する。アプリケーションの設定データ部は、1303に示すように、<exportdata>タグで囲まれた設置値群で、<id>タグによりアプリケーションIDが記載され、且つ、<version>タグによりアプリケーションのバージョンが記載されている設定値群である。なお、アプリケーションの設定データ部は、図12のS1207で抽出されたデータに対応する。
3種類目のデータは、アプリケーションの設定ファイル部である。アプリケーションの設定ファイル部は、図13の例では、設定データ1301の1304部分に記載されている設置値群に対応する。アプリケーションの設定ファイル部は、1304に示すように、<settingdata>タグで囲まれた設置値群である。なお、アプリケーションの設定ファイル部は、図12のS1213で、アプリケーションの設定ファイル501をエンコードしたものに対応する。本実施例では、一般にファイルをエンコードする方法としてよく用いられるBASE64エンコードされた文字列に変換しているが、エンコード方法はどのようなエンコード方法であってもよい。
なお、設定データ1301は、画像形成装置本体の設定データ部を、含んでいない場合もある。
以下、図14に従って、サーバ装置201から設定データ1301を画像形成装置のエージェント303に配信する処理の流れを説明する。
図14は、図9のインポートボタン905が操作された場合のサーバ装置201における設定データ1301の配信処理の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、サーバ装置201のCPUがサーバ装置201のHDDにコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
なお、図9の表903において904に示すように、設定データ1301が配信すべきデータとして既に選択され、配信先の画像形成装置がインポート先デバイスの入力欄902に指定されて、インポートボタン905が押下指示されたものとする。
サーバ装置201のCPUは、クライアントからインポート指示を受信すると、本フローチャートの処理を開始する。まず、サーバ装置201のCPUは、表903でエクスポートしたデータファイルとして選択された設定データ1301から、<settingdata>タグで囲まれたアプリケーションの設定ファイル部(図13の例では1304部分)を読み込む(S1401)。
図13の説明で述べたとおり、設定ファイル部はBASE64エンコードされているため、サーバ装置201のCPUは、上記S1401で読み込んだ設定ファイル部をデコードする(S1402)。
次に、S1403において、サーバ装置201のCPUは、上記S1402でデコードした設定ファイル部を解析し、「@RequireSystemSettings:」という行が登録され、「true」に設定されているかどうか確認する。
上記S1403において、上記S1402でデコードした設定ファイル部にて「@RequireSystemSettings:」が「true」に設定されていると判定した場合(Yes)、サーバ装置201のCPUは、S1404に処理を進める。
S1404では、サーバ装置201のCPUは、配信先の画像形成装置の設定ファイルが登録されているかどうかを確認する。具体的には、サーバ装置201のCPUは、図9の入力欄902で指定されたIPアドレスに対応する配信先の画像形成装置の機種(機種名、機種固有ID等)を、サーバ装置201のHDDに登録されている画像形成装置の機種の情報から特定し、該特定した機種に対応した画像形成装置の設定ファイルがサーバ装置201に登録されている場合、配信先の画像形成装置の設定ファイルが登録されていると判定する。なお、図9の入力部903で、配信先の画像形成装置203が指定され、且つ、画像形成装置203用の設定ファイル701(図7)が図8の行805に示すように登録済みである場合、サーバ装置201のCPUは、配信先の画像形成装置の設定ファイルが登録されていると判定する。配信先の画像形成装置の設定ファイルの確認は、設定ファイルのアプリケーションID(@ApplicationIds:)として、設定操作の対象が画像形成装置本体に設定される設定値群であることを示す特別な定義値(「00000000-0000-0000-0000-000000000000」)が設定され、且つ、アプリケーション301のバージョン名(@ApplicationVersion:)として配信先の画像形成装置の機種ごとに割り当てられた機種固有IDが設定されていることで確認する。
そして、上記S1404において、配信先の画像形成装置の設定ファイルがサーバ装置201に登録されていないと判定した場合(No)、サーバ装置201のCPUは、S1499に処理を進める。
S1499では、サーバ装置201のCPUは、図15に示すようなエラーメッセージを画面に表示して、リクエストをキャンセルするように制御し、本フローチャートの処理を終了する。
図15は、エラーメッセージの一例を示す図であり、図9の操作画面901が表示されている表示装置に表示される。
一方、上記S1404において、上記配信先の画像形成の設定ファイルがサーバ装置201に登録されていると判定した場合(Yes)、サーバ装置201のCPUは、S1405に処理を進める。
S1405では、サーバ装置201のCPUは、上記配信先の画像形成装置の設定ファイルを読み込み、該読み込んだ設定ファイルを、配信リクエストに添付し、S1406に処理を進める。
なお、上記S1403において、上記S1402でデコードした設定ファイル部にて「@RequireSystemSettings:」が「true」に設定されていないと判定した場合(No)、サーバ装置201のCPUは、そのままS1406に処理を進める。
次に、S1406において、サーバ装置201のCPUは、図9の表903で選択された設定ファイル(例えば図13の設定データ1301)を、配信リクエストに添付し、S1407に処理を進める。
即ち、上記S1403においてYesと判定した場合、配信先の画像形成装置の設定ファイル701と抽出された設定データ1301とが配信リクエストに添付され、一方、上記S1403においてNoと判定した場合、配信先の画像形成装置の設定ファイルは添付されず、抽出された設定データ1301のみが配信リクエストに添付されることとなる。
次に、S1407において、サーバ装置201のCPUは、上記設定ファイルが添付された配信リクエストを、図9の入力欄902で指定されたIPアドレスに対応する画像形成装置(第2の画像形成装置、例えば画像形成装置203)のエージェント303に送信する。そして、本フローチャートの処理を終了する。
以下、図16に従って、画像形成装置のエージェント303が図14のS1407でサーバ装置201より送信された配信リクエストを処理する流れを説明する。
図16は、サーバ装置201から配信リクエストを受けた画像形成装置のエージェント303の処理の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、画像形成装置のエージェント303により実行される。即ち、画像形成装置のCPU103がHDD107にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
まず、画像形成装置のエージェント303は、配信リクエストを受信すると(S1601)、S1602に処理を進める。図14で示した通り、同リクエストには、抽出されたデータ等を含む設定データ1301(図13)が添付されている。
S1602では、エージェント303は、配信リクエストに添付された設定データ1301から、アプリケーション301の設定ファイル部1304を読み込んでデコードする。例えば、デコードされた設定ファイル部1304は、図5の設定ファイル501の通りとなる。
次に、S1603において、エージェント303は、上記S1602でデコードした設定ファイル部1304に、「@RequireSystemSettings:」という行が登録され、「true」に設定されているかどうか確認する。
上記S1603において、設定ファイル部1304にて「@RequireSystemSettings:」が「true」に設定されていないと判定した場合(No)、エージェント303は、S1611に処理を進める。この場合、画像形成装置本体の設定を変更する必要はないため、画像形成装置本体の設定を変更するためのステップ(S1604〜S1610)をスキップしている。
一方、上記S1603において、設定ファイル部1304にて「@RequireSystemSettings:」が「true」に設定されていると判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1604に処理を進める。
S1604では、エージェント303は、配信リクエストに配信先の画像形成装置の設定ファイルが添付されているかどうか確認する。この確認は、アプリケーションIDとして、設定操作の対象が画像形成装置本体に設定される設定値群であることを示す特別な定義値が設定(@ApplicationIds:00000000-0000-0000-0000-000000000000)されている設定ファイルが添付されているかを確認することにより行われる。
上記S1604において、配信リクエストに配信先の画像形成装置の設定ファイルが添付されていないと判定した場合(No)、エージェント303は、S1699に処理を進める。S1699では、エージェント303は、配信リクエストをキャンセルし、S1615において、サーバ装置201へ処理結果(この場合NG)を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S1604において、配信リクエストに配信先の画像形成装置の設定ファイルが添付されていると判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1605に処理を進める。
S1605では、エージェント303は、配信リクエストに添付されている設定ファイルが配信先の画像形成装置のものであるかどうかを確認する。具体的には、エージェント303は、該エージェント303が動作している画像形成装置の機種固有IDが、配信リクエストに添付されている画像形成装置の設定ファイル内の「@ApplicationVersion:」となっている行の値と一致するかどうかを判定する。同行は、画像形成装置の設定ファイルが対象としている画像形成装置の機種固有IDを示す行であり、図6の行604、図7の行704がこれに相当する。また、配信先の画像形成装置の機種固有IDは、画像形成装置のHDD等に格納されている。そして、設定ファイル内の上記行の機種固有IDが配信先の画像形成装置のHDD107に格納されている機種固有IDと一致すると、リクエストに添付された画像形成装置の設定ファイルが配信先の画像形成装置のものであると判定される。
上記S1605において、上記配信リクエストに添付されている設定ファイルが配信先の画像形成装置のものでない(機種固有IDが不一致)と判定した場合(No)、エージェント303は、不正な設定ファイルが指定されたものとして、S1699に処理を進め、配信リクエストをキャンセルし、S1615において、サーバ装置201へ処理結果(この場合NG)を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S1605において、上記配信リクエストに添付されている設定ファイルが配信先の画像形成装置のものである(機種固有IDが一致)と判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1606に処理を進める。
S1606では、エージェント303は、上記配信リクエストに添付された設定データ1301の中に、配信先の画像形成装置本体に対する設定項目が含まれているかどうかを確認する。具体的には、エージェント303は、上記配信リクエストに添付された設定データ1301の中に、<exportdata>タグで囲まれた、<id>タグにより画像形成装置本体を示すID「00000000-0000-0000-0000-000000000000」が記載され、且つ、<version>タグによりエージェント303が動作している画像形成装置の機種固有IDが記載されている設定値群(図13の例では1302)が存在する場合に、配信先の画像形成装置本体に対する設定項目が含まれていると判定する。
そして、上記S1606において、設定データ1301内に配信先の画像形成装置本体に対する設定項目が含まれていないと判定した場合(No)、エージェント303は、そのままS1611に処理を進める。
一方、上記S1616において、設定データ1301内に配信先の画像形成装置本体に対する設定項目が含まれていると判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1607に処理を進める。
S1607〜S1610では、エージェント303は、設定データ1301内の画像形成装置本体に対する各設定項目(図13では1302内の各<item>タグで囲まれた情報)を読み込んで解析し、画像形成装置本体に対する各設定項目の設定処理を実行する。以下、各ステップについて詳細に説明する。
まず、S1607において、エージェント303は、設定データ1301内の画像形成装置本体に対する設定項目(<item>タグで囲まれた情報)を1つ読み込み(以下、現在の設定項目)、S1608に処理を進める。
S1608では、エージェント303は、上記S1607で読み込んだ設定項目のアクセスキーが上記S1605で読み込んだ配信先の画像形成装置の設定ファイルに登録され、実アドレスが特定できるかどうかを確認する。
そして、上記S1608において、アクセスキーが配信先の画像形成装置の設定ファイルに登録されていない、又は、実アドレスが特定できないと判定した場合(No)、エージェント303は、現在の設定項目の処理をスキップして、S1610に処理を進める。
一方、上記S1608において、アクセスキーが配信先の画像形成装置の設定ファイルに登録され、且つ、実アドレスが特定できたと判定した場合(Yes)、エージェント303は、S1609に処理を進める。
S1609では、エージェント303は、前記特定した実アドレスを用いて、現在の設定項目に設定されたデータの型、値を、エージェント303が動作している画像形成装置本体に設定し、S1610に処理を進める。
S1610では、エージェント303は、次の設定項目を現在の設定項目とし、S1607に処理を戻す。
なお、上記S1610において、エージェント303は、次の設定項目が存在しないと判定した場合、配信先の画像形成装置本体に対する設定が完了したものとし、上記S1617〜S1610のループを抜けて、S1611に処理を進める。
ここで、上記S1617〜S1610の画像形成装置に対する各設定項目の設定処理を、配信リクエストに添付されている設定ファイルを図13の設定データ1301、配信先の画像形成装置の設定データを図7の設定ファイル701として、具体的に示す。
例えば、設定データ1301で、行1312〜1314で指定される項目のアクセスキーは、「sys/auth/ils」である。このアクセスキーで、設定ファイル701内の定義を検索すると、行707を得、同行には実アドレス「ils:///」が指定されている事が分かる。「ils:///」は、アカウントのIDを画像形成装置内の各アプリケーションに割り当てる指定であり、行1314の値をアカウントのIDとしてアプリケーション301に割り当てる。
また、行1315〜1317で指定されるアクセスキーは「sys/dev/print/outtray」である。このアクセスキーで、設定ファイル701内の定義を検索すると、行708を得、同行には実アドレス「pos://0.2.0.1」が指定されている事が分かる。従って、SCM305に対して、この実アドレスと、行1317のデータ「1」を指定して画像形成装置203本体の設定データを更新する。同様に行1318〜1320、1321〜1323で指定される項目についても同様に処理する。
次に、S1611において、エージェント303は、上記配信リクエストに添付された設定データ1301の中から、アプリケーション301の設定データ部(図13の例では1303部分)の設定対象となるアプリケーションのID(<id>タグで囲まれた情報、図13の例では1351)を読み込み、設定対象のアプリケーションのIDを特定する。
次に、S1612〜S1614において、エージェント303は、設定データ1301内のアプリケーションに対する各設定項目(図13では1303内の各<item>タグで囲まれた情報)を読み込んで解析し、アプリケーションに対する各設定項目の設定処理を実行する。以下、各ステップについて詳細に説明する。
まず、S1612において、エージェント303は、設定データ1301内のアプリケーションに対する設定項目(1302内の<item>タグで囲まれた情報)を1つ読み込み(以下、現在の設定項目)、S1613に処理を進める。
S1613では、エージェント303は、上記S1612で読み込んだ設定項目のアクセスキーを用いて、設定対象のサービスと、指定位置を特定して値を設定し、S1614に処理を進める。
S1614では、エージェント303は、次の設定項目を現在の設定項目とし、S1612に処理を戻す。
なお、上記S1614において、エージェント303は、次の設定項目が存在しないと判定した場合、アプリケーション301に対する設定項目の設定が完了したものと判断し、上記S1612〜S1614のループを抜けて、S1615にて、サーバ装置201へ処理結果(この場合OK)を送信し、本フローチャートの処理を終了する。
ここで、上記S1612〜S1614のアプリケーションに対する各設定項目の設定処理を、配信リクエストに添付されている設定ファイルを図13の設定データ1301として、具体的に示す。
例えば、行1352〜1354の設定項目は、「cm/pid/authServer」と指定され、先頭が「cm」となっており、これは設定する対象がコンフィグサービス302であることを示す。すなわち、コンフィグサービス302に対して、pidが「authServer」である位置に、行1354のデータ「192.168.1.2」を設定する。同様に、行1355〜1357、行1358〜1360で指定された設定項目のデータをコンフィグサービス302に設定する。
以上示したように、本実施例によれば、画像形成装置のファームウェアの更新のタイミングとは関係なく、また、機種毎の移行プログラムを画像形成装置にインストールするといった煩雑な操作を伴うこともなく、画像形成装置にインストールされるアプリケーションの設置値や、該アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を操作可能にし、同一の画像形成装置内や異なる複数の画像形成装置間(種別の異なる画像形成装置間も含む)で、設定値を柔軟且つ容易に移行することができる。
即ち、画像形成装置のエージェント303は、設定ファイル501によりアプリケーションIDにより指定されたアプリケーションの設定項目の値を設定するとともに、該アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定項目が存在する場合には、該画像形成装置本体の設定項目の値も設定することができる。
なお、上記説明では、設定ファイル501の第2の項目に、画像形成装置にインストールされるアプリケーションの設置値を抽出する設定項目の指定と、前記アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を抽出する設定項目の指定や、画像形成装置本体に設定する前記アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を含める構成について説明した。しかし、設定ファイル501の第2の項目に含める画像形成装置本体の設定値を抽出する設定項目の指定や、画像形成装置本体に設定する画像形成装置本体の設定値は、前記アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定項目に限定されるものではなく、画像形成装置本体の設定項目であればどのような設定項目の設定値を抽出する指定や、設定値を含んでいてもよい。また、設定ファイル501の第2の項目は、アプリケーションの設置値を抽出する設定項目の指定を含まず、画像形成装置本体の設定値を抽出する設定項目の指定や、画像形成装置本体に設定する設定値のみを含むものであってもよい。
また、本実施例では、1の設定ファイル501に、1のアプリケーションの設定値を抽出する設定項目の指定を含む構成を説明した。しかし、1の設定ファイル501に、複数のアプリケーションの設定値を抽出する設定項目の指定を含む構成であってもよい。
なお、本実施例では、図12に示した処理により、図13に示した設定データ1301を生成する構成を説明したが、他の方法で図13に示した設定データ1301を生成して、図14に示す処理を実行するようにしてもよい。
また、本実施例では、アプリケーションの設定ファイル(図5)や画像形成装置の設定ファイル(図6、図7)をサーバ装置201から受信する構成を示した。しかし、アプリケーションの設定ファイル(図5)や画像形成装置の設定ファイル(図6、図7)を、画像形成装置のHDD107や、USBコントローラ110を介してUSBメモリ等の記憶装置から入力する構成であってもよい。
また、設定データ(図13)サーバ装置201から受信する構成をしめしたが、設定データ(図13)も、画像形成装置のHDD107や、USBコントローラ110を介してUSBメモリ等の記憶装置から入力する構成であってもよい。
以上示したように、本実施例では、サーバ装置がアプリケーション用の設定ファイルを読み取り、該アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を含めて設定すべきかどうかを判断し、設定すべきであれば対象となる画像形成装置の機種情報を特定して、サーバ装置内に画像形成装置用の設定ファイルが存在する場合は前記アプリケーション用の設定ファイルとともに、前記画像形成装置用の設定ファイルを第1の画像形成装置に対する設定値抽出リクエストコマンドとして送信し、前記第1の画像形成装置から返信される設定値データを受信する。さらに、サーバ装置が、前記設定値データを第2の画像形成装置に対して配信する。
このため、従来では、画像形成装置内のアプリケーション設定と、同アプリケーション設定と同時に一部の画像形成装置本体の設定をそれぞれ異なる操作によって行っていたため、操作が煩雑になる為に無駄な時間を費やし、アプリケーションと同時に設定すべき画像形成装置の項目を設定し忘れたりする不都合が生じていたが、本実施例によれば、このような問題を解決し、画像形成装置のファームウェアの更新のタイミングではなく、また、機種毎の移行プログラムを画像形成装置にインストールするといった煩雑な操作を伴うこともなく、画像形成装置にインストールされるアプリケーションの設定値や、該アプリケーションに関連する画像形成装置本体の設定値を操作可能にし、同一の画像形成装置内や異なる画像形成装置間(種別の異なる画像形成装置間も含む)で、設定値を柔軟且つ容易に移行することを可能にする。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 ネットワーク
201 サーバ装置
202,203 画像形成装置

Claims (13)

  1. サーバ装置と、1又は複数のアプリケーションを搭載可能な1又は複数の画像形成装置とが通信可能な管理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記いずれかの画像形成装置に対して、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルを1又は複数送信する設定ファイル送信手段を有し、
    前記1又は複数の画像形成装置は、
    前記サーバ装置より、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルを1又は複数受信する受信手段と、
    前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対して前記画像形成装置に搭載されているアプリケーションを示す値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値に従う当該アプリケーションについての設定値の操作を行い、前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対してアプリケーションを指定するための設定値ではない前記画像形成装置の設定値の操作のために定義された所定値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値を用いて前記画像形成装置の設定値の操作を行う操作手段と、
    前記操作手段による操作の結果を前記サーバ装置に送信する送信手段と、を有する、
    ことを特徴とする管理システム。
  2. 前記設定ファイル送信手段は、前記第1の項目に対して前記アプリケーションを示す値が設定され、かつ画像形成装置の設定値の操作が必要なことを示す値が設定されている設定ファイルを送信する場合、前記第1の項目に対して前記所定値が設定されている設定ファイルも送信するものであり、
    前記操作手段は、前記第1の項目に対して前記アプリケーションを示す値が設定されている設定ファイルに、画像形成装置の設定値の操作が必要なことを示す値が設定されており、かつ前記第1の項目に対して前記所定値が設定されている設定ファイルを受信している場合には、当該2つの設定ファイルに従い、前記アプリケーションについての設定値の操作に伴い当該アプリケーションについての設定値ではない前記画像形成装置の設定値の操作を行うことを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記第1の項目に対して前記所定値が設定されている設定ファイルは、操作対象となる画像形成装置の機種を示す値を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の管理システム。
  4. 前記操作手段は、前記受信された設定ファイルに従い、設定値の抽出を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の管理システム。
  5. 前記設定ファイル送信手段は、前記画像形成装置に対して、設定値の設定を行う操作を指定する設定ファイルを送信する際には、前記画像形成装置と同一又は異なる画像形成装置から抽出された設定値も送信するものであり、
    前記操作手段による操作として、前記受信された設定ファイルに従う設定値の設定が行われる際には、前記サーバ装置から、前記画像形成装置と同一又は異なる画像形成装置から抽出された設定値を受信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の管理システム。
  6. サーバ装置と通信可能であり、1又は複数のアプリケーションを搭載可能な画像形成装置であって、
    前記サーバ装置より、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルを1又は複数受信する受信手段と、
    前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対して前記画像形成装置に搭載されているアプリケーションを示す値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値に従う当該アプリケーションについての設定値の操作を行い、前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対してアプリケーションを指定するための設定値ではない前記画像形成装置の設定値の操作のために定義された所定値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値を用いて前記画像形成装置の設定値の操作を行う操作手段と、
    前記操作手段による操作の結果を前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記操作手段は、前記第1の項目に対して前記アプリケーションを示す値が設定されている設定ファイルに、画像形成装置の設定値の操作が必要なことを示す値が設定されており、かつ前記第1の項目に対して前記所定値が設定されている設定ファイルを受信している場合には、当該2つの設定ファイルに従い、前記アプリケーションについての設定値の操作に伴い当該アプリケーションについての設定値ではない前記画像形成装置の設定値の操作を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の項目に対して前記所定値が設定されている設定ファイルは、操作対象となる画像形成装置の機種を示す値を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記操作手段は、前記受信された設定ファイルに従い、設定値の抽出を行うことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記操作手段による操作として、前記受信された設定ファイルに従う設定値の設定が行われる際には、前記サーバ装置から、前記画像形成装置と同一又は異なる画像形成装置から抽出された設定値を受信することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. サーバ装置と、1又は複数のアプリケーションを搭載可能な1又は複数の画像形成装置とが通信可能な管理システムの制御方法であって、
    前記サーバ装置が実行する、
    前記いずれかの画像形成装置に対して、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルを1又は複数送信する設定ファイル送信ステップを有し、
    前記1又は複数の画像形成装置が実行する、
    前記サーバ装置より、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルを1又は複数受信する受信ステップと、
    前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対して前記画像形成装置に搭載されているアプリケーションを示す値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値に従う当該アプリケーションについての設定値の操作を行い、前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対してアプリケーションを指定するための設定値ではない前記画像形成装置の設定値の操作のために定義された所定値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値を用いて前記画像形成装置の設定値の操作を行う操作ステップと、
    前記操作ステップによる操作の結果を前記サーバ装置に送信する送信ステップと、を有する、
    ことを特徴とする管理システムの制御方法。
  12. サーバ装置と通信可能であり、1又は複数のアプリケーションを搭載可能な画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置が実行する、
    前記サーバ装置より、アプリケーションを指定するための第1の項目と操作対象となる設定内容を指定するための第2の項目とを含む設定ファイルを1又は複数受信する受信ステップと、
    前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対して前記画像形成装置に搭載されているアプリケーションを示す値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値に従う当該アプリケーションについての設定値の操作を行い、前記受信された設定ファイルに含まれる第1の項目に対してアプリケーションを指定するための設定値ではない前記画像形成装置の設定値の操作のために定義された所定値が設定されていた場合には、当該設定ファイルに含まれる第2の項目に設定される値を用いて前記画像形成装置の設定値の操作を行う操作ステップと、
    前記操作ステップによる操作の結果を前記サーバ装置に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項6乃至10のいずれか1項に記載された画像形成装置の手段として機能させるためのプログラム。
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