JP3417818B2 - アプリケーションプログラム移動位置決定方法及びデータファイル移動位置決定方法並びにその装置 - Google Patents
アプリケーションプログラム移動位置決定方法及びデータファイル移動位置決定方法並びにその装置Info
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- JP3417818B2 JP3417818B2 JP30309997A JP30309997A JP3417818B2 JP 3417818 B2 JP3417818 B2 JP 3417818B2 JP 30309997 A JP30309997 A JP 30309997A JP 30309997 A JP30309997 A JP 30309997A JP 3417818 B2 JP3417818 B2 JP 3417818B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
上において、ユーザの移動先の端末の位置、ネットワー
クの稼動状況及びネットワーク上のサーバの稼動状況に
応じて、ソフトウェア、即ちアプリケーションプログラ
ムやデータファイルを適切なサーバに移動させるための
移動位置決定方法並びにその装置に関するものである。
上において、ユーザの移動先の端末の位置、ネットワー
クの稼動状況及びネットワーク上のサーバの稼動状況に
応じて、ソフトウェア、即ちアプリケーションプログラ
ムやデータファイルを適切なサーバに移動させるための
移動位置決定方法並びにその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワーク上をユーザが移動する
場合に、移動先の端末からアプリケーションプログラム
やデータファイル等のソフトウェアを使用する際の移動
位置を決定する方式として、 (1)ソフトウェアの移動位置をユーザの移動先の端末
とする方式 (2)ソフトウェアの移動位置をソフトウェアが保管さ
れているサーバとする方式 (3)ソフトウェアの移動位置を移動先の端末の近くに
あるサーバとする方式(特願平9−49438)などが
あった。
場合に、移動先の端末からアプリケーションプログラム
やデータファイル等のソフトウェアを使用する際の移動
位置を決定する方式として、 (1)ソフトウェアの移動位置をユーザの移動先の端末
とする方式 (2)ソフトウェアの移動位置をソフトウェアが保管さ
れているサーバとする方式 (3)ソフトウェアの移動位置を移動先の端末の近くに
あるサーバとする方式(特願平9−49438)などが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の(1)の方式では、ソフトウェアを保管させる
ために必要な空きディスク容量や、アプリケーションプ
ログラムを実行させるために必要な空きメモリサイズ等
のリソースが端末に備わっていなければ、ソフトウェア
を移動させたり、アプリケーションプログラムを実行さ
せることができないという問題点があった。
た従来の(1)の方式では、ソフトウェアを保管させる
ために必要な空きディスク容量や、アプリケーションプ
ログラムを実行させるために必要な空きメモリサイズ等
のリソースが端末に備わっていなければ、ソフトウェア
を移動させたり、アプリケーションプログラムを実行さ
せることができないという問題点があった。
【0004】また、従来の(2)の方式では、端末とサ
ーバとの間のネットワーク距離が遠くなる(例えば、通
過するルータ数が多くなる)につれて、端末とサーバと
の間の通信時間が長くなり、ソフトウェアの応答性が悪
くなるという問題点があった。
ーバとの間のネットワーク距離が遠くなる(例えば、通
過するルータ数が多くなる)につれて、端末とサーバと
の間の通信時間が長くなり、ソフトウェアの応答性が悪
くなるという問題点があった。
【0005】さらに、従来の(3)の方式では、ソフト
ウェアの移動位置については、ネットワークの稼動状況
とは無関係にユーザの移動先の端末毎に静的に定められ
ており、ネットワークの稼動状況によってはソフトウェ
アの移動位置が適切な位置にはならないという問題点が
あった。
ウェアの移動位置については、ネットワークの稼動状況
とは無関係にユーザの移動先の端末毎に静的に定められ
ており、ネットワークの稼動状況によってはソフトウェ
アの移動位置が適切な位置にはならないという問題点が
あった。
【0006】本発明の目的は、ユーザの移動先の端末に
備わっているリソースの制約を受けることがないような
アプリケーションプログラム移動位置決定方法及びデー
タファイル移動位置決定方法並びにその装置を提供する
ことにある。
備わっているリソースの制約を受けることがないような
アプリケーションプログラム移動位置決定方法及びデー
タファイル移動位置決定方法並びにその装置を提供する
ことにある。
【0007】本発明の他の目的は、ユーザの移動先の端
末の位置に応じて、ユーザの移動先の端末から最適なネ
ットワークコンピューティングが行えるようなアプリケ
ーションプログラム移動位置決定方法及びデータファイ
ル移動位置決定方法並びにその装置を提供することであ
る。
末の位置に応じて、ユーザの移動先の端末から最適なネ
ットワークコンピューティングが行えるようなアプリケ
ーションプログラム移動位置決定方法及びデータファイ
ル移動位置決定方法並びにその装置を提供することであ
る。
【0008】本発明のさらに他の目的は、ネットワーク
の稼動状況やサーバの稼動状況の変化に応じて、ソフト
ウェアの移動位置を動的に変化させることが可能なアプ
リケーションプログラム移動位置決定方法及びデータフ
ァイル移動位置決定方法並びにその装置を提供すること
である。
の稼動状況やサーバの稼動状況の変化に応じて、ソフト
ウェアの移動位置を動的に変化させることが可能なアプ
リケーションプログラム移動位置決定方法及びデータフ
ァイル移動位置決定方法並びにその装置を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は、第1の発明の原
理を説明するための処理の流れ図である。
理を説明するための処理の流れ図である。
【0010】第1の発明は、通信ネットワーク上に保管
されているアプリケーションプログラムを、ユーザの移
動先の端末の位置、ネットワークの稼動状況及びネット
ワーク上のサーバの稼動状況の変化に応じて、適切なサ
ーバに動的に移動させて実行させるためのアプリケーシ
ョンプログラム移動位置決定方法であって、ユーザの移
動先の位置を表す情報、ユーザの移動先の端末と各サー
バを接続するネットワークの稼動状況を表す情報、各サ
ーバの稼動状況を表す情報及びアプリケーションプログ
ラムの特性を表す情報を収集し(ステップS1)、収集
したユーザの移動先の端末の位置、ネットワークの稼動
状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ユーザの移動先
の端末から各サーバへのネットワークコンピューティン
グポテンシャルを導出し(ステップS2)、このネット
ワークコンピューティングポテンシャルと収集したアプ
リケーションプログラムの特性を表す情報に基づいて、
アプリケーションプログラムを移動させる位置を決定す
る(ステップS3)。
されているアプリケーションプログラムを、ユーザの移
動先の端末の位置、ネットワークの稼動状況及びネット
ワーク上のサーバの稼動状況の変化に応じて、適切なサ
ーバに動的に移動させて実行させるためのアプリケーシ
ョンプログラム移動位置決定方法であって、ユーザの移
動先の位置を表す情報、ユーザの移動先の端末と各サー
バを接続するネットワークの稼動状況を表す情報、各サ
ーバの稼動状況を表す情報及びアプリケーションプログ
ラムの特性を表す情報を収集し(ステップS1)、収集
したユーザの移動先の端末の位置、ネットワークの稼動
状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ユーザの移動先
の端末から各サーバへのネットワークコンピューティン
グポテンシャルを導出し(ステップS2)、このネット
ワークコンピューティングポテンシャルと収集したアプ
リケーションプログラムの特性を表す情報に基づいて、
アプリケーションプログラムを移動させる位置を決定す
る(ステップS3)。
【0011】このように、第1の発明のアプリケーショ
ンプログラム移動位置決定方法によれば、ユーザの移動
先の位置を表す情報が収集され、ユーザの移動先の端末
と各サーバを接続するネットワークの稼動状況を表す情
報が収集され、各サーバの稼動状況を表す情報が収集さ
れ、アプリケーションプログラムの特性を表す情報が収
集され、ユーザの移動先の端末の位置、ネットワークの
稼動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ユーザの移
動先の端末と各サーバとの間のネットワークコンピュー
ティングポテンシャルが導出され、ネットワークコンピ
ューティングポテンシャルとアプリケーションプログラ
ムの特性を表す情報に基づいて、アプリケーションプロ
グラムを移動させる位置が決定される。
ンプログラム移動位置決定方法によれば、ユーザの移動
先の位置を表す情報が収集され、ユーザの移動先の端末
と各サーバを接続するネットワークの稼動状況を表す情
報が収集され、各サーバの稼動状況を表す情報が収集さ
れ、アプリケーションプログラムの特性を表す情報が収
集され、ユーザの移動先の端末の位置、ネットワークの
稼動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ユーザの移
動先の端末と各サーバとの間のネットワークコンピュー
ティングポテンシャルが導出され、ネットワークコンピ
ューティングポテンシャルとアプリケーションプログラ
ムの特性を表す情報に基づいて、アプリケーションプロ
グラムを移動させる位置が決定される。
【0012】従って、(1)ユーザの移動先の端末に備
わっているリソースの制約を受けることがないようなア
プリケーションプログラムの移動位置が決定され、
(2)ユーザの移動先の端末の位置に応じて、ユーザの
移動先の端末から最適なネットワークコンピューティン
グが行えるようなアプリケーションプログラムの移動位
置が決定され、(3)ネットワークの稼動状況やサーバ
の稼動状況の変化に応じて、アプリケーションプログラ
ムの移動位置を動的に変化させることが可能なアプリケ
ーションプログラムの移動位置が決定される。
わっているリソースの制約を受けることがないようなア
プリケーションプログラムの移動位置が決定され、
(2)ユーザの移動先の端末の位置に応じて、ユーザの
移動先の端末から最適なネットワークコンピューティン
グが行えるようなアプリケーションプログラムの移動位
置が決定され、(3)ネットワークの稼動状況やサーバ
の稼動状況の変化に応じて、アプリケーションプログラ
ムの移動位置を動的に変化させることが可能なアプリケ
ーションプログラムの移動位置が決定される。
【0013】図2は、第2の発明の原理を説明するため
の処理の流れ図である。
の処理の流れ図である。
【0014】第2の発明は、通信ネットワーク上に保管
されているデータファイルを、このデータファイルを読
み書きするアプリケーションプログラムの移動位置、ネ
ットワークの稼動状況及びネットワーク上のサーバの稼
動状況の変化に応じて、適切なサーバに動的に移動させ
てアプリケーションプログラムから読み書きさせるため
のデータファイル移動位置決定方法であって、データフ
ァイルを読み書きするアプリケーションプログラムの移
動位置を表す情報、アプリケーションプログラムの移動
位置と各サーバを接続するネットワークの稼動状況を表
す情報、各サーバの稼動状況を表す情報及びデータファ
イルの特性を表す情報を収集し(ステップS11)、収
集したアプリケーションプログラムの移動位置、ネット
ワークの稼動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ア
プリケーションプログラムの移動位置から各サーバへの
ネットワークコンピューティングポテンシャルを求め
(ステップS12)、このネットワークコンピューティ
ングポテンシャルと収集したデータファイルの特性を表
す情報に基づいて、アプリケーションプログラムからデ
ータファイルを読み書きさせる位置を決定する(ステッ
プS13)。
されているデータファイルを、このデータファイルを読
み書きするアプリケーションプログラムの移動位置、ネ
ットワークの稼動状況及びネットワーク上のサーバの稼
動状況の変化に応じて、適切なサーバに動的に移動させ
てアプリケーションプログラムから読み書きさせるため
のデータファイル移動位置決定方法であって、データフ
ァイルを読み書きするアプリケーションプログラムの移
動位置を表す情報、アプリケーションプログラムの移動
位置と各サーバを接続するネットワークの稼動状況を表
す情報、各サーバの稼動状況を表す情報及びデータファ
イルの特性を表す情報を収集し(ステップS11)、収
集したアプリケーションプログラムの移動位置、ネット
ワークの稼動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ア
プリケーションプログラムの移動位置から各サーバへの
ネットワークコンピューティングポテンシャルを求め
(ステップS12)、このネットワークコンピューティ
ングポテンシャルと収集したデータファイルの特性を表
す情報に基づいて、アプリケーションプログラムからデ
ータファイルを読み書きさせる位置を決定する(ステッ
プS13)。
【0015】このように、第2の発明のデータファイル
移動位置決定方法によれば、データファイルを読み書き
するアプリケーションプログラムの移動位置を表す情報
が収集され、アプリケーションプログラムの移動位置と
各サーバを接続するネットワークの稼動状況を表す情報
が収集され、各サーバの稼動状況を表す情報が収集さ
れ、データファイルの特性を表す情報が収集され、アプ
リケーションプログラムの移動位置、ネットワークの稼
動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、アプリケーシ
ョンプログラムの移動位置と各サーバとの間のネットワ
ークコンピューティングポテンシャルが導出され、ネッ
トワークコンピューティングポテンシャルとデータファ
イルの特性を表す情報に基づいて、データファイルを移
動させる位置が決定される。
移動位置決定方法によれば、データファイルを読み書き
するアプリケーションプログラムの移動位置を表す情報
が収集され、アプリケーションプログラムの移動位置と
各サーバを接続するネットワークの稼動状況を表す情報
が収集され、各サーバの稼動状況を表す情報が収集さ
れ、データファイルの特性を表す情報が収集され、アプ
リケーションプログラムの移動位置、ネットワークの稼
動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、アプリケーシ
ョンプログラムの移動位置と各サーバとの間のネットワ
ークコンピューティングポテンシャルが導出され、ネッ
トワークコンピューティングポテンシャルとデータファ
イルの特性を表す情報に基づいて、データファイルを移
動させる位置が決定される。
【0016】従って、(1)ユーザの移動先の端末に備
わっているリソースの制約を受けることがないようなデ
ータファイルの移動位置が決定され、(2)ユーザの移
動先の端末の位置に応じて、アプリケーションプログラ
ムの移動位置から最適なネットワークコンピューティン
グが行えるようなデータファイルの移動位置が決定さ
れ、(3)ネットワークの稼動状況やサーバの稼動状況
の変化に応じて、データファイルの移動位置を動的に変
化させることが可能なデータファイルの移動位置が決定
される。
わっているリソースの制約を受けることがないようなデ
ータファイルの移動位置が決定され、(2)ユーザの移
動先の端末の位置に応じて、アプリケーションプログラ
ムの移動位置から最適なネットワークコンピューティン
グが行えるようなデータファイルの移動位置が決定さ
れ、(3)ネットワークの稼動状況やサーバの稼動状況
の変化に応じて、データファイルの移動位置を動的に変
化させることが可能なデータファイルの移動位置が決定
される。
【0017】図3は、第3の発明の原理を説明するため
の構成図である。
の構成図である。
【0018】第3の発明のアプリケーションプログラム
移動位置決定装置10は、通信ネットワーク上に保管さ
れているアプリケーションプログラムを、ユーザの移動
先の端末の位置、ネットワークの稼動状況及びネットワ
ーク上のサーバの稼動状況の変化に応じて、適切なサー
バに動的に移動させて実行させるためのアプリケーショ
ンプログラム移動位置決定装置であって、ユーザの移動
先の位置を表す情報を収集する手段11と、ユーザの移
動先の端末と各サーバを接続するネットワークの稼動状
況を表す情報を収集する手段12と、各サーバの稼動状
況を表す情報を収集する手段13と、アプリケーション
プログラムの特性を表す情報を収集する手段14と、収
集したユーザの移動先の端末の位置、ネットワークの稼
動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ユーザの移動
先の端末から各サーバへのネットワークコンピューティ
ングポテンシャルを導出する手段15と、このネットワ
ークコンピューティングポテンシャルと収集したアプリ
ケーションプログラムの特性を表す情報に基づいて、ア
プリケーションプログラムを移動させる位置を決定する
手段16とを有する。
移動位置決定装置10は、通信ネットワーク上に保管さ
れているアプリケーションプログラムを、ユーザの移動
先の端末の位置、ネットワークの稼動状況及びネットワ
ーク上のサーバの稼動状況の変化に応じて、適切なサー
バに動的に移動させて実行させるためのアプリケーショ
ンプログラム移動位置決定装置であって、ユーザの移動
先の位置を表す情報を収集する手段11と、ユーザの移
動先の端末と各サーバを接続するネットワークの稼動状
況を表す情報を収集する手段12と、各サーバの稼動状
況を表す情報を収集する手段13と、アプリケーション
プログラムの特性を表す情報を収集する手段14と、収
集したユーザの移動先の端末の位置、ネットワークの稼
動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ユーザの移動
先の端末から各サーバへのネットワークコンピューティ
ングポテンシャルを導出する手段15と、このネットワ
ークコンピューティングポテンシャルと収集したアプリ
ケーションプログラムの特性を表す情報に基づいて、ア
プリケーションプログラムを移動させる位置を決定する
手段16とを有する。
【0019】このように、第3の発明のアプリケーショ
ンプログラム移動位置決定装置によれば、ユーザ位置情
報収集手段11によりユーザの移動先の位置を表す情報
が収集され、ネットワーク稼動情報収集手段12により
ユーザの移動先の端末と各サーバを接続するネットワー
クの稼動状況を表す情報が収集され、サーバ稼動情報収
集手段13により各サーバの稼動状況を表す情報が収集
され、アプリケーションプログラム情報収集手段14に
よりアプリケーションプログラムの特性を表す情報が収
集され、ネットワークコンピューティングポテンシャル
導出手段15により、ユーザの移動先の端末の位置、ネ
ットワークの稼動状況及びサーバの稼動状況に基づい
て、ユーザの移動先の端末から各サーバへのネットワー
クコンピューティングポテンシャルが導出され、アプリ
ケーションプログラム移動位置決定手段16により、ユ
ーザの移動先の端末と各サーバとの間のネットワークコ
ンピューティングポテンシャルとアプリケーションプロ
グラムの特性を表す情報に基づいて、アプリケーション
プログラムを移動させる位置が決定される。
ンプログラム移動位置決定装置によれば、ユーザ位置情
報収集手段11によりユーザの移動先の位置を表す情報
が収集され、ネットワーク稼動情報収集手段12により
ユーザの移動先の端末と各サーバを接続するネットワー
クの稼動状況を表す情報が収集され、サーバ稼動情報収
集手段13により各サーバの稼動状況を表す情報が収集
され、アプリケーションプログラム情報収集手段14に
よりアプリケーションプログラムの特性を表す情報が収
集され、ネットワークコンピューティングポテンシャル
導出手段15により、ユーザの移動先の端末の位置、ネ
ットワークの稼動状況及びサーバの稼動状況に基づい
て、ユーザの移動先の端末から各サーバへのネットワー
クコンピューティングポテンシャルが導出され、アプリ
ケーションプログラム移動位置決定手段16により、ユ
ーザの移動先の端末と各サーバとの間のネットワークコ
ンピューティングポテンシャルとアプリケーションプロ
グラムの特性を表す情報に基づいて、アプリケーション
プログラムを移動させる位置が決定される。
【0020】従って、(1)ユーザの移動先の端末に備
わっているリソースの制約を受けることがないようなア
プリケーションプログラムの移動位置が決定され、
(2)ユーザの移動先の端末の位置に応じて、ユーザの
移動先の端末から最適なネットワークコンピューティン
グが行えるようなアプリケーションプログラムの移動位
置が決定され、(3)ネットワークの稼動状況やサーバ
の稼動状況の変化に応じて、アプリケーションプログラ
ムの移動位置を動的に変化させることが可能なアプリケ
ーションプログラムの移動位置が決定される。
わっているリソースの制約を受けることがないようなア
プリケーションプログラムの移動位置が決定され、
(2)ユーザの移動先の端末の位置に応じて、ユーザの
移動先の端末から最適なネットワークコンピューティン
グが行えるようなアプリケーションプログラムの移動位
置が決定され、(3)ネットワークの稼動状況やサーバ
の稼動状況の変化に応じて、アプリケーションプログラ
ムの移動位置を動的に変化させることが可能なアプリケ
ーションプログラムの移動位置が決定される。
【0021】図4は、第4の発明の原理を説明するため
の構成図である。
の構成図である。
【0022】第4の発明のデータファイル移動位置決定
装置20は、通信ネットワーク上に保管されているデー
タファイルを、このデータファイルを読み書きするアプ
リケーションプログラムの移動位置、ネットワークの稼
動状況及びネットワーク上のサーバの稼動状況の変化に
応じて、適切なサーバに動的に移動させてアプリケーシ
ョンプログラムから読み書きさせるためのデータファイ
ル移動位置決定装置であって、アプリケーションプログ
ラムの移動位置を収集する手段21と、アプリケーショ
ンプログラムの移動位置と各サーバを接続するネットワ
ークの稼動状況を表す情報を収集する手段22と、各サ
ーバの稼動状況を表す情報を収集する手段23と、デー
タファイルの特性を表す情報を収集する手段24と、収
集したアプリケーションプログラムの移動位置、ネット
ワークの稼動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ア
プリケーションプログラムの移動位置から各サーバへの
ネットワークコンピューティングポテンシャルを求める
手段25と、このネットワークコンピューティングポテ
ンシャルと収集したデータファイルの特性を表す情報に
基づいて、アプリケーションプログラムからデータファ
イルを読み書きさせる位置を決定する手段26とを有す
る。
装置20は、通信ネットワーク上に保管されているデー
タファイルを、このデータファイルを読み書きするアプ
リケーションプログラムの移動位置、ネットワークの稼
動状況及びネットワーク上のサーバの稼動状況の変化に
応じて、適切なサーバに動的に移動させてアプリケーシ
ョンプログラムから読み書きさせるためのデータファイ
ル移動位置決定装置であって、アプリケーションプログ
ラムの移動位置を収集する手段21と、アプリケーショ
ンプログラムの移動位置と各サーバを接続するネットワ
ークの稼動状況を表す情報を収集する手段22と、各サ
ーバの稼動状況を表す情報を収集する手段23と、デー
タファイルの特性を表す情報を収集する手段24と、収
集したアプリケーションプログラムの移動位置、ネット
ワークの稼動状況及びサーバの稼動状況に基づいて、ア
プリケーションプログラムの移動位置から各サーバへの
ネットワークコンピューティングポテンシャルを求める
手段25と、このネットワークコンピューティングポテ
ンシャルと収集したデータファイルの特性を表す情報に
基づいて、アプリケーションプログラムからデータファ
イルを読み書きさせる位置を決定する手段26とを有す
る。
【0023】このように、第4の発明のデータファイル
移動位置決定装置によれば、アプリケーションプログラ
ム移動位置情報収集手段21によりデータファイルを読
み書きするアプリケーションプログラムの移動位置を表
す情報が収集され、ネットワーク稼動情報収集手段22
によりアプリケーションプログラムの移動位置と各サー
バを接続するネットワークの稼動状況を表す情報が収集
され、サーバ稼動情報収集手段23により各サーバの稼
動状況を表す情報が収集され、データファイル情報収集
手段24によりデータファイルの特性を表す情報が収集
され、ネットワークコンピューティングポテンシャル導
出手段25により、アプリケーションプログラムの移動
位置、ネットワークの稼動状況及びサーバの稼動状況に
基づいて、アプリケーションプログラムの移動位置から
各サーバへのネットワークコンピューティングポテンシ
ャルが導出され、データファイル移動位置決定手段26
により、アプリケーションプログラムの移動位置と各サ
ーバとの間のネットワークコンピューティングポテンシ
ャルとデータファイルの特性を表す情報に基づいて、ア
プリケーションプログラムからデータファイルを読み書
きさせる位置が決定される。
移動位置決定装置によれば、アプリケーションプログラ
ム移動位置情報収集手段21によりデータファイルを読
み書きするアプリケーションプログラムの移動位置を表
す情報が収集され、ネットワーク稼動情報収集手段22
によりアプリケーションプログラムの移動位置と各サー
バを接続するネットワークの稼動状況を表す情報が収集
され、サーバ稼動情報収集手段23により各サーバの稼
動状況を表す情報が収集され、データファイル情報収集
手段24によりデータファイルの特性を表す情報が収集
され、ネットワークコンピューティングポテンシャル導
出手段25により、アプリケーションプログラムの移動
位置、ネットワークの稼動状況及びサーバの稼動状況に
基づいて、アプリケーションプログラムの移動位置から
各サーバへのネットワークコンピューティングポテンシ
ャルが導出され、データファイル移動位置決定手段26
により、アプリケーションプログラムの移動位置と各サ
ーバとの間のネットワークコンピューティングポテンシ
ャルとデータファイルの特性を表す情報に基づいて、ア
プリケーションプログラムからデータファイルを読み書
きさせる位置が決定される。
【0024】従って、(1)ユーザの移動先の端末に備
わっているリソースの制約を受けることがないようなデ
ータファイルの移動位置が決定され、(2)ユーザの移
動先の端末の位置に応じて、アプリケーションプログラ
ムから最適なネットワークコンピューティングが行える
ようなデータファイルの移動位置が決定され、(3)ネ
ットワークの稼動状況やサーバの稼動状況の変化に応じ
て、データファイルの移動位置を動的に変化させること
が可能なデータファイルの移動位置が決定される。
わっているリソースの制約を受けることがないようなデ
ータファイルの移動位置が決定され、(2)ユーザの移
動先の端末の位置に応じて、アプリケーションプログラ
ムから最適なネットワークコンピューティングが行える
ようなデータファイルの移動位置が決定され、(3)ネ
ットワークの稼動状況やサーバの稼動状況の変化に応じ
て、データファイルの移動位置を動的に変化させること
が可能なデータファイルの移動位置が決定される。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明のアプリケーションプログ
ラム移動位置決定方法及びその装置について説明する。
ラム移動位置決定方法及びその装置について説明する。
【0026】図5は、本発明のアプリケーションプログ
ラム移動位置決定装置の実施の形態の一例を示す構成
図、また、図6は、図5の装置構成に沿った本発明のア
プリケーションプログラム移動位置決定方法の実施の形
態の一例を示す処理の流れ図である。
ラム移動位置決定装置の実施の形態の一例を示す構成
図、また、図6は、図5の装置構成に沿った本発明のア
プリケーションプログラム移動位置決定方法の実施の形
態の一例を示す処理の流れ図である。
【0027】図5に示すアプリケーションプログラム移
動位置決定装置100は、ユーザ位置情報収集部11
0、ネットワーク稼動情報収集部120、サーバ稼動情
報収集部130、アプリケーションプログラム情報収集
部140、ネットワークコンピューティングポテンシャ
ル導出部150及びアプリケーションプログラム移動位
置決定部160より構成される。
動位置決定装置100は、ユーザ位置情報収集部11
0、ネットワーク稼動情報収集部120、サーバ稼動情
報収集部130、アプリケーションプログラム情報収集
部140、ネットワークコンピューティングポテンシャ
ル導出部150及びアプリケーションプログラム移動位
置決定部160より構成される。
【0028】前記アプリケーションプログラム移動位置
決定装置100を用いてアプリケーションプログラムの
移動位置を決定する過程を説明する。
決定装置100を用いてアプリケーションプログラムの
移動位置を決定する過程を説明する。
【0029】ステップS101)ユーザ位置情報収集部
110は、ユーザの移動先の位置を表す情報を収集し、
該収集結果をネットワークコンピューティングポテンシ
ャル導出部150に送出する。
110は、ユーザの移動先の位置を表す情報を収集し、
該収集結果をネットワークコンピューティングポテンシ
ャル導出部150に送出する。
【0030】ステップS102)ネットワーク稼動情報
収集部120は、ネットワークの稼動状況を表す情報を
収集し、該収集結果をネットワークコンピューティング
ポテンシャル導出部150に送出する。
収集部120は、ネットワークの稼動状況を表す情報を
収集し、該収集結果をネットワークコンピューティング
ポテンシャル導出部150に送出する。
【0031】ステップS103)サーバ稼動情報収集部
130は、サーバの稼動状況を表す情報を収集し、該収
集結果をネットワークコンピューティングポテンシャル
導出部150に導出する。
130は、サーバの稼動状況を表す情報を収集し、該収
集結果をネットワークコンピューティングポテンシャル
導出部150に導出する。
【0032】ステップS104)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャル導出部150は、送られてきた
ユーザ位置情報、ネットワーク稼動情報及びサーバ稼動
情報に基づいて、ユーザの移動先端末から各サーバへの
ネットワークコンピューティングポテンシャルを導出す
る。
ーティングポテンシャル導出部150は、送られてきた
ユーザ位置情報、ネットワーク稼動情報及びサーバ稼動
情報に基づいて、ユーザの移動先端末から各サーバへの
ネットワークコンピューティングポテンシャルを導出す
る。
【0033】ステップS105)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャル導出部150は、ネットワーク
コンピューティングポテンシャルをアプリケーションプ
ログラム移動位置決定部160に送出する。
ーティングポテンシャル導出部150は、ネットワーク
コンピューティングポテンシャルをアプリケーションプ
ログラム移動位置決定部160に送出する。
【0034】ステップS106)アプリケーションプロ
グラム情報収集部140は、アプリケーションプログラ
ムの特性を表す情報を収集し、該収集結果をアプリケー
ションプログラム移動位置決定部160に送出する。
グラム情報収集部140は、アプリケーションプログラ
ムの特性を表す情報を収集し、該収集結果をアプリケー
ションプログラム移動位置決定部160に送出する。
【0035】ステップS107)アプリケーションプロ
グラム移動位置決定部160は、送られてきたネットワ
ークコンピューティングポテンシャルとアプリケーショ
ンプログラム情報に基づいて、アプリケーションプログ
ラムの移動位置を決定する。
グラム移動位置決定部160は、送られてきたネットワ
ークコンピューティングポテンシャルとアプリケーショ
ンプログラム情報に基づいて、アプリケーションプログ
ラムの移動位置を決定する。
【0036】ステップS108)アプリケーションプロ
グラム移動位置決定部160は、外部からの要求により
アプリケーションプログラムの移動位置を外部へ出力す
る。
グラム移動位置決定部160は、外部からの要求により
アプリケーションプログラムの移動位置を外部へ出力す
る。
【0037】図7は、本発明のアプリケーションプログ
ラム移動位置決定装置中のネットワークコンピューティ
ングポテンシャル導出部の詳細な構成を示し、また、図
8は、このネットワークコンピューティングポテンシャ
ル導出部の動作の概要を示し、また、図9は、本発明の
アプリケーションプログラム移動位置決定装置中のアプ
リケーションプログラム移動位置決定部の動作の概要を
示す。
ラム移動位置決定装置中のネットワークコンピューティ
ングポテンシャル導出部の詳細な構成を示し、また、図
8は、このネットワークコンピューティングポテンシャ
ル導出部の動作の概要を示し、また、図9は、本発明の
アプリケーションプログラム移動位置決定装置中のアプ
リケーションプログラム移動位置決定部の動作の概要を
示す。
【0038】図7に示すネットワーキングポテンシャル
導出部150は、ネットワーキングポテンシャル算出部
151、コンピューティングポテンシャル算出部152
及びネットワークコンピューティングポテンシャルマッ
プ導出部153より構成される。
導出部150は、ネットワーキングポテンシャル算出部
151、コンピューティングポテンシャル算出部152
及びネットワークコンピューティングポテンシャルマッ
プ導出部153より構成される。
【0039】前記ネットワークコンピューティングポテ
ンシャル導出部150を用いてネットワークコンピュー
ティングポテンシャルを導出する過程を説明する。
ンシャル導出部150を用いてネットワークコンピュー
ティングポテンシャルを導出する過程を説明する。
【0040】ここでは、通信ネットワークにIPネット
ワークを、ユーザの移動先の位置を表す情報にユーザの
移動先端末のIPアドレスを、ネットワークの稼働状況
を表す情報(ネットワーキングポテンシャル)にユーザ
の移動先端末とサーバを接続するネットワークのIPデ
ータグラム廃棄率を、サーバ稼働状況を表す情報(コン
ピューティングポテンシャル)にサーバの空きメモリサ
イズを用いた例を示す。
ワークを、ユーザの移動先の位置を表す情報にユーザの
移動先端末のIPアドレスを、ネットワークの稼働状況
を表す情報(ネットワーキングポテンシャル)にユーザ
の移動先端末とサーバを接続するネットワークのIPデ
ータグラム廃棄率を、サーバ稼働状況を表す情報(コン
ピューティングポテンシャル)にサーバの空きメモリサ
イズを用いた例を示す。
【0041】ステップS111)ネットワーキングポテ
ンシャル算出部151は、ユーザの移動先の位置を表す
情報とネットワークの稼動状況を表す情報を収集し、該
収集情報を基にユーザの移動先端末と各サーバを接続す
るネットワークのIPデータグラム廃棄率を算出する。
ンシャル算出部151は、ユーザの移動先の位置を表す
情報とネットワークの稼動状況を表す情報を収集し、該
収集情報を基にユーザの移動先端末と各サーバを接続す
るネットワークのIPデータグラム廃棄率を算出する。
【0042】ステップS112)ネットワーキングポテ
ンシャル算出部151は、前記IPデータグラム廃棄率
をネットワークコンピューティングポテンシャルマップ
導出部153に送出する。
ンシャル算出部151は、前記IPデータグラム廃棄率
をネットワークコンピューティングポテンシャルマップ
導出部153に送出する。
【0043】ステップS113)コンピューティングポ
テンシャル算出部152は、各サーバの稼動状況を表す
情報を収集し、該収集情報を基に各サーバの空きメモリ
サイズを算出する。
テンシャル算出部152は、各サーバの稼動状況を表す
情報を収集し、該収集情報を基に各サーバの空きメモリ
サイズを算出する。
【0044】ステップS114)コンピューティングポ
テンシャル算出部152は、前記サーバの空きメモリサ
イズをネットワークコンピューティングポテンシャルマ
ップ導出部153に送出する。
テンシャル算出部152は、前記サーバの空きメモリサ
イズをネットワークコンピューティングポテンシャルマ
ップ導出部153に送出する。
【0045】ステップS115)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャルマップ導出部153は、送られ
てきたIPデータグラム廃棄率及び空きメモリサイズに
基づいて、ユーザの移動先端末の位置を原点とし、IP
データグラム廃棄率と空きメモリサイズをそれぞれ両軸
とする二次元のグラフ上に各サーバを配置したネットワ
ークコンピューティングポテンシャルマップを作成す
る。
ーティングポテンシャルマップ導出部153は、送られ
てきたIPデータグラム廃棄率及び空きメモリサイズに
基づいて、ユーザの移動先端末の位置を原点とし、IP
データグラム廃棄率と空きメモリサイズをそれぞれ両軸
とする二次元のグラフ上に各サーバを配置したネットワ
ークコンピューティングポテンシャルマップを作成す
る。
【0046】図10に、ネットワークコンピューティン
グポテンシャルマップの一例を示す。
グポテンシャルマップの一例を示す。
【0047】ステップS116)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャルマップ導出部153は、ネット
ワークコンピューティングポテンシャルマップをアプリ
ケーションプログラム移動位置決定部160へ出力す
る。
ーティングポテンシャルマップ導出部153は、ネット
ワークコンピューティングポテンシャルマップをアプリ
ケーションプログラム移動位置決定部160へ出力す
る。
【0048】次に、前記アプリケーションプログラム移
動位置決定部160を用いてアプリケーションプログラ
ムの移動位置を決定する過程を説明する。
動位置決定部160を用いてアプリケーションプログラ
ムの移動位置を決定する過程を説明する。
【0049】ここでは、通信ネットワークにIPネット
ワークを、ユーザの移動先の位置を表す情報にユーザの
移動先端末のIPアドレスを、ネットワークの稼働状況
を表す情報(ネットワーキングポテンシャル)にユーザ
の移動先端末とサーバを接続するネットワークのIPデ
ータグラム廃棄率を、サーバ稼働状況を表す情報(コン
ピューティングポテンシャル)にサーバの空きメモリサ
イズを、アプリケーションプログラムの特性を表す情報
にアプリケーションプログラムを実行させるために必要
なメモリサイズを用いた例を示す。
ワークを、ユーザの移動先の位置を表す情報にユーザの
移動先端末のIPアドレスを、ネットワークの稼働状況
を表す情報(ネットワーキングポテンシャル)にユーザ
の移動先端末とサーバを接続するネットワークのIPデ
ータグラム廃棄率を、サーバ稼働状況を表す情報(コン
ピューティングポテンシャル)にサーバの空きメモリサ
イズを、アプリケーションプログラムの特性を表す情報
にアプリケーションプログラムを実行させるために必要
なメモリサイズを用いた例を示す。
【0050】ステップS121)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャルマップ上で、アプリケーション
プログラムを実行するために必要なメモリサイズよりも
空きメモリサイズの大きいサーバをフィルタリングす
る。
ーティングポテンシャルマップ上で、アプリケーション
プログラムを実行するために必要なメモリサイズよりも
空きメモリサイズの大きいサーバをフィルタリングす
る。
【0051】ステップS122)前記フィルタリングさ
れたサーバの中で、端末とサーバを接続するネットワー
クのIPデータグラム廃棄率が最小のサーバをフィルタ
リングする。
れたサーバの中で、端末とサーバを接続するネットワー
クのIPデータグラム廃棄率が最小のサーバをフィルタ
リングする。
【0052】ステップS123)ステップS122でフ
ィルタリングされたサーバが1つだけの場合は、このサ
ーバをアプリケーションプログラムの移動位置に決定す
る。
ィルタリングされたサーバが1つだけの場合は、このサ
ーバをアプリケーションプログラムの移動位置に決定す
る。
【0053】ステップS124)ステップS122でフ
ィルタリングされたサーバが2つ以上ある場合は、これ
らの中で空きメモリサイズが最大のサーバをアプリケー
ションプログラムの移動位置に決定する。
ィルタリングされたサーバが2つ以上ある場合は、これ
らの中で空きメモリサイズが最大のサーバをアプリケー
ションプログラムの移動位置に決定する。
【0054】なお、前記アプリケーションプログラム移
動位置決定装置100は、ハードウェアで実現した例を
示したが、この例に限定されることなく、ソフトウェア
でも実現できることは言うまでもない。
動位置決定装置100は、ハードウェアで実現した例を
示したが、この例に限定されることなく、ソフトウェア
でも実現できることは言うまでもない。
【0055】次に、本発明のデータファイル移動位置決
定方法及びその装置について説明する。
定方法及びその装置について説明する。
【0056】図11は、本発明のデータファイル移動位
置決定装置の実施の形態の一例を示す構成図、また、図
12は、図11の装置構成に沿った本発明のデータファ
イル移動位置決定方法の実施の形態の一例を示す処理の
流れ図である。
置決定装置の実施の形態の一例を示す構成図、また、図
12は、図11の装置構成に沿った本発明のデータファ
イル移動位置決定方法の実施の形態の一例を示す処理の
流れ図である。
【0057】図11に示すデータファイル移動位置決定
装置200は、アプリケーションプログラム移動位置情
報収集部210、ネットワーク稼動情報収集部220、
サーバ稼動情報収集部230、データファイル情報収集
部240、ネットワークコンピューティングポテンシャ
ル導出部250及びデータファイル移動位置決定部26
0より構成される。
装置200は、アプリケーションプログラム移動位置情
報収集部210、ネットワーク稼動情報収集部220、
サーバ稼動情報収集部230、データファイル情報収集
部240、ネットワークコンピューティングポテンシャ
ル導出部250及びデータファイル移動位置決定部26
0より構成される。
【0058】前記データファイル移動位置決定装置20
0を用いてデータファイルの移動位置を決定する過程を
説明する。
0を用いてデータファイルの移動位置を決定する過程を
説明する。
【0059】ステップS201)アプリケーションプロ
グラム移動位置情報収集部210は、アプリケーション
プログラムの移動位置を表す情報を収集し、該収集結果
をネットワークコンピューティングポテンシャル導出部
250に送出する。
グラム移動位置情報収集部210は、アプリケーション
プログラムの移動位置を表す情報を収集し、該収集結果
をネットワークコンピューティングポテンシャル導出部
250に送出する。
【0060】ステップS202)ネットワーク稼動情報
収集部220は、ネットワークの稼動状況を表す情報を
収集し、該収集結果をネットワークコンピューティング
ポテンシャル導出部250に送出する。
収集部220は、ネットワークの稼動状況を表す情報を
収集し、該収集結果をネットワークコンピューティング
ポテンシャル導出部250に送出する。
【0061】ステップS203)サーバ稼動情報収集部
230は、サーバの稼動状況を表す情報を収集し、該収
集結果をネットワークコンピューティングポテンシャル
導出部250に送出する。
230は、サーバの稼動状況を表す情報を収集し、該収
集結果をネットワークコンピューティングポテンシャル
導出部250に送出する。
【0062】ステップS204)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャル導出部250は、送られてきた
アプリケーションプログラム移動位置情報、ネットワー
ク稼動情報及びサーバ稼動情報に基づいて、アプリケー
ションプログラム移動位置から各サーバへのネットワー
クコンピューティングポテンシャルを導出する。
ーティングポテンシャル導出部250は、送られてきた
アプリケーションプログラム移動位置情報、ネットワー
ク稼動情報及びサーバ稼動情報に基づいて、アプリケー
ションプログラム移動位置から各サーバへのネットワー
クコンピューティングポテンシャルを導出する。
【0063】ステップS205)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャル導出部250は、ネットワーク
コンピューティングポテンシャルをデータファイル移動
位置決定部260に送出する。
ーティングポテンシャル導出部250は、ネットワーク
コンピューティングポテンシャルをデータファイル移動
位置決定部260に送出する。
【0064】ステップS206)データファイル情報収
集部240は、データファイルの特性を表す情報を収集
し、該収集結果をデータファイル移動位置決定部260
に送出する。
集部240は、データファイルの特性を表す情報を収集
し、該収集結果をデータファイル移動位置決定部260
に送出する。
【0065】ステップS207)データファイル移動位
置決定部260は、送られてきたネットワークコンピュ
ーティングポテンシャルとデータファイル情報に基づい
て、データファイルの移動位置を決定する。
置決定部260は、送られてきたネットワークコンピュ
ーティングポテンシャルとデータファイル情報に基づい
て、データファイルの移動位置を決定する。
【0066】ステップS208)データファイル移動位
置決定部260は、外部からの要求によりデータファイ
ルの移動位置を外部へ出力する。
置決定部260は、外部からの要求によりデータファイ
ルの移動位置を外部へ出力する。
【0067】図13は、本発明のデータファイル移動位
置決定装置中のネットワークコンピューティングポテン
シャル導出部の詳細な構成を示し、また、図14は、こ
のネットワークコンピューティングポテンシャル導出部
の動作の概要を示し、また、図15は、本発明のデータ
ファイル移動位置決定装置中のデータファイル移動位置
決定部の動作の概要を示す。
置決定装置中のネットワークコンピューティングポテン
シャル導出部の詳細な構成を示し、また、図14は、こ
のネットワークコンピューティングポテンシャル導出部
の動作の概要を示し、また、図15は、本発明のデータ
ファイル移動位置決定装置中のデータファイル移動位置
決定部の動作の概要を示す。
【0068】図13に示すネットワークコンピューティ
ングポテンシャル導出部は、ネットワーキングポテンシ
ャル算出部251、コンピューティングポテンシャル算
出部252及びネットワークコンピューティングポテン
シャルマップ導出部253より構成される。
ングポテンシャル導出部は、ネットワーキングポテンシ
ャル算出部251、コンピューティングポテンシャル算
出部252及びネットワークコンピューティングポテン
シャルマップ導出部253より構成される。
【0069】前記ネットワークコンピューティングポテ
ンシャル導出部250を用いてネットワークコンピュー
ティングポテンシャルを導出する過程を説明する。
ンシャル導出部250を用いてネットワークコンピュー
ティングポテンシャルを導出する過程を説明する。
【0070】ここでは、通信ネットワークにIPネット
ワークを、アプリケーションプログラムの移動位置を表
す情報にアプリケーションプログラムの移動先サーバの
IPアドレスを、ネットワークの稼働状況を表す情報
(ネットワーキングポテンシャル)にアプリケーション
プログラムの移動先サーバとサーバを接続するネットワ
ークのIPデータグラム廃棄率を、サーバの稼働状況を
表す情報(コンピューティングポテンシャル)にサーバ
の空きディスク容量を用いた例を示す。
ワークを、アプリケーションプログラムの移動位置を表
す情報にアプリケーションプログラムの移動先サーバの
IPアドレスを、ネットワークの稼働状況を表す情報
(ネットワーキングポテンシャル)にアプリケーション
プログラムの移動先サーバとサーバを接続するネットワ
ークのIPデータグラム廃棄率を、サーバの稼働状況を
表す情報(コンピューティングポテンシャル)にサーバ
の空きディスク容量を用いた例を示す。
【0071】ステップS211)ネットワーキングポテ
ンシャル算出部251は、アプリケーションプログラム
移動位置を表す情報とネットワークの稼働状況を表す情
報を収集し、該収集情報を基にアプリケーションプログ
ラム移動位置と各サーバを接続するネットワークのIP
データグラム廃棄率を算出する。
ンシャル算出部251は、アプリケーションプログラム
移動位置を表す情報とネットワークの稼働状況を表す情
報を収集し、該収集情報を基にアプリケーションプログ
ラム移動位置と各サーバを接続するネットワークのIP
データグラム廃棄率を算出する。
【0072】ステップS212)ネットワーキングポテ
ンシャル算出部251は、前記IPデータグラム廃棄率
をネットワークコンピューティングポテンシャルマップ
導出部253に送出する。
ンシャル算出部251は、前記IPデータグラム廃棄率
をネットワークコンピューティングポテンシャルマップ
導出部253に送出する。
【0073】ステップS213)コンピューティングポ
テンシャル算出部252は、各サーバの稼動状況を表す
情報を収集し、該収集情報を基に各サーバの空きディス
ク容量を算出する。
テンシャル算出部252は、各サーバの稼動状況を表す
情報を収集し、該収集情報を基に各サーバの空きディス
ク容量を算出する。
【0074】ステップS214)コンピューティングポ
テンシャル算出部252は、前記サーバの空きディスク
容量をネットワークコンピューティングポテンシャルマ
ップ導出部253に送出する。
テンシャル算出部252は、前記サーバの空きディスク
容量をネットワークコンピューティングポテンシャルマ
ップ導出部253に送出する。
【0075】ステップS215)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャルマップ導出部253は、送られ
てきたIPデータグラム廃棄率及び空きディスク容量に
基づいて、アプリケーションプログラムの移動位置を原
点とし、IPデータグラム廃棄率と空きディスク容量を
それぞれ両軸とする二次元のグラフ上に各サーバを配置
したネットワークコンピューティングポテンシャルマッ
プを作成する。
ーティングポテンシャルマップ導出部253は、送られ
てきたIPデータグラム廃棄率及び空きディスク容量に
基づいて、アプリケーションプログラムの移動位置を原
点とし、IPデータグラム廃棄率と空きディスク容量を
それぞれ両軸とする二次元のグラフ上に各サーバを配置
したネットワークコンピューティングポテンシャルマッ
プを作成する。
【0076】図16に、ネットワークコンピューティン
グポテンシャルマップの一例を示す。
グポテンシャルマップの一例を示す。
【0077】ステップS216)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャルマップ導出部253は、ネット
ワークコンピューティングポテンシャルマップをデータ
ファイル移動位置決定部260へ出力する。
ーティングポテンシャルマップ導出部253は、ネット
ワークコンピューティングポテンシャルマップをデータ
ファイル移動位置決定部260へ出力する。
【0078】次に、前記データファイル移動位置決定部
260を用いてデータファイルの移動位置を決定する過
程を説明する。
260を用いてデータファイルの移動位置を決定する過
程を説明する。
【0079】ここでは、通信ネットワークにIPネット
ワークを、アプリケーションプログラムの移動位置を表
す情報にアプリケーションプログラムの移動先サーバの
IPアドレスを、ネットワークの稼働状況を表す情報
(ネットワーキングポテンシャル)にアプリケーション
プログラムの移動先サーバとサーバを接続するネットワ
ークのIPデータグラム廃棄率を、サーバの稼働状況を
表す情報(コンピューティングポテンシャル)にサーバ
の空きディスク容量を、データファイルの特性を表す情
報にデータファイルを保存させるために必要なディスク
容量を用いた例を示す。
ワークを、アプリケーションプログラムの移動位置を表
す情報にアプリケーションプログラムの移動先サーバの
IPアドレスを、ネットワークの稼働状況を表す情報
(ネットワーキングポテンシャル)にアプリケーション
プログラムの移動先サーバとサーバを接続するネットワ
ークのIPデータグラム廃棄率を、サーバの稼働状況を
表す情報(コンピューティングポテンシャル)にサーバ
の空きディスク容量を、データファイルの特性を表す情
報にデータファイルを保存させるために必要なディスク
容量を用いた例を示す。
【0080】ステップS221)ネットワークコンピュ
ーティングポテンシャルマップ上で、データファイルを
保存するために必要なディスク容量よりも空きディスク
容量の大きいサーバをフィルタリングする。
ーティングポテンシャルマップ上で、データファイルを
保存するために必要なディスク容量よりも空きディスク
容量の大きいサーバをフィルタリングする。
【0081】ステップS222)前記フィルタリングさ
れたサーバの中で、アプリケーションプログラムの移動
位置とサーバを接続するネットワークのIPデータグラ
ム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングする。
れたサーバの中で、アプリケーションプログラムの移動
位置とサーバを接続するネットワークのIPデータグラ
ム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングする。
【0082】ステップS223)ステップS222でフ
ィルタリングされたサーバが1つだけの場合は、このサ
ーバをデータファイルの移動位置に決定する。
ィルタリングされたサーバが1つだけの場合は、このサ
ーバをデータファイルの移動位置に決定する。
【0083】ステップS224)ステップS222でフ
ィルタリングされたサーバが2つ以上ある場合は、これ
らの中で空きディスク容量が最大のサーバをデータファ
イルの移動位置に決定する。
ィルタリングされたサーバが2つ以上ある場合は、これ
らの中で空きディスク容量が最大のサーバをデータファ
イルの移動位置に決定する。
【0084】なお、前記データファイル移動位置決定装
置200は、ハードウェアで実現した例を示したが、こ
の例に限定されることなく、ソフトウェアでも実現でき
ることは言うまでもない。
置200は、ハードウェアで実現した例を示したが、こ
の例に限定されることなく、ソフトウェアでも実現でき
ることは言うまでもない。
【0085】
【実施例】以下に、本発明の実施例を具体例とともに説
明する。
明する。
【0086】本発明の一実施例として、企業ユーザが出
張先に端末を持って行くことなく、出張先に用意されて
いるネットワーク上の端末を使用して、必要なアプリケ
ーションプログラムやデータファイルを適切な実行位置
に移動させるサービスについて説明する。
張先に端末を持って行くことなく、出張先に用意されて
いるネットワーク上の端末を使用して、必要なアプリケ
ーションプログラムやデータファイルを適切な実行位置
に移動させるサービスについて説明する。
【0087】図17から図19は、本発明の実施例を説
明するための図である。
明するための図である。
【0088】・ある企業ユーザが本社のLAN上の端末
からアプリケーションプログラムとデータファイルを実
行させている(図17(a))。
からアプリケーションプログラムとデータファイルを実
行させている(図17(a))。
【0089】・この時のアプリケーションプログラムの
移動位置を決定するためのネットワークコンピューティ
ングポテンシャルマップは、図17(b)に示した通りで
ある。
移動位置を決定するためのネットワークコンピューティ
ングポテンシャルマップは、図17(b)に示した通りで
ある。
【0090】・アプリケーションプログラムの移動位置
は以下の手順で決定される。まず、アプリケーションプ
ログラムを実行させるために必要なメモリサイズよりも
空きメモリサイズの大きいサーバをフィルタリングした
結果、本社サーバ、プロバイダサーバ及び支社2サーバ
がフィルタリングされた。次に、これらのサーバの中
で、本社端末とサーバを接続するネットワークのIPデ
ータグラム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングした
結果、本社サーバがフィルタリングされた。この結果、
アプリケーションプログラムの移動位置を本社サーバに
決定した(図17(b))。
は以下の手順で決定される。まず、アプリケーションプ
ログラムを実行させるために必要なメモリサイズよりも
空きメモリサイズの大きいサーバをフィルタリングした
結果、本社サーバ、プロバイダサーバ及び支社2サーバ
がフィルタリングされた。次に、これらのサーバの中
で、本社端末とサーバを接続するネットワークのIPデ
ータグラム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングした
結果、本社サーバがフィルタリングされた。この結果、
アプリケーションプログラムの移動位置を本社サーバに
決定した(図17(b))。
【0091】・同様に、データファイルの移動位置を決
定するためのネットワークコンピューティングポテンシ
ャルマップは、図17(c)に示した通りである。
定するためのネットワークコンピューティングポテンシ
ャルマップは、図17(c)に示した通りである。
【0092】・データファイルの移動位置は以下の手順
で決定される。まず、データファイルを保存させるため
に必要なディスク容量よりも空きディスク容量の大きい
サーバをフィルタリングした結果、本社サーバ、プロバ
イダサーバ、支社1サーバ及び支社2サーバがフィルタ
リングされた。次に、これらのサーバの中で、本社サー
バとサーバを接続するネットワークのIPデータグラム
廃棄率が最小のサーバをフィルタリングした結果、本社
サーバがフィルタリングされた。この結果、データファ
イルの移動位置を本社サーバに決定した(図17
(c))。
で決定される。まず、データファイルを保存させるため
に必要なディスク容量よりも空きディスク容量の大きい
サーバをフィルタリングした結果、本社サーバ、プロバ
イダサーバ、支社1サーバ及び支社2サーバがフィルタ
リングされた。次に、これらのサーバの中で、本社サー
バとサーバを接続するネットワークのIPデータグラム
廃棄率が最小のサーバをフィルタリングした結果、本社
サーバがフィルタリングされた。この結果、データファ
イルの移動位置を本社サーバに決定した(図17
(c))。
【0093】・次に、この企業ユーザが支社2に出張
し、支社2のLAN上の端末からアプリケーションプロ
グラムとデータファイルを実行させようとする(図18
(a))。
し、支社2のLAN上の端末からアプリケーションプロ
グラムとデータファイルを実行させようとする(図18
(a))。
【0094】・この時のアプリケーションプログラムの
移動位置を決定するためのネットワークコンピューティ
ングポテンシャルマップは、図18(b)に示した通りで
ある。
移動位置を決定するためのネットワークコンピューティ
ングポテンシャルマップは、図18(b)に示した通りで
ある。
【0095】・アプリケーションプログラムの移動位置
は以下の手順で決定される。まず、アプリケーションプ
ログラムを実行させるために必要なメモリサイズよりも
空きメモリサイズの大きいサーバをフィルタリングした
結果、支社1サーバ、プロバイダサーバ及び本社サーバ
がフィルタリングされた。次に、これらのサーバの中
で、支社2端末とサーバを接続するネットワークのIP
データグラム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングし
た結果、支社1サーバがフィルタリングされた。この結
果、アプリケーションプログラムの移動位置を支社1サ
ーバに決定した(図18(b))。
は以下の手順で決定される。まず、アプリケーションプ
ログラムを実行させるために必要なメモリサイズよりも
空きメモリサイズの大きいサーバをフィルタリングした
結果、支社1サーバ、プロバイダサーバ及び本社サーバ
がフィルタリングされた。次に、これらのサーバの中
で、支社2端末とサーバを接続するネットワークのIP
データグラム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングし
た結果、支社1サーバがフィルタリングされた。この結
果、アプリケーションプログラムの移動位置を支社1サ
ーバに決定した(図18(b))。
【0096】・同様に、データファイルの移動位置を決
定するためのネットワークコンピューティングポテンシ
ャルマップは、図18(c)に示した通りである。
定するためのネットワークコンピューティングポテンシ
ャルマップは、図18(c)に示した通りである。
【0097】・データファイルの移動位置は以下の手順
で決定される。まず、データファイルを保存させるため
に必要なディスク容量よりも空きディスク容量の大きい
サーバをフィルタリングした結果、本社サーバ、プロバ
イダサーバ、支社1サーバ及び支社2サーバがフィルタ
リングされた。次に、これらのサーバの中で、支社1サ
ーバとサーバを接続するネットワークのIPデータグラ
ム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングした結果、支
社1サーバに決定した(図18(c))。
で決定される。まず、データファイルを保存させるため
に必要なディスク容量よりも空きディスク容量の大きい
サーバをフィルタリングした結果、本社サーバ、プロバ
イダサーバ、支社1サーバ及び支社2サーバがフィルタ
リングされた。次に、これらのサーバの中で、支社1サ
ーバとサーバを接続するネットワークのIPデータグラ
ム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングした結果、支
社1サーバに決定した(図18(c))。
【0098】・次に、図18(a)に示した環境で仕事を
している間に、支社1LANが込み出してきて、支社2
端末と支社1サーバとの間の通信時間が長くなった。
している間に、支社1LANが込み出してきて、支社2
端末と支社1サーバとの間の通信時間が長くなった。
【0099】・この時のアプリケーションプログラムの
移動位置を決定するためのネットワークコンピューティ
ングポテンシャルマップは図19(b)に示した通りにな
った。図18(b)と異なるマップになり、アプリケーシ
ョンプログラムの移動位置が最適位置から外れることに
なったため、再度、アプリケーションプログラムの移動
位置を決定することにする。
移動位置を決定するためのネットワークコンピューティ
ングポテンシャルマップは図19(b)に示した通りにな
った。図18(b)と異なるマップになり、アプリケーシ
ョンプログラムの移動位置が最適位置から外れることに
なったため、再度、アプリケーションプログラムの移動
位置を決定することにする。
【0100】・アプリケーションプログラムの移動位置
は以下の手順で決定される。まず、アプリケーションプ
ログラムを実行させるために必要なメモリサイズよりも
空きメモリサイズの大きいサーバをフィルタリングした
結果、プロバイダサーバ、支社1サーバ及び本社サーバ
がフィルタリングされた。次に、これらのサーバの中
で、支社2端末とサーバを接続するネットワークのIP
データグラム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングし
た結果、プロバイダサーバがフィルタリングされた。こ
の結果、アプリケーションプログラムの移動位置をプロ
バイダサーバに決定した(図19(b))。
は以下の手順で決定される。まず、アプリケーションプ
ログラムを実行させるために必要なメモリサイズよりも
空きメモリサイズの大きいサーバをフィルタリングした
結果、プロバイダサーバ、支社1サーバ及び本社サーバ
がフィルタリングされた。次に、これらのサーバの中
で、支社2端末とサーバを接続するネットワークのIP
データグラム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングし
た結果、プロバイダサーバがフィルタリングされた。こ
の結果、アプリケーションプログラムの移動位置をプロ
バイダサーバに決定した(図19(b))。
【0101】・同様に、データファイルの移動位置を決
定するためのネットワークコンピューティングポテンシ
ャルマップも、図19(c)に示す通り、図18(c)から変
化したため、再度データファイルの移動位置を決定する
ことにする。
定するためのネットワークコンピューティングポテンシ
ャルマップも、図19(c)に示す通り、図18(c)から変
化したため、再度データファイルの移動位置を決定する
ことにする。
【0102】・データファイルの移動位置は以下の手順
で決定される。まず、データファイルを保存させるため
に必要なディスク容量よりも空きディスク容量の大きい
サーバをフィルタリングした結果、本社サーバ、プロバ
イダサーバ、支社1サーバ及び支社2サーバがフィルタ
リングされた。次に、これらのサーバの中で、プロバイ
ダサーバとサーバを接続するネットワークのIPデータ
グラム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングした結
果、プロバイダサーバに決定した(図19(a))。
で決定される。まず、データファイルを保存させるため
に必要なディスク容量よりも空きディスク容量の大きい
サーバをフィルタリングした結果、本社サーバ、プロバ
イダサーバ、支社1サーバ及び支社2サーバがフィルタ
リングされた。次に、これらのサーバの中で、プロバイ
ダサーバとサーバを接続するネットワークのIPデータ
グラム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングした結
果、プロバイダサーバに決定した(図19(a))。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信ネットワークに保管されているアプリケーションプ
ログラムを、ユーザの移動先の端末の位置、ネットワー
クの稼動状況及びネットワーク上のサーバの稼動状況の
変化に応じて、適切なサーバに動的に移動させて実行さ
せるものであり、また、通信ネットワークに保管されて
いるデータファイルを、アプリケーションプログラムの
移動位置、ネットワークの稼動状況及びネットワーク上
のサーバの稼動状況の変化に応じて、適切なサーバに動
的に移動させてアプリケーションプログラムから読み書
きさせるものであるから、 ・ユーザの移動先の端末に備わっているリソースの制約
を受けることがなく、アプリケーションプログラムを実
行させたり、データファイルを読み書きさせることがで
き、 ・ユーザの移動先の端末の位置に応じて、ユーザの移動
先の端末から最適なネットワークコンピューティングが
行え、 ・ネットワークの稼動状況やサーバの稼動状況の変化に
応じて、アプリケーションプログラムの実行位置やデー
タファイルの位置を動的に変化させることが可能であ
る。
通信ネットワークに保管されているアプリケーションプ
ログラムを、ユーザの移動先の端末の位置、ネットワー
クの稼動状況及びネットワーク上のサーバの稼動状況の
変化に応じて、適切なサーバに動的に移動させて実行さ
せるものであり、また、通信ネットワークに保管されて
いるデータファイルを、アプリケーションプログラムの
移動位置、ネットワークの稼動状況及びネットワーク上
のサーバの稼動状況の変化に応じて、適切なサーバに動
的に移動させてアプリケーションプログラムから読み書
きさせるものであるから、 ・ユーザの移動先の端末に備わっているリソースの制約
を受けることがなく、アプリケーションプログラムを実
行させたり、データファイルを読み書きさせることがで
き、 ・ユーザの移動先の端末の位置に応じて、ユーザの移動
先の端末から最適なネットワークコンピューティングが
行え、 ・ネットワークの稼動状況やサーバの稼動状況の変化に
応じて、アプリケーションプログラムの実行位置やデー
タファイルの位置を動的に変化させることが可能であ
る。
【0104】前記特性を用いて、具体的には、企業ユー
ザが出張先に端末を持って行くことなく、出張先に用意
されているネットワーク上の端末を使用して、必要なア
プリケーションプログラムやデータファイルを適切な位
置に移動させて実行させるサービスが提供できる。
ザが出張先に端末を持って行くことなく、出張先に用意
されているネットワーク上の端末を使用して、必要なア
プリケーションプログラムやデータファイルを適切な位
置に移動させて実行させるサービスが提供できる。
【図1】本発明の第1の発明の原理を説明するための処
理の流れ図
理の流れ図
【図2】本発明の第2の発明の原理を説明するための処
理の流れ図
理の流れ図
【図3】本発明の第3の発明の原理を説明するための構
成図
成図
【図4】本発明の第4の発明の原理を説明するための構
成図
成図
【図5】本発明のアプリケーションプログラム移動位置
決定装置の実施の形態の一例を示す構成図
決定装置の実施の形態の一例を示す構成図
【図6】本発明のアプリケーションプログラム移動位置
決定方法の実施の形態の一例を示す処理の流れ図
決定方法の実施の形態の一例を示す処理の流れ図
【図7】本発明のアプリケーションプログラム移動位置
決定装置中のネットワークコンピューティングポテンシ
ャル導出部の詳細な構成図
決定装置中のネットワークコンピューティングポテンシ
ャル導出部の詳細な構成図
【図8】本発明のアプリケーションプログラム移動位置
決定装置中のネットワークコンピューティングポテンシ
ャル導出部の動作を示す処理の流れ図
決定装置中のネットワークコンピューティングポテンシ
ャル導出部の動作を示す処理の流れ図
【図9】本発明のアプリケーションプログラム移動位置
決定装置中のアプリケーションプログラム移動位置決定
部の動作を示す処理の流れ図
決定装置中のアプリケーションプログラム移動位置決定
部の動作を示す処理の流れ図
【図10】本発明のアプリケーションプログラムの実行
位置を決定する場合に使用するネットワークコンピュー
ティングポテンシャルマップの一例を示す図
位置を決定する場合に使用するネットワークコンピュー
ティングポテンシャルマップの一例を示す図
【図11】本発明のデータファイル移動位置決定装置の
実施の形態の一例を示す構成図
実施の形態の一例を示す構成図
【図12】本発明のデータファイル移動位置決定方法の
実施の形態の一例を示す処理の流れ図
実施の形態の一例を示す処理の流れ図
【図13】本発明のデータファイル移動位置決定装置中
のネットワークコンピューティングポテンシャル導出部
の詳細な構成図
のネットワークコンピューティングポテンシャル導出部
の詳細な構成図
【図14】本発明のデータファイル移動位置決定装置中
のネットワークコンピューティングポテンシャル導出部
の動作を示す処理の流れ図
のネットワークコンピューティングポテンシャル導出部
の動作を示す処理の流れ図
【図15】本発明のデータファイル移動位置決定装置中
のデータファイル移動位置決定部の動作を示す処理の流
れ図
のデータファイル移動位置決定部の動作を示す処理の流
れ図
【図16】本発明のデータファイルの移動位置を決定す
る場合に使用するネットワークコンピューティングポテ
ンシャルマップの一例を示す図
る場合に使用するネットワークコンピューティングポテ
ンシャルマップの一例を示す図
【図17】本発明の実施例を説明するための図
【図18】本発明の実施例を説明するための図
【図19】本発明の実施例を説明するための図
10,100:アプリケーションプログラム移動位置決
定装置、11:ユーザ位置情報収集手段、12:ネット
ワーク稼働情報収集手段、13:サーバ稼働情報収集手
段、14:アプリケーションプログラム情報収集手段、
15:ネットワークコンピューティングポテンシャル導
出手段、16:アプリケーションプログラム移動位置決
定手段、21:アプリケーションプログラム移動位置情
報収集手段、22:ネットワーク稼働情報収集手段、2
3:サーバ稼働情報収集手段、24:データファイル情
報収集手段、25:ネットワークコンピューティングポ
テンシャル導出手段、26:データファイル移動位置決
定手段、110:ユーザ位置情報収集部、120:ネッ
トワーク稼働情報収集部、130:サーバ稼働情報収集
部、140:アプリケーションプログラム情報収集部、
150:ネットワークコンピューティングポテンシャル
導出部、160:アプリケーションプログラム移動位置
決定部、151:ネットワーキングポテンシャル算出
部、152:コンピューティングポテンシャル算出部、
153:ネットワークコンピューティングポテンシャル
マップ算出部、210:アプリケーションプログラム移
動位置収集部、220:ネットワーク稼働情報収集部、
230:サーバ稼働情報収集部、240:データファイ
ル情報収集部、250:ネットワークコンピューティン
グポテンシャル導出部、260:データファイル移動位
置決定手段、251:ネットワーキングポテンシャル算
出部、252:コンピューティングポテンシャル算出
部、253:ネットワークコンピューティングポテンシ
ャルマップ算出部。
定装置、11:ユーザ位置情報収集手段、12:ネット
ワーク稼働情報収集手段、13:サーバ稼働情報収集手
段、14:アプリケーションプログラム情報収集手段、
15:ネットワークコンピューティングポテンシャル導
出手段、16:アプリケーションプログラム移動位置決
定手段、21:アプリケーションプログラム移動位置情
報収集手段、22:ネットワーク稼働情報収集手段、2
3:サーバ稼働情報収集手段、24:データファイル情
報収集手段、25:ネットワークコンピューティングポ
テンシャル導出手段、26:データファイル移動位置決
定手段、110:ユーザ位置情報収集部、120:ネッ
トワーク稼働情報収集部、130:サーバ稼働情報収集
部、140:アプリケーションプログラム情報収集部、
150:ネットワークコンピューティングポテンシャル
導出部、160:アプリケーションプログラム移動位置
決定部、151:ネットワーキングポテンシャル算出
部、152:コンピューティングポテンシャル算出部、
153:ネットワークコンピューティングポテンシャル
マップ算出部、210:アプリケーションプログラム移
動位置収集部、220:ネットワーク稼働情報収集部、
230:サーバ稼働情報収集部、240:データファイ
ル情報収集部、250:ネットワークコンピューティン
グポテンシャル導出部、260:データファイル移動位
置決定手段、251:ネットワーキングポテンシャル算
出部、252:コンピューティングポテンシャル算出
部、253:ネットワークコンピューティングポテンシ
ャルマップ算出部。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 15/16 177
G06F 13/00
H04L 12/28
Claims (4)
- 【請求項1】 通信ネットワーク上に保管されているア
プリケーションプログラムを、ユーザの移動先の端末の
位置とネットワークの稼動状況やネットワーク上のサー
バの稼動状況の変化に応じて、適切なサーバに動的に移
動させて実行させるためのアプリケーションプログラム
移動位置決定方法であって、 ユーザの移動先の位置を表す情報を収集し、 ユーザの移動先の端末と各サーバを接続するネットワー
クの稼動情報を表す情報としてIPデータグラム廃棄率
を収集し、 各サーバの稼動情報を表す情報として空きメモリサイズ
を収集し、 アプリケーションプログラムの特性を表す情報としてア
プリケーションプログラムを実行させるために必要なメ
モリサイズを収集し、 前記ユーザの移動先の端末の位置、IPデータグラム廃
棄率及び空きメモリサイズに基づいて、ユーザの移動先
の端末の位置を原点とし、IPデータグラム廃棄率と空
きメモリサイズをそれぞれ両軸とする二次元のグラフ上
に各サーバを配置したネットワークコンピューティング
ポテンシャルマップを作成し、 前記ネットワークコンピューティングポテンシャルマッ
プ上でアプリケーションプログラムを実行させるために
必要なメモリサイズよりも空きメモリサイズの大きいサ
ーバをフィルタリングし、 前記フィルタリングされたサーバの中でIPデータグラ
ム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングし、 前記フィルタリングされたサーバが1つだけの場合は、
このサーバをアプリケーションプログラムの移動位置に
決定し、 前記フィルタリングされたサーバが2つ以上ある場合
は、これらの中で空きメモリサイズが最大のサーバをア
プリケーションプログラムの移動位置に決定する ことを
特徴とするアプリケーションプログラム移動位置決定方
法。 - 【請求項2】 通信ネットワーク上に保管されているデ
ータファイルを、このデータファイルを読み書きするア
プリケーションプログラムの移動位置とネットワークの
稼動状況やネットワーク上のサーバの稼動状況の変化に
応じて、適切なサーバに動的に移動させてアプリケーシ
ョンプログラムから読み書きさせるためのデータファイ
ル移動位置決定方法であって、 データファイルを読み書きするアプリケーションプログ
ラムの移動位置を表す情報を収集し、 アプリケーションプログラムの移動位置と各サーバを接
続するネットワークの 稼動情報を表す情報としてIPデータグラム廃棄率を収
集し、各サーバの稼動情報を表す情報として空きディス
ク容量を収集し、 データファイルの特性を表す情報としてデータファイル
を保存させるために必要なディスク容量を収集し、 前記アプリケーションプログラムの移動位置、IPデー
タグラム廃棄率及び空きディスク容量に基づいて、アプ
リケーションプログラムの移動位置を原点とし、IPデ
ータグラム廃棄率と空きディスク容量をそれぞれ両軸と
する二次元のグラフ上に各サーバを配置したネットワー
クコンピューティングポテンシャルマップを作成し、 前記ネットワークコンピューティングポテンシャルマッ
プ上でデータファイルを保存するために必要なディスク
容量よりも空きディスク容量の大きいサーバをフィルタ
リングし、 前記フィルタリングされたサーバの中でIPデータグラ
ム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングし、 前記フィルタリングされたサーバが1つだけの場合は、
このサーバをデータファイルの移動位置に決定し、 前記フィルタリングされたサーバが2つ以上ある場合
は、これらの中で空きディスク容量が最大のサーバをデ
ータファイルの移動位置に決定する ことを特徴とするデ
ータファイル移動位置決定方法。 - 【請求項3】 通信ネットワーク上に保管されているア
プリケーションプログラムを、ユーザの移動先の端末の
位置とネットワークの稼動状況やネットワーク上のサー
バの稼動状況の変化に応じて、適切なサーバに動的に移
動させて実行させるためのアプリケーションプログラム
移動位置決定装置であって、 ユーザの移動先の位置を表す情報を収集する手段と、 ユーザの移動先の端末と各サーバを接続するネットワー
クの稼動情報を表す情報としてIPデータグラム廃棄率
を収集する手段と、 各サーバの稼動情報を表す情報として空きメモリサイズ
を収集する手段と、 アプリケーションプログラムの特性を表す情報としてア
プリケーションプログラムを実行させるために必要なメ
モリサイズを収集する手段と、 前記ユーザの移動先の端末の位置、IPデータグラム廃
棄率及び空きメモリサイズに基づいて、ユーザの移動先
の端末の位置を原点とし、IPデータグラム廃棄率と空
きメモリサイズをそれぞれ両軸とする二次元のグラフ上
に各サーバを配置したネットワークコンピューティング
ポテンシャルマップを作成する手段と、 前記ネットワークコンピューティングポテンシャルマッ
プ上でアプリケーションプログラムを実行させるために
必要なメモリサイズよりも空きメモリサイズの大きいサ
ーバをフィルタリングし、前記フィルタリングされたサ
ーバの中でIPデータグラム廃棄率が最小のサーバをフ
ィルタリングし、前記フィルタリングされたサーバが1
つだけの場合は、このサーバをアプリケーションプログ
ラムの移動位置に決定し、前記フィルタリングされたサ
ーバが2つ以上ある場合は、これらの中で空きメモリサ
イズが最大のサーバをアプリケーションプログラムの移
動位置に決定する手段とを有することを特徴とするアプ
リケーションプログラム移動位置決定装置。 - 【請求項4】 通信ネットワーク上に保管されているデ
ータファイルを、このデータファイルを読み書きするア
プリケーションプログラムの移動位置とネットワークの
稼動状況やネットワーク上のサーバの稼動状況の変化に
応じて、適切なサーバに動的に移動させてアプリケーシ
ョンプログラムから読み書きさせるためのデータファイ
ル移動位置決定装置であって、 データファイルを読み書きするアプリケーションプログ
ラムの移動位置を表す情報を収集する手段と、 アプリケーションプログラムの移動位置と各サーバを接
続するネットワークの稼動情報を表す情報としてIPデ
ータグラム廃棄率を収集する手段と、 各サーバの稼動情報を表す情報として空きディスク容量
を収集する手段と、 データファイルの特性を表す情報としてデータファイル
を保存させるために必要なディスク容量を収集する手段
と、 前記アプリケーションプログラムの移動位置、IPデー
タグラム廃棄率及び空きディスク容量に基づいて、アプ
リケーションプログラムの移動位置を原点とし、IPデ
ータグラム廃棄率と空きディスク容量をそれぞれ両軸と
する二次元のグラフ上に各サーバを配置したネットワー
クコンピューティングポテンシャルマップを作成する手
段と、 前記ネットワークコンピューティングポテンシャル上で
データファイルを保存するために必要なディスク容量よ
りも空きディスク容量の大きいサーバをフィルタリング
し、前記フィルタリングされたサーバの中でIPデータ
グラム廃棄率が最小のサーバをフィルタリングし、前記
フィルタリングされたサーバが1つだけの場合は、この
サーバをデータファイルの移動位置に決定し、前記フィ
ルタリングされたサーバが2つ以上ある場合は、これら
の中で空きディスク容量が最大のサーバをデータファイ
ルの移動位置に決定する手段とを有することを特徴とす
るデータファイル移動位置決定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30309997A JP3417818B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | アプリケーションプログラム移動位置決定方法及びデータファイル移動位置決定方法並びにその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30309997A JP3417818B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | アプリケーションプログラム移動位置決定方法及びデータファイル移動位置決定方法並びにその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11143836A JPH11143836A (ja) | 1999-05-28 |
JP3417818B2 true JP3417818B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=17916887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30309997A Expired - Fee Related JP3417818B2 (ja) | 1997-11-05 | 1997-11-05 | アプリケーションプログラム移動位置決定方法及びデータファイル移動位置決定方法並びにその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3417818B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244887A (ja) * | 2001-12-03 | 2007-09-27 | Ziosoft Inc | ボリュームレンダリング処理方法、ボリュームレンダリング処理システム、計算機及びプログラム |
US7461166B2 (en) | 2003-02-21 | 2008-12-02 | International Business Machines Corporation | Autonomic service routing using observed resource requirement for self-optimization |
JP4863959B2 (ja) * | 2007-10-11 | 2012-01-25 | 株式会社日立製作所 | 業務サービス実行システム、業務サービス実行方法および業務サービス実行プログラム |
JP5087456B2 (ja) * | 2008-04-09 | 2012-12-05 | 株式会社インテック | サービス提供システム及びそれを構成するユーザ収容装置 |
JPWO2012077303A1 (ja) * | 2010-12-08 | 2014-05-19 | 日本電気株式会社 | 通信サービス提供システム、通信サービス提供方法およびデータセンタ管理システム |
JP5924076B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-05-25 | 日本電気株式会社 | 遠隔利用による配置方法 |
US9654415B2 (en) | 2012-04-20 | 2017-05-16 | Hitachi, Ltd. | Information processing system, management server group, and server management program |
JP6977521B2 (ja) * | 2017-12-07 | 2021-12-08 | 富士通株式会社 | 情報配信システム、情報配信方法及びサーバ装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05324508A (ja) * | 1990-12-05 | 1993-12-07 | Fuji Xerox Co Ltd | ネットワークシステム |
JPH0619719A (ja) * | 1992-07-02 | 1994-01-28 | Hitachi Ltd | ディスクレス端末の自動起動方法 |
JPH06149756A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-05-31 | Hitachi Ltd | 分散型情報処理方法およびその装置 |
JP2771748B2 (ja) * | 1992-11-16 | 1998-07-02 | 日本電信電話株式会社 | 情報配置の自動チューニング方法 |
JPH0973424A (ja) * | 1995-09-07 | 1997-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | ネットワークシステム |
-
1997
- 1997-11-05 JP JP30309997A patent/JP3417818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11143836A (ja) | 1999-05-28 |
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