JP4860168B2 - 面取装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、工作機械により加工された均質な工業製品(以下、ワークという)、ダイキャスト、射出成形、プレス打抜、ロストワックス鋳造、型鍛造等の方法により製造されたワークに対して、例えば、面取加工を施す面取装置に係り、特に、薄肉部位に対してもスタイラスによってその形状を倣いながら所望の面取加工を容易に施すことができるように工夫したものに関する。
例えば、工作機械による加工、ダイキャスト、射出成形、プレス打抜、ロストワックス鋳造、型鍛造等の方法により製造されたワークとしては、例えば、図8に示すようなものがある。図8に示すワーク201は、その二次元輪郭が直線と曲線との接続により比較的複雑な形状になっている。又、上記ワーク201はフランジ状をなしていて、中心部に図示しないシャフトが貫通する貫通孔203が形成されていると共に、四隅には図示しない締結ボルトが貫通する貫通孔205が形成されている。又、上記貫通孔203の外周部には、環状凹部207が形成されている。この環状凹部207には凸部209が複数箇所にわたって突設されている。このような構成をなすワーク201は、図示しない別のワークと共に締結・固定されて所定の機器として完成される。
ところで、図8に示したようなワーク201の場合には、貫通孔205、205間のピッチ(P1 )、(P2 )等については高い寸法精度が要求されるが、その輪郭形状の絶対的寸法精度はそれ程重要ではない。一方、製造過程においてはその外周縁部にいわゆる「バリ」が生じる。ワーク201を仕上げるためにはそのような「バリ」を除去する必要がある。
又、ワーク201の輪郭形状に応じて面取加工を施す必要があると共に、ワーク201の端面を一定の加工面精度に仕上げる必要がある。単なるバリ取りだけを行う場合には、ブラッシングホイール、ワイヤーホイール等の可撓性工具を使用して行えばよいが、輪郭形状に応じて面取を施したり、端面を一定の加工面精度に仕上げる場合には、エンドミル、ロータリーバ、チャンファーカッタ等の切削工具を使用することになる。
上記切削工具を使用して仕上加工を施す切削装置としては様々なものがある。しかしながら、従来のこの種の装置は、何れもモデルワーク等に基づいて予め設定された軌道情報に基づいて切削工具を移動させていくものであって、全てのワークに対して画一的な切削を施す構成になっており、よって、ワークの輪郭形状にバラツキが有った場合には(モデルワークの輪郭形状に対してバラツキを持っている)、切削の深さにバラツキが発生してしまい、そのため、場所によっては、切削の深さが深過ぎて面取幅が必要以上に大きくなってしまったり、場所によっては工具が破損してしまうという問題があった。
又、別の問題として、予め軌道情報を入力・記憶させておく作業が困難であるという問題があった。すなわち、軌道情報を入力する場合には、まず、モデルワークの輪郭形状に沿って多数のプログラミングポイントを設定し、それらプログラミングポイントの座標値を設定する必要があり、そのようにして得られた座標値をティーチングボックスを使用して入力・記憶させるものである。これらの作業は決して容易なものではなく、多くの労力と長い作業時間を要してしまうことになる。
そこで、本件特許出願人は、「追従加工装置」なる発明を提案している。その詳細は、特許文献1に開示されている。
特開平5−200655号公報
しかしながら、特許文献1に記されている追従加工装置においては、加工工具をワークに圧接させるときの押圧力をロードセンサによって検出する構成になっていて、全体としては構成も簡略化され作業も容易になってはいるものの、該ロードセンサの検出値に基づくサーボモータによるプログラム制御のための構成が複雑であり、それが原因して装置が高価になってしまうという問題があった。
そこで、本件特許出願人は、そのような高価な装置や複雑な制御を要することなく、所望の加工を行う「加工装置」を提案している。それを開示するのが特許文献2である。
特開平10−193239号公報
又、それ以外にも同種の加工装置を開示するものとして、例えば、特許文献3、特許文献4等がある。
特開平11−165242号公報 特開平11−197930号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、上記加工装置の場合には、倣い手段としてのスタイラスによって回転するワークの形状を倣い、それによって、加工工具ユニットを搭載している
ヘッド部を進退させながら回転工具によってワークの所定部位に所望の面取加工を施していくものである。しかしながら、面取加工を施す部位が薄肉であるような場合には、スタイラスによって倣う部位と面取加工を施す部位が近接しているために、そのままでは上記したような加工装置を適用することができないことがあった。すなわち、狭隘な空間内に回転工具とスタイラスを近接配置させることが難しいからである。その場合には、従来通りのプログラム制御による加工を行なうことになってしまう。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、面取加工を施す部位が薄肉状であって狭隘な場所であっても、スタイラスによってワークの形状を倣いながら工具によって所望の面取加工を施すことが可能な面取装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による面取装置は、基台と、上記基台に設けられワークを保持して回転させるワーク保持・回転手段と、上記基台に設けられ上記ワークに向かう方向に進退自在に構成されるとともにスピンドルを回転自在に備えた加工工具ユニットと、上記加工工具ユニットのスピンドルの先端部に着脱可能に取り付けられその一つの辺が上記ワークの角部に対して傾斜した状態で当接する薄肉状であって三角形の切削用チップと、上記加工工具ユニットのスピンドルの下端に上記切削用チップに近接した状態で同軸上に取り付けられ上記ワークの形状を倣い上記切削用チップによる面取量を所定の量に規制するスタイラスと、を具備し、上記切削用チップの一個の角部を三角形の一辺の半分以上の長さ分上記スタイラスの内側に食い込ませることにより上記切削用チップによる切削位置とスタイラスによる倣い位置とを軸方向に沿って近接させるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2による面取装置は、請求項1記載の面取装置において、上記切削用チップは複数取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項3による面取装置は、請求項1記載の面取装置において、上記スタイラスはベアリングタイプのものであることを特徴とするものである。
以上詳述したように本発明による加工装置によると、基台と、上記基台に設けられワークを保持して回転させるワーク保持・回転手段と、上記基台に設けられ上記ワークに向かう方向に進退自在に構成されると共にスピンドルを回転自在に備えた加工工具ユニットと、上記加工工具ユニットのスピンドルの先端部に取り付けられた切削用チップと、上記加工工具ユニットのスピンドルの下端に上記切削用チップに近接した状態で同軸状に取り付けられ上記ワークの形状を倣うスタイラスと、を具備した構成になっているので、切削用チップをスタイラスに近接した任意の位置に取付・固定し易くなる。そして、例えば、ワークが薄肉状であってスタイラスによって倣う部位と加工を施す部位が近接したような状態であっても、上記切削用チップとスタイラスを近接配置させて所望の加工を施すことが可能になる。

又、上記切削用チップと上記スタイラスとを軸方向に一部重合する用に配置し、それによって、切削用チップによる切削位置とスタイラスによる倣い位置とを軸方向に沿って近接させるようにした場合には、上記効果をより確実なものとすることができる。
又、上記切削用チップを上記スピンドルに着脱可能に取り付けるようにした場合には、切削用チップが経年変化によって消耗しても、これを適宜交換することができる。
又、上記切削用チップを多角形形状として何れの面でも切削が可能に構成した場合には、切削用チップの取付角度を適宜調整することにより複数箇所を使用して加工を行なうことができるものである。
又、切削用チップを複数箇所に取り付けて構成することも考えられる。
又、上記スタイラスをベアリングタイプのものとした場合には、円滑な倣い動作が可能になる。
以下、図1乃至図4を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は加工装置としての面取装置の構成を示す側面図であり、まず、基台1がある。この基台1の底面には4個(図1では2個のみ示す)の移動用キャスタ2とストッパ4が取り付けられている。上記基台1にはワーク保持・回転手段3が設置されている。上記ワーク保持・回転手段3は駆動モータ5によってワークグリッパ7を回転させるように構成されている。そして、上記ワークグリッパ7によってワーク9を保持するものである。
上記基台1の上方であって上記ワーク保持・回転手段3の外周側にはクーラント受皿10が設置されている。このクーラント受皿10の内周上端部には図示しないクーラント配管が設置されていて、このクーラント配管に設けられた複数個のクーラント噴出孔より冷却油を加工部位に噴出するものである。
上記基台1上にはベース部11が設置されていて、このベース部11上にはY方向スライド台13がY方向ガイド機構15を介して図1中左右方向(Y方向)に移動可能に搭載されている。上記Y方向ガイド機構15は、上記ベース部11側に敷設された一対(図1では片側のみ示す)のレール17、17と、上記Y方向スライド台13側に設けられ上記レール17、17に移動可能に係合するガイド部材19、19とから構成されている。又、図3に示すように、上記ガイド部材19は上記各レール17に対して2個ずつ設けられている。
又、上記ベース部11には押圧手段21が設置されている。この押圧手段21は上記ベース部11側に取り付けられた回転体23と、上記スライド台13側に取り付けられた回転体25と、これら回転体23、25に巻回されその一端を上記スライド台13に連結された紐体27と、この紐体27の他端に連結された錘29とから構成されている。上記構成をなす押圧手段21によってスライド台13をワーク9側に常時付勢しているものである。
上記スライド台13の前面側(図1中左側)には、加工用工具ユニット31が図1中上下方向(Z方向)に移動可能に取り付けられている。上記加工工具ユニット31は駆動モータ33を備えていて、この駆動モータ33によってスピンドル35を回転駆動させる。又、上記加工工具ユニット31は、図示しないZ方向ガイド機構を介して、図1中上下方向(Z方向)に移動可能に構成されている。すなわち、操作ハンドル37を回転操作することにより、ボールネジ39、加工工具ユニット31のZ方向スライド台32に固着された図示しないボールナット、上記Z方向ガイド機構を介して、加工工具ユニット31が図1中上下方向(Z方向)に移動するものである。又、上記加工工具ユニット31はカバー40によって覆われている。
又、図2に示すように、上記カバー40の側部には、操作盤42が設置されている。又、操作盤42の後方にはシグナルタワー44が立設されている。
又、図4に示すように、上記スピンドル35の先端部には2個の切削用チップ41、41が180°離間した位置に夫々着脱可能に取り付けられている。上記切削用チップ41は、薄肉状であって三角形の形状をなすものであり、固定ねじ部材43によって、上記スピンドル35の所定位置に着脱可能な状態で取付・固定されている。上記切削用チップ41は三面の夫々に切削部41aを備えており、例えば、ある一面側の切削部41aが経年変化によって消耗した場合には、その他の二面の何れかの切削部41aを選択・使用すればよい。そして、3箇所全ての切削部41aを使用した後に新規の切削用チップ41と交換することになる。
尚、スピンドル35の先端に切削用チップ41を何個取り付けるかについては任意に設定すればよく、1個、本実施例のように2個、或いは3個以上の場合も想定される。
上記スピンドル35の下端にはスタイラス51が取り付けられている。このスタイラス51はベアリングタイプをなしていて、
内輪部材53と、外輪部材55と、これら内輪部材53と外輪部材55との間に介挿された複数個のボール57と、上記外輪部材55の外周側に取り付けられたリング状部材56とから構成されている。そして、上記内輪部材53を固定ねじ部材59によって上記スピンドル35の先端面に取付・固定しているものである。
上記切削用チップ41と上記スタイラス51との関係を詳しく説明する。これら切削用チップ41とスタイラス51は、ワーク9の薄肉部に対してこれを
倣いながら所定の面取加工を施すことができるように配置されている。すなわち、この実施の形態の場合には、ワーク9のフランジ部9aの角部に面取加工を施すことになるが、フランジ部9aが薄肉であるために、小さな厚み寸法の中にスタイラス51と加工具を配置する必要がある。
そこで、上記構成の切削用チップ41とスタイラス51を使用することにより、そのような小さな厚み寸法の中においても、ワーク9の外形を倣って所定の面取加工を施すことができるものである。すなわち、切削用チップ41の形状、取付位置を適宜選択・設定することにより、スタイラス51に対して近接 した状態で配置することが可能になるからである。
より具体的に説明すると、切削用チップ41を三角形として、その下方に向かっている1個の角部を上記リング状部材56の内側に一部くい込ませるように配置している。それによって、切削用チップ41の切削部41aによる切削位置とリング状部材56による倣い位置が軸方向に近接した状態となる。それによって、薄肉のフランジ部9aに対しても所望の面取加工を行なうことができるものである。
因みに、スピンドル35の下端に回転工具を同軸に取り付けるような場合には、回転工具の切削部とスタイラスとの間隔を狭めることについては限界があるものである。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、ワーク9をワーク保持・回転手段3のワークグリッパ7に保持させる。そして、駆動モータ5を駆動してワークグリッパ7を回転させる。一方、Y方向スライド台13を押圧手段21によって上記ワーク9方向に付勢する。それによって、切削用チップ41とスタイラス51の外輪部材55がワーク9のフランジ部9aの所定箇所に圧接される。又、切削用チップ41とスタイラス51が取り付けられているスピンドル35は駆動モータ33によって回転せられている。
そして、ワーク9が回転することによりそのフランジ部9aの外形がスタイラス51によって倣われ、それによって、ヘッド部13がY方向に進退する。その際、切削用チップ41によって、ワーク9の薄肉状のフランジ部9aの角部に対して所定の面取加工が施されることになる。
以下、ワーク9を適宜交換しながら同様の処理を実行するものである。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、ワーク9の薄肉状のフランジ部9aに対しても、その外形を正確に倣いながら所定の面取加工を施すことができるものである。これは、切削用チップ41を三角形として、その下方に向かっている1個の角部を上記リング状部材56の内側に一部くい込ませるように配置し、それによって、切削用チップ41の切削部41aによる切削位置とリング状部材56による倣い位置が軸方向に近接した状態となっているからである。
又、上記スタイラス51はベアリングタイプのものであり、よって、ワーク9の所定箇所に対して外輪部材55の上端部が僅かに当接しているだけであるが、安定した倣い動作を行なうことができるものである。
又、上記切削用チップ41は、スピンドル35に対して着脱可能に取り付けられており、よって、切削部位の変更、切削用チップの交換等の作業を容易に実行することができる。
次に、図5を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。この第2の実施の形態の場合には、スタイラスの構成が前記第1の実施の形態の場合とは若干異なっているものである。
すなわち、この第2の実施の形態におけるスタイラス71もベアリングタイプをなしていて、
内輪部材73と、外輪部材75と、これら内輪部材73と外輪部材75との間に介挿された複数個のボール77と、上記外輪部材75に取り付けられたリング状部材79とから構成されている。そして、上記内輪部材73を固定ねじ部材79、座金81、押付部材83によって上記スピンドル35の先端面に取付・固定しているものである。
又、上記リング状部材79の外周部が上方に向かってより延長されていて、切削用チップ41の角部がより内側にくい込んだ状態になっている。
その他の構成は前記第1の実施の形態と同じであり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
よって、前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができると共に、切削用チップ41の切削部41aによる切削位置とリング状部材79による倣い位置が軸方向により近接した状態となり、それによって、さらに薄肉状部材に対しても効果的に対応することができるようになる。
次に、図6を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。 前記第1、第2の実施の形態の場合には切削用チップ41が2個の場合を例に挙げて説明したが、この第3の実施の形態の場合には切削用チップ41の数を4個にしたものである。又、スタイラスの構成を若干変更している。すなわち、スタイラス81は、ローラ83と、このローラ83を回転可能に取り付けている取付ねじ部材85とから構成されている。その他の構成は前記第1、第2の実施の形態と同じであるので同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
このような構成によっても、前記第1、第2の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。
次に、図7を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。この第4の実施の形態の場合には、切削用チップ41を2個とすると共に、スタイラスを前記第3の実施の形態の場合と同じ構成にしたものである。図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
このような構成であっても前記第1乃至第3の実施の形態と同様の効果を奏することができるものである。
尚、本発明は前記第1〜第4の実施の形態に限定されるものではない。
まず、切削用チップの形状については三角形以外にも様々な形状のものが想定される。
又、スタイラスの構成としては、ベアリングタイプ以外にも様々な構成のものが考えられる。
本発明は、例えば、工作機械により加工された均質な工業製品(以下、ワークという)、ダイキャスト、射出成形、プレス打抜、ロストワックス鋳造、型鍛造等の方法により製造されたワークに対して、例えば、面取加工を施す面取装置に係り、特に、薄肉部位に対してもスタイラスによってその形状を倣いながら所望の面取加工を容易に施すことができるように工夫したものに関し、例えば、薄肉フランジ部を備えたワークの面取加工装置として好適である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、面取装置の構成を一部切り欠いて示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、面取装置の構成を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、面取装置の平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1のIV部を拡大して示す図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、切削用チップとスタイラスの部分の構成を一部切り欠いて示す正面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、図6(a)は切削用チップとスタイラスの部分の構成を示す平面図、図6(b)は切削用チップとスタイラスの部分の構成を一部切り欠いて示す正面図、図6(c)は切削用チップとスタイラスの部分の構成を示す底面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す図で、図7(a)は切削用チップとスタイラスの部分の構成を示す平面図、図7(b)は切削用チップとスタイラスの部分の構成を一部切り欠いて示す正面図、図7(c)は切削用チップとスタイラスの部分の構成を示す底面図である。 従来例の説明に使用した図で、ワークの形状を示す平面図である。
符号の説明
1 基台
3 ワーク保持・回転手段
7 ワークグリッパ
9 ワーク
11 ベース部
13 Y方向スライド台
15 Y方向ガイド機構
21 押圧手段
31 加工工具ユニット
35 スピンドル
41 切削用チップ
41a 切削部
51 スタイラス
53 内輪部材
55 外輪部材
57 ボール
















Claims (3)

  1. 基台と、
    上記基台に設けられワークを保持して回転させるワーク保持・回転手段と、
    上記基台に設けられ上記ワークに向かう方向に進退自在に構成されるとともにスピンドルを回転自在に備えた加工工具ユニットと、
    上記加工工具ユニットのスピンドルの先端部に着脱可能に取り付けられその一つの辺が上記ワークの角部に対して傾斜した状態で当接する薄肉状であって三角形の切削用チップと、
    上記加工工具ユニットのスピンドルの下端に上記切削用チップに近接した状態で同軸上に取り付けられ上記ワークの形状を倣い上記切削用チップによる面取量を所定の量に規制するスタイラスと、
    を具備し、
    上記切削用チップの一個の角部を三角形の一辺の半分以上の長さ分上記スタイラスの内側に食い込ませることにより上記切削用チップによる切削位置とスタイラスによる倣い位置とを軸方向に沿って近接させるようにしたことを特徴とする面取装置。
  2. 請求項1記載の面取装置において、
    上記切削用チップは複数取り付けられていることを特徴とする面取装置。
  3. 請求項1記載の面取装置において、
    上記スタイラスはベアリングタイプのものであることを特徴とする面取装置。
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