JP4813052B2 - 被加工物倣い用スタイラス - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物倣い用スタイラスに係り、例えば、工作機械により加工された均質な工業部品(以下、ワークという)、ダイキャスト、射出成形、プレス打抜、ロストワックス鋳造、型鍛造等の方法により製造されたワークに対して、例えば、面取加工を施す際にワークの形状を倣うものとして工夫したものに関する。
例えば、工作機械による加工、ダイキャスト、射出成形、プレス打抜、ロストワックス鋳造、型鍛造等の方法により製造されたワークとしては、例えば、図26に示すようなものがある。図26に示すワーク401は、その二次元輪郭が直線と曲線との接続により比較的複雑な形状になっている。又、上記ワーク401はフランジ状をなしていて、中心部に図示しないシャフトが貫通する貫通孔403が形成されていると共に、四隅には図示しない締結ボルトが貫通する貫通孔405が形成されている。又、上記貫通孔403の外周部には、環状凹部407が形成されている。この環状凹部407には凸部409が複数箇所にわたって突設されている。このような構成をなすワーク401は、図示しない別のワークと共に締結・固定されて所定の機器として完成される。
ところで、図26に示したようなワーク401の場合には、貫通孔405、405間のピッチ(P1 )、(P2 )等については高い寸法精度が要求されるが、その輪郭形状の絶対的寸法精度はそれ程重要ではない。一方、製造過程において、その外周縁部に生じるいわゆる「バリ」と称される部分を除去する必要がある。又、輪郭形状に応じて面取加工を施したり、端面を一定の加工面精度に仕上げる必要がある。その際、単なるバリ取りだけを行う場合には、ブラッシングホイール、ワイヤーホイール等の可撓性工具を使用して行えばよいが、輪郭形状に応じて面取を施したり、端面を一定の加工面精度に仕上げる場合には、エンドミル、ロータリーバ、チャンファーカッタ等の切削工具を使用することになる。
上記切削工具を使用して仕上加工を施す切削装置としては様々なものがある。しかしながら、従来のこの種の装置は、何れもモデルワーク等に基づいて予め設定された軌道情報に基づいて切削工具を移動させていくものであって、全てのワークに対して画一的な切削を施す構成になっており、よって、ワークの輪郭形状にバラツキが有った場合には(モデルワークの輪郭形状に対して実際に加工されたワークは夫々バラツキを持っている)、切削の深さにバラツキが発生してしまい、そのため、場所によっては、切削の深さが深過ぎて面取幅が大きくなってしまったり、場所によっては工具が破損してしまうという問題があった。
又、別の問題として、予め軌道情報を入力・記憶させておく作業が困難であるという問題があった。すなわち、軌道情報を入力する場合には、まず、モデルワークの輪郭形状に沿って多数のプログラミングポイントを設定し、それらプログラミングポイントの座標値を設定する必要があり、そのようにして得られた座標値をティーチングボックスを使用して入力・記憶させるものである。これらの作業は決して容易なものではなく、多くの労力と長い作業時間を要してしまうことになる。
そこで、本件特許出願人は、「追従加工装置」なる発明を提案している。その詳細は、特許文献1に開示されている。
特開平5−200655号公報
しかしながら、特許文献1に記されている追従加工装置においては、加工工具をワークに圧接させるときの押圧力をロードセンサによって検出する構成になっていて、全体としては構成も簡略化され作業も容易になってはいるものの、該ロードセンサの検出値に基づくサーボモータによるプログラム制御のための構成が複雑であり、それが原因して装置が高価になってしまうという問題があった。
そこで、本件特許出願人は、そのような高価な装置や複雑な制御を要することなく、所望の加工を行う「加工装置」を提案している。それを開示するのが特許文献2である。
特開平10−193239号公報
上記特許文献2には次のような加工装置が開示されている。すなわち、加工工具ユニットを備えたヘッド部がワークに対して進退自在に設置されていると共にワークの内径部又は外径部に圧接されるように構成されている。そして、ワークが回転することによりスタイラスがワークの外径部又は内径部の形状を倣いながら進退する。それによって、加工工具ユニットを備えたヘッド部が進退する。それによって、加工工具ユニットに設けられた工具によってワークに面取加工を施すものである。
又、それ以外にも同種の加工装置を開示するものとして、例えば、特許文献3、特許文献4等がある。
特開平11−165242号公報 特開平11−197930号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。図26にも示すように、ワーク401の外形をみてみると、ワーク401の回転によってその外形を倣い難い部位がある。例えば、回転方向に直交する方向に対して傾斜角度が小さいような部位、或いは角部等である。つまり、そのような部位ではスタイラスが迅速に移動してその形状を倣うことができないからである。その結果、加工速度を遅くしなければならないという問題があった。
尚、ワーク401としては、図26に示すようなものよりさらに複雑な形状のものがあり、そのような場合には上記問題がより顕著なものとなる。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、回転方向に直交する方向に対して傾斜角度が小さいような部位、或いは角部等に対しても有効に対応してこれを容易に倣うことができ、加工の高速化に容易に対応することを可能にする被加工物倣い用スタイラスを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による被加工物倣い用スタイラスは、加工工具ユニット又は該加工工具ユニットを含んだヘッド部に着脱可能に取り付けられるスタイラス本体と、上記スタイラス本体の先端部を先端に向かってテーパ状に縮幅することにより一体に設けられた倣い部位と、を具備し、上記倣い部位を介して回転する被加工物に押し当てられてその形状を倣うことにより上記加工工具ユニット又は該加工工具ユニットを含んだヘッド部を進退させ、上記スタイラス本体は基端側に軸部を備えていて、該軸部を介して別途設けられたホルダに任意の回転方向位置にて取り付けられるものであることを特徴とするものである。
又、請求項2による被加工物倣い用スタイラスは、請求項1記載の被加工物倣い用スタイラスにおいて、上記被加工物の回転方向に沿って上記倣い部位をみた場合、上記倣い部位の上記被加工物に先に当たる側の面は先端に至るまで連続した傾斜面となっており、一方、上記倣い部位の上記被加工物に後に当たる側の面は先端に至る途中まで上記傾斜面より大きな傾斜角度の傾斜面となっていて、そこから先端までは水平又は略水平に延長されていることを特徴とするものである。
又、請求項3による被加工物倣い用スタイラスは、請求項2記載の被加工物倣い用スタイラスにおいて、上記スタイラス本体にはフランジ部が設けられていて該フランジ部には回転方向位置決め用の係止部が設けられていることを特徴とするものである。
以上詳述したように本発明による上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による被加工物倣い用スタイラスは、上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による被加工物倣い用スタイラスは、加工工具ユニット又は該加工工具ユニットを含んだヘッド部に着脱可能に取り付けられると共に回転する被加工物に押し当てられてその形状を倣うことにより上記加工工具ユニット又は該加工工具ユニットを含んだヘッド部を進退させるスタイラス本体と、上記スタイラス本体の先端に上記スタイラス本体より幅狭の状態で一体に又は別体に設けられた倣い部材と、を具備した構成になっているので、複雑な形状をなす被加工物の形状を容易に且つ迅速に倣うことができ、それによって、加工の高速化を
図ることができる。特に、倣い部材がスタイラス本体よりさらに幅狭の状態で設けられていることが効果的に機能している。又、加工工具ユニット又は該加工工具ユニットを含んだヘッド部に着脱可能に取り付けられているので、経年変化によって消耗した場合には、適宜交換することができる。
又、上記倣い部材を上記スタイラス本体の先端に回転可能に取り付けられた倣いローラとした場合には、倣いローラが回転しながら回転する被加工物の形状を倣うことになるので、より円滑な倣い動作が提供でき、それによって、加工のさらなる高速化を図ることができる。
又、上記倣い部材を上記スタイラス本体の先端に取り付けられた超硬合金製倣い部材とした場合には、経年変化による消耗が軽減されて寿命の延長を図ることができるようになる。
又、上記倣いローラを上記スタイラス本体と別途設けられたローラ押さえ部材によって挟持・固定するようにした場合には、倣いローラの取付状態がより安定したものとなる。
又、上記倣い部材を上記スタイラス本体の先端に一体に設けられた倣い部位とした場合には、部品点数が減少することになり、製造・組立作業が簡略化されることになる。
又、上記倣い部位を鋭角状に形成した場合には、被加工物のより複雑な形状部位に対しても容易に入り込んでこれを倣うことができるようになる。
又、上記スタイラス本体を板状とした場合には、その板厚を調整・設定することにより、より薄い被加工物に対しても対応が可能になる。
又、上記スタイラス本体を基端側に軸部を備えていて、該軸部を介して別途設けられたホルダに任意の回転方向位置にて取り付けられるものとして構成した場合には、取付角度を適宜調整することにより様々な形状の被加工物に対して対応することができるようになる。
又、上記スタイラス本体にフランジ部を設けて該フランジ部に回転方向位置決め用の係止部を設けた場合には、一旦設定した位置への位置決め作業が簡単になる。
以下、図1乃至図3を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は加工装置としての面取装置の構成を示す側面図であり、まず、基台1がある。この基台1の底面には4個(図1では2個のみ示す)の移動用キャスタ2とストッパ4が取り付けられている。上記基台1にはワーク保持・回転手段3が設置されている。上記ワーク保持・回転手段3は駆動モータ5によってワークグリッパ7を回転させるように構成されている。そして、上記ワークグリッパ7によってワーク9を保持するものである。
上記基台1上にはベース部11が設置されていて、このベース部11上にはY軸方向スライド台13がガイド機構15を介して図1中左右方向(Y方向)に移動可能に搭載されている。上記ガイド機構15は、上記ベース部11側に敷設された一対(図1では片側のみ示す)のレール17、17と、上記Y方向スライド台13側に設けられ上記レール17、17に移動可能に係合するガイド部材19、19とから構成されている。上記ガイド部材19は上記各レール17に対して2個ずつ設けられている。
又、上記ベース部11には押圧手段21が設置されている。この押圧手段21は上記ベース部11側に取り付けられた回転体23と、上記スライド台13側に取り付けられた回転体25と、これら回転体23、25に巻回されその一端を上記スライド台13に連結された紐体27と、この紐体27の他端に連結された錘29とから構成されている。上記構成をなす押圧手段21によってスライド台13をワーク9側に常時付勢しているものである。
上記スライド台13の前面側(図1中左側)には、加工用工具ユニット31が図1中上下方向(Z方向)に移動可能に取り付けられている。上記加工工具ユニット31は駆動モータ33を備えていて、この駆動モータ33によってスピンドル34を介して回転工具35を回転駆動させ、それによって、ワーク9の所定位置に対して所定の面取加工を施すものである。又、上記加工工具ユニット31は、図示しないガイド機構を介して、図1中上下方向(Z方向)に移動可能に構成されている。すなわち、操作ハンドル37を回転操作することにより、ボールネジ39、加工工具ユニット31のZ方向スライド台32に固着された図示しないボールナット、上記ガイド機構を介して、加工工具ユニット31が図1中上下方向(Z方向)に移動するものである。又、上記加工工具ユニット31はブラケット36を介して上記Z方向スライド台32に取り付けられている。
上記Y方向スライド台13の前方であって下部には倣い用スタイラス41が着脱可能に取り付けられている。すなわち、図2に拡大して示すように、Y方向スライド台13の前方であって下部には倣い用スタイラス取付台43が設置されていて、上記倣い用スタイラス41はこの倣い用スタイラス取付台43に対して着脱可能に取り付けられている。
上記倣い用スタイラス41は、図3に示すような構成になっている。まず、細長形状であって板状のスタイラス本体45と、このスタイラス本体45の先端に回転可能に取り付けられた倣い用ローラ47とから構成されている。上記スタイラス本体45の先端部は鋭角状に幅狭に形成されていると共に、図3(b)に示すように、基部側に対してより薄肉状に形成されていて段付部49となっている。上記段付部49には軸部51が立設されていて、この軸部51に対して上記倣い用ローラ47が回転可能に取り付けられている。上記軸部51の頭部は上記倣い用ローラ47を取り付けた後に押圧されることにより拡径されていて、それによって、倣い用ローラ47の抜けが防止されるようになっている。
上記倣い用スタイラス本体45の基部側には固定ボルト貫通用の貫通孔53、53が穿孔されている。これら貫通孔53、53を介して、図示しない固定ボルトを上記倣い用スタイラス取付台43に螺合させることにより、上記倣い用スタイラス41を倣い用スタイラス取付台43に取付・固定するものである。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、ワーク9をワーク保持・回転手段3のワークグリッパ7に保持させる。そして、駆動モータ5によってワークグリッパ7を回転させる。一方、スライド台13は押圧手段21によって常時ワーク9方向に付勢されている。それによって、回転工具35と倣い用スタイラス41が回転するワーク9に圧接された状態となる。
そして、ワーク9が回転することにより上記倣い用スタイラス41がその外形を倣うようにして進退する。それによって、スライド台13も進退することになり、その際、回転工具35によって、ワーク9の所定位置に所定幅の面取加工が均一に施されることになる。
以下、ワーク9を適宜入れ替えながら同様の処理を繰り返し実行していくものである。
以上本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、本実施の形態による倣い用スタイラス41によると迅速な倣い動作を提供することができ、それによって、加工の高速化を効果的に図ることができる。これは、次のような理由による。まず、スタイラス本体45が細長形状になっていると共にその先端部の幅が鋭角状に狭く形成されていて、且つ、倣い用ローラ47の外径も小さくなっているので、比較的狭い場所に対しても容易に入り込むことができるからである。又、倣い用ローラ47を回転可能に取り付けていて、該回転ローラ47の回転によって倣い動作が円滑なものになるからである。
又、上記スタイラス本体45は比較的薄肉の板状をなしていて、又、倣い用ローラ47薄肉の板状をなしているので、ワーク9が薄いものであっても容易に対応することができる。又、段付部49を設けたことによってもそのような効果を得ることができる。
因みに、倣い用スタイラス本体45の先端部の鋭角の程度をどの程度に設定するかについては、ワーク9の形状に応じて任意に設定することになる。
又、本実施の形態による倣い用スタイラス41は倣い用スタイラス取付台43に対して着脱可能に取り付けられているので、経年変化によって消耗した場合には、それを取り外して新規なものと容易に交換することができるものである。
又、固定ボルトの外径に対して貫通孔53の径を所定量だけ大きく設定しておくことにより、その範囲内で倣い用スタイラス41の取付位置や取付角度を調整することができ、それによって、ワーク9の形状の変更に対して対応することができるようになるものである。
次に、図4を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。この第2の実施の形態は、別のタイプの倣い用スタイラス51を示すものである。上記倣い用スタイラス51は、図4に示すように、まず、スタイラス本体53と、このスタイラス本体53の先端に回転可能に取り付けられた倣い用ローラ55と、この倣いローラ55を押し付ける倣いローラ押付部材57とから構成されている。
上記スタイラス本体53の先端部は鋭角状に幅狭に形成されていると共に基部側に対して薄肉状に形成されていて段付部59となっている。上記断付部59には軸部61が立設されていて、この軸部61に対して上記倣い用ローラ55が回転可能に取り付けられている。又、上記断付部59には別の軸部63が立設されていて、この軸部63に上記ローラ押付部材57が取り付けられている。上記軸部61、63は上記ローラ押付部材57を取り付けた後に押圧されて拡径され、上記ローラ押付部材57の抜けを防止するようにしている。
又、上記倣い用スタイラス本体53の基部側には固定ボルト貫通用の貫通孔65、65が穿孔されている。これら貫通孔65、65を介して、図示しない固定ボルトを上記倣い用スタイラス取付台43に螺合させることにより、上記倣い用スタイラス51を倣い用スタイラス取付台43に取付・固定するものである。
このような構成をなす倣い用スタイラス51でも前記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるものである。又、倣いローラ55はローラ押付部材57によって押し付けられた状態で取り付けられているので、より安定した取付状態を得ることができるものである。
次に、図5を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。この第3の実施の形態も、別のタイプの倣い用スタイラス71を示すものである。上記倣い用スタイラス71は、図5に示すように、まず、倣い用スタイラス本体73と、この倣い用スタイラス本体73の先端に取り付けられた超硬合金製の倣い部材75とから構成されている。
上記倣い用スタイラス本体73の先端部は鋭角状に幅狭に形成されていると共に基部側に対して薄肉状に形成されていて段付部77となっている。上記段付部77に上記倣い部材75が取り付けられている。
又、上記倣い用スタイラス本体73の基部側には固定ボルト貫通用の貫通孔79、79が穿孔されている。これら貫通孔79、79を介して、図示しない固定ボルトを上記倣い用スタイラス取付台43に螺合させることにより、上記倣い用スタイラス71を倣い用スタイラス取付台43に取付固定するものである。
このような構成をなす倣い用スタイラス71でも前記第1、第2の実施の形態と同様の効果を奏することができるものである。又、倣い部材75は超硬合金製であるので耐摩耗性が高く寿命が長いものである。又、前記第1、第2の実施の形態の場合に比べて部品点数が減少するので、製造・組立が簡単なものとなる。
次に、図6を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。この第4の実施の形態も、別のタイプの倣い用スタイラス81を示すものである。上記倣い用スタイラス81は、図6に示すように、まず、倣い用スタイラス本体83と、この倣い用スタイラス本体83の先端に設けられた倣い部位85とから構成されている。すなわち、上記倣い用スタイラス本体83の先端部は鋭角状に幅狭に形成されていてその部分が上記倣い部位85となっている。
又、上記倣い用スタイラス本体83の基部側には固定ボルト貫通用の貫通孔87、87が穿孔されている。これら貫通孔87、87を介して、図示しない固定ボルトを上記倣い用スタイラス取付台43に螺合させることにより、上記倣い用スタイラス81を倣い用スタイラス取付台43に取付固定するものである。
このような構成をなす倣い用スタイラス81でも前記第1〜第3の実施の形態と同様の効果を奏することができるものである。又、前記第3の実施の形態の場合よりもさらに部品点数が減少するので(部品点数は1個)、製造が容易であると共にその管理も簡単なものとなる。
次に、図7を参照して本発明の第5の実施の形態を説明する。この第5の実施の形態も、別のタイプの倣い用スタイラス91を示すものである。上記倣い用スタイラス91は、図7に示すように、まず、倣い用スタイラス本体93と、この倣い用スタイラス本体93の先端に設けられた倣い部位95とから構成されている。すなわち、上記倣い用スタイラス本体93の先端部は鋭角状に幅狭に形成されていてその部分が上記倣い部位95となっている。又、上記倣い部位95の先端を厚み方向にみてみると、図7(b)に示すように、傾斜した状態で形成されている。又、上記倣い用スタイラス本体93の基端側と先端側との境界部位99についても同様に傾斜した状態となっている。
又、上記倣い用スタイラス本体93の基部側には固定ボルト貫通用の貫通孔97、97が穿孔されている。これら貫通孔97、97を介して、図示しない固定ボルトを上記倣い用スタイラス取付台43に螺合させることにより、上記倣い用スタイラス91を倣い用スタイラス取付台43に取付固定するものである。
このような構成をなす倣い用スタイラス91でも前記第1〜第4の実施の形態と同様の効果を奏することができるものである。又、倣い部位95と境界部位99が厚み方向に傾斜していることにより、ある種の形状をなすワーク9に対して効果的に対応することができるものである。例えば、ワーク9の外形部が傾斜面となっているような場合であり、その傾斜面に合わせて倣い部位95の形状を傾斜させるような場合である。
次に、図8を参照して本発明の第6の実施の形態を説明する。この第6の実施の形態も、別のタイプの倣い用スタイラス101を示すものである。上記倣い用スタイラス101は、図8に示すように、まず、倣い用スタイラス本体103と、この倣い用スタイラス本体103の先端に設けられた倣い部位105とから構成されている。
すなわち、上記倣い用スタイラス本体103の先端部は鋭角状に幅狭に形成されていてその部分が上記倣い部位105となっている。又、上記倣い部位105の先端を厚み方向にみてみると、図8(b)に示すように、傾斜した状態で形成されている。又、上記倣い用スタイラス本体103の基端側と先端側との境界部位109についても同様に傾斜した状態となっている。又、この実施の形態における傾斜は前記第5の実施の形態の場合と逆向きの傾斜となっている。
又、上記倣い用スタイラス本体103の基部側には固定ボルト貫通用の貫通孔107、107が穿孔されている。これら貫通孔107、107を介して、図示しない固定ボルトを上記倣い用スタイラス取付台43に螺合させることにより、上記倣い用スタイラス101を倣い用スタイラス取付台43に取付固定するものである。
このような構成をなす倣い用スタイラス101でも前記第1〜第5の実施の形態と同様の効果を奏することができるものである。又、倣い部位105と境界部位109が傾斜していることにより、ある種の形状をなすワーク9に対して効果的に対応することができるものである。例えば、ワーク9の外形部が、前記第5の実施の形態の場合とは逆向きの傾斜面となっているような場合であり、その傾斜面に合わせて倣い部位95の形状を傾斜させるような場合である。
次に、図9を参照して本発明の第7の実施の形態を説明する。この第7の実施の形態も、別のタイプの倣い用スタイラス111を示すものである。上記倣い用スタイラス111は、図9に示すように、まず、倣い用スタイラス本体113と、この倣い用スタイラス本体113の先端に設けられた倣い部位115とから構成されている。
すなわち、上記倣い用スタイラス本体113の先端部は鋭角状に幅狭に形成されていてその部分が上記倣い部位115となっている。より詳しく説明すると、上記倣い部位115はその幅が小さく設定されていて突起状に突出した状態で形成されている。それによってワーク9の狭い場所に対しても容易に入り込んでいってその形状を倣うことができるように構成されている。又、上記倣い部位115の図9(a)中下側の傾斜面117の傾斜角度は上側の傾斜面119の傾斜角度より小さく設定されている。又、倣い部位115の図9(a)中上側の線は水平に延びているのに対して、下側は傾斜した状態となっている。そして、ワーク9の回転方向は図中矢印aで示す方向である。
又、上記倣い用スタイラス本体113の基部側には固定ボルト貫通用の貫通孔121、121が穿孔されている。これら貫通孔121、121を介して、図示しない固定ボルトを上記倣い用スタイラス取付台43に螺合させることにより、上記倣い用スタイラス111を倣い用スタイラス取付台43に取付固定するものである。
このような構成をなす倣い用スタイラス111でも前記第1〜第6の実施の形態と同様の効果を奏することができるものである。又、倣い部位115がより鋭利な状態で突出・形成されているので、ワーク9のより狭い箇所に対しても容易に入り込んでその形状を倣うことができるものである。
次に、図10を参照して本発明の第8の実施の形態を説明する。この第8の実施の形態も、別のタイプの倣い用スタイラス131を示すものである。上記倣い用スタイラス131は、図10に示すように、まず、倣い用スタイラス本体133と、この倣い用スタイラス本体133の先端に設けられた倣い部位135とから構成されている。
すなわち、上記倣い用スタイラス本体133の先端部は鋭角状に幅狭に形成されていてその部分が上記倣い部位135となっている。より詳しく説明すると、上記倣い部位135はその幅が小さく設定されていて、突起状に突出した状態で形成されている。それによってワーク9の狭い場所に対しても容易に入り込んでいってその形状を倣うことができるように構成されている。又、上記倣い部位135の図10(a)中下側の傾斜面137の傾斜角度と上側の傾斜面139の傾斜角度は同じに設定されている。
又、上記倣い用スタイラス本体133の基部側には固定ボルト貫通用の貫通孔141、141が穿孔されている。これら貫通孔141、141を介して、図示しない固定ボルトを上記倣い用スタイラス取付台43に螺合させることにより、上記倣い用スタイラス131を倣い用スタイラス取付台43に取付固定するものである。
このような構成をなす倣い用スタイラス131でも前記第1〜第7の実施の形態と同様の効果を奏することができるものである。又、倣い部位135がより鋭利な状態で突出・形成されているので、ワーク9のより狭い箇所に対しても容易に入り込んでその形状を倣うことができるものである。
次に、図11を参照して本発明の第9の実施の形態を説明する。この第9の実施の形態も、別のタイプの倣い用スタイラス151を示すものである。上記倣い用スタイラス151は、図11に示すように、まず、倣い用スタイラス本体153と、この倣い用スタイラス本体153の先端に設けられた倣い部位155とから構成されている。
すなわち、上記倣い用スタイラス本体153の先端部は鋭角状に幅狭に形成されていてその部分が上記倣い部位155となっている。より詳しく説明すると、上記倣い部位155はその幅方向にみてみると、その幅(b)が小さく設定されていて、ワーク9の狭い場所に対しても容易に入り込んでいってその形状を倣うことができるように構成されている。又、上記倣い部位155の図11(a)中下側の傾斜面157の傾斜角度と上側の傾斜面159の傾斜角度は同じに設定されている。
又、上記倣い用スタイラス本体153は、図11(b)に示すように、段付構造になっていて、第1水平部153a、垂直部153b、第2水平部153cとから構成されている。既に説明した倣い部位155は上記第2水平部153cの先端に設けられている。
又、上記倣い用スタイラス本体153の基部側には固定ボルト貫通用の貫通孔161、161が穿孔されている。これら貫通孔161、161を介して、図示しない固定ボルトを上記倣い用スタイラス取付台43に螺合させることにより、上記倣い用スタイラス151を倣い用スタイラス取付台43に取付固定するものである。
このような構成をなす倣い用スタイラス151でも前記第1〜第8の実施の形態と同様の効果を奏することができるものである。又、倣い部位155がより鋭利な状態で形成されているので、ワーク9のより狭い箇所に対しても容易に入り込んでその形状を倣うことができるものである。又、上記倣い用スタイラス本体153が段付構造になっているので、それによっても、ある種の形状をなすワーク9に対して効果的に対応することができる。例えば、ワーク9側において、面取加工部位と倣い部位との間に段付部が存在するような場合である。このような場合には、上記倣い用スタイラス本体153の段付構造によってその段付部を迂回するものである。
次に、図12乃至図14を参照して本発明の第10の実施の形態を説明する。図12は加工装置としての面取装置の構成を示す側面図であり、まず、基台201がある。上記基台201上にはスライド台203が、図12中左右方向に移動可能に設置されている。上記スライド台203はガイド機構205を介して上記基台201に対して、図12中左右方向(Y方向)に移動可能な構成になっている。すなわち、上記基台201上には一対(図12中片側のみ示す)のガイドレール207、207が敷設されている。一方、上記スライド台203側にはガイド部材209、209が上記ガイドレール207、207に対して移動可能な状態で係合している。上記ガイド部材209は1本のガイドレール207に対して2個係合している。
又、上記基台201にはシリンダ機構211が設置されている。このシリンダ機構211は、シリンダ213と、このシリンダ213に対して移動可能に取り付けられたピストンロッド215とから構成されている。上記ピストンロッド215には連結部材217を介して上記スライド台203に連結されている。そして、シリンダ機構211が駆動することによって、ピストンロッド215、連結部材217を介してスライド台203が、図12中左右方向(Y方向)に移動することになる。
上記スライド台203には支持部材219が取り付けられていると共に軸受部材221が取り付けられている。これら支持部材219と軸受部材221との間には軸機構223が設置されている。この軸機構223は第1軸部材225と第2軸部材227とから構成されていて、上記第2軸部材227は上記第1軸部材225の外周側に移動可能に被冠・配置されている。又、上記第2軸部材227と支持部材219との間にはコイルスプリング229が設置されている。
上記第2軸部材227の先端にはヘッド部231が取り付けられている。上記ヘッド部231は、ベース部233があり、このベース部233を介して上記第2軸部材227に連結されている。上記ベース部233には移動台235が図示しないガイド機構を介して、図12中上下方向(Z方向)に移動可能に取り付けられている。そして、操作ハンドル237を回転操作してボールネジ239を回転させることにより上記移動台235を図中上下方向(Z方向)に移動させるものである。
上記移動台235には加工工具ユニット241がホルダ243を介して取り付けられている。上記加工工具ユニット241は、エアーモータスピンドル245と、このエアーモータスピンドル245の先端に取り付けられた回転工具247等から構成されている。上記エアーモータスピンドル245によって回転工具247を回転させることによって、ワーク249の所定箇所に面取加工を施すものである。
尚、上記ワーク249はワーク保持・回転手段251のワークグリッパ253に保持されている。
上記移動台235の下部には倣い用スタイラスホルダ255が取り付けられている。上記倣い用スタイラスホルダ255は、図13に示すように、リング状であって割り257が入った構造になっている。この倣い用スタイラスホルダ255内に倣い用スタイラス259を差し込んで固定用ボルト261を
螺合させることにより固定するものである。
上記倣い用スタイラス259は図14に示すような構成になっている。図14に示すように、まず、軸部265があり、この軸部265を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部265の図中左側にはフランジ部267が設けられている。又、このフランジ部267の図中左側には板状部269が設けられている。上記板状部269は、図14(c)に示すように、その断面形状が半円形をなしている。又、板状部269は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位271となっている。上記フランジ部267には位置決め用の溝273が形成されている。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず、ワーク249をワーク保持・回転手段251のワークグリッパ253に保持させると共にワークグリッパ253を回転させる。一方、シリンダ機構211を駆動してスライド台203を
ワーク249方向に移動させる。それによって、回転工具247と倣い用スタイラス259がワーク249に圧接されることになる。そして、倣い用スタイラス259が回転するワーク249の外形を倣うようにして進退する。それによって、ヘッド部231も進退することになり、その際、回転工具247によって、ワーク249の所定位置に面取加工が均一に施されることになる。
以下、ワーク9を適宜入れ替えながら同様の処理を繰り返し実行していくものである。
以上この実施の形態によると、前記第1〜第9の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、この実施の形態による倣い用スタイラス259によれば、軸部265を倣い用スタイラスホルダ255に差し込んで固定ボルト261を螺合させるだけで取り付けることができ、作業性が大幅に向上するものである。
又、倣い用スタイラス259を適宜回転させてその位置を調整・設定することができるので、対象となるワーク249の形状に応じて最適な位置を設定することができる。又、フランジ部267に位置決め用の溝273が形成されているので位置決めが容易である。この点に関してより詳しく説明すると、例えば、倣い用スタイラスホルダ255側に所定の角度おきに孔を穿孔しておく。そして、倣い用スタイラス259側の位置決め用の溝273を任意の孔に合致させ、そこに図示しないピンを差し込むことにより、倣い用スタイラス259の位置を簡単に設定することができる。又、このように構成しておけば、倣い用スタイラス259を新規なものと交換した場合にもその位置を容易に設定することができる。又、予め設定されている角度単位で位置を変更するような場合も容易に対応することができる。
尚、位置決め用係止部としは溝に限定されるものではなく、例えば、貫通孔であってもよい。
次に、図15を参照して本発明の第11の実施の形態を説明する。この第11の実施の形態は、別のタイプの倣い用スタイラス281を示すものである。上記倣い用スタイラス281は図15に示すような構成になっている。図15に示すように、まず、軸部283があり、この軸部283を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部283の図中左側にはフランジ部285が設けられている。又、このフランジ部285の図中左側には板状部287が設けられている。上記板状部287は、図15(c)に示すように、その断面形状が半円形をなしている。又、板状部287は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位291となっている。上記フランジ部267には位置決め用の溝293が形成されている。又、この実施の形態における倣い部位291は、図15(b)に示すように、厚み方向に傾斜した状態で形成されている。
よって、前記第10の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位291が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、ある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。例えば、ワーク249側に傾斜面が設けられているような場合である。
次に、図16を参照して本発明の第12の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス301を示すものである。上記倣い用スタイラス301は図16に示すような構成になっている。図16に示すように、まず、軸部303があり、この軸部303を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部303の図中左側にはフランジ部305が設けられている。又、このフランジ部305の図中左側には板状部307が設けられている。上記板状部307は、図16(c)に示すように、その断面形状が半円形をなしている。又、板状部307は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位311となっている。上記フランジ部305には位置決め用の溝313が形成されている。又、この実施の形態における倣い部位311は、図16(b)に示すように、厚み方向において、前記第11の実施の形態の場合とは逆向きに傾斜した状態で形成されている。
よって、前記第11の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位311が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。例えば、ワーク249において、前記第11の実施の形態の場合とは逆向きの傾斜面が形成されている場合である。
次に、図17を参照して本発明の第13の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス321を示すものである。上記倣い用スタイラス321は図17に示すような構成になっている。図17に示すように、まず、軸部323があり、この軸部323を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部323の図中左側にはフランジ部325が設けられている。又、このフランジ部325の図中左側には板状部327が設けられている。上記板状部327は、図17(c)に示すように、その断面形状が円形の両側を切除したような形状をなしている。又、板状部327は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位331となっている。上記フランジ部325には位置決め用の溝333が形成されている。又、上記倣い部位331の両側の傾斜面335、337の傾斜角度をみてみると、傾斜面335の傾斜角度が傾斜面337の傾斜角度より小さく設定されている。又、倣い部位331の図17(a)中上側は略水平に延長されているのに対して、下側は傾斜した状態で延長されている。又、ワーク249の回転方向は図17(a)中矢印bで示す方向である。
よって、前記第11の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位311が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。
次に、図18を参照して本発明の第14の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス341を示すものである。上記倣い用スタイラス341は図18に示すような構成になっている。図18に示すように、まず、軸部343があり、この軸部343を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部343の図中左側にはフランジ部345が設けられている。又、このフランジ部345の図中左側には板状部347が設けられている。上記板状部347は、図18(c)に示すように、その断面形状が円形の両側を切除したような形状をなしている。又、板状部347は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位351となっている。上記フランジ部345には位置決め用の溝353が形成されている。又、上記倣い部位351の両側の傾斜面355、357の傾斜角度をみてみると、傾斜面355の傾斜角度が傾斜面357の傾斜角度より小さく設定されている。又、上記倣い部位351の先端面は任意の極率の湾曲面となっている。
よって、前記第13の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位351が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。例えば、ワーク249側において、厚み方向に湾曲面が形成されているような場合である。
次に、図19を参照して本発明の第15の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス361を示すものである。上記倣い用スタイラス361は図19に示すような構成になっている。図19に示すように、まず、軸部363があり、この軸部363を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部363の図中左側にはフランジ部365が設けられている。又、このフランジ部365の図中左側には板状部367が設けられている。上記板状部367は、図19(c)に示すように、その断面形状が円形の両側を切除したような形状をなしている。又、板状部367は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位371となっている。上記フランジ部365には位置決め用の溝373が形成されている。又、上記倣い部位371の両側の傾斜面375、377の傾斜角度をみてみると、傾斜面375の傾斜角度が傾斜面377の傾斜角度より小さく設定されている。又、上記傾斜面375、377は、図19(c)に示すように、上下方向に対しても傾斜した状態になっている。
よって、前記第14の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位371が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。例えば、ワーク249において、上下方向に対して傾斜した傾斜面が設けられているような場合である。
次に、図20を参照して本発明の第16の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス381を示すものである。上記倣い用スタイラス381は図20に示すような構成になっている。図20に示すように、まず、軸部383があり、この軸部383を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部383の図中左側にはフランジ部385が設けられている。又、このフランジ部385の図中左側には板状部387が設けられている。上記板状部387は、図20(c)に示すように、その断面形状が円形の両側を切除したような形状をなしている。又、板状部387は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位391となっている。上記フランジ部385には位置決め用の溝393が形成されている。又、上記倣い部位391の両側の傾斜面395、397の傾斜角度をみてみると、傾斜面395の傾斜角度が傾斜面397の傾斜角度より小さく設定されている。又、上記傾斜面395、397は、図20(c)に示すように、上下方向に対しても傾斜した状態になっている。又、その傾斜方向は前記第15の実施の形態の場合とは逆向きである。
よって、前記第15の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位391が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。
次に、図21を参照して本発明の第17の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス401を示すものである。上記倣い用スタイラス401は図21に示すような構成になっている。図21に示すように、まず、軸部403があり、この軸部403を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部403の図中左側にはフランジ部405が設けられている。又、このフランジ部405の図中左側には板状部407が設けられている。上記板状部407は、図21(c)に示すように、その断面形状が円形の両側を切除したような形状をなしている。又、板状部407は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位411となっている。上記フランジ部405には位置決め用の溝413が形成されている。又、上記倣い部位411の両側の傾斜面415、417の傾斜角度をみてみると、傾斜面415の傾斜角度が傾斜面417の傾斜角度より小さく設定されている。又、上記倣い部位411は、図21(b)に示すように、前後方向に対しても傾斜した状態で形成されている。
よって、前記第16の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位411が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。
次に、図22を参照して本発明の第18の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス421を示すものである。上記倣い用スタイラス421は図22に示すような構成になっている。図22に示すように、まず、軸部423があり、この軸部423を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部423の図中左側にはフランジ部425が設けられている。又、このフランジ部425の図中左側には板状部427が設けられている。上記板状部427は、図22(c)に示すように、その断面形状が円形の両側を切除したような形状をなしている。又、板状部427は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位431となっている。上記フランジ部425には位置決め用の溝433が形成されている。又、上記倣い部位431の両側の傾斜面435、437の傾斜角度をみてみると、傾斜面435の傾斜角度が傾斜面437の傾斜角度より小さく設定されている。又、上記倣い部位431は、図22(b)に示すように、前後方向に対しても傾斜した状態で形成されている。その傾斜方向は前記第17の実施の形態の場合とは逆向きである。
よって、前記第17の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位431が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。
次に、図23を参照して本発明の第19の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス441を示すものである。上記倣い用スタイラス441は図23に示すような構成になっている。図23に示すように、まず、軸部443があり、この軸部443を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部443の図中左側にはフランジ部445が設けられている。又、このフランジ部445の図中左側には板状部447が設けられている。上記板状部447は、図23(c)に示すように、その断面形状が円形の両側を切除したような形状をなしている。又、板状部447は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位451となっている。上記フランジ部445には位置決め用の溝453が形成されている。又、上記倣い部位451の両側の傾斜面455、457の傾斜角度をみてみると、傾斜面455の傾斜角度が傾斜面457の傾斜角度より小さく設定されている。又、上記倣い部位451は、図23(b)に示すように、前後方向に対しても傾斜した状態で形成されている。その傾斜方向は前記第18の実施の形態の場合とは逆向きである。又、それと同時に、上記傾斜面457が任意の極率の湾曲面となっている。
よって、前記第18の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位451が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。
次に、図24を参照して本発明の第20の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス461を示すものである。上記倣い用スタイラス461は図24に示すような構成になっている。図24に示すように、まず、軸部463があり、この軸部463を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部463の図中左側にはフランジ部465が設けられている。又、このフランジ部465の図中左側には板状部467が設けられている。上記板状部467は、図24(c)に示すように、その断面形状が円形の両側を切除したような形状をなしている。又、板状部467は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位471となっている。上記フランジ部465には位置決め用の溝473が形成されている。又、上記倣い部位471の両側の傾斜面475、477の傾斜角度をみてみると、傾斜面475の傾斜角度が傾斜面477の傾斜角度より小さく設定されている。又、上記倣い部位471は、図24(b)に示すように、前後方向に対して傾斜した状態で形成されている。それと同時に、上記傾斜面475、477は、図24(c)に示すように、幅方向に対しても傾斜している。
よって、前記第19の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位471が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。
次に、図25を参照して本発明の第21の実施の形態を説明する。この実施の形態も別のタイプの倣い用スタイラス481を示すものである。上記倣い用スタイラス481は図25に示すような構成になっている。図25に示すように、まず、軸部483があり、この軸部483を既に説明した倣い用スタイラスホルダ255に差し込むものである。上記軸部483の図中左側にはフランジ部485が設けられている。又、このフランジ部485の図中左側には板状部487が設けられている。上記板状部487は、図25(c)に示すように、その断面形状が円形の両側を切除したような形状をなしている。又、板状部487は先端に向かってその幅が狭くなるように鋭角状に形成されていて、その先端部が倣い部位491となっている。上記フランジ部485には位置決め用の溝493が形成されている。又、上記倣い部位491の両側の傾斜面495、497の傾斜角度をみてみると、傾斜面495の傾斜角度が傾斜面497の傾斜角度より小さく設定されている。又、上記倣い部位491は、図25(b)に示すように、前後方向に対しても傾斜した状態で形成されている。又、それと同時に、上記傾斜面475、477は、図24(c)に示すように、幅方向に対しても傾斜している。
よって、前記第20の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。又、倣い部位491が所定の角度で傾斜した状態で形成されているので、別のある種の形状をなすワーク249に対して効果的に対応することができる。
尚、本発明は前記第1〜第21の実施の形態に限定されるものではない。
まず、加工装置の構成としては様々なものが考えられる。
又、倣い用スタイラスの形状についても図示したものに限定されない。
本発明は、加工装置用スタイラスに係り、例えば、工作機械により加工された均質な工業部品(以下、ワークという)、ダイキャスト、射出成形、プレス打抜、ロストワックス鋳造、型鍛造等の方法により製造されたワークに対して、例えば、面取加工を施す加工装置用として使用される被加工物倣い用スタイラスに係り、特に、面取装置用の倣い用スタイラスに好適である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、加工装置の側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1のII部を拡大して示す図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図3(a)はスタイラスの平面図、第3(b)はスタイラスの側面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、図4(a)はスタイラスの平面図、図4(b)はスタイラスの側面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、図5(a)はスタイラスの平面図、図5(b)はスタイラスの側面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す図で、図6(a)はスタイラスの平面図、図6(b)はスタイラスの側面図である。 本発明の第5の実施の形態を示す図で、図7(a)はスタイラスの平面図、図7(b)はスタイラスの側面図である。 本発明の第6の実施の形態を示す図で、図8(a)はスタイラスの平面図、図8(b)はスタイラスの側面図である。 本発明の第7の実施の形態を示す図で、図9(a)はスタイラスの平面図、図9(b)はスタイラスの側面図である。 本発明の第8の実施の形態を示す図で、図10(a)はスタイラスの平面図、図10(b)はスタイラスの側面図である。 本発明の第9の実施の形態を示す図で、図11(a)はスタイラスの平面図、図11(b)はスタイラスの側面図である。 本発明の第10の実施の形態を示す図で、加工装置の側面図である。 本発明の第10の実施の形態を示す図で、図12のXIII-XIII矢視図である。 本発明の第10の実施の形態を示す図で、図14(a)はスタイラスの平面図、図14(b)はスタイラスの側面図、図14(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第11の実施の形態を示す図で、図15(a)はスタイラスの平面図、図15(b)はスタイラスの側面図、図15(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第12の実施の形態を示す図で、図16(a)はスタイラスの平面図、図16(b)はスタイラスの側面図、図16(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第13の実施の形態を示す図で、図17(a)はスタイラスの平面図、図17(b)はスタイラスの側面図、図17(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第14の実施の形態を示す図で、図18(a)はスタイラスの平面図、図18(b)はスタイラスの側面図、図18(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第15の実施の形態を示す図で、図19(a)はスタイラスの平面図、図19(b)はスタイラスの側面図、図19(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第16の実施の形態を示す図で、図20(a)はスタイラスの平面図、図20(b)はスタイラスの側面図、図20(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第17の実施の形態を示す図で、図21(a)はスタイラスの平面図、図21(b)はスタイラスの側面図、図21(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第18の実施の形態を示す図で、図22(a)はスタイラスの平面図、図22(b)はスタイラスの側面図、図22(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第19の実施の形態を示す図で、図23(a)はスタイラスの平面図、図23(b)はスタイラスの側面図、図23(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第20の実施の形態を示す図で、図24(a)はスタイラスの平面図、図24(b)はスタイラスの側面図、図24(c)はスタイラスの正面図である。 本発明の第21の実施の形態を示す図で、図25(a)はスタイラスの平面図、図25(b)はスタイラスの側面図、図25(c)はスタイラスの正面図である。 従来例の説明に使用した図で、ワークの形状を示す平面図である。
符号の説明
9 ワーク
13 ヘッド部
31 加工工具ユニット
41 倣い用スタイラス
43 倣い用スタイラスホルダ
45 倣い用スタイラス本体
47 倣いローラ
49 段付部
53 貫通孔



Claims (3)

  1. 加工工具ユニット又は該加工工具ユニットを含んだヘッド部に着脱可能に取り付けられるスタイラス本体と、
    上記スタイラス本体の先端部を先端に向かってテーパ状に縮幅することにより一体に設けられた倣い部位と、
    を具備し、
    上記倣い部位を介して回転する被加工物に押し当てられてその形状を倣うことにより上記加工工具ユニット又は該加工工具ユニットを含んだヘッド部を進退させ
    上記スタイラス本体は基端側に軸部を備えていて、該軸部を介して別途設けられたホルダに任意の回転方向位置にて取り付けられるものであることを特徴とする被加工物倣い用スタイラス。
  2. 請求項1記載の被加工物倣い用スタイラスにおいて、
    上記被加工物の回転方向に沿って上記倣い部位をみた場合、上記倣い部位の上記被加工物に先に当たる側の面は先端に至るまで連続した傾斜面となっており、一方、上記倣い部位の上記被加工物に後に当たる側の面は先端に至る途中まで上記傾斜面より大きな傾斜角度の傾斜面となっていて、そこから先端までは水平又は略水平に延長されていることを特徴とする被加工物倣い用スタイラス。
  3. 請求項2記載の被加工物倣い用スタイラスにおいて、
    上記スタイラス本体にはフランジ部が設けられていて該フランジ部には回転方向位置決め用の係止部が設けられていることを特徴とする被加工物倣い用スタイラス。
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