JP4858519B2 - 画像形成装置および粉体搬送装置 - Google Patents

画像形成装置および粉体搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4858519B2
JP4858519B2 JP2008247592A JP2008247592A JP4858519B2 JP 4858519 B2 JP4858519 B2 JP 4858519B2 JP 2008247592 A JP2008247592 A JP 2008247592A JP 2008247592 A JP2008247592 A JP 2008247592A JP 4858519 B2 JP4858519 B2 JP 4858519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
powder
transport
image forming
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008247592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010078957A (ja
Inventor
智也 市川
洋二 山口
美穂子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2008247592A priority Critical patent/JP4858519B2/ja
Priority to US12/388,120 priority patent/US7965972B2/en
Priority to CN200910127284XA priority patent/CN101685291B/zh
Publication of JP2010078957A publication Critical patent/JP2010078957A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4858519B2 publication Critical patent/JP4858519B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/12Toner waste containers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/105Arrangements for conveying toner waste

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置等に関する。
画像形成装置では、例えば回収容器がトナーにより充満した際の画像形成装置の停止時間を短くするため、小容量の回収容器を設けるとともに、この小容量の回収容器の下方に大容量の回収容器を設け、これらを交互に使用する方法が提案されている。ここで、交換操作を考慮し小容量の回収容器を本体の前側に装備した場合、大容量の容器にトナーを導くダクトが本体の前側に配置され、紙詰まりなどの処理の障害となる。
そこで、大容量のトナーの回収容器へ廃棄すべきトナーを導くダクトを、画像形成装置の後側に位置させた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭63−2091号公報
ここで例えば画像形成装置では、画像形成手段から廃棄される廃棄粉体などの粉体を搬送機構を用いて搬送する場合がある。この搬送機構における搬送路の途中に粉体が供給される被供給部を設けるとともに、搬送路内における粉体の搬送方向を切り替えれば、例えば、搬送路の一方側と他方側とに設けられた粉体収容部等へ粉体の搬送が可能となる。
しかしながら、粉体の搬送方向を切り替えた場合、例えば、上記被供給部等に粉体が集中し粉体の詰まりなどが生じるおそれがある。
請求項1に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段から廃棄された廃棄粉体を収容する第1の収容部と、前記画像形成手段から廃棄された廃棄粉体を収容する第2の収容部と、前記廃棄粉体が搬送される搬送路と、前記搬送路に設けられ、当該搬送路を搬送されてきた前記廃棄粉体を前記第1の収容部へ排出する第1の排出部と、前記搬送路に設けられ、当該搬送路を搬送されてきた前記廃棄粉体を前記第2の収容部へ排出する第2の排出部と、前記搬送路に沿って前記第1の排出部から前記第2の排出部にかけて設けられ、第1の動作状態のときに当該搬送路内の前記廃棄粉体を当該第2の排出部に向けて搬送し、第2の動作状態のときに当該搬送路内の当該廃棄粉体を当該第1の排出部に向けて搬送する搬送手段と、前記第1の排出部と前記第2の排出部との間にて前記搬送路に前記画像形成手段からの前記廃棄粉体を供給する供給手段と、前記搬送手段を前記第1の動作状態および前記第2の動作状態で動作させるとともに、当該搬送手段を当該第1の動作状態から当該第2の動作状態に切り替え前記廃棄粉体の搬送方向を切り替える際、前記供給手段を停止させ又は当該供給手段の出力を低下させる制御手段と、を含む画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記搬送路は、前記供給手段から供給される前記廃棄粉体を受け入れる受け入れ部を前記第1の排出部と前記第2の排出部との間に有し、前記制御手段は、前記受け入れ部と前記第2の排出部との間に位置し前記第1の排出部へ搬送される前記廃棄粉体が当該受け入れ部を通過後、停止させた前記供給手段の駆動を再開し又は出力を低下させた当該供給手段の当該出力を大きくすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記画像形成手段からの前記廃棄粉体を前記供給手段に向けて搬送する第2の搬送手段と、前記第2の搬送手段と前記供給手段との間に設けられ、前記制御手段により当該供給手段が停止され又は当該供給手段の前記出力が低下されている際に前記第2の搬送手段から搬送されてくる前記廃棄粉体を蓄積する蓄積部と、を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記搬送手段による単位時間当たりの前記廃棄粉体の搬送量の方が、前記供給手段による単位時間当たりの当該廃棄粉体の供給量よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段から廃棄された廃棄粉体を収容する第1の収容部と、前記画像形成手段から廃棄された廃棄粉体を収容する第2の収容部と、前記廃棄粉体が搬送される搬送路と、前記搬送路に設けられ、当該搬送路を搬送されてきた前記廃棄粉体を前記第1の収容部へ排出する第1の排出部と、前記搬送路に設けられ、当該搬送路を搬送されてきた前記廃棄粉体を前記第2の収容部へ排出する第2の排出部と、前記搬送路に且つ前記第1の排出部と前記第2の排出部との間に設けられ、前記画像形成手段からの前記廃棄粉体を受け入れる受け入れ部と、前記搬送路に沿って前記第1の排出部から前記第2の排出部にかけて設けられ、第1の動作状態のときに当該搬送路内の前記廃棄粉体を当該第2の排出部に向けて搬送し、第2の動作状態のときに当該搬送路内の当該廃棄粉体を当該第1の排出部に向けて搬送する搬送手段と、前記搬送手段を予め定められた出力にて動作させるとともに、当該搬送手段を前記第1の動作状態から前記第2の動作状態に切り替えた際、当該第2の動作状態における当該搬送手段を当該予め定められた出力よりも大きい出力にて動作させる制御手段と、を含む画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記受け入れ部と前記第2の排出部との間に位置し前記第1の排出部へ搬送される前記廃棄粉体が当該受け入れ部を通過した後、前記大きい出力にて動作させた前記搬送手段の当該出力を低下させることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、前記画像形成手段からの前記廃棄粉体を前記受け入れ部を通じ前記搬送路に供給する供給手段を更に備え、前記制御手段は、前記搬送手段を前記第1の動作状態から前記第2の動作状態に切り替える際、前記供給手段の停止又は当該供給手段の出力の低下を更に行うことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置である。
請求項8に記載の発明は、前記制御手段は、前記第2の収容部が前記廃棄粉体により満杯となった場合又は当該第2の収容部の取り外しに際し予め定められた動作が実行された場合に、前記搬送手段を前記第1の動作状態から前記第2の動作状態に切り替えることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の画像形成装置である。
請求項9に記載の発明は、一方向および逆方向への粉体の搬送が可能な搬送路と、一端および他端を有し前記搬送路に沿って設けられ、第1の動作状態のときに前記粉体を前記一方向に搬送し、第2の動作状態のときに当該粉体を前記逆方向へ搬送する搬送部材と、前記搬送部材の前記一端と前記他端との間にて当該搬送部材に前記粉体を供給する供給手段と、前記搬送部材を前記第1の動作状態および前記第2の動作状態で動作させるとともに、当該搬送部材を当該第1の動作状態から当該第2の動作状態に切り替え前記粉体の搬送方向を切り替える際、前記供給手段を停止させ又は当該供給手段の出力を低下させる制御手段と、を含む粉体搬送装置である。
請求項10に記載の発明は、一方向および逆方向への粉体の搬送が可能な搬送路と、一端および他端を有し前記搬送路に沿って設けられ、第1の動作状態のときに前記粉体を前記一方向に搬送し、第2の動作状態のときに当該粉体を前記逆方向へ搬送する搬送部材と、前記搬送部材の前記一端と前記他端との間にて当該搬送部材に前記粉体を供給する供給手段と、前記搬送部材を予め定められた出力にて動作させるとともに、当該搬送部材を前記第1の動作状態から前記第2の動作状態に切り替えた際、当該第2の動作状態における当該搬送部材を当該予め定められた出力よりも大きい出力にて動作させる制御手段と、を含む粉体搬送装置である。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べ、廃棄粉体の詰まりなどを抑制可能となる。
本発明の請求項2によれば、第1の排出部へ搬送される廃棄粉体が受け入れ部を通過する前に供給手段の駆動再開等を行う場合に比べ、廃棄粉体の詰まりなどをより抑制可能となる。
本発明の請求項3によれば、例えば第2の搬送手段にて廃棄粉体の詰まりが生じることを抑制可能となる。
本発明の請求項4によれば、本発明を採用しない場合に比べ、廃棄粉体の詰まりなどをより抑制可能となる。
本発明の請求項5によれば、本発明を採用しない場合に比べ、廃棄粉体の詰まりなどを抑制可能となる。
本発明の請求項6によれば、第1の排出部へ搬送される廃棄粉体が受け入れ部を通過する前に搬送手段の出力を低下させる場合に比べ、廃棄粉体の詰まりなどをより抑制可能となる。
本発明の請求項7によれば、本発明を採用しない場合に比べ、廃棄粉体の詰まりなどをより抑制可能となる。
本発明の請求項8によれば、例えば、第2の収容部から廃棄粉体が溢れたり、第2の収容部が存在しないにも関わらず第2の排出部から廃棄粉体が排出されたりすることを抑制可能となる。
本発明の請求項9によれば、本発明を採用しない場合に比べ、粉体の詰まりなどを抑制可能となる。
本発明の請求項10によれば、本発明を採用しない場合に比べ、粉体の詰まりなどを抑制可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置の一例としてのデジタルカラープリンタの構成を示した図である。
本実施形態における画像形成装置1は、給紙ユニット1Aと、画像形成ユニット1Bと、排紙ユニット1Cとから構成されている。
給紙ユニット1Aは、記録材の一例としての用紙を収容する第1用紙収容部11〜第4用紙収容部14を備えている。また、第1用紙収容部11〜第4用紙収容部14の各々に対応して設けられ、各用紙収容部に収容された用紙を画像形成ユニット1Bに接続された搬送路に送り出す送り出しロール15〜18を備えている。
画像形成ユニット1Bは、所謂タンデム型であり、各色の画像データに対応して用紙に画像を形成する画像形成プロセス部20(画像形成手段の一例)、画像形成プロセス部20などを制御する制御部21、例えば画像読取装置4やパーソナルコンピュータ(PC)5に接続され、これらから受信された画像データに対して画像処理を施す画像処理部22を含んで構成されている。
画像形成プロセス部20は、一定の間隔を置いて並列的に配置される6つの画像形成ユニット30T,30P,30Y30M,30C,30K(以下、単に「画像形成ユニット30」と称する場合がある)を備えている。各画像形成ユニット30は、矢印A方向に回転しながら静電潜像が形成される感光体ドラム31、感光体ドラム31の表面を一様に帯電する帯電ロール32、感光体ドラム31上に形成された静電潜像を現像する現像器33、感光体ドラム31表面の未転写トナー等を除去するドラムクリーナ34を含んで構成されている。また、画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30Kのそれぞれの感光体ドラム31をレーザ光で走査露光するレーザ露光装置26が設けられている。
ここで、各画像形成ユニット30は、現像器33に収納されたトナーを除いて、略同様に構成されている。そして、画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kの各々では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。
ところで、常用色(通常色)であるイエロー、マゼンタ、シアン、黒の四色に加え、この四色では表現が困難または不可能であった特色等の画形材を用いて、用紙上に画像を形成したい場合がある。例えば、特定ユーザ専用のコーポレートカラーのトナー、点字用の発泡トナー、蛍光色トナー、光沢を向上させるトナー、強磁性トナー、あるいは赤外線領域に感度を有する不可視トナー等を用いて用紙に画像を形成したい場合がある。このため、本実施形態における画像形成ユニット1Bでは、常備の画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kに加え、特色等の画像形成を可能とする画像形成ユニット30T,30Pが設けられている。
また、画像形成プロセス部20は、各画像形成ユニット30の感光体ドラム31にて形成された各色のトナー像が多重転写される中間転写ベルト41、各画像形成ユニット30の各色トナー像を一次転写部T1にて中間転写ベルト41に順次転写(一次転写)させる一次転写ロール42、中間転写ベルト41上に転写された重畳トナー像を二次転写部T2にて用紙に一括転写(二次転写)させる二次転写ロール40、中間転写ベルト41表面の未転写トナー等を除去するベルトクリーナ45、二次転写された画像を用紙上に定着する定着器80を備えている。
画像形成プロセス部20は、制御部21からの制御信号に基づき、画像形成動作を行なう。まず、画像読取装置4やPC5から入力された画像データは、画像処理部22によって画像処理が施され、レーザ露光装置26に供給される。そして、例えばマゼンタ(M)の画像形成ユニット30Mでは、帯電ロール32により感光体ドラム31の表面が予め定められた電位で一様に帯電された後、レーザ露光装置26により、画像処理部22から得られた画像データで変調されたレーザ光が感光体ドラム31に走査露光される。これにより、感光体ドラム31上に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像器33により現像され、感光体ドラム31上にはマゼンタのトナー像が形成される。同様にして、画像形成ユニット30Y,30C,30Kにおいて、イエロー、シアン、黒のトナー像が形成され、画像形成ユニット30T,30Pにおいて、特色等のトナー像が形成される。
各画像形成ユニット30にて形成された各色トナー像は、図1の矢印C方向に回転する中間転写ベルト41上に、一次転写ロール42により順次静電転写(一次転写)され、中間転写ベルト41上に重畳されたトナー像が形成される。
一方、一次転写時に感光体ドラム31上に残留した未転写トナー等は、一次転写ロール42の下流側に配設されたドラムクリーナ34により除去される。ドラムクリーナ34は、感光体ドラム31の軸方向に沿って設けられ除去した未転写トナー等を画像形成ユニット1Bのリア側(背部側)に搬送する搬送部材341を備えている。そして、搬送部材341により画像形成ユニット1Bのリア側に搬送された未転写トナー等(廃棄粉体)は、同じく画像形成ユニット1Bのリア側に設けられた搬送機構100によって、排紙ユニット1Cに対し着脱可能に設けられた第1収容容器210(第1の収容部の一例)又は第2収容容器220(第2の収容部の一例)へ搬送される。
ここで、本実施形態では、第1収容容器210および第2収容容器220の2つの収容容器が設けられている。このため、例えば、一方の収容容器が満杯となった際に他方の収容容器に未転写トナー等を搬送することで、画像形成動作を継続して行うことが可能となる。また例えば、大容量の一つの収容容器に未転写トナー等を収容する場合に比べ、未転写トナー等が収容された収容容器を取り外す際の収容容器の重量を減じることが可能となる。
また、本実施形態では、第1収容容器210の検知を行う第1センサS1、第2収容容器220の検知を行う第2センサS2が設けられている。また、第1収容容器210の上部まで未転写トナー等が達した場合(第1収容容器210が未転写トナー等により満杯となった場合)に、予め定められた信号を出力する第3センサS3が設けられている。さらに、第2収容容器220の上部まで未転写トナー等が達した場合(第2収容容器220が未転写トナー等により満杯となった場合)に、予め定められた信号を出力する第4センサS4が設けられている。
なお、本実施形態では、排紙ユニット1Cに第1収容容器210および第2収容容器220が設けられているが、画像形成ユニット1Bにこれらを設けてもよい。
一方、中間転写ベルト41上に形成された重畳トナー像は、中間転写ベルト41の移動に伴って二次転写ロール40とバックアップロール49とが配設された二次転写部T2に向けて搬送される。一方、用紙は、例えば送り出しロール15により第1用紙収容部11から取り出され搬送路を経由した後、レジストロール74の位置まで搬送される。
重畳トナー像が二次転写部T2に搬送されると、そのタイミングに合わせてレジストロール74から二次転写部T2に用紙が供給される。そして、二次転写部T2にて二次転写ロール40とバックアップロール49との間に形成された転写電界の作用により、重畳トナー像は用紙上に一括して静電転写(二次転写)される。
その後、重畳トナー像が静電転写された用紙は、中間転写ベルト41から剥離され、定着器80まで搬送される。定着器80に搬送された用紙上の未定着トナー像は、定着器80によって熱および圧力による定着処理を受けることで用紙上に定着される。そして定着画像が形成された用紙は、排紙ユニット1Cに設けられたカール補正部81を経由した後、不図示の排紙積載部へ搬送される。
一方、二次転写後に中間転写ベルト41表面に残留した未転写トナー等は、二次転写の終了後に中間転写ベルト41に接触配置されたベルトクリーナ45によって除去される。ベルトクリーナ45は、画像形成ユニット1Bのフロント側からリア側に向かって設けられ除去した未転写トナー等を画像形成ユニット1Bのリア側に搬送する搬送部材451を備えている。そして、搬送部材451により画像形成ユニット1Bのリア側に搬送された未転写トナー等は、搬送機構100によって、第1収容容器210又は第2収容容器220へ搬送される。なお、本明細書では、以下、ドラムクリーナ34およびベルトクリーナ45から搬送機構100に搬送される未転写トナー等を廃トナーと称する。
続いて、搬送機構100について詳細に説明する。
図2は、搬送機構100を画像形成装置1のリア側から図示したものである。
同図に示すように、搬送機構100は、各画像形成ユニット30に対応して設けられ、ドラムクリーナ34からの廃トナー(廃棄粉体)を搬送する第1搬送機構110を備える。またベルトクリーナ45からの廃トナーが排出される排出部170を備えている。さらに、第1搬送機構110により搬送されてきた廃トナーおよび排出部170から排出されてきた廃トナーを搬送する第2搬送機構120、第2搬送機構120により搬送されてきた廃トナーを搬送する第3搬送機構130、第3搬送機構130により搬送されてきた廃トナーを搬送する第4搬送機構140、第4搬送機構140により搬送されてきた廃トナーを第1収容容器210又は第2収容容器220に搬送する第5搬送機構150を備えている。
第1搬送機構110は、ドラムクリーナ34に設けられた搬送部材341(図1参照)により搬送されてきた廃トナーの搬送路を形成する管状部材111、管状部材111の内部に設けられ管状部材111に沿って進退し管状部材111の内壁面に付着する廃トナーを崩す崩し部材の一例であるコイルスプリング112、搬送部材341を回転駆動するとともにコイルスプリング112の進退を行う第1モータM1を備える。
管状部材111は、上下方向(鉛直方向)に沿って設けられている。このため、搬送部材341により搬送されてきた廃トナーは、この管状部材111の内部を落下していく。
コイルスプリング112は、線材により形成され、また螺旋状(コイル状)の形状を有している。付言すれば、後述する搬送部材142(図4参照)のように回転軸142Aを有しておらず、その中心部を廃トナーが通過可能な形状となっている。さらに付言すれば、管状部材111における廃トナーの落下を許容する形状となっている。このコイルスプリング112は、第1モータM1により管状部材111の内部において進退し、管状部材111の内部にて固まった廃トナーを崩したり、管状部材111の内壁から廃トナーを除去したりする。
第2の搬送手段として機能する第2搬送機構120は、画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30Kの配列方向(水平方向)に沿って配置されるとともに管状部材111および排出部170に接続され、廃トナーの搬送路を形成する管状部材121を備えている。また、管状部材121の内部に配置され、各第1搬送機構110から搬送されてきた廃トナーおよび排出部170から排出されてきた廃トナーを搬送する搬送部材122、搬送部材122を回転駆動する第2モータM2を備えている。なお、搬送部材122は、後述する搬送部材142や搬送部材152(図4参照)と同様に構成されている。
第3搬送機構130は、上下方向(鉛直方向)に沿って配置されるとともに管状部材121に接続され、廃トナーの搬送路を形成する管状部材131を備えている。また、管状部材131の内部に設けられ管状部材131に沿って進退可能なコイルスプリング132、コイルスプリング132の進退を行う第3モータM3を備える。
管状部材131は、上下方向(鉛直方向)に沿って設けられている。このため、第2搬送機構120により搬送されてきた廃トナーは、この管状部材131の内部を落下していく。
コイルスプリング132は、上記コイルスプリング112と同様に、線材により形成され、また螺旋状(コイル状)の形状を有している。付言すれば、上記同様、回転軸を有しておらず、その中心部を廃トナーが通過可能な形状となっている。さらに付言すれば、管状部材131における廃トナーの落下を許容する形状となっている。このコイルスプリング132は、第3モータM3により管状部材131の内部において進退し、管状部材131にて固まった廃トナーを崩したり、管状部材131の内壁から廃トナーを除去したりする。
なお、コイルスプリング132の進退は、例えば図3に示す構成により実現できる。
ここで図3は、コイルスプリング132を進退させる進退機構を示した図である。同図に示すように、第3搬送機構130には、第3モータM3(図2参照)により回転する回転部材133、一端部が回転部材133に取り付けられるとともにコイルスプリング132の上端部が取り付けられた駆動部材134を備えている。この駆動部材134は、クランク状に形成されている。また、第3モータM3が駆動した際、コイルスプリング132が取り付けられた被取り付け部が、回転部材133の軸心に対し偏心した位置を通過するようになっている。このため、第3モータM3が駆動されると、コイルスプリング132は、駆動部材134によって管状部材131に沿って進退する(矢印D参照)。なお、上記では説明を省略したが、第1搬送機構110におけるコイルスプリング112(図2参照)も、本図で示した機構と同様の機構によって進退する。
図2を再度参照し、搬送機構100についてさらに説明する。
第4搬送機構140は、第3搬送機構130における管状部材131と交差する関係(直交する関係)で配置され、付言すれば水平方向に沿って配置され、廃トナーの搬送路を形成する管状部材141を備えている。また、管状部材141の内部に配置され第3搬送機構130からの廃トナーを搬送する搬送部材142、搬送部材142を回転駆動する第4モータM4を備えている。
第5搬送機構150は、第4搬送機構140における管状部材141よりも下方に配置されるとともに管状部材141と平行となる関係で配置され、廃トナーの搬送路を形成する管状部材151を備えている。また、管状部材151の内部に配置され第4搬送機構140からの廃トナーを搬送する搬送部材152、搬送部材152を回転駆動する第5モータM5を備えている。
ここで図4は、第4搬送機構140および第5搬送機構150を拡大して示した図である。本図を用い、第4搬送機構140および第5搬送機構150について更に説明する。
第4搬送機構140における搬送部材142は、一端および他端を有するとともに、第4モータM4(図2参照)により回転される回転軸142Aと、回転軸142Aの外周面から突出して設けられた突出部142Bとを備えている。この突出部142Bは、回転軸142Aの周囲に羽状に設けられるとともに回転軸142Aの軸方向に沿って螺旋状(スクリュー状)に設けられている。
また、第4搬送機構140における管状部材141は、第5搬送機構150側の端部且つ下部に、搬送部材142により搬送されてきた廃トナーを、第5搬送機構150における管状部材151へ排出する排出口141Aを備えている。なお、本実施形態における第4搬送機構140は、第1排出口151A(後述)と第2排出口151B(後述)との間にて、管状部材151により形成される搬送路に廃トナーを供給する供給手段として捉えることができる。
一方、第5搬送機構150における搬送部材152も、搬送部材142と同様に、一端および他端を有するとともに、第5モータM5(図2参照)により回転される回転軸152Aと、回転軸152Aから突出して設けられた突出部152Bと備えている。この突出部152Bは、回転軸152Aの周囲に羽状に設けられるとともに回転軸152Aの軸方向に沿って螺旋状(スクリュー状)に設けられている。ここで、搬送手段として機能する搬送部材152は、管状部材151により形成される廃トナーの搬送路に沿って設けられている。また、後述する第1排出口151Aから第2排出口151Bにかけて設けられている。
また、第5搬送機構150における管状部材151は、第4搬送機構140の排出口141Aからの廃トナー(第4搬送機構140から供給される廃トナー)を受け入れる受け入れ口151C(受け入れ部)を備えている。さらに、受け入れ口151Cにより受け入れられ搬送部材152により搬送されてきた廃トナーを第1収容容器210(図2参照)へ排出する第1排出口151A(第1の排出部)を備える。また、受け入れ口151Aにより受け入れられ搬送部材152により搬送されてきた廃トナーを第2収容容器220(図2参照)へ排出する第2排出口151B(第2の排出部)を備える。
ここで本実施形態では、管状部材151の一端部且つ下部に第1排出口151Aが設けられ、管状部材151の他端部且つ下部に第2排出口151Bが設けられている。また、管状部材151の上部であって第1排出口151Aと第2排出口151Bとの間に、受け入れ口151Cが設けられている。
ここで例えば、第5搬送機構150における第5モータM5(図2参照)が正回転している場合、搬送部材152は、回転駆動し、排出口141Aからの廃トナーを第2排出口151Bへと搬送する。そして、第2排出口151Bまで搬送されてきた廃トナーは、第2排出口151Bを通じ下方に位置する第2収容容器220に落下する。そして例えば、第2収容容器220が廃トナーにより満杯となった場合には、制御部21により第5モータM5の逆回転がなされる。これにより、搬送部材152は逆方向に回転駆動し、排出口141Aからの廃トナーを第1排出口151Aへ搬送する。そして、第1排出口151Aまで搬送されてきた廃トナーは、第1排出口151Aを通じ下方に位置する第1収容容器210に落下する。ここで本実施形態では、第5モータM5が正回転している場合の搬送部材152の動作状態を第1の動作状態と捉えることができ、第5モータM5が逆回転している場合の搬送部材152の動作状態を第2の動作状態と捉えることができる。
ところで、上記のように第5モータM5の逆回転がなされた際、受け入れ口151Cと第2排出口151Bとの間に位置していた廃トナーが、受け入れ口151Cの下部を通過することとなる。その一方で、排出口141Aからは廃トナーが順次排出されてくる。この結果、受け入れ口151Cの上部や下部などに廃トナーが集中し、廃トナーの詰まりなどが生じるおそれがある。そこで本実施形態における制御部21は、第5モータM5を逆転させるに際し(廃トナーの搬送方向を切り替えるに際し)以下の処理を行う。
ここで図5は、制御部21の制御ブロックを示した図である。なお、本図では、廃トナーの搬送に関するブロックのみを図示している。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)211、ROM(Read Only Memory)212、RAM(Random Access Memory)213を備える。制御部21のCPU211は、ROM212に記憶されたプログラムに従い、RAM213との間でデータのやりとりを行いながら以下に示す処理を実行する。
ここで、制御部21は、入出力インターフェース214を介し、第1センサS1〜第4センサS4からの出力を受け付ける。また、制御部21は、入出力インターフェース214を介して、第1モータM1〜第5モータM5を制御する。
続いて、制御部21が行う処理について具体的に説明する。
ここで図6は、第4搬送機構140および第5搬送機構150の動作シーケンスを示した図である。なお、以下では第2収容容器220が廃トナーにより満杯となった場合の動作を一例として説明する。
同図に示すように、制御部21は、第4センサS4からの出力に基づき第2収容容器220の満杯を検知した場合、正回転を行っていた第5モータM5の逆回転を行う。これにより、搬送部材152の逆回転がなされ、受け入れ口151Cにて受け入れられた廃トナーは第1排出口151Aへと搬送されていく。また、受け入れ口151Cと第2排出口151Bとの間に位置している廃トナーも、第1排出口151Aへと搬送されていく。また、制御部21は、第2収容容器220の満杯を検知した場合、第4モータM4の駆動を停止する。この結果、排出口141Aからの廃トナーの排出が停止される。これにより、受け入れ口151Cの上部や下部における廃トナーの集中が抑制される。そして、制御部21は、予め定められた時間T1経過後、第4モータM4の駆動を再開する。
なお、第4モータM4の駆動の再開は、受け入れ口151Cと第2排出口151Bとの間に位置していた廃トナーが、受け入れ口151Cの下部を通過した後に行うことが好ましい。言い換えると、上記時間T1は、受け入れ口151Cと第2排出口151Bとの間に位置していた廃トナーが、受け入れ口151Cの下部を通過するのに要する時間以上に設定しておくことが好ましい。付言すれば、第4モータM4の駆動の再開は、第2排出口151Bの直前まで達していた廃トナーが、受け入れ口151Cの下部を通過した後に行うことが好ましい。
ここで、第4モータM4の駆動が停止されている際、搬送方向上流側に位置する第2搬送機構120(図2参照)により廃トナーが順次搬送されてくることとなるが、この廃トナーは、第3搬送機構130における管状部材131(図2参照)の内部に順次蓄積されていく。本実施形態では、第4搬送機構140の単位時間当たりの廃トナーの搬送量が、第2搬送機構120の単位時間当たりの廃トナーの搬送量以上となっている。このため、定常時においては、基本的に、管状部材131に廃トナーは蓄積されていない。即ち、定常時において、管状部材131は、廃トナーを蓄積可能な空間を有している。そして、上記のように第4モータM4の駆動が停止されると、搬送方向上流側からの廃トナーはこの管状部材131の内部に蓄積される。ここで、管状部材131の内部は、第2搬送機構120により搬送されてくる廃トナーを蓄積する蓄積部として捉えることができる。
なお、上記では、第4モータM4の駆動を停止したが、第4モータの減速(回転数の低下、出力の低下)を行い、受け入れ口151Cにて受け入れられる廃トナーの量を減じるようにしてもよい。
また、上記では第2収容容器220が満杯となった場合の動作を一例として説明したが、第1収容容器210に廃トナーの搬送を行っている際に第1収容容器210が満杯となった場合にも上記と同様の動作、即ち、第5モータM5の逆回転、第4モータM4の停止が行われる。
さらに、上記では、収容容器(第2収容容器220)が満杯となった場合の動作について説明したが、例えば排紙ユニット1Cから第2収容容器220が取り外された場合にも、上記と同様の動作、即ち、第5モータM5の逆回転、第4モータM4の停止が行われる。なお、例えば、第2収容容器220の取り外しに際し開かれるカバー部材(不図示)等を設けておき、このカバー部材の開放が検知された場合に、第5モータM5の逆回転、第4モータM4の停止を行ってもよい。
また、制御部21は、次のような処理を行うこともできる。
図7は、第4搬送機構140および第5搬送機構150の動作シーケンスの他の一例を示した図である。
上記では、第2収容容器220が廃トナーにより満杯となった際、第4モータM4の駆動を停止したが、本処理では、第4モータM4の駆動を継続しつつ第5モータM5の回転数(出力)を定常時の回転数よりも上昇させる。付言すれば、第2収容容器220が廃トナーにより満杯となった際、搬送部材152の搬送出力を大きくする。
具体的には、同図に示すように、例えば第2収容容器220の満杯を検知し第5モータM5の逆回転を行う際、時間T2、定常時の回転数よりも大きな回転数にて第5モータM5を駆動する。言い換えると、逆回転時における第5モータM5の回転数を、時間T2だけ定常時の回転数よりも上昇させる。その一方で、第4モータM4については駆動を継続する。そして、時間T2経過後、定常時の回転数による第5モータM5の駆動を再開する。
本処理では、排出口141Aから廃トナーが順次排出されてくることとなるが、搬送部材152の搬送効率(搬送出力)が高まっているため、単に第5モータM5を逆回転させる場合に比べ、廃トナーの詰まりなどが生じにくくなる。
なお、本処理では、第4モータM4の駆動を継続したが、図6で示した処理のように、第4モータM4の停止を更に行ってもよい。また第4モータの減速(回転数の低下、出力の低下)を行い、排出口141Aからの廃トナーの排出量を減じるようにしてもよい。
ここで、定常時の回転数による第5モータM5の駆動再開は、受け入れ口151Cと第2排出口151Bとの間に位置していた廃トナーが、受け入れ口151Cの下部を通過した後に行うことが好ましい。言い換えると、上記時間T2は、受け入れ口151Cと第2排出口151Bとの間に位置していた廃トナーが、受け入れ口151Cの下部を通過するのに要する時間以上に設定しておくことが好ましい。付言すれば、定常時の回転数による第5モータM5の駆動再開は、第2排出口151Bの直前まで達していた廃トナーが、受け入れ口151Cの下部を通過した後に行うことが好ましい。
ところで、廃トナーの詰まりなどをさらに抑制するには、第5搬送機構150の単位時間当たりの廃トナーの搬送量を、第4搬送機構140の単位時間当たりの廃トナーの搬送量よりも大きくしておくことが好ましい。即ち、第5搬送機構150の単位時間当たりの廃トナーの搬送量>第4搬送機構140の単位時間当たりの廃トナーの搬送量、の関係としておくことが好ましい。
ここで、図8は、搬送部材による廃トナーの搬送体積を説明するための図である。なお、同図(A)は、樹脂により形成された搬送部材200を示し、同図(B)は、回転軸201が金属により形成された搬送部材200を示している。さらに、同図(C)は、搬送部材200による廃トナーの搬送体積を算出するための式を示している。
同図(C)の算出式に示すように、搬送部材200による廃トナーの搬送体積は、搬送部材200の回転数が大きくなるに従い増加する。また、搬送部材200による廃トナーの搬送体積は、搬送部材200の回転軸201の軸径D1が小さくなるに従い増加する。さらに、搬送部材200による廃トナーの搬送体積は、搬送部材200の突出部(羽部)202のピッチPが大きくなるに従い増加する。また、搬送部材200による廃トナーの搬送体積は、搬送部材200の突出部202の外径D2が大きくなるに従い増加する。なお算出式において、t1は突出部202の根本における厚さを示し、t2は突出部202の先端における厚さを示している。
このため、上記、第5搬送機構150の単位時間当たりの廃トナーの搬送量>第4搬送機構140の単位時間当たりの廃トナーの搬送量、の関係は、例えば、搬送部材152(図4参照)の回転数を、搬送部材142の回転数よりも大きくすることで実現することができる。また、例えば、搬送部材152における回転軸152Aの軸径を、搬送部材142における回転軸142Aの軸径よりも小さくすることで実現することができる。さらに、例えば、搬送部材152における突出部152Bのピッチを、搬送部材142における突出部142Bのピッチよりも大きくすることで実現することができる。また、例えば、搬送部材152の突出部152Bの外径を、搬送部材142の突出部142Bの外径よりも大きくすることで実現することができる。
画像形成装置の一例としてのデジタルカラープリンタの構成を示した図である。 搬送機構を画像形成装置のリア側から図示したものである。 コイルスプリングを進退させる進退機構を示した図である。 第4搬送機構および第5搬送機構を拡大して示した図である。 制御部の制御ブロックを示した図である。 第4搬送機構および第5搬送機構の動作シーケンスを示した図である。 第4搬送機構および第5搬送機構の動作シーケンスの他の一例を示した図である。 搬送部材による廃トナーの搬送体積を説明するための図である。
符号の説明
1…画像形成装置、20…画像形成プロセス部、21…制御部、120…第2搬送機構、131…管状部材、140…第4搬送機構、151A…第1排出口、151B…第2排出口、151C…受け入れ口、152…搬送部材、210…第1収容容器、220…第2収容容器

Claims (4)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段から廃棄された廃棄粉体を収容する第1の収容部と、
    前記画像形成手段から廃棄された廃棄粉体を収容する第2の収容部と、
    前記廃棄粉体が搬送される搬送路と、
    前記搬送路に設けられ、当該搬送路を搬送されてきた前記廃棄粉体を前記第1の収容部へ排出する第1の排出部と、
    前記搬送路に設けられ、当該搬送路を搬送されてきた前記廃棄粉体を前記第2の収容部へ排出する第2の排出部と、
    前記搬送路に沿って前記第1の排出部から前記第2の排出部にかけて設けられ、第1の動作状態のときに当該搬送路内の前記廃棄粉体を当該第2の排出部に向けて搬送し、第2の動作状態のときに当該搬送路内の当該廃棄粉体を当該第1の排出部に向けて搬送する搬送手段と、
    前記第1の排出部と前記第2の排出部との間にて前記搬送路に前記画像形成手段からの前記廃棄粉体を供給する供給手段と、
    前記搬送手段を前記第1の動作状態および前記第2の動作状態で動作させるとともに、当該搬送手段を当該第1の動作状態から当該第2の動作状態に切り替え前記廃棄粉体の搬送方向を切り替える際、前記供給手段を停止させ又は当該供給手段の出力を低下させる制御手段と、
    前記供給手段よりも前記廃棄粉体の搬送方向における上流側に設けられるとともに当該供給手段よりも上方に設けられ、単位時間に搬送する当該廃棄粉体の搬送量が、当該供給手段が単位時間あたりに供給する当該廃棄粉体の供給量よりも少なく設定され、前記画像形成手段からの当該廃棄粉体を当該供給手段に向けて搬送する上流側搬送手段と、
    前記上流側搬送手段と前記供給手段との間に設けられ、当該上流側搬送手段により搬送されてきた前記廃棄粉体を下方に位置する当該供給手段へ落下させて搬送する搬送管と、
    を更に備え、
    前記制御手段により前記供給手段が停止され又は当該供給手段の前記出力が低下されている際に前記上流側搬送手段により搬送されてくる前記廃棄粉体が前記搬送管内に落下し、廃棄粉体の搬送に用いられる当該搬送管の内部の空間が利用されることで、当該上流側搬送手段により搬送されてくる当該廃棄粉体が蓄積されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送路は、前記供給手段から供給される前記廃棄粉体を受け入れる受け入れ部を前記第1の排出部と前記第2の排出部との間に有し、
    前記制御手段は、前記受け入れ部と前記第2の排出部との間に位置し前記第1の排出部へ搬送される前記廃棄粉体が当該受け入れ部を通過後、停止させた前記供給手段の駆動を再開し又は出力を低下させた当該供給手段の当該出力を大きくすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送手段による単位時間当たりの前記廃棄粉体の搬送量の方が、前記供給手段による単位時間当たりの当該廃棄粉体の供給量よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 一方向および逆方向への粉体の搬送が可能な搬送路と、
    一端および他端を有し前記搬送路に沿って設けられ、第1の動作状態のときに前記粉体を前記一方向に搬送し、第2の動作状態のときに当該粉体を前記逆方向へ搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材の前記一端と前記他端との間にて当該搬送部材に前記粉体を供給する供給手段と、
    前記搬送部材を前記第1の動作状態および前記第2の動作状態で動作させるとともに、当該搬送部材を当該第1の動作状態から当該第2の動作状態に切り替え前記粉体の搬送方向を切り替える際、前記供給手段を停止させ又は当該供給手段の出力を低下させる制御手段と、
    前記供給手段よりも前記粉体の搬送方向における上流側に設けられるとともに当該供給手段よりも上方に設けられ、単位時間に搬送する当該粉体の搬送量が、当該供給手段が単位時間あたりに供給する当該粉体の供給量よりも少なく設定され、当該粉体を当該供給手段に向けて搬送する上流側搬送手段と、
    前記上流側搬送手段と前記供給手段との間に設けられ、当該上流側搬送手段により搬送されてきた前記粉体を下方に位置する当該供給手段へ落下させて搬送する搬送管と、
    を更に備え、
    前記制御手段により前記供給手段が停止され又は当該供給手段の前記出力が低下されている際に前記上流側搬送手段により搬送されてくる前記粉体が前記搬送管内に落下し、粉体の搬送に用いられる当該搬送管の内部の空間が利用されることで、当該上流側搬送手段により搬送されてくる当該粉体が蓄積されることを特徴とする粉体搬送装置。
JP2008247592A 2008-09-26 2008-09-26 画像形成装置および粉体搬送装置 Active JP4858519B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008247592A JP4858519B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 画像形成装置および粉体搬送装置
US12/388,120 US7965972B2 (en) 2008-09-26 2009-02-18 Image forming apparatus, powder transporting apparatus and waste-powder transporting method
CN200910127284XA CN101685291B (zh) 2008-09-26 2009-03-17 图像形成装置、粉末传送装置以及废弃粉末传送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008247592A JP4858519B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 画像形成装置および粉体搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010078957A JP2010078957A (ja) 2010-04-08
JP4858519B2 true JP4858519B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=42048487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008247592A Active JP4858519B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 画像形成装置および粉体搬送装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7965972B2 (ja)
JP (1) JP4858519B2 (ja)
CN (1) CN101685291B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4298733B2 (ja) * 2006-09-25 2009-07-22 シャープ株式会社 現像剤回収装置およびそれを備える画像形成装置
JP2010008606A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤搬送装置および画像形成装置
JP4752891B2 (ja) * 2008-09-26 2011-08-17 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5239695B2 (ja) * 2008-09-29 2013-07-17 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US20120070210A1 (en) * 2010-09-20 2012-03-22 Pitas Jeffrey A Method for collecting waste toner
JP5644389B2 (ja) * 2010-11-08 2014-12-24 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5564024B2 (ja) * 2011-09-20 2014-07-30 株式会社沖データ 画像形成装置
JP5949263B2 (ja) * 2012-07-20 2016-07-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP6024312B2 (ja) * 2012-09-06 2016-11-16 カシオ電子工業株式会社 トナー搬送装置、及び印刷装置
JP2014095819A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP6218525B2 (ja) * 2013-09-19 2017-10-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7413853B2 (ja) 2020-03-12 2024-01-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 粉体回収装置および画像形成装置
JP2021170075A (ja) * 2020-04-15 2021-10-28 キヤノン株式会社 画像形成装置
EP3896527A1 (en) * 2020-04-15 2021-10-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57122472A (en) * 1981-01-23 1982-07-30 Fuji Xerox Co Ltd Electronic copying device
JPS632091A (ja) 1986-06-23 1988-01-07 Canon Inc 画像形成装置
JPH05289584A (ja) * 1992-04-13 1993-11-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP3004519B2 (ja) * 1993-12-21 2000-01-31 シャープ株式会社 廃トナーおよび廃現像剤回収装置
JP4454984B2 (ja) * 2003-07-30 2010-04-21 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP3938150B2 (ja) * 2004-01-29 2007-06-27 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4578871B2 (ja) * 2004-04-01 2010-11-10 株式会社沖データ 現像剤回収容器及び画像形成装置
CN100442154C (zh) * 2004-04-30 2008-12-10 富士施乐株式会社 栅格电极、反布电电晕充电器和成像装置
KR100599114B1 (ko) * 2004-07-21 2006-07-12 삼성전자주식회사 현상제유로 이상상태 검출장치, 그것을 갖는 화상형성장치및 그 제어방법
JP2006267938A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101685291A (zh) 2010-03-31
JP2010078957A (ja) 2010-04-08
US20100080638A1 (en) 2010-04-01
US7965972B2 (en) 2011-06-21
CN101685291B (zh) 2013-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4858519B2 (ja) 画像形成装置および粉体搬送装置
JP4674626B2 (ja) 画像形成装置
JP4752891B2 (ja) 画像形成装置
JP5239695B2 (ja) 画像形成装置
JP2010085485A (ja) 画像形成装置
JP4541997B2 (ja) 画像形成装置
EP1239345B1 (en) Recovery toner classifier capable of effectively removing foreign substance and crushing aggregation of toner
JP2006330618A (ja) 剥離爪保有定着装置およびそれを備える画像形成装置
JP2004226524A (ja) トナー移送装置及びトナー補給装置並びに画像形成装置
JP5615034B2 (ja) トナー搬送装置及び画像形成装置
JP5839792B2 (ja) トナー回収装置及び画像形成装置
US9020411B2 (en) Toner recovery device and image forming apparatus having the toner recovery device
US20080187377A1 (en) Cleaning device for image forming apparatus
JP2007034157A (ja) トナー搬送装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2008083626A (ja) 廃トナー回収装置
JP2004198557A (ja) 画像形成装置、および像坦持体の保持方法
JP2004245874A (ja) 画像形成装置
JP6500856B2 (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP2008281804A (ja) 画像形成装置及びクリーニング部材制御プログラム
JP2009009025A (ja) 画像形成装置
JP2011128360A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2004233478A (ja) 画像形成装置、およびトナーボトル
JP6598585B2 (ja) 回収トナー搬送装置
JP6451273B2 (ja) 画像形成装置
JP2024023835A (ja) 粉体搬送装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4858519

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350