JP4851591B2 - 車両用交流発電機 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車等の車両に搭載される車両用交流発電機に関するものである。
自動車等の車両に搭載され内燃機関により駆動される車両用交流発電機は、その固定子巻線に誘起された交流電圧を直流に変換する整流器と、固定子巻線に誘起される電圧を調整するレギュレータとを備える。通常、レギュレータは、固定子巻線に誘起される電圧を調整する回路を有する回路部とこの回路部の表面に接触して回路部から発生する熱を放散させるヒートシンクとを備え、レギュレータ保持部に装着される。レギュレータ保持部は、ブラシを保持するブラシ保持部とレギュレータを外部装置に接続する外部端子を保持する外部端子保持部と共にレギュレータアッセンブリに一体に組み込まれる。レギュレータアッセンブリは、交流発電機のブラケットの軸方向端部に装着される。
従来の車両用交流発電機に於いて、レギュレータアッセンブリに設けられたレギュレータ保持部は、レギュレータの回路部を収容する収容部を備え、この収容部の側部は三辺が壁体により囲まれ他の一辺が開放されている。レギュレータの回路部は、そのレギュレータ保持部の収容部に収容され、回路部に固着されたヒートシンクは、その周縁部の三辺が収容部を囲む壁体に固着される。レギュレータ保持部の収容部は、その開放されている側部から収容部の内部に充填される硬化性樹脂により、収容した回路部の保護及び保持を行なうよう構成されている(例えば、特許文献1、及び特許文献2参照)。
特開2001−16829号公報 特開2002−142423号公報
従来の車両用交流発電機に於いて、レギュレータ保持部は、レギュレータのヒートシンクの周縁部の四辺のうちの三辺のみを壁体に固着しているので、ヒートシンクの保持強度が充分でなく、又、レギュレータの回路部を収容した収容部は、レギュレータを装着した後も側部の一辺が開口しているので、収容部内に充填された樹脂が露出しており経年変化により樹脂の劣化を招きやすく、又、回路部の保持強度が低下するという課題があった。
この発明は、従来の車両用交流発電機に於ける上記のような課題を解決するために成されたもので、レギュレータを強固に保持し、且つレギュレータの回路部を収容する収容部内に充填された樹脂の劣化を少なくすることのできるレギュレータ保持部を備えた車両用交流発電機を得ることを目的とする。
この発明による車両用交流発電機は、ブラケットに固定された固定子、前記固定子に設けられた固定子巻線、前記ブラケットに回転自在に支持された回転子軸、前記回転子軸に固定され前記固定子の内部空間に配置された回転子、前記回転子に設けられた界磁巻線、前記回転子軸に固定され前記界磁巻線に電気的に接続されたスリップリング、前記スリップリングに接触して前記界磁巻線に界磁電流を供給するブラシ、前記固定子巻線に発生した電圧の値を調整する回路を備えた回路部と前記回路部の表面に固着され前記回路部に発生する熱を放散させるヒートシンクとを有するレギュレータ、前記ブラシを摺動自在に保持するブラシ保持部と前記レギュレータを保持するレギュレータ保持部と前記レギュレータを外部端子に接続するコネクタを保持するコネクタ保持部とを有するレギュレータアッセンブリを備えた車両用交流発電機であって、前記レギュレータ保持部は、少なくとも開口部の周縁全体が壁体により包囲された収容部を備え、前記回路部は、前記開口部を介して前記収容部の内部に収容され、前記ヒートシンクは、前記開口部の周縁全体を包囲する壁体の内側壁面周縁部が固着されて前記収容部に保持される共に前記開口部を閉塞し、前記収容部は、前記収容した回路部の周辺に封入された樹脂を備えるものである。
この発明による車両用交流発電機によれば、レギュレータ保持部は、少なくとも開口部の周縁全体が壁体により包囲された収容部を備え、レギュレータの回路部は、前記開口部を介して前記収容部の内部に収容され、レギュレータのヒートシンクは、前記開口部の周縁全体を包囲する壁体の内側壁面周縁部が固着されて前記収容部に保持される共に前記開口部を閉塞し、前記収容部は、前記収容した回路部の周辺に封入された樹脂を備えるにしたので、ヒートシンクが強固に壁体に固着され、従ってレギュレータが強固にレギュレータ保持部に保持される。又、収容部内に充填された樹脂が全面的に外部に露出することがなく樹脂の劣化を少なくすることができる。
この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の断面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機のリヤブラケット側の側面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機のレギュレータアッセンブリの平面図である。 図3の矢印D方向から視たレギュレータアッセンブリの側面図である。 図3の矢印E方向から視たレギュレータアッセンブリの側面図である。 図3のA−A線に沿う矢印方向から視たレギュレータアッセンブリの断面図である。 図3のB−B線に沿う矢印方向から視たそのレギュレータアッセンブリの断面図である。 この発明の実施の形態1に係るレギュレータアッセンブリの底面図である。 この発明の実施の形態1に係るレギュレータのヒートシンクの斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るレギュレータアッセンブリの斜視図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の断面図、図2は、そのリヤブラケット側の側面図である。図1及び図2に於いて、自動車等に搭載される車両用交流発電機100は、環状の固定子鉄心1とこの固定子鉄心1のスロットに挿入された固定子巻線2とから構成された固定子10を備える。固定子10は、フロントブラケット3とリヤブラケット4との間に配置されている。フロントブラケット3とリヤブラケット4とは、複数のボルト5により互いに接近する方向に締付けら、その間に配置された固定子10を挟持している。
クローポール型の回転子20は、固定子鉄心1の内側空間部に配置され、界磁巻線6を備えている。回転子20の軸方向両端部には、夫々冷却用のファン7、8が固定されている。回転子軸9は、回転子20の中央貫通孔に圧入され、両端部がフロントブラケット3とリヤブラケット4により軸受11、12を介して回転自在に支持されている。プーリ13は、回転子軸9のフロントブラケット側の端部に固定されており、図示していない内燃機関(図示せず)によりベルト(図示せず)を介して連結されている。
一対のスリップリング14、15は、回転子軸9のリヤブラケット側に固定されており、回転子20の界磁巻線6に界磁リード線16を介して接続されている。図2によく示されているように、整流器アッセンブリ30は、C字状に形成され、固定子巻線2に誘起された交流電圧を整流する6個のプラス側ダイオード161、162、163、164、165、166と、図示されていない6個のマイナス側ダイオードとを保持している。これらのプラス側ダイオード161〜166とマイナス側ダイオードは、2組の三相ブリッジ整流回路を構成し、その入力側が固定子リード線17を介して固定子巻線2の三相出力端子に接続され、出力側が車両用交流発電機100の外部に導出されて車両用バッテリー(図示せず)の正負両端子に接続される。この整流器アッセンブリ30は、回転子軸9を包囲するように配置され、リヤブラケット4にネジ18、19、21により固定されている。
レギュレータ52は、界磁コイル6に流れる電流を制御して固定子巻線2に誘起される交流電圧を調整する回路を備えた回路部521と、この回路部521が発生する熱を放散させるヒートシンク522を備える。回路部521は、矩形に形成された樹脂モールドの内部に、基板上に実装されたハイブリッドICを備えている。ヒートシンク522は、一方の面は回路部521の表面5211に固着され、他方の面は多数の平板状の放熱フィン523を備えている。レギュレータ52は、後述するレギュレータアッセンブリ50のレギュレータ保持部53に保持されている。
一対のブラシ54、55は、回転子軸9のリヤブラケット4側に設けられた一対のスリップリング14、15に接触し、界磁コイル6に界磁リード線16を介して界磁電流を供給する。一対のブラシ54、55は、後述するレギュレータアッセンブリ50に設けられたブラシ保持部56に摺動自在に保持されている。レギュレータアッセンブリ50は、図2によく示されているように、整流器アッセンブリ30のC字状の開いた部分に配置され、リヤブラケット4にネジ22、23により固定されている。
次に、この発明の特徴とするレギュレータアッセンブリ50について詳細に説明する。図3〜図10は、レギュレータアッセンブリ50を示す。図3〜図10に於いて、レギュレータアッセンブリ50は、回転子軸9が貫通する環状の回転子軸貫通部51と、レギュレータ52を保持するレギュレータ保持部53と、一対のブラシ54、55を摺動自在に保持するブラシ保持部56と、レギュレータ52を外部端子に接続するためのコネクタ58を保持するコネクタ保持部57とを備えている。これらの回転子軸貫通部51と、レギュレータ保持部53と、ブラシ保持部56と、コネクタ保持部57とは、絶縁物により形成され、一体に固定されている。
レギュレータアッセンブリ50は、レギュレータ保持部53の短辺側の両側に夫々取付用孔501、502を備えており、レギュレータアッセンブリ50は、取付用孔501、502を貫通してリヤブラケット4に螺合されるネジ22、23により、リヤブラケット4に固定される。レギュレータアッセンブリ50は、レギュレータ保持部53の両側で、且つ回転子軸に近い内径側でリヤブラケット4に固定されるので、レギュレータ52の回路部521やヒートシンク522への加振力を最小限に抑えることができる。
レギュレータ保持部53は、側部の四辺が壁体531により構成された矩形の収容部532を備え、回転子軸の軸心の方向、即ち回転子軸貫通部51の軸心Xの方向に対して直交する方向に開口する開口部533を備えている。開口部533の周縁全体が壁体531により包囲されている。レギュレータ52の回路部521は、レギュレータ保持部53の収容部532内に開口部533を介して挿入され収容されている。矩形に形成されたレギュレータ52のヒートシンク522は、その全周縁部、つまり矩形の周縁部5221の四辺が、収容部532の四辺の側部を構成する壁部531の内側に接着剤を介して固着され、収容部532の開口部533を閉塞している。レギュレータ52の回路部521は、ヒートシンク522を固着している基板の表面5211が回転子軸貫通部51の軸心Xに対して直交して配置され、収容部53内に収容されている。回路部521とこの回路部521に固着されたヒートシンク522とを有するレギュレータ52は、レギュレータアッセンブリ50の反回転子20側からレギュレータ保持部53に装着される。
レギュレータ52のヒートシンク522は、実施の形態1では、その矩形の長辺と短辺の寸法が回路部521の長辺及び短辺の寸法より夫々大きく設定されており、ヒートシンク522の周縁部5221のみが壁部531に接着剤により固着されているが、ヒートシンク522と回路部521の長辺及び短辺の寸法を同一とし、それらの周縁部5221を共に壁部531に接着剤により固着するようにしてもよい。この場合、レギュレータ52は、より強固にレギュレータ保持部53に保持される。又、ヒートシンク522の長辺か短辺の一方のみの寸法を、回路部521の長辺若しくは短辺の一方と同一寸法とし他方の寸法を大きくしておき、両者の同一寸法の周縁部5221を壁部531に接着剤により固着するようにしてもよい。又、ヒートシンク522と回路部521の何れも矩形でなくてもよく、或いは、一方のみを矩形とし他方を矩形以外の形状としてもよい。
ブラシ保持部56は、回転子軸貫通部51の側面から軸心Xに直交する方向に延びるよう配置され、ブラシ54、55を摺動自在に保持する一対の貫通孔561、562を備える。ブラシ保持部56に保持された一対のブラシ54、55は、図1に示すように夫々貫通孔561、562内でバネ541、551により常時スリップリング14、15の方向に押圧され、夫々のスリップリング14、15の表面に接触する。ブラシ保持部56には夫々のブラシ54、55に接続されるターミナル(図示せず)が設けられており、このターミナルが、レギュレータ52の回路部521にリードピンを介してレギュレータアッセンブリ50の反回転子20側で半田接合されている。
コネクタ保持部57は、その一端部571が、収容部53の側部の一辺を構成する壁部5311に固定され、その一端部571から他端部572にかけて回転子軸貫通部51の軸心Xの方向と直交する方向に延びるように配置されている。コネクタ保持部57により保持されたコネクタ58は、レギュレータ52の回路部521を車両の制御装置(図示せず)に接続された外部端子(図示せず)に接続される。これにより、レギュレータ50の回路部521は、コネクタ58を介して制御装置から制御信号を受け、界磁電流を制御して固定子巻線2に誘起される交流電圧を制御する。
図3、及び図4に示すように、コネクタ保持部57の一端部571を固定している収容部532の壁部5311には、一対の樹脂封入孔591、592が設けられている。これらの樹脂封入孔591、592は、それらの断面積を収容部532の外側から内部に向って漸次縮小させるためのテーパ面5911、5921を備えている。
レギュレータアッセンブリ50の回転子20側の側面、即ちレギュレータ52のヒートシンク522が露出している側面に対して反対側となる側面には、図10に示すように、樹脂製ケースを構成するリヤプレート601が装着されており、このリヤプレート601には雑音防止用コンデンサ60が固定されている。この雑音防止用コンデンサ60は、巻回されたフィルム状のコンデンサ素子の両端に半田接合された端子を備え、これらが樹脂製ケースを構成するリヤプレート601内に収容されてエポキシ樹脂により薄板状にモールド成形されている。
以上のように構成されたレギュレータアッセンブリ50は、レギュレータ保持部53の収容部532の内部に、その開口部533からレギュレータ52の回路部521を収容し、ヒートシンク522の周縁部5221の四辺を接着剤により壁部531の内側に固着することで、レギュレータ52をレギュレータ保持部53に保持する。次に、一対の樹脂封入孔591、592から収容部532の内部に液状の熱硬化性樹脂61を注入しこれを熱硬化させる。収容部532内に封入されて硬化した樹脂61は、回路部521を強固に収容部532内に固定する。熱硬化性樹脂61の注入は、樹脂封入孔591、592が一対設けられているので、粘性の高い熱硬化性樹脂であっても、収容部532の内部から空気が抜けやすく、封入された熱硬化性樹脂61内の残留エアを消滅させることができる。
又、一対のブラシ54、55は、ブラシ保持部56の一対の貫通孔561、562内に夫々挿入され、更に、レギュレータアッセンブリ50の反レギュレータ52側面には、リヤプレート601が図10に示すように固定される。
このようにして組み立てられたレギュレータアッセンブリ50は、図1及び図2に示すように、C字形の整流器アッセンブリ30の開いた部分に配置され、回転子軸貫通部51に回転子軸9を貫通させてリヤブラケット4にネジ21、22により固定される。このとき、レギュレータアッセンブリ50のコネクタ保持部57の他端部572は、リヤブラケット4の面部41に当接しリヤブラケット4により保持される。尚、図2は、ブラシ54、55がスリップリング14、15の表面に接触する前の状態を示している。
この発明の実施の形態1による車両用交流発電機によれば、ヒートシンク522の周縁部5221の四辺全てが収容部53の壁部531に接着剤を介して固定されているので、レギュレータ52を強固にレギュレータ保持部53に固定することができる。又、レギュレータ保持部53の収容部532は、その側部の四辺が壁部531により構成されているので、従来の装置のように収容部532の内部に封入された樹脂61が収容部532の壁部を有しない側部の一辺から外部に大きく露出することがなく、経年変化による劣化を少なくすることができ、回路部521の保護及び保持を強固に行うことができる。


又、レギュレータアッセンブリ50は、整流器アッセンブリ30のC字形の開いた部分に配置されるので、コンパクトにリヤブラケット4に固定することができ、更に、ネジ22、23により強固にリヤブラケット4に固定されるので、回路部521やヒートシンク522に加わる振動による脱落等を防止することができる。又、収容部532の内部に熱硬化性樹脂61が封入されているので、熱硬化性樹脂61と壁部531とが密着し回路部521をより強固に保持することができる。
この発明の車両用交流発電機は、主として自動車に搭載される交流発電機に適用されるが、自動車以外の車両用交流発電機としても適用可能である。

Claims (11)

  1. ブラケットに固定された固定子、 前記固定子に設けられた固定子巻線、前記ブラケットに回転自在に支持された回転子軸、前記回転子軸に固定され前記固定子の内部空間に配置された回転子、前記回転子に設けられた界磁巻線、前記回転子軸に固定され前記界磁巻線に電気的に接続されたスリップリング、前記スリップリングに接触して前記界磁巻線に界磁電流を供給するブラシ、前記固定子巻線に発生した電圧の値を調整する回路を備えた回路部と前記回路部の表面に固着され前記回路部に発生する熱を放散させるヒートシンクとを有するレギュレータ、前記ブラシを摺動自在に保持するブラシ保持部と前記レギュレータを保持するレギュレータ保持部と前記レギュレータを外部端子に接続するコネクタを保持するコネクタ保持部とを有するレギュレータアッセンブリを備えた車両用交流発電機であって、
    前記レギュレータ保持部は、少なくとも開口部の周縁全体が壁体により包囲された収容部を備え、
    前記回路部は、前記開口部を介して前記収容部の内部に収容され、
    前記ヒートシンクは、前記開口部の周縁全体を包囲する壁体の内側壁面周縁部が固着されて前記収容部に保持される共に前記開口部を閉塞し、
    前記収容部は、前記収容した回路部の周辺に封入された樹脂を備える
    ことを特徴とする車両用交流発電機。
  2. 前記収容部の開口部は矩形に形成されており、前記開口部は前記矩形の四辺が前記壁体により包囲され、前記ヒートシンクは矩形に形成されており、その矩形の周縁部の四辺が前記四辺の壁体に接着剤により固着されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用交流発電機。
  3. 前記ヒートシンクは、その周縁部の寸法が前記回路部の周縁部の寸法より大きく形成され、前記ヒートシンクの周縁部が前記壁体に固着されていることを特徴とする請求項1に記載の車載用交流発電機。
  4. 前記ヒートシンクは、その周縁部の寸法が前記回路部の周縁部の寸法と少なくとも一部に於いて同一となるように形成され、前記ヒートシンクは、前記開口部の周縁全体を包囲する壁体に周縁部が固着されて前記収容部に保持される共に前記開口部を閉塞し、前記回路部は、前記ヒートシンクの周縁部と同一寸法の周縁部に於いて前記壁体に固着されていることを特徴とする請求項1に記載の車載用交流発電機。
  5. 前記レギュレータアッセンブリは、前記回転子軸を貫通させるほぼ環状の回転子軸貫通部を備え、前記ブラシ保持部は、前記回転子軸貫通部の側面から前記軸心の方向に対して直交する方向に延びるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用交流発電機。
  6. 前記コネクタ保持部は、その一端部が前記収容部の側部に固定され、且つ前記一端部から他端部にかけて前記軸心と直交する方向に延びるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用交流発電機。
  7. 前記コネクタ保持部の前記他端部は、前記ブラケットにより支持されることを特徴とする請求項6に記載の車両用交流発電機。
  8. 前記収容部の側部は、前記コネクタ保持部の一端部を固定した位置の近傍に於いて前記収容部の内部に連通する一対の樹脂封入孔を備えていることを特徴とする請求項6に記載の車両用交流発電機。
  9. 前記樹脂封入孔は、前記収容部の内部方向に断面が漸次小さくなるよう形成されていることを特徴とする請求項8に記載の車載用交流発電機。
  10. 前記レギュレータは、前記レギュレータアッセンブリの反回転子側から前記レギュレータ保持部に装着されることを特徴とする請求項1に記載の車両用交流発電機。
  11. 前記レギュレータアッセンブリは、前記レギュレータ保持部の両側の位置で且つ前記レギュレータ保持部の外端縁より回転子軸側で前記ブラケットに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車載用交流発電機。
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