JP4849065B2 - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車や車両の操舵系にモータによる操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特に安価な構成で連続的な操舵感を与えることにより安全な操舵能力を与えるようにした電動パワーステアリング装置の制御装置に関する。
自動車や車両のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク(操舵補助トルク)を正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流制御値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデューティ比の調整で行っている。
ここで、電動パワーステアリング装置の一般的な構成を第6図に示して説明すると、操向ハンドル1のコラム軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4A及び4B、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッド6に連結されている。コラム軸2には、操向ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられており、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット30には、バッテリ14から電力が供給されると共に、イグニションキー11からイグニション信号が入力されている。コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTと車速センサ12で検出された車速Vとに基いてアシスト指令の操舵補助指令値Iの演算を行い、演算された操舵補助指令値Iに基いてモータ20に供給する電流を制御する。
コントロールユニット30は主としてCPU(MPUも含む)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと第7図のようになる。例えば位相補償器31は独立したハードウェアとしての位相補償器を示すものではなく、CPUで実行される位相補償機能を示している。
第7図に沿ってコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出されて入力される操舵トルクTは、操舵系の安定性を高めるために位相補償器31で位相補償され、位相補償された操舵トルクTAが操舵補助指令値演算器32に入力される。又、車速センサ12で検出された車速Vも操舵補助指令値演算器32に入力される。操舵補助指令値演算器32は、入力された操舵トルクTA及び車速Vに基いてモータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補助指令値Iを決定する。操舵補助指令値Iは減算器30Aに入力されると共に、応答速度を高めるためのフィードフォワード系の微分補償器34に入力され、減算器30Aの偏差(I−i)は比例演算器35に入力されると共に、フィードバック系の特性を改善するための積分演算器36に入力される。微分補償器34、比例演算器35及び積分演算器36の出力も加算器30Bに入力され、加算器30Bでの加算結果である電流制御値Eが、モータ駆動信号としてモータ駆動回路37に入力される。モータ20のモータ電流値iはモータ電流検出回路38で検出され、モータ電流値iは減算器30Aにフィードバックされる。
モータ駆動回路37の構成例を第8図に示して説明すると、モータ駆動回路37は加算器30Bからの電流制御値Eに基いて電界効果トランジスタ(FET)FET1〜FET4の各ゲートを駆動するFETゲート駆動回路371、FET1〜FET4で成るHブリッジ回路、FET1及びFET2のハイサイド側を駆動する昇圧電源372等で構成されている。FET1及びFET2は、電流制御値Eに基いて決定されるデューティ比D1のPWM信号によってON/OFFされ、実際にモータ20に流れる電流Irの大きさが制御される。FET3及びFET4は、デューティ比D1の小さい領域では所定1次関数式(a,bを定数としてD2=a・D1+b)で定義されるデューティ比D2のPWM信号で駆動され、デューティ比D2も100%に達した以降、PWM信号の符号により決定されるモータ20の回転方向に応じてON/OFFされる。
このような電動パワーステアリング装置の制御装置において、特開2000−95131号公報に示されるように、アシストトルクの応答性向上とトルク制御系の安定性向上を目的として、アシスト量(操舵補助指令値)に対して操舵トルクの微分に比例した値を、制御系の応答性を高めるために加算する装置が提案されている。
また、特開2000−142433号公報では、保舵時及び緩操舵時にハンドルに微振動が加わることなく急操舵時のモータ応答性を高めるために、複数の位相補償器を設けて特性を切替えるようにしている。
上述の制御装置では、トルクを近似微分或いは差分を用いて補償値を演算し、操舵トルク(車速を含む)に基づいて演算された操舵補助指令値に加算して電流指令値(電流制御値)としている。操舵速度が比較的速い場合にはトルク変動の周期もみじかくなるが、十分に演算周期の速い微分補償器はトルクの変化を十分に検出することができ、トルク変動が小さくなるように補償することが可能である。
一方、操舵速度が遅い場合、トルクの変動周期も長くなるが、このときトルクの変化が微分演算の周期よりも遅い場合には微分値が小さく、また、ノイズの影響を受け易くなる問題がある。この場合、大きなゲインを乗算して補償しようとすると、制御系の安定性が低下したり、モータや動力伝達機構部から異音や振動が発生したりすることがあった。
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、操舵速度によらず常に高性能な制御が可能な電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することにある。
本発明は、ステアリングシャフトに発生する操舵トルクに基いて演算された操舵補助指令値と、モータの電流値とから演算した電流制御値に基いてステアリング機構に操舵補助力を与える前記モータを制御するようになっている電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、操舵トルクを入力する第1微分補償器及び第2微分補償器を設け、前記第2微分補償器のサンプリング周期が前記第1微分補償器のサンプリング周期よりも遅く、前記第1微分補償器及び第2微分補償器の出力を前記操舵補助指令値に加算することにより達成される。
本発明の上記目的は、操舵速度の絶対値が予め設定された値よりも大きい場合は、前記第2微分補償器の出力を0又は所定値以下の値で制限することにより、或いは前記電流制御値の絶対値又は前記操舵補助指令値の絶対値が予め設定された値よりも小さい場合は、前記第2微分補償器の出力を0又は所定値以下の値で制限することにより、或いは車速が予め設定された値よりも大きい場合は、前記第2微分補償器の出力を0又は所定値以下の値で制限することにより、或いは前記第2微分補償器の出力を前記電流制御値又は操舵補助指令値に応じて可変させることにより、或いは前記第2微分補償器の入力にノイズ除去又はエリアシング除去のためのフィルタを設けることにより、より効果的に達成される。
第1図は、本発明の第1実施例を示すブロック構成図である。
第2図は、操舵補助指令値演算部の演算例を示す特性図である。
第3図は、条件判定部の動作例を示すフローチャートである。
第4図は、本発明の第2実施例を示すブロック構成図である。
第5図は、ゲイン部の特性例を示す図である。
第6図は、一般的な電動パワーステアリング装置の構成例を示す図である。
第7図は、コントロールユニットの一例を示すブロック構成図である。
第8図は、モータ駆動回路の一例を示す結線図である。
本発明ではサンプリング周期の遅い第2微分補償器を新たに追加することによって、周期の遅いトルク変動に対しノイズ低減された補償値を得ることが可能になり、トルク変動を小さくすることができる。サンプリング周期が遅いと、速い操舵時には安定性を損なったり、運転者に不快な操舵トルク変動を感じさせてしまう恐れがある。このため、本発明では操舵速度が予め設定された値よりも大きい場合には、第2微分補償器の出力を0又は安定性が損なわれない程度あるいは不快な操舵トルク変動を起こさない程度の値(以下、所定値という)以下の値、例えば操舵トルク変動0.3Nmに相当する補償電流制限値以下の値で制限する。また、トルクの変動の大きさは電流値が小さいほど小さくなるため、トルクの変動が問題にならない電流値よりも電流指令値又は操舵補助指令値が小さい場合には、第2微分補償器の出力を0又は前記所定値以下の値で制限する。
更に、電流指令値又は操舵補助指令値に応じて補償量が大きくなるように調整することで、より効果的に補償することができる。車速が比較的速い場合は、必要とする電流が小さくトルク変動も小さくなるので、本発明では車速が予め設定された値よりも大きい場合には、第2微分補償器の出力を0又は前記所定値以下の値で制限する。
以下に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示しており、トルクセンサ(図示せず)からの操舵トルクTは操舵補助指令値演算部100に入力されると共に、第1微分補償器110の微分器111及び第2微分補償器120の微分器121に入力される。操舵補助指令値演算部100で演算された操舵補助指令値Iは第2微分補償器120に入力されると共に、位相補償器101で位相補償され、位相補償された操舵補助指令値Iaは加算器102に入力され、補償部130からの補償信号CMと加算され、その加算結果(Ia+CM)が更に加算器103に入力される。また、第2微分補償器120には操舵速度ω及び車速Vが入力されている。なお、操舵速度ωは、モータの角度センサ或いはステアリングシャフトに設けられた角度センサ、或いはモータの端子電圧、端子電流を用いて推定した速度であっても良い。
第1微分補償器110は微分器111及びゲイン部112で構成され、操舵トルクTの微分補償信号D1が加算器103に入力されている。第1微分補償器110のサンプリング周期は“N”[msec]となっている。また、第2微分補償器120は微分器121、条件判定部122及びゲイン部123で構成され、操舵トルクTの微分補償信号D2が加算器103に入力されている。第2微分補償器120のサンプリング周期は“M”(>N)[msec]となっており、第1微分補償器110のサンプリング周期Nよりも遅くなっている。条件判定部122は操舵速度ω、操舵補助指令値I及び車速Vに基づいて条件判定し、その判定が真の場合は入力値D3をそのまま出力し、判定が偽の場合は出力を“0”とする。条件判定部122の出力はゲイン部123でゲイン倍されて補償信号D2となる。更に、補償部130は収れん性補償器131及び慣性補償器132を有し、収れん性補償器131及び慣性補償器132の各出力は加算器133で加算され、加算結果が補償信号CMとして加算器102に入力される。加算器103の加算結果が電流指令値として、前述した比例積分等の制御部に入力されてモータが制御される。
なお、位相補償器101は操舵補助指令値演算部100の前段に設けられていても良く、操舵補助指令値演算部100は操舵トルクT及び車速Vに基づいて操舵補助指令値Iを演算することも可能である。
このような構成において、その動作を以下に説明する。
操舵補助指令値演算部100は入力された操舵トルクTに従って操舵補助指令値Iを例えば第2図に示すような特性で演算し、位相補償器101は操舵系の安定性を高めるために操舵補助指令値Iの位相補償を行う。第1図では操舵トルクTに基づいて操舵補助指令値Iを演算しているが、車速Vをパラメータとして演算しても良い。
また、操舵トルクTは、第1微分補償器110においてサンプリング周期Nで微分補償されて加算器103に入力される。第1微分補償器110は高周波帯域での応答性を保ち、モータの摩擦や慣性の影響を補償する。即ち、第1微分補償器110はアシストトルクの応答性向上とトルク制御系の安定性向上を目的としており、アシスト量(操舵補助指令値)に対して操舵トルクTの微分に比例した微分補償信号D1を、制御系の応答性を高めるために加算している。このように操舵トルクTを微分した微分補償信号D1をアシスト量に加算しているため、特開2000−95131号公報に記載のようにハンドル戻り時、つまり操舵角が減少するときに負のゲインを適用することになり、アシスト量(操舵補助指令値)の急激な減少を防ぎ、結果として高トルク域では大きなヒステリシス特性を、中立点近傍の低トルク域では小さなヒステリシス特性を与えることになる。
更に、補償部130の収れん性補償器131は、車両のヨーの収れん性を改善するためにハンドルが振れ回る動作に対してブレーキをかけ、慣性補償器132はモータの慣性により発生する力相当分をアシストするものであり、慣性感又は制御の応答性の悪化を防止する。補償部130からの補償信号CMは、加算器102で操舵補助指令値Iaと加算される。なお、補償部130には他に、SAT(セルファライニングトルク)の補償部を設けても良い。
一方、第2微分補償器120は操舵トルクTを微分器121で微分した微分信号D3を、条件判定部122の判定結果に従ってゲイン部123でゲイン調整し、ゲイン調整された信号を微分補償信号D2として加算器103に加算する。条件判定部122は、第3図に示すフローチャートに従って判定する。即ち、先ず操舵速度ωが予め設定された値X以下か否かを判定し(ステップS1)、操舵速度ωがX以下の場合には更に操舵補助指令値Iが予め設定された値Y以上か否かを判定し(ステップS2)、操舵補助指令値IがY以上の場合には更に車速Vが予め設定された値Z以下か否かを判定し(ステップS3)、車速VがZ以下の場合には入力値D3を出力する(ステップS4)。また、上記ステップS1で操舵速度ωがXよりも大きい場合、上記ステップS2で操舵補助指令値IがYよりも小さい場合、上記ステップS3で車速VがZよりも大きい場合には“0”を出力する(ステップS5)。
なお、上記ステップS1〜S3の順番等は任意であり、結果的に操舵速度ω、操舵補助指令値I及び車速V、若しくはそれらの1つ或いはそれの組合わせの比較を実行できれば良い。また、上述ではステップS5において出力を“0”としているが、“0”に近い所定値以下の値で制限しても良い。更に、第1微分補償器111、及び第2微分補償器120の入力部に、ノイズ除去又はエリアシング除去のためのフィルタを設けても良い。
このように本発明では、第1微分補償器110のサンプリング周期よりも遅い第2微分補償器120を設けているので、周期の遅いトルク変動に対してノイズ低減された補償値を得ることが可能であり、トルク変動の影響を小さくすることができる。第2微分補償器120のサンプリング周期が遅いと、速い操舵時には安定性を損なう恐れがあるため、操舵速度ωが予め設定された値(X)よりも大きい場合には、第2微分補償器120の出力である微分補償信号D2を“0”(又は所定値以下の値)で制限するようにしている。また、操舵トルクTの変動の大きさは電流値が小さいほど小さくなるため、トルク変動が問題にならない電流値(Y)よりも操舵補助指令値I(又は電流指令値)が小さい場合には、第2微分補償器120の出力である微分補償信号D2を“0”(又は所定値以下の値)で制限するようにしている。本発明では車速Vが比較的速い場合は、必要とする電流が小さくトルク変動も小さくなることを利用し、車速Vが予め設定された値(Z)よりも大きい場合には、第2微分補償器120の出力である微分補償信号D2を“0”(又は所定値以下の値)で制限するようにしている。
次に、本発明の第2実施例を第4図に示して説明する。第4図は第1図に対応しており、同一部には同一符号を付して説明を省略する。
第2実施例ではゲイン部123Aのゲインを操舵補助指令値Iに応じて可変するようにしている。即ち、操舵補助指令値I(又は電流指令値)に応じて補償量が大きくなるように調整すると、より効果的に補償することができるので、例えば第5図に示すような特性でゲイン部123Aのゲインを変える。これにより、より効果的な補償を実現することができる。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御装置によれば、アシストトルクの応答性向上とトルク制御系の安定性向上を目的として、アシスト量(操舵補助指令値)に対して操舵トルクの微分に比例した値を、応答性を高めるために加算している。このため、操舵角が減少するときに負のゲインを適用することにより、アシスト量(操舵補助指令値)の急激な減少を防ぎ、高性能な制御が可能となる。
また、本発明によれば、サンプリング周期の遅い第2の微分補償器を追加して操舵トルクの補償を行っているので、周期の遅いトルク変動を小さくすることができ、一層滑らかな操舵フィーリングを得ることができ、ドライバに不快感や違和感を与えることのない高性能な電動パワーステアリング装置に応用可能である。

Claims (6)

  1. ステアリングシャフトに発生する操舵トルクに基いて演算された操舵補助指令値と、モータの電流値とから演算した電流制御値に基いてステアリング機構に操舵補助力を与える前記モータを制御するようになっている電動パワーステアリング装置の制御装置において、操舵トルクを入力する第1微分補償器及び第2微分補償器を設け、前記第2微分補償器のサンプリング周期が前記第1微分補償器のサンプリング周期よりも遅く、前記第1微分補償器及び第2微分補償器の出力を前記操舵補助指令値に加算するようになっていることを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 操舵速度の絶対値が予め設定された値よりも大きい場合は、前記第2微分補償器の出力を0又は所定値以下の値で制限するようになっている請求の範囲第1項に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  3. 前記電流制御値の絶対値又は前記操舵補助指令値の絶対値が予め設定された値よりも小さい場合は、前記第2微分補償器の出力を0又は所定値以下の値で制限するようになっている請求の範囲第1項又は第2項に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 車速が予め設定された値よりも大きい場合は、前記第2微分補償器の出力を0又は所定値以下の値で制限するようになっている請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  5. 前記第2微分補償器の出力を前記電流制御値又は操舵補助指令値に応じて可変させるようになっている請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  6. 前記第2微分補償器の入力にノイズ除去又はエリアシング除去のためのフィルタ処理を行うようになっている請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
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