JP4848920B2 - 画像管理装置、画像管理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

画像管理装置、画像管理装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像管理装置、画像管理装置の制御方法、およびプログラムに関し、特に、画像のデータサイズを縮小する技術に関する。
メモリやハードディスクなどの記憶装置は、その空き容量を超えるサイズを持つデータを記憶することができない。このため、空き容量が不足する場合には、不要なファイルを消去または圧縮して、所要の空き容量を確保する必要がある。
この点、下記特許文献1には、保存対象データのサイズが記憶装置の空き容量を超える場合に、保存期限の古いデータや重要度の低いデータを縮小(圧縮など)したり、他の装置に転送したりして、記憶装置の空き容量を自動的に増やす技術が開示されている。
特開2005−173949号公報
しかし、記憶装置に画像データを記憶させる従来の画像管理装置では、画像データをそのまま圧縮すると、画像の解像度や階調が劣化するため画像データの特定性が低下してしまう。また、他の記憶装置に移動するなどして記憶装置から画像データを消去すると、以後その画像データを特定することができなくなってしまう。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、画像の特定性を維持しながら、画像記憶領域の空き容量を確保することができる画像管理装置、画像管理装置の制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像管理装置は、1または複数の画像からなる画像群を記憶する記憶手段を備える画像管理装置であって、前記記憶手段の空き容量を検出する空き容量検出手段と、前記画像群から、該画像群を特定する情報を含む少なくとも1つの画像を特定画像として選出する特定画像選出手段と、前記空き容量検出手段により検出される空き容量が所定値未満である場合に、前記記憶手段に記憶される少なくとも一部の前記画像群について、該各画像群を構成する複数の画像のうち、前記特定画像選出手段により選出される特定画像以外の画像のデータサイズを縮小するデータサイズ縮小手段と、を含むことを特徴としている。
本発明によれば、記憶手段の空き容量が所定値未満である場合に、記憶手段に記憶される少なくとも一部の画像群を加工する画像群として選出する。そして、それら各画像群を構成する1または複数の画像のうち、その画像群を特定するために有効な情報(キーワードや特徴的な図表など)を含む特定画像には何ら加工を施さず、それ以外の画像だけにデータサイズを縮小する加工を施す。このため、画像の特定性を維持しながら、記憶手段の空き容量を確保することができる。
また、前記各画像群を構成する1または複数の画像は、所定の画像処理が行われた1または複数の画像から生成されたものであり、前記記憶手段は、前記画像群に関連づけて、前記画像処理の内容を示すログ情報をさらに記憶し、前記特定画像選出手段は、前記記憶手段から前記画像群に関連づけられたログ情報を読み出すとともに、該読み出したログ情報が示す画像処理の内容に応じて、該画像群から前記特定画像を選出してもよい。こうすれば、画像群が、何らかの画像処理が行われた1または複数の画像から生成されたものである場合に、その画像処理の種別に応じてより適切に特定画像を選出できるようになる。たとえば、ファックス原稿では、先頭ページが宛先シートであり、2ページ目以降に重要なメッセージが含まれることが多い。そのため、ある画像群がファックス送信された原稿に係るものである場合には、その画像群の先頭ページおよび2ページ目に対応する画像を特定画像として選出できるようになる。
また、前記データサイズ縮小手段は、前記少なくとも一部の画像群について、前記記憶手段から該各画像群に関連づけられたログ情報を読み出すとともに、該読み出した各ログ情報が示す画像処理の内容に応じて、前記データサイズの縮小を行ってもよい。こうすれば、画像群ごとに、画像処理の種別や原稿(印刷)モードなどに応じて好適なデータサイズの縮小条件を決定することができる。
なお、前記データサイズ縮小手段は、前記少なくとも一部の画像群について、所定期間ごとに縮小条件を変えて、前記データサイズの縮小を行ってもよい。こうすれば、記憶手段の空き容量に応じて、段階的に画像群のデータサイズを縮小することができる。
また、本発明に係る画像管理装置の制御方法は、1または複数の画像からなる画像群を記憶する記憶手段を備える画像管理装置の制御方法であって、前記記憶手段の空き容量を検出する空き容量検出ステップと、前記画像群から、該画像群を特定する情報を含む少なくとも1つの画像を特定画像として選出する特定画像選出ステップと、前記空き容量検出ステップにおいて検出される空き容量が所定値未満である場合に、前記記憶手段に記憶される少なくとも一部の前記画像群について、該各画像群を構成する複数の画像のうち、前記特定画像選出ステップにおいて選出される特定画像以外の画像のデータサイズを縮小するデータサイズ縮小ステップと、を含むことを特徴としている。
また、本発明に係るプログラムは、1または複数の画像からなる画像群を記憶する記憶手段を備える画像管理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記記憶手段の空き容量を検出する空き容量検出手段、前記画像群から、該画像群を特定する情報を含む少なくとも1つの画像を特定画像として選出する特定画像選出手段、前記空き容量検出手段により検出される空き容量が所定値未満である場合に、前記記憶手段に記憶される少なくとも一部の前記画像群について、該各画像群を構成する複数の画像のうち、前記特定画像選出手段により選出される特定画像以外の画像のデータサイズを縮小するデータサイズ縮小手段、として前記コンピュータを機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な情報記録媒体に記憶されてもよく、情報記録媒体としては、たとえば、磁気テープ、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、MD、DVD−ROM、ICカードなどを用いることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システムの全体構成図である。同図に示すように、画像処理システム1は、複数の画像処理装置10(ここでは4つとする。)とサーバ装置(画像管理装置)12とを含んで構成されている。各画像処理装置10は、たとえば、プリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、コピー装置、または印刷・スキャン・ファックス・コピーなどのうち少なくとも2以上の機能を有する複合機であり、LAN(Local Area Network)によりサーバ装置12と接続されている。なお、各画像処理装置10とサーバ装置12とは、インターネットなどの通信回線を介して接続されてもよい。
画像処理装置10は、画像処理の対象である1または複数の画像からなる画像群(以下「処理対象画像」という。)を取得し、取得した処理対象画像に対して所定の画像処理を行うものである。具体的には、1または複数のページからなる文書、絵、写真などを光学的に読み取る(スキャンする)ことにより処理対象画像を取得する。あるいは、LANなどを介してパソコンその他の装置から転送される印刷用データから処理対象画像を取得する。そして、取得した処理対象画像に対して、ファイル出力、印刷、ファックス送信などの画像処理を施すとともに、その実行内容をログとして記録する。ここで記録(生成)されるログには、ログ画像とログ情報とがある。
ログ画像は、処理対象画像を示す画像群であり、処理対象画像である1または複数の画像からなる画像群そのものであってもよいし、処理対象画像を特定(識別)できる程度にその画質を落としたもの、すなわち、処理対象画像である1または複数の画像からそれぞれ所定量だけ解像度や色数(階調)などを落とした画像群であってもよい。図6は、画像処理装置10における管理者設定画面(作成するログ画像の設定)の一例を示す図である。同図に示すように、作成するログ画像(同図では「イメージログ」と表記。)の属性である解像度、画像情報(2値か多値か)、およびカラーモード(カラーか白黒か)などを予めユーザが指定することもできる。また、ログ画像の画像形式としては、たとえば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、TIFF(Tag Image File Format)、あるいはそれらの画像を含むPDF(Portable Document Format)などが用いられる。
ログ情報は、画像処理装置10の識別情報(製造番号、IPアドレスなど)、実行した画像処理の種別(印刷、スキャン、ファックス、コピーなど)、画像処理実行時の動作パラメータ(原稿(印刷)モード、用紙サイズ、印刷枚数、画質など)、処理完了時刻などを含む情報であり、処理対象画像に対して行った画像処理の動作内容を示すものである。
図2は、画像処理装置10で生成されたログ画像がサーバ装置12に格納される様子を示す概念図である。たとえば、同図(a)に示すように、画像処理装置10においてコピーを実行すると、コピー原稿を読み取った画像(処理対象画像)からログ画像が生成される。また、実行した画像処理の種別(コピー)および当該コピー実行時の動作パラメータ(用紙サイズ、コピー枚数、画質、余白など)を含むログ情報(図示せず)が生成される。
そして、画像処理装置10で生成されたログ画像およびログ情報は、サーバ装置12に転送され、画像処理ごとに(ジョブ単位で)サーバ装置12の記憶部60に格納される。こうして、画像処理システム1内の画像処理装置10でコピーその他の画像処理が実行されるたびに、その画像処理に係るログ画像やログ情報などが自動的にサーバ装置12に蓄積されるようになっている(同図(b))。
図3は、サーバ装置12における記憶部60の一例を示す図である。同図に示すように、記憶部60には、画像処理(ジョブ)を識別するジョブIDごとに、ログ画像およびログ情報が記憶されている。また、ログ画像やログ情報に加えて、画像処理の完了時刻(処理完了時刻)やログ画像からOCR(Optical Character Recognition)などの文字読み取り手段により抽出したキーワードを記憶させることもできる。
このように、サーバ装置12は、各画像処理装置10で過去に実行された画像処理の内容を、画像情報および文字情報などの形で記憶部60に蓄積している。そして、記憶部60に記憶されたログ画像は、他の画像に基づく類似画像検索やキーワード検索などにより検索することができる。このため、サーバ装置12内の記憶部60を検索すれば、画像処理システム1内のいずれかの画像処理装置10で実行された任意の画像処理に係る情報(処理対象画像および動作内容など)を後から追跡、特定することが可能となっている。
たとえば、ある機密文書が外部に漏洩した場合であっても、外部に持ち出された文書が画像処理システム1におけるいずれかの画像処理装置10でコピーされた複製物であれば、サーバ装置12の記憶部60に記憶されたログ画像やログ情報に基づいて、その複製物が、いつ、どの画像装置処理10で、どのようにして生成されたものであるかを特定することができる。
ところで、記憶部60の容量には限りがあるため、各画像処理装置10で過去に実行された画像処理に係る情報、特にデータサイズの大きいログ画像をすべてそのままの形で保存しておくことは困難である。しかし、ログ画像全体を単に圧縮すると、画像の解像度や階調が劣化し、ログ画像の特定性が維持されない。そのため、ログ画像の検索精度が低下してしまう。また、記憶部60から古いログ画像を消去すると、以後そのログ画像を検索することができなくなってしまう。
通常、複数ページからなる原稿には、原稿のタイトル、日付、会社名といったキーワードや特徴的な図表がある特定のページに含まれることが多い。たとえば、ファックス原稿では、先頭ページが日時、宛先などを含む宛先シートであり、2ページ目以降に重要なメッセージが含まれることが多い。これらキーワードや特徴的な図表などを含むページ(以下「特定ページ」という。)は、その原稿を特定する上で不可欠なページである。これに対して、特定ページ以外のページには、特定ページに比べてその原稿を特定するために有効な情報が少ない。すなわち、特定ページ以外のページは、その原稿を特定する上での重要性が低いと言える。同様に、複数ページからなる原稿をスキャンするなどして取得された処理対象画像においても、その原稿の特定ページに対応する画像(以下「特定画像」という。)以外の画像は、その処理対象画像を特定または検索する上での重要性が低い。これは、処理対象画像から生成されるログ画像についても同様である。
そこで、サーバ装置12は、かかるログ画像の性質を利用して、記憶部60に記憶される少なくとも一部のログ画像について、各ログ画像を構成する複数の画像のうち、特定画像には何ら加工を施さず、特定画像以外の画像(非特定画像)だけにデータサイズを縮小する加工を施すようにしている。図4は、ログ画像のデータサイズを縮小する様子を示す概念図である。同図に示すように、サーバ装置12は、各ログ画像を構成する複数の画像(ここでは3つとする。)のうち、そのログ画像を特定する上で有効な情報を含む特定画像(ここでは先頭画像)には何ら加工を施さず、特定画像以外の画像について、その解像度を落としたりカラー画像を白黒画像に変換したりしてデータサイズを縮小する。こうして、サーバ装置12は、ログ画像の特定性を維持しつつ記憶部60の空き容量を確保し、より多くのログ画像を蓄積することを可能としている。
以下では、上記処理を実現するためにサーバ装置12が備える構成および動作についてより詳細に説明する。
図5は、サーバ装置12の機能ブロック図である。同図に示すように、サーバ装置12は、操作部20、表示部30、制御部40、送受信部50、記憶部60を含んで構成されている。
操作部20は、文字キー、テンキー、ファンクションキー、削除キーなどの各種キーを含んで構成されており、サーバ装置12の各種動作設定やログ画像検索などに係るユーザ操作を受け付けるものである。操作部20が受け付けたユーザ操作は、信号に変換され制御部40に出力される。
表示部30は、液晶ディスプレイなどの表示装置を含んで構成されており、サーバ装置12の動作状態、各種設定画面(たとえば、図7〜9参照)、ログ画像検索画面、記憶部60に記憶されるログ画像などを表示するものである。
送受信部50は、LANやインターネットなどの通信回線を介して各画像処理装置10とデータの送受信を行うものである。たとえば、各画像処理装置10からログ画像、ログ情報、処理完了時刻などを受信する。
記憶部60は、たとえばメモリまたはハードディスク記憶装置を含んで構成されており、ログ画像を記憶するものである。具体的には、送受信部50が各画像処理装置10から送信される画像処理に係る情報(ログ画像、ログ情報、処理完了時刻など)を受信するたびに、当該画像処理を識別するジョブIDに関連づけて、当該ログ画像、ログ情報、処理完了時刻などを記憶する。前述のとおり、図3は、記憶部60の一例を示す図である。同図に示すように、記憶部60には、ログ画像やログ情報に加えて、当該画像処理の完了時刻(処理完了時刻)やログ画像からOCRなどの文字読み取り手段により抽出したキーワードを記憶させてもよい。
制御部40は、操作部20、表示部30、送受信部50、記憶部60などと接続されており、操作部20から入力される信号などに応じてそれら各部の制御を行うものである。また、空き容量検出部42、データサイズ縮小部44、および特定画像選出部46を含んでおり、記憶部60の空き容量を確認したり、記憶部60に記憶されるログ情報の検索や加工などを行う。なお、制御部40は、CPUおよびメモリを含んで構成されるものであり、上記の機能は、メモリに記憶される各種制御プログラムをCPUが実行することによって実現される。
空き容量検出部42は、記憶部60の空き容量を検出し、検出した空き容量をデータサイズ縮小部44に通知するものである。
特定画像選出部46は、データサイズ縮小部44からの指示に応じて、その指示に係るログ画像から、当該ログ画像を特定する情報を含む少なくとも1つの画像を特定画像として選出するものである。すなわち、前述のとおり、ログ画像は、1または複数ページからなる原稿をスキャンするなどして取得された処理対象画像を示す1または複数の画像群である。特定画像選出部46は、このログ画像から、原稿を特定する上で有効なキーワードや特徴的な図表などを含む特定ページに対応する画像を特定画像として選出する。たとえば、ユーザが予め特定ページを指定できるようにしておき、その指定値に基づいて特定画像を選出するようにしてもよい。また、罫線情報を含む画像、多くの文字情報を含む画像、彩度の豊かな図形を含む画像などを認識できる画像認識アルゴリズムを用いて、それらの画像を特定画像として自動選出するようにしてもよい。
また、特定画像選出部46は、記憶部60から当該ログ画像に関連づけられたログ情報を読み出すとともに、読み出したログ情報に含まれる画像処理の内容に応じて、当該ログ画像から特定画像を選出してもよい。図7は、サーバ装置12における管理者設定画面(特定ページの指定)の一例を示す図である。同図に示すように、ログ情報に含まれる画像処理の種別(コピー、プリント、ファックス、スキャン)ごとに、特定ページを指定できるようにしてもよい。こうすれば、たとえば、あるログ画像がファックス原稿に係るものであれば、先頭ページと2ページ目に対応する画像を特定画像として選出し、コピー原稿に係るものであれば、先頭ページと最後のページを特定画像として選出するというように、画像処理の種別に応じて、すなわち、ログ画像が示す処理対象画像(原稿から読み取った画像)の種別に応じて、特定画像の選出方法を変えることができる。
データサイズ縮小部44は、空き容量検出部42により検出される記憶部60の空き容量が所定値未満である場合に、記憶部60に記憶される少なくとも一部のログ画像を加工して、それらログ画像のデータサイズを縮小するものである。具体的には、各ログ画像を構成する複数の画像のうち、特定画像選出部46により選出される特定画像には何ら加工を施さず、特定画像以外の画像(非特定画像)だけにデータサイズを縮小する加工を施す。なお、図8は、サーバ装置における管理者設定画面(ログ画像の加工を開始する条件の指定)の一例を示す図である。同図に示すように、ログ画像の加工を開始する条件である上記空き容量の所定値を、ユーザが指定できるようにしてもよい。また、各ログ画像からOCRにより文字情報を抽出し、抽出した文字情報の一部または全部を当該各ログ画像に係るキーワードとして記憶部60に記憶させるような場合には(図3参照)、OCRを実施した後に各ログ画像の加工を開始するようにしてもよい。こうすれば、加工によりログ画像に含まれる文字情報が読み取りにくくなる前に、すなわち、OCRの文字認識精度が低下する前に、より正確にログ画像からキーワードを抽出できるようになる。
ここで、ログ画像の加工方法には、たとえば、画像の解像度を落とす、色数(階調)を落とす(たとえば、カラー画像をグレースケール画像や白黒画像に変換する)、画像を所定の圧縮率で圧縮する、画像を削除するなどの方法があり、これらを単独で適用してもよいし、任意の2つ以上の加工方法を組み合わせて適用してもよい。図9は、サーバ装置12における管理者設定画面(ログ画像の加工条件の指定)の一例を示す図である。同図に示すように、1回の加工処理の中で、画像の解像度を落とし、さらにカラー画像を白黒画像に変換するというように、ログ画像の加工条件(データサイズの縮小条件)をユーザが指定できるようにしてもよい。
また、データサイズ縮小部44は、記憶部60から加工対象である各ログ画像に関連づけられたログ情報を読み出すとともに、読み出した各ログ情報が示す画像処理の内容に応じて、データサイズの縮小を行ってもよい。すなわち、各ログ情報に含まれる画像処理の種別や各画像処理における動作モード(動作パラメータの1つ)などに基づいて、適用する加工条件(データサイズの縮小条件)を決定するようにしてもよい。図11は、ログ画像に適用可能な加工条件の一例を示す図である。たとえば、同図に示す、「コピー・プリント・ファックス」などの画像処理の種別(同図では「ジョブ種別」と表記)と、「文字モード・写真モード」などの原稿モードや「高精細・写真」などの印刷モードと、適用する1または複数の加工方法との対応関係を示す情報を記憶部60に記憶させておけば、この対応関係に従って、画像処理の種別と原稿(印刷)モードに応じた好適な加工条件を決定できるようになる。なお、図11に示す対応関係は、文字が主体の画像には文字情報による検索が適し、写真が主体の画像には類似画像検索や目視による識別が適するという、加工対象である各ログ画像の特徴に応じて決定されたものである。また、図10に示すサーバ装置12の管理者設定画面(ログ画像の加工条件の指定)などを介して、画像処理の種別(たとえば「コピー」)および原稿モード(たとえば「写真・文字」)ごとに、適用する1または複数の加工方法の組み合わせであるログ画像の加工条件を、ユーザに指定させるようにしてもよい。
また、データサイズ縮小部44は、所定期間ごと(たとえば、毎月1日、毎週土曜日、ログ画像生成日から30日後・2ヶ月後・・・)にログ画像の加工条件(データサイズの縮小条件)を変えて、上記加工処理を行ってもよい。たとえば、所定期間ごとに圧縮率を上げて再圧縮してもよい。また、解像度を初回は200dpiに、1ヶ月後には100dpiに、半年後には50dpiに落とし、1年後には削除するようにしてもよい。また、最初は白黒画像に変換し、次のタイミングでは解像度を落とし、さらに次のタイミングでは圧縮率を上げて再圧縮し、最後は削除するようにしてもよい。こうすれば、記憶部60の空き容量に応じて、段階的にログ画像のデータサイズを縮小できる。すなわち、ログ画像の特定性を維持しつつ、記憶部60の空き容量を好適に確保できるようになる。なお、上記所定期間やデータサイズの縮小条件は、ユーザに指定させてもよい。
ここで、サーバ装置12の動作を図12に基づいて説明する。図12は、サーバ装置12におけるログ画像の加工処理を示すフロー図である。本処理は、所定期間ごとに(たとえば、毎月1日、毎週土曜日など)、もしくは記憶部60の空き容量が所定値未満となったタイミングで、またはユーザによる開始指示などに応じて、実行されるものである。
同図に示すように、まず、空き容量検出部42は、記憶部60の空き容量を検出する(S100)。空き容量が所定値以上であれば、記憶部60に十分な空きがあるとしてログ画像の加工を行うことなく処理を終了する。
S100において記憶部60の空き容量が所定値未満であった場合、データサイズ縮小部44は、記憶部60に記憶される少なくとも一部のログ画像を、加工処理対象としてジョブ単位で読み出す(S102)。次に、特定画像選出部46は、データサイズ縮小部44からの指示に応じて、ユーザにより設定された「特定ページの指定」値を制御部40のメモリから取得する(S104)。そして、S102において読み出されたログ画像からページ順に画像を読み出し(S106)、読み出した画像がS104において取得した「特定ページの指定」値が示す特定ページに係るものであるか否か、すなわち、読み出した画像が特定画像であるか否かを判断する(S108)。
S106において読み出された画像が特定画像である場合、データサイズ縮小部44は、当該画像(特定画像)に対して何ら加工を施さず、S112に移る。一方、S106において読み出された画像が特定画像ではない場合、データサイズ縮小部44は、当該画像(非特定画像)に対して、たとえば、解像度を落とす、色数を落とす、圧縮するなどのデータサイズを縮小する加工を施す(S110)。
1つの画像について処理が完了すると、その画像が当該ログ画像における最後のページに係るものであるか否かを判定し(S112)、最後のページに係るものでなければ、S106において次ページに係る画像を読み出し、S108以降の処理を行う。一方、S108において読み出された画像が当該ログ画像における最後のページに係るものであれば、加工を行うべきログが存在するか否かを判定し(S114)、上記加工処理対象である少なくとも一部のログ画像すべての加工処理が完了するまで、S102以降の処理を繰り返し実行する。
以上説明した実施形態によれば、記憶部60の空き容量が所定値未満である場合に、記憶部60に記憶される少なくとも一部のログ画像について、それら各ログ画像を構成する複数の画像のうち、そのログ画像を特定するために有効な情報(キーワードや特徴的な図表など)を含む特定画像には何ら加工を施さず、特定画像以外の画像だけにデータサイズを縮小する加工を施すようにしたので、ログ画像の特定性を維持しながら、記憶部60の空き容量を確保することができるようになる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。たとえば、上記実施形態において、画像処理装置10に本発明を適用し、生成したログ画像を画像処理装置10自らに管理させてもよい。また、本発明は、複数の画像からなる画像群を記憶する画像管理装置全般に適用可能である。
本発明の実施形態に係る画像処理システムの全体構成図である。 ログ画像がサーバ装置に格納される様子を示す概念図である。 記憶部の一例を示す図である。 ログ画像のデータサイズを縮小する様子を示す概念図である。 本発明の実施形態に係るサーバ装置の機能ブロック図である。 画像処理装置における管理者設定画面の一例を示す図である。 サーバ装置における管理者設定画面の一例を示す図である。 サーバ装置における管理者設定画面の一例を示す図である。 サーバ装置における管理者設定画面の一例を示す図である。 サーバ装置における管理者設定画面の一例を示す図である。 ログ画像に適用可能な加工条件の一例を示す図である。 サーバ装置におけるログ画像の加工処理を示すフロー図である。
符号の説明
1 画像処理システム、10 画像処理装置、12 サーバ装置、20 操作部、30 表示部、40 制御部、42 空き容量検出部、44 データサイズ縮小部、46 特定画像選出部、50 送受信部、60 記憶部。

Claims (5)

  1. 複数のページからなる情報記録媒体の各ページの画像からなる画像群を、印刷処理とスキャン処理とファックス処理とコピー処理とのうちの前記画像群に対して実行された画像処理の処理内容と関連づけて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段の空き容量を検出する空き容量検出手段と、
    前記画像群から、該画像群に関連づけられた処理内容に対して予め指定されているページの画像を特定画像として選出する特定画像選出手段と、
    前記空き容量検出手段により検出される空き容量が所定値未満である場合に、前記記憶手段に記憶される前記画像群を構成する複数の画像のうち、前記特定画像選出手段により選出される前記特定画像以外の画像のデータサイズを縮小するデータサイズ縮小手段と、
    を含むことを特徴とする画像管理装置。
  2. 請求項1に記載の画像管理装置において、
    前記データサイズ縮小手段は、前記画像群に関連づけられた処理内容に応じて、前記データサイズの縮小を行う、
    ことを特徴とする画像管理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像管理装置において、
    前記データサイズ縮小手段は、所定期間ごとに縮小条件を変えて、前記データサイズの縮小を行う、
    ことを特徴とする画像管理装置。
  4. 複数のページからなる情報記録媒体の各ページの画像からなる画像群を、印刷処理とスキャン処理とファックス処理とコピー処理とのうちの前記画像群に対して実行された画像処理の処理内容と関連づけて記憶する記憶手段、の空き容量を検出する空き容量検出ステップと、
    前記画像群から、該画像群に関連づけられた処理内容に対して予め指定されているページの画像を特定画像として選出する特定画像選出ステップと、
    前記空き容量検出ステップにおいて検出される空き容量が所定値未満である場合に、前記記憶手段に記憶される前記画像群を構成する複数の画像のうち、前記特定画像選出ステップにおいて選出される前記特定画像以外の画像のデータサイズを縮小するデータサイズ縮小ステップと、
    を含むことを特徴とする画像管理装置の制御方法。
  5. 複数のページからなる情報記録媒体の各ページの画像からなる画像群を、印刷処理とスキャン処理とファックス処理とコピー処理とのうちの前記画像群に対して実行された画像処理の処理内容と関連づけて記憶する記憶手段、の空き容量を検出する空き容量検出手段、
    前記画像群から、該画像群に関連づけられた処理内容に対して予め指定されているページの画像を特定画像として選出する特定画像選出手段、
    前記空き容量検出手段により検出される空き容量が所定値未満である場合に、前記記憶手段に記憶される前記画像群を構成する複数の画像のうち、前記特定画像選出手段により選出される前記特定画像以外の画像のデータサイズを縮小するデータサイズ縮小手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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