JP4845999B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の像担持体上に形成した各トナー像を転写体に転写してカラー画像を形成する画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機(MFP:Multi Function Printer)等の電子写真記録方式の画像形成装置は、像担持体(感光体ドラム)を帯電ローラで帯電させた後、感光体ドラムを露光ユニットで露光して静電潜像を形成し、現像剤(トナー)を現像ローラで静電潜像上に静電的に付着させてトナー像を形成(現像)し、トナー像を転写ローラで印刷媒体上に転写(印刷)する印刷機構を有している。
この画像形成装置は、印刷する色毎に、同様の印刷機構を複数個備え、搬送ベルトによって印刷媒体を搬送しながら、各印刷機構によって形成された各色のトナー像を同一の印刷媒体上に重ねて転写することにより、カラー印刷を実現する。
ところで、画像形成装置は、色ずれ(すなわち、各色のトナー像の印刷位置ずれ)が発生すると、印刷品位が低下する。そこで、画像形成装置は、色ずれを補正するために、例えば、各色のトナー像を搬送ベルト上に重ねて転写し、搬送ベルト(以下、適宜「転写ベルト」と称する)上に転写された各色のトナー像の印刷位置ずれ量を検出して、検出された印刷位置ずれ量に基づいて印刷機構の動作を制御する(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−134041号公報
画像形成装置は、一般に、像担持体となる感光体ドラムの駆動に関わるギヤ(すなわち、感光体ドラムに形成されたギヤと噛み合うギヤ)が、駆動源からの回転駆動を減速して感光体ドラムに伝達するための多段ギヤ(通常、二段ギヤ)として構成されている。そのため、感光体ドラムの駆動に関わるギヤは、固有な特性(具体的には、噛み合うギヤのギヤ精度や軸心からの振れ精度等の誤差)が生じ易くなっている。この感光体ドラムの駆動に関わるギヤに固有な特性(以下、適宜「ギヤに固有な特性」と称する)は、感光体ドラムの回転に影響を及ぼし易い。そのため、感光体ドラムの回転速度は、ギヤに固有な特性の影響によって、変動する。この感光体ドラムの回転速度の変動は、搬送ベルトに伝達される。これにより、搬送ベルトの走行速度が変動し、その結果、色ずれ(すなわち、各色のトナー像の印刷位置ずれ)が発生する。したがって、画像形成装置は、ギヤに固有な特性の影響によって、色ずれが発生し易い構成となっている。
従来の画像形成装置は、ピッチ間距離が理想位置であれば、単純な印刷機構の制御によって、色ずれを解消することができる。なお、「理想位置」とは、具体的には、感光体ドラムの速度変動の周期における印刷媒体の走行距離がピッチ間距離の整数分の1となる位置である。
しかしながら、従来の画像形成装置は、装置サイズ及びコスト的な制約から、ピッチ間距離を理想位置に設定できない場合がある。この場合に、ギヤに固有な特性の影響によって発生する色ずれは、ピッチ間距離が理想位置に設定されていないため、単純な印刷機構の制御では解消できない。
そのため、従来の画像形成装置は、ピッチ間距離を理想位置に設定できない場合に、単純な印刷機構の制御では色ずれを解消できないときがある、という課題があった。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、ピッチ間距離を理想位置に設定できない場合であっても、単純な印刷機構の制御で色ずれを解消できる画像形成装置を提供することを主な目的とする。
発明者は、ピッチ間距離を理想位置に設定できない場合であっても、ギヤに固有な特性の影響を物理的な作用によって抑制する構成にすれば、単純な印刷機構の制御で色ずれを解消できると考えた。
そこで、前記目的を達成するため、本発明は、駆動に関わるギヤを含む駆動手段によって回転駆動される複数の像担持体に形成された各像を、無端状に形成された搬送ベルト又は当該搬送ベルトによって搬送される印刷媒体に、重ね合わせて転写する画像形成装置であって、それぞれの像担持体の駆動に関わるギヤは、同一形状に形成されるとともに、製造時に位置決めの基準となるマークが付されており、かつ、それぞれの前記像担持体と1対1で対応しており、前記複数の像担持体のうち、2個を一対として二つ以上の組を形成し、一方の組を形成する2個の像担持体同士で、それぞれの駆動に関わるギヤの前記マークの位置が、互いに、180度ずらして配設されており、さらに、他方の組を形成する2個の像担持体の駆動に関わるギヤの前記マークの位置が、前記一方の組を形成する2個の像担持体の駆動に関わるギヤの前記マークの位置に対して、それぞれ、同じ方向に90度ずらして配設されている構成とする。
この画像形成装置は、それぞれの像担持体の駆動に関わるギヤが、同一形状に形成されるとともに、製造時に位置決めの基準となるマークが付されており、かつ、それぞれの像担持体と1対1で対応している。そして、それぞれの像担持体の駆動に関わるギヤは、複数の像担持体のうち、2個を一対として二つ以上の組を形成し、一方の組を形成する2個の像担持体同士で、それぞれの像担持体の駆動に関わるギヤのマークの位置が、互いに、180度ずらして配設されている。そのため、この画像形成装置は、一方の組を形成する2個の像担持体の回転速度の変動の周期の位相が搬送ベルトとの当接位置上で互いに逆位相となる。これにより、この画像形成装置は、一方の組を形成する2個の像担持体同士で、互いの速度変動の影響を打ち消し合うように、作用する。さらに、それぞれの像担持体の駆動に関わるギヤは、他方の組を形成する2個の像担持体の駆動に関わるギヤのマークの位置が、一方の組を形成する2個の像担持体の駆動に関わるギヤのマークの位置に対して、それぞれ、同じ方向に90度ずらして配設されている。そのため、この画像形成装置は、他方の組を形成する2個の像担持体の回転速度の変動の周期の位相が搬送ベルトとの当接位置上で互いに逆位相となる。これにより、この画像形成装置は、他方の組を形成する2個の像担持体同士で、互いの速度変動の影響を打ち消し合うように、作用する。したがって、この画像形成装置は、ギヤに固有な特性の影響を物理的に抑制する構成となっている。
この画像形成装置は、ピッチ間距離を理想位置に設定できない場合であっても、ギヤに固有な特性の影響を物理的な作用によって抑制する構成となっているため、単純な印刷機構の制御で色ずれを解消できる。
本発明によれば、ピッチ間距離を理想位置に設定できない場合であっても、単純な印刷機構の制御で色ずれを解消できる画像形成装置を提供することができる。
実施形態1に係る画像形成装置の全体の構成を示す図である。 画像形成装置の搬送ベルト周囲の構成を示す図である。 像担持体の駆動に関わるギヤの構成を示す図である。 実施形態1に係るギヤの回転位相を示す図である。 実施形態1に係る画像形成装置の制御系の構成を示す図である。 搬送ベルトの速度変動の説明図(1)である。 搬送ベルトの速度変動の説明図(2)である。 搬送ベルトの速度変動の説明図(3)である。 搬送ベルトの速度変動の説明図(4)である。 実施形態2に係るギヤの回転位相を示す図である。 搬送ベルトの速度変動の説明図(1)である。 搬送ベルトの速度変動の説明図(2)である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し(又は、末尾に英文字記号が付加された符号を付し)、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態1]
<画像形成装置の構成>
以下、図1乃至図5を参照して、本実施形態1に係る画像形成装置の構成につき説明する。ここでは、本実施形態1に係る画像形成装置が、タンデム型カラー電子写真記録方式のプリンタとして形成されているものとして説明する。
(画像形成装置の全体の構成)
まず、図1を参照して、本実施形態1に係る画像形成装置の全体の構成につき説明する。図1は、本実施形態1に係る画像形成装置の全体の構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、給紙カセット2を有しており、その給紙カセット2の内部には、印刷媒体100が収納されている。
給紙カセット2は、内部に、印刷媒体100を支持するシートレシーブ3が設けられている。印刷媒体100は、シートレシーブ3が図示せぬ押し上げ用バネによって押し上げられることによって、給紙ローラ5及びプレッシャローラ6と当接する。給紙ローラ5は、印刷媒体100を給紙カセット2から繰り出すローラである。プレッシャローラ6は、給紙ローラ5に対向して配置され、かつ、給紙ローラ5の回転に従動して回転するローラである。印刷媒体100は、給紙ローラ5及びプレッシャローラ6によってガイドされながら、給紙カセット2から搬送路に繰り出される。
繰り出された印刷媒体100は、レジストローラ7及びプレッシャローラ8によってガイドされながら、搬送路に沿って搬送される。レジストローラ7は、印刷媒体100を搬送するローラである。プレッシャローラ8は、レジストローラ7に対向して配置され、かつ、レジストローラ7の回転に従動して回転するローラである。図1に示す例では、レジストローラ7a及びプレッシャローラ8aが搬送路の上流側に配置され、レジストローラ7b及びプレッシャローラ8bが搬送路の下流側に配置されている。
印刷媒体100は、レジストローラ7によって、用紙センサ60aを通過して転写ベルトユニット105まで搬送される。用紙センサ60aは、印刷媒体100の先端及び後端を検知する検知センサである。用紙センサ60aは、印刷媒体100への書き込み位置(すなわち、トナー像の転写位置)を規定する書き込みセンサを兼ねている。
転写ベルトユニット105は、転写ベルトとなる搬送ベルト12を走行させる機構である。転写ベルトユニット105は、ベルト駆動ローラ10、ベルトアイドルローラ11、搬送ベルト12、転写ローラ13、スプリング25、クリーニングブレード23、回収トナーボックス24、スプリング51、ベルト駆動モータ201(図2参照)等を備えている。
ベルト駆動ローラ10は、ベルト駆動モータ201によって回転駆動されるローラである。
ベルトアイドルローラ11は、ベルト駆動ローラ10とともに、搬送ベルト12を支持するローラである。ベルトアイドルローラ11は、搬送ベルト12の走行に従動して回転する。
搬送ベルト12は、印刷媒体100を搬送するベルトである。この搬送ベルト12は、トナー像が転写される転写ベルトとしても機能する。搬送ベルト12は、フィルム状かつ無端状に形成されている。搬送ベルト12は、ベルト駆動ローラ10、ベルトアイドルローラ11、転写ローラ13等の部材によって、ベルト駆動ローラ10とベルトアイドルローラ11との間に、張架されている。搬送ベルト12は、ベルト駆動ローラ10がベルト駆動モータ201によって回転駆動されると、ベルト駆動ローラ10との間で発生する摩擦力により走行する。
転写ローラ13は、転写媒体(印刷媒体100及び搬送ベルト12)に転写電圧を与えて現像剤像(トナー像)を転写させるローラである。転写ローラ13は、無端状に形成された搬送ベルト12の輪の内部に、配置されている。転写ローラ13は、各色の感光体ドラム17に対応して、複数(図示例では、4つ)設けられている。
スプリング25は、ベルトアイドルローラ11を付勢する付勢手段である。スプリング25は、搬送ベルト12が弛まないように、ベルトアイドルローラ11をベルト駆動ローラ10から離間する方向に付勢する。これによって、スプリング25は、搬送ベルト12に張力を与える。
クリーニングブレード23は、搬送ベルト12の表面に転写された現像剤(トナー)を掻き取る構成要素である。
回収トナーボックス24は、クリーニングブレード23によって掻き取られたトナーを回収する構成要素である。
スプリング51は、転写ローラ13を付勢する付勢手段である。スプリング51は、転写ローラ13を後記する感光体ドラム17方向に付勢する。
ベルト駆動モータ201(図2参照)は、ベルト駆動ローラ10を回転駆動させて、搬送ベルト12を走行させる駆動手段である。
転写ローラ13の上方には、露光ユニット35及びイメージドラムユニット(以下、「IDユニット」と称する)101が、配置されている。露光ユニット35は、IDユニット101の感光体ドラム17を露光して、感光体ドラム17上に静電潜像を書き込む(形成する)機構である。IDユニット101は、感光体ドラム17上に画像を形成する機構である。
IDユニット101は、感光体ドラム17、帯電ローラ30、供給ローラ26、現像ローラ21等を備えている。感光体ドラム17は、静電潜像が形成されて像担持体となる構成要素である。帯電ローラ30は、感光体ドラム17に一定電荷を与えて、感光体ドラム17を帯電させる構成要素である。供給ローラ26は、感光体ドラム17に必要量のトナーを供給する構成要素である。現像ローラ21は、トナーを帯電させて、感光体ドラム17上に形成された静電潜像上に静電的に付着させて、一定層厚のトナー像を形成する構成要素である。
感光体ドラム17は、搬送ベルト12を介して転写ローラ13と対向するように、搬送ベルト12の上方に配置されている。一方、帯電ローラ30、供給ローラ26、及び現像ローラ21は、それぞれ、感光体ドラム17の周囲に、感光体ドラム17に圧接するように、配置されている。
画像形成装置1は、黒(B)、黄(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)の各色に対応して4つのIDユニット101を有している。4つのIDユニット101は、カラー画像を形成する画像形成部110を構成している。4つのIDユニット101は、それぞれ、異なる色のトナーが収容されている以外は、同じ構成となっている。なお、ここでは、4つのIDユニット101は、それぞれ、同じ部品を用いて、同じ製造ライン上で製造されているものとして説明する。そのため、4つのIDユニット101は、同じ動作特性を有している。
以下、各色に対応する構成要素を区別する場合に、例えば、IDユニット101B,101Y,10M,101Cのように、それぞれの構成要素の符号に英文字記号B,Y,M,Cを付して表す。
画像形成装置1は、印刷媒体100を転写ベルトユニット105まで搬送すると、ベルト駆動モータ201(図2参照)を駆動して搬送ベルト12を走行させる。これにより、印刷媒体100は、4つのIDユニット101B,101Y,10M,101Cの下を通過する。このとき、画像形成装置1は、色毎に、像担持体である感光体ドラム17を帯電ローラ30で帯電させた後、感光体ドラム17を露光ユニット35で露光して静電潜像を形成し、トナーを現像ローラ21で静電潜像上に静電的に付着させてトナー像を形成し、トナー像を転写ローラ13で印刷媒体100上に転写(印刷)する。これにより、印刷媒体100上に、カラー画像が形成される。
カラー画像が形成された印刷媒体100は、転写ベルトユニット105によって、定着ユニット106まで搬送される。
定着ユニット106は、定着ローラ39、加圧ローラ40、ハロゲンランプ41、定着ユニット駆動モータ204(図5参照)等を備えている。定着ローラ39は、トナー像を印刷媒体100に定着させる構成要素である。加圧ローラ40は、定着ローラ39に対向して配置され、かつ、定着ローラ39の回転に従動して回転するローラである。ハロゲンランプ41は、定着ローラ39に内蔵され、かつ、印刷媒体100を加熱する熱源である。定着ユニット駆動モータ204は、定着ローラ39を回転駆動させる駆動手段である。
画像形成装置1は、印刷媒体100をハロゲンランプ41で加熱しながら定着ローラ39及び加圧ローラ40で加圧搬送することによって、印刷媒体100に転写されたトナー像を印刷媒体100に溶着(定着)させる。
トナー像が定着された印刷媒体100は、定着ユニット106によって、排出ローラ43及び排出コロ44まで搬送される。排出ローラ43は、印刷媒体100をフェイスダウンスタッカ49まで搬送して排出するローラである。排出コロ44は、排出ローラ43に対向して配置され、かつ、排出ローラ43の回転に従動して回転するローラである。図1に示す例では、排出ローラ43a及び排出コロ44aが搬送路の上流側に配置され、排出ローラ43b及び排出コロ44bが搬送路の下流側に配置されている。
印刷媒体100は、排出ローラ43によって、フェイスダウンスタッカ49まで搬送されて排出される。
(画像形成装置の搬送ベルト周囲の構成)
次に、図2を参照して、画像形成装置1の搬送ベルト12の周囲の構成につき詳細に説明する。図2は、画像形成装置の搬送ベルト周囲の構成を示す図である。
図2に示すように、画像形成装置1は、搬送ベルト12がベルト駆動ローラ10とベルトアイドルローラ11との間に張架されている。ベルト駆動ローラ10は、図示せぬ駆動伝達手段を介して、ベルト駆動モータ201の駆動が伝達される。これにより、ベルト駆動ローラ10は、回転を開始し、搬送ベルト12の間に発生する摩擦力により搬送ベルト12を走行させる。
画像形成装置1は、無端状に形成された搬送ベルト12の輪の内部に、黒(B)、黄(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)の各色に対応して4つの転写ローラ13が配置されており、また、その上方に、各転写ローラ13と対向して4つのIDユニット101(図1参照)の感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cが配置されている。
各IDユニット101の感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cの外周の長さは、Lcとなっている。また、各IDユニット101のピッチ間距離(すなわち、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cの軸間距離)は、Lpとなっている。各IDユニット101の感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cは、図示せぬ駆動伝達手段を介して、IDユニット駆動モータ202の駆動が伝達される。
各IDユニット101は、図示せぬサイドプレートによって左右の位置が決められている。各IDユニット101の上方には、露光ユニット35が、それぞれ、配置されている。各露光ユニット35は、それぞれ、各IDユニット101の図示せぬサイドフレームによって左右の位置が決められている。
(像担持体の駆動に関わるギヤの構成)
次に、図3及び図4を参照して、像担持体(感光体ドラム17)の駆動に関わるギヤの構成につき説明する。図3は、像担持体の駆動に関わるギヤの構成を示す図である。図3は、感光体ドラム17を駆動する駆動手段の一例を斜視図で示している。また、図4は、実施形態1に係るギヤの回転位相を示す図である。図4は、各像担持体の駆動に関わる2個のギヤの回転位相を示している。
図3に示すように、画像形成装置1は、IDユニット駆動モータ202と、各色の感光体ドラム17に対応する4つの減速アイドルギヤ(以下、適宜「減速ギヤ」と称する)65とを有している。なお、「課題を解決するための手段」に記載された「像担持体の駆動に関わるギヤ」とは、この減速ギヤ65を意味している。
IDユニット駆動モータ202は、感光体ドラム17を回転駆動させる駆動手段である。
4つの減速ギヤ65は、IDユニット駆動モータ202の駆動を減速して感光体ドラム17に伝達する伝達手段である。4つの減速ギヤ65は、それぞれに共通して同径に形成された大ギヤ66と小ギヤ67とを備えている。
大ギヤ66は、IDユニット駆動モータ202からの駆動を伝達するモータギヤ203、又は、各減速ギヤ65間を連結するアイドルギヤ(以下、「連結ギヤ」と称する)70と噛み合うギヤである。なお、連結ギヤ70は、印刷媒体100の搬送方向に沿って、1列目の感光体ドラム17Bと2列目の感光体ドラム17Yとの間を連結する1列目のギヤと、2列目の感光体ドラム17Yと3列目の感光体ドラム17Mとの間を連結する2列目のギヤと、3列目の感光体ドラム17Mと4列目の感光体ドラム17Cとの間を連結する3列目のギヤとがある。以下、各連結ギヤ70を区別する場合に、それぞれを、連結ギヤ70a,70b,70cと称する。連結ギヤ70a,70b,70cは、それぞれ、同径に形成されている。
一方、小ギヤ67は、感光体ドラム17の端部の外周に沿って設けられたギヤ(以下、「感光体ドラムギヤ」と称する)18と噛み合うギヤである。なお、感光体ドラムギヤ18は、各感光体ドラム17のそれぞれに共通して同径に形成されている。
4つの減速ギヤ65は、それぞれ、回転位相の位置合わせの基準となるマーク120(図4参照)が付されている。各マーク120B,120Y,120M,120Cは、減速ギヤ65の製造時に、同じ箇所(同じ歯の位置)に付される。
図3に示すように、画像形成装置1は、IDユニット駆動モータ202が、モータギヤ203を介して、第1列目の減速ギヤ65Bの大ギヤ66Bと接続されている。画像形成装置1は、モータギヤ203を介して、このIDユニット駆動モータ202の回転駆動力を第1列目の減速ギヤ65Bの大ギヤ66Bに伝達する。
第1列目の減速ギヤ65Bの大ギヤ66Bに伝達された回転駆動力は、小ギヤ67Bと感光体ドラムギヤ18Bとのギヤ比により減速させられて、感光体ドラム17Bに伝達される。これにより、第1列目の感光体ドラム17Bが回転する。
また、第1列目の減速ギヤ65Bの大ギヤ66Bに伝達された回転駆動力は、第1列目の連結ギヤ70aを介して、第2列目の減速ギヤ65Yの大ギヤ66Yに伝達される。
第2列目の減速ギヤ65Yの大ギヤ66Yに伝達された回転駆動力は、小ギヤ67Yと感光体ドラムギヤ18Yとのギヤ比により減速させられて、感光体ドラム17Yに伝達される。これにより、第2列目の感光体ドラム17Yが回転する。
以下、画像形成装置1は、同様にして、IDユニット駆動モータ202の回転駆動力が第3列目の感光体ドラム17Mに伝達されて、第3列目の感光体ドラム17Mが回転し、さらに、IDユニット駆動モータ202の回転駆動力が第4列目の感光体ドラム17Cに伝達されて、第4列目の感光体ドラム17Cが回転する。
画像形成装置1は、各像担持体(感光体ドラム17)の駆動に関わるギヤの回転位相が、図4に示すように、配設されている。
すなわち、画像形成装置1は、複数の像担持体(ここでは、4つの感光体ドラム17B,17Y,17M,17C)のうち、2個を一対として組を形成し、組を形成する2個の感光体ドラム17同士で、それぞれの感光体ドラム17の駆動に関わるギヤ(具体的には、減速ギヤ65)の回転位相が、互いに、略180度ずらして配設されている。そのため、画像形成装置1は、組を形成する2個の感光体ドラム17の回転速度の変動の周期の位相が搬送ベルト12との当接位置上で互いに逆位相となる。
(画像形成装置の制御系の構成)
次に、図5を参照して、画像形成装置1の制御系の構成につき説明する。図5は、実施形態1に係る画像形成装置の制御系の構成を示す図である。
図5に示すように、画像形成装置1は、制御系の機能手段として、制御部300、給紙搬送制御部302、画像形成制御部303、ベルト駆動制御部304、定着ユニット駆動制御部306等を有している。
制御部300は、画像形成装置1の全体の動作を制御する機能手段である。給紙搬送制御部302は、給紙カセット2から転写ベルトユニット105までの間の搬送手段の動作を制御する機能手段である。なお、図1に示す例では、画像形成装置1は、この搬送手段として、図1に示す給紙ローラ5及びレジストローラ7a,7bをそれぞれ回転駆動させる給紙ローラ駆動モータ115とレジストローラ駆動モータ117a,117bとを有している。画像形成制御部303は、画像形成部110の動作を制御する機能手段である。ベルト駆動制御部304は、転写ベルトユニット105の動作を制御する機能手段である。定着ユニット駆動制御部306は、定着ユニット106の動作を制御する機能手段である。各機能手段は、図示せぬ図示せぬROMやRAM等によって構成された記憶部及びCPUによって構成されている。各機能手段は、他の機能手段と統合されていてもよい。
制御部300は、演算部301を備えている。演算部301は、画像形成制御部303、給紙搬送制御部302、ベルト駆動制御部304、及び定着ユニット駆動制御部306を制御する。
演算部301は、上位装置からの印刷指令を受けた場合に、給紙搬送制御部302に対して給紙処理及び搬送処理を指示する。給紙搬送制御部302は、給紙ローラ5(図1参照)を回転駆動させて、給紙処理(すなわちシートレシーブ3上に集積されている印刷媒体100を搬送路に繰り出して、レジストローラ7aまで搬送する処理)を行う。次に、給紙搬送制御部302は、搬送処理(すなわち、レジストローラ7a及びレジストローラ7bを回転駆動させて、印刷媒体100を下流側に搬送する処理)を行う。
画像形成装置1は、印刷媒体100が用紙センサ60aを通過すると、用紙センサ60aが印刷媒体100の通過タイミングを制御部300に通知する。制御部300は、そのタイミングを画像形成制御部303及びベルト駆動制御部304に通知する。
画像形成制御部303は、以下の処理が行われるように、画像形成部110の動作を制御する。すなわち、画像形成制御部303は、まず、各IDユニット101の感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cのそれぞれの配設位置に応じたタイミングで、各露光ユニット35B,35Y,35M,35Cを制御して、各IDユニット101の感光体ドラム17B,17Y,17M,17C上に静電潜像を形成する。そして、画像形成制御部303は、各IDユニット101の現像ローラ21B,21Y,21M,21Cを制御して、トナーを各静電潜像上に静電的に付着させてトナー像を形成(現像)する。
一方、ベルト駆動制御部304は、ベルト駆動モータ201の回転駆動を制御する。ベルト駆動モータ201の回転駆動は、図示せぬ駆動伝達手段を介して、ベルト駆動ローラ10に駆動を伝達する。ベルト駆動ローラ10は、摩擦抵抗を利用して搬送ベルト12を走行させる。印刷媒体100は、その搬送ベルト12上に静電吸着されており、搬送ベルト12が走行することにより、下流側へ搬送される。このとき、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17C上に現像されたトナー像が、印刷媒体100上に重ねて転写される。
トナー像が転写された印刷媒体100は、搬送ベルト12によって定着ユニット106まで搬送される。すると、演算部301は、定着ユニット駆動制御部306に対して定着処理を指示する。定着ユニット駆動制御部306は、以下の定着処理が行われるように、定着ユニット106の動作を制御する。すなわち、定着ユニット駆動制御部306は、制御部300によって指示された温度及び速度になるように、定着ユニット106の熱源であるハロゲンランプ41を点灯させ、さらに、定着ユニット駆動モータ204を回転駆動させて、定着ローラ39を回転させる。印刷媒体100は、定着ローラ39が回転することにより、排出ローラ43a及び排出コロ44aまで搬送される。このとき、印刷媒体100に転写されたトナー像のトナーが、熱溶着して印刷媒体100に定着する。
この後、印刷媒体100は、順次、排出ローラ43a及び排出コロ44a、搬送ローラ43b及び搬送コロ44b、排出ローラ43c及び排出コロ44cによって、フェイスダウンスタッカ49まで搬送されて、フェイスダウンスタッカ49上に排出される。
<感光体ドラム、搬送ベルト、及び印刷媒体の動作>
以下、図2及び図3を用いて、感光体ドラム17、搬送ベルト12、及び印刷媒体100の動作につき説明する。
図3に示すように、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cは、減速ギヤ65B,65Y,65M,65C、及び、各連結ギヤ70a,70b,70cを介して、IDユニット駆動モータ202の駆動を受けて回転する。このとき、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cの表面は、ギヤに固有な特性(具体的には、噛み合うギヤのギヤ精度や軸心からの振れ精度等の誤差)によって、速度変動を起こす。各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cの表面の速度変動は、摩擦力により搬送ベルト12及び印刷媒体100の速度に伝達される。その結果、例えば、図2に示すように、ある感光体ドラム(図2に示す例では、第1列目の感光体ドラム17B)の表面の速度はV1となり、別の感光体ドラム(図2に示す例では、第2列目の感光体ドラム17Y)の表面の速度はV2となり、さらに、搬送ベルト12の速度はVBとなる。
(感光体ドラムの速度変動と搬送ベルトの速度変動との関係)
以下、図6乃至図9を参照して、本実施形態1に係る画像形成装置1の感光体ドラム17の表面の速度変動(以下、単に「感光体ドラム17の速度変動」と称する)と搬送ベルト12の速度変動(以下、単に「搬送ベルト12の速度変動」と称する)との関係につき説明する。
なお、4つのIDユニット101は、前記した通り、それぞれ、同じ部品を用いて、同じ製造ライン上で製造されているため、同じ動作特性を有している。そのため、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cを駆動する減速ギヤ65B,65Y,65M,65Cは、同じ特性を持っている。各減速ギヤ65B,65Y,65M,65Cの回転は、直接的に、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cに伝達される。そのため、各減速ギヤ65B,65Y,65M,65Cによって駆動される感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cは、速度が同様に変動する。ここでは、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cの速度変動と搬送ベルト12の速度変動の波形が、周期をTとする、周期的な波形(図示例では、正弦波)となっているものとする。
また、ここでは、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cのうち、2個を一対として組を形成し、その2個の感光体ドラム(以下、それぞれを「第1の感光体ドラム」及び「第2の感光体ドラム」と称する)17の速度変動と搬送ベルト12の速度変動との関係を説明する。
さらに、ここでは、一例として、第1の感光体ドラムを、感光体ドラム17Bとし、第2の感光体ドラムを、感光体ドラム17Yとして、説明する。ただし、第1の感光体ドラム及び第2の感光体ドラムの組み合わせは、感光体ドラム17B及び感光体ドラム17Y以外の組み合わせ(例えば、感光体ドラム17Y及び感光体ドラム17M等の組み合わせ)であってもよい。
図6乃至図9は、それぞれ、搬送ベルトの速度変動の説明図である。図6乃至図8は、それぞれ、比較例として説明する一般的な従来の画像形成装置(以下、「従来技術」と称する)の波形を示しており、一方、図9は、本実施形態1に係る画像形成装置1の波形を示している。
図6は、従来技術の搬送ベルトの速度変動の波形の実測例を示している。
図7は、ピッチ間距離Lpが理想位置となっている場合の従来技術の搬送ベルトの速度変動の波形を模式的に示している。なお、「理想位置」とは、具体的には、感光体ドラム17の速度変動の周期Tにおける印刷媒体100の走行距離(すなわち、搬送ベルト12の走行距離)がピッチ間距離Lpの整数分の1となる位置である。
一方、図8は、ピッチ間距離Lpが理想位置となっていない場合の従来技術の搬送ベルトの速度変動の波形を模式的に示している。
なお、図6は、従来技術の搬送ベルト12の速度変動の波形をLBとして示している。また、図7及び図8は、4つの感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cのうちの2つを第1の感光体ドラム及び第2の感光体ドラムとし、それぞれの速度変動の波形をL1,L2として示している。さらに、図7及び図8は、第1の感光体ドラム(例えば、感光体ドラム17B)に形成されたトナー像が転写される位置を第1の転写位置Tr1とし、第2の感光体ドラム(例えば、感光体ドラム17Y)に形成されたトナー像が転写される位置を第2の転写位置Tr2として示している。また、図9は、実施形態1に係る画像形成装置1の搬送ベルト12の速度変動の波形をLA1として示している。
図9は、本実施形態1に係る画像形成装置1の搬送ベルトの速度変動の波形と従来技術の搬送ベルトの速度変動の波形とを対比して示している。
図7に示す例では、第1の感光体ドラム17B及び第2の感光体ドラム17Yは、速度が同一な周期T(s)で変動している。そして、第1の感光体ドラム17Bの速度変動及び第2の感光体ドラム17Yの速度変動は、搬送ベルト12に伝達する。そのため、搬送ベルト12の速度は、第1の感光体ドラム17Bと第2の感光体ドラム17Yとの速度変動の合成波形の、例えば5〜20%程度の伝達効率(W)で、変動する。その結果、搬送ベルト12の速度は、図7に示すように、平均速度V0に対して、周期T、振幅V0×Wとする、正弦波の変動を起こす。
つまり、搬送ベルト12の速度は、以下の式(1)で表される変動を起こす。なお、図7に示す例では、ピッチ間距離Lpが、前記した通り、理想位置となっているものとする。
Figure 0004845999
ここで、第2の感光体ドラム17Yが、第1の感光体ドラム17Bによって印刷媒体100に転写されたトナー像(ここでは、黒(B)のトナー像)の上に、別の色(ここでは、黄(Y))のトナー像を重ね合わせて転写するものとする。そして、搬送ベルト12の速度変動によって、2つのトナー像の間で位置ずれ(すなわち、色ずれ)が、発生するものとする。
2つのトナー像の間で位置ずれ量(すなわち、色ずれ量)は、搬送ベルト12の速度変動ΔV(t)を、第1の感光体ドラム17Bの第1の転写位置Tr1が搬送ベルト12の表面の任意の点(又は、搬送ベルト12によって搬送された印刷媒体100の任意の点)を通過した時間t0から、第2の感光体ドラム17Yの第2の転写位置Tr2が当該任意の点(同一の点)を通過した時間t1までの区間で、積分した値Δx(t)となる。
すなわち、2つのトナー像の間で位置ずれ量(色ずれ量)Δx(t)は、以下の式(2)で表される通りとなる。
Figure 0004845999
ここで、図7に示すように、搬送ベルト12の平均速度V0の変動周期Tが、T=(t1−t0)となるか或いはn×T=(t1−t0)(ただし、nは自然数)となる場合の動作を検討する。
この場合に、第1の感光体ドラム17Bの第1の転写位置Tr1で転写されたトナー像が第2の感光体ドラム17Yの第2の転写位置Tr2に到達したときの理想位置からのずれ量Δx(t)は、以下の式(3)で表される通りとなる。
Figure 0004845999
したがって、この場合に、2つのトナー像の間で位置ずれ量(色ずれ量)Δx(t)は、Δx(t)=0となる。そのため、搬送ベルト12の表面及び搬送ベルト12上に吸着搬送される印刷媒体100の表面では、色ずれが発生しない。
しかしながら、従来の画像形成装置は、装置サイズ及びコスト的な制約から、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cの速度変動の周期Tにおける印刷媒体100の走行距離(すなわち、搬送ベルト12の走行距離)を、ピッチ間距離Lpの整数分の1に設定できない場合がある。すなわち、従来の画像形成装置は、ピッチ間距離Lpを理想位置に設定できない場合がある。図8は、この場合の例を示している。
ここで、図8に示すように、搬送ベルト12の平均速度V0の変動周期TがT=(t1−t0)及びn×T=(t1−t0)(ただし、nは自然数)のいずれにもならない場合に、ピッチ間距離LpがLp≠Tとなるため、色ずれ量Δx(t)は0にならない。そのため、搬送ベルト12の表面及び搬送ベルト12上に吸着搬送される印刷媒体100の表面では、Δx(t)だけ、色ずれが発生する。
そこで、本実施形態1では、図9に示すように、第1の感光体ドラム17Bと第2の感光体ドラム17Yとの速度変動の周期Tの位相が、搬送ベルト12の表面の同一点で略逆位相になるように、画像形成装置1を構成する。そのために、画像形成装置1は、図4に示すマーク120Bとマーク120Yとが逆位相となるように、第1の感光体ドラム17Bを駆動する第1列目の減速ギヤ65Bと第2の感光体ドラム17Yを駆動する第2列目の減速ギヤ65Yとを、回転角度を略180度ずらして配設するものとする。これにより、画像形成装置1は、図9に示すように、搬送ベルト12の速度変動を最小限に抑えることが可能となる。
なお、同様に、画像形成装置1は、図4に示すマーク120Mとマーク120Cとが逆位相となるように、感光体ドラム17Mを駆動する第3列目の減速ギヤ65Mと感光体ドラム17Cを駆動する第4列目の減速ギヤ65Cとを、回転角度を略180度ずらして配設するものとする。これにより、画像形成装置1は、さらに、搬送ベルト12の速度変動を最小限に抑えることが可能となる。
以上の通り、本実施形態1に係る画像形成装置1によれば、感光体ドラム17の速度変動の原因となるギヤの回転位相を略180度ずらして配設しているので、ピッチ間距離Lpが理想位置となっていない場合(すなわち、感光体ドラム17の速度変動の周期Tにおける印刷媒体100の走行距離(搬送ベルト12の走行距離)がピッチ間距離Lpの整数分の1とならない場合)であっても、搬送ベルト12の速度変動を最小限に抑えることが可能となる。その結果、色ずれの抑制精度(各色の印刷重ね合わせ精度)の低下を最小限に抑えることが可能となり、単純な印刷機構の制御で色ずれを解消することができる。
また、この画像形成装置1によれば、一組の感光体ドラムに対してもう一組(或いはそれ以上)の感光体ドラムの組の回転位相を自由に設定することが可能である。そのため、例えば、第1の組の感光体ドラムを第2の組の感光体ドラムの駆動ギヤ列が分割されている場合であっても、それぞれの位相を考慮することなくギヤを配設することが可能となる。
[実施形態2]
以下、図10を参照して、本実施形態2に係る画像形成装置の構成につき説明する。図10は、本実施形態2に係るギヤの回転位相を示す図である。図10は、各像担持体の駆動に関わる4個のギヤの回転位相を示している。
実施形態1に係る画像形成装置1(図4参照)は、4つの感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cを駆動する減速ギヤ65B,65Y,65M,65Cのうち、2個を一対として組を形成し、組を形成する2個のギヤの回転位相を略180度ずらして配設している。
これに対して、本実施形態2に係る画像形成装置1aは、2個を一対として二つの組を形成し、一方の組を形成する2個の減速ギヤ65の回転位相を略180度ずらして配設し、さらに、他方の組を形成する2個の減速ギヤ65の回転位相を一方の組を形成する2個の減速ギヤ65の回転位相に対して、それぞれ、略90度ずらして配設している。
以下、図11及び図12を参照して、本実施形態2に係る画像形成装置1aの感光体ドラム17の速度変動と搬送ベルト12の速度変動との関係につき説明する。図11及び図12は、それぞれ、搬送ベルトの速度変動の説明図である。
図11は、比較例として説明する実施形態1に係る画像形成装置1の波形を示している。図11は、第1の感光体ドラム17B及び第2の感光ドラム17Yの速度変動の波形が高調波性分を有しており、その成分が左右非対称である場合の画像形成装置1の波形を模式的に示している。
一方、図12は、本実施形態2に係る画像形成装置1aの波形を示している。図12は、4つの感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cの速度変動の波形が左右非対称である場合の画像形成装置1aの波形を模式的に示している。なお、図12は、4つの感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cのそれぞれを第1の感光体ドラム、第2の感光体ドラム、第3の感光体ドラム、第4の感光体ドラムとし、それぞれの速度変動の波形をL1,L2,L3,L4として示すとともに、実施形態2に係る画像形成装置1aの搬送ベルト12の速度変動の波形をLA2として示している。
実施形態1に係る画像形成装置1は、前記した通り、4つの感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cを駆動する減速ギヤ65B,65Y,65M,65Cのうち、2個を一対として組を形成し、組を形成する2個のギヤの回転位相を略180度ずらして配設している。すなわち、画像形成装置1は、4つの感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cを駆動する減速ギヤ65B,65Y,65M,65Cのうちの一対のギヤの回転位相をそれぞれ略180度ずらして配設している。
そのため、画像形成装置1は、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cそれぞれの速度変動の波形が正弦波又は正弦波に近い波形となる場合に、搬送ベルト12の速度変動を最小限に抑えることが可能であった。
しかしながら、画像形成装置1は、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cの速度変動の波形が正弦波から崩れた左右非対称の波形となる場合がある。この場合に、搬送ベルト12の速度変動LA1は、図11に示すように、1組の対となる感光体ドラム17(例えば、感光体ドラム17B,17Y)のそれぞれを駆動する一対の減速ギヤ65(減速ギヤ65B,65Y)の回転位相を逆位相に配設するだけでは、平坦な波形にならない。そのため、画像形成装置1は、搬送ベルト12の速度変動LA1を十分に抑えることができない。
これに対して、画像形成装置1aは、前記した通り、2個を一対として二つの組を形成し、一方の組を形成する2個の減速ギヤ65の回転位相を略180度ずらして配設し、さらに、他方の組を形成する2個の減速ギヤ65の回転位相を一方の組を形成する2個の減速ギヤ65の回転位相に対して、それぞれ、略90度ずらして配設している。すなわち、本実施形態2に係る画像形成装置1aは、4つの感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cを駆動する減速ギヤ65B,65Y,65M,65Cのそれぞれの回転位相を略90度ずらして配設している。
画像形成装置1aは、各感光体ドラム17B,17Y,17M,17Cの速度変動の波形が正弦波から崩れた左右非対称の波形となる場合であっても、搬送ベルト12の速度変動LA2は、図12に示すように、2組の対となる感光体ドラム17(図10に示す例では、感光体ドラム17Bと感光体ドラム17Yの組と感光体ドラム17Mと感光体ドラム17Cの組)のそれぞれを駆動する減速ギヤ65(図10に示す例では、減速ギヤ65Bと減速ギヤ65Yの組と減速ギヤ65Mと減速ギヤ65Cの組)の回転位相を逆位相に配設することにより、平坦な波形となる。そのため、画像形成装置1aは、搬送ベルト12の速度変動を十分に抑えることができる。
以上の通り、本実施形態2に係る画像形成装置1aによれば、実施形態1に係る画像形成装置1と同様に、ピッチ間距離Lpが理想位置となっていない場合であっても、搬送ベルト12の速度変動を最小限に抑えることが可能となる。その結果、色ずれの抑制精度(各色の印刷重ね合わせ精度)の低下を最小限に抑えることが可能となり、単純な印刷機構の制御で色ずれを解消することができる。
しかも、画像形成装置1aによれば、実施形態1に係る画像形成装置1に比べて、速度変動の波形が正弦波から崩れた場合であっても、搬送ベルト12の速度変動を最小限に抑えることが可能となる。これにより、コストを上げることなく、搬送ベルト12の速度変動に起因する色ずれの抑制精度(各色の印刷重ね合わせ精度)を向上させることが可能となる。
本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、本発明は、プリンタに限らず、複写機、FAX、MFP等の画像形成装置に用いることができる。なお、「MFP」とは、Multi Function Printer(又はProduct)の略称で、プリンタにファクシミリ機能やスキャナ機能、コピー機能等を付加した装置である。
また、例えば、印刷する色の順番(すなわち、IDユニット101の配置)は、変更することができる。
また、例えば、画像形成部110は、黒、黄、マゼンタ、及びシアンのいずれかのトナーを他の色のトナーに変更することができる。
また、例えば、画像形成部110は、黒、黄、マゼンタ、及びシアンの画像を形成する機構に加え、他の色の画像を形成する機構を有する構成にすることができる。
1(1a) 画像形成装置
17(17B,17Y,17M,17C) 感光体ドラム(像担持体)
65(65B,65Y,65M,65C) 減速アイドルギヤ(減速ギヤ)
70(70a,70b,70c) アイドルギヤ(連結ギヤ)
101(101B,101Y,101M,101C) IDユニット
120(120B,120Y,120M,120C) マーク
Lp ピッチ間距離

Claims (5)

  1. 駆動に関わるギヤを含む駆動手段によって回転駆動される複数の像担持体に形成された各像を、無端状に形成された搬送ベルト又は当該搬送ベルトによって搬送される印刷媒体に、重ね合わせて転写する画像形成装置において、
    それぞれの像担持体の駆動に関わるギヤは、
    同一形状に形成されるとともに、製造時に位置決めの基準となるマークが付されており、かつ、それぞれの前記像担持体と1対1で対応しており、
    前記複数の像担持体のうち、2個を一対として二つ以上の組を形成し、一方の組を形成する2個の像担持体同士で、それぞれの駆動に関わるギヤの前記マークの位置が、互いに、180度ずらして配設されており、
    さらに、他方の組を形成する2個の像担持体の駆動に関わるギヤの前記マークの位置が、前記一方の組を形成する2個の像担持体の駆動に関わるギヤの前記マークの位置に対して、それぞれ、同じ方向に90度ずらして配設されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    隣接する2個の前記像担持体の駆動に関わるギヤは、連結ギヤによって、連結されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体の駆動に関わるギヤは、それぞれに共通して同径に形成された小ギヤと大ギヤとを備えた二段ギヤとして構成されており、
    前記小ギヤは、それぞれ、前記複数の像担持体のそれぞれに共通して同径に形成された感光体ドラムギヤと噛み合うとともに、
    前記大ギヤは、駆動源からの回転駆動を伝達するモータギヤ、又は、隣接する大ギヤとの間を連結する連結ギヤと噛み合う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体は、4列に並べて配設されるとともに、
    1列目の前記像担持体の駆動に関わるギヤは、小ギヤが1列目の前記感光体ドラムギヤと噛み合うとともに、大ギヤが前記モータギヤと噛み合い、
    2列目の前記像担持体の駆動に関わるギヤは、小ギヤが2列目の前記感光体ドラムギヤと噛み合うとともに、大ギヤが1列目の前記連結ギヤ及び2列目の前記連結ギヤと噛み合い、
    3列目の前記像担持体の駆動に関わるギヤは、小ギヤが3列目の前記感光体ドラムギヤと噛み合うとともに、大ギヤが2列目の前記連結ギヤ及び3列目の前記連結ギヤと噛み合い、かつ、
    4列目の前記像担持体の駆動に関わるギヤは、小ギヤが4列目の前記感光体ドラムギヤと噛み合うとともに、大ギヤが3列目の前記連結ギヤと噛み合い、
    1列目、2列目、及び3列目の前記連結ギヤは、それぞれに共通して同径に形成されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記小ギヤは、それぞれ、前記マークが、それぞれの前記小ギヤに共通して同じ箇所に付されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
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