JP5800219B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、連続的な画像形成動作を一時中断することで、画像形成処理が遅れてしまう問題があった。よって、連続的な画像形成動作を一時中断することなく、位置ズレ検知用画像を形成する処理、駆動速度個別決定処理及び駆動源の駆動速度を変更する処理を実行することが望まれる。
すなわち、一つの画像の潜像の形成が始まってから、その潜像が現像された可視像が中間転写体に転写されるまでの間で像担持体の駆動源の駆動速度を変更すると、画像の一部または全部が所望の画像に対して副走査方向に伸びたり縮んだりした状態で中間転写体上に転写されることとなる。
このように、連続する二つの可視像の両方について、可視像が副走査方向に伸びたり縮んだりすることがないため、連続的に複数枚の画像形成を行っているときに駆動源の速度変更を行っても、副走査方向の伸び縮みのない画像を形成することができる。
なお、像担持体の駆動源の駆動速度を変更すると、駆動速度の大きさにより、駆動速度の変更前に対して変更後に像担持体上に形成される可視像が、副走査方向に伸びたり縮んだりする。しかし、駆動速度を変更すると、中間転写体と像担持体との線速差も変化するため中間転写体上には副走査方向の伸び縮みのない画像が形成される。
まず、プリンタ100の基本的な構成について説明する。図2は、実施形態に係るプリンタ100を示す概略構成図である。プリンタ100は、画像形成を行うプリンタ部200と、プリンタ部200に対して記録媒体である記録紙Pを供給する給紙部300とを備えている。
プリンタ100は、その筐体外に、記録紙Pを手差し給紙する手差しトレイ70を備え、その上方にはプリンタ100の筺体から排出された画像形成済みの記録紙Pをスタックするための排紙トレイ31などを具備する。
プリンタ部200は、イエロー,マゼンタ,シアン,黒(以下、Y,M,C,Kと記す)のトナー像を形成するための四つの画像形成ユニット16(Y,M,C,K)を有している。また、図3に示すように、プリンタ部200の中間転写ユニットは、ベルトループ内側に配設された駆動ローラ3、テンションローラ7、及び、四つの一次転写ローラ9(Y,M,C,K)によって水平方向に延在する姿勢で張架された中間転写ベルト8を有している。
テンションローラ7は揺動可能に軸支されており、中間転写ベルト8の内側から外側に向かってスプリングにより付勢されることで中間転写ベルト8に張力を与えている。像担持体としての中間転写ベルト8は、駆動ローラ3の回転駆動によって図中反時計回り方向に無端移動せしめられる。四つの画像形成ユニット16(Y,M,C,K)は、中間転写ベルト8の張架面に沿って並ぶように配設されている。
感光体ドラム1(Y,M,C,K)の周面に形成された静電潜像は、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いる周知の二成分現像方式を採用した現像装置によって現像されてY,M,C,Kトナー像となる。なお、現像装置として、トナーからなる一成分現像剤を用いる周知の一成分現像方式を採用したものを用いてもよい。
Y,M,C,K用の一次転写ニップや感光体ドラム1(Y,M,C,K)の表面に付着している転写残トナーは、不図示のドラムクリーニング装置によって除去される。ドラムクリーニング装置としては、クリーニングブレードによってトナーを掻き取る方式のものでもよいし、ファーブラシローラによってトナーを掻き取る方式や、磁気ブラシクリーニング方式などのものを用いてもよい。
図4に示すように、駆動伝達部は、Y,M,C,K用の感光体ドラム1(Y,M,C,K)ののそれぞれと同軸で、感光体ドラム1よりも大きな径の感光体ギヤ21(Y,M,C,K)を備える。そして、各感光体ギヤ21が回転することで、それと同軸の感光体ドラム1が回転する。
モノクロプリント時には、このようにしてK用の感光体ドラム1Kだけを駆動するが、このとき、プリンタ部200では、四つの感光体ドラム1(Y,M,C,K)のうち、K用の感光体ドラム1Kだけに接触させる姿勢で中間転写ベルトを張架する。
図5は、連続プリントを行っているときの連続する二つの可視像のうちの先の可視像IM1を形成している状態の説明図である。図1は、連続プリントを行っているときの連続する二つの可視像のうちの後の可視像IM2を形成している状態の説明図であり、図5(d)以降の状態の説明図である。
また、図6は、プリンタ100における中間転写ベルト8の一部を、光学センサユニット60が備えるフォトセンサ6とともに示す図3中の斜め下方から見た斜視図である。
ここで、補正後の光書込開始タイミングでも残ってしまうトナー像の重ね合わせズレ量に対し重ね合わせズレ量を算出し、算出結果に基づいて、駆動速度を変更する処理を実施する。
プリンタ100では、図4に示す三つの感光体ドラム1(Y,M,C)を駆動する第二駆動モータ23の駆動速度を基準速度とし、一つの感光体ドラム1(K)を駆動する第一駆動モータ22の駆動速度を変更する構成である。
このため、K用のトナー像が駆動速度を変更する前のタイミングより早く中間転写ベルト8に転写されるようになる。K用のトナー像の先端位置が線速差に応じた量だけ駆動速度を変更する前の位置よりも感光体ドラム1の表面移動方向に対し下流側にシフトする。これにより、Kトナー像と他の三色(Y,M,C)トナー像の重ね合わせズレ量が更に低減される。
駆動速度の変更値は中間転写ベルト8上の像にトナー像を転写する転写位置の他のトナー像の転写位置に対する相対的な位置の移動量が1ドット以下となるような数値を上限とする。
プリンタ100における重ね合わせズレ量を算出する方式は、特許文献3に記載のものと同様のラインパターン群からなる位置ズレ検知用画像42を形成し、ライン間隔を読み取ることにより重ね合わせズレ量を算出する方式である。そして、プリンタ100は、特許文献3に記載のものとは異なり、中間転写ベルト8上における幅方向外側の画像領域外に位置ズレ検知用画像42を形成する。これにより、プリント動作を停止することなく重ね合わせズレ量を算出することができる。
図5(a)及び図1(a)に示すように、各画像IMを形成する際の光書込み処理は二次転写ニップに対して最も離れた位置に配置されたY用の感光体ドラム1Yから処理が開始される。また、図1(a)に示すように、連続する二つの可視像のうちの先の可視像IM1の後端と後の可視像IM2の先端とは中間転写ベルト8上である一定の間隔を有しており、この間隔が用紙間に相当する。
K用の感光体ドラム1Kを駆動する第一駆動モータ22の速度調整タイミングは、図1(c)に示すように、先の可視像のKトナー像IM1Kの中間転写ベルト8への転写を完了させた後から、後の可視像のKトナー像IM2Kの静電潜像を形成するためのK用感光体ドラム1Kに対する光書込みが開始する前までの期間とする。このタイミングで第一駆動モータ22の速度を調整することにより画像形成への影響が回避できる。
また、第一駆動モータ22の速度調整タイミングは、第一駆動モータ22により駆動されるK用の感光体ドラム1Kに対し、光書込みや中間転写ベルト8への転写処理を実行していないタイミングとする。このようなタイミングによれば、第一駆動モータ22の速度調整タイミングは、第二駆動モータ23によって駆動される感光体ドラム1(M,C,Y)に対し、光書込みや中間転写ベルト8への転写処理を実行しているタイミングとなる。このようなタイミングで、第一駆動モータ22の速度調整を実行することにより、画像形成処理間隔を空けることなく各色の重ね合わせズレを抑える処理を実施することができ、画像形成処理におけるダウンタイムを発生させない効果がある。
また、プリンタ100における2回目以降の駆動源の駆動速度を変更する処理を行う場合の位置ズレ検知用画像42を形成する際の第一駆動モータ22の駆動速度は、前回の駆動源の駆動速度を変更する処理が反映された速度とする。これにより、画像形成時の現状での重ね合わせズレ量が反映されるため、より実使用に合致したズレ量を確認することができる。
〔態様A〕
移動する表面に潜像が形成され、現像されることにより可視像を担持する三つ以上の感光体ドラム1などの像担持体と、それら像担持体のうち、少なくともK用の感光体ドラム1Kなどの第一像担持体に伝達するための駆動力を発揮する第一駆動モータ22などの第一駆動源と、第一像担持体とは異なる二つ以上の像担持体に伝達するための駆動力を発揮する第二駆動モータ23などの第二駆動源と、画像情報に基づいて、それぞれの像担持体に可視像を形成するプリンタ部200などの可視像形成手段と、それぞれの像担持体に担持された可視像を表面移動する中間転写ベルト8などの中間転写体の表面に重ね合わせて転写し、中間転写体上に形成された重ね合わせ画像を記録媒体に転写する二次転写ローラ4などの転写手段と、中間転写体の表面上の可視像を検知する光学センサユニット60などの像検知手段と、を有し、予め定められた可視像をそれぞれの像担持体に形成して中間転写体の表面に転写してそれら可視像からなる位置ズレ検知用画像42などの位置ズレ検知用画像を得た後、像検知手段による位置ズレ検知用画像内の各可視像の検知タイミングに基づいて重ね合わせズレ量を算出し、重ね合わせズレ量に基づいて、第一駆動源の駆動速度と第二駆動源の駆動速度とをそれぞれ個別に決定する駆動速度個別決定処理と、第一駆動源及び第二駆動源をそれぞれ駆動速度個別決定処理で決定した駆動速度で駆動しながら画像情報に基づく画像を形成する画像形成処理と、を実施する不図示の制御手段を有するプリンタ100などの画像形成装置において、連続的に複数枚の画像形成を行っているときに、第一駆動源または第二駆動源の少なくとも一方の駆動速度を駆動速度個別決定処理で決定した駆動速度に変更する速度変更タイミングは、その駆動源が駆動させる像担持体に形成される連続する二つの可視像のうちの先の可視像が中間転写体に転写された後から、後の可視像の潜像の形成が始まる前までのタイミングである。これによれば、上記実施形態について説明したように、第一駆動モータ22などの駆動源が駆動させるK用の感光体ドラム1Kなどの像担持体に形成される連続する二つの可視像のうちの先の可視像(IM1K)が中間転写ベルト8などの中間転写体に転写された後のタイミングで、駆動源の速度変更を行っているため、先の可視像が副走査方向に伸びたり縮んだりすることはない。また、後の可視像(IM2K)の潜像の形成が始まる前までのタイミングで駆動源の速度変更を行っているため、後の可視像が副走査方向に伸びたり縮んだりすることはない。このように、連続する二つの可視像の両方について、可視像が副走査方向に伸びたり縮んだりすることがないため、連続的に複数枚の画像形成を行っているときに駆動源の速度変更を行っても、副走査方向の伸び縮みのない画像を形成することができる。このように、態様Aでは、位置ズレ検知用画像の検知結果に基づいて第一駆動源の駆動速度と該第二駆動源の駆動速度とをそれぞれ個別に決定して重ね合わせズレ量を小さくする処理を、連続的な画像形成動作を中断することなく行い、この処理を実行中に形成する画像として副走査方向の伸び縮みのない画像を形成することが出来る。
〔態様B〕
〔態様A〕において、プリンタ部200などの可視像形成手段は、位置ズレ検知用画像42などの位置ズレ検知用画像を中間転写ベルト8の幅方向端部近傍などの画像領域外に形成する。これによれば、上記実施形態について説明したように、位置ズレ検知用画像を画像領域外に形成しているため、画像情報に基づいて形成される画像と位置ズレ検知用画像とを同じタイミングで像担持体や中間転写体に形成することができ、連続的な画像形成動作を中断することなく位置ズレ検知用画像を形成する処理を行うことができる。特許文献3に記載の画像形成装置では、位置ズレ検知用画像を画像領域に形成している。このような構成では、画像情報に基づいて形成される画像と位置ズレ検知用画像とを同じタイミングで像担持体や中間転写体に形成することができない。よって、位置ズレ検知用画像を形成する処理を含む重ね合わせズレ量を小さくする処理は、画像情報に基づいた画像形成を行わないタイミングで実施せざるを得ない。このため連続的に複数枚の画像形成を行っているときに重ね合わせズレ量を小さくする処理を行うには、画像形成動作を一時中断する必要がある。これに対して、態様Bでは、位置ズレ検知用画像を画像領域外に形成しているため、画像情報に基づいて形成される画像と位置ズレ検知用画像とを同じタイミングで像担持体や中間転写体に形成することができ、連続的な画像形成動作を中断することなく位置ズレ検知用画像を形成する処理を行うことができる。
なお、連続的な画像形成動作を中断することなく位置ズレ検知用画像を形成する処理を行う構成としては、先の可視像の後端と後の可視像の先端との間の紙間の画像領域内に位置ズレ検知用画像を形成しても良い。
〔態様C〕
〔態様A〕または〔態様B〕において、制御手段は、像検知手段による位置ズレ検知用画像内の各可視像の検知タイミングに基づいて、感光体ドラム1に対する光書込開始タイミングを補正するなどのそれぞれの像担持体に対する像形成開始タイミングを補正して、それぞれの可視像の重ね合わせズレを低減するタイミング補正処理を実施し、タイミング補正処理による補正後の像形成開始タイミングに基づいて、像形成開始タイミングでも残ってしまう可視像の重ね合わせズレ量を算出する。これによれば、上記実施形態について説明したように、重ね合わせズレが短い長さになる、即ち重ね合わせズレが低減されるのである。このように各色に対しの重ね合わせズレに関しては1ドットレベルでのズレ量低減は像担持体に線速差を持たせることなく低減することが可能となる。そして、このような像形成開始タイミングでも残ってしまう可視像の重ね合わせズレ量を算出して、そのズレ量をさらに小さくするように、像担持体同士の線速差を変更することで、重ね合わせズレ量をさらに小さくすることができる。
〔態様D〕
〔態様A〕乃至〔態様C〕の何れか一つの態様において、制御手段が、第一駆動源または第二駆動源のいずれかの駆動源の該駆動速度を変更する速度変更タイミングは、駆動速度を変更する第一駆動モータ22などの駆動源とは異なる方の第二駆動モータ23などの駆動源によって駆動される感光体ドラム1(Y,M,C)などの像担持体に対して潜像の形成が始まってから、潜像の可視像を中間転写体に転写し終わるまでの期間である。これによれば、上記実施形態について説明したように、このようなタイミングで第一駆動モータ22の速度調整を実行することにより、画像形成処理間隔を空けることなく各色の重ね合わせズレを抑える処理を実施することができ、ダウンタイムを発生させずに画像形成処理を継続することができる。
〔態様E〕
〔態様A〕乃至〔態様D〕の何れか一つの態様において、制御手段は、駆動速度個別決定処理では第二駆動モータ23などの第二駆動源の駆動速度を普遍の固定値とすると共に、重ね合わせズレ量と、固定値とに基づいて第一駆動モータ22などの第一駆動源の駆動速度を決定する。これによれば、上記実施形態について説明したように、複数の像担持体に駆動を伝達する第二駆動源は、三つの感光体ドラム1(Y,M,C)などのすべての像担持体について、その駆動源が駆動する像担持体に形成される連続する二つの可視像のうちの先の可視像が中間転写体に転写された後から、後の可視像の潜像の形成が始まる前まで、となるようなタイミングを設定するのは困難である。一方、K用感光体ドラム1などの一つの像担持体に駆動を伝達する第一駆動源であれば、上記タイミングの設定が容易である。
〔態様F〕
〔態様A〕乃至〔態様E〕の何れか一つの態様において、位置ズレ検知用画像を形成するときの第一駆動モータ22などの第一駆動源と第二駆動モータ23などの第二駆動源との駆動速度は、その直前の駆動速度個別決定処理によって設定した駆動速度である。これによれば、上記実施形態について説明したように、位置ズレ検知用画像を形成する際の第一駆動源と第二駆動源との駆動速度は、前回の駆動速度を変更する処理が反映された速度とすることができ、画像形成時の現状での重ね合わせズレ量が反映されるため、より実使用に合致したズレ量を確認することができる。
2 現像装置
3 駆動ローラ
4 二次転写ローラ
6 フォトセンサ
7 テンションローラ
8 中間転写ベルト
9 一次転写ローラ
10 定着装置
11 レジストローラ対
13 光書込ユニット
16 画像形成ユニット
21 感光体ギヤ
22a 第一駆動ギヤ
22 第一駆動モータ
23a 第二駆動ギヤ
23 第二駆動モータ
24 中継ギヤ
30 排紙ローラ対
30 第一給紙カセット
31 排紙トレイ
40 第二給紙カセット
42 位置ズレ検知用画像
60 光学センサユニット
70 手差しトレイ
71 給紙ローラ
72 搬送ローラ
100 プリンタ
200 プリンタ部
300 給紙部
IM1 先の可視像
IM2 後の可視像
L 書込光
P 記録紙
Claims (5)
- 移動する表面に潜像が形成され、現像されることにより可視像を担持する三つ以上の像担持体と、
それら像担持体のうち、少なくとも第一像担持体に伝達するための駆動力を発揮する第一駆動源と、
該第一像担持体とは異なる二つ以上の像担持体に伝達するための駆動力を発揮する第二駆動源と、
画像情報に基づいて、それぞれの像担持体に可視像を形成する可視像形成手段と、
それぞれの像担持体に担持された可視像を表面移動する中間転写体の表面に重ね合わせて転写し、該中間転写体上に形成された重ね合わせ画像を記録媒体に転写する転写手段と、
該中間転写体の表面上の可視像を検知する像検知手段と、を有し、
予め定められた可視像をそれぞれの像担持体に形成して該中間転写体の表面に転写してそれら可視像からなる位置ズレ検知用画像を得た後、該像検知手段による該位置ズレ検知用画像内の各可視像の検知タイミングに基づいて重ね合わせズレ量を算出し、該重ね合わせズレ量に基づいて、該第一駆動源の駆動速度と該第二駆動源の駆動速度とをそれぞれ個別に決定する駆動速度個別決定処理と、
該第一駆動源及び該第二駆動源をそれぞれ該駆動速度個別決定処理で決定した駆動速度で駆動しながら上記画像情報に基づく画像を形成する画像形成処理と、を実施する制御手段を有する画像形成装置において、
連続的に複数枚の画像形成を行っているときに、上記第一駆動源または上記第二駆動源の少なくとも一方の駆動速度を上記駆動速度個別決定処理で決定した駆動速度に変更する速度変更タイミングは、その駆動源が駆動する像担持体に形成される連続する二つの可視像のうちの先の可視像が上記中間転写体に転写された後から、後の可視像の潜像の形成が始まる前までのタイミングであり、
上記制御手段が、上記第一駆動源または上記第二駆動源のいずれかの駆動源の該駆動速度を変更する速度変更タイミングは、駆動速度を変更する該駆動源とは異なる方の駆動源によって駆動される上記像担持体に対して潜像の形成が始まってから、当該潜像の可視像を上記中間転写体に転写し終わるまでの期間であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記可視像形成手段は、上記位置ズレ検知用画像を画像領域外に形成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2の画像形成装置において、
上記制御手段は、上記像検知手段による上記位置ズレ検知用画像内の各可視像の検知タイミングに基づいてそれぞれの像担持体に対する像形成開始タイミングを補正して、それぞれの可視像の重ね合わせズレを低減するタイミング補正処理を実施し、
該タイミング補正処理による補正後の該像形成開始タイミングに基づいて、該像形成開始タイミングでも残ってしまう可視像の上記重ね合わせズレ量を算出することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置において、
上記制御手段は、上記駆動速度個別決定処理では上記第二駆動源の駆動速度を普遍の固定値とすると共に、重ね合わせズレ量と、該固定値とに基づいて上記第一駆動源の駆動速度を決定することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成装置において、
上記位置ズレ検知用画像を形成するときの上記第一駆動源と上記第二駆動源との駆動速度は、その直前の該駆動速度個別決定処理によって設定した駆動速度であることを特徴とする画像形成装置。
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