JP4842708B2 - シート折り装置及び後処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート折り装置及び後処理装置に関する。
特許文献1には、シート束102を搬送路に沿って案内する搬送ガイド101と、搬送路に突設自在に設けた折りブレード105と、折りブレード105に押されたシート束102を折る折りローラ対103とを備えた技術が開示されている(図14参照)。
特開2004―83184号公報
しかし上述の従来技術では、シート束102を折りブレード105で押し込むと、搬送ガイド101の折りブレード側部分101aにたわみ113が形成され、係るたわみ113が搬送ガイドの折りブレード側101aに強く押圧される。そうすると、たわみ113部分にガイド面に沿う方向に分力が働き、その分力によってシート束102がシート束102と搬送ガイドの折りブレード側101aとの間の摩擦力に抗してガイド面に沿う方向(図中矢印で示す方向)に滑ってしまい、特に、摩擦力が小さいシートの場合には、折りブレード側のシート109と折りローラ対に挟み込まれるシート107とが離れて、折りローラ対側のシート107のみが折りローラ対103に挟み込まれ、残りのシート109は折り処理が施されないという問題があった。
本発明は、シート束の折り不良を防止できるシート折り装置及び後処理装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、シート束を搬送路に沿って案内する搬送ガイドと、搬送路に突設自在に設けた折りブレードと、折りブレードに押されたシート束をニップに挟み込んでシート束を折る折りローラ対とを備え、搬送ガイドは折りブレード側に退避部分を有し、シート束が折りブレードに押されると、退避部分が搬送路を開く方向に移動するシート折り装置であって、前記退避部分はシート束が折りブレードに押されて形成されるたわみと対向する位置に設けられ、
前記退避部分が搬送路を開いた状態において、該退避部分は折りブレードに近い一方の端部が、折りブレードから遠い他方の端部よりも搬送路から離れた位置にあって、該退避部分の搬送路側面が搬送方向に対して傾斜していて、前記退避部分は回動軸と付勢部材とを備え、前記回動軸は前記他方の端部に設けられ、前記付勢部材は前記退避部分を搬送路に向けて付勢しており、シート束が折りブレードに押されて該シート束に形成されるたわみの押圧力により、前記一方の端部が付勢部材の付勢力に抗して搬送路を開く方向に回動することを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、シート束を搬送路に沿って案内する搬送ガイドと、搬送路に突設自在に設けた折りブレードと、折りブレードに押されたシート束をニップに挟み込んでシート束を折る折りローラ対とを備え、搬送ガイドは折りブレード側に退避部分を有し、シート束が折りブレードに押されると、退避部分が搬送路を開く方向に移動するシート折り装置であって、前記退避部分はシート束が折りブレードに押されて形成されるたわみと対向する位置に設けられ、前記退避部分が搬送路を開いた状態において、前記退避部分は折りブレードに近い一方の端部が、折りブレードから遠い他方の端部よりも搬送路から離れた位置にあって、前記退避部分の搬送路側面が搬送方向に対して傾斜していて、
前記退避部分は前記他方の端部に回動軸を有し、前記退避部分の前記一方の端部は前記折りブレードの移動に連動する連動機構に連結され、前記折りブレードがシート束を折る向きに突出すると、前記連動機構の作用により前記退避部分が搬送路を開く方向に移動することを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2に記載のシート折り装置において、前記退避部分は、前記折りブレードを挟んだ搬送方向上流側と搬送方向下流側にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、シート束の綴じ処理を行う綴じ処理部と、請求項1乃至3の何れか1つに記載のシート折り装置とを備えたことを特徴とする後処理装置
本発明では、シート束が折りブレードに押されると、シート束がたわんで搬送ガイドに圧接しようとする。しかし、搬送ガイドの退避部分が搬送路を開くように移動するので、シート束の折りローラ対に挟み込まれる部分とたわみ部分との搬送路の幅方向の距離が長くなり、折りブレードに押されて形成されるシート束のたわみによる搬送ガイドに対する押圧力が小さくなる。よって、搬送ガイドのガイド面に沿う方向に働く分力が小さくなり、その分力によって生じるシート束の滑りも防止できる。従って、折りブレード側のシートと折りローラ対に挟み込まれるシートとが離れてシート束がばらつくことを防止でき、シート束全体を折りローラに確実に挟み込んでシート束の折り不良を防止できる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、図1は折り処理トレイにおいて、折りブレードを作動させてシート束の折り動作を開始したときを示す断面図、図2は折り処理トレイにおいて、折りブレードを作動させてシート束の折り動作を開始する前を示す断面図、図3は折りブレードの移動機構の断面図であり、折り動作に入る前を示す図、図4は折りブレードの移動機構の断面図であり、折り動作終了後、退避位置に戻るときを示す図、図5はスティプル処理トレイにスタックされたシート束を示す断面図、図6はスティプル処理トレイにスタックされたシート束が綴じ処理されるときを示す断面図、図7はスティプル処理トレイで綴じ処理されたシート束をシート束偏向機構によって偏向させる状態を示す断面図、図8はスティプル処理トレイで綴じ処理されたシート束をシート束偏向機構によって偏向させ、折り処理トレイに送り込んだときの状態を示す断面図、図9は折り処理トレイ内にシート束を送り込んだときの状態を示す断面図、図10は折り処理トレイにおいて、折りブレードを作動させてシート束の折り動作を開始したときを示す断面図、図11は折り処理トレイで折りブレードを作動させてシート束の折り動作を開始した後、2段目の折りローラで折られているときの状態を示す断面図、図12は本発明の実施の形態に係る後処理装置の断面図である。
本発明の第1実施の形態に係る後処理装置PDを説明する。図12に示すように、後処理装置PDは、画像形成装置の側部に取り付けられており、主に用紙導入部Aと、シート束に対して綴じ処理(スティプル処理)を施すスティプル処理トレイFと、折り処理を施す折り処理トレイ1を備える。
用紙導入部Aは、画像形成装置から搬送されたシートを検出する入口センサ41と、その下流側に入口ローラ43、パンチユニット45、搬送ローラ47、分岐爪49、51が順次配置されている。分岐爪49、51はバネにより保持されており、ソレノイドをONすることにより、一方の分岐爪49は上方に、他方の分岐爪51は下方に、各々回動して、シートを第1搬送路B、第2搬送路C、第3搬送路Dへシートを振り分ける。第1搬送路Bに導かれたシートは上トレイ59に排出されるようになっており、第2搬送路Cに導かれたシートはシフトトレイ61に排出されるようになっている。第3搬送路Dに導かれたシートは搬送ローラ53、55及びスティプル排紙ローラ57によりスティプル処理トレイFに導かれる。
次にスティプル処理トレイFについて説明する。図5に示すように、スティプル処理トレイFはシートをトレイ内に導くスティプル排紙ローラ21と、トレイ内に導かれたシートが突き当てられる後端フェンス23と、シートの縦方向(搬送方向)の整合を行う叩きコロ22と、シート幅方向の整合を行うジョガーフェンス20と、シート束Pの中央に綴じ処理を行う綴じ処理スティプラS2と、綴じ処理の終了したシート束Pを放出する放出爪24aと、放出爪24aを備える放出ベルト24と、放出ベルト24を駆動する放出ローラ27と、シート束偏向手段としての分岐ガイド板25及び可動ガイド26とを備えている。分岐ガイド板25は支点を中心として回動自在であり、分岐ガイド板25の下流側位置に放出ローラ27側に加圧する加圧コロ28を備えている。また可動ガイド26は放出ローラ27に対して回動自在に取り付けられている。
次にスティプル処理トレイFにおける動作について図5〜図9を用いて説明する。スティプル処理トレイFではスティプル排紙ローラ21により順次排出されるシートを整合し、整合されたシート束Pは放出爪24aによりシートサイズ毎に設定された所定距離だけ下流へ運ばれ、シート束Pの中央が綴じ処理スティプラS2により綴じ処理が行われる(図5、図6参照)。シート束Pは先端部が放出ローラ27と加圧コロ28により挟持され、分岐ガイド板25と可動ガイド26とが回動し、放出爪24aの駆動により折り処理トレイ1へ導かれる(図7、図8参照)。処理トレイ1へ導かれたシート束Pは搬送上ローラ29と搬送下ローラ13により可動後端フェンス30まで搬送される。可動後端フェンス30に突き当てられたシート束Pは、搬送下ローラ13の加圧が解除される。その後、シート束Pは後述する折りローラ7のニップへと導かれて折り処理が施される。
次に折り処理トレイ1について説明する。図1に示すように折り処理トレイ(シート折り装置)1は、シート束Pを搬送路に沿って案内する搬送ガイド4、6と、搬送路に突設自在に設けた折りブレード5と、折りブレード5に押されたシート束Pをニップ7cに挟み込んでシート束Pを折る折りローラ対7とを備えている。搬送ガイド4、6の一方のガイド(折りブレード側の搬送ガイド)4は退避部分9、11を有しており、搬送ガイドの退避部分9、11は折りブレード5を挟んだ搬送方向上流側と、搬送方向下流側にそれぞれ備えている。
搬送ガイドの退避部分9、11は搬送ガイド本体3a、3bに対して回動軸9d、11dを中心に支持されており、回動軸9d、11dには退避部分9、11を折りローラ対7方向に付勢するばね(付勢部材)9e、11eがそれぞれ設けられている。シート束Pが折りブレード5に押されると、退避部分9、11がシート束Pに形成されるたわみ部分P2、P3の押圧力で回動して搬送方向に対して斜めになり、退避部分9、11の折りブレード5に位置に近い先端部(一方の端部)9a、11aが、折りブレード5から遠い基端部(他方の端部)9b、11bよりも搬送路から離れた位置にくる。
図3に示すように、折りブレード5は前後側板に立てられた各2本の軸に長穴部14aが勘合することで支持され、その軸部14bとリンクアーム16の長穴部16bは勘合されており、リンクアーム16が支点16aを中心に揺動することで折りブレード5は左右に往復移動する。リンクアーム16の長穴部16cと折りブレード駆動カム15の軸部15bは勘合しており、折りブレード駆動カム15の回転によりリンクアーム16は揺動する。図3に示す折りブレード5の退避位置から、折りブレード駆動カム15を矢印方向に回転させると折りブレード5は矢印方向に移動し、処理トレイ1の搬送路内に突出して図4に示す状態となる。図4において折りブレード駆動カム15を矢印方向に回転させると折りブレード5は矢印方向に移動し、折りブレード5は搬送路内から退避する。
次に、本実施形態における折り処理トレイ(シート折り装置)1の作用及び効果について説明する。図2に示すように、スティプル処理トレイFにおいて綴じ処理を施したシート束Pは搬送路内の所定位置(シート束の先端が可動後端フェンス30に突き当たる位置)まで搬送される。シート束Pが搬送路内の所定位置までくると、折りブレード駆動カム15の回転運動によりリンクアーム16は揺動し、折りブレード5が退避位置から搬送路内の突出位置まで移動する。折りブレード5に押されたシート束Pは、折りブレード5に押された部分P1が折りローラ対7のニップ7cに導かれる。このとき、シート束Pの一方のガイド側4にはたわみP2、P3が形成され、このたわみP2、P3の押圧力によって搬送ガイドの退避部分9、11がばねの付勢力に抗して回動する。このとき、搬送ガイドの退避部分9、11が搬送方向に対して斜めになり、搬送ガイド本体3a、3bのガイド面よりも折りブレード5の退避側に離れた位置でシート束PのたわみP2、P3が搬送ガイドの退避部分9、11の搬送路側面9c、11cに当接する。
折りローラ対7のニップ7cに導かれたシート束Pはニップ折りを施され、次いで図10に示す第2の折りローラ31により折りぐせを強化され、下排紙ローラ32により下トレイ33へ排出される。このとき、シート束後端が折り部通過センサ34に検知されると、折りプレート5及び可動後端フェンス30はホームポジションに復帰する。
本実施の形態では、シート束PのたわみP2、P3に押されて搬送ガイドの退避部分9、11が搬送路を開く方向に移動するので、シート束Pに形成される折りローラ対7のニップに挟み込まれる部分P1とたわみ部分P2、P3との搬送幅方向の距離Tが、搬送ガイドの退避部分9、11が搬送路を閉じたときにシート束Pに形成されるニップ部分P1とたわみ部分P2、P3との搬送幅方向の距離Sに比べて長くなり、シート束PのたわみP2、P3による搬送ガイドに対する押圧力が小さくなる。よって、搬送ガイド4、6の搬送面に沿う方向に働く分力が小さくなり、その分力によって生じるシート束Pの滑りも防止できる。従って、折りブレード側のシートと折りローラ対7に挟み込まれるシートとが離れてシート束Pがばらつくことがなく、折りブレード側のシートが綴じ部分から剥がれて折りローラ対7に送り込まれることを防止できる。シート束全体を折りローラ7に確実に挟み込むことができ、シート束Pの折り不良を防止できる。
退避部分9、11が搬送路を開いた位置において、退避部分9、11の先端部9a、11aが、基端部9b、11bよりも搬送路から離れた位置にあり、退避部分9、11が搬送方向に対して斜めになるので、たわみP2、P3が退避部分9、11の搬送路側面9c、11cに突き当たってたわみP2、P3の押圧力を退避部分9、11の搬送路側面9c、11cで受けることができ、たわみP2、P3がシート束Pの搬送方向両端部側にずれるのを防止できる。
搬送ガイドの退避部分9、11は、折りブレード5を挟んだ搬送方向上流側と、搬送方向下流側にそれぞれ備えているので、シート束PのたわみP2、P3を搬送方向の上流側の退避部分9の搬送路側面9c及び搬送方向下流側の退避部分11の搬送路側面11cで挟んで受けることができ、たわみP2、P3が搬送方向両端部側にずれるのを更に防止できる。
退避部分の先端部9a、11aがばね9e、11eの付勢力に抗して搬送路を開く方向に回動する構成なので、ばね9e、11eの種類を変更して付勢力を調整することができ、付勢力が強すぎて先端部9a、11aが開かなかったり、逆に付勢力が弱すぎて小さな押圧力で先端部9a、11aが開いたりすることを防止できる。
次に、他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。図13は第2実施の形態に係る折り処理トレイの要部を示す断面図であり、(a)は折りブレードが退避位置にあるときを示す図、(b)は折りブレードが突出位置にあるときを示す図である。尚、図13では搬送方向上流側位置における搬送ガイドの退避部分9について示して説明しているが、搬送方向下流側位置における搬送ガイドの退避部分11は上流側位置の退避部分9と同じ構成及び作用効果を奏するので、その説明を省略する。
搬送ガイドの退避部分9は折りブレード5の移動に連動する連動機構70、72を備えている。連動機構70、72は、退避部分9の先端部9aに連結された第1リンク72と、折りブレード5に連結され且つ軸71を中心として回動する第2リンク70とを備えている。折りブレード5が退避位置(図13(a))から突出方向(図13(b)に示すQ)に移動すると、第1リンク72が図13(b)に示すP方向に移動し、退避部分9の先端部9aが搬送路を開く方向に移動し、退避部分9は搬送方向に対して斜めになる。
一方、折りブレード5が突出位置から退避方向(図13(a)に示すV)に移動すると、第1リンク72が図13(a)に示すU方向に移動し、退避部分9は搬送方向に対して平行になる。
本実施の形態では、折りブレード5の移動に連動して搬送ガイドの退避部分9が移動するので、シート束Pの押圧力に関係なく退避部分9を移動させることができ、退避部分9を確実に退避位置に移動させることができる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
上述の第1実施形態及び第2実施の形態において、搬送ガイドの退避部分9、11は、回動軸9d、11dを中心として先端部9a、11aが回動するようにしたが、これに限定されず、退避部分9、11が搬送方向と略平行な姿勢で搬送路を開く方向に移動しても良い。
上述の第1実施形態において、搬送ガイドの退避部分9、11は、回動軸9d、11dにばね9e、11eを設けたが、これに限定されず、退避部分9、11の先端部9a、11aに折りローラ対7方向に付勢するばねを設けてあっても良い。
上述の第1実施形態及び第2実施の形態において、搬送ガイドの退避部分9は、ばねの付勢力や折りブレード5との連動機構によって移動しているが、これに限定されず、折りブレード5の移動を検知する検知センサと、搬送ガイドの退避部分9を駆動するアクチュエータとを設け、検知センサが折りブレード5の移動を検知すると搬送ガイドの退避部分9が自動的に移動するようにしても良い。
上述の第1実施形態及び第2実施の形態において、折り処理トレイ1は綴じ処理を施したシート束Pに折り処理を施しているが、これに限定されず、綴じ処理を施さないシート束Pに対して折り処理を行っても良い。
折り処理トレイにおいて、折りブレードを作動させてシート束の折り動作を開始したときを示す断面図である。 折り処理トレイにおいて、折りブレードを作動させてシート束の折り動作を開始する前を示す断面図である。 折りブレードの移動機構の断面図であり、折り動作に入る前を示す図である。 折りブレードの移動機構の断面図であり、折り動作終了後、初期位置に戻るときを示す図である。 スティプル処理トレイにスタックされたシート束を示す断面図である。 スティプル処理トレイにスタックされたシート束が綴じ処理されるときを示す断面図である。 スティプル処理トレイで綴じ処理されたシート束をシート束偏向機構によって偏向させる状態を示す断面図である。 スティプル処理トレイで綴じ処理されたシート束をシート束偏向機構によって偏向させて折り処理トレイに送り込んだときの状態を示す断面図である。 折り処理トレイ内にシート束を送り込んだときの状態を示す断面図である。 折り処理トレイにおいて、折りブレードを作動させてシート束の折り動作を開始したときを示す断面図である。 折り処理トレイで折りブレードを作動させてシート束の折り動作を開始した後、2段目の折りローラで折られているときの状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る後処理装置の断面図である。 変形例に係る折り処理トレイを示す断面図であり、(a)は折りブレードが退避位置にあるときを示す図、(b)は折りブレードが突設位置にあるときを示す図である。 従来例に係る折り処理トレイの動作を説明する断面図である。
符号の説明
1 シート折り装置
4、6 搬送ガイド
5 折りブレード
7 折りローラ対
9、11 搬送ガイドの退避部分
9a、11a 退避部分の先端部(一方の端部)
9b、11b 退避部分の基端部(他方の端部)
9c、11c 退避部分の搬送路側面
9d、11d 回動軸
9e、11e ばね(付勢部材)
70、72 連動機構
P シート束

Claims (4)

  1. シート束を搬送路に沿って案内する搬送ガイドと、搬送路に突設自在に設けた折りブレードと、折りブレードに押されたシート束をニップに挟み込んでシート束を折る折りローラ対とを備え、搬送ガイドは折りブレード側に退避部分を有し、シート束が折りブレードに押されると、退避部分が搬送路を開く方向に移動するシート折り装置であって、
    前記退避部分はシート束が折りブレードに押されて形成されるたわみと対向する位置に設けられ、
    前記退避部分が搬送路を開いた状態において、該退避部分は折りブレードに近い一方の端部が、折りブレードから遠い他方の端部よりも搬送路から離れた位置にあって、該退避部分の搬送路側面が搬送方向に対して傾斜していて、
    前記退避部分は回動軸と付勢部材とを備え、前記回動軸は前記他方の端部に設けられ、前記付勢部材は前記退避部分を搬送路に向けて付勢しており、シート束が折りブレードに押されて該シート束に形成されるたわみの押圧力により、前記一方の端部が付勢部材の付勢力に抗して搬送路を開く方向に回動することを特徴とするシート折り装置。
  2. シート束を搬送路に沿って案内する搬送ガイドと、搬送路に突設自在に設けた折りブレードと、折りブレードに押されたシート束をニップに挟み込んでシート束を折る折りローラ対とを備え、搬送ガイドは折りブレード側に退避部分を有し、シート束が折りブレードに押されると、退避部分が搬送路を開く方向に移動するシート折り装置であって、
    前記退避部分はシート束が折りブレードに押されて形成されるたわみと対向する位置に設けられ、
    前記退避部分が搬送路を開いた状態において、前記退避部分は折りブレードに近い一方の端部が、折りブレードから遠い他方の端部よりも搬送路から離れた位置にあって、前記退避部分の搬送路側面が搬送方向に対して傾斜していて、
    前記退避部分は前記他方の端部に回動軸を有し、前記退避部分の前記一方の端部は前記折りブレードの移動に連動する連動機構に連結され、前記折りブレードがシート束を折る向きに突出すると、前記連動機構の作用により前記退避部分が搬送路を開く方向に移動することを特徴とするシート折り装置。
  3. 前記退避部分は、前記折りブレードを挟んだ搬送方向上流側と搬送方向下流側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシート折り装置。
  4. シート束の綴じ処理を行う綴じ処理部と、請求項1乃至3の何れか1つに記載のシート折り装置とを備えたことを特徴とする後処理装置。
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