JP4834321B2 - 構造体 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明の構造体の第一の形態は、化合物を内部に保持する構造体であって、
前記構造体が、
多孔質体と、蓋部材と、前記蓋部材と前記多孔質体とを接続する接続部材とを有し、
前記接続部材のうちの前記蓋部材との接続部分が、前記蓋部材を特異的に認識して捕捉する捕捉体を含み、
前記蓋部材の少なくとも一部が金で構成され、
前記蓋部材を特異的に認識して捕捉する捕捉体が金を特異的に認識して捕捉する抗体可変領域を有する捕捉体であることを特徴とする。
本発明の構造体の第二の形態は、化合物を内部に保持する構造体であって、
前記構造体が、
多孔質体と、蓋部材と、前記蓋部材と前記多孔質体とを接続する接続部材とを有し、
前記接続部材のうちの前記蓋部材との接続部分が、前記蓋部材を特異的に認識して捕捉する捕捉体を含み、
前記蓋部材の少なくとも一部が酸化珪素で構成され、
前記蓋部材を特異的に認識して捕捉する捕捉体が酸化珪素を特異的に認識して捕捉する抗体可変領域を有する捕捉体であることを特徴とする。
(構造体)
本発明の構造体は、一以上の物質を放出可能に保持するものであって、多孔質体と、蓋部材と、多孔質体と蓋部材とを物理的または化学的に接続せしめる生体高分子化合物(以下『接続部材』と称することもある)を含み構成される有機化合物からなる接合部材と、を含み構成されている。
本発明の構造体に用いる多孔質体は、本発明の効果を発揮する為に、単位体積中の表面積すなわち比表面積が大きいものである。更に、この多孔質体に設けられた細孔は、本発明の効果を奏する為に、構造体外の環境と接するものであり、構造体表面から外界に通じている。細孔の形状は、放出可能に細孔内に保持される物質や外部環境すなわち物質が懸濁または溶解されている分散液または溶液の特性に応じて選択する。細孔は多孔質体を貫通するものであることが好ましい。細孔径としては1nm乃至10μmが好適であるが、より好ましくは50nm乃至1000nmである。
・中空カラム状構造:任意の形状をした筒が多数並んでいる多孔質体(図14(d))
・多孔構造:任意の形状の穴がランダムに多数あいている多孔質体(図14(a))
・オパール構造:球状のものが最密に堆積した多孔質体(図14(b))
・逆オパール構造:オパール構造体において物質/細孔が逆になった多孔質体(図14(c))
・凹状構造:基板に複数の凹状の穴が存在している多孔質体(図14(f))
更に、凸状構造(図14(e))、)突起状構造体(図14(g))及び繊維状構造体(図14(h))などを挙げることができる。
蓋部材は、本発明の構造体が保持する化合物が自然拡散などにより、消失するのを防ぐと共に、外部からの光または磁場変化などの入力信号を受信することにより、前記蓋部材が前記構造体から脱離することにより、構造体内に保持されていた化合物を前記構造体外部に放出するものである。更には、蓋部材は、光または磁場変化を与えられることによりその周縁において温度変化を生じることが望ましい。
接続部材を構成する生体高分子化合物は、多孔質体と蓋部材を物理的/化学的に接続せしめるものである。生体高分子化合物は、好ましくは、多孔質体表面との結合部位及び蓋部材との結合部位を有し、より好ましくは、これらの結合部位の少なくとも一つが抗体の可変領域の少なくとも一部を含み構成されている。
58: 7s1、59:7s2、60:7s4、61:7s7、62:7s8、63:7p2、64:7p3、65:7p4、66:7p7、67:7p8、68:10s1、69:10s2、70:10s3、71:10s4、72:10s5、73:10p1、74:10p2、75:No.4、76:No.7、及び77:No.10.。
精製方法としては、上記画分から硫酸アンモニウム等によりタンパク質成分を濃縮した後に再度適当なバッファーに懸濁し、例えば、前記精製タグがHisタグの場合はニッケルキレートカラムで、精製タグがGSTの場合はグルタチオン固定化カラムを使用すること等により目的のタンパク質を精製することができる。
例えば、蓋部材表面の少なくとも一部に金が露出している場合、多孔質体表面に結合性を有する生体高分子化合物の多孔質体表面との結合部位以外にSH基を末端部に有する導入基を導入することにより、本発明の生体高分子化合物とすることができる。また、金に対して結合部位を有する生体高分子化合物にシラノール基やアルコシキシランを有するような官能基を導入することも可能である。
(1)配列番号:80のアミノ酸配列及び
(2)配列番号:81のアミノ酸配列に対して、一個もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加された酸化珪素に対する結合性を維持しているアミノ酸配列
からなる群から選択された2以上のアミノ酸配列を有するものを用いることができる。
(放出用物質)
本発明に用いられる構造体に保持する物質としては、構造体の用途に応じて選択され、各種の化合物など各種広範なものから選択して用いることができる。例えば、水溶性薬物、脂溶性薬物なども利用可能である。
(化合物放出制御)
本発明にかかる構造体からの物質の放出制御は、構造体での保持及び構造体からの物質の放出を外部からの刺激、すなわち外部信号の負荷により制御する技術である。
(実施例1) 多孔質体の作製
多孔質体としてメソポーラス・シリカ(SBA−15)を以下の方法で作製する。
金結合性scFv−SBA−15親和性ペプチド融合タンパクの作製
SBA−15親和性ペプチドIPHVHHKHPHV(配列番号:80)を金scFvのC末端に融合したタンパク質を以下の工程により作製する。
(1)発現ベクター作製
pET−15b(Novagen社)のマルチクローニングサイトをNheI/SacII 及びNotI/SacIIを用いて切断することで予め変更したべクターpUT-XXを図2A及び2Bに示したようにそれぞれ用意し、金結合性scFvの構成要素となるVL(クローン名:VL#No,7、配列番号:76)、VH(クローン名:7s4、配列番号:60をpET−15b(Novagen社)のマルチクローニングサイトを図2(a)及び(b)に示すように変更したべクターに挿入する。得られたベクターをそれぞれpUT−VLNo,7、pUT−7s4とする。次に、VLコード遺伝子、リンカー(GGGGS)×3、VHコード遺伝子、SBA−15親和性ペプチド(以下、図3中で示したように“Si tag”ともいう)、His×6(以下、“His-tag“)が連続して翻訳され、融合タンパクとして発現されるような発現ベクターpUT−scFvを以下のように作製した(図3)。
SiscFv−B(配列番号:78)
5'−NNNNNCCATGGCCCAGGTGCAGTTGGTGGAGT−3'
SiscFv−F(配列番号:79)
5'−NNNNNCCGCGGCACGTGGGGGTGCTTGTGGTGCACGTGCATGGGGATAACCATTCAGATCCTCTTCT−3'
尚、PCRは市販のPCRキット(タカラバイオ LA−Taqキット)を使用し、業者推奨のプロトコールに従い行う。
このプラスミドをpUT−scFvSpとする。
ヒートショックにより形質転換した上記BL21溶液にLB培地750μLを加え、一時間37℃にて振盪培養を行なう。その後、6000rpm×5分間遠心を行い、培養上清650μLを廃棄し、残った培養上清と沈殿となった細胞画分を攪拌し、LB/amp.プレートに撒き、一晩37℃にて静置する。
(2)予備培養
プレート上のコロニーを無作為に選択し、3.0mL LB/amp.培地にて28℃にて一晩振盪培養を行なう。
(3)本培養
上記予備培養溶液を2×YT培地 750MLに植え継ぎ、更に培養を28℃にて継続する。OD600が0.8を越えた時点で、終濃度が1mMとなるようにIPTGを加え、更に28℃にて終夜培養を行なう。
(4)精製
目的のポリペプチド鎖を不溶性顆粒画分から以下の工程により精製する。
(A)不溶性顆粒の回収
上記(3)で得られた培養液を6000rpm×30minにて遠心し、沈殿を菌体画分として得る。得られた菌体をトリス溶液(20mM トリス/500mM NaCl)15mlに氷中にて懸濁する。得られた懸濁液をフレンチプレスにて破砕し、菌破砕液を得る。次に、菌破砕液を12,000rpm×15minで遠心を行い、上清を除き、沈殿を不溶性顆粒画分として得る。
(B)不溶性顆粒画分の可溶化
(A)で得られた不溶性画分を6M 塩酸グアニジン/トリス溶液 10mLを加えて、一晩浸漬する。次に、12,000rpm×10minで遠心し、上清を可溶化溶液として得る。
(C)金属キレートカラム
金属キレートカラム担体として、His−Bind(Novagen社製)を用いる。カラム調整やサンプル負荷、及び洗浄工程は、業者の推奨方法に準拠し、室温(20℃)にて行う。目的であるHisタグ融合のポリペプチドの溶出は60mMイミダゾール/Tris溶液にて行う。溶出液のSDS−PAGE(アクリルアミド15%)の結果、単一バンドであり、精製されていることを確認する。
(D)透析
上記溶出液に対して、外液を6M 塩酸グアニンジン/Tris溶液として4℃にて透析を行い、溶出液中のイミダゾールの除去を行い、上記それぞれのポリペプチド鎖溶液を得る。
(E)リフォールディング
上記と同様にして、金結合性Fvと上記ペプチドを融合したscFv-Spのポリペプチド鎖溶液を以下の工程により別個に、脱塩酸グアニンジンを透析(4℃)にて行いながらタンパク質のリフォールディングを行う。
b)透析外液を6M塩酸グアニンジン/トリス溶液として、透析サンプルを浸漬し、緩やかに攪拌しながら6時間透析する。
c)外液の塩酸グアニジン濃度を3M、2Mと段階的に下げる。それぞれの外液濃度において、6時間透析する。
d)酸化型グルタチオン(GSSG)を終濃度375μM、L−Argを 終濃度0.4M)となるようにトリス溶液に加え、上記3)の2Mの透析外液を加え、塩酸グアニジン濃度が1Mとし、pHをNaOHで、pH8.0(4℃)に調整した溶液にて、12時間緩やかに攪拌しながら透析する。
e)上記d)と同様の作業にて塩酸グアニジン濃度0.5Mの含L−Arg トリス溶液を整し、更に12時間透析する。
f)最後にトリス溶液にて12時間透析する。7)透析終了後、10000rpmで約20分遠心分離し凝集体と上清を分離する。上記で得られた溶液に対して、更に外液をリン酸バッファー(以下、PBS)に替え、上記溶液を用いて、SPR測定を行う。金結合性を確認される。
(1)実施例1で作製したSBA−15 200mgを3μM ATP/リン酸バッファー:PBS(pH7.4)に一晩浸漬する。
(2)金微粒子(20nm、田中貴金属製、0.15mmol)を0.01mmol ATP/PBSに懸濁する。
(3)次に、実施例2で作製したシリカ親和性ペプチドを融合した1.5μM scFv/PBSを上記(1)の浸浸処理したSBA−15及び(2)の懸濁液と混合して、24時間攪拌する。
(4)続いて、12,000rpm×5minにて遠心を行い、上清を取り除き、沈殿物を得る。この沈殿物を真空乾燥して、構造体を得る。
(1)実施例3で得られた構造体20mgをPBS(pH7.4)で懸濁し、超音波を用いながら溶液中に分散させる。この操作を3回繰り返し、構造体に吸着したATPを洗浄する。
(2)上記構造体をPBSに懸濁した状態で、12時間静置する。静置後、0、4、8、12時間後に、溶液の一部を取り出し、HPLC(C18、逆相カラム)で測定する(検出波長275nm)。経時的にATP量が減少することが確認される。
(3)次に、YAGレーザー(1064nm、164mJ/pulse、7nsec、10Hz)の光を1時間照射する。
(4)レーザー照射後、10分毎に溶液をサンプリングを行い、HPLCにて分析する。経時的にATPが放出されることが確認される。
(1)実施例3で得られた構造体20mgをPBS(pH7.4)で懸濁し、超音波を用いながら溶液中に分散させる。この操作を3回繰り返し、構造体に吸着したATPを洗浄する。
(2)上記構造体をPBSに懸濁した状態で、12時間静置する。静置後、0、4、8、12時間後に、溶液の一部を取り出し、HPLC(C18、逆相カラム)で測定する(検出波長275nm)。経時的にATP量が減少することが確認される。
(3)次に、シンセサイズド信号発生装置(HP社製)にて、0.5GHzの光を10秒間照射/50秒間休止のサイクルで5回繰り返する。
(4)信号照射後の溶液をサンプリングを行い、HPLCにて分析する。上記(2)の溶液中のATP量に対して、信号照射後のATP量が増加し、信号によりATPが放出されることが確認される。
実施例2において、金結合性scFv−SBA−15親和性ペプチドタンパクのVH(VHクローン名:7s4)の14位のアラニンをプロリンに変更した配列番号82で表されるVH(VHクローン名A14P―7s4、配列番号:83)になるようにタンパク質を作製する。
・発現プラスミドの作製
実施例2で得られるpUT−scFvSpを鋳型として目的箇所へ変異を導入する。変異導入はQuickChangeキット(STRATAGENE社製)を用いて、業者推奨の方法に準じて行う。その際に用いるプライマーは以下のとおり。
A14P−f(配列番号:84)
GAGCAGAGGTGAAAAAGCCAGGGGAGTCTCTGAAG
A14P−r(配列番号:85)
CTTCAGAGACTCCCCTGGCTTTTTCACCTCTGCTC
シークエンスにより、得られるプラスミドが目的の配列番号80で表されるDNAを挿入していることを確認する。
実施例6において、金結合性scFv−SBA−15親和性ペプチドタンパクのVH(VHクローン名:A14P)の34位バリンをフェニルアラニン、44位グルタミンをグルタミン酸、45位のロイシンをアルギニンに変更した配列番号86で表されるVH(VHクローン名PFER−7s4、配列番号:87)になるようにタンパク質を作製する。
・発現プラスミドの作製
実施例6で得られるpUT−scFv2Spを鋳型として目的箇所へ変異を導入する。変異導入はQuickChangeキット(STRATAGENE社製)を用いて、上記と同様に業者推奨の方法に準じて行う。3回の作業により目的のプラスミドを得る。
用いるプライマーは以下のとおり。
V37F―f(配列番号:88)
TTACTGGATCAACTGGTTCCGCCAGATGCCCGG
V37F−r(配列番号:89)
CCGGGCATCTGGCGGAACCAGTTGATCCAGTAA
2箇所目の変異導入の為のPCRプライマー
G44E−f(配列番号:90)
CAGATGCCCGGCAAAGAACTGGAATGGATGGGG
G44E−r(配列番号:91)
CCCCATCCATTCCAGTTCTTTGCCGGGCATCTG
3箇所目の変異導入の為のPCRプライマー
L45F−f(配列番号:92)
GCCCGGCAAAGAAAGGGAATGGATGGGGATG
L45F−r(配列番号:93)
CATCCCCATCCATTCCCTGCCTTTGCCGGGC
シークエンスにより、得られるプラスミドが目的の配列番号82で表されるDNAを挿入していることを確認する。
(1)前記化合物を前記多孔質体の表面/またはその周縁に保持するための蓋部材、(2)前記蓋部材と前記多孔質体表面を物理的または化学的に接続せしめる為の材料の少なくとも一部が生体高分子化合物からなる有機物を含んでなることを特徴とする構造体を提供する。本発明を適用することで多孔質体中に安定に化合物を保持できる構造体を得ることができる。更に、本発明は前記構造体からの化合物放出を制御する手段を含む。本発明を適用することにより、本発明の構造体から所望のタイミングにおいて本構造体が保持する化合物を放出することが制御できる。
2: 第二のドメイン
3: 第三のドメイン
4: 第四のドメイン
5、6: リンカー
Claims (6)
- 化合物を内部に保持する構造体であって、
前記構造体が、
多孔質体と、蓋部材と、前記蓋部材と前記多孔質体とを接続する接続部材とを有し、
前記接続部材のうちの前記蓋部材との接続部分が、前記蓋部材を特異的に認識して捕捉する捕捉体を含み、
前記蓋部材の少なくとも一部が金で構成され、
前記蓋部材を特異的に認識して捕捉する捕捉体が金を特異的に認識して捕捉する抗体可変領域を有する捕捉体であることを特徴とする構造体。 - 前記金を特異的に認識して捕捉する抗体可変領域が、配列番号:1〜57に示されるアミノ酸配列を一つ以上有することを特徴とする請求項1に記載の構造体。
- 前記金を特異的に認識して捕捉する抗体可変領域が、配列番号:1〜57に示されるアミノ酸配列のうちの一つの配列の一個もしくは数個のアミノ酸が、欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を一つ以上有することを特徴とする請求項1に記載の構造体。
- 化合物を内部に保持する構造体であって、
前記構造体が、
多孔質体と、蓋部材と、前記蓋部材と前記多孔質体とを接続する接続部材とを有し、
前記接続部材のうちの前記蓋部材との接続部分が、前記蓋部材を特異的に認識して捕捉する捕捉体を含み、
前記蓋部材の少なくとも一部が酸化珪素で構成され、
前記蓋部材を特異的に認識して捕捉する捕捉体が酸化珪素を特異的に認識して捕捉する抗体可変領域を有する捕捉体であることを特徴とする構造体。 - 前記酸化珪素を特異的に認識して捕捉する抗体可変領域が、配列番号80に示されるアミノ酸配列を有するもしくは配列番号81に示されるアミノ酸配列のいずれか一つの配列の一個もしくは数個のアミノ酸が、欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を二つ以上有することを特徴とする請求項4に記載の構造体。
- 外部からの信号としての光もしくは磁場の入力により、前記接続部材から前記蓋部材が脱離することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の構造体。
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