JP4833666B2 - 開閉装置用巻取軸支持構造 - Google Patents
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Description
この従来技術では、開閉体(10)の開閉動作に伴う開閉体厚さ方向の振動を巻取軸(20)の水平方向への移動により抑制できる上、開閉体(10)をガイドレール(50)の上方延長線に沿わせることができるため、開閉体(10)とガイドレール(50)との摩擦を軽減できる等の利点を有する。
ここで、本形態に係わる巻取軸支持構造が適用される開閉装置には、開閉体が閉鎖動作のみを行うように用いられる態様(例えば、非常時のみ遮煙や遮炎等の目的で閉鎖されるシャッター装置等)や、開閉体が開放動作のみを行うように用いられる態様(例えば、非常時のみ脱出等の目的で開放されるシャッター装置等)、開閉体が開放動作と閉鎖動作との双方を行うように用いられる態様等を含む。
また、前記開閉装置に具備される開閉体は、所謂スラットを開閉方向へ連接してなる開閉体や、パイプ材を開閉方向へ所定間隔置きに配設してなる開閉体、複数のパネル状部材を開閉方向へ連接してなる開閉体、可撓性シート材からなる開閉体、これらスラットや、パイプ材、パネル状部材、可撓性シート材等を適宜に組み合わせてなる開閉体等を含む。
また、上記固定部材とは、上記可動部材を上記接近離間方向へ移動するように支持し、不動部位に固定される部材である。
この接近離間方向は、好ましくは、前記開閉体に対し交差する略水平方向とされ、更に好ましくは、前記開閉体に対し交差するとともに前記開閉体から離れる下り傾斜方向とされる。
この構成によれば、上記開閉体の静止状態においては、上記可動部材を上記固定部材により下方側から受けることになり、また、上記開閉体の開閉動作中には、上記巻取軸の回転モーメントや上下方向の振動に起因して、上記可動部材が上下方向へがたついたりばたついたり等した場合に、そのがたつきやばたつきを、上方側と下方側との双方から抑制することができる。
この構成の具体例としては、上記可動部材を、開口部が横向きの略凹状に形成し、その凹部内に上記固定部材を挿入して、上記可動部材を上記固定部材により下方側から受けるとともに、同可動部材に対しその上方側から上記固定部材を接触又は近接させた構成等が挙げられる。
また、上記第二ガイド部と上記第二係合部との双方を、上記接近離間方向へわたるガイド面を有する部材とし、これら双方の部材の間に、上記第二係合部および上記第二係合部とは独立して、転動部材(ローラ部材や、ローラ軸、球状部材等を含む)を介在するようにすることも可能である。
また、本明細書中において「開閉体の開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするために移動する方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。
第一の形態によれば、可動部材側の重量を第一ガイド手段により受けながら、固定部材に対して可動部材が巻取軸側へ離れてしまうのを第二ガイド手段によって阻むことができる。
したがって、支持される巻取軸および該巻取軸周りの開閉体の重量によって、巻取軸の中央側が撓み、固定部材に対して可動部材が巻取軸側へ離れようとするのを防ぐことができ、ひいては、巻取軸の撓みを抑制できる上、可動部材が巻取軸側へ傾いて損傷したり固定部材から外れてしまったり等するのを防ぐことができる。
以下に示す開閉装置用巻取軸支持構造は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物の開口部分や、構築・構造物の内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、構築・構造物内部の空間を仕切ったり開放したりする開閉装置に適用した一例として説明する。
なお、前記接近離間方向とは、図1においてガイドレール20の上方延長線Lに対し接近したり離間したりする方向であり、本実施の形態の好ましい一例では、上方延長線Lから離れる方向へ若干下り勾配となる方向としている。
各スラット11は、所定厚さの横長略矩形状の金属板に、押出成形や、引抜成形、曲げ加工等の適宜加工を施してなり、平坦部とその上下端部のカール部とからなる縦断面略凹状で、且つ開閉体幅方向(図1における奥行き方向)にわたる平面視略長尺矩形状に形成されている。
そして、上記構成の開閉体10は、各スラット11の内面側の凹部11aを巻取体32側へ向けるようにして、その開放方向側の端部が巻取軸30における巻取体32の外周面に止着されている。
各ガイドレール20の上端側には、上方へ向かって略ラッパ状に広がった呑込み部21が形成されている。この呑込み部21は、開閉体10におけるガイドレール20よりも上方側の部位が開閉体厚さ方向へ寄せられて斜めになった際に、該ガイドレール20と該開閉体10との接触を防ぐものである。
また、巻取体32は、前記固定軸31の外周面に、ベアリング等を介して複数の円盤状支持部材32aを回動自在に支持するとともに、これら円盤状支持部材32aの外周に略筒状のドラム32bを固定してなり、ドラム32bの外周面に開閉体10の開放方向端部を止着するようにしている。
また、コイルバネ33は、固定軸31に対して巻取体32を巻取り回転方向(図1によれば時計方向)へ回転させるように、その一端側を固定軸31に止着するとともに他端側を巻取体32に止着している。
なお、前記ドラム32bは、円盤状支持部材32aの外周面に止着されるとともに、開閉体幅方向へわたる複数の棒状部材に置換されることで、略籠状に構成されていてもよい。
そして、この巻取軸支持装置40は、可動部材41を固定部材42により下方側から受けながら上記接近離間方向へ導く第一ガイド手段Aと、該第一ガイド手段Aよりも上方側で、可動部材41を固定部材42により巻取軸30側(図3における左方向側)から受けながら上記接近離間方向へ導く第二ガイド手段Bとを、それぞれ構成している。
この巻取軸支持部41aには、固定軸31の端部が挿入された後に、略鉛直方向と略水平方向との各方向に、ボルトとナットあるいはリベット等の締結具41a1が挿通される。
そして、巻取軸支持部41aは、締結具41a1が締め付けられることで、固定軸31を、略がたつきなく固定し支持している。
更に、この第一ガイド部41bは、その内側の下面を、固定部材42の第一ローラ部材42b1に対し近接して、上記接近離間方向へわたる補助ガイド面41b3としている。
この補助ガイド面41b3は、巻取軸30の回転モーメントや上下方向の振動等に起因して、可動部材41が上下方向へがたついたりばたついたり等した場合に、第一ローラ部材42b1に当接して、そのがたつきやばたつきを抑制するものである。
この構成の場合には、第一ローラ部材42b1がガイド面41b1を受けて転動しながら、可動部材41が上記接近離間方向へ移動する際に、第一ローラ部材42b1の下端側は、補助ガイド面41b3に対し摺接することになる。
この傾斜防止部材41b2は、第一ローラ部材42b1の下端側の側面に当接するように、可動部材の移動方向へわたって第一ガイド部41bの内側の下面から上方へ突出して設けられ、図示例によれば、断面略L字状に形成される。
この傾斜防止部材41b2は、第一ガイド部41bに対する傾き抑制効果が第二ガイド手段Bのみで十分な場合や、巻取軸30側の重量が比較的小さい場合等には、省くことも可能である。
そして、この第二ガイド部41cは、その巻取軸30側の面を、後述する固定部材42の第二ローラ部材42c1により当接され案内されるガイド面41c1としている。
両規制部41d間の寸法は、可動部材41の移動により、第一ガイド部41bの両端開口から固定部材42の第二ローラ部材42c1が部分的に突出する程度に設定されている。
より詳細に説明すれば、この防塵カバー41eは、第一ガイド部41bにおける上記接近離間方向の開口端部を覆うように形成された可撓性シートであり、その上端側が前記開口端部の縁に止着され、その下端側を自由端としている。
そして、この防塵カバー41eは、第一ローラ部材42b1に押されて撓むことで、第一ガイド部41bの前記開口端部を開放し、同第一ローラ部材42b1の逆方向への移動に伴って自重により自由垂下状態となって(換言すれば、垂れ下がって)、第一ガイド部41bの前記開口端部を閉鎖する。
この防塵カバー41eの材質は、可撓性のシート状物であればよいが、特に弾性的な復元力により第一ガイド部41bの閉鎖性を向上するためには、ゴム等の弾性体からなるシート状物であることが好ましい。
その止着の際、可動部材41を巻取軸30から繰り出された際の開閉体10から離れる下り傾斜方向へ導くように、当該巻取軸支持装置40全体が若干傾斜した状態で不動部位に固定される。
なお、前記不動部位は、図示例によれば、巻取軸30および該巻取軸30に巻かれた際の開閉体10を収納する収納ケース50としているが、不動な部位であればよく、例えば、当該開閉装置1の周囲の枠体や、当該開閉装置1の設置対象である躯体の壁面等とすることも可能である。
第一ローラ部材42b1は、図示例によればボールベアリングであり、その外周面を第一ガイド部41bのガイド面41b1に当接させるとともに、該ガイド面41b1に沿って転動するように支持され、その転動によって可動部材41を上記接近離間方向へ移動させる。
第二ローラ部材42c1は、図示例によれば、上記第一ローラ部材42b1よりも小径のボールベアリングであり、第二ガイド部41cのガイド面41c1に沿って転動することで、可動部材41を上記接近離間方向へ移動させる。
上記開閉装置1によれば、巻取軸30の重量や、巻取軸30に巻かれた開閉体10の重量、可動部材41自体の重量等、可動部材41側の重量に起因して、可動部材41に下方向への力が作用するとともに、該可動部材41の上部側には巻取軸30方向への力が作用し、可動部材41の上部側が巻取軸30方向へ傾こうとする。
しかしながら、可動部材41の前記下方向への力は、可動部材41のガイド面41b1と固定部材42の第一ローラ部材42b1との当接により受けられ、前記巻取軸30方向への力は、可動部材41のガイド面41c1と固定部材42の第二ローラ部材42c1との当接により受けられる。
更に、図示例によれば、可動部材41の下部側が反巻取軸方向(図3における右方向)へ傾こうとするのを、傾斜防止部材41b2により抑制する。
したがって、固定部材42に対して可動部材41が巻取軸30側へ離れてしまったり、可動部材41が巻取軸30側へ傾いてしまったり等するのを阻むことができ、ひいては、第一ローラ部材42b1が傾きに起因する局部的な応力集中により損傷したり、第一ガイド部41bから外れたり等するのを阻み、可動部材41における上記接近離間方向への移動をスムーズに行うことができる。
したがって、第一ガイド部41b内への粉塵や異物等の侵入を防いで、第一ローラ部材42b1のスムーズな移動を確保することができる上、巻取軸支持装置40を、巻取軸30に巻かれた際の開閉体10の内側に配置された小型な構成とすることができる。
図6に示すように、開閉体10が巻取軸30に巻取られると、巻取軸30周りの開閉体10の巻径が次第に大きくなり、開閉体10における巻取軸30から繰り出されて吊り下げられた部分は、ガイドレール20上端側との間において、右斜め下向きの状態となる(図6(b)参照)。
この力F1は、図6(b)に示すように、右向きの力FRの成分と、下向きの力Fdの成分とを含む力である。
また、巻取軸支持装置40が下り傾斜状に配設されているため、前記巻取軸30の移動は、この傾斜によっても補助されることになる。
そして、その移動中、開閉体10における上記接点Nよりも下方側の部位は、ガイドレール20の内面に摺接しないように、略鉛直に近い状態に維持される。
この力F2は、図7(b)に示すように、左向きの力FLの成分と、下向きの力Fdの成分とを含む力である。
なお、巻取軸支持装置40が上り傾斜状に配設されているため、前記巻取軸30は、この傾斜によって若干抵抗を受けながら、徐々に、上方側延長線Lに接近する方向へ移動する。
そして、その移動中、開閉体10における上記接点Nよりも下方側の部位は、ガイドレール50の内面に摺接しないように、略鉛直に近い状態に維持される。
そこで、本実施の形態では、スライド機構50を上方側延長線Lから離れる方向へ若干傾斜させることで、巻取軸30が巻き取り時に右方向へ移動しようとする力と、同巻取軸30が繰り出し時に左方向へ移動しようとする力とのバランスを、略均等化している。
しかも、開閉体10を構成するスラット11が縦断面略凹状に形成されているため、巻取軸30に巻かれる際の開閉体10には、その厚さ方向の振動を生じるが、その振動を、可動部材41の往復微動により吸収することもできる。
第三ガイド手段Cは、第一ガイド手段Aの下方側で、可動部材41を、固定部材42に対し巻取軸側(図8における左側)から当接させながら上記接近離間方向へ導くようにしている。
より詳細に説明すれば、この第三ガイド手段Cは、可動部材41の下部側に配設された第三ガイド部41fや、固定部材42の下部側に配設された第三係合部42d等から構成されている。
第三ローラ部材42d1は、図示例によれば、第二ローラ部材42c1と略同径のボールベアリングであり、第三ガイド部41fのガイド面41f1に沿って転動するように回転することで、可動部材41を上記接近離間方向へ移動させる。
すなわち、この取付部材43を、不動部位(収納ケース50)に対し、略水平状に取り付ければ、可動部材41の移動方向が、巻取軸30から繰り出され垂れ下がった際の開閉体10から離れる下り傾斜方向となるようにしている。
ローラ部材41gは、可動部材41の第一ガイド部41bを構成する断面略凹状の部材の上端部に支持され、後述する第二係合部42eに沿って転動するように配設されている。
また、第二係合部42eは、固定部材42の上端側から延設されてローラ部材41gに対し上方から覆い被さるように形成され、その先端側内面に、ローラ部材41gを巻取軸側から受けて上記接近離間方向へ転動させるガイド面42e1を有する。
なお、図10中の符号42e2は、第二係合部42eに相対するローラ部材41gの移動量を規制する規制部であり、固定部材42に対し一体的に構成されている。
而して、この巻取軸支持装置40aによれば、上述した巻取軸支持装置40と略同様に、可動部材41が、巻取軸30側の重量等に起因して、固定部材42に対し離間したり傾いたり等するのを、第二ガイド部としてのローラ部材41gと第二係合部42eとの当接により阻むことができる。
第一ガイド部42gは、その凹状部分の内側底面を、ローラ部材41iを受けて上記接近離間方向へ案内するためのガイド面42g1とし、同凹状部分の上側面を、ローラ部材41iに対し近接又は接触して、可動部材41側の上下方向のばたつきやがたつき等を抑制する補助ガイド面42g2としている。
ローラ部材41hは、第二ガイド部42fに沿って上記接近離間方向へ転動するように、可動部材41に対し回動自在に支持されている。
また、第二ガイド部42fは、略凹状の第一ガイド部42gにおける上先端側から上方へ突出して、上記接近離間方向へわたるガイド面42f1を形成しており、該ガイド面42f1により、ローラ部材41hをその巻取軸側から受けている。
なお、図11中の符号42f2は、第二ガイド部42fに相対するローラ部材41hの移動量を規制する規制部であり、固定部材42に対し一体的に構成されている。
而して、この巻取軸支持装置40bによれば、可動部材41が巻取軸30側の重量等に起因して固定部材42に対し離間したり傾いたり等するのを、第二係合部としてのローラ部材41hと、第二ガイド部42fとの当接により阻むことができる。
ローラ部材42hは、後述する第二係合部41jに沿って上記接近離間方向へ転動するように、固定部材42に対し回動自在に支持されている。
また、第二係合部41jは、可動部材41の上端側から延設され固定部材42に覆い被さるようにして形成され、その先端側内面に、ローラ部材42hを転動させるためのガイド面41j1を、上記接近離間方向へわたって形成している。
なお、図12中の符号41j2は、ローラ部材42hとの当接により、可動部材41の移動量を規制する規制部であり、可動部材41に対し一体的に構成されている。
而して、巻取軸支持装置40cによれば、可動部材41が巻取軸30側の重量等に起因して固定部材42に対し離間したり傾いたり等するのを、第二ガイド部としてのローラ部材42hと、第二係合部41jとの当接により阻むことができる。
また、上記ローラ部材42b1,42c1,42d1,41g,41h,41i,42hの各々の個数は任意だが、可動部材41のスムーズな移動やその移動時の安定性等を考慮すると、複数とするのが好ましい。
また、上記第一ローラ部材42b1や上記ローラ部材41iは、特に巻取軸側の比較的大きな重量を支持する為、好ましくは他のローラ部材42c1,42d1,41g,41h,又は42hよりも高強度のものや大径のものとするのがよい。
更に他例としては、上記防塵カバー41eの上端部と下端部との双方を、第一ガイド部41bにおける上記接近離間方向の開口端部に止着し、その防塵カバー41eを、上記ローラ部材42b1,41iに押されることで弾性的に変形させ、上記ローラ部材42b1,41iの逆方向への移動に伴って弾性的に復元する態様とすることも可能である。
10:開閉体
30:巻取軸
40,40’:巻取軸支持装置
41:可動部材
41b:第一ガイド部
41b2:傾斜防止部材
41c:第二ガイド部
42:固定部材
42b:第一係合部
42c:第二係合部
42b1:第一ローラ部材
42c1:第二ローラ部材
42d:第三係合部
A:第一ガイド手段
B:第二ガイド手段
C:第三ガイド手段
Claims (6)
- 巻取軸の端部を支持する可動部材を、巻取軸から繰り出された際の開閉体に対する接近離間方向へ移動させるように、固定部材によって支持している開閉装置用巻取軸支持構造において、
前記可動部材を前記固定部材により少なくとも下方側から受けながら前記接近離間方向へ導く第一ガイド手段と、該第一ガイド手段とは別に設けられて前記可動部材を前記固定部材により巻取軸側から受けながら前記接近離間方向へ導く第二ガイド手段とを備え、
前記第二ガイド手段は、前記固定部材と前記可動部材との内の一方に、前記接近離間方向に対し直交し且つ前記巻取軸の軸方向に対しても直交する軸により回転するように第二ローラ部材を設け、前記固定部材と前記可動部材との内の他方には、前記接近離間方向に対し直交し且つ前記巻取軸の軸方向に対しても直交するガイド面を前記接近離間方向へわたって設け、
前記第二ローラ部材は、前記ガイド面に対し外周面を当接させて転動することで、前記可動部材を前記接近離間方向へ移動させるように配設されていることを特徴とする開閉装置用巻取軸支持構造。 - 上記第二ガイド手段を、上記第一ガイド手段の上方側に配設したことを特徴とする請求項1記載の開閉装置用巻取軸支持構造。
- 上記第二ガイド手段は、上記固定部材と上記可動部材との内の一方に、上方へ突出するとともに前記ガイド面を有する第二ガイド部を設けるとともに、その他方に、前記第二ガイド部に対し上方側から覆い被さるようにして前記第二ローラ部材を係合させる第二係合部を設けてなり、
該第二係合部の先端側の前記第二ローラ部材を前記第二ガイド部の前記ガイド面に対し巻取軸の軸方向へ当接させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置用巻取軸支持構造。 - 上記第一ガイド手段は、上記固定部材と上記可動部材との内の一方に、上記接近離間方向へわたる略凹状の第一ガイド部を設けるとともに、その他方に、前記第一ガイド部の凹状部分の内側に係合する第一係合部を設けてなり、
前記第一ガイド部における上記接近離間方向の開口端部に、前記第一ガイド部内外を遮るようにして、防塵カバーを設け、
前記防塵カバーは、上端側が上記第一ガイド部側に止着された可撓性部材であり、前記第一係合部に押されて撓むことで前記開口端部を開放し、同第一係合部の逆方向への移動に伴って、自由垂下状態となって同開口端部を閉鎖するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置用巻取軸支持構造。 - 上記可動部材を、巻取軸から繰り出された際の開閉体から離れる下り傾斜方向へ導くようにしたことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置用巻取軸支持構造。
- 上記第一ガイド手段の下方側に、上記可動部材を上記固定部材に対し巻取軸側から当接させながら上記接近離間方向へ導くように、前記第一ガイド手段及び前記第二ガイド手段とは別の第三ガイド手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の開閉装置用巻取軸支持構造。
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