JP5542512B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉体が撓むおそれのある開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、特許文献1に記載されているように、構造物の窓サッシの屋外側にシャッターカーテン3を配置するようにした開閉装置であって、窓サッシ側の網戸障子や、戸尻側縦框、シャッターカーテンの裏面等に緩衝材を止着したものがある。
この従来技術によれば、屋外側から強風によりシャッターカーテンが室内側へ撓んだとしても、その撓んだ際のシャッターカーテンが網戸障子やサッシ障子に直接的に当接するのを、これらの間に介在する前記緩衝材によって緩和することができる。
しかしながら、上記従来技術では、シャッターカーテンと網戸障子やサッシ障子との直接接触を緩衝材により阻むようにしているとはいえ、シャッターカーテンが撓み緩衝材に衝突すれば、その衝撃が網戸障子やサッシ障子等へ伝達することになる。
その上、シャッターカーテンが撓んだりばたついたりすれば、該シャッターカーテンの幅方向の端部側が、ガイドレールの内面に強く当接する場合もある。
したがって、上記従来技術においても、シャッターカーテンの撓みやばたつきに起因して、騒音の発生や各構成部材の損傷を生じるおそれがある。
また、他の従来技術としては、開閉体幅方向の端部側の収納位置と、開閉体幅方向の中央位置側の進出位置との間でスライドする撓み抑制部材を備え、前記進出位置にある際の前記撓み抑制部材に撓んだ開閉体が当接するようにしたものがある。
しかしながら、この従来技術では、撓み抑制部材を前記収納位置と前記進出位置との間でスライドさせる構成であるため、そのスライド空間を要する上、撓み抑制部材の収納性にも改善の余地がある。
特開平11−22342号公報 特開2006−233621号公報
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、風や気圧差等により開閉体が厚さ方向にばたつくのを防ぐこと、開閉体のばたつきに起因した騒音の発生や各構成部材の損傷を防ぐこと、省スペースで収納性が良好なこと、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明に係る技術的手段は、以下の構成を少なくとも具備するものである。
開閉体により空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉装置において、開閉体幅方向に長尺な補強部材を、開閉体幅方向へわたって開閉体面に沿う収納位置と、開閉体幅方向に対し交差して開閉体面に沿う補強位置との間で回動するように、該開閉体面に枢支してなることを特徴とする。
このような特徴を有することで本発明は以下の作用効果を奏する。
補強部材を収納位置から補強位置に回動させれば、開閉体を開閉方向にわたって補強することができ、ひいては、開閉体が風や気圧差等によりばたつくのを防ぐことができる。
本発明に係わる開閉装置の一例を室内側から視た状態を示す正面図である。 同開閉装置の要部縦断面図である。 補強部材同士の接続状態を示す要部斜視図である。 補強部材の係止構造を示す要部斜視図である。 本発明に係わる開閉装置の他例を示す要部縦断面図である。 補強部材の係止構造の他例を示す要部斜視図である。 補強部材同士の接続状態の他例を示す正面図である。 本発明に係わる開閉装置の他例を示す正面図である。
本発明に係る開閉装置は、建築物等の開口部や内部空間を開閉する開閉体が、開放方向及び閉鎖方向に駆動する駆動部によって開閉動作するものであり、例えば、オーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ロールスクリーン装置、スライディングウォール装置、防煙垂れ壁装置、防煙垂れ幕装置、引戸装置、オーニング装置等が挙げられる。
また、本発明に係る開閉装置は、開閉体を巻取り軸に巻き取って収納するようにした形態や、開閉体を巻取り軸に巻取ることなく開放方向側に収納するようにした形態を含む。
本発明の開閉体の形態として、例えば、シート状体、ネット状体、複数のスラットやパイプ、あるいはパネルを開閉方向へ連設してなる形態等、さらには、前述のシート状体、ネット状体、スラット、パイプ、パネル、パイプを適宜に組み合わせてなる形態等が挙げられる。
本発明に係る開閉装置の補強部材は、開閉体幅方向に長尺な部材であって、開閉体の撓みを抑制可能な程度の剛性を有する部材であればよい。この補強部材の材質は、金属や、合成樹脂、セラミック、木等とすることができ、開閉体の撓みを抑制できる硬度のものであればゴムを用いることも可能である。
本発明に係る好ましい一形態では、前記補強位置になった際の前記補強部材が、開閉体周囲の不動部位に係止されるようにする。
この形態によれば、補強部材が補強位置になった際に、開閉体をより強固に補強することができる。
前記不動部位とは、開閉動作する開閉体に対し不動な部位であればよく、具体例としては、シャッターケースや、ガイドレール、下枠、地面等が挙げられる。
また、他の形態では、前記補強位置になった際の前記補強部材が、開閉体周囲の不動部位に係止されていなくて、かつ、開閉体周囲の開閉体面に係止されるようにする。
この形態によっても、補強部材が補強位置になった際に、開閉体をより強固に補強することができる。
更なる形態では、前記開閉体は、開閉体幅方向へわたる凹部を有するスラットを開閉体開閉方向へ複数接続してなり、前記補強部材は、前記収納位置にある際に、前記凹部内に位置するように設けられている。
この形態によれば、補強部材の収納性をより向上することができる。
更なる形態では、前記補強部材は、前記凹部内から凹部外に開閉体厚さ方向へ移動した後に回動して前記補強位置になるように設けられている。
この形態によれば、補強部材を収納性の良好な収納位置と、補強効果の高い補強位置とに速やかに変化させることができる。
更なる形態では、前記補強部材を開閉体開閉方向にわたって複数設け、隣接する前記補強部材同士が前記補強位置になった際に互いに係止し合うようにした。
この形態によれば、各補強部材を開閉体幅方向に比較的短いコンパクトな構成とすることができる上、補強位置になった際には隣接する補強部材が係止し合うので、開閉体を強固に補強することができる。
本明細書中において、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と直交する方向であって、開閉体厚さ方向ではない方向を意味する。また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が開口部や内部空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
また、本明細書中において、「開閉体面」とは、開閉体の表面または裏面のことを意味する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態の開閉装置は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物における開口部分や内部に配設され、前記開口部分を開閉したり、躯体内部の空間を仕切ったり開放したりするシャッター装置として適用可能であり、特に、構造物における窓サッシの屋外側に装着される窓用シャッター装置として好適である。
この開閉装置1は、閉鎖方向端部を上下方向へスライド動作させて空間を仕切ったり開放したりする開閉体10と、該開閉体10の幅方向の両端部を開閉方向へ案内する左右のガイドレール20,20と、開閉体10の閉鎖方向端部によって当接される下枠30と、開閉体10の開放方向側で開閉体10を巻き取ったり繰り出したりする巻取装置40と、強風時等に開閉体10を補強する補強部材51,52,53とを備えている(図1及び2参照)。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなるスラット11aを、上下に隣接するスラット間で回動するように複数連接することで、開閉体本体11を構成し、この開閉体本体11の下方側の端部に、下枠30に当接させるための座板部材12を、開閉体幅方向にわたって接続してなる。
前記各スラット11aは、開閉体幅方向へわたる略凹状に形成され、その内側には、収納位置にある補強部材51,52,53が収納される。
また、ガイドレール20は、開閉体10の幅方向端部を断面略コ字状に囲む部材であり、開閉体10の左右両側において、巻取装置40と下枠30の間にわたって設けられる。
下枠30は、左右のガイドレール20,20間にわたって当該開閉装置1の底面部を構成する部材である。
この下枠30の開閉体幅方向の略中央には、最下側の補強部材53を係止するための係止部材31が固定されている。
この係止部材31は、少なくとも開閉体幅方向の一方側と上方側とを開放した部材であればよく、図示例によれば、前記一方側から補強部材53を挿入可能な断面略コ字状に形成されている(図4参照)。
また、巻取装置40は、開閉体10を巻き取ったり巻き戻したりする巻取り軸(図示せず)や、該巻取り軸および巻き取られた開閉体10を収納する収納ケース41等を備え、開閉体幅方向へわたって配設されている。
収納ケース41の開閉体幅方向の略中央には、最上側の補強部材51を係止するための係止部材42が固定されている。
係止部材42は、少なくとも開閉体幅方向の一方側と下方側とを開放した部材であればよく、図示例によれば、前記一方側から補強部材51を挿入可能な断面略コ字状であって、前述した係止部材31の上下左右を対象にした部材である。
また、補強部材51,52,53は、開閉体幅方向にわたる長尺状の部材であり、開閉体幅方向へわたって開閉体面に沿う収納位置と、開閉体幅方向に対し交差して開閉体面に沿う補強位置との間で回動するように、該開閉体面に開閉方向に間隔を置いて複数(図示例によれば3つ)枢支されている。
各補強部材51,52,53は、断面略コ字状を呈する長尺部材であり、スラット11aの凹部内に納まるように形成されている。
各補強部材51,52,53の前記収納位置における開閉体幅方向(図示例によれば左右方向)の長さは、スラット11aの開閉体幅方向の長さよりも短い長さとするのが好ましく、更には、ガイドレール20にのみこまれない長さとするのが好ましい。
また、各補強部材51,52,53の前記補強位置における開閉体開閉方向(図示例によれば上下方向)の長さは、後述する軸支部材50aが位置するスラット11a一枚分とその直上および直下のスラット11a,11aの一部を覆う長さとするのが好ましく、更に好ましくは、軸支部材50aが位置するスラット11a一枚分とその直上および直下のスラット11a,11a(計3枚分)を完全に覆う長さとするのが好ましい。
そして、各補強部材51,52,53は、その長さ方向の略中央部分に、軸支部材50aを、回動可能且つ開閉体厚さ方向にスライド可能に挿通している(図2参照)。
軸支部材50aは、頭部50a1と軸部50a2を有する略ボルト状の部材であり、その先端部をスラット11aに止着している。この軸支部材50aの軸部50a2には、環状にコイルスプリング50bが装着されている。
コイルスプリング50bは、一端側座部を軸支部材50aの頭部50a1に係止するとともに、その他端側座部により各補強部材51,52,53を開閉体10面に付勢している。
したがって、各補強部材51,52,53は、コイルスプリング50bに付勢された状態でスラット11aの凹部内に位置する。
そして、各補強部材51,52,53は、開閉体10面から離れる方向(図2によれば右方向)へ引っ張られると、スラット11aの凹部外に位置することになる(図2(b)参照)。
さらに、各補強部材51,52,53は、開閉体10面に沿って回動されることで、スラット11aの凹部の縁(カール部)に当接又は近接して、開閉体幅方向に対し交差した状態(図2(c)参照)の補強位置に保持される。すなわち、本実施の形態の一例によれば、図1に二点左遷で示すように、複数の補強部材51,52,53は、開閉体開閉方向(図1によれば上下方向)にわたる直線状の補強位置に保持される。
隣接する補強部材51,52(又は52,53)は、その一方と他方が重なり合う断面コ字状に形成される(図3参照)。すなわち、図示例によれば、開閉体開閉方向の中央側の補強部材52は、開閉体開閉方向の両側の補強部材51内及び補強部材51内に納まるコ字状に形成される。
そして、隣接する補強部材同士51,52(又は52,53)は、補強位置になった際に、コ字状に重なり合って、互いに係止し合うことになる(図3参照)。
次に、上記構成の開閉装置1について、その作用効果を述べる。
先ず、各補強部材51,52,53が開閉体幅方向にわたる収納位置にある状態(図1に実線で示す状態)では、各補強部材51,52,53がスラット11aの凹部内に嵌まり込んで開閉体厚さ方向へほとんど突出しない。すなわち、補強部材51,52,53は開閉体幅方向に沿って収納され回動して補強位置となるため、省スペースで収納性が良好である。
しかも、この収納位置においては、各補強部材51,52,53が隣接するスラット11a,11a間の回動を妨げることがないので、開閉体10を巻取り軸(図示せず)巻き取ったり巻き戻したりする動作を、支障なく行うことができる。
強風時には、開閉体10を全閉し、各補強部材51,52,53を開閉体10面から離れる方向へ引いて回動させる。すると、三つの補強部材51,52,53は、開閉体開閉方向へわたる直線状に連結される。そして、最上端側の補強部材51は係止部材42に係止され、最下端側の補強部材53は係止部材31に係止される。
よって、三つの補強部材51,52,53が開閉体開閉方向にわたってスラット11aの凹部の縁(カール部)に当接又は近接した状態となり(図2(c)参照)、開閉体10の厚さ方向のばたつきが、開閉方向にわたって抑制されることになる。ひいては、開閉体10のばたつきに起因した騒音や振動の発生、及び各構成部分の損傷等を防ぐことができる。
また、開閉体10のばたつきに起因してスラット11aがガイドレール20から抜け出すようなことを防ぐこともできる。
また、前記補強位置においては、最上部の補強部材51が係止部材42に係止され、最下部の補強部材53が係止部材31に係止されるため、強引に開閉体10を室外側(図1によれば奥側)へ引き出すような犯罪行為を防ぐことができる。
次に、他の実施の形態について説明する。
図5に示す開閉装置2は、上述した開閉装置1に対し、各補強部材51,52,53を、各補強部材54,55,56に置換した構成とされる。
各補強部材54,55,56は、断面略L字状を呈する長尺部材であり、スラット11aの凹部内に納まるように形成されている。
各補強部材54,55,56は、上述した各補強部材51,52,53と同様に、軸支部材50a及びコイルスプリング50bを介して、開閉体10面に枢支されている。
隣接する補強部材54,55(又は55,56)は、開閉体開閉方向へわたる補強位置になった際、重ね合わせられた状態で、蝶螺子等の螺合部材54aにより締結される(図5(c)参照)。
また、最下部の補強部材56の下端側には、切欠部56aが設けられ、該切欠部56aは、開閉体10面に止着された係止軸13に係止される(図6参照)。係止軸13は、頭部と軸部を有する略ボルト状の部材であり、その軸部を前記切欠部56aに嵌め合わせる。
同様にして、最上部の補強部材54の上端側にも、図示しない切欠部が設けられ、該切欠部が、図示しない開閉体10面の係止軸に嵌まり合うようになっている。
よって、図5に示す開閉装置2によれば、より簡素な構造で、効果的に開閉体10の撓みを防ぐことができる。
なお、開閉装置2では、補強位置にある補強部材54,56を係止軸13を介して開閉体10に係止する構成としたが、他例としては、補強位置にある補強部材54,56を係止軸13を介して収納ケース41と下枠30に止着することも可能である。
更に、他例としては、開閉装置1同様にして、補強位置にある補強部材54,56を、係止部材42,31を介して、収納ケース41と下枠30に係止させることも可能である。
また、図7は、開閉装置1における隣接する補強部材51,52(又は52,53)の接続構造の他例を示している。
すなわち、この態様では、補強部材52の端部側に、隣接する補強部材51(又は53)に対し接続するための接続部材57を設けている。
接続部材57は、補強部材52と補強部材51(又は53)との双方に嵌まり合う形状を呈し、補強部材52端部側に収納された位置と、補強部材52端部から突出して隣接する補強部材51(又は53)に嵌まり合う位置との間で、所定量スライドするように設けられる。
また、図8に示す態様の開閉装置3は、補強位置にある補強部材58が斜めに傾斜して開閉体10のばたつきを抑制するものである。
補強部材58は、開閉体幅方向に長尺な本体部58aの両端部から伸縮部58b,58bを出没させるように構成してある。
本体部58aは、断面コ字状や環状等、伸縮部58bを内在可能な中空長尺状であって、スラット11aの凹部に嵌まり合う部材であればよい。
この本体部58aは、上述した各補強部材51,52,53と同様に、軸支部材50a及びコイルスプリング50bを介して開閉体10面に枢支される。
伸縮部58bは、本体部58aの端部側に内在される長尺部材であり、本体部58aの端部側に収納された位置と、該端部側から突出した位置との間で所定量スライドするように設けられる。
また、一方のガイドレール20の上端側と、他方のガイドレール20の下端側とには、それぞれ係止部材21が設けられる。
各係止部材21は、伸縮部58bの先端側を嵌脱可能な凹状の部材とすればよい。
よって、図8に示す開閉装置3によれば、収納位置においては、補強部材58がスラット11aの凹部内に収納され、その収納性が良好である。
補強位置にするには、補強部材58を開閉体10面から離れる方向へ引き、斜めになるように回動させ、その両端側の伸縮部58b,58bをそれぞれ係止部材21に嵌め合わせればよい。補強部材58は、開閉体10面に接触又は近接して、開閉体10が厚さ方向へばたつくのを防ぐ。
なお、開閉装置3の変形例としては、補強位置にある補強部材58が開閉体幅方向に対し略直交する態様とすることも可能である。この場合、補強部材58の端部は、開閉装置1と同様に収納ケース41と下枠30に係止するようにすればよい。
また、上述した開閉装置1によれば、補強部材51,52,53を上下方向に3本設けたが、他例としては、補強部材を1本設けるようにしてもよいし、上下方向に2本又は4本以上設けるようにしてもよい。
補強部材を一本とした場合には、その一本の補強部材は、少なくとも開閉体開閉方向の中央よりに存在することが好ましい。この構成によれば、風圧等による開閉体中央部の撓みを効果的に抑制することができる。
前記補強部材を複数設けるようにした場合、それら複数の補強部材のうち、一番上に位置する補強部材は、収納位置における開閉体幅方向の長さを、他の補強部材よりも長くすることが好ましい。この構成によれば、軸支部材50aが比較的下よりに位置するため、補強位置にする回動操作の際に手が届きやすい。
また、前記補強部材を3以上設けるようにした場合、一番上の補強部材と一番下の補強部材以外の中間の補強部材の収納位置における開閉体幅方向の長さは、一番上の補強部材および一番下の補強部材よりも短いことが好ましい。すなわち、一番上の補強部材は、手が届きやすいように、中間の補強部材よりも長い方が好ましく、また、一番下の補強部材も、操作し易い高さ位置となるように、中間の補強部材よりも長い方が好ましい。したがって、操作性の観点からは中間の補強部材は、一番上の補強部材および一番下の補強部材よりも短くするのが好ましい。なお、補強という観点では、中間の補強部材が一番上の補強部材又は一番下の補強部材と同じか略同じ長さでもよい。
また、上述した開閉装置1によれば、好ましい一例として、各補強部材51,52,53は、軸支部材50aを中心とする左右の長さを同等にしたが、補強部材の他例としては、軸支部材50aを中心とする左右の長さを異なるようにしいてもよい。この他例において、重心が長さ方向の中心からずれることにより、補強部材の水平状態が保持し難くなる場合には、止め部材等をスラット11aに設け、該止め部材によって補強部材を支持することが好ましい。なお、補強部材がスラット11aに嵌り込むことにより水平状態を保持する場合には、前記止め部材は不要である。
また、上述した開閉装置1によれば、開閉体10に対し一列の補強部材51,52,53を設けたが、他例としては、開閉体10に対し幅方向に間隔を置いて複数列となるように補強部材を設けるようにしてもよい。なお、開閉装置1のように、開閉体10に対し一列の補強部材を設ける場合には、その一列の補強部材は、開閉体10の幅方向の中央または中央近傍に位置するのが好ましい。
また、前記態様において、各列の補強部材は、開閉装置1のように上下方向に並ぶ複数の補強部材としてもよいし、一本の補強部材としてもよい。
1:開閉装置
10:開閉体
11a:スラット
20:ガイドレール
30:下枠
31,42:係止部材
40:巻取装置
51,52,53:補強部材

Claims (5)

  1. 開閉体により空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉装置において、
    開閉体幅方向に長尺な補強部材を、開閉体幅方向へわたって開閉体面に沿う収納位置と、開閉体幅方向に対し交差して開閉体面に沿う補強位置との間で回動するように、該開閉体面に枢支してなり、
    前記開閉体は、開閉体幅方向へわたる凹部を有するスラットを開閉体開閉方向へ複数接続してなり、
    前記補強部材は、前記収納位置にある際に、前記凹部内に位置するように設けられていることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記補強部材は、前記凹部内から凹部外に開閉体厚さ方向へ移動した後に回動して前記補強位置になるように設けられていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記補強部材を開閉体開閉方向にわたって複数設け、隣接する前記補強部材同士が前記補強位置になった際に互いに係止し合うようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
  4. 前記補強位置になった際の前記補強部材が、開閉体周囲の不動部位に係止されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
  5. 前記補強位置になった際の前記補強部材が、開閉体周囲の開閉体面に係止されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
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