JP4828578B2 - インタフェースパッケージのストッパ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、通信機器装置に搭載された各種インタフェースパッケージの不用意な抜き去り作業を防止したインタフェースパッケージのストッパ機構に関する。
図11及び図12に示すように、従来、通信機器装置1に搭載される各種インタフェースパッケージ(以下、「パッケージ」という)3,5,7,9,11は、増設,保守交換等の観点から通信機器装置1より容易に着脱可能とするため、主にプラグイン構造を採用している。
そして、各種パッケージ3,5,7,9,11は、通信機器装置1に対向配置される他の装置と接続するための各種インタフェースコネクタ13,15,17,19,21を背面側に有しており、該インタフェースコネクタ13,15,17,19,21に直接外線ケーブル(図示せず)を接続して運用する構造が主流となっている。
ところで、このように外線ケーブルが直接パッケージ3,5,7,9,11に接続されている場合に、通信機器装置1からパッケージ3,5,7,9,11を抜き去るには、パッケージ3,5,7,9,11の背面側に接続されている外線ケーブルを予め取り外した後、通信機器装置1の前面から抜き去る必要がある。
しかし乍ら、実際問題として、接続された外線ケーブルを取り外さずにパッケージ3,5,7,9,11の抜き去り作業を行ってしまうことがあり、この場合、外線ケーブルの損傷や断線,インタフェースコネクタ13,15,17,19,21の損傷及び通信切断等のような重大事故に繋がる虞があった。
このため、従来の通信機器装置1では、使用者,保守者に対してパッケージ3,5,7,9,11の抜き去り操作に関する注意を促す図13の警告ラベル23を、図11に示すように装置前面に貼り付けて表示したり、また、取扱説明書にてパッケージ3,5,7,9,11の抜き去り操作に対する注意を記載したりしている。
更に、構造的対策例として、パッケージ3,5,7,9,11を通信機器装置1に搭載後、図12に示すように通信機器装置1の背面板25にパッケージ3,5,7,9,11を固定ネジ27でネジ止めする等の構造対策を行っているが、ネジ止めを忘れてしまう虞があり、既述した事故に繋がる危険性があった。
尚、特許文献1,2には、電気・電子装置等に接続した電源ケーブルのプラグの抜け防止を図ったコンセントとプラグやプラグ固定体等が開示されている。
特開2003−142202号公報 特開2005−347079号公報
而して、特許文献1,2に開示された従来例によれば、装置の稼働中の不用意なプラグの抜去を防止して内部機器の損傷を防ぐことは可能であるが、これらの従来例は、あくまで装置の稼働中に電源ケーブルが抜けてしまうことを防止するためのものである。
このため、これらの従来例を前記インタフェースコネクタと外線ケーブルとの接続部位に用いても、パッケージの抜き去りの際に、背面側に外線ケーブルが接続されたままパッケージを通信機器装置から抜き去ってしまう不具合を解決することはできなかった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、パッケージの抜き去りの際に、背面側に外線ケーブルが接続されたままパッケージを通信機器装置から抜き去ってしまう不具合を解消したパッケージのストッパ機構を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係るパッケージのストッパ機構は、通信機器装置に搭載する各種パッケージの背面側に、後方へ突出するストッパ片を取り付け、前記通信機器装置の背面板に、前記ストッパ片が挿通する挿通孔と、各パッケージの背面側に装着されたインタフェースコネクタが挿通する挿通孔を設けると共に、前記ストッパ片が掛止可能なストッパ板を上下方向へ移動可能に取り付け、前記ストッパ板は、前記挿通孔を挿通したインタフェースコネクタに接続された外線ケーブルのケーブルコネクタに下方への移動が規制されて前記ストッパ片が掛止し、前記インタフェースコネクタからのケーブルコネクタの取り外しで下方へ移動して、前記ストッパ片との掛止状態が解除されることを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のパッケージのストッパ機構に於て、前記ストッパ片を、パッケージに回り止め固定したことを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1に記載のパッケージのストッパ機構に於て、前記ストッパ板の左右に扇形状の長孔からなるネジ挿通孔を上下方向に設け、該ストッパ板を、前記ネジ挿通孔を挿通して前記背面板にネジ止めされた左右2本のネジで支持したことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載のパッケージのストッパ機構に於て、前記ネジに、前記ストッパ板の板厚よりも厚いスペーサ管を取り付けたことを特徴とする。
一方、請求項5に係る発明は、請求項3または請求項4に記載のパッケージのストッパ機構に於て、前記ネジが螺着する前記背面板のネジ孔の周縁部に、前記インタフェースコネクタの背面板からの飛び出し寸法を吸収する圧入スペーサを取り付けたことを特徴とし、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のパッケージのストッパ機構に於て、前記ストッパ板に、前記ケーブルコネクタが係合する切欠きを設けたことを特徴とする。
そして、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のパッケージのストッパ機構に於て、前記ストッパ板に、前記ストッパ片が挿通,掛止する切欠きを設けたことを特徴とし、請求項8に係る発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のパッケージのストッパ機構に於て、前記ストッパ板を透明な樹脂材料で形成したことを特徴とする。
更に、請求項9に係る発明は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のパッケージのストッパ機構に於て、前記インタフェースコネクタとケーブルコネクタとの接続部のストッパ板に、背面板の表示の視認用切欠きを設けたことを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、通信機器装置の背面側に接続した外線ケーブルのケーブルコネクタを取り外さなければ、通信機器装置の前面からパッケージを抜き去ることできないため、増設や保守交換等を行う作業者は、確実にケーブルコネクタの取り外しを行うこととなる。
従って、本発明によれば、外線ケーブルの損傷や断線,インタフェースコネクタの損傷及び通信切断等のような重大事故に繋がる危険を回避することが可能となった。
一方、請求項2に係る発明は、ストッパ片をパッケージに回り止め固定したため、作業者がパッケージを強い力で抜き去ろうとして強い力を掛けてもストッパ片が回転してがたつくことがなく、この結果、ストッパ片がストッパ板に確実に掛止する利点を有する。
そして、請求項3に係る発明は、ネジ挿通孔を扇形状の長孔とすることでストッパ板のスムーズな下方移動を可能としたため、ストッパ板が途中で引っ掛かることなく下方へ移動し、ストッパ片とストッパ板との掛止状態を確実に解除することができる利点を有する。
また、請求項4に係る発明は、ストッパ板を背面板に取り付けるネジにストッパ板の板厚よりも厚いスペーサ管を取り付けたので、ネジを締め付けてもストッパ板を押さえ込むことがなく、ネジ挿通孔に沿ってストッパ板が上下方向にスムーズに移動できる利点を有する。
更にまた、請求項5に係る発明は背面板のネジ孔の周縁部に、背面板からのインタフェースコネクタの飛び出し寸法を吸収する圧入スペーサを取り付けたため、使用されるインタフェースコネクタの飛び出し寸法に柔軟に対応することができる。
そして、請求項6及び請求項7に係る発明によれば、ストッパ板にケーブルコネクタが係合する切欠きやストッパ片が挿通,掛止する切欠きを設けてストッパ板を横S字形状とすることで、パッケージの高さ寸法内にストッパ板が収まる省スペース化が可能となった。
また、請求項8及び請求項9に係る発明によれば、ケーブルコネクタの接続に当たり、背面板のインタフェースコネクタの差し込み口に表示されたコネクタの接続名称が容易に視認できるようにしたので、コネクタの接続ミスを防ぐことが可能となった。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は請求項1乃至請求項8の一実施形態に係るパッケージのストッパ機構を示し、図中、31は通信機器装置(図示せず)に搭載されたパッケージ33のプリント基板、35は通信機器装置の背面板で、パッケージ33の背面側にインタフェースコネクタ37が具備されている。
更に、パッケージ33の背面側(プリント基板31の後端側)には、後述するストッパ板39に設けた切欠き41の周縁部に掛止するストッパ片43が取り付けられている。
図1及び図2に示すようにストッパ片43は断面L字状に形成され、そのパッケージ取付面43aがプリント基板31にネジ止めまたはリベット固定されている。更に、パッケージ取付面43aには、プリント基板31に設けた係止孔45に係止する折曲片43bが下方へ折曲して設けられており、斯様に折曲片43bが係止孔45に係止して、プリント基板31への取付け後のストッパ片43の回転防止が図られている。そして、断面L字状に形成されたストッパ片43のストッパ本体43cは側面視略コ字状に形成されて、その先端に設けた鍵型形状の掛止爪43dが、切欠き41の周縁部に掛止するようになっている。
尚、前記折曲片43bと係止孔45との係止構造に代え、一例としてパッケージ取付面43aの前後2箇所をプリント基板31にネジ止めまたはリベット固定して、ストッパ片43の回り止めを図ってもよい。
また、図1中、47は前記インタフェースコネクタ37に接続する外線ケーブル49のケーブルコネクタで、前記背面板35にはインタフェースコネクタ37の外形形状に沿った挿通孔51が設けられており、該挿通孔51を挿通したインタフェースコネクタ37にケーブルコネクタ47が接続できるようになっている。
そして、前記背面板35の表面には、前記挿通孔47の斜め上方の左右にネジ孔(図示せず)が設けられ、両ネジ孔の周縁部に筒状の圧入スペーサ53がネジ孔と中心軸を同じくして取り付けられている。
図2に示すように圧入スペーサ53は、前記挿通孔51(背面板35)からのインタフェースコネクタ37の飛び出し寸法を吸収するもので、圧入スペーサ53の厚さを可変とすることで、使用されるインタフェースコネクタ37の飛び出し寸法に対応可能となっている。そして、図1及び図2に示すように前記ネジ孔に螺着した2本のネジ55を介して、前記背面板35にストッパ板39が上下方向へ移動可能に取り付けられている。
ストッパ板39は、背面板35のインタフェースコネクタ37の差し込み口に表示されたコネクタの接続名称(図示せず)が視認できるように透明な樹脂材料で形成されており、図1に示すようにストッパ板39の左右には、前記ネジ55が挿通する長孔形状のネジ挿通孔57が上下方向に設けられている。そして、ネジ55には、ストッパ板39の板厚よりも厚いスペーサ管59が取り付けられており、斯様にスペーサ管59を使用することで、ネジ55を締め付けてもストッパ板39を押さえ込むことなく前記ネジ挿通孔57に沿ってストッパ板39が上下方向に移動できる構造となっている。
そして、図3及び図4に示すようにネジ挿通孔57は、上方側をその内側に孔を拡大した扇形状に形成されている。
即ち、既述したように前記ストッパ板39はネジ挿通孔57に沿って上下方向に移動する構造となっているが、何らかの拍子で図4の如くストッパ板39が一方にずれて下がることがある。
而して、このような場合、図5に示すようにネジ挿通孔57-1を直線的な長孔形状にしてしまうと、図6の如くストッパ板39が一方にずれて下がった場合に、ネジ挿通孔57-1の内側直線部分57-2にネジ55(スペーサ管59)が当たって引っ掛かってしまい、ストッパ板39のスムーズな下方移動が行えなくなる。
そこで、本実施形態は、図4に示すようにストッパ板39が一方にずれて下がった場合でも、ネジ挿通孔57を、一方のネジ55を軸に回転する内周径に合わせた扇形状の長孔とすることで、ネジ55(スペーサ管59)の当たりをなくして、ストッパ板39のスムーズな下方移動を可能としている。
更に、図1及び図2に示すように前記背面板35には、前記ストッパ片43のストッパ本体43cが挿通する挿通孔61が設けられている。そして、該挿通孔61を挿通したストッパ本体43cの先端の掛止爪43dが、ストッパ板39の上部に設けた切欠き41の周縁部に掛止するようになっている。
一方、ストッパ板39の下部には、前記ケーブルコネクタ47が突き当たらないように切欠き63が設けられており、前記切欠き41と切欠き63を設けてストッパ板39を横S字形状とすることで、パッケージ33の高さ寸法内にストッパ板39が収まる省スペース化構造としている。
そして、図7に示すようにケーブルコネクタ47がインタフェースコネクタ37に接続されているとき、前記切欠き63を介してストッパ板39がケーブルコネクタ47の上面に載ってストッパ板39が持ち上がり、このとき、図8に示すようにストッパ本体43cの掛止爪43dがストッパ板39の切欠き41の周縁部に掛止している。
従って、通信機器装置の前面からパッケージ33を抜き去ろうとしても、掛止爪43dが切欠き41の周縁部に掛止しているため、パッケージ33を抜き去ることができない。
そして、図9に示すようにケーブルコネクタ47をインタフェースコネクタ37から取り外すと、ストッパ板39がネジ挿通孔57に沿って下方へ移動し、図10の如く掛止爪43dと切欠き41の周縁部との掛止状態が解除されるようになっている。
従って、この状態で、通信機器装置の前面からパッケージ33を抜き去ることが可能となる。
尚、ケーブルコネクタ47をインタフェースコネクタ37に接続するときは、ストッパ板39をネジ挿通孔57に沿って持ち上げればよく、このとき、挿通孔61の周縁部にストッパ片43のストッパ本体43cが当接しないように寸法が設計されている。
本実施形態に係るストッパ機構65はこのように構成されているから、前記背面板35にストッパ板39をネジ55で取り付けるに当たり、スペーサ管59を使用することで、ネジ55を締め付けてもストッパ板39を押さえ込むことなく前記ネジ挿通孔57に沿ってストッパ板39が上下方向に移動できることとなる。
また、背面板35のネジ孔の周縁部に筒状の圧入スペーサ53を取り付けることで、背面板35からのインタフェースコネクタ37の飛び出し寸法が吸収される。
そして、通信機器装置に搭載したパッケージ33のインタフェースコネクタ37に外線ケーブル49のケーブルコネクタ47を接続する場合、ストッパ板39をネジ挿通孔57に沿って持ち上げた後、図7に示すようにインタフェースコネクタ37に外線ケーブル49のケーブルコネクタ47を接続すればよく、ストッパ板39は透明な樹脂材料で形成されているため、ケーブルコネクタ47の接続に当たり、背面板35のインタフェースコネクタ37の差し込み口に表示されたコネクタの接続名称が容易に視認できることとなる。
而して、斯様にケーブルコネクタ47をインタフェースコネクタ37に接続すると、図7に示すようにケーブルコネクタ47が切欠き63に係合してストッパ板39がケーブルコネクタ47の上面に載ってストッパ板39が持ち上がり、このとき、図8に示すようにストッパ本体43cの掛止爪43dがストッパ板39の切欠き41の周縁部に掛止する。
従って、通信機器装置の前面からパッケージ33を抜き去ろうとしても、掛止爪43dが切欠き41の周縁部に掛止しているため、パッケージ33を抜き去ることができない。
また、作業者がパッケージ33を強い力で抜き去ろうとして強い力を掛けても、パッケージ取付面43aに設けた折曲片43bがプリント基板31の係止孔45に係止して取付け後のストッパ片43の回転防止が図られているため、ストッパ片43が回転してがたつくことがなく、掛止爪43dが切欠き41の周縁部に確実に掛止する。
そして、図9に示すようにケーブルコネクタ47をインタフェースコネクタ37から取り外すと、ストッパ板39がネジ挿通孔57に沿って下方へ移動し、図10の如く掛止爪43dと切欠き41の周縁部との掛止状態が解除される。
従って、この状態で、通信機器装置の前面からパッケージ33を抜き去ることが可能となる。そして、図3及び図4で説明したように本実施形態は、ネジ挿通孔57を一方のネジ55を軸に回転する内周径に合わせた扇形状の長孔とすることでストッパ板39のスムーズな下方移動を可能としているため、ストッパ板39が途中で引っ掛かることなく下方へ移動し、掛止爪43dと切欠き41の周縁部との掛止状態が確実に解除されることとなる。
(1)このように本実施形態に係るストッパ機構65は、通信機器装置の背面側(パッケージ33の背面側のインタフェースコネクタ37)に接続したケーブルコネクタ47を取り外さなければ、通信機器装置の前面からパッケージ33を抜き去ることできないため、増設や保守交換等を行う作業者は、確実にケーブルコネクタ47の取り外しを行うこととなる。
従って、本実施形態によれば、外線ケーブル49の損傷や断線,インタフェースコネクタ37の損傷及び通信切断等のような重大事故に繋がる危険を回避することが可能となった。
(2)また、本実施形態は、ストッパ片43をパッケージ33に回り止め固定したため、作業者がパッケージ33を強い力で抜き去ろうとして強い力を掛けてもストッパ片43が回転してがたつくことがなく、この結果、ストッパ片43が切欠き41の周縁部に確実に掛止する利点を有する。
(3)更に、本実施形態は、ネジ挿通孔57を一方のネジ55を軸に回転する内周径に合わせた扇形状の長孔とすることでストッパ板39のスムーズな下方移動を可能としたため、ストッパ板39が途中で引っ掛かることなく下方へ移動し、掛止爪43dと切欠き41の周縁部との掛止状態を確実に解除することができる利点を有する。
(4)更にまた、本実施形態は、ストッパ板39を背面板35に取り付けるネジ55にストッパ板39の板厚よりも厚いスペーサ管59を取り付けたので、ネジ55を締め付けてもストッパ板39を押さえ込むことがなく、ネジ挿通孔57に沿ってストッパ板39が上下方向にスムーズに移動できることとなった。
(5)そして、背面板35のネジ孔の周縁部に、背面板35からの飛び出し寸法を吸収する圧入スペーサ53を取り付けたため、使用されるインタフェースコネクタ37の飛び出し寸法に柔軟に対応することができる。
(6)加えて、本実施形態は、ストッパ板39にケーブルコネクタ47が係合する切欠き63と前記ストッパ片43が挿通,掛止する切欠き41を設けてストッパ板39を横S字形状とした結果、パッケージ33の高さ寸法内にストッパ板39が収まる省スペース化が可能となった。
(7)而も、本実施形態は、ストッパ板39を透明な樹脂材料で形成して、ケーブルコネクタ47の接続に当たり、背面板35のインタフェースコネクタ37の差し込み口に表示されたコネクタの接続名称が容易に視認できるようにしたので、コネクタの接続ミスを防ぐことが可能となった。
尚、前記実施形態は、図7に示すように1個のインタフェースコネクタ37が背面板35に装着された場合について説明したが、例えば図12のインタフェースコネクタ13の如く横方向に2個装着される場合もある。
而して、このような場合には、図1の切欠き63を横方向へ大きく形成して、2個のインタフェースコネクタがこの切欠きに係合可能とすればよい。
また、既述したように前記実施形態は、ストッパ板39を透明な樹脂材料で形成して、背面板35の差し込み口に表示されたコネクタの接続名称が容易に視認できるようにしたが、請求項9の一実施形態の如くストッパ板を鋼板で形成して、該ストッパ板に背面板の表示の視認用の切欠きを設けてもよい。
而して、この実施形態によっても、前記実施形態と同様、コネクタの接続ミスを防ぐことが可能である。
請求項1乃至請求項8の一実施形態に係るパッケージのストッパ機構の分解斜視図である。 ストッパ機構の平面図である。 ストッパ板の下方移動図である。 ネジ挿通孔の詳細説明図である。 ストッパ板の下方移動図である。 ネジ挿通孔の詳細説明図である。 ストッパ機構の作動状態の説明図である。 ストッパ機構の断面図である。 ストッパ機構の非作動状態の説明図である。 ストッパ機構の断面図である。 従来の通信機器装置の正面図である。 従来の通信機器装置の背面図である。 注意警告ラベルの正面図である。
符号の説明
31 プリント基板
33 パッケージ
35 背面板
37 インタフェースコネクタ
39 ストッパ板
41,63 切欠き
43 ストッパ片
43a パッケージ取付面
43b 折曲片
43c ストッパ本体
43d 掛止爪
45 係止孔
47 ケーブルコネクタ
49 外線ケーブル
51,61 挿通孔
53 圧入スペーサ
55 ネジ
57 ネジ挿通孔
59 スペーサ管
65 ストッパ機構

Claims (9)

  1. 通信機器装置に搭載する各種インタフェースパッケージの背面側に、後方へ突出するストッパ片を取り付け、
    前記通信機器装置の背面板に、前記ストッパ片が挿通する挿通孔と、各インタフェースパッケージの背面側に装着されたインタフェースコネクタが挿通する挿通孔を設けると共に、前記ストッパ片が掛止可能なストッパ板を上下方向へ移動可能に取り付け、
    前記ストッパ板は、前記挿通孔を挿通したインタフェースコネクタに接続された外線側ケーブルのケーブルコネクタに下方への移動が規制されて前記ストッパ片が掛止し、
    前記インタフェースコネクタからのケーブルコネクタの取り外しで下方へ移動して、前記ストッパ片との掛止状態が解除されることを特徴とするインタフェースパッケージのストッパ機構。
  2. 前記ストッパ片を、インタフェースパッケージに回り止め固定したことを特徴とする請求項1に記載のインタフェースパッケージのストッパ機構。
  3. 前記ストッパ板の左右に扇形状の長孔からなるネジ挿通孔を上下方向に設け、該ストッパ板を、前記ネジ挿通孔を挿通して前記背面板にネジ止めされた左右2本のネジで支持したことを特徴とする請求項1に記載のインタフェースパッケージのストッパ機構。
  4. 前記ネジに、前記ストッパ板の板厚よりも厚いスペーサ管を取り付けたことを特徴とする請求項3に記載のインタフェースパッケージのストッパ機構。
  5. 前記ネジが螺着する前記背面板のネジ孔の周縁部に、前記インタフェースコネクタの背面板からの飛び出し寸法を吸収する圧入スペーサを取り付けたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のインタフェースパッケージのストッパ機構。
  6. 前記ストッパ板に、前記ケーブルコネクタが係合する切欠きを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のインタフェースパッケージのストッパ機構。
  7. 前記ストッパ板に、前記ストッパ片が挿通,掛止する切欠きを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のインタフェースパッケージのストッパ機構。
  8. 前記ストッパ板を、透明な樹脂材料で形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のインタフェースパッケージのストッパ機構。
  9. 前記インタフェースコネクタとケーブルコネクタとの接続部のストッパ板に、背面板の表示の視認用切欠きを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のインタフェースパッケージのストッパ機構。
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