JP4828365B2 - 送信装置およびピーク抑圧方法 - Google Patents

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本発明は、送信装置およびピーク抑圧方法に関し、特に、シングルキャリア伝送において、帯域制限フィルタを用いてピークを抑圧する送信装置およびピーク抑圧方法に関する。
移動体通信においては、消費電力が小さい方式が必要不可欠であり、電力効率の向上が要求される。そのためには、送信増幅器を効率の高い動作点で動作させる必要がある。しかしながら、送信増幅器へ入力される変調信号の変動が大きく、送信増幅器をその動作点から離れたところで動作させるほど、送信増幅器の線形性が低下し、非線形歪みが生じ、伝送特性が著しく劣化するという問題がある。
これらの理由から、送信増幅器を効率的に使用するために、送信増幅器へ入力される変調信号のピーク電力を抑圧して、平均電力対ピーク電力比(PAPR:Peak to Average Power Ratio)を小さくするピーク抑圧技術が種々提案されている。
特許文献1には、送信変調信号に対して、閾値判定により送信変調信号のピークを検出し、閾値との差分すなわち送信変調信号のピーク成分を生成し、生成したピーク成分をフィルタ処理で帯域制限し、元の送信変調信号から、帯域制限後のピーク成分を減算する、という手順で送信変調信号のピークを抑圧する技術が開示されている。また、特許文献2には、送信変調信号に対して、閾値判定により送信データのピークを検出し、閾値を超えるサンプルを閾値の大きさにクリップし、ピークをクリップした送信変調信号をフィルタ処理で帯域制限する、という手順で送信変調信号のピークを抑圧する技術が開示されている。
上述したピーク抑圧処理では、ピーク抑圧の影響を受けて、信号帯域外へピーク抑圧歪み成分が発生する。このため、送信変調信号の帯域内にのみピーク抑圧の影響が及ぶように、帯域制限フィルタにより帯域制限を行って信号帯域外への干渉を抑止している。
ところで、マルチキャリア伝送と比較してPAPRが小さく、送信増幅器の増幅効率の観点で優れているとして、近年、移動体通信においてシングルキャリア伝送であるDFT−Spread−OFDM(Discrete Fourier Transform Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式やDistributedFDMA(DFDMA)方式が注目されている(非特許文献1参照)。このシングルキャリア伝送に、従来のピーク抑圧技術を適用すれば、さらなるPAPRの低減が期待できる。
特開2004−104162号公報 特開平11−220452号公報 Samsung, "Time vs. frequency domain realization of SC-FDMA transmissions", 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #42 R1-050881
しかしながら、DFT−Spread−OFDM方式やDFDMA方式に上述したピーク抑圧技術を適用すると、演算量並びに処理遅延量が増大するという問題がある。すなわち、DFT−Spread−OFDM方式やDFDMA方式では、送信変調信号のスペクトルが、櫛歯状となるという特徴がある(図7(a))。したがって、DFT−Spread−OFDM方式やDFDMA方式に従来技術を用いてピーク抑圧処理を適用し、帯域制限フィルタを用いて信号帯域内でピーク抑圧効果を得るためには、図7(b)に点線で示すような櫛歯状の帯域制限フィルタを用いてピーク抑圧処理を行わなければならない。つまり、櫛歯状の帯域制限フィルタによる帯域制限処理が必要となるため、演算量並びに処理遅延量が増大してしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、シングルキャリア伝送において、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピークを抑圧することができる送信装置およびピーク抑圧方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明に係る送信装置は、時間軸上の信号を離散的な複数の周波数帯域に分散することにより、シングルキャリア信号を生成する変調手段と、前記シングルキャリア信号を送信する送信手段と、前記変調手段の前段に設けられ、帯域制限により帯域外漏洩信号を抑えつつ、前記時間軸上の信号に含まれるピーク成分を抑圧するピーク抑圧手段と、を具備し、前記変調手段は、前記時間軸上の信号を周波数軸上の信号に変換し、変換後の周波数軸上の信号を複数の周波数帯域に分散し、分散後の周波数軸上の信号を前記時間軸上の信号に逆変換することにより前記シングルキャリア信号を取得する周波数領域シングルキャリア変調手段、を具備する構成を採る。
この構成によれば、送信データに応じて一次変調された時間軸上の信号を、時間軸上の信号を複数の周波数帯域に離散的に分散することによりスペクトラム形状が櫛歯状のシングルキャリア信号を生成する場合に、一次変調された時間軸上の信号が複数の周波数帯域に離散的に分散される前段で、低域通過フィルタを用いて時間軸上の信号のピークを抑圧し、ピークが抑圧された時間軸上の信号を用いて、ピーク抑圧されたシングルキャリア信号を生成することができるので、スペクトラム形状が櫛歯状のシングルキャリア信号に対し、櫛歯状の帯域制限フィルタを用いてピーク抑圧処理を施す場合に比べ、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピークを抑圧することができる。
本発明によれば、シングルキャリア伝送において、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピーク電力を抑圧することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1に係る送信装置100の要部構成を示す。図1に示す送信装置100は、一次変調部110と、ピーク抑圧部120と、シングルキャリア変調部130と、サイクリックプレフィックス付加部140と、送信フィルタ150と、無線送信部160とを備えている。
一次変調部110は、送信データに対し一次変調を施し、得られた一次変調信号をピーク抑圧部120に出力する。
ピーク抑圧部120は、一次変調信号に対しピーク抑圧を施し、ピーク抑圧後の一次変調信号をシングルキャリア変調部130に出力する。なお、ピーク抑圧部120の具体的な処理については、後述する。
シングルキャリア変調部130は、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部131と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部132とを備えている。
FFT部131は、ピーク抑圧後の一次変調信号に対し高速フーリエ変換を施し、高速フーリエ変換後の周波数領域信号をIFFT部132に出力する。
IFFT部132は、周波数領域信号を複数の周波数にマッピングし、さらに、周波数領域信号がマッピングされない周波数には、ゼロ信号をマッピングして、マッピング後の周波数領域信号に対し逆高速フーリエ変換を行う。IFFT部132は、逆高速フーリエ変換後のDFDMA信号をサイクリックプレフィックス付加部140に出力する。
サイクリックプレフィックス付加部140は、DFDMA信号にサイクリックプレフィックス(GI(Guard Interval)と同義)を挿入し、サイクリックプレフィックス挿入後のDFDMA信号を送信フィルタ150に出力する。
送信フィルタ150は、DFDMA信号に対し帯域制限を施し、帯域制限後のDFDMA信号を無線送信部160に出力する。
無線送信部160は、帯域制限後のDFDMA信号をアナログ信号に変換し、アナログ変換後のDFDMA信号をシングルキャリアでアップコンバートし、アンテナを介して送信する。
図2に、ピーク抑圧部120の要部構成を示す。図2に示すピーク抑圧部120は、オーバサンプリング部121と、ピーク信号生成部122と、帯域制限部123と、遅延部124と、加算器125とを備えている。
オーバサンプリング部121は、一次変調信号をオーバサンプリングし、オーバサンプリング後のサンプリング信号を遅延部124へ出力するとともにピーク信号生成部122へ出力する。
ピーク信号生成部122は、予め設定した閾値を越えるサンプリング信号と閾値との差分、すなわち閾値を超えるピーク信号を生成し、帯域制限部123へ出力する。
帯域制限部123は、ピーク信号に帯域制限を施し、帯域制限後のピーク信号を加算器125へ出力する。
遅延部124は、ピーク信号生成部122および帯域制限部123における処理時間だけ、オーバサンプリング後のサンプリング信号を遅延させ、加算器125へ出力する。
加算器125は、遅延部124から出力される遅延後のサンプリング信号から、帯域制限部123から出力される帯域制限後のピーク信号を減算し、減算結果をFFT部131へ出力する。
次いで、上記のように構成された送信装置100によるピーク抑圧の動作について図3に示す周波数特性図を参照しながら説明する。
まず、送信データは、一次変調部110によって一次変調が施され(図3(a))、変調後の一次変調信号は、オーバサンプリング部121へ出力される。そして、オーバサンプリング部121によって、一次変調信号がオーバサンプリングされ、サンプリング後のサンプリング信号は、ピーク信号生成部122へ出力されるとともに、遅延部124へ出力される。
そして、ピーク信号生成部122によって、サンプリング信号の電力と予め設定した閾値とが比較され、閾値を超える電力を有するサンプリング信号と閾値との差分がピーク信号として生成され、帯域制限部123へ出力される。
そして、帯域制限部123によって、ピーク信号に帯域制限が施され、帯域制限後のピーク信号は、加算器125へ出力される。なお、一次変調信号は連続する周波数帯域を有するため、帯域制限部123として、演算量および処理遅延が比較的小さい低域通過フィルタ(LPF:Low Pass Filter)を用いることができる。
一方、遅延部124に出力されたサンプリング信号は、ピーク信号生成部122および帯域制限部123において処理にかかる時間だけ遅延されて、遅延後のサンプリング信号は加算器125へ出力される。
そして、加算器125によって、遅延後のサンプリング信号から、帯域制限後のピーク信号が減算され、減算結果がFFT部131へ出力される。図3(b)に、ピーク抑圧後の一次変調信号を示す。このようにして、FFT部131の前段において、一次変調信号に対しピーク抑圧を施すようにしたので、FFT部131では、ピーク抑圧後の一次変調信号に対し高速フーリエ変換が施されて、周波数領域信号に変換されるようになる。すなわち、IFFT部132では、ピーク成分が抑圧された周波数領域信号が複数の周波数にマッピングされることになる。さらに、IFFT部132によって、周波数領域信号がマッピングされない周波数には、ゼロ信号がマッピングされて、マッピング後の周波数領域信号に対し逆高速フーリエ変換が施されてDFDMA信号が取得される。図3(c)に、このようにして得られるDFDMA信号を示す。図3(c)からわかるように、IFFT部132では、ピーク成分が既に抑圧された周波数領域信号が複数の周波数に再配置されるので、得られたDFDMA信号はすでにピーク成分が抑圧されている。
つまり、FFT部131の前段において、一次変調信号に対しピーク抑圧を施すようにすることで、低域通過フィルタを用いて、ピーク電力が抑圧されたDFDMA信号を取得することができる。一方、一次変調信号に対しピーク抑圧処理を施さず、DFDMA信号に対しピーク抑圧処理を行う場合には、櫛歯上の帯域制限フィルタを用いる必要があるため、一変調信号に対しピーク抑圧を予め行う場合に比べ、演算量並びに処理遅延量が増大してしまう。
すなわち、FFT部131の前段において、一次変調信号に対しピーク抑圧を施すようにすることで、櫛歯状の帯域制限フィルタに代えて低域通過フィルタを用いることができ、比較的少ない演算量でピーク電力が抑圧されたDFDMA信号を取得することができる。また、演算量が少なくなるため、処理遅延を小さくすることができる。
以後、サイクリックプレフィックス付加部140によって、DFDMA信号にサイクリックプレフィックスが挿入され、送信フィルタ150によって、サイクリックプレフィックス挿入後のDFDMA信号に対し帯域制限が施され、無線送信部160によって、アナログ変換、アップコンバート等の無線処理が施されて、アンテナを介してDFDMA信号が送信される。
以上のように、本実施の形態によれば、周波数領域においてDFDMA信号を生成する場合に、一次変調信号からピーク成分を減算してピーク電力を抑圧し、ピーク抑圧後の一次変調信号に対しFFTおよびIFFTを施して、櫛歯状のDFDMA信号を生成するようにしたので、櫛歯状の帯域制限フィルタを用いずに、低域通過フィルタによりピーク抑圧されたDFDMA信号を生成することができ、これにより、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピーク電力が抑圧されたDFDMA信号を取得することができる。
なお、上述した説明では、ピーク抑圧部120が、ピーク成分を抽出し、一次変調信号からピーク成分を減算するようにして、ピーク電力を抑圧する場合について説明したが、ピーク抑圧の方法はこれに限られない。例えば、ピーク抑圧部120が、図4に示すような要部構成を有し、振幅レベルが所定の閾値以上の一次変調信号の振幅レベルをクリッピングするようにしてもよい。図4に示すピーク抑圧部120は、オーバサンプリング部126と、ピーククリップ部127とを備えている。
オーバサンプリング部126は、一次変調信号をオーバサンプリングし、ピーククリップ部127へ出力する。
ピーククリップ部127は、設定閾値を超えるサンプル点を閾値の値にクリップし、FFT部131に出力する。このとき、クリッピングによりピーク抑圧処理後の一次変調信号の周波数帯域が広がるため、帯域制限を行う必要がある。しかしながら、クリッピング後の一次変調信号は、FFT部131へ出力され、後段のFFT部131において、周波数領域への信号に変換される際、帯域制限処理が施されることになるため、FFT部131における帯域制限処理を、ピーク抑圧により広がったピーク抑圧後の一次変調信号に対する帯域制限と兼用することができる。このようにして、クリッピングによりピーク抑圧した場合には、ピーク抑圧に伴い必要となる帯域制限処理をFFT部131における帯域制限処理と兼用することができるため、処理演算量をさらに低減することができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る送信装置100の要部構成を示す。なお、図5において、図1と共通する構成部分には、図1と同一の符号を付して説明を省略する。図5は、図1に対して、FFT部131およびIFFT部132から構成されるシングルキャリア変調部130に代え、レピティション部133から構成されるシングルキャリア変調部130を備え、ユーザ固有位相生成部170、および乗算器180を追加した構成を採る。
レピティション部133は、一次変調信号をシンボルレートのN倍(Nは自然数)を繰り返し周期として、時間軸状で繰り返して、時間繰り返し信号を生成し、サイクリックプレフィックス付加部140に出力する。これにより、繰り返し周期による離散成分により、櫛歯状のDFDMA信号が生成されることになる。
ユーザ固有位相生成部170は、ユーザ毎の固有位相を生成し、乗算器180に出力する。ユーザ毎に異なる位相を生成することにより、後段の乗算器180において、DFDMA信号の位相がユーザごとにシフトされるようになり、この結果、ユーザ毎にDFDMA信号の周波数成分をシフトさせることができるようになる。
乗算器180は、送信フィルタ150から出力されるDFDMA信号と、ユーザ固有位相生成部170から出力される固有位相とを乗算し、無線送信部160に出力する。
なお、ピーク抑圧部120の要部構成は、図2と同様であるためその説明を省略する。
次いで、上記のように構成された送信装置100によるピーク抑圧の動作について説明する。
まず、送信データは、一次変調部110によって一次変調が施され、変調後の一次変調信号は、ピーク抑圧部120へ出力される。そして、ピーク抑圧部120において、実施の形態の形態1と同様に、一次変調信号に対しピーク抑圧が施される。
そして、シングルキャリア変調部130におけるレピティション部133によってピーク抑圧後の一次変調信号が時間繰り返し信号に置き換えられて、ピーク抑圧後の一次変調信号のシンボルレートのN倍(Nは自然数)を繰り返し周期として、ピーク抑圧後の一次変調信号が時間軸状で繰り返される。この結果、繰り返し周期による離散成分により、櫛歯状のDFDMA信号が生成されることになる。
このようにして、レピティション部133の前段にピーク抑圧部120を設け、ピーク抑圧後の一次変調信号が時間状で繰り返されるようにしたので、得られたDFDMA信号は、すでにピーク成分が抑圧されている。つまり、レピティション部133の前段において、一次変調信号に対しピーク抑圧を施すようにすることで、櫛歯上の帯域制限フィルタを用いることなく、低域通過フィルタを用いて、ピーク電力を抑圧することができるため、比較的少ない演算量でピーク電力を抑圧することができ、この結果、処理遅延を小さくすることができる。
以後、サイクリックプレフィックス付加部140によって、DFDMA信号にサイクリックプレフィックスが挿入され、送信フィルタ150によって、サイクリックプレフィックス挿入後のDFDMA信号に対し帯域制限が施される。そして、帯域制限後のDFDMA信号と、ユーザ固有位相生成部170から出力される固有位相とが、乗算器180によって乗算されてDFDMA信号の位相がユーザごとにシフトされる。そして、無線送信部160によって、位相シフト後のDFDMA信号に対し、アナログ変換、アップコンバート等の無線処理が施されて、アンテナを介してDFDMA信号が送信される。
以上のように、本実施の形態によれば、周波数領域においてDFDMA信号を生成する場合に、一次変調信号からピーク成分を減算してピーク電力を抑圧し、ピーク抑圧後の一次変調信号をシンボルレートのN倍(Nは自然数)を繰り返し周期として、時間軸状で一次変調信号を繰り返して、櫛歯状のDFDMA信号を生成するようにしたので、櫛歯状の帯域制限フィルタを用いずに、低域通過フィルタによりピーク抑圧されたDFDMA信号を生成することができるため、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピーク電力を抑圧することができる。
なお、上述した説明では、ピーク抑圧部120が、ピーク成分を抽出し、一次変調信号からピーク成分を減算するようにして、ピーク電力を抑圧する場合について説明したが、ピーク抑圧の方法はこれに限られない。例えば、ピーク抑圧部120が、図6に示すような要部構成を有し、振幅レベルが所定の閾値以上の一次変調信号の振幅レベルをクリッピングするようにしてもよい。図6は、図4に対し、帯域制限部128を追加した構成を採る。
オーバサンプリング部126は、一次変調信号をオーバサンプリングし、ピーククリップ部127へ出力する。
ピーククリップ部127は、設定閾値を超えるサンプル点を閾値の値にクリップし、帯域制限部128に出力する。
帯域制限部128は、クリッピングにより周波数帯域が広がったピーク抑圧処理後の一次変調信号の周波数帯域に対し、帯域制限を施し、帯域制限後の一次変調信号をレピティション部133へ出力する。
なお、上述した説明では、帯域制限部123,128において、ピーク抑圧後の一次変調信号の帯域をピーク抑圧前の一次変調信号の信号帯域幅で行ったが、帯域制限は任意の信号帯域幅で行うことが可能である。
また、シングルキャリア変調部130の前段で、ピーク抑圧処理を繰り返す場合には、ピーク抑圧効果をさらに向上することが可能である。
また、一次変調部110において、π/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)やOffset QPSKなどの振幅変動が小さい一次変調方式を用いるようにすることで、DFDMA信号のPAPRがさらに低減されることが期待できる。なお、一次変調の変調多値数は任意で、一次変調方式として16QAM等を用いてもよい。
また、上述した説明では、シングルキャリア変調部130がシングルキャリア信号としてDFDMA信号を生成する場合について説明をしたが、DFDMA信号に限られず、シングルキャリア変調部130がシングルキャリア信号としてDFT−Spread−OFDM信号を生成するようにしてもよい。
また、シングルキャリア変調部130がシングルキャリア信号としてLFDMA信号を生成する場合についても、本実施の形態に係る送信装置100を用いて、ピーク抑圧することができる。
本発明の送信装置の一つの態様は、時間軸上の信号を離散的な複数の周波数帯域に分散することにより、シングルキャリア信号を生成する変調手段と、前記シングルキャリア信号を送信する送信手段と、前記変調手段の前段に設けられ、帯域制限により帯域外漏洩信号を抑えつつ、前記時間軸上の信号に含まれるピーク成分を抑圧するピーク抑圧手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、送信データに応じて一次変調された時間軸上の信号を、時間軸上の信号を複数の周波数帯域に離散的に分散することによりスペクトラム形状が櫛歯状のシングルキャリア信号を生成する場合に、一次変調された時間軸上の信号が複数の周波数帯域に離散的に分散される前段で、低域通過フィルタを用いて時間軸上の信号のピークを抑圧し、ピークが抑圧された時間軸上の信号を用いて、ピーク抑圧されたシングルキャリア信号を生成することができるので、スペクトラム形状が櫛歯状のシングルキャリア信号に対し、櫛歯状の帯域制限フィルタを用いてピーク抑圧処理を施す場合に比べ、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピークを抑圧することができる。
本発明の送信装置の一つの態様は、前記変調手段は、前記時間軸上の信号を周波数軸上の信号に変換し、変換後の周波数軸上の信号を複数の周波数帯域に分散し、分散後の周波数軸上の信号を時間軸上の信号に逆変換することにより前記シングルキャリア信号を取得する周波数領域シングルキャリア変調手段、を具備する構成を採る。
この構成によれば、複数の周波数帯域に分散させる周波数帯域を任意に選択することができるため、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しながら、ピーク電力が抑圧されたDFDMA信号を、伝搬路状態の悪い周波数帯域を避けて生成することができる。
本発明の送信装置の一つの態様は、前記変調手段は、前記複数の周波数帯域の間隔に応じた繰り返し周期で前記時間軸上の信号を繰り返すことにより前記シングルキャリア信号を取得する時間領域シングルキャリア変調手段、を具備する構成を採る。
この構成によれば、比較的単純な方法で、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピーク電力が抑圧されたDFDMA信号を生成することができる。
本発明の送信装置の一つの態様は、前記ピーク抑圧手段は、振幅レベルが所定の閾値以上の前記時間軸上の信号と前記所定の閾値との差分をピーク成分として抽出する抽出手段と、前記ピーク成分を帯域制限するフィルタと、前記フィルタ通過後のピーク成分を前記時間軸上の信号から減算する減算手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、スペクトラム形状が櫛歯状のシングルキャリア信号に対し、櫛歯状の帯域制限フィルタを用いてピーク抑圧処理を施す場合に比べ、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピークを抑圧することができる。
本発明の送信装置の一つの態様は、前記ピーク抑圧手段は、前記時間軸上の信号をオーバサンプリングするオーバサンプリング手段と、オーバサンプリング後の前記時間軸上の信号の振幅レベルが所定の閾値以上の場合、当該振幅レベルを前記所定の閾値にクリッピングするクリッピング手段と、クリッピング後の前記時間軸上の信号に帯域制限を施すフィルタ手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、スペクトラム形状が櫛歯状のシングルキャリア信号に対し、櫛歯状の帯域制限フィルタを用いてピーク抑圧処理を施す場合に比べ、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピークを抑圧することができる。
本発明の送信装置の一つの態様は、前記ピーク抑圧手段は、前記時間軸上の信号をオーバサンプリングするオーバサンプリング手段と、オーバサンプリング後の前記時間軸上の信号の振幅レベルが所定の閾値以上の場合、当該振幅レベルを前記所定の閾値にクリッピングするクリッピング手段と、を具備し、前記周波数領域シングルキャリア変調手段は、前記クリッピング手段から直接出力される前記時間軸上の信号を前記周波数軸上の信号に変換することで、クリッピング後の前記時間軸上の信号に帯域制限を施す構成を採る。
この構成によれば、時間軸上の信号を周波数軸上の信号に変換し、変換後の周波数軸上の信号を複数の周波数帯域に分散し、分散後の周波数軸上の信号を時間軸上の信号に逆変換することによりシングルキャリア信号を取得する場合において、振幅レベルが所定の閾値以上の時間軸上の信号の振幅レベルを所定の閾値にクリッピングした後に必要となる帯域制限フィルタを、時間軸上の信号を周波数軸上の信号にFFTする際に用いられる帯域制限フィルタと兼用することができるため、回路規模を削減することができる。
本発明の送信装置およびピーク抑圧方法は、シングルキャリア伝送において、ピーク抑圧処理に伴う帯域制限処理演算量並びに処理遅延量を低減しつつ、ピーク電力を抑圧することができ、例えば、シングルキャリア伝送において、帯域制限フィルタを用いてピークを抑圧する送信装置およびピーク抑圧方法などに有用である。
本発明の実施の形態1に係る送信装置の要部構成を示すブロック図 上記実施の形態1に係るピーク抑圧部の要部構成を示すブロック図 各信号の周波数特性を示す図 上記実施の形態1に係るピーク抑圧部の要部構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る送信装置の要部構成を示すブロック図 上記実施の形態2に係るピーク抑圧部の要部構成を示すブロック図 各信号の周波数特性を示す図
符号の説明
100 送信装置
110 一次変調部
120 ピーク抑圧部
121,126 オーバサンプリング部
122 ピーク信号生成部
123,128 帯域制限部
124 遅延部
125 加算器
127 ピーククリップ部
130 シングルキャリア変調部
131 FFT部
132 IFFT部
133 レピティション部
140 サイクリックプレフィックス付加部
150 送信フィルタ
160 無線送信部

Claims (7)

  1. 時間軸上の信号を離散的な複数の周波数帯域に分散することにより、シングルキャリア信号を生成する変調手段と、
    前記シングルキャリア信号を送信する送信手段と、
    前記変調手段の前段に設けられ、帯域制限により帯域外漏洩信号を抑えつつ、前記時間軸上の信号に含まれるピーク成分を抑圧するピーク抑圧手段と、
    を具備し、
    前記変調手段は、
    前記時間軸上の信号を周波数軸上の信号に変換し、変換後の周波数軸上の信号を複数の周波数帯域に分散し、分散後の周波数軸上の信号を前記時間軸上の信号に逆変換することにより前記シングルキャリア信号を取得する周波数領域シングルキャリア変調手段、
    を具備する送信装置。
  2. 時間軸上の信号を離散的な複数の周波数帯域に分散することにより、シングルキャリア信号を生成する変調手段と、
    前記シングルキャリア信号を送信する送信手段と、
    前記変調手段の前段に設けられ、帯域制限により帯域外漏洩信号を抑えつつ、前記時間軸上の信号に含まれるピーク成分を抑圧するピーク抑圧手段と、
    を具備し、
    前記変調手段は、
    前記複数の周波数帯域の間隔に応じた繰り返し周期で前記時間軸上の信号を繰り返すことにより前記シングルキャリア信号を取得する時間領域シングルキャリア変調手段、を具備する送信装置。
  3. 前記ピーク抑圧手段は、
    振幅レベルが所定の閾値以上の前記時間軸上の信号と前記所定の閾値との差分をピーク成分として抽出する抽出手段と、
    前記ピーク成分を帯域制限するフィルタと、
    前記フィルタ通過後のピーク成分を前記時間軸上の信号から減算する減算手段と、
    を具備する
    請求項1又は請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記ピーク抑圧手段は、
    前記時間軸上の信号をオーバサンプリングするオーバサンプリング手段と、
    オーバサンプリング後の前記時間軸上の信号の振幅レベルが所定の閾値以上の場合、当該振幅レベルを前記所定の閾値にクリッピングするクリッピング手段と、
    クリッピング後の前記時間軸上の信号に帯域制限を施すフィルタ手段と、
    を具備する
    請求項1又は請求項2に記載の送信装置。
  5. 前記ピーク抑圧手段は、
    前記時間軸上の信号をオーバサンプリングするオーバサンプリング手段と、
    オーバサンプリング後の前記時間軸上の信号の振幅レベルが所定の閾値以上の場合、当該振幅レベルを前記所定の閾値にクリッピングするクリッピング手段と、を具備し、
    前記周波数領域シングルキャリア変調手段は、
    前記クリッピング手段から直接出力される前記時間軸上の信号を前記周波数軸上の信号に変換することで、クリッピング後の前記時間軸上の信号に帯域制限を施す
    請求項に記載の送信装置。
  6. 時間軸上の信号を離散的な複数の周波数帯域に分散することにより、シングルキャリア信号を生成するステップと、
    前記シングルキャリア信号を送信するステップと、
    前記変調手段の前段に設けられ、帯域制限により帯域外漏洩信号を抑えつつ、前記時間軸上の信号に含まれるピーク成分を抑圧するステップと、
    を有し、
    前記シングルキャリア信号を生成するステップでは、
    前記時間軸上の信号を周波数軸上の信号に変換し、変換後の周波数軸上の信号を複数の周波数帯域に分散し、分散後の周波数軸上の信号を前記時間軸上の信号に逆変換することにより前記シングルキャリア信号を生成するピーク抑圧方法。
  7. 時間軸上の信号を離散的な複数の周波数帯域に分散することにより、シングルキャリア信号を生成するステップと、
    前記シングルキャリア信号を送信するステップと、
    前記変調手段の前段に設けられ、帯域制限により帯域外漏洩信号を抑えつつ、前記時間軸上の信号に含まれるピーク成分を抑圧するステップと、
    を有し、
    前記シングルキャリア信号を生成するステップでは、
    前記複数の周波数帯域の間隔に応じた繰り返し周期で前記時間軸上の信号を繰り返すことにより前記シングルキャリア信号を生成するピーク抑圧方法。
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