JP4826381B2 - 車両のトノカバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車体後部に設けられた後部荷室の上方部に略水平な展開状態で設置される車両のトノカバー装置に関するものである。
従来、下記特許文献1に示されるように、車体の後方開口部が後部ドア(尾部ゲート)により開閉可能に覆われるとともに、この後方開口部の前方側に後部荷室が形成された車両において、後部荷室の上方部に略水平な展開状態でトノカバーを設置するとともに、このトノカバーを構成する後部パネル部片の後端部を、後部ドアの開放操作に応じて上方に引き上げることにより、後部荷室の後部上面を開放して後部荷室に対する荷物の出し入れを行い得るようにしたものが知られている。
特公昭39−16961号公報
上記特許文献1に開示されているように、後部荷室の後部上方に配設された後部パネル部片の後端部を引き上げることにより、後部荷室の後部上面を開放する場合には、後部パネル部片の前後幅を大きくするとともに、この後部パネルの揺動変位量を大きくして上記後部荷室に対する荷物の出し入れを容易に行い得るように構成することが望ましい。しかし、後部車体を背面から見ると、その側面部が上窄まりとなるように傾斜しているため、上記後部パネル部片の後端部を上方に引き上げる際に、この後部パネル部片が車体側面部のサイドガラス等に干渉し易いという問題がある。したがって、上記後部パネル部片の前後幅およびその揺動変位量を充分に確保することが困難であり、上記後部パネル部片を開放状態としても後部荷室に対する荷物の出し入れを容易に行うことができないという問題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、トノカバーが車体側面部のサイドガラス等に干渉する等の問題を生じることなく、後部荷室の後部上面を大きく開放して荷物の出し入れ等を容易に行うことができる車両のトノカバー装置を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、車体の後方開口部が後部ドアにより開閉可能に覆われるとともに、この後方開口部の前方側に後部荷室が形成された車両において、後部荷室の上方部に略水平な展開状態で設置されるトノカバーと、車体側部に前上がりの傾斜状態で設置されて上記トノカバーの左右両端部を摺動可能に支持するガイド部材とを有し、上記トノカバーが、前後方向に少なくとも3枚に分割された前部ボード、中間ボードおよび後部ボードを有し、前部ボードがその前端部を支点として起立可能に支持され、この前部ボードの後端部に中間ボードが谷折れ可能に連結されるとともに、この中間ボードの後端部に後部ボードが山折れ可能に連結され、かつこの後部ボードが上記ガイド部材に沿ってスライド可能に支持されたものである。
請求項2に係る発明は、上記請求項1に記載の車両のトノカバー装置において、前部ボードと中間ボードとの谷折り角度が一定値未満とならないように規制する規制部材を備えたものである。
請求項3に係る発明は、上記請求項1または2に記載の車両のトノカバー装置において、前部ボード、中間ボードおよび後部ボードを略水平に展開させた状態で設置する際に、前部ボードと中間ボードとを若干谷折りした状態で支持する支持部を備えたものである。
請求項4に係る発明は、上記請求項1または2に記載の車両のトノカバー装置において、前部ボード、中間ボードおよび後部ボードを略水平に展開させた状態で各ボードの側端部を下方から支持する支持部材を車体の側面部に設け、上記各ボードの展開状態から、後部ボードをガイド部材に沿って前部上方にスライド変位させる際に中間ボードと後部ボードとを山折れさせる方向に案内する三角形状の突部からなる案内部を上記支持部材に設けたものである。
請求項5に係る発明は、上記請求項1〜4の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置において、ガイド部材に沿って摺動する摺動部を後部ボードに設け、この摺動部を後部ボードの設置面よりも下方側に配設したものである。
請求項6に係る発明は、上記請求項5に記載の車両のトノカバー装置において、後部ボードに設けられた摺動部をガイド部材から離脱可能に構成したものである。
請求項7に係る発明は、上記請求項6に記載の車両のトノカバー装置において、前部ボードの前方側に前方側ボードを配設して谷折れ可能に連結したものである。
請求項8に係る発明は、上記請求項7に記載の車両のトノカバー装置において、前方側ボードの前後幅寸法を、前部ボードおよび中間ボードの前後幅寸法の加算値に対応した値に設定したものである。
請求項9に係る発明は、上記請求項1〜8の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置において、後部ドアに取り付けられて後部ボードの後端部に連続するように配設される後方側ボードを備えたものである。
請求項10に係る発明は、上記請求項1〜8の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置において、後部ボードの後方側に後方側ボードを配設して谷折れ可能に連結したものである。
請求項11に係る発明は、上記請求項1〜10の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置において、後部ドアと後部ボードとを連結し、後部ドアの開閉動作に連動させて後部ボードをガイド部材に沿ってスライド変位させる連係部材を設けたものである。
請求項12に係る発明は、上記請求項1〜10の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置において、後部ボードをガイド部材に沿ってスライド変位させるように駆動する電動駆動機構を備えたものである。
請求項1に係る発明によれば、後部ボードを、前上がりの傾斜状態で設置されたガイド部材に沿って下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスライド変位させる際に、上記後部ボードの前方側に配設された中間ボードに対して後部ボードを山折れ状態とするとともに、上記前部ボードに対して中間ボードを谷折れ状態とし、かつ前部ボードをその前端部を支点として起立状態とすることにより、上記ガイド部材を前方側に大きく傾斜させた場合においても、上記後部ボードを下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスムーズにスライド変位させることができ、これによってトノカバーが車体側面部のサイドガラス等に干渉する等の問題を生じることなく、後部荷室の後部上面を大きく開放できるという利点がある。
請求項2に係る発明では、前部ボードと中間ボードとの谷折り角度が一定値未満とならないように規制する規制部材を設けたため、上記ガイド部材に沿って後部ボードをスライド変位させてトノカバーを上方の荷室開放位置から下方の荷室閉止位置に移動させる際に、引っかかりを生じることなくスムーズにスライド変位させることができる。
請求項3に係る発明によれば、上記後部ボードを、前上がりの傾斜状態で設置されたガイド部材に沿って下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスライド変位させる際に作用する付勢力に応じ、上記中間ボードを、その前方側に位置する前部ボードに対して谷折れさせる方向に駆動することにより、上記後部ボードを下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスムーズにスライド変位させることができる。
請求項4に係る発明によれば、上記後部ボードを下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスライド変位させる際に作用する付勢力に応じ、中間ボードを、その前方側に位置する前部ボードに対して谷折れさせる方向に駆動することにより、後部ボードを下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスムーズにスライド変位させることができる。
請求項5に係る発明によれば、後部ボードに設けられた摺動部と、中間ボードおよび後部ボードの連結部に位置するヒンジ点とを結ぶラインの延長線を、上記前部ボードおよび中間ボードの連結部に位置するヒンジ点と、上記中間ボードおよび後部ボードの連結部に位置するヒンジ点を結ぶラインの延長線よりも大きく上方に位置させることが可能となり、後部ボードを下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスライド変位させる際に作用する付勢力に応じ、上記中間ボードを、その前方側に位置する前部ボードに対して谷折れさせる方向へ容易かつ確実に駆動できるという利点がある。
請求項6に係る発明では、後部ボードに設けられた摺動部をガイド部材から離脱可能に構成したため、上記トノカバーの不使用時に、後部ボードをガイド部材から離脱させて上記前部ボードおよび中間ボードとともにコンパクト化した状態で格納できるという利点がある。
請求項7に係る発明では、前部ボードの前方側に前方側ボードを配設して谷折れ可能に連結したため、この前方側ボード上に上記前部および中間ボードボードを折り畳むことにより、これらを容易にコンパクト化できるという利点がある。
請求項8に係る発明では、前方側ボードの前後幅寸法を、前部ボードおよび中間ボードの前後幅寸法の加算値に対応した値に設定したため、上記のように前方側ボード上に中間ボードおよび前部ボードを折り畳む際に、これらを前後寸法が大きくなるのを防止して、その格納状態を効果的にコンパクト化できるという利点がある。
請求項9に係る発明によれば、上記後部ドアの閉止操作時に、後部荷室の上方部後面を後方側ボードにより覆うことができるとともに、後部ドアの開放操作時に、上記後方側ボードが車体側部に干渉するのを防止しつつ、上方の荷室開放位置を変位させることができる。
請求項10に係る発明では、後部ボードとともに後方側ボードをガイド部材に沿って前部上方側にスライド変位させることにより、これらを同時に上方の荷室開放位置に移動させることができるという利点がある。
請求項11に係る発明では、後部ドアと後部ボードとをワイヤー等からなる連係部材により連結し、後部ドアの開閉動作に連動させて後部ボードをガイド部材に沿ってスライド変位させるように構成したため、後部ドアを開閉する際に、上記後部ボードおよびこれに連結された中間ボード等を自動的に上方の荷室開放位置および下方の荷室閉止位置に変位させることができるという利点がある。
請求項12に係る発明によれば、上記ガイド部材に沿って後部分割ボードを容易かつスムーズにスライド変位させることできるとともに、後部ドアを閉止した状態においても、電動駆動機構によりトノカバーを開閉操作することが可能である等の利点がある。
図1〜図3は、本発明に係る車体のトノカバー装置の実施形態を示している。この車両は、上端部に設けられたヒンジ部1を支点として揺動変位することにより、後方開口部2の閉止状態と開放状態とに変位可能な後部ドア3と、上記後方開口部2の前方側において後列シート4の後方部に形成された後部荷室5と、この後部荷室5の底面部を構成するフロアパネル6の上方部において略水平な展開状態で設置されるトノカバー7と、車体側部に前上がりの傾斜状態で設置されて上記トノカバー7の左右両端部を摺動可能に支持する左右一対のガイド部材8と、上記後列シート4の上部後方に設置された巻取式の仕切シート装置9とを有している。
上記仕切シート装置9は、後列シート4の背面側において車幅方向に延びるように設置された収納ケース10と、この収納ケース10内に配設された巻取ローラ11により巻取可能に支持された可撓性を有するシート部材12とを有している。そして、上記収納ケース10内から引き出されたシート部材12の上端部に設けられた支持バー13の左右両端部を車体側面部に係止することにより、後部荷室5と、その前方側に位置する車室内空間とがシート部材12を介して仕切られた状態となり、かつ上記支持バー13の係止状態を解除すると、シート部材12が巻取ローラ11に巻き取られて後部荷室5と車室内空間とが連通した状態となるように構成されている。
上記トノカバー7は、前後方向に分割された第1〜第4分割ボード14〜17を有し、その後方側には第5分割ボード18が配設されている。これらの第1〜第5分割ボード14〜18は、図4に示すように、それぞれ被覆材19a,19bにより被覆された合成樹脂材または合板材等からなるボード本体20により形成されている。上記トノカバー7の最前方部に位置する第1分割ボード14からなる前方側ボードは、上記収納ケース10の後面に取り付けられて略水平状態で設置されるとともに、その後端部に、第2分割ボード15からなる前部ボードが連結されている。この第2分割ボード15は、第1分割ボード14との連結部21aに位置する下面側の被覆材19bが切り欠かれることにより、上記連結部21aに位置する上面側の被覆材19aをヒンジ部として谷折り可能、つまり第2分割ボード15の前端部を支点として起立可能に支持されている。
また、上記第2分割ボード15の後端部には、第3分割ボード16からなる中間ボードが配設されるとともに、両分割ボード15,16の連結部21bに位置する下面側の被覆材19bが切り欠かれることにより、上記連結部21bに位置する上面側の被覆材19aをヒンジ部として両分割ボード15,16が谷折れ可能に連結されている。さらに、上記第3ボード16の後端部には、第4分割ボード17からなる後部ボードが配設され、両分割ボード16,17の連結部21cに位置する上面側の被覆材19aが切り欠かれることにより、上記連結部21cに位置する下面側の被覆材19bをヒンジ部として両分割ボード16,17が山折り可能に連結されている。
上記第4分割ボード17の左右には、図5に示すように、ガイド部材8に沿って摺動するスライドピン22からなる摺動部がブラケット23を介して取り付けられるとともに、上記スライドピン22の先端部にはフランジ部24が形成されている。上記スライドピン22は、ブラケット23を介して第4分割ブラケット17の下面に取り付けられることにより、その設置面よりも下方側に配設されるとともに、第4分割ブラケット17の前後方向中間部よりも後方側に配設されている。さらに、第4分割ボード17の左右側端部には、上記ガイド部材8との干渉を回避するための切欠き25が形成されている。
上記ガイド部材8は、内側面部が開口した断面C型の溝形鋼からなり、前方側に至るにしたがって上方に位置するように所定角度で直線的に傾斜した状態で後部車体の側面部に設置されている。上記スライドピン22のフランジ部24がガイド部材8内に導入されることにより、このガイド部材8に沿ってスライドピン22が摺動可能に支持されている。上記ガイド部材8の上端部(前端部)は開口され、この上端開口部から上記スライドピン22を上方に引き出すことにより、ガイド部材8から上記第4分割ボード17を離脱させるとともに、上記上端開口部からガイド部材8内にスライドピン22のフランジ部24を導入することにより、ガイド部材8にスライドピン22を支持させることができるように構成されている。なお、上記フランジ部24を省略し、スライドピン22の先端部を直接、ガイド部材8に沿ってスライド自在に支持させた構造としてもよい。
そして、後述するように後部ドア3の開閉操作に応じ、上記スライドピン22がガイド部材8に沿って摺動することにより、上記第2〜第4分割ボード15〜17が下方の荷室閉止位置と上方の荷室開放位置との間をスライド変位し、上記荷室閉止位置に第4分割ボード17が変位した状態では、上記第1〜第4分割ボード14〜17が略水平に展開した状態となるように構成されている。また、上記第5分割ボード18は、後部ドア3の側端部内面に設置されたトリム材(図示せず)等に取り付けられ、後部ドア3の閉止時に、上記下方の荷室閉止位置に設置された第4分割ボード18の後端部に上記第5分割ボード18が連続した状態となるように構成されている。この結果、後部ドア3の閉止時には、第1〜第5分割ボード14〜18からなるトノカバー7により、後部荷室5の上方部全体が覆われることになる(図1参照)。なお、上記第5分割ボード18は、後部ドア3の閉止時にやや後下がりに傾斜した状態で設置されるように、その取付角度が設定されている。
上記後部ドア3とスライドピン22とは、図1に示すように、ワイヤー等の可撓性を有する線条体からなる連係部材26により連結されている。また、上記ガイド部材8の上方側には、その上端開口部から上方に導出された連係部材26を車体の後方側に案内するための第1ガイドプーリ27が設置されるとともに、その後方側には、上記連係部材26を上方に向けて案内するための第2ガイドプーリ28が設置され、この第2ガイドプーリ28を介して上方に案内された連係部材26の端部が後部ドア3に係止されている。そして、後部ドア3の開放操作時に、その操作力が上記連係部材26を介してスライドピン22に伝達され、このスライドピン22がガイド部材8に沿って前部上方側へ摺動することにより、上記第4分割ボード18からなる後部ボードが下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスライド変位するようになっている。
上記トノカバー7の第2,第3分割ボード15,16は、その前後幅寸法が略等しい値に設定されるとともに、これらの第2,第3分割ボード15,16の前後幅寸法を加算した値と、上記第1分割ボード14の前後幅寸法とが相対応するように設定されている。つまり、上記第1分割ボード14からなる前方側ボードの前後幅寸法が第2,第3分割ボード15,16からなる前部ボードおよび中間ボードの前後幅寸法の加算値と略等しい値に設定されている。また、上記第2分割ボード15の側端部上面には、第2分割ボード15と第3分割ボード16との谷折り角度が一定値未満、例えば60°未満とならないように規制する三角形状のプレート材からなる規制部材29が突設されている(図2〜図4参照)。さらに、上記第1分割ボード14の側端部上面には、後述するように第1分割ボード14上に上記第2,第3分割ボード15,16を折り重ねる際に、上記規制部材29が嵌入される凹孔30が形成されている。
また、上記車体の側面部には、第2〜第4分割ボード14〜17を有するトノカバー7を下方の荷室閉止位置に設置したときに、このトノカバー7を構成する第2〜第4分割ボード14〜17を略水平に展開させた状態で各分割ボード14〜17の側端部を下方から支持する支持部材31が設けられている(図1参照)。この支持部材31には、上記第3分割ボード16からなる中間ボードの後方部をやや上方に押し上げた状態で支持することにより、その前方の第2分割ボード15からなる前部ボードに対して第3分割ボード16を若干谷折りした状態で支持する折曲部からなる支持部32が設けられている。
上記のように後部ドア3を閉止した状態では、上記第2〜第4分割ボード14〜17がその自重時に応じ、下方の荷室閉止位置において略水平に展開した状態で上記支持部材31により下方から支持されている。この状態から、後部ドア3を開放状態に移行させると、上記連係部材26を介してスライドピン22が斜め上方に引っ張られることにより、図6に示すように、スライドピン22および上記第4分割ボード17からなる後部ボードをガイド部材8に沿って前部上方側に付勢する付勢力Fが作用する。この付勢力Fに応じ、上記第4分割ボード17の前端部に山折れ可能に連結された第3分割ボード16からなる中間ボードが、その前端部を支点に揺動変位することにより、上記第2分割ボード15からなる前部ボードに対して第3分割ボード16が谷折れ状態となるとともに、この第3分割ボード16に対して上記第4分割ボード17が山折り状態となって、この第4分割ボード17からなる後部ボードがガイド部材8に沿って前部上方側へスライド変位する。
そして、上記第2分割ボード15と第3分割ボード16とが谷折り状態となる際に、両分割ボード15,16の谷折り角度が一定値未満となると、図7に示すように、第3分割ボード16の折曲変位が上記規制部材29により規制された状態となる。この状態から上記後部ドア3をさらに大きく開放操作し、図8に示すように、スライドピン22および第4分割ボード17をガイド部材8に沿って前部上方側へスライド変位させると、これに対応して上記第2分割ボード15からなる前部ボードが、その前端部を支点に揺動変位して起立状態に移行した後、図9に示すように、第4分割ボード17が最上方位置にスライド変位することになる。
このようにして第2〜第4分割ボード15〜17を有するトノカバー7を上方の荷室開放位置に変位させるとともに、第5分割ボード18を後部ドア3とともに上方の開放位置に変位させることにより、後部荷室5の後方部上面を大きく開放して後部荷室5に対する荷物の出し入れを容易に行うことかできる。また、開放位置にある後部ドア3を閉止する方向に操作すると、上記連係部材26によるスライドピン22および第4分割ボード17を前部上方側へ引き上げていた付勢力Fが作用しなくなるため、この第4分割ボード17がその自重に応じ、上記ガイド部材8に沿って後部下方側へスライド変位するとともに、これに連動して上記第2,第3分割ボード15,16が、図8に示す状態から図7に示す状態を経て、図10に示す下方の荷室閉止位置に移動し、後部荷室5の上面部が上記第1〜第5分割ボード18からなるトノカバー7により閉止された状態となる。
上記のように車体の後方開口部2が後部ドア3により開閉可能に覆われるとともに、この後方開口部2の前方側に後部荷室5が形成された車両において、後部荷室5のフロアパネル6の上方に略水平な展開状態で設置されるトノカバー7と、車体側部に前上がりの傾斜状態で設置されて上記トノカバー7の左右両端部を摺動可能に支持するガイド部材8とを設け、上記トノカバー7を構成する第2分割ボード15からなる前部ボードを、その前端部を支点として起立可能に支持し、この第2分割ボード15の後端部に第3分割ボード16からなる中間ボードを谷折れ可能に連結するとともに、この第3分割ボード17の後端部に第4分割ボード17からなる後部ボードを山折れ可能に連結し、かつこの第4分割ボード17を上記ガイド部材8に沿ってスライド可能に支持したため、車体側面部のサイドガラス等にトノカバー7が干渉する等の問題を生じることなく、後部荷室5の上面部を大きく開放して荷物の出し入れ等を容易に行うことができる。
すなわち、上記第4分割ボード17からなる後部ボードを、前上がりの傾斜状態で設置されたガイド部材8に沿って下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスライド変位させる際に、上記第4分割ボード17の前方側に配設された第3分割ボード16に対して第4分割ボード17を山折れ状態とするとともに、上記第2,第3分割ボード15,16を、それぞれその前方側に位置する第1,第2分割ボード14,15に対してそれぞれ谷折れ状態とすることにより、上記ガイド部材8を前方側に大きく傾斜させた場合、つまり水平線に対するガイド部材8の交差角度θを30°程度の鋭角に設定した場合においても、上記第4分割ボード17を下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスムーズにスライド変位させることができる。
したがって、図3の仮想線Sで示すように後方部に比べて大きく車幅寸法が設定された後部車体の前方側に、上記第4分割ボード17からなる後部ボードを移動させるとともに、上方の荷室開放位置にスライド変位させることにより、背面から見て上窄まりに形成された車体の側部、例えばサイドガラス等に上記第4分割ボード17等が干渉するという事態の発生を効果的に防止しつつ、上記トノカバー7を構成する第2〜第4分割ボード15〜17を上方の荷室開放位置に変位させて後部荷室5の上面を開放状態に移行させることができる。
また、上記実施形態では、第2分割ボード15からなる前部ボードと、第3分割ボード16からなる中間ボードとの谷折り角度が一定値未満とならないように規制する規制部材29を設けたため、上記ガイド部材8に沿って第4分割ボード17をスライド変位させてトノカバー7を上方の荷室開放位置から下方の荷室閉止位置に移動させる際に、引っかかりを生じることなくスムーズにスライド変位させることが可能であるという利点がある。例えば、上記規制部材29がない場合には、第4分割ボード17をガイド部材8に沿って上方の荷室開放位置から後部下方側にスライド変位させる過程で、図11に示すように、第2分割ボード15と第3分割ボード16との谷折り角度αが小さくなって第3分割ボード16が第4分割ボード17の下面に重なった状態とると、第4分割ボード17等をその自重に応じて後部下方側へスライド変位させることが不可能なる。これに対して上記規制部材29により第2分割ボード15と第3分割ボード16との谷折れ角度が一定値未満とならないように規制した場合には、第3分割ボード16が第4分割ボード17の下面に重なった状態となるのを防止できるため、引っかかりが生じることなく上記ガイド部材8に沿って第4分割ボード17をスムーズにスライド変位させることができる。
また、上記実施形態では、第2分割ボード15からなる前部ボード、第3分割ボード16からなる中間ボードおよび第4分割ボード16からなる後部ボードを略水平に展開させた状態で設置する際に、上記第3分割ボード16を、その前方の第2分割ボード15に対して若干谷折りした状態で支持する支持部32を設けたため、図10に示すように、第4分割ボード17に設けられたスライドピン22と、上記第3分割ボード16および第4分割ボード17の連結部21cに位置するヒンジ点とを結ぶラインAの延長線を、上記第2分割ボード15および第3分割ボード16の連結部21bに位置するヒンジ点と、上記第3分割ボード15および第3分割ボード16の連結部21cに位置するヒンジ点を結ぶラインBの延長線よりも上方に位置させることができる。したがって、上記第4分割ボード17からなる後部ボードを、前上がりの傾斜状態で設置されたガイド部材8に沿って下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスライド変位させる際に作用する付勢力Fに応じ、上記第3分割ボード16を、その前方側に位置する第2分割ボード15に対して谷折れさせる方向に駆動することにより、図6に示す状態へ確実に移行させることができ、上記第4分割ボード17を下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスムーズにスライド変位させることができる。
なお、上記構成に代え、第2分割ボード15からなる前部ボード、第3分割ボード16からなる中間ボードおよび第4分割ボード17からなる後部ボードを略水平に展開させた状態から、第4分割ボード17をガイド部材8に沿って前部上方にスライド変位させる際に、図12に示すように第3分割ボード16と第4分割ボード17との連結部21cを山折れさせる方向に案内する三角形状の突部からなる案内部33を上記支持部材31に設け、この案内部33に沿って第4分割ボード17の前端部を前部上方側に案内することにより、第4分割ボード17を下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスライド変位させる際に作用する付勢力Fに応じ、第3分割ボード16を、その前方側に位置する第2分割ボード15に対して谷折れさせる方向に駆動するように構成してもよい。
また、上記実施形態に示すように、ガイド部材8に沿って摺動するスライドピン22からなる摺動部を第4分割ボード17からなる後部ボードに設け、このスライドピン22を第4分割ボード17の設置面よりも下方側に配設した場合には、図10に示すように、第4分割ボード17に設けられたスライドピン22と、上記第3分割ボード16および第4分割ボード17の連結部21cに位置するヒンジ点とを結ぶラインAの延長線を、上記第3分割ボード16および第4分割ボード17の連結部21cに位置するヒンジ点と、上記第2分割ボード15および第3分割ボード16の連結部21bに位置するヒンジ点とを結ぶラインBの延長線よりも大きく上方に位置させることが可能となり、第4分割ボード17を下方の荷室閉止位置から上方の荷室開放位置にスライド変位させる際に作用する付勢力Fに応じ、上記第3分割ボード16を、その前方側に位置する第2分割ボード15に対して谷折れさせる方向へ容易かつ確実に駆動できるという利点がある。
さらに、上記実施形態では、第4分割ボード17に設けられたスライドピン22からなる摺動部をガイド部材8から離脱可能に構成したため、上記トノカバー7の不使用時に、第4分割ボード17をガイド部材8から離脱させて上記第2,第3分割ボード15,16とともにコンパクト化した状態で格納できるという利点がある。例えば、上記実施形態に示すように、第2分割ボード15からなる前部ボードの前方側に、第1分割ボード14からなる前方側ボードを配設し、この第1分割ボード14と第2分割ボード15とを谷折れ可能に連結した場合には、図13に示すように、第1分割ボード14上に上記第2〜第4分割ボード15〜17を折り畳むことにより、これらをコンパクト化した状態で格納することができる。
特に、上記実施形態では、第1分割ボード14からなる前方側ボードの前後幅寸法を、第2分割ボード15からなる前部ボードおよび第3分割ボード16からなる中間ボードの前後幅寸法の加算値に対応した値に設定した場合には、上記のように第1分割ボード14上に上記第2,第3分割ボード15,16を折り畳む際に、これらを前後寸法が大きくなるのを防止してその格納状態を効果的にコンパクト化できるという利点がある。また、上記第4分割ボード17の前後幅を第1分割ボード14の前後寸法に対応した値に設定した場合には、これらを折り畳む際に効果的にコンパクト化できるという利点がある。さらに、上記のように第2分割ボード15の上面に突設された規制部材29が嵌入される凹孔30を第1分割ボード14の上面に形成した場合には、上記規制部材29に邪魔されることなく、第1分割ボード14の上面に第2分割ボード15を密着させた状態で折り畳むことが可能である。
また、上記実施形態に示すように、後部ドア3に取り付けられた第5分割ボード18からなる後方側ボードを、上記第4分割ボード17からなる後部ボードの後端部に連続して配設するように構成した場合には、上記後部ドア3の閉止時に、後部荷室5の上方部後面を上記第5分割ボード18により覆うことができるとともに、上記後部ドア3の開放操作時に、上記第5分割ボード18が車体側部に干渉するのを防止しつつ、上方の荷室開放位置を変位させることができる。なお、上記第5分割ボード18からなる後方側ボードを後部ドア3に着脱可能に取り付け、この第5分割ボード18を不必要時に後部ドア3から取り外し得るように構成してもよい。
また、上記第4分割ボード17の後端部に第5分割ボード18を谷折れ可能に連結した構造としてもよい。この構造によれば、上記第4分割ボード17とともに第5分割ボード18をガイド部材8に沿って前部上方側にスライド変位させることにより、これらを同時に上方の荷室開放位置に移動させることができるとともに、トノカバー7の不使用時には、上記第5分割ボード18を第4分月ボード17の上に折り畳むことが可能であるという利点がある。この場合、上記第5分割ボード18を荷室開放位置にスライド変位させる際に、その左右両端部が車体の側面部に干渉するのを防止するため、その車幅方向寸法を適正値に設定する必要がある。
なお、上記トノカバー7は、前後方向に少なくとも3枚に分割された第2分割ボード15からなる前部ボード、第3分割ボード16からなる中間ボードおよび第4分割ボード17からなる後部ボードを備えておればよく、例えば上記第1,第5分割ボード14,18の一方または両方を者略した構造としてもよい。
上記実施形態では、後部ドア3と第4分割ボード17からなる後部ボードとをワイヤー等からなる連係部材26により連結し、後部ドア3の開閉動作に連動させて第4分割ボード17をガイド部材8に沿ってスライド変位させるように構成したため、後部ドア3を開閉する際に、上記第4分割ボード17およびこれに連結された第2,第3分割ボード15,16を自動的に上方の荷室開放位置および下方の荷室閉止位置に変位させることができるという利点がある。なお、上記連係部材26を省略し、第4分割ボード17からなる後部ボードを手動でガイド部材8に沿ってスライド変位させるように構成してもよい。
また、図14に示すように、上記第4分割ボード17からなる後部ボードをガイド部材8に沿ってスライド変位させるように駆動する電動駆動機構50を設け構造としてもよい。この電動駆動機構50は、ガイド部材8に沿って設置されるとともに、上記スライドピン22の先端部に取り付けられたスライダ51が所定位置に止着された駆動ケーブル52と、ガイド部材8の上下両端部に設置されて上記駆動ケーブル52が巻回される駆動ローラ53および従動ローラ54と、上記駆動ローラ53を回転駆動する駆動モータ55とを有し、この駆動モータ55の駆動力に応じて駆動ローラ53を回転させ、上記駆動ケーブル52とともにスライダ51をガイド部材8に沿って摺動させることにより、上記スライドピン22および第4分割ボード17をスライド変位させるように構成されている。この構成によれば、後部ドア3を閉止した状態においても、図示を者略した開閉スイッチの操作に応じて上記電動駆動機構50によりトノカバー7を開閉操作することが可能である。
本発明に係る車両のトノカバー装置の実施形態を示す説明図である。 トノカバーの閉止状態を示す斜視図である。 トノカバーの閉止状態を示す平面図である。 トノカバーの具体的構成を示す断面図である。 ガイド機構の具体的構成を示す斜視図である。 トノカバーの開放操作の第1段階を示す説明図である。 トノカバーの開放操作の第2段階を示す説明図である。 トノカバーの開放操作の第3段階を示す説明図である。 トノカバーの開放状態を示す説明図である。 トノカバーの閉止状態を示す説明図である。 トノカバーの比較例を示す説明図である。 トノカバーの他の例を示す断面図である。 トノカバーの折り畳み状態を示す斜視図である。 ガイド機構の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
2 開口部
3 後部ドア
5 後部荷室
7 トノカバー
8 ガイド部材
14 第1分割ボード(前方側ボード)
15 第2分割ボード(前部ボード)
16 第3分割ボード(中間ボード)
17 第4分割ボード(後部ボード)
18 第5分割ボード(後方側ボード)
29 規制部材
33 案内部
50 電動駆動機構

Claims (12)

  1. 車体の後方開口部が後部ドアにより開閉可能に覆われるとともに、この後方開口部の前方側に後部荷室が形成された車両において、後部荷室の上方部に略水平な展開状態で設置されるトノカバーと、車体側部に前上がりの傾斜状態で設置されて上記トノカバーの左右両端部を摺動可能に支持するガイド部材とを有し、上記トノカバーが、前後方向に少なくとも3枚に分割された前部ボード、中間ボードおよび後部ボードを有し、前部ボードがその前端部を支点として起立可能に支持され、この前部ボードの後端部に中間ボードが谷折れ可能に連結されるとともに、この中間ボードの後端部に後部ボードが山折れ可能に連結され、かつこの後部ボードが上記ガイド部材に沿ってスライド可能に支持されたことを特徴とする車両のトノカバー装置。
  2. 前部ボードと中間ボードとの谷折り角度が一定値未満とならないように規制する規制部材を備えたこと特徴とする請求項1に記載の車両のトノカバー装置。
  3. 前部ボード、中間ボードおよび後部ボードを略水平に展開させた状態で設置する際に、前部ボードと中間ボードとを若干谷折りした状態で支持する支持部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両のトノカバー装置。
  4. 前部ボード、中間ボードおよび後部ボードを略水平に展開させた状態で各ボードの側端部を下方から支持する支持部材を車体の側面部に設け、上記各ボードの展開状態から、後部ボードをガイド部材に沿って前部上方にスライド変位させる際に中間ボードと後部ボードとを山折れさせる方向に案内する三角形状の突部からなる案内部を上記支持部材に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両のトノカバー装置。
  5. ガイド部材に沿って摺動する摺動部を後部ボードに設け、この摺動部を後部ボードの設置面よりも下方側に配設したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置。
  6. 後部ボードに設けられた摺動部をガイド部材から離脱可能に構成したことを特徴とする請求項5に記載の車両のトノカバー装置。
  7. 前部ボードの前方側に前方側ボードを配設して谷折れ可能に連結したことを特徴とする請求項6に記載の車両のトノカバー装置。
  8. 前方側ボードの前後幅寸法を、前部ボードおよび中間ボードの前後幅寸法の加算値に対応した値に設定したことを特徴とする請求項7に記載の車両のトノカバー装置。
  9. 後部ドアに取り付けられて後部ボードの後端部に連続するように配設される後方側ボードを備えたことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置。
  10. 後部ボードの後方側に後方側ボードを配設して谷折れ可能に連結したことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置。
  11. 後部ドアと後部ボードとを連結し、後部ドアの開閉動作に連動させて後部ボードをガイド部材に沿ってスライド変位させる連係部材を設けたことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置。
  12. 後部ボードをガイド部材に沿ってスライド変位させるように駆動する電動駆動機構を備えたことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の車両のトノカバー装置。
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