JP4825945B2 - 悪戯防止装置を備えた二輪車駐車装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、悪戯により車輪がロックされることなく、真に駐車を意図した場合にのみ車輪がロックされるようにした、二輪車駐車装置の悪戯防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、二輪車の車輪を抱え込むための腕と、この抱え込んだ状態の腕を固定するためのソレノイドと、このソレノイドに通電するための電気回路と、通電のトリガーとなるスイッチとを備えた二輪車駐車装置があった。
【0003】
このものは、前記腕のところに二輪車の車輪が進入すると、腕によって車輪が抱え込まれ、二輪車の一部分が前記スイッチに接触したら、ソレノイドが動作して車輪を抱え込んだ腕を固定し、腕が開かないようにすることによって、車輪をロックするというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのものには次のような欠点があった。すなわち二輪車の一部分が前記スイッチに接触したら車輪がロックされるのであるが、悪戯によって前記スイッチが手で動かされたような場合でも腕が固定されてしまい、本当に駐車させようとして進入して来る二輪車をロックすることが出来なくなってしまうのであった。
【0005】
そこでこの発明では、上述したような問題点を解決して、悪戯の場合と、真に駐車させようとする場合とを判定して、真に駐車させようとする場合にのみそれを可能にすることを課題とする。
【0006】
上記課題は、車輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、車輪が進入したことを感知するスイッチと、このスイッチが所定時間以上動作したか否かを判定する判定機構とを備えており、この判定機構が前記スイッチが所定時間以上動作したと判断した場合には前記車輪のロック機構が車輪をロックするようにして成ることを特徴とする、二輪車駐車装置の悪戯防止装置とすることにより達成される。
【0007】
二輪車を駐車させようとする者は、車輪のロック機構の所まで二輪車を進入させ、所定の時間そのままでいるようにする。すると車輪が進入したことを感知するスイッチが所定時間以上動作したと判定機構が判断した場合には前記車輪のロック機構が車輪をロックするように動作するため、二輪車を駐車させることが出来る。これに対して悪戯の場合では、車輪の代わりに直接手でスイッチを動作させたり、棒などを用いてスイッチを動かすようなことが行なわれるが、悪戯であるため所定時間待つようなことはない場合が普通である。従って、この時間によりスイッチ動作の真意を計ることが出来るのである。
【0008】
また上記課題は、車輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、車輪が進入したことを感知する2つのスイッチと、この2つのスイッチが同時に動作したか否かを判定する判定機構とを備えており、この判定機構が前記2つのスイッチが同時に動作したと判断した場合には前記車輪のロック機構が車輪をロックするようにして成ることを特徴とする、二輪車駐車装置の悪戯防止装置とすることにより達成される。なおこの2つのスイッチはお互いに離して設けておくと都合がよい。
【0009】
この発明では、2つのスイッチで車輪の進入を感知するものとしている。すなわち2つのスイッチが同時に入っていないと、前記判定機構が前記2つのスイッチが同時に動作していないと判断するために前記車輪のロック機構が車輪をロックする動作を行なわないのである。悪戯の場合には車輪の代わりに直接手でスイッチを動作させるが、2つのスイッチを同時に動作させるというような面倒な行為は行なわない場合が普通である。従って、2つのスイッチが同時に動作しているか否かで真の駐車を意図したものか悪戯かを判定することが出来るのである。なお2つのスイッチが離れて設置されていればいるほど、人の手で同時に動作させることが難しくなる。
【0010】
次に、上記請求項1または請求項2に記載の二輪車駐車装置の悪戯防止装置に関して、車輪を押し出す方向に付勢する付勢機構を備えているものとすることが出来る。
【0011】
車輪のロック機構の所まで二輪車を進入させると、付勢機構によって二輪車は車輪を押し出す方向に力を受ける。このままでは二輪車は戻されてしまい、車輪のロックを行なうことが出来ない。従って、二輪車を駐車させようとする者は、車輪のロック機構の所まで二輪車を進入させ、所定の時間そのまま付勢機構からの反発力に対抗して力を加え続けなくてはならない。請求項1の発明の場合には所定の時間以上ロック機構の方向に車輪を押し続けなくてはならない。請求項2の場合では反発力に対抗して車輪を2つのスイッチのところまで進入させなくてはならない。そうすることによって前記判定機構がそれと判断して前記車輪のロック機構が車輪をロックする動作を行なってくれるのである。これに対して悪戯の場合では、付勢機構からの反発力に対抗してまで敢えて悪戯行為を行なわないのが普通である。
【0012】
また、上記請求項1または請求項2に記載の二輪車駐車装置の悪戯防止装置に関して、前記スイッチが、進入して来た車輪により押圧されると動作するようにすることが出来る。
【0013】
スイッチには押圧スイッチを用いることが出来る。二輪車の車輪を進入させて進入方向に設けた押圧スイッチを押したり、車輪の進入通路面に押圧スイッチを設けておき、車輪を進入させて押圧スイッチの上に載るようにしてこのスイッチを押すのである。
【0014】
また、上記請求項1または請求項2に記載の二輪車駐車装置の悪戯防止装置に関して、前記スイッチが、進入して来た車輪に光路を遮られることによって動作する光スイッチであるものとすることが出来る。
【0015】
例えば発光素子と受光素子とを車輪通路の両側に配置しておき、二輪車の進入がない時には、発光素子から発せられた光が受光素子に入るように設定しておくのである。二輪車が進入すると、前記光回路が遮断されるため、前記判定機構がそれと判断して前記車輪のロック機構が車輪をロックする動作を行なってくれるのである
【0016】
また、上記請求項1または請求項2に記載の二輪車駐車装置の悪戯防止装置に関して、前記車輪のロック機構が、二輪車の車輪を抱え込むための腕と、この抱え込んだ状態の腕を固定するためのソレノイドと、このソレノイドに通電するための電気回路とから成るものとすることが出来る。
【0017】
二輪車を駐車させようとする者が車輪を施錠手段の所まで導くと、車輪は施錠手段の腕に抱え込まれる。そして判定機構が車輪をロックすべしと判定した場合には、ソレノイドの作動杆がこの腕に作用して腕がロックされ、腕が車輪を固定してしまう。次にこのソレノイドに通電するとソレノイドの作動杆が動作して腕から外れ、腕が自由に成るため、二輪車を出庫させることが出来る。
【0018】
この腕とソレノイドとの組み合わせ以外に例えば車輪のスポークの間にソレノイドの貫木杆を挿通してロックするものを上げることが出来る。なおソレノイドを構成中に使用すると、電気的・遠隔的に開錠操作を行なう仕組みを容易に構成することが出来、遠隔からのコンピュータ制御なども可能と成る。
【0019】
なおこの発明が駐車対象とする二輪車としては自転車、電動アシスト自転車、原動機付き自転車、自動二輪車などであり、この発明の駐車装置は車輪の太さや直径や、二輪車の車体重量に合わせて設計されるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、この発明はこれ等の形態に限定されず、この発明の思想の範囲内に於いて種々展開することが出来、これ等もまたこの発明の権利範囲内である。
【0021】
(第1の実施の形態)
図1乃至図6を用いて説明する。この実施形態の自転車の駐車装置は、チャンネル状のガイド14とその前方に設けた施錠装置1とから構成されている。前記ガイド14はその後端部が開放されており、ここより車輪を出し入れする。更にガイド14には、車輪(前輪から導入する場合には前輪)が駐車される位置に、その車輪が乗り越え終えた時に、車輪を前記施錠装置1の上記腕であるところの鈎部30が捕らえられるように、コロ16を回転軸15によって回動自在に取り付けて成る。なお図中で符号13は、施錠装置1を支持する支柱を差し示している。符号12はガイド1の底面部を指している。
【0022】
施錠装置1を図1乃至図3で示す。両側のガイド10,10の間をスライドするようにスライド部材2が設けられ、この後端部即ち車輪Tが突き当たる部位に突当板22が取り付けられている。また2つの鈎部30,30が互いに対向して車輪を捕らえ得るように回動軸3によって回動自在に取り付けられている。この2つの鈎部30,30は図示しないバネにより常に車輪Tを開放する方向に付勢されている。またスライド部材2には、後述するソレノイド60のスライド杆6を挿通するための孔21が設けられている。スライド部材2が車輪Tによって押し込まれた時に、この孔21に一致する孔11が施錠装置1の底面部12に設けられている。なお鈎部30,30は、スライド部材2が車輪Tによって押し込まれた時に鈎部30,30が施錠装置1の外枠に阻まれて内方に回動し(図2)、またソレノイド60のスライド杆6が前記孔11,21から外れて、図示しないバネによりスライド部材2が外へ押し出された時に外方に回動し(図1)、車輪Tを開放し得るように構成されている。図1では鈎部30,30が施錠装置1のケーシングの抑制の影響を受けなく成ったところで車輪Tを開放している状態が表わされている。またスライド部材2と施錠装置1の外枠との間にバネ4を介在させて、常には鈎部30,30が車輪Tを開放する方向に付勢するように構成されている。なおソレノイド60のスライド杆6をスライドさせるための電気回路などは図示を省略した。図中符号61はソレノイド60のリード線である。
【0023】
前記突当板22には押圧スイッチ5が取り付けられている。スライド部材2の後端部の突当板22に車輪Tが突き当たると、この押圧スイッチ5が押されるように構成されている。この押圧スイッチ5は、図5のブロック図で表わした制御回路に接続されており、また前記ソレノイド60もリード線61を介して接続されている。この他制御部62にはタイマ63が接続されている。
【0024】
さて、自転車を駐車させようとする者が、その前輪Tを回転軸15で軸支されたコロ16を越えてガイド14,14の間に進入させて、前輪Tで突当板22を押すようにすると、押圧スイッチ5がON状態になるが、更にバネ4の力に抗して突当板22を押すと、鈎部30,30が突当板22に連動するが、鈎部30,30は施錠装置1の両側の外枠に阻まれて内方に回動し、前輪Tを抱くようにして捕捉する。ここで自転車を駐車させようとする者が前輪Tで突当板22を押す力を緩めると、バネ4の力によってスライド部材2が押し戻されて、鈎部30,30が開放されてしまい駐車不能となる。そこで自転車を駐車させようとする者は前輪Tで突当板22を押す力を緩めないようにしなくてはならない。この状態でスライド部材2と施錠装置1の底面部12を見ると、スライド部材2の孔21と底面部12の孔11とが一致している。そこで所定の時間が経過すると、判定機構が車輪をロックすべしと判定し、ソレノイド60に通電して、作動杆であるスライド杆6を前記孔21,孔11に挿通してしまう。これにより次にこのソレノイド60に通電するまでは、自転車を出庫することが出来なくなる。
【0025】
ここで図6は、図5のブロック図で表わした制御回路の動作をフローチャートにて表わしたものである。突当板22が前輪Tで押されると、押圧スイッチ5がON状態になる(ステップS1)。すると制御部62はタイマ63を初期化して計時を開始し(ステップS2)、押圧スイッチ5のON状態が継続されているか否かを判定し(ステップS3)、Yesであるならばら所定の時間が経過したか否かを判定し(ステップS4)、Yesであるならばらソレノイド60によって施錠を行なう(ステップS5)。ステップS3に於いて、押圧スイッチ5のON状態が継続されなかった場合には終了する。またステップS4に於いて、所定の時間が経過していない場合には計時動作を続ける。押圧スイッチ5のON状態が所定の時間だけ継続されないと、制御部62はソレノイド60に通電することがない。なおタイマ63には任意時間を設定することが可能であり、例えば3秒間と設定すれば、押圧スイッチ5のON状態が3秒間継続すると、ソレノイド60に通電されることになる。そして制御部62に出庫命令が与えられると、制御部62はソレノイド60に通電して、スライド杆6を引き、前記孔21,孔11からスライド杆6を抜いてしまうため、スライド部材2は移動が自由となり、自転車を引くと、バネ4の反発力の助けにより容易に鈎部30,30が開放されるのである。
【0026】
従って悪戯の場合、すなわち棒等で突当板22を押したような場合には、確かに押圧スイッチ5が一旦はON状態になるかも知れないが、バネ4の力によってスライド部材2が押し戻されるため、悪戯をする者にはバネ4の力に抗して突当板22を押し続けなくてはならず、このような忍耐力のいる悪戯は継続されないのが普通である。しかしながら真に自転車を駐車させようとする者にとっては、自転車の重量が手伝うため、この所定の時間を経過させることは苦ではないのである。
【0027】
(第2の実施の形態)
この実施形態の悪戯防止装置を備えた自転車駐車装置は、その殆どの構成を上述した第1実施形態に倣うものであるが、施錠装置17の第1のスイッチである押圧スイッチ5の他に第2のスイッチを備えている点と、スライド部材2を押し戻すバネ4を備えていない点で異なる。
【0028】
第2のスイッチは、車輪通路であるガイド14,14の間に設けた車輪台7の底部、車輪Tが載る部分に上向きに取り付けられた加重スイッチ8である。自転車の前輪Tを鈎部30,30のところまで進入させ、前輪Tで突当板22を押したところで前輪Tが車輪台7の上に載って安定するように構成されている。またこの状態は、前輪Tで加重スイッチ8が押されている状態でもある。すなわち、突当板22が押された時に、図7では図示されていない押圧スイッチ5がONの状態になっていると共に、加重スイッチ8がON状態となっている。よって制御部62は、これ等2つのスイッチ5,8が同時に押された場合にソレノイド60に通電するように設定されている(図8)。
【0029】
従って悪戯をする者は、この押圧スイッチ5と加重スイッチ8との2つのスイッチを同時に押さなくてはならず、また両者が離れた位置に設けられていることにより、煩わしくも苦痛であるこのような悪戯は継続されないのが普通である。しかしながら真に自転車を駐車させようとする者にとっては、単に自転車を車輪台7の上に載せるだけであるから少しも苦ではないのである。
【0030】
(第3の実施の形態)
図9及び図10を用いて説明する。この実施形態の悪戯防止装置を備えた自転車の駐車装置は、上述した1実施形態の押圧スイッチ5の代わりに、発光部9と光センサ90とによる光スイッチを備えている点に特徴を有する。その他の構成は上述した第1実施形態に倣う。
【0031】
施錠装置18は、両側のガイド10,10の間をスライドするようにスライド部材2が設けられ、この後端部即ち車輪Tが突き当たる部位に突当板22が取り付けられている。また2つの鈎部30,30が互いに対向して車輪を捕らえ得るように回動軸3によって回動自在にスライド部材2に取り付けられている。この2つの鈎部30,30は図示しないバネにより常に車輪Tを開放する方向に付勢されている。また一方の鈎部30の内側には、相対する鈎部30に向けて発光する発光部9が取り付けられており、他方の鈎部30の内側には、発光部9からの光を受け得る位置に光センサ90が取り付けられている。
【0032】
自転車の前輪Tが鈎部30,30の間に入っていない時には、発光部9からの光は光センサ90が受けているが(図9)前輪Tを鈎部30,30のところまで進入させ、前輪Tで突当板22を押す頃には、発光部9から光センサ90へ向かう光回路が前輪Tによって遮断され、このことは図示しない制御部が感知することとなる。このような状態が所定の時間だけ継続された場合に、ソレノイド60に通電して、スライド杆6を孔21,孔11に挿通するのである。この光回路が所定の時間だけ継続されないと、制御部はソレノイド60に通電することがないわけである。タイマには任意時間を設定することが可能であり、例えば3秒間などと設定する。そして制御部に出庫命令が与えられると制御部はソレノイド60に通電して、スライド杆6を引き、前記孔21,孔11からスライド杆6を抜いてしまうため、スライド部材2は移動が自由となり、自転車を引くと、バネ4の付勢力によって鈎部30,30が開放される。
【0033】
従って悪戯の場合、すなわち手で突当板22を押したような場合には、確かに一旦は前記光回路が遮断されるかも知れないが、バネ4の力によりスライド部材2が押し戻されて来るため、悪戯をする者にはバネ4の力に抗して突当板22を押し続けなくてはならず、このような忍耐力のいる悪戯は継続されないのが普通である。しかしながら自転車を駐車さる目的を有する者にとっては、この所定の時間を経過させることは苦ではない。突当板22を押し続けるのに自転車の重量が加担する。
【0034】
なおこの発明は、上述した実施形態にのみ限定されないから、車輪が進入したことを感知するスイッチにはどのようなものを用いてもよい。また判定機構についても適宜設計したものでよい。
【0035】
【発明の効果】
以上この発明は、車輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、車輪が進入したことを感知するスイッチと、このスイッチが所定時間以上動作したか否かを判定する判定機構とを備え、この判定機構が前記スイッチが所定時間以上動作したと判断した場合には前記車輪のロック機構が車輪をロックするようにして成ることを特徴とする、二輪車駐車装置の悪戯防止装置とした。またこの発明は車輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、車輪が進入したことを感知する2つのスイッチと、この2つのスイッチが同時に動作したか否かを判定する判定機構とを備え、この判定機構が前記2つのスイッチが同時に動作したと判断した場合には前記車輪のロック機構が車輪をロックするようにして成ることを特徴とする、二輪車駐車装置の悪戯防止装置とした。
【0036】
この結果、前者ではスイッチが所定時間以上動作した場合に車輪をロックし、後者では2つのスイッチが同時に動作した場合に車輪をロックするため、悪戯の場合と、真に駐車させようとする場合とを判定し、悪戯では動作せず、真に駐車させようとする場合にのみ駐車ロックが可能となり、所期の目的を達成することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の模式図である。
【図2】同実施形態の動作状態説明図である。
【図3】同実施形態の内部構成図である。
【図4】同実施形態を利用した自転車の駐車装置である。
【図5】同実施形態の制御回路のブロック図である。
【図6】同実施形態の動作状態のフローチャートである。
【図7】この発明の第2実施形態の模式図である。
【図8】同実施形態の制御回路のブロック図である。
【図9】この発明の第3実施形態の模式図である。
【図10】同実施形態の動作状態説明図である。
【符号の説明】
1 施錠装置
10 ガイド
11 孔
12 底面部
13 支柱
14 ガイド
15 回転軸
16 コロ
17 施錠装置
18 施錠装置
2 スライド部材
21 孔
22 突当板
3 回動軸
30 鈎部
4 バネ
5 押圧スイッチ
6 スライド杆
60 ソレノイド
61 リード線
62 制御部
63 タイマ
7 車輪台
8 加重スイッチ
9 発光部
90 光センサ

Claims (5)

  1. 前輪をロックするためのソレノイドと、このソレノイドに通電するための電気回路と、前記通電のためのスイッチと、から成る前輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、前記スイッチは、前記ソレノイドへの通電のトリガーとなるスイッチと、前輪が進入したことを感知して所定時間以上動作したか否かを判定する判定機構を備えてこの判定機構がスイッチが所定時間以上動作したと判断した場合に前記前輪のロック機構が前輪をロックするスイッチと、を兼ねるものであることを特徴とすると共に、二輪車を駐車させようとする者に前記所定の時間以上ロック機構の方向に前記前輪を押し続けさせるべく前記前輪を押し出す方向に付勢するための付勢機構を備えていることを特徴とするものである、悪戯防止装置を備えた二輪車駐車装置
  2. 前輪をロックするためのソレノイドと、このソレノイドに通電するための電気回路と、前記通電のためのスイッチと、から成る前輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、前記スイッチは、前輪が進入したことを感知する2つのスイッチから成り、この2つのスイッチが同時に動作したか否かを判定する判定機構を備え、この判定機構は、前記2つのスイッチが同時に動作したと判断した場合に前記前輪のロック機構が前記前輪をロックするものであり、更に二輪車を駐車させようとする者に前記所定の時間以上ロック機構の方向に前記前輪を押し続けさせるべく前記前輪を押し出す方向に付勢するための付勢機構を備えていることを特徴とするものである、悪戯防止装置を備えた二輪車駐車装置
  3. 前輪をロックするためのソレノイドと、このソレノイドに通電するための電気回路と、前記通電のためのスイッチと、から成る前輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、前記スイッチは、前記ソレノイドへの通電のトリガーとなるスイッチと、前輪が進入したことを感知して所定時間以上動作したか否かを判定する判定機構を備えてこの判定機構がスイッチが所定時間以上動作したと判断した場合に前記前輪のロック機構が前輪をロックするスイッチと、を兼ねるものであることを特徴とすると共に、前記ロック機構は、前記ロック機構の方向に前記前輪が押し込まれた時に両側のガイドの間をスライドするように設けられており、且つ後記ソレノイドのスライドを挿通するための孔が設けられているスライド部材と、前記スライド部材が前輪によって押し込まれた時に前記スライド部材側の孔に一致する孔が設けられている前記ガイド側部材と、前記2つの孔に挿通するためのスライド杆を備えた前記ソレノイドと、から成ることを特徴とするものである、悪戯防止装置を備えた二輪車駐車装置
  4. 前輪をロックするためのソレノイドと、このソレノイドに通電するための電気回路と、前記通電のためのスイッチと、から成る前輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、前記スイッチは、前輪が進入したことを感知する2つのスイッチから成り、この2つのスイッチが同時に動作したか否かを判定する判定機構を備え、この判定機構は、前記2つのスイッチが同時に動作したと判断した場合に前記前輪のロック機構が前記前輪をロックするようにして成ることを特徴とすると共に、前記ロック機構は、前記ロック機構の方向に前記前輪が押し込まれた時に両側のガイドの間をスライドするように設けられており、且つ後記ソレノイドのスライドを挿通するための孔が設けられているスライド部材と、前記スライド部材が前輪によって押し込まれた時に前記スライド部材側の孔に一致する孔が設けられている前記ガイド側部材と、前記2つの孔に挿通するためのスライド杆を備えた前記ソレノイドと、から成ることを特徴とするものである、悪戯防止装置を備えた二輪車駐車装置
  5. 前輪をロックするためのソレノイドと、このソレノイドに通電するための電気回路と、前記通電のためのスイッチと、から成る前輪のロック機構を備えた二輪車駐車装置に於いて、前記スイッチは、前輪が進入したことを感知する2つのスイッチから成り、この2つのスイッチが同時に動作したか否かを判定する判定機構を備え、この判定機構は、前記2つのスイッチが同時に動作したと判断した場合には前記前輪のロック機構が前記前輪をロックするようにして成ることを特徴とすると共に、前記2つのスイッチは、進入して来た前輪によって進入方向に押圧される押圧スイッチと、この押圧スイッチとは人の手で同時に動作させることが難しい程度に離れた箇所である所の進入して来た前輪が載る部位に上向きに取り付けられた加重スイッチと、から成ることを特徴とするものである、悪戯防止装置を備えた二輪車駐車装置
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