JP4825486B2 - リッド開閉機構 - Google Patents

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Description

本発明は、リッド(ドアや扉などを含む、以下、同じ)を回動してケース本体の開口を開閉するリッド開閉機構に関する。
図9は特許文献1のドア開閉装置を、(a)がドアの閉状態で、(b)がドアの開状態で示している。同図において、符号50はコンソールボックス本体、符号51はコンソールボックス本体50に埋設状態に設けられたケース本体(インナーボックス)51、符号52はケース本体51の開口を開閉し得るように回動可能に支持されたドアである。この機構特徴は、一端側がコンソールボックス本体50の後部の下部に軸部材60を介し、他端側がドア52の後部に軸部材61を介し夫々回動可能に連結された第1のリンク53と、一端側がコンソールボックス本体50の後部の上下部の中間に軸部材62を介し、他端側がリッド52の前後部の中間に軸部材63を介し夫々回動可能に連結されたた第2のリンク54とから構成されている点、ドア開状態でドア52の後部がコンソールボックス本体50の上面より下方に位置し、その開放角度がコンソールボックス本体50に設けられたリンク挿通用孔50aの孔後縁に対する第2のリンク54の当接により規制される点、第1のリンク53のコンソールボックス本体50に連結された位置は該リンク53がドア52に連結された位置よりも前方に位置している点、ドア52がロックレバー55を有し、該レバー55がコンソールボックス本体50側に設けられ係合部50bに係止される点にある。
以上のドア52は、ロックレバー55を係止解除し、開方向へ回動操作されると、第2のリンク54が孔50aの孔後縁に当接することでそれ以上の回動が規制される。そして、ドア開状態において、ドア52は後方が両リンク53,54によりコンソールボックス本体50の上面より少し下方へ下がっており、ドア52の重心は該ドアを支持する各リンク53,54の支点60,62よりも後方にあるため自重で前方に倒れないこと、図9(b)には従来のヒンジで結合されたドアを開放した状態が破線で示され、それとの比較から、ドア52が開状態でそれまでのヒンジ構造に比べ高さが低く、角度も傾斜しているため操作性を良好にできると記載されている。
特開2000−52877号公報
しかしながら、上記文献1の機構では、まず、第2のリンク54の規制位置を変更するなどして、ドア52が開状態でボックス本体50上より下方へ大きく移動されるようにすると、ボックス本体50の後方へ離れることになり、その分だけボックス本体50の後方に大きなドア収納用スペースが必要となる。また、各リンク53,54はその一端側をケース本体51ではなく、ケース本体51を埋設しているコンソールボックス本体50側にそれぞれ連結しているため、ケース本体51後方に広いスペースを必要とし用途的に制約を受け易く、リッド開状態でボックス本体50の上面に設けられるリンク挿通用孔50aが露出して見栄えを損ねる。
本発明は、以上のような課題を解消して、リッドが開状態でケース本体の対応側面に対し極力離れないようにし、かつケース本体底部側へ移動させるようにして、リッド収納用スペースを小さく抑えながらリッドの突出量を最小にし、それにより汎用性に優れ、使い勝手を良好にしたり、コンパクト化を図ることを目的としている。
請求項1の発明は、ケース本体に第1のロッド及び第2のロッドから構成される4節リンク構造を介して回動可能に支持されたリッドを有し、該リッドを、前記ケース本体の開口を塞いだ閉状態から前記ケース本体の開口を開放した開状態に回動切り換えて前記ケース本体の対応側面に沿うよう配置するリッド開閉機構において、前記第1のロッドは、前記ケース本体及び前記リッドの対応側面で、一端側を前記ケース本体の前側上下方向の略中間部に回動可能に連結し、他端側を前記リッドの後端部に回動可能に連結し、前記第2ロッドは、前記ケース本体及び前記リッドの対応側面で、一端側を前記ケース本体の上側前後方向の略中間部に回動可能に連結し、他端側を前記リッドの前端部に回動可能に連結することにより、前記リッドの先端側が前記第1のロッドに比べて短い前記第2のロッドにより小さな回動半径で凸の大きな円弧状に動かされ、前記リッドの後端側が前記第2のロッドに比べて長い前記第1のロッドにより大きな回動半径で凸の小さな円弧状に動かされることを特徴としている。
請求項2の発明は、以上のリッド開閉機構において、前記第1のロッドは一端側の前記ケース本体に連結した部分と他端側の前記リッドに連結した部分とを結ぶ長さr1を、前記ケース本体の開口幅wと実質的に同じか長く設定されているとともに、前記第2のロッドは一端側の前記ケース本体に連結した部分と他端側の前記リッドに連結した部分とを結ぶ長さr2を、前記ケース本体の開口幅wの1/2以上の長さに設定されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、以上のリッド開閉機構において、前記リッドを開方向へ付勢している付勢手段と、前記ケース本体に設けられて前記リッド開状態で前記第2のロッドに設けられた係合部を解除可能に係止するロック手段とを備えている構成である。
請求項4の発明は、以上のリッド開閉機構において、前記ケース本体に取り付けられて前記第1のロッドの一端側に設けられた円弧状のギア部と噛み合う回転ギアを有した制動用のダンパー手段を備えている構成である。
本発明のリッド開閉機構では次のような効果を有している。
・請求項1と2の発明では、図4の例から分かるように、第1のロッドがケース本体側との連結部を支点とした軌跡aで、リッドの後端部をロッド他端側を介しケース本体の後方側面に接近しながら、ケース本体の対応側面下部付近まで移動するため、リッド開状態でケース本体上に突出するリッドの突出寸法を大幅に抑え、かつリッド収納スペース幅も最小でよくコンパクト化を維持できる。また、第2のロッドがケース本体側との連結部を支点とした軌跡bで、リッドの前端部を第2のロッド他端側を介しケース本体から上方へ大きく円弧状に移動するため、例えば、ケース本体の開口後部などに干渉しに難く、かつリッドを第1のロッドと共にリッドを安定して支持できるようにする。
・請求項3の発明では、例えば、リッドを閉状態から開状態に切り換えるときに、ロック手段を係止解除操作するだけで、リッドが付勢手段の付勢力で自動的に開状態に切り換えられるので使い勝手が良好となる。
・請求項4の発明では、円弧状のギア部及びそれと噛み合う回転ギアを有した制動用のダンパー手段を最も邪魔にならない箇所に設定したり取り付けることを可能にし、それにより簡素化を維持できる。
本発明の形態を図面を参照しながら説明する。この説明では、収納装置としての全体構造、要部構造、作動の順に詳述する。
(全体構造)形態例の収納装置は、 ケース本体1に対しリッド2を本発明のリッド開閉機構によりケース本体1の開口をほぼ全開する開状態と、塞ぐ閉状態とに回動切り換える構成であればよい。ここで、ケース本体1は、概略形状が上開口した矩形立体からなり、前面10及び両側面11,11並びに底面12などで区画されてカップ等を収容保持する主収納部15と、後面13及び両側壁11と後面13との間を接続している短片状の両側接続面14,14並びに底面12aなどで区画されて主収納部15の後側にポケット状に設けられているリッド用副収納部16とを一体的に形成している。これに対し、リッド2は、図2に示されるように、閉状態で主収納部15及び副収納部16の一部を塞ぐ大きさの矩形板状に形成されている。上面20は、前側左右中間に凹状部20aが刻印され、例えば、リッド2を閉状態から開状態に切り換えるときにその凹状部20a側を押すことが分かるようになっている。両側面21は、下側が一段欠肉されて、その段差部21aに後述するロッド対応端を連結するよう設定されている。なお、主収納部15には、不図示の容器類の周囲を拘束するホルダー等が配置され、リッド2の開状態で容器類を上から挿入保持可能となっている。副収納部16は、リッドが開状態で挿入される空間である。また、この収納装置は、図8に示したように自動車のコンソールボックス本体9に埋設した状態に組み込まれる例である。
(要部構造)前記リッド開閉機構は、ケース本体1に対しリッド2を第1のロッド3及び第2のロッド4を介して回動可能に支持するとともに、ケース本体1の上側開口(主収納部15の開口、以下、同じ)を塞いだ閉状態から、ケース本体1の上側開口を開放した開状態に回動切り換えてケース本体1の対応側面、つまりこの例では副収納部16内ないしは後面13の内側面に沿うよう配置する構成である。第1のロッド3及び第2のロッド4は、図4と図5のごとくケース本体1及びリッド2の両側にそれぞれ対称に設けられている。また、リッド2を開方向へ付勢している付勢手段5A,5Bと、リッド2を閉状態で付勢手段5A,5Bの付勢力に抗して係止するロック手段6と、制動用のダンパー手段7とを備えている。
第1のロッド3は、波状に屈曲しているとともに、一端側に設けられた円弧状のギア部30を有している。そして、このロッド3は、ケース本体1及びリッド2の対応側面11,21にあって、一端側がケース本体1の前側上下方向の略中間部に設けられた取付部にねじ等の軸部材17aにて回動可能に連結され、他端側がリッド2の後端部に設けられた取付部にねじ等の軸部材17bにて回動可能に連結されている。
ここで、第1のロッド3は、図4に示した他端側の軸部材17bの軌跡aから推察されるように、一端側の軸部材17aを支点として、リッド2が閉状態から該リッド2の後端側をケース本体1の副収納部16内の下部付近まで移動してリッド開状態に切換可能にする長さに設定されている。換言すると、ロッド3の長さは、図7において、ロッド3の両端側の連結部、つまり一端側の軸部材17aと他端側の軸部材17bとを結ぶ長さをr1とすると、そのr1をケース本体1の開口幅(主収納部側の開口幅)wと実質的に同じかそれよりも長く設定されている。これは、前述したように、第1のロッド3が一端側の軸部材17aを支点とした軌跡aで、リッド2の後端部をロッド他端側の軸部材7bを介してケース本体1の後方側面、つまり主収納部15に接近した副収納部16内に挿入しながら、副収納部16の下部付近まで移動する上で必須となるからである。
第2のロッド4は、概略へ字形をなし、一端側の形状が図4の側に配置されるロッド4と図5の側に配置されるロッド4とで異なっている。図4の側に配置されるロッド4の一端側は、図8に示されるように駒状の係合部40に形成され、ロック手段6に係脱する箇所として利用される。図5の側に配置されるロッド4の一端側は、係止部41付きの片状に形成され、付勢手段5Bであるコイルばねの対応端を係止する箇所として利用される。そして、各ロッド4は、ケース本体1及びリッド2の対応側面11,21にあって、中間より少し下側の箇所がケース本体1の上側前後方向の略中間部に設けられた取付部にねじ等の軸部材18aにて回動可能に連結され、他端側がリッド2の前端部に設けられた取付部にねじ等の軸部材18bにて回動可能に連結されている。
ここで、第2のロッド4は、図4に示した他端側の軸部材18bの軌跡bから推察されるように、中間より少し下側の箇所を枢支している軸部材18aを支点として、リッド2が閉状態から該リッド2の前端側をロッド4の他端側の軸部材18bを介しケース本体1から上方へ大きく円弧状に移動するよう配置及び長さ的に工夫されている。換言すると、ロッド4の長さは、図7において、中間より少し下側の箇所を枢支している軸部材18aと他端側の軸部材18bとを結ぶ長さをr2とすると、そのr2をケース本体1の開口幅(主収納部側の開口幅)wの1/2以上の長さに設定されている。これは、前述したように、第2のロッド4が下側の軸部材18aを支点とした軌跡bで、リッド2の前端部をロッド他端側の軸部材18bを介してケース本体1の上方へ大きく円弧状に移動可能にすることで、ケース本体1の開口付近などに干渉しに難く、かつリッド2を第1のロッド3と共に安定支持可能にする。
付勢手段5A,5Bは、リッド2を第1のロッド3や第2のロッド4を介して開方向へ付勢するばね構成であればよい。この形態において、付勢手段5Aは、図1及び図4から推察されるように、概略V形のトーションばねが用いられ、ケース本体1の対応側面11にあって、略中間の巻線部5cを、軸部材17aを止める筒形取付部の外周に装着し、一端5a側を第1のロッド3の対応部に係止し、他端5b側を付勢力を発現しながら側面11に設けられた前上側の突起19aに係止した状態に配置されている。付勢手段5Bは、図5に示されるように、コイルばねが用いられ、ケース本体1の対応側面11にあって、一端5d側をロッド4の一端側に設けられた係止部41に係止し、他端5e側を付勢力を発現しながら側面11に設けられた下側中間の突起19bに係止した状態に配置されている。
ロック手段6は、図4の側に配置される第2のロッド4の一端側に設けられた係合部40に対応して設けられ、係合部40を係止することでリッド2が付勢手段5A,5Bの付勢力に抗して閉状態に保持可能な構成であればよい。この形態において、ロック手段6は、図6に示されるようなプッシュ・プッシュ係止機構からなるユニット品が用いられ、側面11の後方上側にねじなどで付設された略枠状の保持体19cに装着されている。構造は、前側を開口したハウジング23、ハウジング23の後側に収容されて、係合部40を係脱する対の挟持片24を有する摺動体25、摺動体25を一方向に付勢する不図示のスプリング、摺動体25に設けられたハートカム溝26、ハウジング23内に軸支されたトレーサ27、トレーサ27に突設されてハートカム溝26と係合し摺動体25の摺動によりハートカム溝26を一巡するピン28等からなる。この係止機構では、リッド2が付勢手段5A,5Bにより開方向へ付勢された態様で、第2のロッド4の係合部40を挟持部24を介して係止し、該係止をリッド2の更なる閉方向への押し操作により係止解除する。なお、図7や図8ではロック手段6の一部を省略したり簡略化している。
ダンパー手段7は、ケース本体1の一方側面11に取り付けられて第1のロッド3に設けられたギア部30と噛み合う回転ギア43を有した構成であればよい。この形態において、ダンパー手段7は、ケース42に組み付けられた回転ギア43を有し、回転ギア43がケース42内の作動油の抵抗を受けて制動されるタイプである。
(作動)以上の構造において、リッド2が閉状態にあるときは、図1や図4のごとく第2のロッド4が最前方位置に配置されて、該ロッド4の一端側係合部40が上述したように図6(a)のごとくロック手段6の挟持片24同士の間に挟み込まれており、その状態がピン28とハートカム溝26との係合によって維持されている。また、リッド2を開状態に切り換えるときは、閉状態にあるリッド2を閉方向へ押し、該押し力を解放(押した手を離す)する。すると、図6(b)のごとくピン28とハートカム溝26との係合が外れるとともに、摺動体25が不図示のスプリングの付勢力により押されて、両挟持片24をハウジング23外へ突出する。このため、係合部40は、両挟持片24による挟み込みから外れて係止解除される。
リッド2は、係合部40が係止解除されると、付勢手段5A,5Bの付勢力により自動的に図4の閉状態から開状態に回動切り換えられる。この場合、リッド2は、前述したように各ロッド3と4の長さ、ケース本体1及びリッド2に対する連結位置を工夫した関係で、リッド2の後端側がロッド3の一端側の軸部材17aを支点として主収納部15上から後方へ極力離れないように該ロッド3の他端側の軸部材17bを介し図4の軌跡aにてケース本体1の副収納部16内の下部付近まで移動し、また、リッド2の前端側がロッド4の軸部材18aを支点として該ロッド4の他端側の軸部材18bを介し図4の円弧状軌跡bにてケース本体1の副収納部16上まで移動して、図8のリッド開状態となる。この回動過程では、前記したギア部30がダンパー手段7の回転ギア43と噛み合っていて該噛み合いにより開速度が制動される。つまり、リッド2は、ダンパー手段7により閉から開状態まで略定速で回動されることになる。
また、リッド2は、開状態から付勢手段5A,5Bの付勢力に抗して、第1のロッド3及び第2のロッド4の回動を伴って閉方向へ回動操作され、リッド2が最終の閉状態に達する直前にロッド4一端側の係合部40が摺動体25に当たり、不図示のスプリングの付勢力に抗して該摺動体25をハウジング23の奥へ摺動する。これと連動して、両挟持片24は、図6(a)のごとくハウジング23内に引き込まれつつ係合部40を間に挟み込む。同時に、ピン28とハートカム溝26との係合によって挟持片24が後退位置で係止される。このため、リッド2は第2のロッド4を介し閉状態に保持される。
以上のリッド開閉機構では、第1のロッド3と第2のロッド4とから構成される4節リンク構造において、リッド2の先端側は短い方の第2のロッド4により図4の軌跡bつまり小さな回動半径で凸の大きな円弧状に動かし(この点は閉位置と開位置と間の回転角が約110〜130度と大きくなっている)、リッド2の後端側は長い方の第1のロッド3により図4の軌跡aつまり大きな回動半径で凸の小さな円弧状に動かす(この点は閉位置と開位置と間の回転角が45〜55度と小さくなっている)ことにより、リッド収納用スペース(リッド2を開状態でほぼ起立態様にする上で必要となる主収納部15の後方スペース、又は、副収納部16の幅)を大幅に小さくできる。
換言すると、このリッド開閉機構では、リッド2が開状態において、主収納部15に接近している副収納部16にほぼ起立態様にて挿入され、ケース本体1上に突出とするリッド突出量、リッド収納用スペースである副収納部16の幅寸法、ケース本体1のうち主収納部15と副収納部16との間に設定される角部の逃がし用切り欠きc(図8を参照)の大きさを共に小さくできる。加えて、文献1に比べて簡易で組立も容易となる。
なお、本発明は、請求項1や3で特定される構成を備えておればよく、細部は必要に応じて種々変更可能なものである。
発明形態のリッド開閉機構を適用した収納装置を示す概略外観図である。 上記収納装置を上から見た上面図である。 上記収納装置を前方より見た正面図である。 上記収納装置を一方側面より見た側面図である。 上記収納装置を他方側面から見た側面図である。 上記収納装置のロック手段を、(a)は係止態様で示し、(b)は係止解除の態様で示す断面図である。 上収納装置をリッドの半開き状態で示す図4と同じ側の側面図である。 上収納装置をリッドの閉状態で示す図4と同じ側の側面図である。 特許文献1のドア開閉装置を示す説明図である。
符号の説明
1…ケース本体(10は前面、11は側面、12と12aは底面)
2…リッド(20は上面、21は側面、21aは段差部)
3…第1のロッド(17aは一端側の軸部材、17bは他端側の軸部材)
4…第2のロッド(18aは一端側の軸部材、18bは他端側の軸部材)
5A,5B…付勢手段
6…ロック手段
7…ダンパー手段
13…後面(この内側面が対応側面に相当)
15…ケース本体の主収納部
16…ケース本体のリッド用副収納部(対応側面に相当)

Claims (4)

  1. ケース本体に第1のロッド及び第2のロッドから構成される4節リンク構造を介して回動可能に支持されたリッドを有し、該リッドを、前記ケース本体の開口を塞いだ閉状態から前記ケース本体の開口を開放した開状態に回動切り換えて前記ケース本体の対応側面に沿うよう配置するリッド開閉機構において、
    前記第1のロッドは、前記ケース本体及び前記リッドの対応側面で、一端側を前記ケース本体の前側上下方向の略中間部に回動可能に連結し、他端側を前記リッドの後端部に回動可能に連結し、
    前記第2のロッドは、前記ケース本体及び前記リッドの対応側面で、一端側を前記ケース本体の上側前後方向の略中間部に回動可能に連結し、他端側を前記リッドの前端部に回動可能に連結することにより、
    前記リッドの先端側が前記第1のロッドに比べて短い前記第2のロッドにより小さな回動半径で凸の大きな円弧状に動かされ、前記リッドの後端側が前記第2のロッドに比べて長い前記第1のロッドにより大きな回動半径で凸の小さな円弧状に動かされることを特徴とするリッド開閉機構。
  2. 前記第1のロッドは一端側の前記ケース本体に連結した部分と他端側の前記リッドに連結した部分とを結ぶ長さr1を、前記ケース本体の開口幅wと実質的に同じか長く設定されているとともに、前記第2のロッドは一端側の前記ケース本体に連結した部分と他端側の前記リッドに連結した部分とを結ぶ長さr2を、前記ケース本体の開口幅wの1/2以上の長さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載のリッド開閉機構。
  3. 前記リッドを開方向へ付勢している付勢手段と、前記ケース本体に設けられて前記リッド開状態で前記第2のロッドに設けられた係合部を解除可能に係止するロック手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリッド開閉機構。
  4. 前記ケース本体に取り付けられて前記第1のロッドの一端側に設けられた円弧状のギア部と噛み合う回転ギアを有した制動用のダンパー手段を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のリッド開閉機構。
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