JP4822756B2 - モータ駆動回路および電磁サスペンション装置 - Google Patents

モータ駆動回路および電磁サスペンション装置 Download PDF

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Description

本発明は、モータ駆動回路および電磁サスペンション装置の改良に関する。
モータを駆動するモータ駆動回路にあっては、たとえば、図8に示すように、三相ブラシレスモータとして構成されるモータの出力トルク制御を可能とするためスイッチング素子71,72、スイッチング素子73,74、およびスイッチング素子75,76を各々直列に接続したアーム81,82,83を複数電源に接続して構成された回路が知られ、このスイッチング素子71,72,73,74,75,76を開閉制御してモータを駆動する(特許文献1、2参照)。
また、モータの電磁力を利用する電磁サスペンション装置にあっては、モータに上記モータ駆動回路を接続し、モータの出力であるトルクや推進力をモータ駆動回路でコントロールしている。
具体的な電磁サスペンション装置としては、たとえば、ボール螺子ナットとボール螺子ナットに螺合する螺子軸と、螺子軸に連結されるモータとを備え、緩衝器が伸縮する際のボール螺子ナットと螺子軸との直線運動を螺子軸の回転運動に変換し、この螺子軸の回転運動がモータのロータに伝達できるように構成され、モータのトルクを上記モータ駆動回路でコントロールして上記螺子軸とボール螺子ナットとの軸方向の相対運動を抑制する荷重(制御力)を発生可能なようにしている(たとえば、特許文献3参照)。
特開2001−204194号公報(段落番号0012,図1) 特開2003−324986号公報(段落番号0038,図4) 特開2003−104025号公報(発明の詳細な説明欄,図4および図17)
そして、上記したような電磁サスペンション装置にあっては、車両に搭載されるため、できる限り消費電力を小さくしたい要望があり、またその一方で、ストローク速度が低速である領域においても充分に荷重を発生可能としたい要望がある。
上記省電力化と荷重の発生との両立を果たすためには、できるだけモータの巻線と駆動回路の抵抗を小さくしておくことが必要である。ここで、図9に示すように、モータの発電によって電源を充電可能な回生領域(図9中斜線部分)は、原点からモータの各相の巻線を短絡した状態での電磁サスペンション装置におけるストローク速度と荷重との関係である短絡特性に接するように引いた接線の傾きで仕切られ、上記抵抗が小さければ小さいほど上記接線の傾きが大きくなり、上記回生領域が大きくなる。そして、この回生領域内でストローク速度に対して荷重を発生させれば、電磁サスペンション装置は電力を消費しないのである。
なお、モータのロータの回転速度は、螺子軸とボール螺子ナットの相対速度、すなわち、電磁サスペンション装置のストローク速度に比例し、また、モータの出力トルクは電磁サスペンション装置の荷重に比例することから、上記した短絡特性は、モータ自体の回転速度とトルクの関係である短絡特性を上記電磁サスペンション装置のストローク速度と荷重との関係に変換したものである。そして、本明細書で短絡特性という場合、特に断らなければ、上記したようにモータを短絡した状態における電磁サスペンション装置のストローク速度と荷重との関係を言う。
上述したように、この電磁サスペンション装置にあっては、抵抗を小さくしておけば、回生領域が拡大されるので、それだけストローク速度が低速であっても回生領域内で必要な荷重を発生できる機会が増加することになり、これによって上記省電力化と荷重発生の両立が図られることになる。
転じて、通常、電磁サスペンション装置にあっては、電源に接続されモータ駆動回路のスイッチング素子を適切に制御することによってモータの発生トルクをコントロールし、電磁サスペンション装置が発生荷重を制御するようにしているが、上記スイッチング素子の制御が何らかの理由で不能となったとき、いわゆるフェール時に、そのままでは荷重の発生が困難となりうることから、そのような状態となった場合に採りうる措置としては、電源をモータ駆動回路から電気的に切り離し、モータの巻線を短絡することが挙げられる。
しかしながら、上記した短絡特性は、図9に示したごとく、電磁サスペンション装置のストローク速度が速くなると、荷重は、或るストローク速度で一端ピークを迎えるが、その後のストローク速度の増加に対しては荷重が漸減する特徴を有しており、また、抵抗を小さくする場合、上記短絡特性はストローク速度軸に沿って原点に向けて圧縮される性質を有している。
したがって、上記のごとく抵抗を小さく設定するとストローク速度が低速である領域では省電力化と荷重発生の両立が可能であるメリットがある反面、ストローク速度が中高速となるとモータを短絡した状態では大荷重の発生が困難となるデメリットがあるので、上記したモータを短絡する措置を行うと、電磁サスペンション装置は、ストローク速度が中高速領域において充分な荷重を発生できない場合があることになる。
そこで、本発明は、上記した不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、フェール時にあっても電磁サスペンション装置にストローク速度が中高速領域で充分な荷重を発生させることが可能なモータ駆動回路およびフェール時にあってもストローク速度が中高速領域で充分な荷重を発生することが可能な電磁サスペンション装置を提供することである。
上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段は、一方部材と、一方部材に対し相対運動を呈する他方部材と、該相対運動を少なくとも抑制可能なモータと、モータ駆動回路とを備え、モータ駆動回路が、スイッチング素子を直列に接続した複数のアームを電源に接続し、当該各アームのスイッチング素子間を上記モータの巻線に接続してなる電磁サスペンション装置において、上記モータの巻線を短絡する短絡手段と少なくとも短絡時に上記各巻線に直列となるように介装される抵抗と備え、上記モータの巻線を上記抵抗を介さずに短絡したときのストローク速度と荷重との関係である短絡特性における荷重が頻繁使用ストローク速度範囲内で最大値を採るように設定されることを特徴とする
本発明の電磁サスペンション装置によれば、トルク定数を大きくして、通常時には回生領域を拡大して、この回生領域内で車体姿勢制御に必要な荷重を発生させるようにしておいても、フェールセーフ時には、モータの各巻線を短絡させると同時に、抵抗によって短絡特性を通常時の短絡特性から変化させることができ、ストローク速度が中高速領域となっても充分な荷重を発生させることが可能である。
したがって、裏を返せば、通常時には、電磁サスペンション装置におけるモータの短絡特性を抵抗を介さない場合の短絡特性とし、フェールセーフ時には抵抗を介した短絡特性にすることが可能ということであるので、通常時には、回生領域を大きくした短絡特性として、通常時には省電力化を図りつつ充分な荷重を発生でき、フェールセーフ時にあっても、ストローク速度が中高速領域となっても充分な荷重を発生させて車両における乗り心地を確保することができるのである。
また、車両走行中に頻繁に出現するストローク速度範囲内における回生領域が大きくなるので、回生によって電源を充電する機会を多くすることができ、モータによるエネルギ回生を効率的に行うことができ、省電力化を確実なものにし、さらには、車両における乗り心地を向上することができるのは言うまでも無いが、このように頻繁使用ストローク速度範囲を規格化しておくことによって電磁サスペンション装置の汎用性が向上し、製造コストも低減することができる。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1は、一実施の形態における電磁サスペンション装置を概念的に示した図である。図2は、モータ駆動回路の回路図である。図3は、モータを短絡した状態における電磁サスペンションの荷重とストローク速度との関係である短絡特性を示す図である。図4は、回生領域を示す図である。図5は、軽、小型および普通自動車に適用される緩衝器の伸長側と収縮側の発生荷重の設定頻度状況を示す図である。図6は、車両走行中の緩衝器の伸縮ストローク速度の頻度を示す図である。図7は、他の電磁サスペンション装置の概念図である。
一実施の形態における電磁サスペンション装置は、図1に示すように、一方部材たる螺子軸1と、螺子軸1に対し相対運動を呈するボール螺子ナット2と、モータMと、モータ駆動回路Cとを備えて構成されている。
詳しくは、螺子軸1は、ボール螺子ナット2に回転自在に螺合されるとともに、螺子軸1の図1中上端は、モータMのロータRに連結されている。他方のボール螺子ナット2は、螺子軸1が挿入される筒4の上端に固着されており、この筒4を介して車両のバネ上部材およびバネ下部材のうち一方に連結することが可能なようになっている。
また、螺子軸1は、車両のバネ上部材およびバネ下部材の他方に回転自在に連結されるようになっており、具体的には、上記車両のバネ上部材およびバネ下部材の他方に設けたボールベアリングに軸支されるか、モータMを上記車両のバネ上部材およびバネ下部材の他方に固定するなどとされる。
したがって、螺子軸1とボール螺子ナット2が軸方向の直線相対運動を呈すると、螺子軸1が回転運動を呈することになり、この螺子軸1の回転運動がモータMのロータRに伝達されることになる。ここで、螺子軸1の回転速度を歯車機構等で構成される減速機を介して減速して上記螺子軸1の回転運動をロータRに伝達するようにしてもよい。
なお、上記螺子軸1とボール螺子ナット2が軸方向の直線相対運動を呈するときに、螺子軸1を回転不能として代わりにボール螺子ナット2を回転させるようにする場合には、このボール螺子ナット2の回転運動をモータMのロータRに伝達するようにしてもよい。具体的には、螺子軸1を車両のバネ上部材およびバネ下部材の一方に回転不能に連結し、他方のボール螺子ナット2を車両のバネ上部材およびバネ下部材の他方にボールベアリング等を介して回転自在に連結し、ボール螺子ナット2の回転運動を歯車機構や摩擦車機構等を介してモータMのロータRに伝達してやればよい。
そして、モータMは、この場合、筒状のフレーム10と、フレーム10の内周側に設けた電機子であるステータと、フレーム10に回転自在に軸支されるロータRとを備え三相ブラシレスモータとして構成され、詳しくは、ステータは、複数のティースを備えた環状のステータコア11と、各ティースに巻回されたU,V,W相の各相における巻線12とを備えており、他方のロータRは、シャフト13と、シャフト13の中間部外周に装着された駆動用磁石14とを備えている。
なお、U相、V相およびW相の各巻線は、その一端でY字型に結線されているが、Δ結線とされてもよい。
そして、駆動用磁石14は、所定数の極数を実現できるようにブロック化された磁石で構成されてシャフト13に埋め込まれており、本モータMは、埋め込み磁石型とされている。無論、駆動用磁石14を所定数の極数を実現できるようにブロック化してシャフト13の外周に接着したり、環状に形成して分割着磁されてシャフト13の外周に嵌着するようにしたりしてもよい。
また、このモータMには、ロータRの回転角を検出するために、回転角センサ15が搭載されており、具体的にはたとえば、回転角センサ15は、シャフト13設けたレゾルバコアとフレーム10に設けられるレゾルバコアに対向するレゾルバステータとで構成されればよく、他にも、光学式のエンコーダを採用してもよいし、ロータRにセンシング用磁石を設ける場合にはホール素子やMR素子等の磁気センサをフレーム10に設けるとした構成としてもよい。
さらに、モータMのU,V,Wの各巻線12に流れる電流を検出する図示しない電流センサが別途設けられており、上記回転角センサ15と電流センサとが出力する信号は、制御装置20に入力される。
そして、上記モータMの巻線12に流れる電流を制御するために、具体的には、U,V,W相の巻線12は、図2に示したモータ駆動回路Cに接続されている。
上記モータMを駆動するモータ駆動回路Cは、図2に示すように、スイッチング素子S1,S4を直列に接続したアームA1と、スイッチング素子S2,S5を直列に接続したアームA2と、スイッチング素子S3,S6を直列に接続したアームA3と、モータMの巻線を短絡する短絡手段Tと、抵抗60とで構成され、各アームA1,A2,A3を並列に接続してあり、各アームA1,A2,A3のスイッチング素子S1,S4,S2,S5,S3,S6間がモータMに接続される出力端子P1,P2,P3とされている。
また、各アームA1,A2,A3の図2中上方側の接続点は、リレーLを介して車両のバッテリ等の電源Eに接続され、図2中下方側の接続点は接地されている。そして、電源Eからモータ駆動回路Cへの電流供給の可不可は、上記したリレーLによって行われるが、リレーLについては周知であり詳しくは説明しないが、リレーLに内蔵されるコイルが励磁されている状態では、モータ駆動回路Cへ電流供給可能なように設定されている。
上記アームA1は、2つのスイッチング素子S1,S4を直列に接続されて構成され、このアームA1のスイッチング素子S1,S4間には、出力端子P1が設けられ、この出力端子P1は、モータMの巻線12のU相に接続される。
他のアームA2,A3もアームA1と同様の構成であって、それぞれの出力端子P2,P3は、モータMの各巻線12のV相、W相に接続されている。
したがって、たとえば、スイッチング素子S1とスイッチング素子S5をオンすると、モータMの巻線12のうちU相とV相に電流を流すことができ、同様にして適宜いずれか1つのアームA1,A2,A3のスイッチング素子S1,S2,S3と他の2つのアームA1,A2,A3のうち1つのスイッチング素子S4,S5,S6をオンすれば、モータMの各巻線12に通電することができ、具体的には、上記制御装置20によってモータMのU,V,W相の各巻線12で回転磁界が形成されるように開閉制御される。
そして、スイッチング素子S1は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor,FET:Field Effect Transister)とされており、このMOSFETはソース電極とドレイン電極とを接続する寄生ダイオードK1を内蔵している。なお、スイッチング素子としては上記MOSFET以外のものを使用するとしてもよい。
他のスイッチング素子S2,S3,S4,S5,S6についても、スイッチング素子S1と同様の構成であり、それぞれMOSFETとされ、寄生ダイオードK2,K3,K4,K5,K6を内蔵しているこれら、寄生ダイオードK1,K2,K3,K4,K5,K6は、スイッチング素子S1,S2,S3,S4,S5,S6のオフ動作時にモータMの巻線に生じるサージ等を吸収するフライホイルダイオードとして機能して、スイッチング素子S1,S2,S3,S4,S5,S6を保護することができる。
そして、これらスイッチング素子S1,S2,S3,S4,S5,S6は、それぞれ、上述した回転角センサ15で検出するロータの回転角および各巻線12に流れる電流に基づいて上記制御装置20の通電位相切換制御によりゲート電極に電圧が印加され開閉制御されることによりモータMは駆動され、さらに、PWM制御によりモータMの出力トルクおよびロータ回転速度が制御される。
なお、PWM制御以外にも、PAM(Pulse Amplitude Modulation)、PPM(Pulse Position Modulation)等の連続変調方式やPNM(Pulse Number Modulation)回路等の不連続変調方式を採用した制御を行ってもよい。
そして、このモータ駆動回路CにあってはPWM制御中、各スイッチング素子S1,S2,S3,S4,S5,S6は、それぞれ制御装置20の制御により所定のデューティ比を実現する所定のパルス幅期間にオンされ、他の期間にはオフされる制御が行われ、これにより、モータMの発生トルクが制御されるようになっている。
したがって、この電磁サスペンション装置にあっては、駆動源をモータMとしているので、モータMにモータ駆動回路Cを介して電気エネルギを与えて駆動する場合には、モータMの発生トルクで螺子軸1を回転駆動させて螺子軸1とボール螺子ナット2とを積極的に相対直線運動させる、すなわち、ストロークさせることができ、アクチュエータとしての機能を発揮できる。
また、モータMは、螺子軸1から強制的に回転運動が入力されると、誘導起電力や電源Eからの電力によって巻線12に電流が流れることで磁界が形成されて電磁力が発生し、螺子軸1の回転運動を抑制するトルクを発生するので、螺子軸1とボール螺子ナット2の相対直線運動を抑制するように機能する。
すなわち、この場合には、モータMが外部から入力される運動エネルギを回生して電気エネルギに変換して得られる電力によって、あるいは、この回生に加えて電源から供給される電力によって、発生するトルクで螺子軸1とボール螺子ナット2の相対直線運動を抑制することができる。
さらに、この電磁サスペンション装置は、モータMをアクチュエータとしてもジェネレータとしても機能させ得るので、上記螺子軸1とボール螺子ナット2の相対直線運動を抑制することができると同時に、アクチュエータとしての機能を生かして車両の車体の姿勢制御も同時に行うことができ、これにより、アクティブサスペンションとしての機能をも発揮することができる。
なお、上記制御装置20は、ハードウェアとして図示はしないが、具体的にはたとえば、電流センサ、回転角センサおよび車体姿勢制御に必要な各種センサが出力する各信号を増幅するためのアンプと、アナログ信号をデジタル信号に変換する変換器と、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)等の記憶装置、RAM(Random Access Memory)と、水晶発振子及びこれらを連絡するバスラインとを備えて構成され、車体姿勢制御のための所定の制御則に基づいて電磁サスペンション装置に発生させるべき荷重を演算するとともに、モータ駆動回路Cの各スイッチング素子S1,S2,S3,S4,S5,S6にPWMパルス信号としての制御信号を与えて電磁サスペンション装置に該荷重を発生させることができるようになっている。
そして、モータ駆動回路Cの各スイッチング素子S1,S2,S3,S4,S5,S6を開閉制御してモータMをPWM駆動するための制御処理手順は、プログラムとしてROMや他の記憶装置に予め格納されている。
さらに、この制御装置20は、異常を検出する場合、たとえば、電流センサで検知したモータMの巻線12に流れる電流値と、制御装置20で演算する電流指令値との差が所定閾値を所定時間超える場合や、電流センサや回転角センサの自己診断によって異常が検出された場合や、制御装置20自体の自己診断の結果異常と判断される場合等、およそ制御系統に異常があると判断される場合には、後述するフェールセーフモードに移行するようになっている。
なお、このハードウェアとして制御装置20は、車両に搭載されるECUに統合されてもよい。
つづいて、短絡手段Tについて説明すると、図示したところでは、この短絡手段Tは、各アームA1,A2,A3に対し並列に接続されるバイパスBと、バイパスBの途中に設けたスイッチング素子50と、各アームA1,A2,A3の両端に接続されスイッチング素子50を作動させるスイッチング回路Vとを備えて構成されている。
以下、詳細に説明すると、スイッチング素子50は、Nチャンネル型のMOSFETとされ、ゲート電極に電圧が印加された状態でオフとなり、通常は、スイッチング回路Vによって電圧が印加されないように維持され、オフ状態に維持されている。
また、バイパスBの上記スイッチング素子50のドレイン電極と各アームA1,A2,A3との接点との間には、抵抗60が介装されている。そして、スイッチング素子50をオンし、モータMをPWM制御するためのスイッチング素子S1,S2,S3,S4,S5,S6をオフしてモータMの各巻線12をバイパスBで短絡した場合に、電磁サスペンション装置に振動が入力され巻線12に誘導起電力によって生じる回生電流は入力寄生ダイオードK1,K2,K3,K4,K5,K6によって整流されバイパスBの図2中上端側が回生電流の流れの上流となり、該回生電流はバイパスBを抵抗60、スイッチング素子50の順に通過して巻線12に戻される。したがって、この抵抗60は、この短絡状態では、各巻線12に対し直列に接続されていることになる。
さらに、スイッチング回路Vは、抵抗61とスイッチ51と直列接続して構成され、抵抗61側を各アームA1,A2,A3の上記短絡状態での回生電流の上流側に接続し、スイッチ51側を各アームA1,A2,A3の上記短絡状態での電流の上流側に接続し、さらに、抵抗61−スイッチ51間の電圧を上記スイッチング素子50のゲート電極に印加できるように、抵抗61とスイッチ51との間を該ゲート電極に接続してある。
すなわち、上記スイッチ51がオン状態では、スイッチング素子50のゲート電極は、接地されていることになり、電圧の印加が無く、該スイッチング素子50はオフ状態に維持されるのでモータMの各巻線12は短絡されず、他方、スイッチ51がオフに切換わると、スイッチング回路Vからゲート電極に電圧が印加される状態となって該スイッチング素子50はオン状態となり、バイパスBが開放されて、モータMの各巻線12は短絡されることになる。なお、抵抗61は、スイッチング素子50のゲート電極に電圧降下後の電圧を印加するために介装されているものであって、誘導起電力や各巻線12のインダクタンスによる過大な電圧が直接スイッチング素子50のゲート電極に印加されないようにして、スイッチング素子50を保護している。
モータ駆動回路Cおよび電磁サスペンション装置は、以上のように構成され、以下に、その作動について説明する。
まず、通常時にあっては、上記のごとく、制御装置20の制御によってモータ駆動回路Cのスイッチング素子S1,S2,S3,S4,S5,S6が所定制御則によって制御されることになる。
そして、制御装置20は、制御系統に異常があると判断した場合には、フェールセーフモードに移行して、上記リレーLへの電力供給、各スイッチング素子S1,S2,S3,S4,S5,S6のゲート電極への制御信号出力を停止し、さらに、上記スイッチ51をオフとする。
すると、電源Eからモータ駆動回路Cへの電力供給がリレーLのオフによって中止され、他方、短絡手段Tにおけるスイッチング素子50はオンされてバイパスBが開放され、モータMの各巻線12は短絡されることになる。
この状態で、車両走行中に、路面から振動が電磁サスペンション装置に入力されると、電磁サスペンション装置が伸縮するので、モータMが強制的に回転することになる。
モータMが上記のごとく強制回転せしめられることによって、各巻線12には、誘導起電力が発生して、この誘導起電力により回生電流が流れることになるが、この回生電流はバイパスBと各巻線12を循環するように流れることになり、電磁サスペンション装置は、伸縮ストローク速度に対し短絡特性相当の荷重を発生することが可能である。
また、このフェールセーフモードでは、巻線が短絡されてバイパスBを電流が流れることから、回生電流は抵抗60をも通過することになる。ここで、抵抗60の作用について説明すると、抵抗60は、上記誘導起電力によって生じる電流値を小さくするように作用することから、図3に示すように、抵抗60がない場合の短絡特性を、ストローク速度軸に沿って拡張させるように作用して、抵抗60がない場合の短絡特性である曲線Yから曲線Zに変化させることになる。
すなわち、このモータ駆動回路にあっては、制御装置20自体や制御系統の異常に対して、モータMの各巻線12を短絡させることが可能であるので、異常時にあっても、電磁サスペンション装置を確実にパッシブダンパとして機能させることが可能であり、また、電磁サスペンション装置にあっては、制御装置20自体や制御系統の異常に対して、モータMの各巻線12を短絡させることが可能であるので、異常時にあっても、確実にパッシブダンパとして機能することが可能である。
そして、通常時にはモータMの巻線12およびモータ駆動回路の全体の抵抗を小さく保って回生領域Kを拡大しておき、この回生領域K内で車体姿勢制御に必要な荷重を発生させるようにしておいても、フェールセーフ時には、モータMの各巻線12を短絡させると同時に、抵抗60によってモータMの巻線12およびモータ駆動回路の全体の抵抗を大きくして短絡特性を通常時の短絡特性から図3に示すがごとくに変化させることができ、ストローク速度が中高速領域となっても充分な荷重を発生させること可能である。
したがって、裏を返せば、通常時には、電磁サスペンション装置におけるモータの短絡特性を抵抗60を介さない場合の短絡特性とし、フェールセーフ時には抵抗60を介した短絡特性にすることが可能ということであるので、通常時には、回生領域Kを大きくした短絡特性として、通常時には省電力化を図りつつ充分な荷重を発生でき、フェールセーフ時にあっても、ストローク速度が中高速領域となっても充分な荷重を発生させて車両における乗り心地を確保することができるのである。また、通常時には、電磁サスペンション装置に、ストローク速度0.1m/s付近での発生荷重を車両に搭載される一般的な油圧緩衝器が発生する荷重に設定しておけるので、油圧緩衝器と同等の乗り心地を実現することが可能である。
なお、スイッチ51を、リレーLと同様の構成のスイッチやMOSFET等としておき、電圧印加を中止することによってオフすることができるようにしておけば、制御装置20の電源系統に異常が生じた場合にも、自動的に短絡手段TがモータMの各巻線12を短絡することができるので、確実にフェールセーフを実施することが可能である。
ところで、この電磁サスペンション装置は、上述のように、モータMのロータRが回転すると、ロータRの駆動用磁石14の磁束が巻線12を横切るので、巻線12に誘導起電力が生じて回生電流が流れることから、巻線12には、電源Eによる電流と上記誘導起電力による回生電流が流れることになるが、モータMの巻線12の誘導起電力によって電源Eを充電可能な回生を行うことができる回生領域Kは、図4に示すように、原点を通り短絡特性に対して接する接線Xとストローク速度軸とで囲まれる範囲となり、この回生領域Kは、短絡特性によって決することができる。さらには、この接線Xにおける傾きは、モータMのトルク定数およびモータMのトルク定数およびの巻線12とモータ駆動回路Cの全体の抵抗、すなわち回路中の抵抗器以外にもリード線の内部抵抗を含んだ全体の抵抗によっても決まる値であるので、トルク定数およびモータMの巻線12とモータ駆動回路Cの上記全体の抵抗によっても回生領域Kを決定することができる。また、上記接線Xの傾きは、螺子軸1のリードによっても調整することも可能である。
一方、車両には、車両走行中にバネ下部材に入力される振動をバネ上部材に伝達しにくくするためにバネ下部材とバネ上部材との間にバネ要素が介装され、また、その振動を抑制するために緩衝器がバネ下部材とバネ上部材との間に介装されるが、軽、小型および普通自動車に適用される緩衝器の伸長側と収縮側の発生荷重の設定頻度状況を示す図5から、伸長側では、おおよそ600Nを中心として200Nから1000Nの範囲内で荷重を発生している緩衝器が多く、収縮側ではおおよそ300Nを中心として0Nから600Nの範囲内で荷重を発生している緩衝器が多く、上記のような自動車の車体振動を抑制するためには、緩衝器は伸長側で1000N、収縮側で600N程度の荷重を発生する必要がある。
また、車両走行中の緩衝器の伸縮ストローク速度の頻度を示す図6から、緩衝器は、収縮側ストローク速度を負の値として伸長側ストローク速度を正の値とすると、−0.1m/sから0.1m/sのストローク速度範囲内で頻繁に使用される。
上記したところから理解できるように、緩衝器の伸縮における頻繁使用ストローク速度範囲は0.1m/sの範囲内(伸縮方向で正負の符号を付する場合には−0.1m/s以上0.1m/s以下の範囲内)であって、必要となる発生荷重は、1000N以内である。
このことから、図4に示すように、上記した電磁サスペンション装置における通常時の短絡特性、すなわち、フェールセーフ時の抵抗60を介さずにモータMの巻線12を短絡した状態の短絡特性における荷重が最大値となる頻繁使用ストローク速度範囲を0.1m/s以下の範囲とするようにしてある。
したがって、車両走行中に頻繁に出現するストローク速度範囲内における回生領域Kが大きくなるので、回生によって電源Eを充電する機会を多くすることができ、モータMによるエネルギ回生を効率的に行うことができ、省電力化を確実なものにし、さらには、車両における乗り心地を向上することができるのは言うまでも無いが、このように頻繁使用ストローク速度範囲を規格化しておくことによって電磁サスペンション装置の汎用性が向上し、製造コストも低減することができる。
また、このときに、接線Xをストローク速度が0.1m/sおよび荷重が1000Nであるポイントより上を通過するように設定しておくこととすれば、電磁サスペンション装置が頻繁に使用されるストローク速度範囲内で緩衝器として発生することが必要とされる荷重範囲全体が回生領域K内でカバーされることになる。
したがって、このように設定される場合には、電磁サスペンション装置が頻繁に使用される場面では、常に回生して電源Eを充電するようになり電源Eの電力を消費することが無いので、より一層確実に省電力化が図られ、電源Eがあがってしまうような事態を防止でき、さらには、電気自動車等の駆動源をモータとするような車両に最適となる。
また、電磁サスペンション装置を、図7に示す他の電磁サスペンション装置のように、一方部材である筒31と、筒31に対し相対運動を呈する他方部材であるロッド32と、該相対運動を少なくとも抑制可能なモータM2とで構成するようにしてもよい。
詳しくは、筒31は、車両のバネ上部材およびバネ下部材の一方に連結され、この筒31内には、車両のバネ上部材およびバネ下部材の他方に連結されるロッド32が相通される。
また、モータM2は、ロッド32の外周に軸方向にS極とN極が交互に現われるように装着される駆動用磁石33と、筒31内に駆動用磁石33と対向する巻線34とを備えて構成され、巻線34は所定の長さにわたり筒31の軸方向に添ってU,V,Wの各相が交互に並ぶように配置されている。
なお、筒31に設けられた巻線34は環状に成型され、少なくとも内周側は、樹脂等によってコーティングされ、この巻線34の内周と、ロッド32の外周あるいは駆動用磁石33と、の間には図示しない環状の軸受が配在され、筒31に対してロッド32の軸ぶれが防止されている。
すなわち、この他の電磁サスペンション装置にあっては、筒31に対しロッド32が進退して相対運動を呈すると、駆動用磁石33が巻線34に対して相対移動する、いわゆるリニアモータ型の構成となっており、この他の電磁サスペンション装置にあっても、上記した一実施の形態における電磁サスペンション装置と同様に、モータM2は、モータとしてもジェネレータとしても機能し、モータM2の動作はモータMと同様であるので、上記モータ駆動回路Cを適用することにより、一実施の形態の電磁サスペンション装置と同様の作用効果を相することが可能である。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
一実施の形態における電磁サスペンション装置を概念的に示した図である。 モータ駆動回路の回路図である。 モータを短絡した状態における電磁サスペンションの荷重とストローク速度との関係である短絡特性を示す図である。 回生領域を示す図である。 軽、小型および普通自動車に適用される緩衝器の伸長側と収縮側の発生荷重の設定頻度状況を示す図である。 車両走行中の緩衝器の伸縮ストローク速度の頻度を示す図である。 他の電磁サスペンション装置の概念図である。 従来のモータ駆動回路の回路図である。 回生領域を示す図である。
符号の説明
1 一方部材たる螺子軸
2 他方部材たるボール螺子ナット
10 フレーム
11 ステータコア
12,33 巻線
13 シャフト
14,34 駆動用磁石
15 回転角センサ
20 制御装置
31 一方部材である筒
32 他方部材であるロッド
50,S1,S2,S3,S4,S5,S6 スイッチング素子
51 スイッチ
60,61 抵抗
A1,A2,A3 アーム
B バイパス
C モータ駆動回路
E 電源
K1,K2,K3,K4,K5,K6 寄生ダイオード
L リレー
M モータ
P1,P2,P3 出力端子
R ロータ
T 短絡手段
V スイッチング回路

Claims (10)

  1. 一方部材と、一方部材に対し相対運動を呈する他方部材と、該相対運動を少なくとも抑制可能なモータと、モータ駆動回路とを備え、モータ駆動回路が、スイッチング素子を直列に接続した複数のアームを電源に接続し、当該各アームのスイッチング素子間を上記モータの巻線に接続してなる電磁サスペンション装置において、上記モータの巻線を短絡する短絡手段と少なくとも短絡時に上記各巻線に直列となるように介装される抵抗と備え、上記モータの巻線を上記抵抗を介さずに短絡したときのストローク速度と荷重との関係である短絡特性における荷重が頻繁使用ストローク速度範囲内で最大値を採るように設定されることを特徴とする電磁サスペンション装置
  2. 上記短絡手段は、上記スイッチング素子の制御が不能となる場合に当該巻線を短絡することを特徴とする請求項1に記載の電磁サスペンション装置
  3. 上記短絡手段は、上記各アームの両端に接続されるバイパスと、バイパスの途中に設けたスイッチ手段とを備え、上記抵抗は上記バイパスの途中であって上記スイッチ手段より上流側に介装されることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁サスペンション装置
  4. 上記各アームと上記電源と接続を遮断する遮断手段を設け、上記遮断手段は上記スイッチング素子の制御が不能となる場合に上記各アームと上記電源との接続を断つことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電磁サスペンション装置
  5. 上記スイッチ手段はドレイン電極およびソース電極がバイパスに接続されるMOSトランジスタであって、当該MOSトランジスタのゲート電極は上記巻線の誘導起電力によって電圧印加されることを特徴とする請求項3または4に記載の電磁サスペンション装置
  6. 上記ゲート電極は上記スイッチング素子を介して接地されることを特徴とする請求項5に記載の電磁サスペンション装置
  7. 上記一方部材に対し上記他方部材が直線相対運動を呈すると当該一方部材が回転運動を呈し、当該一方部材の回転運動が上記モータに伝達されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電磁サスペンション装置。
  8. 上記抵抗は、車両走行中に車両の空冷可能な個所に設置されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電磁サスペンション装置。
  9. 上記頻繁使用ストローク速度範囲は、0.1m/s以下であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電磁サスペンション装置。
  10. 原点を通り上記短絡特性に対して接する接線は、上記ストローク速度が0.1m/sおよび上記荷重が1000Nであるポイントより上を通過するように設定されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の電磁サスペンション装置。
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