JP4820418B2 - データ配信装置、データ配信方法、データ配信プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ配信装置、データ配信方法、データ配信プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、各種データを配信するデータ配信装置、データ配信方法、データ配信プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述したデータ配信装置、データ配信方法、データ配信プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体には限られない。
従来、VICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)などの道路交通情報通信システムが普及している。このような道路交通情報通信システムでは、道路側に設置された路側センサによって検知された車両の走行状態情報などを用いて、情報配信サーバによって道路交通情報を生成し、車両に搭載されたナビゲーション装置に対して道路交通情報を配信する。また、実際に道路を走行している車両から送信(アップリンク)されたデータを元に、よりリアルタイム性が高く、詳細な道路交通情報を配信する技術が提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2005−276209号公報
しかしながら、上述した従来技術では、情報配信サーバからナビゲーション装置までの間の通信経路において、データ転送速度が遅い箇所があると、情報を短時間内にナビゲーション装置に伝達できない場合がある。たとえば、複数の情報を同時、または短時間につづけて配信した場合、初期に配信された情報は比較的短時間でナビゲーション装置に伝達されるが、後に配信された情報はデータ転送速度が遅い箇所がボトルネックとなり、ナビゲーション装置に伝達されるまでの時間が長くなってしまう。
ここで、配信される情報が災害情報などの緊急性が高い情報である場合、迅速にナビゲーション装置(ユーザ)に情報を伝達する必要がある。しかし、上述したような情報の伝送遅延が生じると、必要な時間内に情報を伝達することができず、ユーザが情報を活用することができないという問題点が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかるデータ配信装置は、端末装置に配信可能な配信データを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された配信データの緊急度を判定する判定手段と、前記取得手段によって取得された配信データが所定の容量を超えているか否かを判断する判断手段と、前記配信データが前記所定の容量を超えている場合、その緊急度に応じて当該配信データに含まれる緊急の内容を含みかつ前記所定の容量以下の要約データを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された要約データを当該緊急度に応じて所定のフォーマットに変換する変換手段と、前記変換手段によって前記所定のフォーマットに変換された要約変換データを前記端末装置に配信する配信手段と、を備え、前記配信データには画像データが含まれ、前記判定手段は、前記画像データに含まれる地物の種類によって緊急度を判定することを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかるデータ配信方法は、端末装置に配信可能な配信データを取得する取得工程と、前記取得工程にて取得された配信データの緊急度を判定する判定工程と、前記取得工程にて取得された配信データが所定の容量を超えているか否かを判断する判断工程と、前記配信データが前記所定の容量を超えている場合、その緊急度に応じて当該配信データに含まれる緊急の内容を含みかつ前記所定の容量以下の要約データを生成する生成工程と、前記生成工程によって生成された要約データを当該緊急度に応じて所定のフォーマットに変換する変換工程と、前記変換工程によって前記所定のフォーマットに変換された要約変換データを前記端末装置に配信する配信工程と、を含み、前記配信データには画像データが含まれ、前記判定工程は、前記画像データに含まれる地物の種類によって緊急度を判定することを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかるデータ配信プログラムは、請求項4に記載のデータ配信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項5に記載のプログラムを記録したことを特徴とする。
本実施の形態にかかるデータ配信装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるデータ配信装置の処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例1にかかるデータ配信システムの概要を示す説明図である。 本実施例1にかかるデータ配信サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本実施例1にかかるデータ配信サーバの処理の内容を示すフローチャートである。 本実施例2にかかるデータ配信サーバの処理の内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデータ配信装置、データ配信方法、データ配信プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(データ配信装置の機能的構成)
図1を用いて、本実施の形態にかかるデータ配信装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるデータ配信装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図1において、データ配信装置100は、取得部101と、判定部102と、生成部103と、配信部104と、から構成されている。
取得部101は、端末装置に配信可能な配信データを取得する。端末装置は、たとえば、複数存在する構成でもよく、データ配信装置100と通信可能な機能を有する。具体的には、たとえば、端末装置は、移動体通信端末装置などでもよく、図示しない中継機器を介して、データ配信装置100と通信をおこなうこととしてもよい。
ここで、配信データは、たとえば、画像データや音声データなどでもよい。具体的には、たとえば、取得部101は、端末装置が位置する経路上の画像データを取得する構成でもよい。また、取得部101は、たとえば、端末装置が位置する経路上を移動する移動体端末装置(不図示)や、経路上に設置された各種センサにおける出力データなどを取得する構成でもよい。
取得部101は、端末装置および端末装置との配信を中継する中継機器の通信速度に関する情報を取得することとしてもよい。具体的には、たとえば、端末装置や中継機器が備える通信I/Fにおけるデータ転送速度などである。また、たとえば、端末装置の種別や処理速度などであってもよい。これらは、図示しない記録媒体にあらかじめ登録された情報を読み込んだり、通信時に端末装置や中継機器に問い合わせたりして取得することとしてもよい。
判定部102は、取得部101によって取得された配信データにおける配信の緊急度を判定する。具体的には、たとえば、判定部102は、取得部101によって取得された画像データの画像解析をおこなうことで、緊急度を判定することとしてもよい。
より具体的には、たとえば、判定部102は、画像データに含まれる地物の画像解析によって、当該地物が緊急度の高い状態か否かを判定することとしてもよい。また、判定部102は、配信データが画像データでない場合、音声データに含まれる音声解析や、テキストデータに含まれる緊急度の高い状態を示すテキストデータの抽出処理などによって、緊急度を判定することとしてもよい。さらに、配信データを取得した位置や時刻と、端末装置を搭載した移動体や中継機器の位置を加味して判定してもよい。
また、判定部102は、取得部101によって取得された配信データが所定の容量を超えていた場合、配信データにおける配信の緊急度を判定することとしてもよい。所定の容量は、たとえば、後述する配信部104によって迅速にデータ配信が可能となる容量などで、配信部104や配信先の機器のデータ転送速度などに応じて設定することとしてもよい。換言すれば、データ容量が少なく、迅速に配信可能な配信データは、緊急度の有無に関わらず端末装置に配信してもよい。
生成部103は、判定部102によって判定された緊急度に応じて、配信データの緊急状態を示す緊急データを生成する。緊急データは、たとえば、配信データよりもデータ容量が少ないデータである。このようにすれば、緊急度の高い配信データは、データ容量を少なくして迅速に配信することができる。
具体的には、たとえば、緊急データは、配信データに基づいて生成される、配信データに含まれる緊急の状態を的確に示すデータであり、いわば、配信データを要約するデータである。
また、生成部103は、緊急度に応じたデータ形式によって、緊急データを生成することしてもよい。具体的には、たとえば、緊急データは、配信データに含まれる緊急の状態を示すテキストデータや音声データや概略図データや解像度を低減させた画像データなどでもよい。
また、生成部103は、取得部101によって通信速度や端末装置に関する情報が取得された場合、通信速度に関する情報や端末装置に関する情報に応じたデータ形式によって、緊急データを生成することとしてもよい。具体的には、たとえば、通信速度や端末装置に関する情報に応じたデータ形式は、端末装置や中継機器が備える通信I/Fにおけるデータ転送速度や端末装置の処理速度に適したデータ容量となる形式や、各通信I/Fの性能に適した形式などである。ここで、端末装置に関する情報は、たとえば、端末装置の種別、端末装置内の通信速度(端末装置が複数の機器で構成される場合の機器間の通信速度を含む)、端末装置の処理速度等である。
配信部104は、生成部103によって生成された緊急データを端末装置に配信する。具体的には、たとえば、配信部104は、通信を中継する図示しない中継機器を介して端末装置に緊急データを配信する。
また、配信部104は、生成部103によって生成された緊急データを端末装置に配信した後、当該緊急データの生成元となった配信データを、当該端末装置に配信することとしてもよい。このようにすれば、配信データの緊急度が高い場合は、配信データにおける緊急データを迅速に配信して端末装置のユーザに報知し、配信データの詳細を遺漏なくユーザに報知することができる。
(データ配信装置100の処理の内容)
つぎに、図2を用いて、本実施の形態にかかるデータ配信装置100の処理の内容について説明する。図2は、本実施の形態にかかるデータ配信装置の処理の内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、取得部101によって、端末装置に配信可能な配信データを取得したか否かを判断する(ステップS201)。
ステップS201において、配信データを取得するのを待って、取得した場合(ステップS201:Yes)は、判定部102によって、ステップS201において取得された配信データにおける配信の緊急度を判定する(ステップS202)。
つぎに、生成部103によって、ステップS202において判定された緊急度に応じて、配信データの緊急状態を示す緊急データを生成する(ステップS203)。緊急データは、たとえば、配信データよりもデータ容量が少ないデータである。
そして、配信部104によって、ステップS203において生成された緊急データを配信して(ステップS204)、一連の処理を終了する。緊急データの配信は、たとえば、図示しない中継機器を介して端末装置におこなうこととしてもよく、複数の端末装置に一括に配信することとしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態にかかるデータ配信装置、データ配信方法、データ配信プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体によれば、配信データの緊急度に応じて緊急データを生成し、端末装置に配信することができるため、迅速かつ適切に緊急の状態をユーザに報知することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、路側に設置された路側カメラから画像データを取得して、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置に各種データを配信するデータ配信サーバによって、本発明のデータ配信装置を実施した場合の一例について説明する。
(データ配信システムの概要)
まず、図3を用いて、本実施例1にかかるデータ配信システムの概要について説明する。図3は、本実施例1にかかるデータ配信システムの概要を示す説明図である。
図3において、データ配信システム300は、データ配信サーバ301と、路側カメラ302と、車両に搭載されたナビゲーション装置304と、データ配信システム300およびナビゲーション装置304の間の通信を中継するビーコン303(303a,303b)と、から構成されている。
データ配信サーバ301は、路側カメラ302から、経路上の画像データを取得する。画像データは、たとえば、動画や静止画などで路側カメラ302によって撮像された道路状況が含まれている。
データ配信サーバ301は、路側カメラ302から取得された画像データに、後述するナビゲーション装置304に配信すべきデータが含まれているか判断し、配信すべきデータが含まれている場合、画像データに対する画像解析をおこなう。
そして、データ配信サーバ301は、画像データに対する画像解析によって、配信すべきデータの緊急度を判定する。詳細は図5および図6を用いて説明するが、緊急度の判定は、たとえば、画像データに含まれる地物の種類によって判定することとしてもよい。
具体的には、たとえば、経路上に含まれる車両の有無、車両の衝突、人物、天候、落下物の有無などによって判定する。より具体的には、たとえば、画像データに含まれる地物の種類に応じて緊急度がランク分けされた判定テーブルなどを用いることとしてもよい。
また、たとえば、取得した画像データに配信すべきデータが含まれていると判断した際に、その画像データを取得した路側カメラの位置が、ナビゲーション装置を搭載した移動体の現在位置である場合や、データを配信する中継機器の位置と当該移動体の現在位置との距離がごく至近である場合に緊急度を高くするなど、位置(距離)に応じて緊急度がランク分けされた判定テーブルなどを用いることとしてもよい。
また、さらに、画像データを取得した時刻と、ナビゲーション装置を搭載した移動体がその画像データを取得した場所に到達する予定時刻が近い場合に緊急度を高くするなど、画像データを取得した時刻やその時刻からの経過時間などに応じて緊急度がランク分けされた判定テーブルなどを用いることとしてもよい。
つぎに、データ配信サーバ301は、判定された緊急度に応じて画像データを要約する要約データを生成する。要約データは、たとえば、画像データの緊急の状態を示すデータでもよく、画像データに含まれる地物の概略図データや、地物の種別をあらわすテキストデータなどにくわえて、緊急の状態に対応する注意喚起データなどでもよい。具体的には、たとえば、注意喚起データは、画像データにおける見通し距離が所定以下であれば「視界注意」や、画像データに落下物が含まれていれば「落下物注意」などのテキストデータでもよい。
そして、データ配信サーバ301は、生成した要約データを変換する変換フォーマットを決定して、決定した変換フォーマットで要約データを変換する。詳細は図5および図6を用いて説明するが、変換フォーマットの決定は、たとえば、画像データにおける緊急度や通信環境に応じて決定することとしてもよい。
具体的には、たとえば、緊急度に応じた決定は、たとえば、緊急度が高ければ、より迅速に配信できるようにデータ容量が少なくなる形式(たとえば、テキスト形式)とする。また、通信環境に応じた決定は、たとえば、ビーコン303(303a,303b)やナビゲーション装置304におけるデータ転送速度や使用可能アプリケーションなどに適した形式とする。
そして、データ配信サーバ301は、決定した変換フォーマットで変換した要約データをビーコン303(303a,303b)を介してナビゲーション装置304に配信(ダウンリンク)する。
このように、画像データから緊急度および通信環境などに応じて生成される最適な要約データをナビゲーション装置304に配信することで、ナビゲーション装置304のユーザは、緊急の状態を把握して、適切な対応をとることができる。
また、データ配信サーバ301は、画像データの危険度を判定する前に、画像データのデータ容量が所定の容量を超えているか否かを判断してもよい。所定の容量は、たとえば、ナビゲーション装置304に迅速に画像データを配信できるしきい値となる容量であり、画像データが所定の容量を超えていない場合は、危険度の判定をおこなうことなく、そのまま画像データを配信してもよい。
このようにすれば、元々、迅速に配信可能な画像データを処理することなく、ナビゲーション装置304のユーザに画像データを提供することができ、データ配信サーバ301における処理の簡略化および画像データ配信の最適化を図ることができる。
また、データ配信サーバ301は、要約データを配信した後、ナビゲーション装置304に、要約データの生成元となった画像データを配信することとしてもよい。このようにすれば、ナビゲーション装置304のユーザは、要約データによって緊急の状態を把握しつつ、画像データによって緊急の状態を詳細に把握することができる。
路側カメラ302は、道路上に複数設置されており、所定の間隔で道路状況を撮像し、撮像した画像データをデータ配信サーバ301に送信する。また、道路状況の撮像は、所定の間隔の代わりに、図示しないセンサによって物体を検知した場合、不自然な車両の挙動を検知した場合などにおこなう構成でもよいし、道路交通情報を取得して、事故発生や渋滞中などの道路状況を撮像することとしてもよい。
なお、図3の説明では、路側カメラ302によって撮像された画像データをデータ配信サーバ301に送信する構成としたが、路側カメラ302の代わりに、車両に搭載されたカメラや各種センサなどを備える車載機によって取得されるプローブ情報をデータ配信サーバ301に送信することとしてもよい。
プローブ情報は、たとえば、複数の車載機によって、ビーコン303(303a,303b)を介してデータ配信サーバ301に送信(アップリンク)されることとしてもよく、データ配信サーバ301は、画像解析やデータ処理によって危険度の判定および要約データの生成をおこなうこととなる。
ビーコン303(303a,303b)は、データ配信サーバ301と、ナビゲーション装置304との間における通信を中継する。このビーコン303(303a,303b)は、DSRC(Dedicated Short Range Communications)など双方向近距離通信インフラなどで、行政機関が車両のプローブ情報(走行履歴情報)などを収集して交通情報サービスに利用する中継機器であってもよい。このようなインフラを利用することで、効率的にデータ配信システム300の導入を実現できる。
ナビゲーション装置304は、車両に搭載され、車両を目的地点まで誘導したり、車両の現在地点を表示したりする。本実施例1では、ナビゲーション装置304は、たとえば、車両が通過するビーコン303(303a,303b)を介するデータ配信サーバ301との通信の機能を備えており、データ配信サーバ301から要約データや画像データを受信する。受信された要約データや画像データは、図示しないディスプレイやスピーカなどによって出力することで、ユーザに報知することができる。
また、ナビゲーション装置304は、カメラによる一連の映像情報の撮像、Gセンサなどの各種センサの出力値および走行履歴を含むプローブ情報を取得してビーコン303(303a,303b)を介してデータ配信サーバ301に送信することとしてもよい。
(データ配信サーバ301のハードウェア構成)
ここで、図4を用いて、本実施例1にかかるデータ配信サーバ301のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施例1にかかるデータ配信サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図4において、データ配信サーバ301は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、磁気ディスク405と、光ディスクドライブ406と、光ディスク407と、音声I/F(インターフェース)408と、スピーカ409と、入力デバイス410と、映像I/F411と、ディスプレイ412と、通信I/F413と、を備えている。また、各構成部401〜413はバス420によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU401は、データ配信サーバ301の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、通信プログラム、画像解析プログラム、データ生成プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。
通信プログラムは、たとえば、後述する通信I/F413を制御して、図3に示した路側カメラ302やナビゲーション装置304と、各種データの送受信をおこなわせる。処理の詳細は図5および図6を用いて説明するが、各種データの送受信は、たとえば、ビーコン303(303a,303b)を介しておこなわせることとしてもよい。
画像解析プログラムは、たとえば、画像データを解析することで、画像データに含まれる地物を認識させる。処理の詳細は図5および図6を用いて説明するが、地物の認識は、たとえば、道路上の落下物や、煙や霧などの視界状況や、接近する物体の相対速度や、積雪などの天候や、オイルなどによる路面の濡れなどを認識させることとしてもよい。
データ生成プログラムは、たとえば、画像データを用いて、画像データを要約する要約データを生成させる。処理の詳細は図5および図6を用いて説明するが、要約データの生成は、画像認識によって判定される危険度に応じて、画像データの緊急の状態を示すデータでもよく、画像データに含まれる地物の概略図データや、地物の種別をあらわすテキストデータなどにくわえて、緊急の状態に対応する注意喚起データなどでもよい。
また、データ生成プログラムは、生成した要約データを変換する変換フォーマットを決定させて、決定した変換フォーマットで要約データを変換させてもよい。変換フォーマットの決定は、たとえば、画像データにおける緊急度や通信環境に応じて決定させることとしてもよい。
磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがって磁気ディスク405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク405としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ406は、CPU401の制御にしたがって光ディスク407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク407は、光ディスクドライブ406の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク407は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱自在な記録媒体として、光ディスク407のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F408は、音声出力用のスピーカ409に接続され、スピーカ409からは、音声が出力される。
入力デバイス410は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F411は、ディスプレイ412と接続される。映像I/F411は、具体的には、たとえば、ディスプレイ412全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ412を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ412には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ412は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F413は、無線を介してネットワークに接続され、データ配信サーバ301とCPU401とのインターフェースとして機能する。通信I/F413は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F413は、たとえば、FMチューナーなどによって構成される。
図1に示したデータ配信装置100が備える取得部101、判定部102、生成部103、配信部104は、図4に示したデータ配信サーバ301におけるROM402、RAM403、磁気ディスク405、光ディスク407などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU401が所定のプログラムを実行し、データ配信サーバ301における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例1のデータ配信サーバ301は、データ配信サーバ301おける記録媒体としてのROM402に記録されているプログラムを実行することにより、図1に示したデータ配信装置100が備える機能を、図2に示した手順で実行することができる。
(データ配信サーバ301の処理の内容)
つぎに、図5を用いて、本実施例1にかかるデータ配信サーバ301の処理の内容について説明する。図5は、本実施例1にかかるデータ配信サーバの処理の内容を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、通信I/F413によって、路側カメラ302から配信対象となる画像データを取得したか否かを判断する(ステップS501)。
配信対象となる画像データは、たとえば、路側カメラ302に併設されたセンサなどによって地物が検知された画像データや、撮像した際の道路交通情報によって渋滞や事故状況を撮像した画像データなどでもよい。
この配信対象となるか否かの判定は、路側カメラ302から取得した画像データに対しておこなうこととしてもよく、配信対象とならない画像データについて、ステップS502以降の処理をおこなわないようにすることで、処理の最適化を図ることができる。
また、配信対象となるか否かの判定は、路側カメラ302によっておこない、配信対象となる画像データのみ路側カメラ302がデータ配信サーバ301に送信してもよい。このようにすれば、路側カメラ302と、データ配信サーバ301との間の通信量の低減を図ることができる。
ステップS501において、配信対象となる画像データを取得するのを待って、取得した場合(ステップS501:Yes)は、CPU401によって、配信対象となる画像データのデータ容量が所定の容量を超えているか否かを判断する(ステップS502)。
ステップS502において、データ容量が所定の容量を超えていない場合(ステップS502:No)は、ステップS508へ移行して、ステップS501における配信対象となる画像データを配信して(ステップS508)、一連の処理を終了する。画像データの配信は、たとえば、ビーコン303(303a,303b)を介してナビゲーション装置304に配信する。
また、ステップS502において、データ容量が所定の容量を超えている場合(ステップS502:Yes)は、CPU401によって、画像データを解析する(ステップS503)。画像データの解析は、たとえば、画像データに含まれる地物を特定することである。
具体的には、たとえば、画像データの解析は、所定のパターン画像とマッチングさせて、道路上の積雪、物体や路面の濡れ、オイルや煙、濃霧などの視界状況を特定することとしてもよい。また、画像データの解析は、たとえば、オプティカルフローの検出により道路上を所定の速度以下(以上)で移動する物体を検知したりしてもよい。
また、ステップS503における画像データの解析は、ステップS501における配信対象となる画像データの判定に用いることで、ステップS501およびステップS503の処理をあわせておこなうこととしてもよい。その場合、ステップS501およびステップS503における画像データの解析をおこなってからステップS502における判定をおこなったり、ステップS502における判定の後、画像データの解析をおこなうこととしてもよい。
つぎに、CPU401によって、ステップS503における画像データの解析結果に基づいて、要約データを生成する(ステップS504)。画像データの解析結果は、たとえば、画像データにおける配信の緊急度を判定することによって、画像データを要約する要約データを生成する。
具体的には、たとえば、要約データの生成は、画像データの解析によって、画像データに物体や積雪、オイルなどを特定の地物について要約データを生成することとする。また、画像データの解析によって、視界状況や道路のカーブの曲率、傾斜度や道路の構造などによって算出される、道路の見通し距離が所定の距離以下である場合について要約データを生成することとしてもよい。あるいは、要約データの生成は、画像データの解析によって、特定の地物の認識および見通し距離の判定を組み合わせて生成することとしてもよい。
ここで、要約データは、たとえば、画像データの緊急の状態を示すデータでもよく、画像データに含まれる地物の概略図データや、地物の種別をあらわすテキストデータなどにくわえて、緊急の状態に対応する注意喚起データなどでもよく、画像データよりもデータ容量が少ないデータである。
具体的には、たとえば、要約データは、車両や人以外の地物を認識した場合に「落下物注意」や、オイルなどによる路面の濡れ(液体の存在)や積雪を認識した場合に「スリップ注意」や、見通し距離が所定以下である場合に「視界注意」や、落下物と見通し距離を組み合わせて「前方落下物注意」「カーブの先落下物注意」などの旨を示すデータである。
また、要約データは、たとえば、認識した地物の概略図や地物を示すマークなどの簡易図形データや、画像データに含まれる地物が認識可能な程度に解像度を低減させたり、高圧縮フォーマットを用いた図形データであってもよい。
なお、図5のフローチャートでは説明を省略したが、ステップS504では、ステップS503における解析結果に基づいて、要約データを生成するか否かを判断してから、要約データを生成することとしてもよい。具体的には、たとえば、ステップS503の解析結果に応じて、画像データにおける配信の緊急度がある場合に要約データを生成し、緊急度がない場合に要約データを生成せず、そのままステップS508へ以降することとしてもよい。
このようにすれば、緊急性のある画像データのみ、要約データを迅速に配信しユーザに緊急の状態を報知し、緊急性のないデータはそのままの画像データを配信して、ユーザに状況を報知することで、画像データに関する報知の最適化を図ることができる。
そして、CPU401によって、ステップS504において生成された要約データの変換フォーマットを決定する(ステップS505)。変換フォーマットの決定は、たとえば、ステップS503における画像データの解析結果に基づいておこなうこととしてもよい。
具体的には、たとえば、画像データの解析によって、緊急度が高い場合には、より迅速に配信がおこなえるようにデータ容量が少なくなるフォーマットとし、緊急度が低い場合には、ある程度のデータ容量を確保できるフォーマットとしてもよい。
そして、CPU401によって、ステップS505において決定された変換フォーマットによって要約データを変換して(ステップS506)、通信I/F413によって、ナビゲーション装置304に、変換した要約データを配信する(ステップS507)。
すなわち、ステップS505〜ステップS507によって、画像データの緊急度が高ければ、要約データのデータ容量が少なくても迅速に緊急の状態をユーザに報知することを優先し、緊急度が低ければ、要約データのデータ容量を確保することによってある程度の情報量をもって緊急の状態をユーザに報知することができ、緊急の状態の報知の最適化を図ることができる。
そして、通信I/F413によって、ナビゲーション装置304にステップS504において生成された要約データの生成元の画像データを配信して(ステップS508)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施例1にかかるデータ配信サーバによれば、ナビゲーション装置に配信すべき画像データについて、配信の緊急度に応じて要約データを生成することによって、適切な要約データをナビゲーション装置に配信することができる。したがって、ナビゲーション装置に最適な情報を配信することによって、ユーザは適切な対応をとることができる。換言すれば、データ容量が大きいために、緊急度の高い情報がユーザに報知できなくなることを防ぐことができる。
具体的には、たとえば、ユーザは、車両で走行中に緊急度の高い情報を取得できるため、迅速な対応によって安全な走行をおこなうこととなる。また、要約データの生成元の画像データも取得することができ、ユーザは状況を的確に把握することができる。
また、本実施例1にかかるデータ配信サーバによれば、要約データを生成する前に画像データの容量を確認して、データ容量が少ない場合には、そのままナビゲーション装置に配信する構成であるため、無駄な画像解析および要約データの生成処理をおこなうことなく、処理負荷の低減を図るとともに、ユーザは画像データを確認することができる。
つぎに、本発明の実施例2について説明する。本実施例2では、前述の実施例1で説明した要約データの変換フォーマットについて、ビーコン303(303a,303b)やナビゲーション装置304における通信環境を考慮した場合の一例について説明する。
なお、本実施例2にかかるデータ配信システム300の概要については図3、データ配信サーバ301の機能的構成については図4と、それぞれほぼ同様であるため説明を省略する。
(データ配信サーバ301の処理の内容)
ここで、図6を用いて、本実施例2にかかるデータ配信サーバ301の処理の内容について説明する。図6は、本実施例2にかかるデータ配信サーバの処理の内容を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、通信I/F413によって、路側カメラ302から配信対象となる画像データを取得したか否かを判断する(ステップS601)。
ステップS601において、配信対象となる画像データを取得するのを待って、取得した場合(ステップS601:Yes)は、CPU401によって、配信対象となる画像データのデータ容量が所定の容量を超えているか否かを判断する(ステップS602)。
ステップS602において、データ容量が所定の容量を超えていない場合(ステップS602:No)は、ステップS609へ移行して、ステップS601における配信対象となる画像データを配信して(ステップS609)、一連の処理を終了する。画像データの配信は、たとえば、ビーコン303(303a,303b)を介してナビゲーション装置304に配信する。
また、ステップS602において、データ容量が所定の容量を超えている場合(ステップS602:Yes)は、CPU401によって、画像データを解析する(ステップS603)。画像データの解析は、たとえば、画像データに含まれる地物を特定することである。
つぎに、CPU401によって、ステップS603における画像データの解析結果に基づいて、要約データを生成する(ステップS604)。画像データの解析結果は、たとえば、画像データにおける配信の緊急度を判定することによって、画像データを要約する要約データを生成する。
つづいて、通信I/F413によって、ビーコン303(303a,303b)およびナビゲーション装置304との通信に関する通信環境情報を取得する(ステップS605)。通信環境情報は、たとえば、ビーコン303(303a,303b)やナビゲーション装置304におけるI/Fの種類やデータ転送速度やアプリケーション処理能力などである。
そして、CPU401によって、ステップS603における画像データの解析結果およびステップS605において取得された通信環境情報に基づいて、ステップS604において生成された要約データの変換フォーマットを決定する(ステップS606)。
具体的には、たとえば、通信環境情報に基づく変換フォーマットの決定は、ビーコン303(303a,303b)やナビゲーション装置304におけるI/Fの種類ごとに決定してもよい。また、データ転送速度に応じて決定してもよい。具体的には、データ転送速度に応じた決定は、データ転送速度を複数のランクに分別して、データ転送速度が速ければ音声データとし、データ転送速度が遅ければ簡易図形データやテキストデータとする構成でもよい。
また、ステップS606における変換フォーマットの決定は、たとえば、通信環境情報に基づいて、選択可能な変換フォーマットの候補を抽出して、画像データの解析結果に基づいて決定することとしてもよい。このようにすることで、最適な変換フォーマットを決定することができる。
そして、CPU401によって、ステップS606において決定された変換フォーマットによって要約データを変換して(ステップS607)、通信I/F413によって、ナビゲーション装置304に、変換した要約データを配信する(ステップS608)。
そして、通信I/F413によって、ナビゲーション装置304にステップS604において生成された要約データの生成元の画像データを配信して(ステップS609)、一連の処理を終了する。
また、図6のフローチャートでは説明を省略するが、ステップS605において取得された通信環境情報から、データ転送速度が要約データの生成元となる画像データを配信しても十分早い場合には、要約データを生成せずに、ステップS601において取得された画像データをそのままステップS609において配信する構成としてもよい。このようにすれば、要約データ生成処理の簡略化を実現することができる。
以上説明したように、本実施例2にかかるデータ配信サーバによれば、ビーコンおよびナビゲーション装置における通信環境を考慮して、要約データの変換フォーマットを決定できるため、要約データを、最適な変換フォーマットによって変換することができる。したがって、要約データ配信の最適化を図ることができる。
また、本実施例1および本実施例2では、画像データの緊急度を画像解析によって判定することとしたが、ビーコンやナビゲーション装置の位置情報に基づいておこなってもよい。
具体的には、たとえば、事故や災害が発生した場合、ナビゲーション装置(ユーザ)が事故や災害の発生地点に近いほど緊急度が高く迅速に配信可能な要約データが必要となり、発生地点から遠ければより詳細な要約データを生成する構成とする。このようにすれば、ユーザは、事故や災害の発生地点に到達した際に、適切な対応をとることができる。
さらに、本実施例1および本実施例2では、車両などの移動体に搭載されたナビゲーション装置に要約データを配信することとしたが、その他、通信機能を有する端末であればよい。具体的には、たとえば、PC(パーソナルコンピュータ)や携帯電話端末などでもよく、このように適用することで、本発明の汎用性の向上を図ることができる。
特に、ナビゲーション装置や携帯電話端末などに要約データを配信する場合は、ユーザは、緊急度の高い状態を必要に応じて適切に把握することができるため、要約データを有効に活用することができる。
このように、本発明にかかるデータ配信装置、データ配信方法、データ配信プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体によれば、配信データの緊急度に応じて緊急データを生成し、端末装置に配信することができるため、迅速かつ適切に緊急の状態をユーザに報知することができる。
なお、本実施の形態で説明したデータ配信方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 データ配信装置
101 取得部
102 判定部
103 生成部
104 配信部

Claims (6)

  1. 端末装置に配信可能な配信データを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された配信データの緊急度を判定する判定手段と、
    前記取得手段によって取得された配信データが所定の容量を超えているか否かを判断する判断手段と、
    前記配信データが前記所定の容量を超えている場合、その緊急度に応じて当該配信データに含まれる緊急の内容を含みかつ前記所定の容量以下の要約データを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された要約データを当該緊急度に応じて所定のフォーマットに変換する変換手段と、
    前記変換手段によって前記所定のフォーマットに変換された要約変換データを前記端末装置に配信する配信手段と、
    を備え
    前記配信データには画像データが含まれ、
    前記判定手段は、前記画像データに含まれる地物の種類によって緊急度を判定することを特徴とするデータ配信装置。
  2. 前記配信手段は、前記所定のフォーマットに変換された要約変換データを前記端末装置に配信した後、前記配信データを前記端末装置に配信することを特徴とする請求項1に記載のデータ配信装置。
  3. 前記配信手段によって前記要約変換データを前記端末装置に配信する際に用いられる通信インターフェースに関する通信環境情報を取得する通信環境取得手段、をさらに備え、
    前記変換手段は、前記通信環境情報に基づいて、前記要約データを所定のフォーマットに変換する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ配信装置。
  4. 端末装置に配信可能な配信データを取得する取得工程と、
    前記取得工程にて取得された配信データの緊急度を判定する判定工程と、
    前記取得工程にて取得された配信データが所定の容量を超えているか否かを判断する判断工程と、
    前記配信データが前記所定の容量を超えている場合、その緊急度に応じて当該配信データに含まれる緊急の内容を含みかつ前記所定の容量以下の要約データを生成する生成工程と、
    前記生成工程によって生成された要約データを当該緊急度に応じて所定のフォーマットに変換する変換工程と、
    前記変換工程によって前記所定のフォーマットに変換された要約変換データを前記端末装置に配信する配信工程と、
    を含み、
    前記配信データには画像データが含まれ、
    前記判定工程は、前記画像データに含まれる地物の種類によって緊急度を判定することを特徴とするデータ配信方法。
  5. 請求項4に記載のデータ配信方法をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ配信プログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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