JP4819862B2 - センシング方法 - Google Patents
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Description
このフレーム組立工程では、複数の部品の相対位置を位置決めし、その後、これら部品同士の接合部分を溶接して、フレームを組み立てる。そして、フレームの複数の測定箇所を測定することにより、フレームの精度を検査する。
ここで、フレームの複数の測定箇所を測定する測定装置として、例えば、以下のような測定装置が知られている(特許文献1参照)。すなわち、それぞれ撮影装置を有しかつ対向配置された2台のロボットと、これら撮影装置で撮影した画像を処理する画像処理装置と、を備える。この測定装置によれば、これらの撮影ロボットの間にフレームを配置し、フレームに形成された測定箇所としての貫通孔を互いに対向する2方向から撮影し、この撮影画像を画像処理装置で処理することで、この貫通孔の位置を測定する。
自動二輪車のフレームは、棒状の部材で立体的に形成されており、フレームを前方側または後方側の一方向から見ると、フレームの測定対象となる全ての箇所を視認可能である。
そこで、この発明によれば、センシング装置によりフレームの前方側または後方側の一方向からフレームの所定箇所をセンシングする。よって、1台のセンシング装置でフレームをセンシングできるから、センシングシステムを小型化でき、低コストとなる。
そこで、この発明によれば、フレームの後方側からフレームをセンシングする。よって、フレームを完成車と同じ姿勢で固定した場合でも、フレームの全ての所定箇所を視認でき、フレームを確実にセンシングできる。
そこで、この発明によれば、ハンドにターゲットを設けて、センシング装置によりこのターゲットをセンシングする。ロボットのハンドでフレームを把持した場合、ロボットのハンドとフレームとの相対位置は一定であるので、このセンシングしたターゲットの位置に基づいて、所定箇所の位置を求める。よって、所定箇所がロボットのアームやハンドに隠れてしまっても、フレームを確実にセンシングできる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るセンシング方法が適用された測定システム1を示す斜視図である。
測定システム1は、フレーム10を溶接した際に、このフレーム10の溶接精度を測定するものである。
この測定システム1は、フレーム10を支持する支持装置20と、この支持装置20の前方に配置された第1把持ロボット30と、支持装置20の後方に配置された第2把持ロボット40と、支持装置20を囲んで配置された4台の第3把持ロボット50と、第2把持ロボット40よりも後方に配置されたセンシング装置としての測定装置60と、を備える。
フレーム10は、自動二輪車のフレームであり、ヘッドパイプ11、エンジン上側部12、エンジン下側部13、後部14の4つの部品からなる。
このヘッドパイプ11の上端および下端には、測定点A、Bが設けられている。
最も下側に位置する連結フレーム124には、一対の突出片126、127が形成されている。図2中奥側の突出片126には、2つの測定点C、Dが設けられ、図2中手前側の突出片127には、1つの測定点Eが設けられている。
エンジン下側フレーム131は、略U字形状であり、ヘッドパイプ11から下方に向かって延びた後、屈曲して後方に向かって略水平に延びて、その後、屈曲して上方に向かって延びている。
この付き当たった部分には、それぞれ、ピボット135が形成され、このピボット135には測定点Fが設けられている。
また、最も下側に位置する連結フレーム133には、一対の突出片137が形成され、各突出片137には、測定点Iが設けられている。
この後部フレーム141には、エンジン下側部13の各エンジン下側フレーム131が突き当たっている。
一対の後部フレーム141の先端側には、一対の突出片145が形成され、各突出片145には、測定点Jが設けられている。
第1把持ロボット30は、フレーム10のヘッドパイプ11を上下方向から把持して、このヘッドパイプ11の位置および姿勢を調整するものである。この第1把持ロボット30には、ターゲット板Pが設けられている。
第2把持ロボット40は、フレーム10の一対のピボット135に水平方向から図示しないピンを差し込んで把持するものである。この第2把持ロボット40には、2つのターゲット板Qが設けられている。
4台の第3把持ロボット50は、それぞれ、5軸であり、ハンド51には、ターゲット板R、S、T、Uが設けられている。
この測定装置60は、カメラである撮影装置61と、この撮影装置61の床面からの高さ位置を調整する高さ位置調整機構62と、この高さ位置調整機構62の幅方向の位置を調整する第1水平位置調整機構63と、この第1水平位置調整機構63の長さ方向の位置を調整する第2水平位置調整機構64と、を備える。
第1水平位置調整機構63は、フレーム10の幅方向に略水平に延びるスライドレール631と、高さ位置調整機構62のスライドレール621を支持しスライドレール631に沿って移動するスライド部632と、を備える。
第2水平位置調整機構64は、フレーム10の長さ方向に略水平に延びる一対のスライドレール641と、第1水平位置調整機構63のスライドレール631を支持しスライドレール641に沿って移動するスライド部642と、を備える。
図1に示すように、ステップS11では、溶接が完了したフレーム10を支持装置20にセットする。この状態では、フレームを後方側から見ると、フレームの測定対象となる全ての測定点A〜Jを視認可能となっている。
ステップS12では、制御装置70により把持ロボット30、40を制御して、支持装置20上のフレーム10を把持する。
ステップS21では、フレーム10を支持装置20にセットする。この状態では、フレームを後方側から見ると、フレームの測定対象となる全ての測定点A〜Jを視認可能となっている。
ステップS22では、制御装置70により把持ロボット50を制御して、支持装置20上のフレーム10を把持し、フレーム10を持ち上げる。すると、測定対象である測定点A〜Jが把持ロボット50のアームやハンド51に隠れてしまい、センシングできない場合がある。
(1)測定装置60によりフレーム10の後方側からフレーム10の測定点A〜Jをセンシングする。よって、1台の測定装置60でフレーム10をセンシングできるから、測定システム1を小型化でき、低コストとなる。
図3は、フレーム80の斜視図である。
本実施形態では、フレーム80の構成が第1実施形態と異なる。
フレーム80は、ヘッドパイプ81、エンジン上側部82、エンジン下側部83、後部84からなる。
このヘッドパイプ11の上端および下端には、測定点A、Bが設けられている。
サブフレーム823の両側面には、それぞれ、2つの測定点D、Eが設けられている。
また、一対の分岐フレーム832の先端側には、それぞれ、エンジン上側部82の分岐フレーム822が突き当たっている。
分岐フレーム832には、それぞれ、突出片834が形成され、各突出片834には、測定点Hが設けられている。
連結フレーム833には、一対の突出片835が形成され、各突出片835には、測定点Iが設けられている。
一対の後部フレーム841の先端には、それぞれ、測定点Jが設けられている。
例えば、上述の第1実施形態では、フレーム10の一対のエンジン下側フレーム131が水平な状態、つまり、ヘッドパイプ11の上側が後方に向かって傾斜した状態で、フレーム10をセンシングしたが、これに限らない。すなわち、図4に示すように、ヘッドパイプ11を略鉛直にした状態で、フレーム10をセンシングしてもよい。
また、上述の第2実施形態では、フレーム80の一対の分岐フレーム832が水平な状態、つまり、ヘッドパイプ81の上側が後方に向かって傾斜した状態で、フレーム10をセンシングしたが、これに限らない。すなわち、図5に示すように、ヘッドパイプ81を鉛直にした状態で、フレーム10をセンシングしてもよい。
R〜U ターゲット板(ターゲット)
10 フレーム
50 第3把持ロボット
51 ハンド
60 測定装置(センシング装置)
Claims (3)
- 複数の部品から組み立てられた自動二輪車のフレームの所定箇所の位置を求めて前記フレームの精度を測定するセンシング方法であって、
前記所定箇所は、前記フレームの前方側または後方側の一方向から見たときに視認可能な複数の箇所であり、
1台の撮影装置により、前記フレームの前方側または後方側の一方向から、前記所定箇所を撮影して前記所定箇所の位置を求め、その結果に基づいて前記所定箇所の基準位置からのずれを求めることで、前記フレームの精度を測定することを特徴とするセンシング方法。 - 請求項1に記載のセンシング方法において、
前記1台の撮影装置により前記フレームの後方側から撮影することを特徴とするセンシング方法。 - 請求項1または2に記載のセンシング方法において、
ハンドにターゲットが設けられたロボットを用意し、当該ロボットのハンドにより前記フレームを把持し、この状態で、前記1台の撮影装置により前記ターゲットを撮影して前記ターゲットの位置を求め、その結果に基づいて、前記所定箇所の位置を求めることを特徴とするセンシング方法。
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