JP4817235B2 - 産業車両の操舵制御装置 - Google Patents

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本発明は、ハンドルの回転操作に応じて操舵用モータを作動させる産業車両の操舵制御装置に関する。
従来、産業車両の操舵制御装置の中には、例えば特許文献1に示すように、ハンドルの回転角度と操舵輪の回転角度との偏差(角度差)に応じて操舵用モータの出力を制御するものがあり、偏差(角度差)に対して操舵用モータの出力を0とする不感帯を設けることが行われている。又、例えば特許文献2に示すように、ハンドルの回転角度に応じて操舵用モータの出力を制御するものもあり、ハンドルの中立状態を中心として操舵用モータの出力を0とする不感帯を設けることが行われている。
このように設けられる不感帯の幅は一定値に固定されることもあるが、特許文献1の技術では偏差速度に応じて不感帯幅を変更するようにしており、特許文献2の技術では不感帯幅をハンドルの操作中には小さい幅とし、非操作中には大きい幅とするようにしている。この他にも、特許文献3に示すように、車両の走行速度と操舵速度とを用いて不感帯幅を算出する技術がある。
特開2001−63603号公報 特開2003−118606号公報 特開2004−9838号公報
本発明は、上記従来の技術に代わって、適切に不感帯幅を設定し、良好な操舵フィーリングを実現する技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、ハンドルの回転操作に応じて操舵用モータを作動させ、該操舵用モータで操舵輪を回転させてその向きを変える産業車両の操舵制御装置であって、上記ハンドルの回転角度であるハンドル角を検出するハンドル検出手段と、上記ハンドル角を微分演算してハンドル速度を算出する速度算出手段と、上記操舵輪の回転角度であるステアリング角を検出するステアリング検出手段と、上記ハンドル角と上記ステアリング角との角度差を算出する角度差算出手段と、上記角度差に対する上記操舵用モータの出力が0となる不感帯の幅を設定する不感帯設定手段と、上記角度差と上記不感帯幅とから上記操舵用モータの出力を算出する出力算出手段とを備えており、上記不感帯設定手段は、上記ハンドル速度が0でなければ、所定の第1減少率で上記不感帯幅を縮小し、上記ハンドル速度が0であり、且つ上記操舵用モータが出力中であれば、所定の増加率で上記不感帯幅を拡大するものであることを特徴とする構成としている。
このような本発明によれば、ハンドル速度が0でない、つまりハンドルが回転操作中である場合には、不感帯幅が縮小して行くことでハンドルの回転操作に対して速やかに操舵輪が回転する軽快な操舵フィーリングとすることができる。又、ハンドル速度が0、つまりハンドルがある状態で保持されているか、操作を止めている場合、操舵用モータが出力中であれば、不感帯幅が拡大して行くことで素早く角度差が不感帯内の値となり、操舵用モータの出力が0となる。従って、操舵用モータを速やかに停止させ操舵用モータが無用に出力し続けることを防止することができ、又、操舵輪を回転させないことで車両の向きを容易に維持できる操舵フィーリングとすることができる。
尚、不感帯幅が縮小するとは、操舵用モータの出力が0となる角度差の範囲が0に近づいて行くことであり、逆に拡大するとは、操舵用モータの出力が0となる角度差の範囲が0から離れて行くことである。
上記の構成において、上記増加率は、上記第1減少率よりも絶対値として小さい値に設定されるものとすることができる。
このようにすれば、不感帯幅の縮小を比較的速く行うことができる一方、不感帯幅の拡大を適当な速さで行うことができるようになる。これにより、操舵フィーリングの軽快感が一層増すと共に、急激に操舵用モータが停止してしまうことを防止することができる。
又、上記の構成において、当該産業車両の走行状態を検出する走行検出手段を備えるものでは、上記不感帯設定手段は、上記走行検出手段からの信号に基づいて走行中であるか否かを判断し、走行中であると判断すると、上記第1減少率で上記不感帯幅を縮小するものとすることができる。
このようにすれば、走行中に不感帯幅が縮小することで、ハンドルの回転操作に対して速やかに操舵輪を回転させて車両の向きを変えながら走行することができるようになる。尚、走行検出手段としては、産業車両に設けられた車輪の回転数や車輪を駆動するモータの回転数といった走行状態を検出可能なものとすればよい。
上記の構成において、上記不感帯設定手段は、上記ハンドル速度が0であり、且つ上記操舵用モータが出力中でなければ、走行中であると判断されない限り、上記不感帯幅を上記第1減少率と異なる第2減少率で縮小し、走行中であると判断されると、上記第1減少率で上記不感帯幅を縮小するものであり、上記第2減少率は、上記第1減少率よりも絶対値として小さい値に設定されるものとすることができる。
このようにすれば、走行中でなく、ハンドル操作中でもなく、操舵用モータ出力中でもなければ不感帯幅が縮小することで、ハンドル操作を再開した際には不感帯幅が小さい状態で操作することになり、軽快な操舵フィーリングとすることができる。但し、第2減少率が第1減少率よりも絶対値として小さいことから、走行中に比べ不感帯幅が縮小する割合が小さく、徐々に縮小して行く。そのため、第2減少率で不感帯幅が縮小し始めてから早い段階で走行を再開したとすると、不感帯幅が比較的大きい状態であることになり、車両の向きを容易に維持できる操舵フィーリングとすることができる。一方、走行中は不感帯幅が縮小する割合が大きく、速く縮小が進むので、速やかに軽快な操舵フィーリングとすることができる。
尚、上記の構成において、上記第2減少率は、上記増加率と絶対値として同じ値に設定されるものとすることができる。
更に、上記の構成において、上記不感帯設定手段が、上記速度算出手段で算出されるハンドル速度が絶対値として0より大きいときに上記ハンドル速度が0でないと判断し、その後、上記速度算出手段で算出されるハンドル速度が0の状態が所定時間経過したときに上記ハンドル速度が0であると判断する構成とするれば、ハンドル角を微分演算した結果が0となっても直ちにハンドル速度が0であると判断するわけではないので、不感帯幅の縮小と拡大とが頻繁に繰り返されることを防止することができる。
以上に説明したように、本発明によれば、ハンドルが回転操作中である場合には、不感帯幅が縮小して行くことで軽快な操舵フィーリングとすることができる。又、ハンドルがある状態で保持されたり操作を止めたりした場合に、操舵用モータが出力中であれば、不感帯幅が拡大して行くことで操舵用モータを速やかに停止させることができる。
以下、本発明をフォークリフトに適用した実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、この実施例に係るフォークリフトは、車体1の後部に、後方へ延設された左右一対のストラドルレッグ2を備え、各ストラドルレッグ2の先端部に後輪3が設けられている。車体1の前部中央には前輪4が設けられ、この前輪4が後述するように駆動輪及び操舵輪として機能する。車体1の後部にはマスト5が立設され、このマスト5に運転台6が昇降可能に支持される。運転台6は後方へ延設された左右一対のフォーク7を備え、又、運転台6の前壁部には、運転台6を昇降させるための操作ボックス8、前輪4を駆動輪として回転させ走行速度を調節するためのアクセル9、及び前輪4を操舵輪として回転させその向きを変えるためのハンドル10が備えられている。
図2に示すように、前輪4は、車体1に縦軸回りに回転可能に設けられたドライブ装置11に支持されており、ドライブ装置11の上方には前輪4を駆動するための走行用モータ12と、ドライブ装置11を駆動するための操舵用モータ13が設置されている。
前輪4と走行用モータ12とはドライブ装置11に内蔵されたギヤを介して連結されており、走行用モータ12からの駆動トルクがドライブ装置11を介して前輪4に伝えられ、前輪4が回転する。又、ドライブ装置11と操舵用モータ13とも、上記とは異なるギヤを介して連結されており、操舵用モータ13からの駆動トルクがドライブ装置11に伝えられ、ドライブ装置11が回転する。ここで、前輪4は前述のようにドライブ装置11に支持されているので、前輪4とドライブ装置11とは一体的に回転する。尚、これらのモータは車体1に搭載された制御装置14により制御される。
又、図2に示すように、ハンドル10にはポテンショメータからなる角度センサ10Aが設けられ、角度センサ10Aからハンドル10の回転角度(ハンドル角)を表す信号が制御装置14へ入力される。ドライブ装置11と操舵用モータ13とを連結するギヤのうち、ドライブ装置11に固定されたギヤにはポテンショメータからなる角度センサ11Aが連結されており、角度センサ11Aから前輪4の回転角度(ステアリング角)を表す信号が制御装置14へ入力される。更に、走行用モータ12にはエンコーダからなる速度センサ12Aが内蔵され、速度センサ12から走行用モータ12の回転数を表す信号(走行信号)が制御装置14へ入力される。
図3に示すように、制御装置14は、角度センサ10Aで検出されるハンドル角Hからハンドル速度ΔHを算出するハンドル速度算出部141と、角度センサ10Aで検出されるハンドル角Hと角度センサ11Aで検出されるステアリング角Sとの角度差であるズレ角Gを算出するズレ角算出部142と、操舵用モータ13の出力値Dが0となる不感帯の幅を設定する不感帯設定部143と、操舵用モータ13の出力値Dを設定する出力設定部144と、出力値Dで操舵用モータ13を制御する制御部145とを備えている。
ハンドル速度算出部141は、角度センサ10Aからのハンドル角Hを時間微分演算してハンドル速度ΔHを求め、このハンドル速度ΔHを不感帯設定部143へ伝える。ズレ角算出部142は、角度センサ10Aからのハンドル角Hと、角度センサ11Aからのステアリング角Sとを用いてズレ角G(=H−S)を求め、このズレ角Gを不感帯設定部143へ伝える。
不感帯設定部143は、ハンドル速度算出部141からのハンドル速度ΔH、ズレ角算出部142からのズレ角G、及び速度センサ12Aからの走行信号に応じて不感帯幅Bを設定し、出力設定部144は、ズレ角Gが不感帯内にあるときに出力値Dを0とする。そして、制御部145は、出力設定部144において出力値D=0とされると、操舵用モータ13を停止させる。
以下、制御装置14における制御の流れを、図4A、4B及び図5を参照しながら更に説明する。
図4Aに示すように、制御装置14には、速度センサ12Aから走行信号が入力され(S1)、角度センサ10Aからハンドル角Hが入力され(S2)、更に角度センサ11Aからステアリング角Sが入力される(S3)。
ハンドル速度算出部141はハンドル角Hからハンドル速度ΔHを算出し(S4)、不感帯設定部143はハンドル速度の大きさ|ΔH|(以下、ハンドル速度|ΔH|)を求め、|ΔH|>0であるか否かを判断する(S5)。ハンドル速度|ΔH|>0であれば、不感帯設定部143は経過時間Tをクリアし(S6)、ハンドル回転フラグをオンとする(S7)。ハンドル速度|ΔH|>0でなければ、不感帯設定部143は経過時間Tをカウントし(S8)、経過時間Tが所定のオフ判断時間Toffを超えているか、つまり経過時間T>Toffであるか否かを判断する(S9)。経過時間T>Toffであれば、不感帯設定部143はハンドル回転フラグをオフとする(S10)。
続いて、ズレ角算出部142はハンドル角Hとステアリング角Sとからズレ角Gを算出し(S11)、不感帯設定部143はズレ角Gと最大値Gmaxとを比較し、ズレ角G>Gmaxであるか否かを判断する(S12)。ズレ角G>Gmaxであれば、不感帯設定部143はS11で求められたズレ角Gで最大値Gmaxを更新し(S13)、ズレ角G>Gmaxでなければ、そのまま次の処理に進む。
図4Bに示すように、不感帯設定部143は、ハンドル回転フラグがオンであるか否かの判断(S14)と、走行中であるか否かの判断(S15)とを行う。走行中であるか否かの判断は速度センサ12Aからの走行信号に基づいて行われ、不感帯設定部143は走行用モータ12の回転数が0であれば停車中と判断し、走行用モータ12の回転数が0でなければ走行中と判断する。
ハンドル回転フラグがオンであるか、走行中であるかの何れかであれば、不感帯設定部143は不感帯幅Bを所定の減少率R1(R1<0)で縮小させ、0に近づけて行く(S16)。ハンドル回転フラグがオンでなく、走行中でもなければ、不感帯設定部143は操舵用モータ13が出力中であるか否かを判断する(S17)。そして、出力中であれば、不感帯幅Bを所定の増加率R2(R2>0、|R2|<|R1|)で拡大させ、0から離して行く(S18)。出力中でなければ、不感帯設定部143は不感帯幅Bを所定の減少率R3(R3<0、|R3|<|R1|)で縮小させ、0に近づけて行く(S19)。
S16又はS19における不感帯幅Bの縮小処理が連続的に続けば、例えば図5(a)に示すように、不感帯幅Bは最小値Bminまで縮小し、S18における不感帯幅Bの拡大処理が連続的に続けば、例えば図5(b)に示すように、不感帯幅Bは最大値Bmaxまで拡大する。尚、図5(a)は不感帯幅Bが最大値Bmaxから最小値Bminまで縮小する場合を示しており、図中の太い直線の傾きがそれぞれ減少率R1、減少率R3を示している。同様に、図5(b)は不感帯幅Bが最小値Bminから最大値Bmaxまで拡大する場合を示しおり、図中の太い直線の傾きが増加率R2を示している。
こうして不感帯幅Bが設定されると、出力設定部144はその不感帯幅Bを用いて操舵用モータ13の出力値Dを算出する(S20)。
図6に示すように、出力設定部144は、ズレ角Gが不感帯内にあるか否か、つまりズレ角Gの大きさ|G|(以下、ズレ角|G|)が不感帯幅Bの1/2以下であるか否かを判断する(S20−1)。ズレ角|G|≦B/2であれば、出力設定部144は出力値D=0とし(S20−2)、ズレ角|G|≦B/2でなければ、ズレ角Gが不感帯幅Bの1/2より大きいか否かを判断する(S20−3)。G>B/2であれば出力設定部144は出力値D=(G−B/2)×Kとし(S20−4)、G>B/2でなければ出力値D=(G+B/2)×Kとする(S20−5)。ここで、Kは比例係数である。
更に、出力設定部144は、こうして求められた出力値Dと上限値Dmaxとを比較し、出力値D>Dmaxであるか否かを判断する(S20−6)。出力値D>Dmaxであれば、出力設定部144は出力値D=Dmax(S20−7)とし、出力値D>Dmaxでなければ、求められた出力値Dと下限値−Dmaxとを比較し、出力値D<−Dmaxであるか否かを判断する(S20−8)。出力値D<−Dmaxであれば、出力設定部144は出力値D=−Dmaxとし(S20−9)、出力値D<−Dmaxでなければ、そのままそのまま次に進む。
従って、図7に示すように、不感帯幅Bは最小値Bminと最大値Bmaxとの間の値に設定され、ズレ角Gが不感帯内であれば出力値Dは0となり、ズレ角Gが不感帯外であれば、出力値Dは上限値Dmax及び下限値−Dmaxを超えない範囲でズレ角Gに比例する値となる。
尚、最小値Bminは予め設定されたものであり、最大値Bmaxは、ズレ角Gの最大値Gmaxの2倍値である。そのため、最大値Bmaxは最大値Gmaxの更新に伴って拡大する。
こうして出力値Dが算出されると、図4Bに示すように、制御部145はその出力値Dで操舵用モータ13を制御する(S21)。制御部145は、出力値Dが正の値であれば操舵用モータ13を正転させ、出力値Dが負の値であれば操舵用モータ13を逆転させ、出力値Dが0であれば操舵用モータ13を停止させる。
このような実施例によれば、ハンドル10の回転操作中には不感帯幅Bが縮小して行くことで、ハンドル10の回転操作に対して速やかに前輪4が回転する軽快な操舵フィーリングとすることができる。又、ハンドル速度ΔHが0、つまりハンドル10がある状態で保持されたりハンドル10の操作を止めたりした場合に、操舵用モータ13が出力中であれば、不感帯幅Bが拡大して行くことで、素早くズレ角Gが不感帯内の値となって出力値Dが0となる。従って、操舵用モータ13を速やかに停止させ、操舵用モータ13が無用に出力し続けることを防止できると共に、前輪4を回転させずにフォークリフトの向きを容易に維持できる操舵フィーリングとすることができる。
更に、上記の実施例によれば、走行中には不感帯幅Bが縮小することで、ハンドル10の回転操作に対して速やかに前輪4を回転させてフォークリフトの向きを変えて走行することができるようになる。ここで、走行中の不感帯幅Bが縮小する割合が大きく、速く縮小が進むので、速やかに軽快な操舵フィーリングとすることができる。走行中でなく、ハンドル10操作中でもなく、操舵用モータ13出力中でもなければ不感帯幅Bが縮小することで、ハンドル10の操作を再開した際に不感帯幅Bが比較的小さい状態で操作することになり、軽快な操舵フィーリングとすることができる。但し、走行中に比べ不感帯幅Bが縮小する割合が小さく、徐々に縮小して行くので、不感帯幅Bが縮小し始めてから早い段階で走行を再開したとすると不感帯幅Bが比較的大きい状態であることになり、フォークリフトの向きを容易に維持できる操舵フィーリングとすることができる。
加えて、ハンドル速度ΔHが0の状態がオフ判断時間Toffを超えて継続すると、ハンドル速度ΔHが0であると判断しハンドル回転フラグをオフするようにしているので、ハンドル10のぶれ等で不感帯幅Bの縮小と拡大とが頻繁に繰り返されることが防止される。
本発明の実施例に係るフォークリフトの斜視図である。 本発明の実施例に係るステアバイワイヤシステムの概略図である。 本発明の実施例の機能ブロック図である。 本発明の実施例の制御フロー図である。 本発明の実施例の制御フロー図である。 本発明の実施例の制御特性図であり、(a)は不感帯幅の縮小を示し、(b)は不感帯幅の拡大を示す。 本発明の実施例の制御フロー図である。 本発明の実施例の制御特性図である。
符号の説明
4 前輪
10 ハンドル
10A 角度センサ
11 ドライブ装置
11A 角度センサ
12 走行用モータ
12A 速度センサ
13 操舵用モータ
14 制御装置
141 ハンドル速度算出部
142 ズレ角算出部
143 不感帯設定部
144 出力設定部

Claims (3)

  1. ハンドルの回転操作に応じて操舵用モータを作動させ、該操舵用モータで操舵輪を回転させてその向きを変える産業車両の操舵制御装置であって、上記産業車両の走行状態を検出する走行検出手段と、上記ハンドルの回転角度であるハンドル角を検出するハンドル検出手段と、上記ハンドル角を微分演算してハンドル速度を算出する速度算出手段と、上記操舵輪の回転角度であるステアリング角を検出するステアリング検出手段と、上記ハンドル角と上記ステアリング角との角度差を算出する角度差算出手段と、上記角度差に対する上記操舵用モータの出力が0となる不感帯の幅を設定する不感帯設定手段と、上記角度差と上記不感帯幅とから上記操舵用モータの出力を算出する出力算出手段とを備えており、上記不感帯設定手段は、上記ハンドル速度が0でない場合または上記産業車両が走行中である場合は、所定の第1減少率で上記不感帯幅を縮小し、上記ハンドル速度が0であってしかも上記産業車両が走行しておらず、且つ上記操舵用モータが出力中であれば、所定の増加率で上記不感帯幅を拡大するものであることを特徴とする産業車両の操舵制御装置。
  2. 上記増加率は、上記第1減少率よりも絶対値として小さい値に設定されるものであることを特徴とする請求項1に記載の産業車両の操舵制御装置。
  3. 上記不感帯設定手段は、上記ハンドル速度が0であり、且つ上記操舵用モータが出力中でなければ、走行中であると判断されない限り、上記不感帯幅を上記第1減少率と異なる第2減少率で縮小し、走行中であると判断されると、上記第1減少率で上記不感帯幅を縮小するものであり、上記第2減少率は、上記第1減少率よりも絶対値として小さい値に設定されるものであることを特徴とする請求項2に記載の産業車両の操舵制御装置。
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