JP4816913B2 - 記録装置、記録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ファクシミリやプリンタ等に代表される記録装置及び液体噴射装置に関する。また、本発明は記録装置における記録方法に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置或いは液体噴射装置の一例としてインクジェットプリンタがある。インクジェットプリンタは、被記録媒体或いは被噴射媒体の一例としての印刷用紙をセットし給送する給送手段(オートシートフィーダ)と、印刷用紙へ記録を実行する記録手段と、記録の行われた印刷用紙を排出する排出手段と、排出された印刷用紙をスタックするスタッカと、を有している。
スタッカに排出された印刷用紙を効率的に取り出す手段として、業務用の複写機等においては、複写した用紙を仕分けるソータ装置を備えるものがあるが、一般ユーザ向けインクジェットプリンタにおいても、特許文献1に示す様に、排出された印刷用紙を仕分けることのできるものが開発されている。
特開2004−269135号公報
ところで近年のインクジェットプリンタは銀塩写真並みの高画質印刷を実行可能なものが一般的であり、この様な写真画質印刷を行う場合には、印刷面にコート層を有する比較的厚手の専用紙を用いる必要がある。しかし、この様な専用紙に写真印刷を行うと、表面のコート層が多量のインクを吸収することにより用紙がカールし、スタッカに排出されスタックされた用紙は、カールした状態で積層される為に、高さ方向に大きくスペースを占有することになる。
つまり、テキスト印刷を行う様な場合に比して、専用紙を用いて写真印刷を行う場合にはスタック可能容量が減少するといった問題が生じる。従ってユーザは、一定枚数の印刷を行う度にスタックされた用紙をスタッカから取り出す必要があった。
また、近年インクジェットプリンタにおいては省スペース化の要請が著しく、印刷用紙を傾斜姿勢にセットする給送装置の用紙セット可能枚数に比べて、スタッカのスタック可能枚数を増やすことができない背景もある。
更に、印刷用紙を傾斜姿勢にセットするプリンタ後部のリア給送手段に加えて、印刷用紙を水平姿勢でプリンタ前方からセットするフロント給送手段を備えるインクジェットプリンタも出回っており、この様な複数の給送手段を備えたプリンタにおいては、複数の給送手段に対して一つのスタッカしか対応しないことから、給送可能枚数に比べてスタック可能枚数が著しく少ないといったアンバランスを生じている。しかしながら、スタッカを更に増設することは、省スペース化・低コスト化の要請に反してしまう。
そしてこの様な問題点は、上記特許文献1をはじめとする従来のプリンタにおいては考慮されていなかった。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、スタッカを増設することなく、被記録媒体のスタック可能容量を増大させることにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、被記録媒体を給送する給送装置と、前記給送装置によって給送された被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段によって記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、前記排出手段によって排出される被記録媒体をスタックするスタッカと、を備えた記録装置であって、前記給送装置を複数備え、異なる給送装置から給送されるそれぞれの被記録媒体の幅方向寸法の和が、前記スタッカにおける被記録媒体スタック面の幅方向寸法以下であるときに、前記異なる給送装置から給送され、記録が行われて前記スタッカへ排出される被記録媒体が前記スタッカ上において並列に積重される様に、前記異なる給送装置の間で被記録媒体を給送する際の桁方向基準位置が異なる様構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、異なる給送装置から給送されるそれぞれの被記録媒体の幅方向寸法の和が、前記スタッカにおける被記録媒体スタック面の幅方向寸法以下であるときに、前記異なる給送装置から給送され、記録が行われて前記スタッカへ排出される被記録媒体が前記スタッカ上において並列に積重される様に、前記異なる給送装置の間で被記録媒体を給送する際の桁方向基準位置が異なる様構成されていることから、前記異なる給送装置から給送され排出された被記録媒体がスタッカ上で互いに重なって積重されることがなく、これによってスタッカを増設することなく、1つのスタッカのスタック可能容量を増大させることが可能となる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記複数の給送装置から被記録媒体を給送し、給送した被記録媒体を並列に配置し、前記記録手段によって並列に配置した被記録媒体に同時に記録を実行可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記複数の給送装置から被記録媒体を給送し、給送した被記録媒体を並列に配置し、前記記録手段によって並列に配置した被記録媒体に同時に記録を実行可能であるので、記録スループットの向上を図ることができる。
尚、ここでの「同時に記録を実行」とは、例えば記録手段が主走査方向に往復動しながら記録を実行する記録ヘッドによって構成され、当該記録ヘッドの主走査と被記録媒体の送り動作とを交互に実行する所謂シリアル型の記録装置にあっては、1回の記録ヘッドの主走査において並列に(主走査方向に)配置した複数枚の被記録媒体に記録を実行し、当該複数枚の被記録媒体を同時に搬送(紙送り)し、を交互に繰り返し実行して前記複数枚の被記録媒体に記録を行うことを意味するものであり、従ってあるタイミングでは複数枚の被記録媒体のうち任意の1枚にのみ記録を実行していることをも含む意味である。
また、「同時に記録を実行」とは複数枚の被記録媒体への記録を同時に完了することを意味するものではなく、例えば並列に配置した複数枚の被記録媒体への記録内容が異なるものであり、これにより複数枚の被記録媒体において記録すべき内容の記録が完了するタイミングにズレが生じるか、或いは、並列に配置した複数枚の被記録媒体への記録内容が同じであり、これにより複数枚の被記録媒体において記録すべき内容の記録が完了するタイミングが殆ど同時であるか、を問うものではない。
本発明の第3の態様は、上記第2の態様において、並列に配置すべき被記録媒体を給送する複数の給送装置を同時に駆動可能であり、当該複数の給送装置から被記録媒体を同時に給送可能であることを特徴とする。
本態様によれば、複数の給送装置から被記録媒体を同時に給送可能であるので、複数の給送装置から被記録媒体を同時に給送することにより、記録スループットをより一層向上させることができる。
本発明の第4の態様は、上記第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記複数の給送装置が、前記記録装置の後部において被記録媒体を傾斜状態にセットする様構成された第1の給送装置と、前記記録装置の底部において被記録媒体を略水平状態にセットする様構成された第2の給送装置と、によって構成されていることを特徴とする。本態様によれば、この様に2つの給送装置を備えた記録装置において、上記第1から第3の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第5の態様は、上記第1の態様において、前記複数の給送装置のそれぞれから給送された被記録媒体の枚数をカウントする手段を有し、一つの給送装置から給送され前記スタッカ上に排出された被記録媒体が所定枚数に達した際に、他の給送装置に切り換えて被記録媒体の給送を行う様構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記複数の給送装置のそれぞれから給送された被記録媒体の枚数をカウントする手段を有し、一つの給送装置から給送され前記スタッカ上に排出された被記録媒体が所定枚数に達した際に、他の給送装置に切り換えて被記録媒体の給送を行うので、スタック可能容量を超えて被記録媒体が排出されることを防止でき、スタック可能容量を超えて排出することによる、被記録媒体のスタッカからの落下や散乱を防止できる。
本発明の第6の態様は、被噴射媒体を給送する給送装置と、前記給送装置によって給送された被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、前記液体噴射手段によって液体噴射の行われた被噴射媒体を排出する排出手段と、前記排出手段によって排出される被噴射媒体をスタックするスタッカと、を備えた液体噴射装置であって、前記給送装置を複数備え、異なる給送装置から給送されるそれぞれの被噴射媒体の幅方向寸法の和が、前記スタッカにおける被噴射媒体スタック面の幅方向寸法以下であるときに、前記異なる給送装置から給送され、液体噴射が行われて前記スタッカへ排出される被噴射媒体が前記スタッカ上において並列に積重される様に、前記異なる給送装置の間で被噴射媒体を給送する際の桁方向基準位置が異なる様構成されていることを特徴とする。
本発明の第7の態様は、被記録媒体を給送する給送装置と、前記給送装置によって給送された被記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段によって記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、前記排出手段によって排出される被記録媒体をスタックするスタッカと、を備えた記録装置における記録方法であって、前記記録装置は前記給送装置を複数備えており、且つ、異なる給送装置の間で被記録媒体を給送する際の桁方向基準位置が異なる様構成されており、異なる給送装置から給送されるそれぞれの被記録媒体の幅方向寸法の和が、前記スタッカにおける被記録媒体スタック面の幅方向寸法以下であるときに、一つの給送装置から被記録媒体を給送し、給送された被記録媒体に前記記録手段によって記録を実行し、記録の実行された被記録媒体を前記排出手段によって前記スタッカに排出し、前記スタッカへ排出された被記録媒体が所定枚数に到達すると、他の給送装置から被記録媒体を給送し、給送された被記録媒体に前記記録手段によって記録を実行し、記録の実行された被記録媒体を前記排出手段によって前記スタッカに排出することを特徴とする。
本態様によれば、異なる給送装置から給送されるそれぞれの被記録媒体の幅方向寸法の和が、前記スタッカにおける被記録媒体スタック面の幅方向寸法以下であるときに、給送する被記録媒体が所定枚数に達するまで一つの給送装置を用いて給送し、その後、他の給送装置を用いて被記録媒体を給送するので、記録が行われて前記スタッカへ排出される被記録媒体が、前記スタッカ上において並列に積重されることとなる。即ち異なる給送装置から給送され排出された被記録媒体がスタッカ上で互いに重なって積重されることがなく、これによってスタッカを増設することなく、1つのスタッカのスタック可能容量を増大させることが可能となる。
本発明の第8の態様は、被記録媒体を給送する給送装置と、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、前記給送装置の下流側に設けられ、給送された被記録媒体を前記記録ヘッドの側へと搬送する搬送手段と、を備えた記録装置における記録方法であって、前記記録装置は前記給送装置を複数備えており、且つ、前記異なる給送装置の間で被記録媒体を給送する際の桁方向基準位置が異なる様構成されており、異なる給送装置から給送されるそれぞれの被記録媒体の幅方向寸法の和が、前記スタッカにおける被記録媒体スタック面の幅方向寸法以下であるときに、前記異なる給送装置から被記録媒体を給送することにより、前記記録ヘッドの走査領域に複数枚の被記録媒体を並列に配置し、前記記録ヘッドの1回の主走査による前記複数枚の被記録媒体への記録動作と、前記搬送手段による前記複数枚の被記録媒体の搬送動作と、を繰り返し実行して前記複数枚の被記録媒体への記録動作を完了させることを特徴とする。
本態様によれば、前記複数の給送装置から被記録媒体を給送し、給送した被記録媒体を並列に配置し、前記記録手段によって並列に配置した被記録媒体に同時に記録を実行するので、記録スループットの向上を図ることができる。
以下、図1乃至図9を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明に係る「記録装置」或いは「液体噴射装置」の一実施形態であるインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の装置本体(外装カバーを外したもの)の斜視図、図2は同側断面概略図である。また、図3乃至図7はリア給送装置2及びフロント給送装置3の要部構成要素の斜視図であり、リア給送装置2とフロント給送装置3との双方を用いて記録を実行する際の状態変化を示すものである。更に、図8及び図9は給送動作の内容を示すフローチャートである。
以下、図1及び図2を参照しつつプリンタ1の全体構成について概説する。プリンタ1は、装置後部に「第1の給送手段」としてのリア給送装置2を備え、装置底部に「第2の給送手段」としてのフロント給送装置3を備え、これら2つの給送装置から、搬送手段5へと「被記録媒体」或いは「被噴射媒体」としての記録用紙Pを給送する。記録用紙Pは搬送手段5によって記録手段4(記録ヘッド48)へと搬送され、記録が実行された後、排出手段6によってスタック手段60のスタッカ61へと排出され、排出された記録用紙Pは、スタッカ61の用紙スタック面61a上に積重される。
以下、用紙搬送経路上の構成要素について更に詳説する。
リア給送装置2は、装置の基体を構成するフレーム10と、ホッパ12と、給送ローラ11と、リタードローラ13と、図示しない戻しレバーと、ペーパーサポート24と、可動エッジガイド17と、固定エッジガイド16と、を備えて構成されている。
ホッパ12は板状体から成り、上部の揺動支点12aを中心に揺動可能に設けられ、揺動することにより、ホッパ12上に傾斜姿勢に支持された用紙Pを給送ローラ11に圧接させる圧接姿勢と、給送ローラ11から離間させる離間姿勢と、を切り換える。給送ローラ11は円形状を成し、回転することにより、圧接した最上位の用紙Pを下流側へ給送する。尚、以下ではリア給送装置2にセットされ、給送される記録用紙を「用紙P」と言い、フロント給送装置3にセットされ、給送される記録用紙を「用紙P」と言い、両者を区別する必要の無い場合には「用紙P」と言うこととする。
次に、リタードローラ13は、外周が弾性材によって形成されるとともに給送ローラ11と圧接可能に設けられ、且つ、トルクリミッタ機構により、所定の回転抵抗が与えられた状態に設けられている。従って用紙Pの重送が発生せずに、1枚だけ給送されている場合には、リタードローラ13は給送ローラ11に対して従動回転し、用紙Pが給送ローラ11とリタードローラ13との間に複数枚存在する場合には、用紙間の滑り作用によって回転せずに停止した状態となり、次位以降の用紙Pの重送が防止される。尚、リタードローラ13近傍には図示しない用紙戻しレバーが設けられており、この用紙戻しレバーによって、重送されようとした次位以降の用紙Pがホッパ12上に戻される。
ペーパーサポート24は、ホッパ12における用紙支持面を用紙Pの後端方向に延長して用紙Pの後端を支持し、可動エッジガイド17及び固定エッジガイド16は、ホッパ12において互いに対峙するように設けられ、用紙Pのエッジに当接して当該エッジの位置を規制する。可動エッジガイド17はホッパ12において用紙Pの幅方向に変位(スライド)可能に設けられていて、これにより、用紙Pの幅寸法に適合した適切な位置に変位することが可能となっている。
一方、プリンタ1の底部に設けられ、用紙を装置前方からセットする様構成されたフロント給送装置3は、給紙カセット25と、ピックアップローラ26と、給送ローラ28と、分離ローラ29と、アシストローラ30と、を備えている。
装置前方側から装着及び取り外し可能な給紙カセット25には複数枚の用紙Pを積層状態でセット可能であり、その内部には、図3に示す様に用紙幅方向に変位可能なエッジガイド25aと、用紙長さ方向に変位可能なエッジガイド25bとが設けられていて、用紙サイズに合った適切な位置で、セットされた用紙のエッジをガイド可能となっている。尚、給紙カセット25にセットされる用紙Pは、エッジガイド25aと、給紙カセット25内部の壁面25cとによって両側からガイドされる。
図2に戻って、図示しないモータによって回転駆動されるピックアップローラ26は、積重された用紙Pの最上位のものと接して回転することにより、当該最上位の用紙Pを給紙カセット25から繰り出す。給送ローラ28は図示しないモータによって回転駆動され、給紙カセット25から繰り出された最上位の用紙Pを湾曲反転させて、紙案内後44を経て搬送駆動ローラ41及び搬送従動ローラ42へと給送する。
給送ローラ28の外周面と対向する位置には、分離ローラ29が設けられている。分離ローラ29は給送ローラ28に対して進退可能に設けられており、給紙カセット25から最上位の用紙Pが繰り出される際には、給送ローラ28に圧接してニップ点を形成することにより、給送されるべき最上位の用紙Pに連られて給紙カセット25から繰り出された次位以降の用紙P先端を当該ニップ点近傍に留める。即ち、最上位の用紙Pと、次位以降の用紙Pとを分離し、用紙Pの重送を防止する。尚、分離ローラ29近傍には用紙戻しレバー31が設けられており、この用紙戻しレバー31によって、重送されようとした次位以降の用紙Pが給紙カセット25に戻される。
アシストローラ30は、給送ローラ28の外周面と接する様設けられており、用紙Pを給送ローラ28との間でニップすることにより、給送ローラ28の回転に伴う用紙Pの給送をアシストする。
次に、リア給送装置2及びフロント給送装置3の下流側には、用紙Pの通過を検出する用紙検出手段(図示せず)と、リア給送装置2から給送される用紙Pの給送姿勢を形成するガイドローラ40と、給送される用紙Pを搬送手段5へと案内する紙案内後44と、が設けられている。
搬送手段5は、モータによって回転駆動される搬送駆動ローラ41と、該搬送駆動ローラ41に圧接して従動回転するよう紙案内上43に軸支される搬送従動ローラ42とを備えて構成されている。搬送駆動ローラ41は用紙幅方向に延びる金属軸の外周面に耐摩耗性粒子がほぼ均一に分散されて成る付着層を備えて成され、搬送従動ローラ42は外周面がエラストマ等の低摩擦材料によって成され、搬送駆動ローラ41の軸線方向に複数配設されている。
搬送手段5に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ41と搬送従動ローラ42とによってニップされた状態で搬送駆動ローラ41が回転することにより、下流側の記録手段4(記録ヘッド48)へと搬送される。
記録ヘッド48はキャリッジ46の底部に設けられ、当該キャリッジ46は主走査方向(図2の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸47にガイドされながら、図示しない駆動モータによって主走査方向に往復動する様に駆動される。また、キャリッジ46は、複数の色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、このインクカートリッジから記録ヘッド48へとインクが供給される。
記録ヘッド48と対向する位置には紙案内前45が設けられ、当該紙案内前45によって、用紙Pと記録ヘッド48との距離が規定される。
続いて、記録手段4の下流側には、紙案内前45からの用紙Pの浮き上がりを防止する補助ローラ57と、記録の行われた用紙Pを排出する排出手段6とが設けられている。排出手段6は図示しないモータによって回転駆動される排出駆動ローラ55と、当該排出駆動ローラ55に接して従動回転する排出従動ローラ56とを備えて構成されている。
排出従動ローラ56は外周に複数の歯を有する歯付きローラによって成されるとともに、主走査方向に長い形状を成す排紙フレームAssy54に、複数の排出駆動ローラ56に対応するよう複数設けられる。記録手段4によって記録の行われた用紙Pは、排出駆動ローラ55と排出従動ローラ56とによってニップされた状態で排出駆動ローラ55が回転駆動されることにより、装置前方側に設けられたスタッカ61へと排出される。
以上がプリンタ1の概要であり、以下リア給送装置2及びフロント給送装置3について更に説明する。
プリンタ1においては、図3において右方向が1桁側であり、左方向が80桁側となっていて、図示する様にリア給送装置2の桁方向(用紙幅方向)基準位置が1桁側に、フロント給送装置3の桁方向基準位置が80桁側に設定されている。尚、ここでの桁方向基準位置とは、セットされる用紙サイズに拘わらず一方側の用紙側端が必ず位置決めされる、その様な用紙サイズに依存しない共通する位置であり、リア給送装置2では固定エッジガイド16のガイド面の桁方向位置であり、フロント給送装置3では給紙カセット25内部の壁面25cの桁方向位置である。
図3に示す実施例では、リア給送装置2とフロント給送装置3に、それぞれハガキサイズ用紙がセットされており、且つ、セットされたハガキサイズ用紙が、桁方向において重ならない様な位置に配置されている。
以下、給送動作の内容を図8のフローチャートを参照しつつ、適宜図4乃至図7を参照しながら説明する。
プリンタ1の制御部(図示せず)は、先ず最初にリア給送装置2を用いて用紙給送を行う。リア給送装置2から給送された用紙Pに1ページ印刷が行われた後(ステップS101)、印刷終了か否かを判断し(ステップS102)、未だ印刷が終了していない場合には(否定枝)、スタッカ61にスタックされた用紙Pがスタック限界枚数(スタック可能枚数)に達したか否かを判断する(ステップS103)。
尚、複数の給送装置のうち現在いずれによって用紙が給送されているか、また各々の給送装置から何枚の用紙が給送されたか(例えばプリンタ1の電源オン時からの給送枚数)、即ちスタッカ61にスタックされた用紙が、いずれの給送装置から給送されたものであるか及びその枚数、更にその用紙種類及び用紙サイズは、プリンタ1の制御部によって把握されている。
そして、スタック限界枚数に到達していない場合には印刷を継続し(ステップS103の否定枝)、スタック限界枚数に到達している場合には、用紙サイズ(幅寸法)がハガキサイズか否かを判断する(ステップS104)。用紙サイズがハガキ以下でない場合には(否定枝)、これ以上スタッカ61にむけて用紙を排出することはできないので、エラー終了する(例えば、ユーザにスタッカ61上の用紙を取り除くことを促す)。
図4から図5への推移は、先ず最初にリア給送装置2から用紙P(ハガキサイズ用紙)が全て給送され、記録が行われてスタッカ61上に全て排出された状態を示している。リア給送装置2は上述の通り桁方向基準位置が1桁側に設定されていることから、排出される用紙Pは、図5に示す様にスタッカ61のスタック面61aにおいて1桁側に寄った位置でスタックされる。
次に、仮にリア給送装置2に用紙Pが残っていても、リア給送装置2から給送されて排出される用紙Pのスタック限界枚数に達しているので、以降はリア給送装置2を用いずに、フロント給送装置3に切り換える(ステップS105)。そして以下同様に、1ページ印刷が行われた後(ステップS106)、印刷終了か否かを判断し(ステップS107)、未だ印刷が終了していない場合には(否定枝)、スタッカ61にスタックされた用紙Pがスタック限界枚数か否かを判断する(ステップS108)。スタック限界枚数に到達していない場合には印刷を継続し(否定枝)、スタック限界枚数に到達している場合には、これ以上スタッカ61に用紙Pを排出することはできないので、エラー終了する(例えば、ユーザにスタッカ61上の用紙を取り除くことを促す)。
図6はフロント給送装置3から用紙P(ハガキサイズ用紙)が全て給送され、記録が行われてスタッカ61上に全て排出された状態を示している。フロント給送装置3は上述の通り桁方向基準位置が80桁側に設定されていることから、排出される用紙Pは、図示する様にスタッカ61のスタック面61aにおいて80桁側に寄った位置でスタックされる。
そして図示する様に、リア給送装置2とフロント給送装置3は用紙を給送する際の桁方向基準位置が異なる様構成されている為、両給送装置から給送され、記録が行われてスタッカ61へ排出される用紙は、スタッカ61上において並列に積重されることとなる。従って複数の給送装置を備えた記録装置において、スタッカを増設することなく、1つのスタッカのスタック可能容量を増大させることが可能となる。
より具体的には、スタッカ61に排出されスタックされた用紙Pがカールした状態で積層され、高さ方向に大きくスペースを占有することとなっても、スタッカ61のスタック可能容量を増大させることができ、従ってユーザは、頻繁にスタックされた用紙を取り出す煩わしさから解放される。また、スタック可能容量を増大させる為に高さ方向のスペースを大きく確保する必要もないので、装置の大型化を防止できる。
尚、以上説明した実施形態では、スタッカ61におけるスタック面61aの横幅寸法がハガキサイズの2倍以上あり、両給送装置から給送され、スタッカ61に向けて排出される用紙がハガキサイズ以下である場合に、スタッカ61上において並列に用紙を積重させることが可能となっているが、これに限られるものではなく、スタッカ61上に並列に積重される用紙の横幅寸法の和が、スタッカ61におけるスタック面61aの横幅寸法を超えなければ、本発明の作用効果を得ることが可能となる。
以上の通り、複数の給送装置を備え、当該複数の給送装置を構成する第1の給送装置(リア給送装置2)から給送され、記録が行われてスタッカ61へ排出される第1の被記録媒体(用紙P)と、前記複数の給送装置を構成する第2の給送装置(フロント給送装置3)から給送され、記録が行われてスタッカ61へ排出される第2の被記録媒体(用紙P)と、の幅方向寸法の和が、スタッカ61における用紙スタック面61aの幅方向寸法以下であり、そして第1の被記録媒体と第2の被記録媒体とがスタッカ61上において互いに重ならず並列に積重される様に、第1の給送装置(リア給送装置2)と第2の給送装置(フロント給送装置3)との間で被記録媒体を給送する際の桁方向基準位置が異なる様構成されていることから、スタッカを増設することなく、1つのスタッカのスタック可能容量を増大させることが可能となる。
ところで、上記実施例では、先ず最初にリア給送装置2から用紙を給送し、スタック限界枚数に達すると、フロント給送装置3に切り換える様にしているが、両給送装置から用紙を同時に給送し、図7に示す様に給送した用紙を記録ヘッド48の走査領域に並列に配置し、そして当該並列に配置した用紙に同時に記録を実行することもできる。
図9はこの様な給紙方法(記録動作)の内容を示すフローチャートであり、プリンタ1の制御部(図示せず)は、先ず最初に用紙サイズ(幅寸法)がハガキサイズか否かを判断する(ステップS201)。用紙サイズがハガキ以下の場合には(肯定枝)、リア給送装置2からの用紙給送と、フロント給送装置3からの用紙給送とを同時に実行する(ステップS202、203)。
これにより、2枚の用紙が並列して頭出しされ、記録ヘッド48の走査領域に並列に配置された状態となるので(図7の状態)、以降、キャリッジ46の1回の主走査で2枚の用紙P、Pの双方に印刷を実行し、2枚の用紙P、Pの紙送りを同時に実行し、を繰り返して用紙P、Pへの印刷を完了させる(ステップS204)。そして、印刷終了(1印刷ジョブ終了)か否かを判断し(ステップS205)、未だ印刷が終了していない場合には(否定枝)、スタッカ61にスタックされた用紙P、Pがスタック限界枚数(スタック可能枚数)に達したか否かを判断する(ステップS206)。
そして、スタック限界枚数に到達していない場合には印刷を継続し(ステップS206の否定枝)、スタック限界枚数に到達している場合には、これ以上スタッカ61に用紙P、Pを排出することはできないので、エラー終了する(例えば、ユーザにスタッカ61上の用紙を取り除くことを促す)。
一方、ステップS201においてハガキサイズ以上と判断された場合には(ステップS201)、プリンタドライバによって指定された給送装置から1枚給送し(ステップS207)、そして1ページ印刷が行われた後(ステップS208)、印刷終了か否かを判断し(ステップS209)、未だ印刷が終了していない場合には(否定枝)、スタッカ61にスタックされた用紙がスタック限界枚数か否かを判断する(ステップS210)。スタック限界枚数に到達していない場合には印刷を継続し(否定枝)、スタック限界枚数に到達している場合には、これ以上スタッカ61に用紙P、Pを排出することはできないので、エラー終了する(例えば、ユーザにスタッカ61上の用紙を取り除くことを促す)。
以上の通り、複数の給送装置から用紙を給送し、給送した用紙を並列に配置し、当該並列に配置した用紙に同時に記録を実行するので、記録スループットの向上を図ることができる。また、複数の給送装置が同時に駆動可能であり、当該複数の給送装置から用紙を同時に給送するので、記録スループットをより一層向上させることができる。
以上説明した実施形態では、2つの給送装置を用いた例を説明したが、これに限られるものでなく、即ち複数の給送装置を備えるとともに、記録手段へと用紙を給送した際に、前記複数の給送装置から給送される用紙が互いに桁方向(用紙幅方向)で重ならないように構成することで、本発明の作用効果が得られることになる。尚この場合、全ての給送装置の間で桁方向基準位置を異ならせる必要は無く、少なくとも2つの給送装置の間で桁方向基準位置が異なり、スタッカに排出された際に用紙幅方向で互いに重ならない様に構成されていれば、本発明の作用効果を得ることができる。
本発明に係るプリンタの装置本体の斜視図。 本発明に係るプリンタの側断面概略図。 リア給送装置及びフロント給送装置の要部構成要素の斜視図。 リア給送装置及びフロント給送装置の要部構成要素の斜視図。 リア給送装置及びフロント給送装置の要部構成要素の斜視図。 リア給送装置及びフロント給送装置の要部構成要素の斜視図。 リア給送装置及びフロント給送装置の要部構成要素の斜視図。 給送動作の内容を示すフローチャート。 給送動作の内容を示すフローチャート。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 リア給送装置、3 フロント給送装置、4 記録手段、5 搬送手段、6 排出手段、10 フレーム、11 給送ローラ、12 ホッパ、13 分離ローラ、16 固定エッジガイド、17 可動エッジガイド、24 ペーパーサポート、25 給紙カセット、26 ピックアップローラ、28 給送ローラ、29 分離ローラ、30 アシストローラ、31 用紙戻しレバー、40 ガイドローラ、41 搬送駆動ローラ、42 搬送従動ローラ、43 紙案内上、44 紙案内後、45 紙案内前、46 キャリッジ、47 キャリッジガイド軸、48 記録ヘッド、54 排紙フレームAssy、55 排出駆動ローラ、56 排出従動ローラ、57 補助ローラ、60 スタック手段、61 スタッカ、P、P 記録用紙

Claims (8)

  1. 第1の給送位置から被記録媒体を給送する第1の給送経路を備える第1の給送装置と、
    前記第1の給送位置と異なる第2の給送位置から被記録媒体を給送する第2の給送経路を備える第2の給送装置と、
    前記第1の給送装置及び前記第2の給送装置によって給送された被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段によって記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、
    前記第1の給送装置から給送され前記排出手段によって排出される被記録媒体と前記第2の給送装置から給送され前記排出手段によって排出される被記録媒体とが互いに重ならず並列に積重される様にスタックするスタッカと、
    前記第1及び前記第2の給送装置のそれぞれから給送された被記録媒体の枚数をカウント可能であるとともに、前記第1及び前記第2の給送装置を制御する制御部と、を備え、
    前記第1の給送装置と前記第2の給送装置との間で、被記録媒体を給送する際の該被記録媒体の幅方向基準位置が異なる様構成されており、
    前記制御部は、前記第1の給送装置から給送され、記録が実行されて前記排出手段によって前記スタッカ上に排出された被記録媒体の枚数が、記録ジョブが終了する前に所定枚数に達した際に、前記第1の給送装置から給送される被記録媒体の幅方向寸法と、前記第2の給送装置から給送される被記録媒体の幅方向寸法と、の和が、前記スタッカにおける被記録媒体スタック面の幅方向寸法を超えなければ、給送装置を前記第2の給送装置に切り換えて、当該第2の給送装置から被記録媒体を給送し、給送された被記録媒体に前記記録手段によって記録を実行し、記録の実行された被記録媒体を前記排出手段によって前記スタッカに排出する、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記制御部は、前記被記録媒体の幅方向寸法の和が前記被記録媒体スタック面の幅方向寸法を超えるとき、
    または、給送装置を前記第2の給送装置に切り換えた後に、記録ジョブが終了する前に前記スタッカ上に排出された被記録媒体が所定枚数に達した際に、エラー終了する、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 第1の給送位置から被記録媒体を給送する第1の給送経路を備える第1の給送装置と、
    前記第1の給送位置と異なる第2の給送位置から被記録媒体を給送する第2の給送経路を備える第2の給送装置と、
    前記第1の給送装置及び前記第2の給送装置によって給送された被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段によって記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、
    前記第1の給送装置から給送され前記排出手段によって排出される被記録媒体と前記第2の給送装置から給送され前記排出手段によって排出される被記録媒体とが互いに重ならず並列に積重される様にスタックするスタッカと、
    前記第1及び前記第2の給送装置のそれぞれから給送された被記録媒体の枚数をカウント可能であるとともに、前記第1及び前記第2の給送装置を制御する制御部と、を備え、
    前記第1の給送装置と前記第2の給送装置との間で、被記録媒体を給送する際の該被記録媒体の幅方向基準位置が異なる様構成されており、
    前記制御部は、前記第1の給送装置から給送される被記録媒体の幅方向寸法と、前記第2の給送装置から給送される被記録媒体の幅方向寸法と、の和が、前記スタッカにおける被記録媒体スタック面の幅方向寸法を超えなければ、
    前記第1の給送装置と前記第2の給送装置から被記録媒体を給送することにより、前記記録手段による記録領域に複数枚の被記録媒体を並列に配置した上で、当該複数枚の被記録媒体に対して記録を実行し、前記排出手段によって前記スタッカ上に排出し、
    前記被記録媒体の幅方向寸法の和が前記スタック面の幅方向寸法を超える場合には、前記第1または第2の給送装置から被記録媒体を給送し、記録を実行し、前記排出手段によって前記スタッカ上に排出する、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項3に記載の記録装置において、前記制御部は、記録ジョブが終了する前に前記スタッカ上に排出された被記録媒体が所定枚数に達した際に、エラー終了する、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項3または4に記載の記録装置において、並列に配置すべき被記録媒体を給送する前記第1及び前記第2の給送装置を同時に駆動可能であり、当該第1及び前記第2の給送装置から被記録媒体を同時に給送可能であることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置において、前記第1及び前記第2の給送装置が、前記記録装置の後部において被記録媒体を傾斜状態にセットする様構成された第1の給送装置と、
    前記記録装置の底部において被記録媒体を略水平状態にセットする様構成された第2の給送装置と、によって構成されていることを特徴とする記録装置。
  7. 第1の給送位置から被記録媒体を給送する第1の給送経路を備える第1の給送装置と、
    前記第1の給送位置と異なる第2の給送位置から被記録媒体を給送する第2の給送経路を備える第2の給送装置と、
    前記第1の給送装置及び前記第2の給送装置によって給送された被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段によって記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、
    前記第1の給送装置から給送され前記排出手段によって排出される被記録媒体と前記第2の給送装置から給送され前記排出手段によって排出される被記録媒体とが互いに重ならず並列に積重される様にスタックするスタッカと、
    前記第1及び前記第2の給送装置のそれぞれから給送された被記録媒体の枚数をカウン
    ト可能であるとともに、前記第1及び前記第2の給送装置を制御する制御部と、を備えた録装置における記録方法であって、
    前記第1の給送装置と前記第2の給送装置との間で、被記録媒体を給送する際の該被記録媒体の幅方向基準位置が異なる様構成されており、
    前記第1の給送装置から給送され、記録が実行されて前記排出手段によって前記スタッカ上に排出された被記録媒体の枚数が、記録ジョブが終了する前に所定枚数に達した際に、前記第1の給送装置から給送される被記録媒体の幅方向寸法と、前記第2の給送装置から給送される被記録媒体の幅方向寸法と、の和が、前記スタッカにおける被記録媒体スタック面の幅方向寸法を超えなければ、給送装置を前記第2の給送装置に切り換えて、当該第2の給送装置から被記録媒体を給送し、給送された被記録媒体に前記記録手段によって記録を実行し、記録の実行された被記録媒体を前記排出手段によって前記スタッカに排出する、
    ことを特徴とする記録方法。
  8. 第1の給送位置から被記録媒体を給送する第1の給送経路を備える第1の給送装置と、
    前記第1の給送位置と異なる第2の給送位置から被記録媒体を給送する第2の給送経路を備える第2の給送装置と、
    前記第1の給送装置及び前記第2の給送装置によって給送された被記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段によって記録の行われた被記録媒体を排出する排出手段と、
    前記第1の給送装置から給送され前記排出手段によって排出される被記録媒体と前記第2の給送装置から給送され前記排出手段によって排出される被記録媒体とが互いに重ならず並列に積重される様にスタックするスタッカと、
    前記第1及び前記第2の給送装置のそれぞれから給送された被記録媒体の枚数をカウント可能であるとともに、前記第1及び前記第2の給送装置を制御する制御部と、を備えた記録装置における記録方法であって、
    前記第1の給送装置と前記第2の給送装置との間で、被記録媒体を給送する際の該被記録媒体の幅方向基準位置が異なる様構成されており、
    前記第1の給送装置から給送される被記録媒体の幅方向寸法と、前記第2の給送装置から給送される被記録媒体の幅方向寸法と、の和が、前記スタッカにおける被記録媒体スタック面の幅方向寸法を超えなければ、
    前記第1の給送装置と前記第2の給送装置から被記録媒体を給送することにより、前記記録手段による記録領域に複数枚の被記録媒体を並列に配置した上で、当該複数枚の被記録媒体に対して記録を実行し、前記排出手段によって前記スタッカ上に排出し、
    前記被記録媒体の幅方向寸法の和が前記スタック面の幅方向寸法を超える場合には、前記第1または第2の給送装置から被記録媒体を給送し、記録を実行し、前記排出手段によって前記スタッカ上に排出する、
    ことを特徴とする記録方法。
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